こんにちは、転職note 編集部です。
今回はシンクタンク・コンサルティングファームとして日本の官公庁向けの政策提言から社会課題解決、更には金融・産業領域でのITソリューションの提供まで幅広い案件を持つ野村総合研究所(NRI)の特徴と強み/弱みをご紹介します。
野村総合研究所は、もともと1965年に日本初の本格的な民間総合シンクタンクとして誕生した「旧野村総合研究所」と、1966年に設立され日本で初めて商用コンピュータのビジネス利用を実現してきた「野村コンピュータシステム」が、1988年に合併して誕生しました。
その後、2001年に東京証券取引所第一部に上場し、2015年4月に創立50周年を迎え、現在に至ります。
祖業が民間総合シンクタンクと商用コンピュータのビジネス利用という2つの企業の合弁してうまれた会社の為、事業も大きく「コンサルティング(シンクタンクを含む)事業」と「金融・産業ITソリューション事業やIT基盤サービス事業」があります。
複数の事業を運営しておりコンサルティングサービスだけでなく、金融機関向けのプラットフォームサービスなども提供しており、改めて三菱総合研究所がどんな会社なのか?特徴・強み/弱みは何か?何がすごいのか?がわからないという方も多いと思います。
そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- 野村総合研究所(NRI)の特徴は?
- 野村総合研究所(NRI)の強み/弱みは?
- 野村総合研究所(NRI)ってどんな会社?何が凄いの??
- 野村総合研究所(NRI)の将来性は良いの?
- 野村総合研究所(NRI)が就職・転職市場で人気な理由は?
本記事では、野村総合研究所(NRI)の特徴・強み/弱みをもとに中途採用の転職に向けた対策方法をご紹介していきます。
今回は、実際に野村総合研究所で働いたことのある研究員・コンサルタントやエンジニアの方へのインタビューを行い、私達転職note編集部の実体験を交えてご紹介していきます。
事業会社から野村総合研究所でのキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
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野村総合研究所/NRIはなんの会社?
野村総合研究所の会社概要と歴史

野村総合研究所の会社概要と歴史

野村総合研究所(NRI)は1965年4月1日創業で、従業員数7,645名(NRIグループ16,679名、2025年3月時点)を擁する日本最大級のシンクタンク・ITソリューション企業です。
コンサルティングによる「ナビゲーション(問題発見から解決策の提示)」と、システム開発・運用による「ソリューション(課題解決の実現)」を一貫して提供する点が最大の特徴です。
企業理念として「未来創発(Dream up the future.)」を掲げ、社会に対して新しいビジネスモデルを創出し続ける姿勢を表明しています。
日本を代表する五大シンクタンクの一角であり、東証プライム市場上場企業として安定した経営基盤を持ち、金融・産業・公共など幅広い分野でクライアントの変革を支援しています。
野村総合研究所の会社概要
| 商号 | 株式会社野村総合研究所 |
| 英文商号 | Nomura Research Institute, Ltd. |
| 創業日 | 1965年(昭和40年)4月1日 |
| 従業員数 | 7,645名(NRIグループ 16,679名)2025年3月31日現在 |
| 資本金 | 約256億円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 柳澤 花芽 |
| 連結売上高 | 2025年3月期 7,648億円 2024年3月期 7,366億円 2023年3月期 6,922億円 2022年3月期 6,116億円 2021年3月期 5,503億円 |
| 営業内容 | コンサルティング (経営戦略策定・政策提言・リサーチ) 金融ITソリューション (証券・銀行・保険向けシステム開発・共同利用型サービス) 産業ITソリューション (流通・製造・サービス業向けシステム構築・DX支援) IT基盤サービス (データセンター運用・クラウド・セキュリティ) |
出典:NRI社HP https://www.nri.com/jp/company/info.html
2016年本社移転
大手町の大規模オフィス
2016年12月に大手町フィナンシャルシティ グランキューブに本社を移転し、27階~30階の4フロア・約5,300坪を使用するオフィス環境が整備されました。
本社オフィスでは
- 大手町駅直結の交通至便な立地
- 約1,300名が勤務する大規模ワークスペース
- 横浜・木場・大阪など国内各地の拠点と連携
- 最新のセキュリティ環境とIT基盤
東京メトロ複数路線が乗り入れる大手町駅直結で、クライアントとの打ち合わせやプロジェクトの推進がスムーズに行える環境が整っています。
野村総合研究所の歴史
野村総合研究所の原点は1965年、野村證券株式会社の調査部が分離独立して設立された「株式会社野村総合研究所」にあります。日本初の本格的な民間総合シンクタンクとして誕生しました。
一方、1966年には野村證券の計算業務を担う「野村電子計算センター(後の野村コンピュータシステム)」が設立され、この2社が1988年に合併して現在の野村総合研究所が誕生しました。この合併により、リサーチ・コンサルティングとITソリューションを一体で提供する独自のビジネスモデルが確立されています。
2001年に東京証券取引所第一部に上場。以降、国内外でのM&Aや拠点拡大を積極的に進め、グローバル事業を拡大してきました。
野村ホールディングスの持分法適用関連会社であり、日経平均株価の構成銘柄にも選定されています。
1965年:株式会社野村総合研究所設立(日本初の民間総合シンクタンク)
1966年:野村電子計算センター設立(後の野村コンピュータシステム)
