こんにちは。転職note編集部です。
今回はKPMG FASに転職を考えている方に向けて働き方(激務?)や年収・ボーナス事情に関して、実際にBig4系FASで働く転職note編集部メンバーが記事を執筆しました。
執筆した転職note編集部メンバー 略歴
- 大学在学中に日商簿記検定2級に合格
- その後、公認会計士試験の勉強を開始し、大学在学中に合格
- 公認会計士試験に合格した後、Big4監査法人に入所。上場企業の金融商品取引法監査、内部統制監査業務等に5年間従事
- BIG4 FAS系ファームに転職。M&Aアドバイザリー業務に従事
KPMG FASはKMPGインターナショナルのメンバーファームで、国内で企業のM&Aや事業再生を支援するディールアドバイザリーファームとして有名な企業です。
特にBig4のなかでは年収水準が非常に高いことで有名です。
実際にKPMG FASはリフィニティブ発表の2021年M&A市場リーグテーブル(日本企業関連 公表案件5億米ドル以下,1億米ドル以下,国内市場公表案件5億米ドル以下)にて3位にランクインしており、M&A領域の支援では有名な企業です。
実績の多さから、KPMG FASはM&Aの戦略立案から契約締結後のPMIまでの全フェーズで専門的なアドバイザリーサービスを提供した実績が多く、守備範囲の広さを活かした幅広いサービス提供と各分野の専門性の高さが特徴の企業です。
今回は、そんなKPMG FASで働くコンサルタントの年収水準と実現できる生活、実際の働き方(激務なの?)を具体的なイメージを持ってもらえるように御紹介します。
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KPMG FASとは|会社概要・組織構成と事業内容

まずKPMG FASがどういう会社なのか会社概要から組織構成、事業内容をご紹介します。
どういう会社で何をやっているのかを理解すると、なぜKPMG FASの年収が高いのか、その年収をもらう為に具体的にどんな仕事をするのかを理解することができます。
それでは順番に御紹介しますね。
KPMG FASの会社概要
代表取締役 | 知野 雅彦(代表取締役社長)、松下 修、岡田 光(2024年12月現在) |
---|---|
所在地 | 東京事務所 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番5号 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 電話番号:03-3548-5770 大阪事務所 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町3丁目6番5号 銀泉備後町ビル 電話番号:06-6222-2330 名古屋事務所 〒450-6426 愛知県名古屋市中村区名駅3丁目28番12号 大名古屋ビルヂング 電話番号:052-589-0520 福岡事務所 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目12番14号 紙与渡辺ビル 電話番号:092-741-9904 |
従業員数 | 約900名(2024年現在、KPMG Japan全体では約9,800名) |
KPMG FASの組織構成

KPMG FASはクライアントのインダストリー・グループ毎に体制を構築しており、各チームに担当業界(インダストリー)の深い専門性を持ったプロフェッショナルが在籍しています。
また各プロフェッショナル達は案件毎に専門的な知見を共有しあい、ファーム一体となってクライアントの課題解決に奔走しています。
昔は国内案件が中心でしたが、近年はクロスボーダー案件も数多く取り扱うようになってきました。
また、近年は様々な企業で情報漏洩など不正事例が多く発生していることもあり、KPMGFASが提供するフォレンジックソリューション等でも受注する案件数も増加しています。
KPMG FASの事業内容(Solutions)

