こんにちは、転職note 編集部です。
今回は世界的にも有名な戦略系コンサルティングファームとして長い歴史と豊富な実績を持つボストンコンサルティンググループの特徴と強み/弱みをご紹介します。
まず「BCGとは何か?」を知らない方にもわかりやすいように、グローバルにおけるBCGとは、そして「日本におけるBCGの歴史」そして「ボストンコンサルティンググループの強みと弱み」まで、1つずつご紹介します。
またボストンコンサルティンググループのプロジェクト事例(ケース事例)をもとに実際の仕事内容を御紹介します。実際に転職された方の転職体験談から「BCGで出会ったすごい上司」や「ものすごい成長実感」を語っていただきました。
デジタル領域を含めて、積極的な採用をすすめ組織拡大を続けるBCGの特徴を強みと弱みも含めて、分かりやすく御紹介したいとおもいます。ぜひ最後まで御確認くださいね!
本記事で得られる情報・解決する悩み
- ボストンコンサルティンググループの特徴は?
- ボストンコンサルティンググループの強み/弱みは?
- ボストンコンサルティンググループの仕事内容や年収は?
- BCGに転職した人の転職体験談と出会った「すごい上司」
- ボストンコンサルティンググループに転職するのに最適な相談相手は?
本記事では、ボストンコンサルティンググループの特徴・強み/弱みをもとに中途採用の転職に向けた対策方法をご紹介していきます。今回は、実際にBCGで働いたことのあるコンサルタントの方へのインタビューを行い、私達転職note編集部の実体験を交えてご紹介していきます。
ボストンコンサルティンググループでのキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
ボストンコンサルティンググループへの転職
アクシスコンサルティングに相談!
BCGを始め多くのコンサルティングファームでは、一昔前よりも多くの人数を採用しています。近年ではデジタル領域にも注力して、様々な職種で人材を採用し、も組織拡大を目指しています。
一方で、各ファームの採用数の増加に合わせて、世の中にコンサルティングファームに関する情報が増えましたが、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。その為、ファームに入社後、仕事内容やイメージにミスマッチを感じてしまう方がいらっしゃるのも事実です。
BCGを含めた戦略系コンサルティングファームへの転職では最初にファーム・部署・仕事内容を詳しく理解した業界のプロフェッショナルにサポートしてもらうことが大切です。
アクシスコンサルティングは、ボストンコンサルティンググループをはじめコンサルティング業界への転職を20年以上にわたって支援してきた実績があります。
各ファームで求められるスキルや経験を熟知しており、ケース面接を含めた選考突破方法は、他の転職エージェントよりも長い年月をかけて積み重ねてきたノウハウがあります。
さらに転職後もBCGで入るべきケースや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が多く、”親身”を有言実行してくれます)
BCGを始めコンサルティングファームでのキャリアを考えてるけど「活躍できるか心配」「自分のキャリアを真剣に考えたい」という方は、全部無料でサポートしてくれるので気軽に相談してみてください。
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
ボストンコンサルティンググループとは
BCGの会社概要と歴史

まずはグローバルにおける「BCGとは」を御紹介します。ボストンコンサルティンググループは、1963年にブルース・ヘンダーソンやジェイムズ・アベグレンらによって設立された、アメリカ合衆国に本社を置くコンサルティングファームです。
早くから日本市場での展開を始めたため、日本のコンサルティング業界が今日に至るまでの礎となったと言われています。
そんなBCGの歴史と共に、現在のボストンコンサルティンググループの姿を御紹介しますね!