1967年:ニューヨーク事務所開設
1972年:ロンドン事務所開設
1974年:証券業向け共同利用型システム「STAR」稼働開始
1977年:香港事務所開設
1988年:旧野村総合研究所と野村コンピュータシステムが合併
2001年:東京証券取引所第一部に上場
2016年:本社を大手町フィナンシャルシティ グランキューブへ移転
2019年:米国Brierley & Partners社を子会社化しグローバル展開を強化
2023年:長期経営ビジョン「NRI Group Vision 2030」および中期経営計画(2023-2025)を策定
2024年:日本初の「AWS Generative AIコンピテンシー」に認定
野村総合研究所の経営戦略の変遷
2023年に長期経営ビジョン「NRI Group Vision 2030」を策定し、「Envision the value, Empower the change」をビジョン・ステートメントに掲げました。2030年度に売上収益1兆円以上、営業利益率20%以上という数値目標を設定しています。同時に中期経営計画(2023-2025)をスタートさせ、コア領域の深化・DX推進・グローバル展開の3軸で成長戦略を推進。2025年3月期は売上収益7,648億円、営業利益1,349億円を達成し、計画に対して順調に進捗しています。
最新の野村総合研究所のAI・デジタル化への取り組み
野村総合研究所は生成AIの活用において国内でも先行する存在です。機密情報の漏洩リスクを排除するため、自社データセンターに構築した「NRIプライベートLLM」を基盤に、コンサルティング部門では生成AIの利用率が80%を超えるなど、全社的にAIが業務に浸透しています。
クライアント支援では、ELYZA・KDDIとの法人向け生成AI協業や、金融機関向けの「NRI金融AIプラットフォーム」の提供を開始。業界・タスク特化型LLMの構築手法を独自に開発するなど、AI技術の社会実装を推進しています。
また、日本初かつ日本国内で唯一の「AWS Generative AIコンピテンシー」に認定されており、経営領域からシステム基盤まで、企業のAI活用をトータルで支援できる体制を構築しています。
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強みと弱みは何?
野村総合研究所の強み

野村総合研究所の強みとして、1965年設立以来培ってきた日本初の民間総合シンクタンクとしての調査・分析力と、最先端のITソリューション開発力を併せ持つ唯一無二の存在であることをお伝えしたいと思います。
戦略立案からシステムの構築・運用まで一気通貫で支援できるバリューチェーンは、コンサルティングファームやSIerとも一線を画す独自の強みだと思います。
こうした野村総合研究所の歴史や特徴をふまえて、どんな会社かを実際に働いている社員の方へのインタビューをもとに御紹介したいと思います。
野村総合研究所のすごい強み①
コンサルとITの一気通貫支援
野村總合研究所の最大の特徴は、リサーチ・コンサルティングからシステム開発・運用までをワンストップで提供できる点です。戦略を描くだけでなく、それを実際にシステムとして実装し、運用まで責任を持つ体制はアクセンチュアやNTTデータとも異なる独自のポジションです。
クライアントにとっては、課題の発見から実行・定着まで一社に任せられるため、プロジェクト全体の品質とスピードが高まります。
また「デジタル資本主義」という新たな概念を提唱し、政府のAI戦略会議にも参画するなど、社会全体の変革をリードする視座を持っていることも、単なるベンダーにはない野村総合研究所の強みの1つでしょう。
ITはビジネス戦略と切り離せない時代であり、コンサルティングとシステム開発を分断して別々の会社に発注すると、戦略と実行のギャップが生まれやすくなります。その点、野村総合研究所は上流から下流まで一貫して手掛けることで、そうしたギャップを最小限にできるのが大きな強みと言えるでしょう。
コンサルタント、在籍年数7年以上、新卒社員、男性、野村総合研究所
戦略立案だけでなく、それをシステムとして形にできる一気通貫の体制は、他のコンサルファームでは経験できないNRIならではの強みです。クライアントからも「戦略と実行を一社で任せられる安心感がある」と評価いただくことが多く、信頼関係の構築にもつながっています。
システムエンジニア、在籍年数5年以上、中途社員、女性、野村総合研究所
共同利用型サービスのビジネスモデルは本当に素晴らしいと思います。個社ごとに別々のシステムを作るのではなく、業界標準のプラットフォームを提供することで、効率性とコスト削減を両立できています。継続的な収益が見込めるため、長期的な視点でサービス改善に取り組めるのも弊社の強みです。
野村総合研究所のすごい強み②
金融ITソリューションでの圧倒的シェア
野村総合研究所の収益の柱は金融ITソリューション事業であり、売上構成比の約48%を占めています。特に証券・資産運用分野では業界標準となるシステムを多数提供しており、他社の追随を許さない圧倒的な市場シェアを誇っています。
野村總合研究所は1974年に証券会社が各社共同で利用するオンラインシステムを生み出し、証券総合バックオフィスシステム「THE STAR」をはじめとした業界標準のプラットフォームを提供してきた。2025年3月期の金融ITソリューションセグメントの売上収益は約3,600億円規模に成長している。
また2026年3月期第2四半期決算では、売上収益3,970億円(前年同期比5.4%増)、営業利益788億円(同20.1%増)と増収増益を達成。金融ITソリューションやIT基盤サービスセグメントの好調な業績が全体を牽引しており、売上高営業利益率は16%台と業界トップクラスの収益性を維持している。
出典:野村総合研究所 NRIの強み:業界トップクラスの収益力