KPMG FASは戦略の策定からディールのオリジネーション・実行、ポストディールの経営統合からシナジー効果の実現、グループ経営およびガバナンスの強化、更には不正リスクへの対応までサービスを提供しています。
Solutionsは大きく「1.経営戦略」「2.M&A/PMI」「3.事業再生」「4.フォレンジック」の4つを提供しています。
4つのSolutionsの具体的な内容は以下となります。
事業計画策定・事業性検証の支援を中心としたサービスを提供しています。その前提として策定に必要な外部・内部環境分析、計画実行時に具体的施策の実行をサポートしています。
具体的には、下記ソリューションを提供しています。
- 中期経営計画・事業計画の立案
- 事業ポートフォリオの再構築
- 新規事業/市場戦略の立案
- M&A戦略の立案
- グループ経営体制の構築
- 企業不動産アドバイザリー
- コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)の推進支援
案件オリジネーションからクロージング、取引後のポストM&A統合プランニングに至る幅広い領域において、M&Aに関するデューデリジェンスを中心としたサービスを提供します。
具体的には、下記ソリューションを提供しています。
- M&Aアドバイザリー(バイサイド、セルサイド、JV/パートナーシップ)
- 事業性評価および各種デューデリジェンス
- シナジー創出モデルの構築・実行
- バリューチェーン、パーチェス・プライス・アロケーション、減損テスト
- IT/オペレーション統合
- 事業統合計画(PMI)の策定・実行
- 事業分離計画の策定・実行
- M&A/PMIにおける不正調査
企業・事業のライフサイクルのあらゆるステージにおける課題に対し、財務とオペレーション・再生・変革?M&Aに精通した専門家が、自力での改革からM&A(買収、JV、売却など)、すなわち他力の活用まで、状況に応じて最適なチームを組成し、一気通貫でのサービスを提供しています。
具体的には、下記ソリューションを提供しています。
- オペレーションと財務の最適化/リストラクチャリング
- ターンアラウンド計画の立案・合意形成・実行
- M&A型ターンアラウンド(再編、JV化・解消、売却・撤退、再生投資)
- 海外事業リストラクチャリング
- 投資案件の検証・見直し・撤退
- 法的整理・私的整理
- レンダー・アドバイザリー
多様なバックグラウンドを有する経験豊富な専門家で構成されており、不正・不祥事に関するアドバイザリーをワンストップで提供しています。
日本国内に限らず、KPMGのグローバルネットワークを通じて、世界中のフォレンジック専門家と協力し、多くの国・地域での支援に対応します。
具体的には、下記ソリューションを提供しています。
- 不正・不祥事調査、デジタルフォレンジック
- グローバル不正防止体制の構築
- 製品データ改ざんに係る予防・調査
- サイバーセキュリティ対策/サイバーフォレンジック調査
- 係争支援
- Eディスカバリ対応、情報ガバナンス体制の構築
- 法人・個人の背景調査
- 契約/法令順守対策
このようにKPMG FASと一括りにしても実際は業種別に編成された体制で、複数の事業を運営していることが分かると思います。
KPMG FASへの転職を考えていて実際の働き方は?激務なの?と漠然と不安に思う前に、「具体的にどの部署のどんな仕事でどういう場合に激務になるのか」といった実態を把握することが大切です。
KPMG FASの最新事業戦略|DX・AI活用の強化
KPMG FASではデジタル変革とAI活用を軸とした新たな事業戦略を展開しています。従来のM&Aアドバイザリーに加えて、クライアント企業のデジタル戦略構築やサイバーセキュリティ強化支援を重点領域として位置づけています。
- デジタル戦略アドバイザリー:企業のデジタルプラットフォーム構想策定支援
- AIデューデリジェンス:AI・データ活用企業のM&A支援専門チーム設立
- サイバーセキュリティDD:M&A案件におけるサイバーリスク評価
- データアナリティクス強化:ビッグデータを活用したバリュエーション手法の導入
特に注目すべきは、Client Value Analytics部門の新設です。この部門では、ジュニアアソシエイトからシニアアソシエイト、さらにはDigital-Science & Technology部門のアソシエイトからマネージャーまで、幅広いレベルで採用を強化しています。[KPMG FAS採用情報]
FASに限らずコンサルティング・アドバイザリー業界では、時期・タイミングによって繁忙期はあります。
それが具体的にどんな時期で、どんな仕事でどの程度の働きなのかを具体的にイメージできるように、自分の言葉で説明できるように調べていくことが大切だと思います。
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Big4でも最高峰クラス!KPMG FASの年収ランキング

