こんにちは、転職note 編集部です。
今回はシンクタンク・コンサルティングファームとして日本の官公庁向けの政策提言から社会課題解決、更には金融・産業領域でのITソリューションの提供まで幅広い案件を持つ野村総合研究所(NRI)の特徴と強み/弱みをご紹介します。
野村総合研究所は、もともと1965年に日本初の本格的な民間総合シンクタンクとして誕生した「旧野村総合研究所」と、1966年に設立され日本で初めて商用コンピュータのビジネス利用を実現してきた「野村コンピュータシステム」が、1988年に合併して誕生しました。
その後、2001年に東京証券取引所第一部に上場し、2015年4月に創立50周年を迎え、現在に至ります。
祖業が民間総合シンクタンクと商用コンピュータのビジネス利用という2つの企業の合弁してうまれた会社の為、事業も大きく「コンサルティング(シンクタンクを含む)事業」と「金融・産業ITソリューション事業やIT基盤サービス事業」があります。
複数の事業を運営しておりコンサルティングサービスだけでなく、金融機関向けのプラットフォームサービスなども提供しており、改めて三菱総合研究所がどんな会社なのか?特徴・強み/弱みは何か?何がすごいのか?がわからないという方も多いと思います。
そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- 野村総合研究所(NRI)の特徴は?
- 野村総合研究所(NRI)の強み/弱みは?
- 野村総合研究所(NRI)ってどんな会社?何が凄いの??
- 野村総合研究所(NRI)の将来性は良いの?
- 野村総合研究所(NRI)が就職・転職市場で人気な理由は?
本記事では、野村総合研究所(NRI)の特徴・強み/弱みをもとに中途採用の転職に向けた対策方法をご紹介していきます。
今回は、実際に野村総合研究所で働いたことのある研究員・コンサルタントやエンジニアの方へのインタビューを行い、私達転職note編集部の実体験を交えてご紹介していきます。
事業会社から野村総合研究所でのキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
野村総研への転職はアサインに相談!
野村総合研究所/NRIを始め多くのシンクタンク・コンサルティングファームでは、一昔前よりも多くの人数を採用しています。採用数の増加に合わせて、世の中にコンサルティングファームに関する情報が増えましたが、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。
その為、ファームに入社後、仕事内容やイメージにミスマッチを感じてしまう、想像よりもキツイと考えてしまう方がいらっしゃるのも事実です。
コンサルティング業界への転職では最初にファーム・部署・仕事内容を詳しく理解することと、「そもそも自分が実現したいキャリアは何か」を具体的に理解しておく必要があります。
アサイン エージェント(ASSIGN AGENT)は、野村総合研究所への転職事情にとても詳しいだけでなく、キャリアのゴール設計と達成にフォーカスしたエージェントです。アサインエージェントではキャリアのゴールを言語化して、そこから逆算して今回の転職で目指す目標を定めてから求人を紹介してくれます。
さらに転職後も野村総研/NRIで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
野村総研/NRIを始めシンクタンク・コンサルファームでのキャリアを考えてるけど「活躍できるか心配」「自分のキャリアを真剣に考えたい」という方は、全部無料でサポートしてくれるので気軽に相談してみてください。
野村総合研究所/NRIはなんの会社?
野村総研の事業内容と将来性

株式会社野村総合研究所は1965年4月1日に設立され、現在では6,488名の従業員(2022年3月時点)が働く、日本国内でも有数のコンサルティング(シンクタンク含む)とITソリューションの提供企業です。
現在は、シンクタンク・コンサルティング事業を基盤事業としつつ、グローバル展開を見据えて豪州・北米での事業展開を続けています。
官公庁向けの調査・提言などを中心としたシンクタンク事業に強みを持ちつつ、もともと強みがあった金融ITソリューションに加えて、産業ITソリューションも強化しています。
上流の事業企画から業務改革・設計、システム開発・導入の他にプラットフォームサービスまで提供している企業です。
そんな野村総合研究所/NRIの会社概要から事業内容とその特徴をご紹介させていただき、「なんの会社?」「将来性はあるの?」といった疑問にこたえていきたいと思います。
なんの会社?野村総合研究所/NRIの会社概要と歴史

