こんにちは、転職note 編集部です。
今回は世界50ヵ国、100拠点以上の世界的コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG)への転職に向けて中途採用の面接回数や適性検査、WEBテスト、選考面接で聞かれた質問をもとに対策を御紹介します。
ボストンコンサルティンググループは、戦略策定から徐々に実行フェーズを担うようになり、現在ではERPの導入やDX支援等、幅広いビジネス領域を手掛けるコンサルティングファームとして成長を続けています。
今回はそんなボストンコンサルティンググループへの中途転職を考えている方に向けて中途採用の選考プロセスと聞かれた面接内容を実際に転職した方の転職体験談と面接官を務めた方へのインタビューをもとに纏めました。
全体の流れや面接回数と中途面接を通過するポイントを確認していただき、皆さんの転職活動も十分に準備ができ、お役に立てればと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- BCGのコンサルタントへの中途転職難易度
- BCGのコンサルタントの中途転職面接内容
- BCGのコンサルタントの中途ケース面接対策
- BCGのコンサルタントとして活躍する為に必要な準備
- BCGへの転職を相談できる転職エージェントはどこ?
ボストンコンサルティンググループへの転職
アクシスコンサルティングに相談!
BCGを始め多くのコンサルティングファームでは、一昔前よりも多くの人数を採用しています。近年ではデジタル領域にも注力して、様々な職種で人材を採用し、も組織拡大を目指しています。
一方で、各ファームの採用数の増加に合わせて、世の中にコンサルティングファームに関する情報が増えましたが、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。その為、ファームに入社後、仕事内容やイメージにミスマッチを感じてしまう方がいらっしゃるのも事実です。
BCGを含めた戦略系コンサルティングファームへの転職では最初にファーム・部署・仕事内容を詳しく理解した業界のプロフェッショナルにサポートしてもらうことが大切です。
アクシスコンサルティングは、ボストンコンサルティンググループをはじめコンサルティング業界への転職を20年以上にわたって支援してきた実績があります。
各ファームで求められるスキルや経験を熟知しており、ケース面接を含めた選考突破方法は、他の転職エージェントよりも長い年月をかけて積み重ねてきたノウハウがあります。
さらに転職後もBCGで入るべきケースや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が多く、”親身”を有言実行してくれます)
BCGを始めコンサルティングファームでのキャリアを考えてるけど「活躍できるか心配」「自分のキャリアを真剣に考えたい」という方は、全部無料でサポートしてくれるので気軽に相談してみてください。
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
ボストンコンサルティンググループ/BCGの中途採用傾向

ボストンコンサルティンググループはデジタルBCGも含めて急成長を遂げており、どの案件でも人材不足の課題を抱えています。
昔から厳しい選考で有名ですが、人材不足が顕著であり、引き続き中途採用に力を入れており、準備すれば成功の可能性を高めることもできます。
ただ、DigitalBCGを始め組織・部署が多様化しており、コンサルタントだけではなくビジネスアーキテクトやエンジニア等によって選考が多様化しています。
また、ケース面接等の特殊な選考があるのでコンサルティング業界へのキャリア支援に実績のある転職エージェントに選考対策をしてもらうことは、引続き重要だと考えています。
(というかそうしないと情報収集・選考対策として不十分な場合が多い・・・)
特に最近はコンサル業界全体が採用数を増やしている為、「なんとなく」で転職して転職後にミスマッチが起きているのも事実です。
ミスマッチを起こさない為にも「自分がキャリアで何を実現したいのか」、その為に「必要な選択肢はどこの職場か」という観点で転職活動をする必要があります。
大手の転職エージェントでは最初から求人票を出して、皆さんの”何となくの希望”に合わせた転職を勧めてくることもあるので、私達はあまりお勧めしていません。
特にコンサルティング業界は、選考が厳しく、ケース面接等の思考力を問われる面接があるので、事前の準備が非常に大切です。
アクシスコンサルティングという転職エージェントは、20年以上にわたってコンサルティング業界への転職支援してきた豊富な実績をもとに、十分な選考対策をしてくれるだけでなく、転職後にコンサルタントとして独り立ちするまでサポートしてくれます。
過去に転職を支援したコンサルタントがファーム内で昇進を果たし、そこからの求人依頼や採用相談などもある為、他の転職エージェントでは、なかなか実現できない密な情報交換をしています。
BCGへの転職を支援した実績もあり、担当される方が元コンサル業界で働いていた方が多いので、何が必要か(逆に今はコンサルではない?)ということを客観的に分かりやすく相談に乗ってくれます。
ボストンコンサルティンググループをはじめとしたコンサルティングファームへの転職を考えている方は、求人紹介だけではなく、「自分のキャリアのゴール設計」や「必要なキャリア選び」の相談相手として利用してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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ボストンコンサルティング/BCG中途転職の難易度
皆さんもお察しのことと思いますが、ボストンコンサルティンググループへの中途転職難易度は「非常に高い」と思っていただいた方が良いでしょう。
ただ一昔前の新卒は「良い人がいたら採用で、良い人がいない時は誰もとらない」で、中途採用は「旧帝大・海外MBAは必須」といった時代からは、かなり門戸が開かれたといえるでしょう。
その背景には、ボスコンが昔のピュア戦略だけを担う戦略ファームから実行フェーズやIT導入、合弁会社をクライアント共に設立した協業まで担うファームへと変貌してきていることがあげられます。
同時にBCGの多くのクライアント企業は、新型コロナの流行後、デジタル化による企業変革の必要に迫られており、クライアントのニーズは非常に高くなっています。
クライアントのニーズが高まり、BCGの採用職種・採用数の増加したことを受けて、昔よりは難易度も高くなくなってきています。
しかし、同時に転職の選考を受けている方は、国内で実績を出された方が多く、決して甘い選考ではないので十分な中途採用の選考対策をして望んでいただきたいと思います。
ボストンコンサルティングの面接回数
BCG中途採用の選考フロー