特に金融機関のシステムは高い安定性とセキュリティが求められ、一度導入されると他社への切り替えが容易ではありません。こうしたストック型の収益基盤は、景気変動に左右されにくい安定経営の源泉となっています。
証券だけでなく、銀行・保険・資産運用といった幅広い金融領域でのシステム開発実績を持つ点も、金融業界全体の変革を支援できるNRIの大きな強みです。金融庁や日銀との関係も深く、制度変更の際にもいち早く対応できる体制を持っています。
転職者体験談|大手コンサルから転職成功
コンサルタント/在籍3年/中途入社/男性
前職は外資系コンサルティングファームで約8年間、金融機関向けの戦略コンサルティングに従事していました。NRIの金融ITソリューション分野での圧倒的なプレゼンスを知り、戦略だけでなく実行まで携われる環境に魅力を感じて転職しました。
特に印象的だったのは、金融業界の制度や慣行に関するナレッジが組織的に蓄積されており、業界を深く理解した提案ができる点です。前職では表面的な提案にとどまることもありましたが、NRIではシステム実装まで見据えた具体的な支援ができています。
転職面接では、金融業界でのコンサルティング経験と、複数のプロジェクトを同時にマネジメントした経験を評価していただけました。現在は証券会社向けの大規模DXプロジェクトに参画し、戦略と実行の両面からクライアントを支援しています。
コンサルタント、在籍年数7年以上、新卒社員、男性、野村総合研究所
金融業界でのNRIの存在感は圧倒的で、特に証券・資産運用分野では「NRIを知らない人はいない」というレベルです。業界の制度変更があった際も、NRIのシステムが業界標準として機能しているため、多くの金融機関から相談をいただけます。
野村総合研究所のすごい強み③
優秀な人材と業界トップクラスの収益力
野村総合研究所は、売上高営業利益率が16%台と大手コンピュータメーカーやSI企業を大きく上回る収益性を誇ります。平均年収は約1,322万円(2025年3月期)と国内IT企業でもトップクラスの水準であり、優秀な人材の獲得と定着に大きく貢献しています。
高い報酬水準は、論理的思考力やビジネスの構想力に優れた人材を惹きつけ、結果としてプロジェクトの質を高めるという好循環を生んでいます。NRIグループの社員数は2025年3月期で約16,600人を超え、それぞれの領域に精通した専門家が在籍しています。
こうした優秀な人材が高い収益性を維持し、その収益が人材投資に再び還元される循環こそが、野村総合研究所の持続的な競争優位の源泉であり、他社が容易に模倣できない強みとなっています。
コンサルタント、在籍年数20年以上、新卒社員、男性、野村総合研究所
優秀で人柄の良いメンバーが多く在籍しているのがこの会社の特徴です。コンサルティングとシステムの両面に強い人材がいるため、どんな課題に直面しても社内で相談でき、質の高い解決策を導き出せる環境があります。
エンジニア、在籍年数5年以上、中途社員、男性、野村総合研究所
SIerの同業種の中でも利益率が非常に高く、その分給与水準も高い。優秀な同僚が多いため、日々の業務から学べることが多く、自身の成長スピードも早まっている実感がある。中途入社でも実力次第で評価される文化があるのも良い点だと思う。
野村総合研究所のすごい強み④
企業の高いブランド力と信頼
金融機関や大手企業のシステム開発では、失敗が許されないプロジェクトが多く、発注先の選定では実績やケイパビリティだけでなく、企業の信頼性やブランドイメージも重要な判断基準となります。
野村総合研究所は1965年の設立から約60年にわたり、官公庁や金融機関、大手企業との信頼関係を築いてきました。「NRIならば安心」というブランドイメージは案件獲得の大きな武器であり、特に金融機関や官公庁では実績と信頼性が何より重視されるため、過去の積み重ねが大きなアドバンテージになっています。
また政府の審議会や研究会への参画、政策提言活動などを通じた社会的信用は、他のコンサルティングファームやSIerにはない野村総合研究所ならではのポジションです。こうした信頼の積み重ねは一朝一夕に築けるものではなく、今後もNRIの成長を支える大きな強みになるでしょう。
営業、在籍年数15年以上、新卒社員、男性、野村総合研究所
クライアントとの商談で「NRIならば安心」と言っていただけることが本当に多いです。特に金融機関や官公庁では、実績と信頼性が何より重要で、過去60年間で築き上げた関係性とブランド力は他社では簡単に真似できない財産だと感じています。
コンサルタント、在籍年数6年以上、中途社員、女性、野村総合研究所
政府の審議会や研究会に参加する機会が多く、政策形成の最前線に関わることができます。この経験は他のコンサルティングファームでは得られない貴重なもので、社会全体への影響を考えながら仕事ができるのは、NRIならではの魅力だと思います。
野村総合研究所のすごい強み⑤
着実なグローバルへの進出
国内事業では安定した成長を遂げていますが、NRIはグローバル展開にも積極的に取り組んでいます。北米・豪州・アジアを中心にM&Aや現地法人の設立を進め、海外売上比率の拡大を目指しています。
確かに海外事業の収益性は国内と比較すると課題があり、2024年3月期では営業利益率が大幅に低い状況でした。しかし2026年3月期第2四半期には海外事業の営業損益が黒字転換を果たし、米Core BTSの費用削減策等により収益性が改善しつつあります。
国内市場だけでは成長に限界がある中、こうした課題に正面から向き合い、着実にグローバル事業の基盤を固めていることは、中長期的な成長の原資となる強みになるでしょう。
システムエンジニア、在籍年数8年以上、中途社員、男性、野村総合研究所
海外展開については苦戦している印象もありますが、徐々に収益性の改善が見え始めています。現地企業との文化の違いを乗り越えながら、日本で培ったノウハウをグローバルに展開しようとする姿勢は、今後の成長を考えると非常に重要な取り組みだと思います。
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強みと弱みは何?