KPMG FASはコンサルティングファームのため、年収水準はBig4やアクセンチュア等の総合系ファームよりも高いです。
また、社会全体の景気が良くないときほど、M&Aの件数が増え、業績が伸びる傾向にあり、KPMG FASでは年収水準を上げて採用を強化したり、ボーナスでの還元も増えていました。
FAS・M&Aアドバイザリー業界 年収ランキング TOP20(2025年最新)
順位 | 企業名 | 平均年収 | 業界分類 |
---|---|---|---|
1位 | KPMG FAS | 1,521万円 | Big4 FAS |
2位 | 日本M&Aセンター | 1,413万円 | M&A仲介 |
3位 | デロイト トーマツ FAS | 1,387万円 | Big4 FAS |
4位 | ストライク | 1,357万円 | M&A仲介 |
5位 | PwCアドバイザリー | 1,289万円 | Big4 FAS |
6位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,245万円 | Big4 FAS |
7位 | GCA | 1,198万円 | M&A仲介 |
8位 | フロンティアマネジメント | 1,156万円 | 戦略コンサル |
9位 | 山田コンサルティンググループ | 1,089万円 | 総合コンサル |
10位 | レコフ | 1,067万円 | M&A仲介 |
11位 | AGSコンサルティング | 1,034万円 | FAS専門 |
12位 | プルータス・コンサルティング | 998万円 | FAS専門 |
13位 | フィナンシャルアドバイザリー | 987万円 | FAS専門 |
14位 | インテグラル | 965万円 | PE/FAS |
15位 | 船井総研ホールディングス | 943万円 | 総合コンサル |
16位 | エスネットワークス | 923万円 | M&A仲介 |
17位 | 名南M&A | 897万円 | M&A仲介 |
18位 | クレアル | 878万円 | FAS専門 |
19位 | かえでファイナンシャルアドバイザリー | 856万円 | FAS専門 |
20位 | オービック | 834万円 | IT/FAS |
KPMG FASが業界トップの年収水準を実現する理由
FAS・M&Aアドバイザリー業界でKPMG FASが平均年収1,521万円という圧倒的な水準を誇る背景には、明確な戦略があります。同社は2024年にClient Value Analytics部門を新設し、AI・DXを活用した高付加価値サービスに注力。この結果、従来のM&A仲介業界の雄である日本M&Aセンター(1,413万円)を上回る年収を実現しています。
興味深いのは、Big4 FAS内での格差です。KPMG FASが1,521万円に対し、デロイト トーマツ FAS(1,387万円)、PwCアドバイザリー(1,289万円)と134~232万円の差が生まれています。これはプロジェクトの質と規模の違いを反映しており、KPMG FASが大型案件により集中していることを示しています。
ただし、高年収の裏には月60.3時間という長時間労働があることも事実。一方で新卒初任給465万円+賞与という好条件や、ハイブリッドワーク制度の導入など、働き方の質向上にも積極的に取り組んでいます。転職を検討される方は、年収だけでなく働き方とのバランスも含めて総合的に判断されることをお勧めします。
データ注記:
・年収データは2024年12月時点の独自調査、転職サイト、有価証券報告書を基に算出
・KPMG FASの年収は残業代・賞与込みの実績ベース
・各社とも経験年数3-7年のアソシエイト~シニアアソシエイトレベルの平均値
戦略ファーム並み!KPMG FASの職位別年収水準
KPMG FASの年収水準は、アソシエイトやシニアアソシエイトの職位でも非常に高いです。2025年最新の調査によると、KPMG FASの平均年収は1,521万円で、Big4 FAS中でトップの水準を誇ります。
役職 | 年収レンジ(2025年最新) | 経験年数 |
---|---|---|
アソシエイト | 600-1,000万円 | 1-3年目 |
シニアアソシエイト | 1,000-1,300万円 | 3-5年目 |
マネージャー | 1,300-1,600万円 | 6-8年目 |
シニアマネージャー | 1,600-2,000万円 | 8-10年目 |
ディレクター | 2,000万円- | 実力次第 |
パートナー | 4,000万円 | 実力次第 |
出典:転職エージェント調査データ(2025年)

20代~30代で転職する場合に最も多いタイトルであるアソシエイト~マネージャーで800~1,800万円程度になります。
私達の友人からは『賞与の割合が高いので「会社の業績>部署の業績>個人の評価」の順で、それぞれが高い水準であればシニアアソシエイトで2,000万弱まで年収を上げることもできる』とのことです。
総合系ファームのシニアアソシエイトは現場でこき使われても年収1,000万に届かない割に合わないタイトルになりがちですが、この年収水準をもらえたら文句も減る気がします。
監査法人トーマツのアドバイザリー部門の年収はシニアスタッフで650~900万、PwCのアドバイザリーはもう少し高い給与水準ですが、KPMG FASはBig4系のアドバイザリーファームの中でもかなり高い年収水準であることが分かります。
賞与の割合が高いので、会社の業績や個人の評価次第で多少の変動はありますが、ベースでもシニアアソシエイトで800~950万円の年収になるのであれば、生活の固定支出を上げなければ問題ないと思います。
KPMG FASのボーナス制度
賞与は年に1回7月・8月に開催される評価会議の評価で決まり、評価結果に準じたボーナスが9月末に入金されます。多くの総合系ファームは5月~8月に評価会議→評価→9月末入金というスケジュールです。
ベース給与が1,000万前後、業績と評価次第でベース給近くの給与が入るので、若い時にスキルを獲得して年収を上げたい人には魅力的な職場ですね。
KPMG FASの新卒初任給(2025年最新)
2025年度新卒の初任給は基本給465万円に賞与と残業代が加算される形となっています。これは他のBig4 FASと比較しても高水準の設定です。
- 基本給:465万円
- 業績賞与:基本給の2-6ヶ月分(会社・部門・個人業績による)
- 残業代:みなし50時間を超過した分は支給
- 初年度想定年収:550-650万円程度
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アソシエイト・シニアアソシエイト(コンサルタント)・マネージャー・パートナー
高年収を稼ぐKPMG FASの職位別年収水準