さて続いてはボストンコンサルティンググループへの中途転職の転職難易度と面接回数をご紹介しますね!
ボストンコンサルティング/BCG中途転職の面接回数は3~4回

*注釈:選考を受ける部署や職種によって変更が生じる場合があります
選考を受ける部署や職位によっても変わりますが、面接回数は3回~4回が多いです。1次面接・2次面接から最終面接の場合と3次面接を挟む場合があり、面接前にはBCGの選考に精通した転職エージェントに相談するようにしてください。
多くの中途採用の採用プロセスは書類選考~面接~内定となっており、4週間程度かかる人が多い印象です。
応募
ボストンコンサルティンググループへの転職の応募では、BCGに直接応募する方法の他、転職エージェントや転職サイトから応募することもできます。
書類選考
職務経歴書やレジュメを提出します。書類に記載された過去の職歴や自己PRをもとに、BCGが書類選考をします。面接に進んだ場合、この資料をもとに質問されることが多いので、面接で「聞いてほしいこと」「アピールしたいこと」を想定して作成するようにしましょう。
WEBテスト(適性検査)
WEBテストでSPIを受けることがあります(職種によってテストの種類が異なる場合がある)。WEBテストは事前に問題の種類や回答方法を理解しておくことで、正答率をかなり上げられるので、少しの時間でよいので準備しておきましょう。
中途採用の1次面接
中途採用では応募した部門の課長や人事担当が面接官となることが多いです。転職理由や過去の実績・実績を出した経緯を聞かれることが多いようです。
中途採用の2次面接
BCGの2次面接ではマネージャーやパートナーの方が面接官となることが多いです。1次面接と同様に、転職理由や過去の実績・実績を出した経緯を聞かれることが多いようです。また「なぜボストンコンサルティンググループか?」等も聞かれるようです。
中途採用の最終面接
最終面接では応募した部門の部長や人事部の部長等が面接官となることが多いです。最終面接とはいえ、転職理由や志望動機等の一般的な面接の質問が出ます。
中途採用のオファー(内定)
無事、選考を通過すると内定のオファーが出ます。最終面接から1週間程度で連絡があることが多いです。
それでは面接以降の通過ポイントを御紹介します。
コンサル業界経験者は「経験を積みたい業界やプロジェクトテーマを明記すること」が大切です。
コンサル業界未経験者は「なぜコンサルティング業界か」「なぜ他社ではなくBCGか」「BCGで役に立てる自身の経験」の用意が大切です。
この項目は面接でも聞かれるので、準備しておきましょう。
ボストンコンサルティング/BCGの中途面接通過率を上げるSTAR手法
続いては、面接で効果的に伝えるSTAR手法の御紹介です。
STARは、Situation(状況)、Task(タスク)、Action(行動)、 Result(結果)の頭文字です。
この順番で面接の質問に回答すると、端的に必要な情報を回答できると言われています。
転職エージェントでは、転職先に関係なく、このフレームワークで回答することを推奨したりします。
BCGでは話の全体観が最初に伝えることと、端的で具体的な数量的な回答が好まれます。
このフレームワークの詳細を御確認いただき、皆さんの想定回答例もブラッシュアップしてみてください。
STAR手法の詳細
STAR手法は、次の内容で構成されます。
●Situation:その時の状況について
あなたが説明しようとしている状況を説明します。
複雑な状況を面接官に伝わるように、分かりやすく伝えるので事前に伝えたいことを整理しておく必要があります。例えば、
・その時はどんな部署の体制でしたか
・その組織の中でのあなたの役割は何でしたか
・どんな責任や権限を持ってましたか
●Task:その時の課題について
課題は現状と目標の差分なので、それが分かるように目標と状況と差分を伝えます
・どのような目標へ向けて動いていましたか
・その時に生じた問題や課題(差分)はどんなことでしたか
・なぜそれが問題や課題なんですか
●Action:その時とった行動について
その状況に対してあなたがどのような行動をしたか、あなたに焦点を当て、適切な量の詳細を含みながら説明します。 具体的にどのようなステップを踏みましたか? どんな貢献をしましたか? プロジェクトについて話すとき、チームやグループが行ったことを説明しないように注意します。あなたが実際に何をしたかを適切に伝えます。あなた自身のパフォーマンスや行動を知りたいので主語は「私は」になります。
・その問題に気付いた時にどのように行動しましたか
・解決のためにどんな手順で進めましたか
・チームに対してどう関わりましたか/働きかけましたか
●Result:その結果について
あなたの行動の結果を説明します。
自分の成果を説明することに躊躇しないでください。ただ、目線は自分の結果や成果ではなく会社にとってどういうインパクトがあったのかという「会社」単位で答えることが大切です。
・問題は解決しましたか
・計画通りに解決へ向けて進められましたか
・足りなかった部分は何ですか
想定回答例はアクシスコンサルティング等、コンサル業界への転職支援に精通した転職エージェントを利用して事前に確認してもらうことで通過率を上げることができます。
アクシスコンサルティングは20年以上にわたって蓄積してきた選考対策で内定率が他の転職エージェントに比べて、非常に高いのが特徴です。
BCGは組織改編をよくしており、様々な組織・部署・職種・職位の求人があり、応募する求人にあわせた書類選考や中途面接対策が大切です。
求められる能力に対して「十分に活躍できる能力がある」と面接の回答で相手に思わせないといけません。
その為には、「何を求められているか」と「適切に回答できているか」は第三者の目線でチェックすることが大切です。
自分では「ちゃんと説明できている」と思っても、他の人が見たら「よくわからない」といった事態にならないように、事前にチェックしてもらうようにしてください。
きっと気づかなかった修正点が見つかり、通過率を上げることにつながるでしょう。
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
BCGの中途採用
ボスコンの中途選考WEBテスト対策