ボストンコンサルティンググループとは
BCGとは

商号 | ボストン コンサルティング グループ |
英文商号 | Boston Consulting Group(略称 BCG) |
設立年月日 | 1963年 |
従業員数 | 3万人(世界) 1,010人(日本) |
売上高 | $11.7B(2022年,世界) 8,927憶円(2018年,日本) |
営業内容 | 戦略コンサルティング |
出典:BCG HP about us
BCGは、戦略コンサルティングのパイオニアとして1963年に創設されました。BCGは、クライアントとの緊密な協働を通じてすべてのステークホルダーに利益をもたらすことをめざす変革アプローチにより、組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししています。
BCGのグローバルで多様性に富むチームは、可能性を解き放ち、変革を実現することに情熱を傾けています。最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能により統合されたソリューションを提供しています。
ハーバード・ビジネス・スクールのベーカー・スカラー(成績上位5%の学生に与えられるタイトル)の日本人受賞者は現在7人の内4人はBCG関係者であり(堀紘一、名和高司、御立尚資、岩瀬大輔の4人)、天才秀才が数多く所属していました。
BCGは「世界で最も権威あるコンサルティングファーム(2023年)」に米Vault社の調査で第2位となっており、世界的に有名なコンサルティングファームとして今日も確たる地位を築いています。
名だたるコンサルティングファームのなかで、これだけ長い間にわたり世界でも日本でも戦略コンサルティングファームとしての実績を積み重ねてきたBCGの歴史を御紹介します。
BCG日本法人の歴史
ボストンコンサルティンググループは、アメリカ合衆国に本社を置くコンサルティングファームで、1966年に米ボストンに次ぐ世界2番目の拠点として日本法人を東京に開設しました。
「Unlock the potential of those who advance the world」というパーパスへのゆるぎないコミットメントを持ち続けてきた歴史あるコンサルティングファームです。
- 1963年|ブルース・ヘンダーソンによってボストン・セーフ・デポジット・トラスト銀行のコンサルティング部門として設立
- 1966年|ジョン・クラークソンが「経験曲線」を開発
- 1966年|世界2番目の拠点を日本の東京に開設
- 1968年|リチャード・ロックリッジが「PPM成長・シェア・マトリックス」を開発
- 1977年|BCG内のリサーチ部門として「Business Data Analysts」を設立
- 1988年|中国で大規模案件を受注
- 1989年|堀紘一氏が日本法人の代表取締役社長に就任
- 1990年|オーストラリアのコンサルティングファーム「Pappas, Carter, Evans&Koop」を買収
- 1993年|カナダのコンサルティングファーム「the Canada Consulting Group」を買収
- 2000年|Goldman Sachsと提携し、スタートアップの育成を開始
- 2013年|中国市場での戦略構築に特化した「BCG China Academy」を設立
- 2022年|世界に100以上のオフィス30,000人以上のスタッフを抱える
Unlock the potential of those who advance the world
ボストンコンサルティンググループとは

ボストンコンサルティンググループの日本法人を語るには、1989年に同社日本法人の代表取締役社長に就任した堀紘一氏について御紹介したいと思います。堀氏の有名な逸話や当時のBCGを振り返った後、現在の日本共同代表である内田 有希昌氏の展望やデジタル領域注力の背景・目的について御紹介します。
まず日本法人の元代表取締役社長を務められていた堀紘一氏ですが、堀氏がBCGに入社したのは1981年で、日本国内ではまだBCGだけでなく、「コンサルティング」の知名度がほとんどない時代でした。そんな堀さんの知名度を一気に高めた逸話として有名なのが「ホンダ」で担った”HY戦争”です。
当時、ホンダはオートバイ市場でヤマハと熾烈なシェア争いを繰り広げていました。それまで優勢を保っていたホンダでしたが、ヤマハにシェアを抜かれて当時のホンダ 河島社長が堀氏を呼び出し、ヤマハ逆転の指示を出します。
堀氏はこの無理難題に立ち向かい、様々な施策を駆使してヤマハに対する戦いをしかけていきます。そして堀氏の施策が功を奏し、ヤマハはホンダに全面降伏し、ホンダが苛烈なHY戦争に勝利します。これをきっかけに堀氏は「相当のやりてらしいぞ」と噂が広まります。
その後、1989年にBCGの日本法人 代表取締役に就任し、日本に「コンサルティング」を浸透させるべく奮闘し、日本における今日のコンサルタントの地位を作り上げました。
現在のBCG日本法人は内田 有希昌氏が共同代表を務めており、今日もCEOの経営アジェンダの相談相手として様々な経営課題のコンサルティングを担っています。近年ではBCG Digital等のデジタル部隊を立ち上げ、デジタル領域に注力しています。
こうした取り組みのなかで、内田氏は「川上の設計や、IT業界の方々がどのように働いていくかというところまでは支援しますが、大規模なシステムづくりまでは手掛けていません。」とインタビューで回答しています。大規模システム開発が強いアクセンチュア等の大規模ファームやSierとは線を引き、戦略ファームとして餅は餅屋としての成長を志向されています。
内田氏はクライアントとなる企業の経営課題の難易度が上がり、競争が激しくなっていることを実感されていると語っています。また、デジタルやパーパス等、クライアントの相談内容も変化しています。その中で、コンサルティング市場を5倍・10倍と拡大させていく為に、「アンロッキング・ザ・ポテンシャル」というパーパスを掲げコミットししていこうとされています。
コンサル黎明期から日本市場で「コンサルタント」の地位を確立し、現代ではデジタルやパーパス等の多様化するクライアントのCEOアジェンダに寄り添うBCGの日本法人について御紹介しました。
ボストンコンサルティンググループ/BCGへの転職対策
アクシスコンサルティングに相談しよう!