野村総合研究所の弱み

昨今のコンサルティング・IT業界は、様々なプレイヤーがいます。
アクセンチュアやNTTデータは昔から競合することも多かったと思いますが、最近ではベイカレントコンサルティングやデロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティングなども競合することが多いでしょう。
総合コンサルティングファームは、どのファームも全業界・全サービスに対してフルラインでサービス提供をしており、差別化が難しいのはどのファームも同じです。
その為、各企業・コンサルティングファームが似たような年齢・経験の人材を採用しようとしていますが、外資系企業や急成長企業は積極的に年収水準を上げてオファーを出せます。
しかし、野村総合研究所の場合は、昇進が比較的年功的で人材の流動性も低く(離職率が約7-8%程度)、若い人材に転職市場の状況に合わせて高い金額のオファー(内定通知)を出しにくい状況が続いています。
組織的な安定は野村総合研究所の非常に大きな魅力である一方で、それが新たな人材の獲得競争において課題となっているのも事実です。それでは早速、野村総合研究所の弱みを見てみましょう。
野村総合研究所の弱み①
海外事業の収益性課題
野村総合研究所の最大の課題は海外事業の収益性の低さです。国内事業の営業利益率が約15%台と高水準を維持する一方で、海外事業の営業利益率は約1-2%程度と大幅に劣後している状況が続いています。
2024年3月期では海外事業の売上収益は5%減の1,175億円、営業利益は73%減の8億円と大幅な減収減益となりました。これは豪州・北米での現地案件の不調や、現地企業とのシナジー創出やガバナンス体制の構築に課題があることを示しています。
システムエンジニア、在籍8年以上、中途社員、男性、野村総合研究所
海外展開については苦戦している印象が強いです。現地企業との文化の違いや、日本で培ったノウハウを海外市場にそのまま適用することの難しさを感じています。国内のような安定した収益モデルを海外でも構築するには、まだ時間がかかりそうです。
野村総合研究所の弱み②
新規事業・イノベーション創出の課題
安定した組織運営を重視する企業文化ゆえに、リスクを取った新規事業やイノベーション創出への挑戦が他社に比べて慎重すぎる傾向があります。
特にスタートアップ企業や外資系コンサルファームと比較すると、新技術の導入や破壊的イノベーションへの対応が後手に回ることが多く、先行企業の後追いになってしまうケースが見受けられます。
一方で、コンサルティング・IT事業は、基本的に人材×稼働時間=売上のビジネスモデルの為、優秀な人材を多く採用できることが重要な業態です。しかし競合に比べて年収水準で劣後する場面があり、採用競争力に課題が生じる、採用しても他の企業に転職されてしまう、というリスクは野村総合研究所の弱みの1つと言えるでしょう。
優秀な人材を増やす必要がある一方で、安定した組織運営を重視するあまり新領域への挑戦が慎重になりすぎ、市場での競争力を維持するのに苦労するというジレンマが生じています。
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どんな会社?野村総合研究所/NRIのプロジェクト事例

1974年から50年間にわたって証券業界を支え続けてきた証券会社向け総合バックオフィスシステム「THE STAR」の革新的プロジェクトをご紹介します。
2024-2025年の最新取り組み
時代をリードする社会課題解決への挑戦
野村総合研究所は伝統的な金融ITソリューションに留まらず、社会の根本的な課題解決を目指した革新的なプロジェクトを積極的に展開しています。
三菱UFJ銀行との生成AI共同開発プロジェクト

2025年8月、三菱UFJ銀行と共同で生成AIを活用した人材・業務マッチング最適化システムを開発。銀行内の膨大な人材データと業務データを生成AIで分析し、最適な人材配置を実現する画期的なプロジェクトです。金融業界の働き方改革を推進する社会的意義の高い取り組みとして注目されています。
Oracle Cloud Infrastructure活用の大規模システム移行
2023年4月、証券業界向けシステム「THE STAR」をOracle Cloud Infrastructure上で稼働開始。日本有数の規模を持つ証券基幹システムのクラウド移行という業界初の挑戦を成功させ、1日数億件の金融取引を安全かつ効率的に処理する次世代金融インフラを構築しました。
CDP気候変動「Aリスト」企業認定
2025年1月、CDP気候変動調査において最高評価の「Aリスト」企業に6年連続で認定。ITサービス業界でのサステナビリティ推進における先進的な取り組みが国際的に評価され、クライアント企業のカーボンニュートラル実現支援でも業界をリードしています。
これらの取り組みにより、NRIは「金融システムの会社」から「未来社会創発企業」としての地位を確立しつつあります。
THE STARプロジェクト
*THE STAR:証券会社向け総合バックオフィスシステム
証券業界の標準インフラとして50年間稼働し続ける「THE STAR」は、野村総合研究所の代表的なプロジェクトです。現在75社の証券会社が利用し、国内トップシェアを誇るこのシステムは、1974年の稼働開始から一度も重大な障害を起こすことなく金融市場を支え続けています。
プロジェクトチームは金融業界の深い知見を持つコンサルタント、最新技術に精通したシステムエンジニア、厳格な品質管理を担うテスト専門家など多様なプロフェッショナルで構成され、証券業界の制度変更や新たな金融商品にも迅速に対応しています。
共同利用型サービスとして提供されるTHE STARは、証券会社が個別にシステムを構築・運用するコストを大幅に削減し、業界全体の効率化に貢献しています。
次世代金融インフラへの進化
2023年からはOracle Cloud Infrastructure上でのサービス提供を開始し、クラウドネイティブな次世代金融インフラとして進化を遂げました。
この大規模なシステム移行プロジェクトでは、既存の安定性を保ちながら最新のクラウド技術を活用し、スケーラビリティとセキュリティを飛躍的に向上させることに成功しています。
こうした長期間にわたる継続的なシステム進化を通してNRIは証券業界との深い信頼関係を構築するとともに、金融業界特有の厳格な要件や規制変更への対応ノウハウを蓄積し、新たなプロジェクトの受注にもつながっています。
まさに「知的資産」と「技術力」を融合させた日本初の民間総合シンクタンクならではの事例だと思います。
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
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ここがすごい!