BCGの中途採用ではWEBテストが最初の関門になります。
どちらもしっかりと準備することで、こちらも通過率を上げられますので、参考にしてくださいね。
BCG中途採用のWEBテスト対策
BCG中途採用のWEBテスト体験談
戦略コンサルタント、中途入社、男性、20代
一般的なSPIテストだったと思います。言語、非言語、性格検査の3つのパートで構成されており、事前に参考書をざっと解いていたので、安心して受けることができました。
戦略コンサルタント、中途入社、男性、30代
言語、非言語、性格検査のSPIテストだったと思います。就活から時間が経っていたので、念の為、事前に本で簡単に問題形式や回答方法を確認しておきました。
通過のポイントと落ちた時の対処法
BCG中途採用の書類選考対策
ボストンコンサルティンググループの書類選考は事前準備が全てです。
事前準備の方法は2つあります。
- 書類選考を通過するアピール方法・書き方を本で勉強する
- 過去の選考通過者の書き方を元にブラッシュアップする
書類選考を通過するアピール方法・書き方を本で勉強する

motoさんという5回の転職で会社員年収1,000万、副業収入1億円を実現する方が書いた本です。
第4章に『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』があります。
ここでは5つの項目に分けて『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』を具体的に紹介しています。
- 相手の「ニーズ」を把握する
- 「共通点と類似点」を見つける
- 社内評価ではなく「個人でできること」を書く
- 自分の「役割」を明確かつ「定量的」に伝える
- 面接での「ツッコミどころ」を用意しておく
出典:転職と副業のかけ算
どれも非常に大切なポイントです。
特に①.が大事だと思います。相手、つまり転職先企業で求人を出している部署・パートナーがどういう人や能力・経験を求めているかを具体的に知ることが大切です。どういう人が欲しいのかが分からないのに、何をアピールすればいいのかは決まらないですよね。
具体的な相手(=応募先企業)が求める人材や能力の調べ方は、次の「過去の選考通過者の書き方を元に皆さんの職務経歴書や履歴書をブラッシュアップする」で詳細に御紹介します。
過去の選考通過者の書類選考結果を元にブラッシュアップする
BCGの求人に書いてある求める経験やスキルは、抽象度が高く、具体的な内容が理解しがたい場合も多いです。
BCGの中途採用HPには次のように書かれています。
コンサルティング経験や資格は不問です
【応募資格】
4年生大学以上(修士・博士含む)を卒業後、企業・官公庁等で実務経験のある方、医師、弁護士、Post-doctoralフェロー、学術振興会研究員(DC含む)等の専門職として医療機関、法律事務所、研究機関等での実務経験のある方
出典:BCG中途採用HP
これではBCGが求める人物像を把握することが難しいですよね。医者・弁護士から法律事務所や研究機関まで幅広く応募ができることは分かりますが、では何を必要とされているのかは分からないですよね。
業界未経験の人にとっては、より一層、理解しがたいと思いますし、理解したうえで「自分はこういうところで活躍できます」とアピールするのは至難の技だと思います。
また、知見や経験、他者を巻き込むコミュニケーション能力なども、どのレベルを求めているのかが分からないですよね。
一般的なレベルであれば仕事をしていれば誰でも身に着きます。しかし、BCGのコンサルタントとして十分な実力があると伝えられるように、BCGが求める水準に言い換える必要があります。
そこで大切なのはコンサル業界へのキャリア支援に実績の多い転職エージェントに求人内容を確認する、職務経歴書の書き方を見てもらうのが一番確実です。
コンサルティング業界へのキャリア支援では20年以上の実績をもとに、手厚く転職のサポートをしてくれるのはアクシスコンサルティングがおすすめです。
コンサルティング業界専門の転職エージェントの担当者には、コンサルタント時代のクセで論理的思考力が弱い志望者に冷たく当たったり、論理矛盾に言及する方も一定数いらっしゃいます(私達も転職活動でお会いしたことがあります)。
アクシスコンサルティングの担当者は、決して”上から目線”ということはありませんでした。
転職を考えている方が「キャリアで何を実現したいか」を一つ一つ紐解き、最後に「そのゴールにはこの求人が必要だね」と求人を紹介してくれます。
転職エージェントというよりはコーチングに近いと思います。
求人の企業や職種内容にはしっかりと精通しており、ファームの採用ニーズを具体的に説明できるだけでなく、過去の転職成功者が通過した書類選考結果をもとに、どこを修正すればよいかを教えてくれます。
書類選考の通過率を上げたい方は、アクシスコンサルティングを気軽な相談相手として利用してみてください。
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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BCG一次選考の形式と聞かれた質問の体験談
ボストンコンサルティンググループの中途1次面接