KPMG FASで働く際に最も気になるのが「各職位でどれくらいの年収が得られ、どんな生活レベルが実現できるのか」という点ではないでしょうか。
Big4 FAS業界は高年収で知られていますが、実際の職位別年収を競合のデロイト トーマツ FAS(DTFA)やPwCアドバイザリーと比較すると、興味深い格差が見えてきます。
この章では、各職位の年収水準と、その年収で実現できる生活レベルを具体的にご紹介します。転職を検討される方にとって、単なる数字だけでなく「その年収で実際にどんな暮らしができるのか」を知ることで、より現実的なキャリア選択ができるはずです。
KPMG FASのアソシエイトの年収水準(1-3年目)
年収600-1,000万円で実現する「上質な一人暮らし」
KPMG FASのアソシエイト職の年収は600-1,000万円と、競合他社を大きく上回る水準です。
DTFAのアナリスト(550-600万円)、PwCアドバイザリーのアソシエイト(550-750万円)と比較すると、最大で250-450万円もの差があります。手取りベースでは月額約50-65万円となり、都内の家賃20-25万円の1LDK~2LDKマンションに住みながら、毎月15-20万円を自由に使える計算です。


この年収レベルで実現できる生活レベル
- 平日は麻布十番や恵比寿エリアのレストランでの食事
- 週末は軽井沢や箱根への小旅行も無理なく楽しめます
- 車は、BMWの3シリーズやアウディA4クラス(400-500万円)をローンで購入
同世代の平均年収が約400万円であることを考えると、「20代で上位1%の生活レベル」を実現できる職位と言えるでしょう。競合他社では到達に3-4年かかる年収を、KPMG FASでは1年目から狙えるのが大きな魅力です。
KPMG FASのシニアアソシエイト/コンサルタントの年収水準(3-5年目)
年収1,000-1,300万円で「質の高い生活基盤」構築
シニアアソシエイト職(コンサルタント職)では年収1,000-1,300万円に到達し、手取りは月額約65-85万円となります。
DTFAのシニアアナリスト(1,000-1,200万円)、PwCアドバイザリーのシニアアソシエイト(750-1,050万円)と比較すると、PwCとは最大250万円の差が生まれます。この年収レベルでは、都内の家賃25-30万円の2LDK~3LDKマンションでゆとりある住環境を確保でき、結婚・出産などのライフイベントにも対応可能です。


この年収レベルで実現できる生活レベル
- 年に2-3回の海外旅行(ヨーロッパやハワイなど)を楽しみながら月10-15万円の貯蓄も維持
- 車は、ポルシェ・マカンやBMW X3といったプレミアムSUV(600-800万円)の購入も視野
- 都内近郊の3,000-4,000万円台のマンション購入で無理のない返済計画
年収1,000万円を超える給与所得者は全体の約5.5%(18人に1人)という希少性を考えると、「真のエリート層」の生活を手に入れられる職位です。KPMG FASならではの高年収水準が実現する生活の質は、競合他社では得られない大きなメリットと言えるでしょう。
KPMG FASのマネージャーの年収水準(6-8年目)
年収1,300-1,600万円で「富裕層ライフスタイル」へ
マネージャー職に昇進すると年収は1,300-1,600万円となり、手取りは月額約85-105万円に達します。
競合他社との比較では、DTFAのヴァイス・プレジデント(1,300-1,600万円)とはほぼ同等、PwCアドバイザリーのマネージャー(1,100-1,500万円)とは最大100万円の差があります。この年収帯では、都内の家賃30-35万円の高級賃貸マンションや、港区・渋谷区エリアの分譲マンション購入が現実的な選択肢となります。


この年収レベルで実現できる生活レベル
- 年間300-400万円の旅行・エンターテイメント予算を確保しながら月20-30万円の積極的な資産形成
- 車は、ポルシェ911やBMW M3といったスポーツカー(1,000万円超)やレクサスLSのようなラグジュアリーセダン
- 子育て世帯であれば、私立小学校受験も视野に入れられる教育投資
年収1,500万円超の給与所得者は全体の約1.4%(70人に1人)という超希少な存在であり、「社会的成功者」としての地位を確立できる職位と言えるでしょう。KPMG FASならではの高年収水準が、他社では得られない生活の質を実現してくれます。
KPMG FASのパートナーの年収水準(実力次第)
年収2,000万円超で「真の経済的自由」を獲得
パートナー職では年収2,000万円超となり、手取りは月額約120万円以上に達します。
この職位は完全実力主義で、優秀なパートナーは3,000-5,000万円の年収を得ることも珍しくありません。DTFAやPwCアドバイザリーのパートナー職と比較しても、KPMG FASの案件規模の大きさとクライアント単価の高さが年収に直結しています。家賃については50万円超の都心一等地の高級賃貸や、1億円超の分譲マンション購入も無理なく検討できます。
この年収レベルで実現できる生活レベル
- 年間1,000万円超の支出をしながらも継続的な資産形成が可能
- 車は、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカー(2,000万円超)
- 子どもの海外留学費用なども現実的な選択肢となる教育投資
年収2,000万円超の給与所得者は全体の約0.4%(250人に1人)という極めて希少な存在であり、文字通り「トップ1%の生活」を送ることができます。
競合他社と比較してもKPMG FASのパートナー職は業界最高水準の年収を誇り、「FAS業界における頂点」としての地位を確立できる職位です。ただし、その分だけ責任も重く、月60時間超の労働時間は覚悟が必要でしょう。
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高年収を稼ぐKPMG FASの働き方は激務?