ボストンコンサルティンググループの転職面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になり、業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、中途入社を成功させる最初の一歩です。
特にアクシスコンサルティングはコンサル業界へのキャリア支援に専門性が高く、選考対策も内定までに複数回対策してくれるので、書類選考や面接の通過率が非常に高いです。(業界未経験の方は特に専門性のあるエージェントがオススメです)
また初回面談でキャリアのゴール設定からアドバイスをしてくれて、ゴールに向かう為の次の選択肢として求人を提案してくれます。様々な噂に惑わされず、自分が目指すキャリアを明確にしたい、ゴールに向けた転職をしたいという方には特におすすめの転職エージェントさんです。
他の転職エージェントよりも選考通過率が圧倒的に高いことでも評判です。BCGへの転職を考えている方は、是非一度相談してみてくださいね。
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
ボストンコンサルティンググループの強みと弱み
BCGのすごい特徴

続いてはボストンコンサルティンググループの特徴から、強みと弱みをご紹介します。
特にBCGを始め「コンサルティングファームに転職しよう」と考えている方は、各ファームの特徴からファーム毎の違いを理解し、何に強くて弱いのか?自分の経験を活かせるのはどのファームか?を考えたいと思っている方は多いと思います。
ただ、コンサルティング業界を未経験だと各企業の強み/弱みが分かりにくいのも事実だと思います。どの企業も様々なソリューションを全業界のクライアント企業に提供しており、違いや特徴が無いように見えますよね。
しかし、実際にコンサルティングファームで働いてみると企業毎に強い業界・ソリューションや弱い業界・ソリューションがあるのは事実です。コンサルティングファームとして強いテーマ、金融業界に強い企業・自動車業界に強い企業、戦略と言っても事業部単位までで会社全体の戦略策定プロジェクトは事例が少ないファーム等、様々です。
実際に、BCG日本法人の共同代表である内田有希昌氏もITの開発や運用・保守までを一手に引き受ける方針ではなく、デジタルには注力しつつも上流の戦略策定を中心とした領域に強みを見出しているとおっしゃっています。
そうしたBCGの方々のインタビューや各種実績から、改めてBCGの特徴から強み/弱みとは何か?をご紹介していきますね!