ボストンコンサルティンググループの中途選考の1次面接では、現場のマネージャーが担当し、人事は同席しないことが多いです。
現場のマネージャーは、現場で必要となるスキルや知識を理解しています。そこでまずは、スキルやポテンシャル、面接での受け答えを見て、実際にオフィスにきてチームとして一緒に働けるかを見ます。
実際の職場や仕事を想定しながら、入社後に活躍できそうか、チームのなかでワークするイメージが持てるか、タフな環境でも投げ出したりせずに頑張れるか、という観点で見ています。
もちろん応募している求人が必要とする経験や知識を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも見ています。
特にケース面接対策は重要で、フェルミ推定等を含めて、しっかりと準備して模擬練習もしたうえで望んでもらいたいと思います。
体験談!BCG中途採用の一次面接
ボストンコンサルティング1次面接の形式
- 面接官:1~2名/マネージャークラス(パートナーが出席する場合あり)
- 時間 :約30分~1時間
- 内容 :通常面接+ケース面接(フェルミ推定)
- 形式 :オンライン
BCGに限らず、各ファームの中途面接では、面接官が人事ではなく、現場のプロジェクトリーダーです。
現場のプロジェクトリーダー(マネージャー)は、まずスキルやポテンシャルを見ます。
コンサルタントになれる可能性が高いか、未経験でもチームのなかでワークするイメージが持てるか、タフな環境でも投げ出したりせずに頑張れるか、という観点で見ています。
もちろん応募している求人が必要とする経験や知識を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも見ています。
体験談!BCG中途採用の一次面接
BCG中途採用の1次面接で聞かれた質問
自己紹介
簡単な自己紹介と経歴の説明
現職での業務内容を簡単に説明してください。
入社から現職まで要点を説明しました。事前に転職エージェントの方と想定問答を整理していたので、経歴のなかで質問をしていただきたい点も整理していたので、説明後の質問にも落ち着いて回答ができたと思います。
一般的なフェルミ推定(市場規模推定系)
フェルミ推定は論理的な思考の粒度や精度、受け答えのスピードや内容を見られている感じを受けました。転職エージェントに相談して、事前に準備していたので、そんなに焦ることもなかったと思います。
ケース面接
自己紹介で説明した自分の経験がある事業モデルを例に、売上と利益向上に向けたお題をいただくケース面接でした。市場や事業を構造的に捉えること、そこから売上・利益を伸ばすポイントは何か、どのように伸ばすか、と一般的な流れだったと思います。
質問は鋭く、言葉や考え方の定義が甘いところは質問いただき、スピード感も早く、楽しめました。
フェルミ推定+ケース面接
自己紹介で話した趣味と関連したフェルミ推定で市場規模や売上規模を算出して、こからケース面接として売上向上施策を一緒にディスカッション形式で進めました。
質問のスピード感や内容が鋭く、緊張感のある時間でした。
志望動機
前職での経験をもとに「なぜコンサルティング業界?」「なぜBCG?」という質問でした。
BCG中途採用の一次面接
BCG中途採用の1次面接通過率の上げ方
BCGでは志望理由も大事ですが、各面接でケース面接やフェルミ推定が出題されます。
総合やIT系のコンサルティングファームよりもケース面接やフェルミ推定の準備が大切で、模擬面接や対策本での事前対策が重要になってきます。
特に、模擬面接は大事で、面接官とのディスカッションで自分の意見をもとに、面接官となるBCGのコンサルタントの方の意見を取り入れて、より良い提案に昇華できるようになる訓練が必要です。
これは第三者が居て、ディスカッションをする経験を積んでいないと「相手の意見を正しくスピーディーに理解する」「自分の意見に反映させる」力が身に付きにくい部分です。
なんとなくの回答は即見透かされます。
準備することで身につけられる力でもあるので、何度も訓練しておきましょう。
最終的には面接官の納得感が全てです。
自分一人で満足せず、転職エージェント等、コンサルティングファームの選考基準を理解している方と練習の場を設けて、実力をつけることと場慣れするようにしましょう。
BCG二次選考の形式と聞かれた質問の体験談
ボストンコンサルティンググループの中途2次面接