野村総合研究所の特徴(海外・グローバルで働ける)

さて、これまでは野村総合研究所の強みと弱み、そしてプロジェクト事例をご紹介してきました。
金融業界、特に証券・資産運用分野で確固たる強みを発揮しており、更にAI・DX領域のコンサルティングサービスにも力を入れていることはお分かりいただけましたか?もちろん金融以外のプロジェクトも多数ありますので、そこはお忘れなく。
更に野村総合研究所はプロジェクト事例で御紹介したように、海外で働く機会が多いことも特徴の1つになっています。
シンクタンク・ITソリューション案件を発注するのは基本的に大企業ですが、大企業は当然、世界中に支社や拠点があり、各国の商習慣や法令等をもとにシステムを導入していく必要があります。
その為、野村総合研究所の特徴としてグローバルで働く機会が多いことをご紹介しますね。
ここがすごい!野村総合研究所の特徴
グローバルプロジェクトが多い
野村総合研究所は、日本に本社を置く民間総合シンクタンクのため、日本企業の海外進出や事業拡大をサポートする、グローバルプロジェクトが多い点が特徴の1つです。
金融機関の海外展開支援をはじめ、製造業のグローバル戦略策定、小売業の海外進出コンサルティング等、様々な企業の海外拠点を含めた基幹システム導入・業務改革プロジェクトを受注できており、海外で働く機会が多いファームとして有名です。
14ヶ国42拠点というグローバルネットワークを活用し、アジア・パシフィック地域を中心に、アメリカ・ヨーロッパでも現地密着型のプロジェクトを展開しています。
特にアジア地域では、NRIインドが4年間で売上4倍・人員5倍に成長し、コンサルティング部門最大の海外拠点となるなど、現地でのプレゼンス拡大が著しいです。
シンクタンク・ITコンサルタントとしてキャリアを伸ばしていきたい方、特にグローバルで働く経験を積みたい方には魅力的なファームですよね。
特に政策提言から企業戦略、そしてシステム実装まで一気通貫で支援できる経験は、これからも需要が高い経験になってくるでしょうし、野村総合研究所での数年間が皆さんのキャリアにプラスの影響をもたらす可能性は高いでしょう。
ここがすごい!野村総合研究所の特徴
金融業界向けシステムで圧倒的な専門性とシェアを保持
野村総合研究所が「すごい」と言われる理由の一つは、金融業界向けITソリューション領域において、国内で圧倒的な存在感を持っていることがあげられます。
THE STARとは
THE STARとはNRIが提供する証券会社向け総合バックオフィスシステムです。証券業界の基幹業務である売買・決済・顧客管理・リスク監視等を統合的に支援するシステムで、1974年の稼働開始から50年間、金融市場のインフラとして機能しています。
THE STARとは、証券会社向けの総合バックオフィスシステムであり、金融業界が事業活動をする為に欠かせないものです。証券業界の基幹システムの導入や保守・運用には非常に多くの専門的な知識を持った人の工数が必要です。
野村總券の調査部門から独立したルーツを持つNRIは、金融業界の深いビジネス知識と最新ITテクノロジーを融合させた独自のソリューションを提供しています。
この「金融業界への深い理解」を背景とした専門性を最も多く保有しているのが野村総合研究所です。その為、様々な金融機関でシステムの導入だけでなく、制度変更対応や保守をするプロジェクトで重宝されているのが野村総合研究所です。
| 順位 | 企業名 | 主要サービス |
|---|---|---|
| 1位 | 野村総合研究所 | THE STAR(証券75社が利用) |
| 2位 | 日本ユニシス | ADAMS(銀行・信託系) |
| 3位 | 富士通 | BANKSTAGE(地域金融機関) |
| 4位 | NTTデータ | BeSTA(地銀・信金向け) |
| 5位 | みずほリサーチ&テクノロジーズ | MEJARNET(証券・運用) |
| 6位 | TIS | DARCHS(銀行業務) |
| 7位 | 日立製作所 | 日立バンキングソリューション |
| 8位 | SBIホールディングス | SBI金融ソリューション |
| 9位 | 三菱UFJインフォメーションテクノロジー | 統合チャネル基盤 |
| 10位 | 野村證券システム | 証券業務システム |
また、こうした専門的な領域に豊富な実績がある為、金融分野の複雑な案件(例えば、グローバルな金融規制対応や新たな金融商品への対応等)でも豊富な実績から成功への道筋を示すことが出来るのが野村総合研究所が「すごい」と言わる理由となっています。
共同利用型サービスとして提供される金融ITソリューションは、1度導入すると継続的に利用される傾向が強く、安定した収益源となることから野村総合研究所の経営が安定し、新たな領域にチャレンジしやすくもなります。
野村総合研究所の仕事は「コンサルティング」「金融ITソリューション」「産業ITソリューション」「IT基盤サービス」の4つに分類できますが、全体の約60%が金融ITソリューションであり、産業ITソリューションが約25%、コンサルティングは全体の約7%です。
こうした金融業界での豊富な実績、それを支える60年近い歴史で培われた深い専門知識、その結果として安定した収益の確保が総じて野村総合研究所が「すごい!」と言われる理由となっています。
ここがすごい!野村総合研究所の特徴
辞めない総合シンクタンク?