ボストンコンサルティンググループのすごい特徴|強み
ボストンコンサルティンググループの特徴や強みは、次のとおりです。
- ブランド力とそれを支えるプロフェッショナリズム
- 優秀な人材の採用と育成力
- 多様な専門性を持つプロフェッショナルの協業
- 国内トップ企業との長年の信頼関係(和魂洋才)
- グローバルネットワーク
戦略系コンサルティングファームのなかで、デジタル領域でも組織を立ち上げ、規模を拡大していますが、そのなかでも日本国内で「BCG」のブランドの認知は高く、またポジティブな印象を持たれています。
また、2つ目の「優秀な人材の採用と育成力」では、外資系コンサルティングファームのなかでもウェットなカルチャーを持つと言われるBCGにおいて、徒弟制度や各種セッションが充実しており、1つ目のブランド力も相まって優秀層の確実な採用と採用後にしっかりと育成していく制度・カルチャーが備わっています。
コンサルティングファームは“人が資源”と良く言われますが、その人のなかでも優秀層を1人前のコンサルタントとして育てあげる制度・カルチャーがあることはBCGの強みとなっています。
3つ目の「多様な専門性を持つプロフェッショナルの協業」は、クライアント企業に対して様々な専門性をもった複数のパートナーでチームを構成して価値を提供していく体制があることを内田氏も語っています。医師が仕事を例にすると麻酔科医と外科医が連携するように、自動車業界のクライアントにも通信業界のパートナーやデジタル領域のパートナーが連携してケース(プロジェクト)を運営していきます。
現代は自動車業界でも自動運転やSaaS等のサービス化等で、様々なテーマが相談内容になります。そうしたクライアントニーズに適切に答えられるように多様な専門性を持つ複数のすごい経験を持ったパートナーがクライアントに向き合う体制があることはBCGの強みの1つと言えるでしょう。
4つ目の「国内トップ企業との長年の信頼関係(和魂洋才)」は、BCGは「ボストンコンサルティンググループとは」でも御紹介したように、コンサルティング業界の黎明期から日本国内企業を支援してきた実績と信頼関係があります。その為、BCGの日本におけるクライアントは8~9割が日本企業であり他の外資系ファームよりも高い割合を占めています。こうした長年の実績に裏打ちされた日本企業との関係性をもとに、BCGのグローバルネットワークに基づいた最新の知見を活用して企業を支援しています。
最後に「グローバルネットワーク」を持っていることも特徴的な強みの1つです。BCGはグローバルファームですので、世界中で支援している様々な経営課題を解決する知見を活用することができます。もちろん日本市場の特徴をおさえる必要はありますが、海外での先進事例や有効なアプローチを取り入れ、時にはチームごと連れてきてクライアント企業にサービスを提供することができます。こうしたBCGのグローバルネットワークに基づいて企業支援できることはBCGの強みの1つとなってます。
こうした強みを活かしてビジネスを拡大させ、日本におけるコンサルティング市場の黎明期から日本企業を支え、戦略コンサルタンティングファームの地位を確立してきました。豊富な実績とノウハウを持つBCGにはフルラインで豊富な実績とノウハウ、体制があるというのは間違いないでしょう。
ボストンコンサルティンググループの特徴|弱み
BCGは、高い品質と専門性をもとにコンサルティングサービスを提供している為、その「サービス料金は非常に高く」なっています。この特徴はクライアント企業が他のコンサルティングファームと同時に声をかけてコンペをした際に、より割安な価格でオファーを出してきた他ファームを選ぶ理由になります。例えば戦略領域のコンサルティング時には、値段を割安にして獲得し、その後の実装フェーズ等で利益を改修する想定でプライシングをされた場合等、値段の高さで競合に案件を取られてしまうことがあります。
「デジタル領域の専門性」もBCGの弱みの1つにあげられます。BCGはDigital BCGを立ち上げ採用と共に様々な実績を蓄積していますが、それでもより先進的にデジタル領域の専門性を培ってきた他のコンサルティングファームに比べると専門性や技術力の面で劣ることがあります。まだ規模も大きいためリスクを十分に取れず、先進的な技術ではリスクを恐れないベンチャー企業に劣後することもあります。
「新興企業・新興領域への対応の遅れ」は、コンサルティング市場の黎明期から日本で事業を始め、多くのトラディッショナルな日本企業をクライアントに抱える一方で、新興企業との関係構築やノウハウ蓄積に遅れはあります。数年で急成長を遂げるベンチャー企業が現れるなかで、そうした企業へのコンサルティングサービスの提供は限られています。
こうしたボストンコンサルティンググループの特徴をもとに、強みや弱みを理解して、他のファームとも比較しながら自分はどのファームに行きたいかを考えることで、自分のキャリアが明確になっていくでしょう。
他のファームの特徴や「自分にはどんなキャリアが向いているか」はキャリア支援や相談が手厚い転職エージェントに相談してみても良いと思うので、是非1度、検討してみてくださいね。
ボストンコンサルティンググループ/BCGへの転職対策
アクシスコンサルティングに相談しよう!