2次面接も面接官が人事ではありません。
1次面接よりも上位のシニアマネージャー・ディレクタークラスが面接官となります。面接の形式は以下となります。
体験談!BCG中途採用の二次面接
ボストンコンサルティンググループ2次面接の形式
- 面接官:1名/プリンシパルやパートナー
- 時間 :約30分~1時間
- 内容 :通常面接+ケース面接(フェルミ推定)
- 形式 :オンライン
体験談!BCG中途採用の二次面接
ボストンコンサルティンググループ2次面接で聞かれた質問
2次面接で聞かれる内容は、1次面接と大きく変わりません。
ただし、経歴や実績、そしてコンサルティング業界やBCGを志望する理由を深堀りされます。
大事なのは、筋の通ってない論理や自分の主張を押し通そうとするのではなく、面接官の納得感を確認しながら、「なぜ?なぜ??」という質問に真摯に考えようとする姿勢が大事です。
自己紹介
簡単な自己紹介と経歴の説明
現職で自分が自ら解決に導いた課題とそのアプローチ
前職では総合系のコンサルティングファームだったので、その中で比較的、戦略系のプロジェクトをテーマに課題の特定や検討アプローチを説明しました。会社の専門領域の違いもあるのかもしれませんが、思考の抽象度が高く、合わせて話すことに苦労しました。もう少し、BCG等の戦略ファームの方と事前に準備して臨めばよかったと思います。
一般的なフェルミ推定(市場規模推定系)
内容は一般的なフェルミ推定でした。事前に本などで対策しておけば、そんなに焦らないと思います。全体的にはカジュアルな雰囲気ですが、質問は鋭いので準備はしたほうが良いと思います。
ケース面接
自己紹介で説明した自分の趣味から関連する事業体の売上と利益向上に向けたお題をいただくケース面接でした。スピード感があり緊張しました。
フェルミ推定+ケース面接
一般的なスポーツジムの市場規模の話でしたが、最近のチョコザップのようなセルフ利用のジムが対象のお題でした。特に、数字の置き方や考え方が「現実」や「事実」をうまく表せていない箇所を面接官の方と話しながら、双方が適切に表現できる方法を定めていきました。
志望動機
前職での経験をもとに「なぜコンサルティング業界?」「なぜBCG?」という質問でした。
その他、2次面接で聞かれた質問
- ボストンコンサルティンググループで何がしたいか
- 前職で出した成果と成果を出せた要因
- 自分の強みと弱み
- リーダー経験の苦労や失敗談
- チームワークの経験と担った役割
- 英語力(英語に対する抵抗感、TOEICの点数など)
- 資料作成経験(パワーポイント、エクセル)
- 現年収と希望年収
- 他社の選考状況
体験談!BCG中途採用の二次面接
ボストンコンサルティンググループ2次面接の逆質問
最後に逆質問で聞いた質問を伺いました。
転職組で1人前になる為に必要な心構え
自分が転職してから持つべき心構えを知りたいと思い質問しました。今の自分の準備で不足していることは何か?足らないなら少しでもキャッチアップしたいと思っていました。
面接官の方が転職して困難を乗り越えた方法
面接官の方も転職組だったので、どのような点で苦労されたのかを知りたかったです。自分も似た経験に直面した時に、少しでも早く状況を理解して対策を打ちたいと思いました。
伊藤忠等との合弁等の動きのなかで昔と変わったと思う点
BCG Digital等、昨今ではBCGも新しい取組みに積極的な印象があり、ファーム自体の変化を内側からの目線で知りたいと思い、質問させていただきました。
BCG中途採用2次面接の通過ポイント

BCGの選考ではケース面接やフェルミ推定が1次面接と同様に出題されることが多いです。
1次面接の対策でも御紹介した通り、対策本や過去テーマを用いた対策、基礎的な知識の習得、第三者を交えた実践練習はしっかりとやっていただきたいと思います。
ケース面接の中でも面接官の方から、様々な質問がくることはお伝えした通りです。
例えば、1.質問のパターンをある程度自分の中で把握しておく、2.回答と回答からの会話のパターンを想定する、3.実際に応えた音声を自分で聞いてみる、等を準備しておくと想定外を減らすことができるでしょう。
「1.質問のパターンをある程度自分の中で把握しておく」は様々な方にケース面接練習をしてもらうのが良いと思います。
複数回の経験を積むと「似た質問」が出来てきて、瞬時に対応できる質問の種類が増えます。
「2.回答と回答からの会話のパターンを想定する」は、少しでも自分が回答しやすいシナリオに導くために、どの質問には何を答えた方がベターかを考えておきましょう。
「3.実際に応えた音声を自分で聞いてみる」をやると意外と自分の回答を客観視できるので、前後関係が無いことや主張と根拠の論理性の強弱が分かりやすくなります。
この3つを繰り返すことで、質問に対する回答力、面接の展開力、ロジックの強さや明確さを多少なりとも上げることができると思います。
ボストンコンサルティンググループ/BCGへの転職対策
アクシスコンサルティングに相談しよう!
ボストンコンサルティンググループの転職面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になり、業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、中途入社を成功させる最初の一歩です。
特にアクシスコンサルティングはコンサル業界へのキャリア支援に専門性が高く、選考対策も内定までに複数回対策してくれるので、書類選考や面接の通過率が非常に高いです。(業界未経験の方は特に専門性のあるエージェントがオススメです)
また初回面談でキャリアのゴール設定からアドバイスをしてくれて、ゴールに向かう為の次の選択肢として求人を提案してくれます。様々な噂に惑わされず、自分が目指すキャリアを明確にしたい、ゴールに向けた転職をしたいという方には特におすすめの転職エージェントさんです。
他の転職エージェントよりも選考通過率が圧倒的に高いことでも評判です。BCGへの転職を考えている方は、是非一度相談してみてくださいね。
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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BCG最終面接の形式と聞かれた質問の体験談
ボストンコンサルティンググループ最終面接