商号 | 株式会社野村総合研究所 |
英文商号 | Nomura Research Institute, Ltd. 略称NRI |
設立年月日 | 1965年4月1日 |
従業員数 | 6,488名(2022年3月時点 連結) |
資本金 | 23,644,932,600円 |
代表者 | 代表取締役会長 兼 社長 此本 臣吾 |
連結売上高 | 2022年3月期 6,116億円 |
営業内容 | コンサルティング(シンクタンク含む) 金融ITソリューション 産業ITソリューション IT基盤サービス |
出典:野村総合研究所HP 会社概要
株式会社野村総合研究所は、1965年に設立された民間総合シンクタンクであった「旧野村総合研究所」と、商用コンピュータのビジネス利用を提供していた「野村コンピュータシステム」が1988年に合弁して誕生しました。
現在は東京証券取引所に上場し、設立から50周年を超えて、成長を続けている企業です。
- 1965年|(株)野村総合研究所(NRI)設立
- 1966年|(株)野村電子計算センター(NCC)設立
- (1972年に野村コンピュータシステム(株)に社名変更)
- 1968年|野村オペレーションサービス(株)を設立
- (1966年にNRIデータサービス(株)に社名変更)
- 1972年|野村コンピュータシステム(株)
- 「STAR(証券業向け共同利用システム)」を稼働
- 1987年|野村コンピュータシステム(株)
- 「I-STAR(ホールセール向け共同利用システム)」を稼働
- 1988年|(株)野村総合研究所と野村コンピュータシステム(株)が合弁し、(株)野村総合研究所に
- 1993年|「T-STAR(投信会社向け共同利用型システム)を稼働
- 1997年|「BESTWAY(投信窓販システム)を稼働
- 1999年|(株)野村総合研究所がNRI情報システム(株)を合弁
- 2001年|東京証券取引所第一部に株式を上場
- 2003年|「STAR-IV(証券向け共同利用システム)」を稼働
- 2004年|「e-JIBAI(自賠責保険共同利用システム)」を稼働
- タイ・シンガポールなどの海外オフィス設立や子会社設立を経て現在に至る
特に業界トップクラスの収益率の高さは特徴的で、日鉄ソリューションズやNTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズの倍近い営業利益率を誇っています。
詳細は後程、御紹介しますが、多くのコンサルティングファームやSI企業とは異なり、1974年からSTARという証券業向け共同利用型システム等を金融機関向けに提供しており、こうした利益率の高さにつながっています。
今後は産業ITソリューションの強化、グローバル展開を見据えて、積極的な事業投資を計画しています。
シンタンクやコンサルティングファームとしての豊富な実績とナレッジだけでなく、様々な金融機関向けの共同利用システムを提供することで、安定した基盤と急速な成長を遂げている企業です。
なんの会社?野村総合研究所/NRIの事業概要

出典:野村総合研究所 IR 2022年3月期決算
ここまで御紹介してきたように野村総合研究所はシンクタンクやコンサルティング事業だけではなく、金融ITソリューションや産業ITソリューション、IT基盤サービス等の事業も運営しています。

シンクタンクやコンサルティングがナビゲーション、システム開発や運用アウトソーシング・共同利用型サービスがソリューションとして、相互に連携したビジネスを運営しています。
例えば、金融系の顧客には有名企業が網羅されており、幅広く共同利用サービスを利用してもらっています。
ビジネスモデルの通り、システム開発・運用アウトソーシング、コンサルティングサービスへとつながっています。

このように全体の業績・セグメント・ビジネスモデル・主要顧客と順番に理解していくと「なんの会社か、どんな会社か」がよくわかると思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
何の会社?野村総合研究所/NRIの将来性

野村総合研究所は1965年の創業からバルブ景気崩壊・ITバブル崩壊・世界金融危機等の世界的な大不況を乗り越えて成長を遂げてきました。
日本国内での共同利用型のプラットフォームサービスで着実な収益もあり、東南アジア・豪州と海外展開をすすめ、次は北米への進出を進めています。
世界的に見てもデジタル化のニーズは高く、豊富なノウハウをもとに成長にむけてチャレンジを続ける野村総研は23年3月期決算で売上7,000億円強、営業利益でも更なる成長を目標にしています。
これまでの継続的な成長、次の成長に向けた投資などを鑑みてもかなり将来性に期待できる企業だと思います。
野村総研(NRI)への転職対策
アサインエージェントに相談!
野村総研(NRI)の転職面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になり、業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、中途入社を成功させる最初の一歩です。
特にアサインエージェント(ASSIGN AGENT)はコンサル業界へのキャリア支援に専門性が高く、選考対策も内定までに5~7回と面談で対策してくれるので、書類選考や面接の通過率が非常に高いです。(業界未経験の方は特に専門性のあるエージェントがオススメです)
また初回面談でキャリアのゴール設定からアドバイスをしてくれて、ゴールに向かう為の次の選択肢として求人を提案してくれます。
様々な噂に惑わされず、自分が目指すキャリアを明確にしたい、ゴールに向けた転職をしたいという方には特におすすめの転職エージェントさんです。
他の転職エージェントよりも選考通過率が圧倒的に高いことでも評判です。
野村総研(NRI)への転職を考えている方は、是非一度相談してみてくださいね。
ここがすごい!野村総合研究所/MRIの特徴と強み・弱み