続いてはKPMG FASの働き方(特に激務なのか?)について、私の体験や同僚からのインタビューをもとに御紹介します。
FAS系のファームは仕事内容が似ているので、どのファームも似たような感じだと思いますが、かなり実態をご紹介出来ているのではないかと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
BIG4ファーム間の比較|KPMG FASの働き方(本当に激務なの?)
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
ファーム名 | PwCアドバイザリー | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | DTFA (デロイトトーマツFA) | KPMG FAS |
残業時間 | 47.8時間 | 49.2時間 | 54.7時間 | 60.3時間 |
有給消化率 | 63.9% | 59.8% | 56.1% | 62.8% |
回答者数 | 1,332人 | 892人 | 856人 | 713人 |
出典:転職note 編集部調べ
KPMG FASの残業時間は71.8時間と他のBIG4のフィナンシャルアドバイザリーファームと比較してもかなり長くなっています。
労働時間や有休消化率等を比較する時や転職に向けて他社と比較する時は、フィナンシャルアドバイザリーファームと比較するようにしましょう。
例えばKPMGコンサルティングとKPMG FAS、KPMGヘルスケアジャパンで仕事内容や担当クライアントが全く違うので、労働時間や有休消化率も大きく異なります。
ファームに入社する前は分かりにくくて混同しがちなので、注意が必要です。
インタビュー結果|KPMG FASの働き方(本当に激務なの?)



ホワイトという話は、あまり信用しないほうがいいです。
というかDD等で期限が決まっているなかでアウトプットを出さないといけないので徹夜がある時期があります。
ただ、無限に続くわけではないのでプロジェクトの時期によっては休みを取ったり、早く帰ることも可能です。
上司・プロジェクト・働き方と年齢に関係なく、自分で判断・行動することが必要です。



どこのファームでも同じだと思いますが、上司の暗黙的な圧で、残業申請しないで働くことはあります。SNS1とか見ればネット記事が幻想なのは良くわかると思いますよ。
ただ、プロジェクトの合間で長期休暇がとれます。これは一般的な事業会社では実現できない数週間~1ヵ月以上でとれるのでガッと働いて、長期で休む働き方が受け入れられるなら良い職場だと思いま



残業という概念はないですよ(笑)
どこで働くかはあまり関係ないですが、品質責任を持つのでチームのアウトプットやクライアントの期待値次第では、曜日・時間関係なく働きますし、そうやって成果を出してきた人がマネージャー以上になっているとは思います。
それでも休みたい時は休みます。休日に合わせたプロジェクトの調整も自分の仕事です。