最終面接はある場合もありますが、オファー面談といって1次・2次面接のフィードバックと評価、配属先や年収・入社時期の提示を受ける場であることが多いです。
最終面接の場合は、志望動機や今後のキャリアプラン、BCGでやっていきたいことについて聞かれることが多いようです。フェルミ推定やケース面接が行われることもあるようですが、基本的には1次・2次(ある場合は3次)面接でマネージャーやパートナーの方が見ているので、最終面接で聞かれることは少ないようです。
他社の選考状況を聞かれた場合は、素直に状況を説明しましょう。
体験談!BCG中途採用の最終面接
ボストンコンサルティンググループ最終面接の形式
- 面接官:1名/パートナーやシニアパートナー
- 時間 :約30分~1時間
- 内容 :通常面接
- 形式 :オンライン
体験談!BCG中途採用の最終面接
ボストンコンサルティンググループ最終面接で聞かれた質問
最終面接では、これまでと違って一般的な志望動機などが聞かれます。
ただし、経歴や実績、そしてコンサルティング業界やBCGを志望する理由を深堀りされます。
大事なのは、筋の通ってない論理や自分の主張を押し通そうとするのではなく、面接官の納得感を確認しながら、「なぜ?なぜ??」という質問に真摯に考えようとする姿勢が大事です。
自己紹介
簡単な自己紹介と経歴の説明
志望動機
前職での経験をもとにコンサルティング業界を目指す理由、BCGを志望する理由を端的に説明させていただきました。
今までの人生で苦労したこと
キャリアというより人生観や根底の考え方を聞かれているのかと思い、仕事ではなく学生時代の両親との関係をしました。生い立ち、家族関係、そしてなぜ今面接を受けているのか、質問の流れに沿って回答させていただきました。
自分の性格
自己理解として、どういう時にモチベーションが湧くのか、困難をどうして乗り越えようと思ったのか、職務経歴書やこれまでの回答内容に通じる内容を説明させていただきました。
ボストンコンサルティンググループ/BCGへの転職対策
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ボストンコンサルティンググループの転職面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になり、業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、中途入社を成功させる最初の一歩です。
特にアクシスコンサルティングはコンサル業界へのキャリア支援に専門性が高く、選考対策も内定までに複数回対策してくれるので、書類選考や面接の通過率が非常に高いです。(業界未経験の方は特に専門性のあるエージェントがオススメです)
また初回面談でキャリアのゴール設定からアドバイスをしてくれて、ゴールに向かう為の次の選択肢として求人を提案してくれます。様々な噂に惑わされず、自分が目指すキャリアを明確にしたい、ゴールに向けた転職をしたいという方には特におすすめの転職エージェントさんです。
他の転職エージェントよりも選考通過率が圧倒的に高いことでも評判です。BCGへの転職を考えている方は、是非一度相談してみてくださいね。
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ボストンコンサルティング/BCGの転職志望動機

高いビジネススキルや豊富な経験が得られて、ファーム自体が今後も継続的に成長していくとみられており、BCGは人気の転職先起業です。
そこで続いては、これまで転職された方の志望動機や転職理由をアンケートしましたので御紹介します。
前職での経験やキャリアに対する課題意識によって変わると思いますが、皆さんの参考になれば嬉しいです。

私の志望動機は、これまでの経験を踏まえてデジタル領域での知見が活かせ、更に上流領域のテーマに携われるファームとしては最も規模が大きく、実績が豊富なのでBCGを志望しました。
様々な知識や経験が組織が大きいことでBCGにソリューションや業界知見がかなり集まっていると考えており、その中に入ることで自分の経験が活かせるだけでなく、自分も大きく成長できると考えました。



前職は日系のIT系コンサルティングファームでしたがIT以外で、より上流の戦略や構想策定系の経験を増やしたいと思っていました。
コンサルティングはゼロベースでクライアント課題を考えつつ、過去のプロジェクト事例やノウハウでレバレッジを利かせます。
後者を最大化するのにBCGの過去実績や先輩の知見を学ばせてもらえる環境は最も望ましいと考え、志望する理由になりました。



正直なところ年収を上げたいという志望理由はありました。
日系のIT系企業に勤めていましたが昇進基準・給与水準・評価基準の全てが不透明で「なんで?という人が昇進」したり、「昇進したのに年収が上がらなかった」ということが散見されました。
もちろん”完全な公平さ”という軽率な期待はありませんが、タイトル・ランク毎に年収水準がハッキリしており評価次第で明らかに前職より高い年収水準を上がっていけるのは魅力的でした。
ボスコン/BCG中途採用のケース面接体験と対策