続いては野村総合研究所/NRIの強みと弱みをご紹介します。
確かにシンクタンクやコンサルティング業界を未経験だと各企業の強み/弱みというのは分かりにくいと思います。どの企業も様々なソリューションを提供しており、違いや特徴が無いように見えますよね。
しかし、実際にシンクタンクやコンサルティングファームで働いてみると企業毎の強み/弱みというのがよくわかります。
シンクタンクとして強いテーマ、金融業界に強い企業・自動車業界に強い企業、戦略と言っても事業部単位までで会社全体の戦略策定プロジェクトは事例が少ないファーム等、様々です。
そこで今回は改めて野村総合研究所の強み/弱みとは何か?をご紹介していきますね!
ここがすごい!野村総合研究所/MRIの特徴と強み
「野村総合研究所の強み」の1つはコンサルティングサービスではなく、共同利用型システムサービスや自社開発ソフトウェアパッケージの販売・カスタマイズという景気変動を受けにくい継続事業が収益源の60%を占めることにあるでしょう。

コンサルティング業界やシンクタンク業界で語られることの多い野村総合研究所ですが、実際は収益の半分以上がこうした共同利用型システムサービスや自社開発ソフトウェアパッケージの販売・カスタマイズによるものです。
安定収益を得つつ、コンサルティングでノウハウを為、M&Aを経てグローバルへと進出しています。
もう1つの強みは、こうした様々な事業を推進するために必要な多様な人材が数多く在籍していることが野村総合研究所の強みと言えるでしょう。
もちろん戦略系やBig4の各ファームだけでなく、アクセンチュアも「戦略から実行までITの深い知見」をもってサポートしているのは確かです。
全体で見れば確かにそうかもしれませんが、例えばアビームはアクセンチュアのように大規模な開発部隊を内製化しているわけではありません。
またBig4だと大規模な基幹システムの刷新実績があるのはあると思いますが、アビームと同じ規模で受注することは難しいファームが多いでしょう。
このようにIT領域で「戦略から実行まで担える」と言っても対象テーマは非常に広く、転職先候補のファームが持ってるプロジェクトを”プロジェクト分野×工程(上流・下流など)×実績”を転職前に確認しておくことが大切になります。
*可能であれば実績が多い”業界”を転職エージェントや選考の逆質問でファームに確認できると良いでしょう。
業界によってプロジェクトで抑えなければいけない要諦や順守すべき法令、共通言語が異なります。金融業界での知見が通信やメディア業界では必ずしも活かせるわけではありません。
自分が今後、伸ばしていきたい業界の実績が多く、プロジェクトにアサインされる可能性が高いファーム・部署に転職することが大切だと思います。
野村総合研究所/MRIの特徴と弱み
北米領域への展開と産業ITソリューションを成長事業としていますが、どちらのビジネスも成長には人員の確保が必要であり、継続的な採用が必要になるでしょう。
金融業界むけの共同利用型システムがあることで、金融業界の主要企業との信頼関係はあつく、安定した収益は得られると思います。
しかしITコンサルティング・エンジニアは日本全体で見ても供給よりも需要が高く、なかなか適正なコストでの採用が難しくなっています。
そのなかで他のコンサルファーム等の競合よりも野村総合研究所で働いてもらう理由作りは、弱みというわけではないと思いますが必要な課題と言えます。
また他の大手コンサルティングファームであるBCGやアクセンチュアは合弁会社を事業会社と共に設立する、AI等の先端技術に積極的に投資する等の新しい動きを進めており、Big4も類似した取組みを進めて次の違い作りに次々に取組んでいます。
金融事業者向け以外のクライアントに向けたコンサルティングサービスを更に拡充すると共に、規模拡大に向けた採用の強化をしないといけないことは明らかだ思います。
野村総研(NRI)への転職対策
アサインエージェントに相談!
野村総研(NRI)の転職面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になり、業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、中途入社を成功させる最初の一歩です。
特にアサインエージェント(ASSIGN AGENT)はコンサル業界へのキャリア支援に専門性が高く、選考対策も内定までに5~7回と面談で対策してくれるので、書類選考や面接の通過率が非常に高いです。(業界未経験の方は特に専門性のあるエージェントがオススメです)
また初回面談でキャリアのゴール設定からアドバイスをしてくれて、ゴールに向かう為の次の選択肢として求人を提案してくれます。
様々な噂に惑わされず、自分が目指すキャリアを明確にしたい、ゴールに向けた転職をしたいという方には特におすすめの転職エージェントさんです。
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野村総研(NRI)への転職を考えている方は、是非一度相談してみてくださいね。
どんな会社?野村総研/NRIのプロジェクトと仕事内容