野村総合研究所は非常に低い離職率(2-3%程度)を維持しており、「働きがいのある企業」として高く評価されています。離職率の低さは業界でも際立っており、多くのコンサルティングファームの離職率が10-20%である中で、極めて安定した組織運営を実現しています。
上司や先輩のフォローがしっかりとしつつも、様々な仕事を任せてもらい若い時期から成長する機会が多いことにも定評のあるファームです。
多くのコンサルティングファームは2-3年で退職していくことを前提に働いている方が多いのも事実ですが、野村総合研究所では「NRIでの長期的なキャリア」も描きやすいと言われています。
もちろん所謂”プロジェクトガチャ”や”上司ガチャ”により、炎上案件・仕事できない上司を引いてしまうことは他のファームと同様にあると聞いていますが、それでも残業制限等もきちんと制度として設けて管理されています。
一方で私達転職note編集部の友人・知人では野村総合研究所出身の方が様々なコンサルティングファームや事業会社で活躍されているのをよく見かけます。
上司・先輩からのフォローを受けながらシンクタンク・ITコンサルタントの実力を身に着けるファームとしては、とても良い環境なのだと思います。(ただし金融・ITに全く興味がない、という方は他のファームを検討しても良い気がします)
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野村総合研究所/NRIへの中途入社!
活躍する為の準備
野村総合研究所(NRI)がどんな会社で、強みや弱みがどこにあるのか?をご紹介させていただきました。
そんな野村総合研究所に中途入社した後、活躍する為に意識するべきことを御紹介しますね!
野村総合研究所で中途入社後に活躍する為の準備
- 野村総合研究所の特色・働き方を理解して入社する
- 自分の経験に合わせた職位で転職する
- コンサルタントとしてスキルアップする努力を怠らない
- 周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
野村総合研究所だけではありませんが、プロジェクト単位でチームを組成して働くコンサルタントだからこそ、入社前の準備や心構えが入社後の活躍に向けて大切になります。
1つずつ詳しくご紹介しますので、皆さんの転職後の活躍を確実なものにしてくださいね!
野村総合研究所で中途入社後に活躍1
野村総合研究所の特色・働き方を理解して入社する
野村総合研究所で中途入社後に活躍するための準備で最初にできるのは、野村総合研究所の特色や働き方を理解して入社することです。
2025年現在、多くの企業でテレワークの普及が進む中で、野村総合研究所では「コンサルティング×ITソリューション」の統合サービスを活かしたデジタル時代の新しい働き方を推進しています。
具体的には
- 金融・流通業界の大手企業との強固な信頼関係に基づくプロジェクト運営
- ITコンサルティングとシステム開発を一気通貫で提供する体制
- STAR、BESTWAYなど業界標準となる共同利用型システムの開発・運用
- デジタル技術を活用した効率的なプロジェクト管理と品質保証
この統合的なサービス提供体制が、特に金融機関や大手流通企業からの高い評価を得ており、長期的なパートナーシップ構築に成功しています。
管理職とスタッフ(管理職未満)で、この影響は大きく変わるでしょう。
中途でマネージャー以上で転職した場合、野村證券や大手金融機関など既存顧客との信頼関係を理解し、NRIの持つ豊富なプロジェクトアセットやメソドロジーを活用してメンバーをリードする必要があります。
一方で、スタッフクラスの方は、ITとコンサルティングの両方のスキルを身につけられる環境で、大規模プロジェクトに参画できる機会に恵まれることになります。
まずは野村総合研究所で皆さんが入社されようとしている部署の特色や働き方を具体的なイメージを持って理解することで、入社後に働き始めてもイメージとのギャップを持たずに働くことができるでしょう。
野村総合研究所の働き方を詳しく知りたい方は、コンサルタントのキャリア支援を20年以上にわたって専門で支援しているマイビジョン/MyVisionに相談してみてください。
マイビジョンは未経験者のコンサル転職に特に強みを持つエージェントであり、野村総合研究所の内情や働き方について深く理解しています。
野村総合研究所で中途入社後に活躍2
自分の経験に合わせた職位で転職する
野村総合研究所に中途で入社して活躍するための準備では、2つ目に自分の経験にあわせた職位で転職することです。
コンサルティング業界で1度働いたことがある方はイメージが湧くと思いますが、コンサルティング業界はプロジェクト単位でアサインされチームアップする等、事業会社とは働き方が大きく異なります。
特にマネージャー以上では、野村證券やセブン&アイ・ホールディングスなど大手クライアントの期待値コントロールを含めてプロジェクト全体の品質管理をしないといけません。
働き方が大きく違うだけでなく、社内にも気兼ねなく話せる同僚は少なく(そもそもみんな自分のプロジェクトで忙しくしている)、若い子達はITとコンサルティングの両方で複数年経験しており「こうあるべき」という一定の仕事の基準を持っています。
いくら仕事内容が前職と近くても、クライアントの期待値や社内での動き方がわからないと苦労する方が多いのが、コンサル未経験でのマネージャー転職です。
野村総合研究所をはじめコンサルティングファームは職位に合わせて年収水準を定めている為、年収を上げたいという思いから、できるだけ上の役職で転職したいと考える方もいらっしゃいますが危険です。
特に、コンサルティング業界が未経験でマネージャー以上で転職する場合は、既にコンサルタントとしての経験を積んだ自分の部下達からマネージャーとしての適切な立ち居振る舞い、業務指示を求められます。
これは結構な重いプレッシャーになります。
職位に関係なく、コンサルティング業界の就業経験がない方は、自身の経験に合わせた職位での転職に無理せず転職するようにしましょう。
コンサルティングファームは、一般的な事業会社よりパフォーマンス次第で昇進することができます。目先の年収よりも着実な成果でクライアントに貢献し、評価を受けて昇進して、高い報酬をもらえるように努めると社内外からも1人前と認められ、気持ちよく働けると思います。
くれぐれも無理をしすぎないようにしてくださいね!