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ボストンコンサルティンググループのプロジェクト事例
BCGコンサルタントの業務内容
今度はボストンコンサルティンググループで働く戦略コンサルタントの業務内容や特徴・年収を御紹介しますね。実際にどんな仕事があるのか、その仕事でどの程度の年収を実現できるかを確認してもらいたいと思います。
ボストンコンサルティンググループ
BCGコンサルタント職の業務内容と特徴
BCGのコンサルタントは、業界およびソリューション、それぞれの領域の専門家が連携し、持続的な成長の実現を目指す企業の戦略の策定から実行までを総合的に手掛けています。複雑に変化し続けるビジネス環境の中で、経営課題解決のためにバリューチェーン全体をカバーするさまざまなソリューションを通じて、クライアントのグローバリゼーション、デジタリゼーション実現に向けた変革を支援します。
1年目や2年目のコンサルタントの時は、クライアントの社長と週次でミーティングを設定して、その間に執行役員や事業部長クラスと具体的な施策を詰め、BCGなりにもビジネスインパクトに対する見解をまとめて、社長に報告していきます。もちろん新人コンサルタントが全て1人で担うのではなく、マネージャー等のプロジェクト上司に指示を仰ぎ、レビューをもらいながら仕事を纏めていきます。
コンサルタントの仕事の話でよく話されるような、スライドを数枚作って終わりというようなことはありません。むしろ内部MTGではワード等で、テキストで分かりやすく論点と結論を説明する等、手触り感を持って、中身を重視した話をエグゼクティブの方々と話していくことが多いでしょう。
ボストンコンサルティンググループ事例|業務内容
戦略的基盤技術高度化・連携事業

出典:経済産業省 戦略的基盤技術高度化・連携事業
BCGのコンサルタントだと、こうした「戦略的基盤技術高度化・連携事業」等の資料作成を担うことになります。この資料は、日本が世界で勝てる中小企業・スタートアップを創出することができる為のエコシステムの構築に向けて、海外展開と資本政策について、現状と課題の調査分析を行った上で対応策を検討し、ユニコーン創出に向けた効果的な政府支援を加速させるための調査報告資料です。
BCGの仕事内容をイメージする為の資料として、こんな資料をつくるのだなと思ってみると転職後にどんな仕事をするのか具体的にイメージできると思います。
ボストンコンサルティンググループ
BCGコンサルタントの年収水準
ボストンコンサルティンググループのコンサルタントの年収は役職によって変わり、各役職の年収テーブルは次の通りです。
役職(職位) | 年収 | 目安年次 |
---|---|---|
アソシエイト | 700万円 | 1~2年目 |
シニアアソシエイト | 750~1,200万円 | 2~5年目 |
コンサルタント | 1,200~1,600万円 | 4~7年目 |
プロジェクトリーダー | 1,600~2,500万円 | 6~9年目 |
プリンシパル | 3,500万円 | 評価次第 |
パートナー/MD | 5,000万円~ | 評価次第 |
シニアパートナー | 評価次第 | 評価次第 |
ボストンコンサルティンググループ/BCGへの転職対策
アクシスコンサルティングに相談しよう!
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FAQ|ボストンコンサルティングへの転職
bcgの採用大学はどこですか?
BCGの採用大学は東京大学・京都大学・大阪大学・慶應義塾大学・早稲田大学など国内トップ校がほとんどで、その他に海外大学の方も数多くいらっしゃいます。 新卒の採用大学としては東大生が全体の約半分を占めます。 文系理系の割合では理系の方が少し多く、学部卒と院卒では院卒の方が少し多くなっています。
ボストンキャリアフォーラムなどの海外採用も毎年積極的に行っており、海外大学に通う日本人だけでなく、日本の大学・海外の大学に通う海外籍の方も活躍しています。
BCGの新卒年収はいくらですか?