続いて野村総研/NRIのプロジェクト事例をもとに仕事内容をご紹介します。
ここまで事業内容や事業単位での特徴、強み・弱みをご紹介してきましたが、具体的なプロジェクト事例をみることで、実際に転職した時にどんな仕事をする会社なのか、より具体的に分かると思います。
どんな会社なんだろう?どんな仕事内容なんだろう?と思う方は是非、参考にしてみてくださいね!
野村総研/NRIのプロジェクト事例1|仕事内容
インタビュー結果

出典:経済産業省
こちらは「北海道におけるMaaS導入状況調査及び普及啓発イベント開催事業」の調査報告書です。
北海道は全国に比べても人口減少が進み、路線バスをはじめとする公共交通の維持・確保が大きな課題となっています。
さらに、観光客やワーケーション利用者等、域外からの交流人口の増加に対応した公共交通の受入れ環境が十分に整備されておらず、シームレスな移動手段が提供できていません。
スマートフォンで簡単に進められており、道内の一部地域においてもMaaS導入にむけた検討や実証実験が行われています。
そこで道内でのMaaSに関するアンケート調査を行い、取組状況や課題・ニーズ等を取りまとめるために実施された調査です。
調査方法や調査結果の報告書を見てみると、もし野村総合研究所に転職した場合に、自分がどのようにアンケート設計をして、アンケートを回収するのか、更に報告書を自分が作るとしたらどうするのか?を考えてみると仕事内容がよくわかると思います。
野村総研/NRIのプロジェクト事例2|業務内容

出典:経済産業省
経済産業省に設置された「クレジットカードデータ利用に係るAPI連携に関する検討会」は、クレジットカード会社のAPI連携促進に向けた具体策等を検討することを目的として平成29年3月に設置されました。
これまでカード会社とFinTech企業とのAPI連携のあり方に加え、消費者の利便性にマッチングした支払い手段のあり方、産業界・加盟店にも受け入れやすい環境のあり方といった観点から総合的な議論が行われてきました。
同検討会の第9回にてゲストスピーカーとして報告された野村総合研究所の資料です。

各国のキャッシュレス比率や進展施策の事例等を細かく調べられており、読み物としても非常に興味深い資料になっています。
資料の構成やグラフの見せ方等も含めて、自分が同じ物を伝えるならどのような書き方・見せ方が良いかを考えるだけでも非常に勉強になると思います。
是非参考にしつつ、自分が野村総合研究所で働いたら、どんな業務内容になるかを考えながら読んでみてくださいね。
野村総研(NRI)への転職対策
アサインエージェントに相談!
野村総研(NRI)の転職面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になり、業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、中途入社を成功させる最初の一歩です。
特にアサインエージェント(ASSIGN AGENT)はコンサル業界へのキャリア支援に専門性が高く、選考対策も内定までに5~7回と面談で対策してくれるので、書類選考や面接の通過率が非常に高いです。(業界未経験の方は特に専門性のあるエージェントがオススメです)
また初回面談でキャリアのゴール設定からアドバイスをしてくれて、ゴールに向かう為の次の選択肢として求人を提案してくれます。
様々な噂に惑わされず、自分が目指すキャリアを明確にしたい、ゴールに向けた転職をしたいという方には特におすすめの転職エージェントさんです。
他の転職エージェントよりも選考通過率が圧倒的に高いことでも評判です。
野村総研(NRI)への転職を考えている方は、是非一度相談してみてくださいね。
野村総合研究所/NRIへの転職ではコチラもチェック