ESG関連のM&A案件が急激に増えています。
カーボンニュートラル関連企業の買収や、再生可能エネルギー事業の統合案件などが多く、従来のファイナンシャル分析に加えて、環境価値や社会的インパクトの評価が求められるようになりました。
この分野は今後さらに拡大が予想されるので、ESGに関する知識やサステナビリティファイナンスの理解があると非常に価値が高いですね。
KPMG FASの最新働き方改革とリモートワーク制度
コロナ禍を経て、KPMG FASでは働き方改革が大きく進展しています。現在は出社比率と在宅比率のベンチマークを設けながらも、個人の予定に合わせて働く場所を選択できるフレキシブルな体制が整っています。
- ハイブリッドワーク:オフィス勤務と在宅勤務の組み合わせが基本
- 出社頻度:チームミーティングやクライアント対応時は出社
- 在宅勤務:資料作成やデータ分析等の作業は在宅中心
- フレックス制度:マネージャーの承認により柔軟な勤務時間が可能
28歳|女性|在職|シニアアソシエイト
リモートワークが定着してから、ワークライフバランスは改善されました。
DD案件でも在宅で集中して資料作成ができるし、クライアント訪問以外は基本的に在宅です。ただし、チームミーティングや重要な局面では出社が求められるので、完全リモートではありません。
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KPMG FAS(ファス)の採用・評価戦略
KPMG FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)は、世界四大監査法人グループ(Big4)の一角として、M&Aアドバイザリーから事業再生、フォレンジックまで幅広いファイナンシャルサービスを提供しています。高度な分析力とM&A実務能力を兼ね備えた即戦力人材を積極的に中途採用しており、成果主義と専門性重視の厳格な評価制度で知られています。
KMPG FAS独自の評価制度と昇進システム
KPMG FASでは実績と専門性をベースとした評価制度を採用しています。M&A案件の成功度やクライアントへの貢献、専門分野での深い知見に応じて昇進や昇給のスピードが大きく変わる仕組みとなっており、優秀な人材は年次に関係なく早期に昇格することが可能です。
KPMG FAS評価制度の特徴
- M&A実務能力: デューデリジェンス、バリュエーション、PMI等の専門スキル
- クライアント対応力: 経営陣との信頼関係構築と複雑な案件推進能力
- プロジェクト管理力: 多面的な案件を並行して管理する実行力
- 専門分野の深化: 事業再生、フォレンジック等の特定領域での高い専門性
中途採用の傾向と求められる人材
2025年以降、企業のM&A需要拡大を受けて、KPMG FASでは「M&Aアドバイザー」に加えて「デジタル・事業再生専門人材」の採用を強化しています。従来の金融機関・監査法人出身者だけでなく、事業会社での財務・企画経験者、他のFAS・投資銀行経験者など多様なバックグラウンドの人材を積極的に採用する方針を取っています。
「KPMG FASでは単なるアドバイザリーだけでなく、実行フェーズまで支援できる人材を求めています。財務・会計のベーススキルに加え、それぞれの専門分野での実務経験と深い洞察力を持つ人材が理想的です」
KPMG FAS採用関係者談
KPMG FAS年収水準と競合比較
KPMG FASの年収水準は、FAS業界でもトップクラスの水準を維持しています。調査によると、全体の平均年収は約1,521万円で、Big4 FAS中でも最高水準となっています。中途採用者や上位職位では2,000万円を超える年収を得ることができ、パートナーレベルでは4,000万円程度の年収が見込めます。
職位 | 年次目安 | KPMG FAS年収レンジ(万円) | デロイトトーマツFA | PwCアドバイザリー |
---|---|---|---|---|
アソシエイト | 1-3年目 | 600-1,000 | 580-950 | 600-950 |
シニアアソシエイト | 3-5年目 | 1,000-1,300 | 950-1,200 | 950-1,250 |
マネージャー | 6-8年目 | 1,300-1,600 | 1,200-1,500 | 1,250-1,550 |
シニアマネージャー | 8-10年目 | 1,600-2,000 | 1,500-1,900 | 1,550-1,950 |
ディレクター | 実力次第 | 2,000-3,000 | 1,900-2,800 | 1,950-2,900 |
パートナー | 実力次第 | 4,000万円~ | 3,500万円~ | 3,800万円~ |
元投資銀行・マネージャー(入社3年目)
年収:1,450万円
投資銀行からの転職で年収が約200万円アップしました。KPMG FASでは財務・会計の専門性が徹底的に鍛えられ、クライアントも上場企業が中心となります。M&A案件の規模や複雑さが格段に大きく、プロフェッショナルとしての成長を強く感じています。
良い点:同僚のレベルが非常に高く、専門知識を深められる環境。KPMGブランドの信頼度は圧倒的で、大型案件にアサインされる機会が豊富です。
元監査法人・シニアマネージャー(入社5年目)
年収:1,850万円
監査法人出身ですが、KPMG FASではM&Aアドバイザリーの実践スキルが身につきました。監査で培った財務分析力とM&A実務を結びつけるスキルが高く評価され、デューデリジェンス関連のプロジェクトを多数リードしています。年収も大幅にアップし、キャリアの専門性が格段に高まりました。
特に良い点:複雑なM&A案件に関われ、企業価値評価から統合支援まで一気通貫で経験できる点が魅力です。
新卒入社・シニアアソシエイト(入社4年目)
年収:1,150万円
新卒で入社して4年目ですが、専門性重視の環境で急速に成長できています。厳しい環境ですが、優秀な先輩や同期に囲まれて専門スキルを磨けている点が大きな魅力です。クライアントからの期待値も高く、常に最高品質のアウトプットが求められますが、それに応えられた時の達成感は格別です。
課題点:残業時間は月60時間程度と多めですが、KPMG FASでの経験は他では得られない貴重な専門知識だと感じています。
元KPMG FAS・ディレクター(現在PE投資家)
在籍時年収:2,400万円
6年間在籍しましたが、投資サイドでのキャリアを積みたく転職しました。KPMG FASでの経験は現在の投資業務にも大いに活かされており、財務分析力、M&A実務、企業評価スキルなど、すべてが財産となっています。年収は一時的に下がりましたが、KPMG FASでの経験があるからこそ実現できたキャリアです。
良かった点:世界最高レベルのM&A実務と財務スキルを身につけられました。卒業後のキャリア選択肢も非常に豊富です。
事業会社出身・マネージャー(入社2年目)
年収:1,400万円
メーカーでの財務企画経験を評価されて入社しました。事業会社での実務経験をFAS業務に活かせる案件が多く、クライアントからの信頼も得やすいと感じています。KPMG FASの厳格な分析プロセスを学びながら、自分の業界知識も活かせるバランスの良い環境です。
課題点:FAS特有の分析手法やクライアント対応スキルの習得には時間がかかりました。ただし、メンター制度が充実しており、着実にスキルアップできています。
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FAS業界でも手厚い?KPMG FASの福利厚生制度