初任給は、新卒で年俸550万円+ボーナスで600~700万円程度になることが多いようです。 年俸を12ヶ月で割ると1ヶ月あたり約46万円となり、日系企業でもトップを争う高い年収水準です。 外資系企業の中でもかなりよい待遇です。
実力・評価次第でスピーディーに昇進していける為、新卒からスピード感を持って役職・年収をあげていくことができます。
BCGコンサルの出身大学は?
出身大学の傾向 東大、京大がメインで、東工大、北大、東北大、阪大、名大、早慶、海外の有名大学からも多くの採用実績もあります。 理系院生・博士の割合も多く、経済学部生なども内定の実績はあります。 地方旧帝大では実はあまり知名度がないため、採用に力を入れていた年もありました。
ボストンキャリアフォーラムなどの海外採用も毎年積極的に行っており、海外大学に通う日本人だけでなく、日本の大学・海外の大学に通う海外籍の方も活躍しています。
BCGへの転職ではコチラもチェック

ボストンコンサルティンググループへの転職を考えている方は、是非、コチラの記事も併せて読んでみてくださいね。
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ボストンコンサルティンググループの中途採用対策
相談すべき転職エージェント

新型コロナウイルスが流行してから、多くの企業が事業環境の変化をまのあたりにして、様々なDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められています。
その結果、多くの事業会社でコンサルタントの問題解決能力を持つ人材が必要とされていますし、そうした企業からプロジェクトを受注するコンサルティングファーム各社は採用を強化しています。
もしコンサルタントとしての活躍を考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
コンサルティング業界への転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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アクシスコンサルティングはボストンコンサルティンググループをはじめとしたコンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
- BCGの特徴や強み/弱みをもっと具体的に知りたい
- BCGの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 各ファームのコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- 各ファームに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
転職前から“転職後”まで手厚くサポートしてくれる
ASSIGN AGENT(アサイン エージェント)
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【公式サイト】https://assign-inc.com/
『ASSIGN AGENT(アサイン エージェント)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初の面談で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいますか?)
様々なコンサルティングファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして定着化・独り立ちまでをサポートしてくれるので、シンクタンク・コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
▼アサインエージェントへの相談がオススメの方
- まずは自分のキャリアのゴールを相談したい
- ボストンコンサルティンググループへの転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- BCGに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- BCGに転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
高年収スカウトをもらう
Bizreach(ビズリーチ)
おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
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ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
またシンクタンクや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- コンサルティングファームから直接話を聞いてみたい
- コンサルファーム業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- BCG等、コンサルティングファームでのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 自分のキャリアでコンサルファームからスカウトが来るか試したい(市場価値を知りたい)
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
また、少数精鋭ながらコンサル業界に強いヘッドハンターとのパイプも重要です。転職は本当に転職エージェント・ヘッドハンター毎に紹介できる求人が違います。
業界に強い転職エージェント・ヘッドハンターとの縁は大切にしてくださいね。
ボストンコンサルティンググループの強みと仕事内容の特徴
まとめ|BCGとは?
ボストンコンサルティンググループの特徴と強み/弱みを実際のプロジェクト事例(ケース事例)を踏まえて御紹介してきました。
ボストンコンサルティンググループには戦略コンサルタントの他にも、デジタル領域でビジネスディベロップメントやIT開発を担う職種があり、それぞれで採用が行われています。
ボストンコンサルティンググループが他のファームと何が違うのか?そして募集されている職種毎に業務内容で何が違うのか?年収は?とファーム→職種→業務内容・年収と具体的に見ていくと自分がどの部署で何がしたいのか?なぜBCGに転職したいのか?が具体的にできると思います。
その結果、志望動機もまとまってくると思いますし、転職後のミスマッチも減らせるのではないでしょうか?
ボストンコンサルティンググループでは様々なケースを短期間で経験することができ、様々な業界の知見がたまります。1つのケースでの経験は他でも活かすことができ、要諦をおさえた効率的なケース運営が出来るようになっています。
より具体的な企業やケース、社内異動等の可能性を知りたい方は、コンサルティング業界への転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。私達も様々な方の体験談や私達がコンサルティング業界で働いた経験をもとに、情報を御紹介していきたいと思っています。
様々な情報ソースを使い、皆さんが目指すキャリアを実現される実現されることを願っています!頑張ってください!!