野村総合研究所(NRI)への転職を考えている方は、是非、コチラの記事も併せて読んでみてくださいね。
野村総研/NRIの中途転職を相談すべき転職エージェント

新型コロナウイルスが流行してから、多くの企業が事業環境の変化をまのあたりにして、様々なDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められています。
その結果、多くの事業会社でコンサルタントの問題解決能力を持つ人材が必要とされていますし、そうした企業からプロジェクトを受注するコンサルティングファーム各社は採用を強化しています。
もしシンクタンクでのキャリアやコンサルタントとしての活躍を考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
転職前から“転職後”まで手厚くサポート
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://assign-inc.com/
『アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初の面談で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいますか?)
様々なシンクタンク・コンサルティングファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして定着化・独り立ちまでをサポートしてくれるので、シンクタンク・コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
▼アサインエージェントへの相談がオススメの方
- まずは自分のキャリアのゴールを相談したい
- 野村総合研究所への転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- 野村総合研究所に入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- 野村総合研究所に転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
コンサルティング業界への転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
アクシスコンサルティングは野村総合研究所や三菱総研をはじめとしたシンクタンク・コンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
- 野村総合研究所の特徴や強み/弱みをもっと具体的に知りたい
- 野村総合研究所の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 各ファームのコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- 各ファームに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
企業から高年収スカウトを直接もらう
Bizreach(ビズリーチ)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
またシンクタンクや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- シンクタンク・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- シンクタンク・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 野村総研や三菱総研等、シンクタンクでのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 自分のキャリアでコンサルファームからスカウトが来るか試したい(市場価値を知りたい)
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
また、少数精鋭ながらコンサル業界に強いヘッドハンターとのパイプも重要です。
転職は本当に転職エージェント・ヘッドハンター毎に紹介できる求人が違います。
業界に強い転職エージェント・ヘッドハンターとの縁は大切にしてくださいね。
まとめ|なんの会社?野村総合研究所のすごい強みと弱みを徹底紹介
いかがでしたか?
野村総合研究所の特徴と強み/弱みを実際のプロジェクト事例を踏まえて御紹介してきました。
野村総合研究所は共同利用型システムやIT基盤サービスを事業基盤としながら、コンサルティングサービスを展開しており、豪州・北米への事業展開を成長の柱として更なる成長に向かっています。
金融業界を中心とした共同利用型システムや自社システムの販売・運用による安定収入が見込めることが大きな特徴・強みとなっており、同収益を次のM&Aや事業展開に投資できる体制が整っています。
またコンサルティングサービスから自社システムやサービスを金融からアパレス・サービス業まで幅広いクライアントに展開できる、様々な専門的知見を持つコンサルタントが在籍していることも野村総研の成長を支えるすごい大きな強みの1つと言えるでしょう。
なんの会社?何がすごいの?と思う方もいるかもしれませんが、今回の記事で事業内容や主要顧客、強み・弱みまで御説明できたのではないかと思います。
シンクタンクやコンサルティングファームはどこも似ていて「何がすごい」のか、分かりにくいことも多いと思いますが、実際は業界や企業、SCMやCRM等のテーマ、上流・下流と得意領域が分かれています。
野村総合研究所では様々なプロジェクトを短期間で経験することができ、様々な業界やプロジェクトの知見がたまります。
1つのプロジェクトでの経験は他のプロジェクトでも活かすことができ、要諦をおさえた効率的なプロジェクト運営が出来るようになっています。
「官公庁向けの政策提言等の調査・コンサルティングで経験を積みたい」「IT領域で(特に金融・カード領域)コンサルタントとしての経験をつみたい」という方には、非常に魅力的な企業だと思います。
ただ、より具体的な企業やプロジェクト、社内異動等の可能性を知りたい方は、シンクタンク・コンサル業界への転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。
私達も様々な方の体験談や私達がコンサルティング業界で働いた経験をもとに、情報を御紹介していきたいと思っています。
様々な情報ソースを使い、皆さんが目指すキャリアを実現される実現されることを願っています!頑張ってくださいね!!