続いてはボストンコンサルティンググループの中途面接でケース面接を受けた方の体験記を御紹介します。
実際のケース面接は、様々なテーマで行われます。
対策本も多数出ていますし、コンサル業界を中心にキャリア支援をしている転職エージェントでは、事前にケース面接の模擬面接をやってくれます。
ケース面接は事前準備と場数でかなりカバーできるので、面接に望まれる方は事前に準備するようにしてくださいね。
ボスコン/BCGのケース面接!受験者プロフィール
今回ご紹介する2次面接を受けた方のプロフィールです。
- 性別:男性
- 年齢:29歳
- 前職:日系IT企業(SI関連)
- 応募ポジション:コンサルタント
ボスコン/BCGのケース面接形式と実際の質問
BCGの中途二次面接では、次の流れでケース面接が聞かれました。
- 面接回数:二次面接
- 面接形式:ケース面接(スカイプ面接)
- 面接官の人数と職位:1名 プロジェクトリーダー
- ケース問題:
日本の電力市場において他国と比べて特徴的な点とそのメリット、およびデメリットを資料を読んで整理する。そのうえで仮想クライアントである電力会社に対して海外展開計画を提案すること。
*最初20分自分で考え、残りの20分で面接官とディスカッションしながら纏めていきました。 - 逆質問:最後にありました
ボスコン/BCGのケース面接を受けた感想



ケース面接は、ある程度自分で考えを整理したうえで、面接官の質問を受けてどれだけ考えを前に進められるかだと思っていました。
また面接官からは、前提条件を変えていく質問が多いようです。例えば「それはxxを前提とした発想だけど、▲▲という前提にした場合はどのように考えますか?」などです。
こうした質問もある程度、ケース面接の準備段階から自分の思考の前提を疑って変えてみたりすることで、もう少し準備できたかなと思います。
雰囲気は基本的に穏やかだが緊張感があり、紳士的な対応をしていただいた印象です。
事前にケース面接本で対策をしたり転職エージェントの方と模擬面接をやった効果はあったと思います。
ボスコン/BCGのケース面接は常にあるの?
BCGのコンサルタントの選考でケース面接があります。
必要以上に緊張することなく、面接官と適切に会話をして自分の考えを纏めていくことが大切です。
コンサルティング職種の選考ではケース面接がありますが、Digital BCGのエンジニアやデザイナーでは無いようです。
BCGは募集職種が多様化しており、自分が応募している職種でケース面接があるかは、BCGへの転職支援が豊富なアクシスコンサルティング等に確認するようにしてください。
大手の転職エージェントや転職サイトでは、そこまで細かく把握していないことも多いので気を付けてくださいね。
戦略コンサルティングファームの中途面接/ケース対策
アクシスコンサルティングに相談!
BCGを始めとしたコンサルティング業界への転職で成否を分けるのは十分な情報収集と選考対策が必要です。
コンサルタントの仕事は、働き方や取組むテーマが事業会社と異なる為、一般的な大手転職エージェント、転職サイトでは十分な選考対策をすることが難しいです。
コンサル業界への転職に十分な支援を受けるには、20年以上のコンサルタントのキャリア支援実績を持つアクシスコンサルティングが最もオススメです。
アクシスコンサルティングは20年以上にわたってコンサルティング業界への転職支援をしてきた実績をもとに、皆さんのキャリアに合ったファームや部署・職種を提案してくれます。
実際にコンサルティングファームに転職すると、多くの同僚コンサルタントがアクシスコンサルティングとは定期的に情報交換をしていることもわかると思います。
過去に転職を支援したコンサルタントがファーム内で昇進して採用支援を相談していたりするので、各ファーム内の情報にも精通しており、どういう方をファームが求めているのかを熟知しているからこそ、ケース面接等でどのように受け答えをするべきかを的確に支援するノウハウを持っています。
- 転職を検討している部署でケース面接があるのか?
- 過去にどのようのケース面接が出たのか?
- どのように対策したらいいのか?
これまでに多くの転職支援実績があり、その実績を基にしたケース面接をはじめとした面接対策は他の転職エージェントよりも実態に迫る情報を提供してくれます。
実際に御相談した時には、転職活動の生々しいお話や実体験に基づく注意点を聞くことが出来ました。
また、過去にアクシスコンサルティングがサポートして転職を成功された方からは、聞かれた質問と通過した回答例を聞いているので、皆さんの転職を支援する実績のあるノウハウとなっています。
実績に裏打ちされた転職支援を受けたい方は、アクシスコンサルティングに相談してくださいね。
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
ボスコン/BCGの年収はコチラもチェック


こちらにもボストンコンサルティンググループ(BCG)で働く方へのインタビューをふまえた情報をご紹介しています。
御興味がある記事があれば読んでみてくださいね!
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- 激務?離職率は?ボストンコンサルティンググループの転職|BCG/ボストンコンサルの離職率と残業時間を転職体験談の口コミと評判で紹介
- BCG/ボストンコンサルティングの特徴とすごい仕事内容|強みは何?
ボストンコンサルティング/BCGへの転職成功ポイント
顧客のデジタル化や働き方改革のニーズはより強まり、BCGをはじめデジタルに強いコンサルティングファームは採用を強化しています。
私達にも、各転職エージェントから求人の提案が届いています。
特にDX系案件やBPO推進役などが多いですね。
こうした状況での転職活動では、転職エージェントの力を借りて効率的に進めることがとても大切になります。