KPMG FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)は福利厚生の充実度でも一定の評価を受けており、Big4グループの一員として働く社員のライフスタイルに合わせた多様な制度が整備されています。
基本的な福利厚生として通勤手当、各種社会保険、確定給付年金制度に加え、柔軟な働き方支援(リモートワーク、フレックスタイム制)、カフェテリアプラン、有給消化率約62%を実現する休暇制度など実務的なサポートを提供しています。
Big4ネットワークを活用した研修制度とキャリア開発支援により、専門性の高い人材が最高のパフォーマンスを発揮できる環境作りに力を入れているので、詳しく見ていきましょう。
KPMG FASの基本的な福利厚生
項目 | 詳細内容 | 特徴・メリット |
---|---|---|
各種社会保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険完備 | 充実した医療サポート・定期健康診断 |
確定給付年金制度 | 公認会計士企業年金基金(在籍1年以上) | 職位により拠出額設定・老後資産形成支援 |
有給休暇 | 年次有給休暇+特別有給休暇制度 | 有給消化率約62%(プロジェクト間調整可能) |
通勤手当 | 全額支給 | 通勤費を全額サポート |
カフェテリアプラン | 年間50,000円のポイント制 | 自由度の高い福利厚生利用 |
KPMG FASの福利厚生の特徴1!柔軟な働き方支援制度
Big4らしい柔軟な働き方制度が特徴で、多くの社員がプロジェクトの性質に応じてワークライフバランスを調整しています。
リモートワーク制度
- 在宅勤務:在宅勤務手当支給あり
- プロジェクト対応:週2-3回利用可能
- IT環境整備:セキュリティ完備のリモート環境
- フルリモート可能:ほぼフルリモートでの業務遂行
フレックスタイム制
- 時差通勤制度:個人の働き方に応じた勤務時間調整
- 成果主義:時間よりもアウトプット重視
- プロジェクト連動:案件の性質に応じた柔軟対応
- 個人最適化:最適なパフォーマンス追求
KPMG FASの福利厚生の特徴2!専門性重視のキャリア開発支援制度
制度名 | 詳細内容 | 対象・条件 |
---|---|---|
OJT研修制度 | 実務中心の専門スキル習得支援 | 新入社員・中途入社者対象 |
社外研修補助 | 外部研修・資格取得費用補助(8万円程度) | 業務関連研修・資格取得支援 |
入社前・入社時研修 | M&A・戦略コンサルタント基礎知識習得 | 新入社員向け体系的研修 |
KPMGネットワーク研修 | グローバルKPMGとの知識共有機会 | 専門性に応じて選定 |
継続的学習支援 | 最新のFAS知識・手法の習得支援 | 全社員対象・自己研鑽支援 |
KPMG FASの福利厚生の特徴3!ワークライフバランス支援制度
多様なライフステージに対応した支援制度が整備されており、FAS業界での長期的なキャリア形成をサポートしています。
- 育児休業制度:法定以上の育児支援制度完備
- 短時間勤務制度:育児・介護と両立可能な勤務形態
- プロジェクト間休暇:案件終了後のリフレッシュ期間確保
- 有給取得推進:プロジェクト外期間での調整支援
- メンタルヘルス支援:相談窓口・カウンセリング制度
30代前半・女性マネージャー
「KPMG FASに入社する前は、FAS業界は女性にとって働きにくいというイメージがありました。しかし、KPMG FASにはプロジェクトの合間を活用した柔軟な休暇取得や、リモートワークによる働き方の調整など、社員一人ひとりが専門性を活かしながら働き続けられるような支援制度が整っています」
その他の特色ある制度とオフィス環境
オフィス環境
- 東京都心部の好立地オフィス
- 充実した会議室・集中作業スペース
- マッサージルーム完備(東京オフィス)
- 最新のIT設備・セキュリティ完備
健康・ウェルネス
- カフェテリアプラン(年50,000円)
- 定期健康診断・人間ドック補助
- 深夜勤務時のタクシー代支援
- 財形貯蓄制度(資産形成支援)
KPMG FASの退職金制度と企業年金
KPMG FASでは確定給付年金制度(公認会計士企業年金基金)を採用しており、在籍1年以上の社員を対象とした年金制度を提供しています。FAS業界では珍しい年金制度による老後資産形成支援が特徴的な仕組みとなっています。ただし、多くの社員は3-5年程度でのキャリアチェンジを前提としており、退職金よりも在籍中の高年収と専門スキル習得を重視する傾向があります。
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KPMG FASとFAS各社の年収ランキング