野村総合研究所で中途入社後に活躍3
コンサルタントとしてのスキルアップを怠らない
野村総合研究所に中途で入社して活躍するための3つ目の準備は、コンサルタントとしてスキルアップする努力をし続けることです。
多くの方がロジカルシンキングやプレゼンテーション、問題解決等の本を読み、講習を受講して転職されてきますが、実践の場で状況が日々刻々と変わる中で、クライアントCxOや役員の悩みに対する鋭い仮説やアプローチを出せるかというと難しいでしょう。
野村総合研究所では金融・流通業界の大規模システムプロジェクトが中心となりますが、戦略立案からシステム設計・開発・運用まで一貫したサービスを提供するため、幅広いスキルセットが求められます。
これは転職してからも継続して、各プロジェクトで求められる役割を100%以上にこなす中でしか鍛えられません。もちろんきちんと努力をすれば身に着けられるスキルがほとんどですが、クライアントの求めていることを常に考え続け、上司や同僚とのパフォーマンスの違いを理解し、埋める努力を続ける必要があります。
逆に言えば、そうした環境で切磋琢磨するからこそ、高いレベルのスキルと経験を短期間で身に着けることができ、評価を得て高い報酬をもらうことができる業界でもあります。
入社後は、周囲からのフィードバックを適切に理解し、改善・実行するという主体的なアクションが大切です。ぜひ継続的に自分なりの課題に取り組むようにしてくださいね!
野村総合研究所で中途入社後に活躍4
周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
コンサルティングファームはドライな人間関係と思われがちですが、実は過去のプロジェクトアプローチや実績などのノウハウを同僚同士でシェアしていたり、相談していたりします。
中途で入社した方々は、同時期入社の方とのつながりはありますが、社内で何年も経験を積んだ方々との関係は、あまり作れていない方が多いでしょう。
一時的に、社内のアセットをうまく使い込ませていないので、フリーのコンサルタントと同じような状況なわけです。
そんな状況を早く脱し、野村総合研究所の豊富なプロジェクトアセットや業界知見、STARシステムなどの共同利用型システムの運用ノウハウを活用して、効率的に問題解決ができるようになるために、社内の「経験豊富な方々」と関係性を作ることが非常に大切です。
野村総合研究所では、金融・流通業界での長年の実績により蓄積された豊富な業界知見とシステム開発のベストプラクティスがあります。そうした知見を持つ先輩社員との良好な人間関係を作ることが、結果的に皆さんの仕事のスピードとクオリティを上げることにつながります。
ぜひ意識的に社内の様々な方と会話をして、良好な人間関係を作ってくださいね!
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
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FAQ|「野村総合研究所/NRIの強みと弱み」を知りたい方へ
野村総合研究所/NRIの強みは何ですか?
野村総合研究所(NRI)の最大の強みは、コンサルティングとITソリューションを一気通貫で提供する総合力にあります。1965年の創業以来、戦略コンサルティングからシステム設計・開発・運用まで一貫したサービス提供により、クライアントの課題を根本から解決することが可能です。
特に、金融・流通業界における圧倒的な顧客基盤と信頼関係が強みです。野村證券やセブン&アイ・ホールディングスなどの大手企業との長期的なパートナーシップにより、安定的な収益基盤を確保しています。STAR(証券業向け)、BESTWAY(投信窓販)などの共同利用型システムは業界標準となっており、継続的な収益をもたらしています。
さらに、高品質な人材とデジタル技術の積極活用も他社との差別化要因です。2025年現在、ITロードマップやDXソリューションの提供により、クライアントのデジタル変革を牽引し、従来のコンサルティングファームでは実現できない技術的な深度での支援を実現しています。
野村総合研究所/NRIの日本での立ち位置は?
野村総合研究所(NRI)は、日本のコンサルティング・IT業界において確固たるリーダーポジションを築いている企業です。1965年の設立以来、日本初の民間総合シンクタンクとして、国内コンサルティング業界の草分け的存在となっています。
業界での地位は極めて高く、ITコンサルティング市場において売上高シェア1位を獲得しています。従業員数約13,000名(連結、2024年時点)、売上収益約6,700億円(2025年3月期)という規模で、国内最大級の総合コンサルティング・ITサービス企業として位置づけられています。特に金融ITソリューション分野では他社の追随を許さない圧倒的な市場シェアを誇っています。
野村総合研究所/NRIの業界ランキングは?
野村総合研究所(NRI)は、ITコンサル業界年収ランキングで第1位、平均年収約1,322万円を誇り、業界内でもトップクラスの水準となっています。これは業界平均を大幅に上回る実績であり、IT業界(サービス)の平均年収においても1位を獲得しています。
企業規模・業績面でも優秀な成績を収めており、2025年3月期の売上収益は前期比3.8%増の約6,700億円、営業利益は12%増と好調な業績を維持しています。コンサルティング業界における位置づけとしては、戦略系ファームに次ぐ総合系コンサルファームの最上位に位置し、特に日系企業としては圧倒的な存在感を示しています。
野村総合研究所/NRIの中途採用の難易度は?