ポイント1:プロジェクトが取れている部署を知る
新型コロナウイルスの流行後、プロジェクトが取れている/取れていない部署の明暗が如実に出るようになりました。
入社後に長期アベイラブルになってコンサルタントの経験を積めないといったことを避けるためにも、求人元の部署が案件を取れているか、事前に確認が必要です。
ポイント2:転職後に実際に担う業務を確認する
BCGは積極的に採用しており給与水準も高いので様々なエージェントが求人を紹介してくるでしょう。
ただ、しっかりとした事前準備と情報提供ができて入社後のギャップをなくすためにも「入社後に担う業務」は具体的に確認しておいてください(一般論だったり中途半端な回答しかできないエージェントからの転職は止めましょう)
ポイント3:最新の転職成功者の経験やスキルを知る
最後に、新型コロナ流行後の転職成功者の経験やスキルを知っておくことが大切です。
完全に同じ経歴になることは難しいですが、評価されたポイントと近い経験や能力を伝えることで転職可能性を上げることができます。
この3つのポイントを転職エージェントに確認することで効率的に成功確率を高めて転職活動を進めることができます。
ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の条件を明確に伝えましょう。
・目的を明確に伝える(情報収集・転職活動など)
・企業から直接聞いた生の求人情報を知りたいこと
・直近の転職成功者の経験やスキルを知りたいこと
有効求人倍率など、一般論しか話さないエージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いている具体的な生の話を確認しましょう。
実際に、BCGは採用数を増やしており、平均年収が高いので専門性の低い大手転職エージェントも積極的に提案してきます。
しかし、様々な求人を扱う大手転職エージェントではファームの部門別の違いやケース面接の対策等、専門的な対策を十分に行うことができない場合が多いです。
必ず詳しい話を語れるかを比較・評価して、信頼できる転職エージェントから応募してください。



転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
20年以上のコンサルティング業界の支援実績
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.axc.ne.jp/
『アクシスコンサルティング』は、全業界のなかで最も平均年収が高いコンサルティング業界に特化した転職エージェントです。(2021年4月1日付で事業会社向けのサービス提供をグループ会社に移管した為、アクシスコンサルティングはコンサルティング業界への転職/業界からの転職に注力しています)
コンサル業界に特化している為、転職後に担う業務や働き方についても詳しく、部署毎に平均的な残業時間や転職1年目の具体的な業務内容を詳しく教えてくれます(結果的に、入社後のミスマッチが少ないので次の実績にもつながりやすくなっています)
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いのでコンサルティングファームへの転職では、よく相談する転職エージェントです。
BCGを始め各ファームの特色や選考の違い、具体的な対策をしてくれます。
BCGを始め、コンサルティング業界でのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよい転職エージェントだと思います。
▼アクシスコンサルティングへの相談がオススメなのはこんな人
- BCGの年収や働き方(残業時間等)などの話を気軽に聞いてみたい
- BCGで転職後に担う具体的な業務をイメージしたい
- BCGをはじめコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- BCGに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
転職後まで手厚くサポートしてくれる
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/
『アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初の面談で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいますか?)
様々なコンサルファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして定着化・独り立ちまでをサポートしてくれるので、コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
▼アサインエージェント(ASSIGN AGENT)への相談がオススメの方
- まずキャリアのゴールを相談したい
- コンサルティングファームへの転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- BCGに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- BCGに転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)


おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。
興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
ボストンコンサルティンググループはBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、BCGに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。


最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- 金融・IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- 金融・IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的なBCG等の企業から直接話を聞いてみたい
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います
まとめ:ボストンコンサルティング/BCG中途転職難易度と徹底準備
ボストンコンサルティンググループの中途採用面接は、面接回数が2~3回でケース面接・フェルミ推定が多く出題されます。
皆さんの仕事経験や趣味・興味関心を聞いて、それをテーマに展開されることもあるので、今の仕事や趣味・興味関心を題材に売上向上や経営課題、課題解決の要諦等を考えておくのがよいでしょう。
またよくある志望動機や「なぜBCG?」といった質問には答えられるようにしておきましょう。
ケース面接だけ練習していて、一般的な面接質問でおちてももったいないです。
近年はケース面接やフェルミ推定が本や動画で多数対策が紹介されていますし、コンサルティング業界への転職支援で実績が多い転職エージェントであればリモートでの模擬面接もしっかり行ってくれます。
特にディスカッションを通して、如何に自分の意見を”よりよいもの”に昇華できるか、会話のなかの自分の意見をロジカルに組み立てられるかが重要になります。
自分だけで考えていると「論理的だと思い込んでしまう(実際は違う)」ことが多いです。
転職エージェントだけでなく、友人や可能であれば現職のコンサルタント等、面接の想定問答やディスカッションをさせてもらうことで、訓練が出来ると思います。
皆さんの転職活動のお役に立ち、希望されるキャリア実現の一助になれれば嬉しいです。
頑張ってください!