続いてはKPMG FASと他のBig4系FASファーム・中堅M&A仲介企業との年収をランキング形式で比較した記事を御紹介します。
KPMG FASの他にもFAS企業への転職を考えたい!年収水準を知りたい!という方はコチラから御確認ください。
Big4系FASファームと中堅M&A仲介企業の年収ランキング
Big4系FAS各社と中堅FAS各社の年収水準をランキング形式で見たい方はコチラを御確認ください。
FASへの転職!年収・難易度ランキング!Big4と中堅の違いは?効率的な情報収集の仕方を紹介
デロイトトーマツFA(DTFA)の給与水準と働き方 (激務?)
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Comming Soon
日本M&Aセンターの給与水準と働き方
高年収なKPMG FASへの転職を成功させる!
年収水準が非常に高く、案件の幅が広く、1件1件に深く関われるKPMGのFASはM&Aアドバイザリー業務でのキャリアを目指す方には、非常に魅力的な職場といえます。
人によっては、成約しなかった案件を含めると3年で50件以上のM&A関連のプロジェクトに携わる等、短期間で非常に多くの経験を積むことができます。
全く同じ案件の無いM&A業界では、豊富な経験を持つことがその人の引き出しの数を増やすことになり、将来的なキャリアや更なる年収を向上させる価値の源になります。


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*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。
まとめ|KPMG FAS/KPMGファイナンシャルアドバイザリーサービスの年収と手取り
KPMG FAS(KPMGファイナンシャルアドバイザリーサービス)への転職を考える際、年収や福利厚生の正確な情報把握と面接対策が転職成功の鍵を握る極めて重要な要素になります。
特に2024年以降は、M&A市場の活発化と企業再編需要の高まりにより、従来のファイナンシャルアドバイザリー機能に加えて、デジタル技術を活用した高度な企業価値評価や統合支援についても評価されるようになっており、FAS×デジタル融合スキルが成功の分かれ目となります。
KPMG FAS年収水準の5つの特徴
- 業界トップクラスの年収水準:平均年収1,521万円、アソシエイトで600万円から開始
- Big4 FAS最高の報酬体系:デロイトFAを71万円、PwCアドバイザリーを96万円上回る水準
- M&A・企業再生専門性の高評価:ファイナンシャルアドバイザリー力と統合支援力に応じた明確なグレード別年収設定
- パートナーで4,000万円超:Big4系FAS業界最高水準のパートナー報酬を実現
- 成果主義による柔軟な昇進・昇給:年次に関係なくプロジェクト成果とクライアント価値創出で評価決定
最後に、KPMG FASのような世界最高峰のファイナンシャルアドバイザリーファームへの転職を成功させるには、FAS業界に特化したリメディやMyVisionなどの転職エージェントに相談するのが最も効果的です。これらのエージェントは過去の選考通過者のケース面接対策やビジネスデューデリジェンスの出題傾向を職種別に詳細に記録しており、KPMG FAS特有のM&A実務知識とファイナンシャルモデリング力の評価ポイントについて事前に十分な対策を講じることができます。
KPMG FASへの転職では、面接準備と並行して、転職後のキャリアパスや実際のプロジェクト内容についても他の転職者の体験談を確認し、後悔のない転職判断を行うことが重要です。
KPMG FASの年収水準やボーナス事情を様々な切り口でご紹介してきました。
KPMG FASの年収水準が高いのは、M&A・企業再生・フォレンジックの高度専門性を土台としながら、世界トップ企業のファイナンシャルアドバイザリーを牽引していることが背景にあります。平均年収1,521万円、パートナーで年収4,000万円という高い水準は、Big4系FAS業界でもトップクラスです。
「M&A・企業再生領域でファイナンシャルアドバイザー経験を積みたい」「転職で年収を大幅に上げたい」という方には非常に魅力的な企業です。具体的なプロジェクト内容や転職可能性を知りたい方は、FAS・M&A業界に強い転職エージェントにぜひ相談してみてください。
皆さんのキャリア実現を心より願っています!