野村総合研究所(NRI)の中途採用難易度は極めて高い(難易度B級)とされています。新卒採用における主要大学は慶應義塾大学(70人)、早稲田大学(62人)、東京大学(32人)、京都大学(23人)などの超難関大学が中心となっており、高い学歴要件が求められています。
| 採用実績大学 | 特徴 |
|---|---|
| 慶應義塾大学 | 最多実績(70人) |
| 早稲田大学 | 私立2位(62人) |
| 東京大学 | 国立最多(32人) |
ただし、中途採用に積極的であることから、適切なITスキルとコンサルティング経験を有していれば転職できる可能性は十分にあると言えます。特に、論理的思考力、問題解決能力、デジタル技術への理解、そしてクライアントの課題解決への強い意欲を持つ人材が強く求められています。
野村総合研究所/NRI なんの会社?
野村総合研究所(NRI)は、コンサルティング・IT業界の総合リーディングカンパニーとして、企業のデジタル変革と経営戦略の実現を支援する会社です。事業内容は主に以下の3つの領域に分かれています。
- コンサルティング: 経営戦略、事業戦略、M&A戦略などの戦略立案から、業務改革・組織変革の実行支援まで幅広いコンサルティングサービスを提供。
- 金融ITソリューション: 証券業界向けSTARシステム、投信向けBESTWAYシステムなど、金融業界の基幹システムの開発・運用を担当。業界標準システムとして高いシェアを誇る。
- 産業ITソリューション・IT基盤サービス: 流通・製造・サービス業など幅広い業界向けのシステム開発・運用、クラウドサービス、セキュリティサービスを提供。
1965年設立以来、「未来洞察」と「変革実現」を両輪とした価値創造を企業理念とし、「Navigation & Solution」をコンセプトに、クライアント企業の持続可能な成長と社会課題の解決に貢献しています。
野村総合研究所/NRI中途転職を相談するべき転職エージェント

2025年現在、多くの企業が直面している課題は「生成AIの業務活用と戦略統合」「サステナビリティ経営の実践」「デジタル人材不足への対応」など、より複合的で高度な経営課題となっています。
これらの課題に対して、野村総合研究所では次のような支援を強化しています。
最新のクライアント支援領域(2024-2025年)
- 生成AI活用支援:AI共創モデルによる段階的なAI導入・業務変革
- ESG経営支援:サステナビリティレポート作成・ESGデータ管理
- デジタル人材育成:DX推進・ITスキル向上プログラム
- サイバーセキュリティ強化:2030年のセキュリティランドスケープ対応
- 金融DX支援:次世代金融ITソリューションの構築
- スペーステック活用:宇宙関連技術のビジネス応用
これらの最新ニーズに対応するため、野村総合研究所では従来の業界知見に加えて、AI・データサイエンス・サイバーセキュリティ・サステナビリティ領域の専門人材を積極的に採用・育成しています。
もしコンサルタントのキャリアやコンサルタントの次のキャリアを考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。
転職note編集部転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/
『MyVision/マイビジョン』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20~30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。
戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。
- コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
- 過去にコンサルファームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
- 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい
コンサルティング業界への転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
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アクシスコンサルティングは野村総合研究所や三菱総研をはじめとしたシンクタンク・コンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
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- 野村総合研究所の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
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こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
企業から高年収スカウトを直接もらう
Bizreach(ビズリーチ)


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ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
またシンクタンクや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- シンクタンク・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
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- 野村総研や三菱総研等、シンクタンクでのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 自分のキャリアでコンサルファームからスカウトが来るか試したい(市場価値を知りたい)
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
また、少数精鋭ながらコンサル業界に強いヘッドハンターとのパイプも重要です。
転職は本当に転職エージェント・ヘッドハンター毎に紹介できる求人が違います。
業界に強い転職エージェント・ヘッドハンターとの縁は大切にしてくださいね。
まとめ:野村総合研究所/NRIの強みと弱み!特徴とは
野村総合研究所(NRI)への転職は、コンサルティングとITソリューションの一気通貫提供という独自のビジネスモデルと60年の歴史で培われた顧客基盤を理解することが極めて重要になります。
特に2024年以降は、生成AI活用支援の本格化・サステナビリティ経営支援の強化・マイクロソフトとの戦略的パートナーシップ拡大といった組織戦略の進化や、金融DX・ESGデータ管理・サイバーセキュリティ分野での大型プロジェクトの急増について深く理解することが、転職成功の分かれ目となります。
転職成功のための5つのポイント
- ビジネスモデルの理解:コンサルティング・金融IT・産業ITの3本柱と相互連携
- 部門別採用の対策:コンサル部門・ITソリューション部門それぞれの選考基準習得
- 顧客基盤の価値:野村證券・大手金融機関との60年の信頼関係への理解
- 専門エージェントの活用:コンサル業界の選考トレンドと面接官情報の取得
- 実践的準備:複数社受験による場慣れと回答精度の向上
最も重要なのは、コンサルティング業界に精通したマイビジョン/MyVisionやアクシスコンサルティング等の専門エージェントとの連携です。これらのエージェントは、面接官別の選考傾向や過去通過者のノウハウを詳細に蓄積しており、NRIの「Navigation & Solution」としての独自性を面接でどう表現すべきかまで、具体的な対策を提供してくれます。
転職を検討される際は、面接準備と並行して、NRIでのキャリアパスや働き方についても事前に詳しく調査することをおすすめします。
記事内でもお伝えしましたが、志望度の高い企業への応募前には、必ず複数社で面接経験を積んでください。場慣れにより緊張が和らぐだけでなく、面接官の反応を通じて自分の回答をブラッシュアップできる貴重な機会となります。
成功への道筋は明確です:①転職エージェントから選考情報とノウハウを収集、②面接慣れによる緊張感の軽減、③相手の反応に応じた回答の最適化、この3ステップで選考通過率は飛躍的に向上します。
皆さんの転職活動が実り多いものとなることを心より願っています。




