監査法人

【会計士】監査法人非常勤がお勧め!理由と求人の探し方3選

こんにちは。転職ノート編集部です。

私は大手監査法人で5年以上勤務して、現在は退職して先輩と独立しています。まさかコロナで大変なことになるとは思っていませんでしたが、何とか先輩・友人と協力して逞しく生きています!

私の友人には同じように独立したり転職、非常勤バイトをしている友人も多いので、そんな友人達の声も含め、実際に働いている立場から御紹介したいと思います。

合格者数減少と働き方改革、また近年の不正に伴う手続きの増加等によって、どの監査法人も人手不足の状況であることは会計士の皆さんも身をもって経験されていると思います。(それはもう本当に)

一方、人手不足を受けて非常勤勤務の会計士の時給も上がっており、非常勤で監査をしながら独立する方も増えています。

今回は「非常勤勤務の会計士」と「常勤の会計士」を報酬・ワークライフバランス・キャリアの観点から比較して、「監査法人の非常勤がオススメの理由」と「非常勤のできる監査法人の探し方」をご紹介します。

本記事の想定読者

  • お子さんのいる、女性会計士の方
  • 公認会計士として独立する方(又は既に独立されている方)
  • 仕事をある程度、セーブしつつも、ストレスなく稼ぎたい方

監査法人の非常勤勤務を探されている方、ワークライフバランスを高めたい方には、参考になる記事だと思います。

非常勤勤務の会計士求人は”マイナビ会計士”で探す!

非常勤勤務の求人は、会計士専門の転職エージェント”マイナビ会計士”に相談するのが確実です。

業界専門なため、常勤→非常勤/非常勤→常勤とどちらの転職も支援した実績から、両方の立場のメリット/デメリットを教えてくれます

求人の確認だけでなく、中長期的なキャリア形成を先人の実績をもとに相談できるので、ちょっと今のキャリアに不安がある方は相談してみると安心できると思います。

監査法人の非常勤って何?

普通に常勤の人と同様に監査をします。
大手では、上場企業の監査をすることが多いでしょう。

雇用形態が非常勤で、多くの場合が1年毎に契約を更新となります。

だったら「常勤の方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、”非常勤だからこそのメリット”を御紹介します!

【会計士】非常勤勤務をお勧めする3つの理由

私達の立場から見て、監査法人の非常勤バイトに5つのメリットがあります。

  • 給料(時給)が2倍になる
  • 拘束時間が短い
  • 人間関係がフラットである
  • 主査を任されない
  • 人脈が広がる

①.給料が2倍になる

聞いたことのある方も多いかもですが、監査法人の非常勤は給料が非常に高いです。

その情報が本当なのか、実際にJICPA Career NAVIで調べてみました。
平均で時給4,500円~8,500円程度(2020年4月2日時点)です。

専門的な能力を使ったアルバイトですので、高時給なのも当然ですね。
念の為に、一般的な会計士の時給と比較してみましょう。

私の場合は、監査法人5年目(シニア)だった時、年収は600万強でした。
月間の営業日22日×1日稼働時間8H=176H
176H×1.3倍(残業分)=228H
228H×12ヶ月=2,745Hが年間の稼働時間になります。

仮に年収650万円として650万÷2,745H=2,367円(端数切捨て)です。

実給与の時給2,745円と4,500~8,500円の比較なので2~3倍の差になります。

給与は2~3倍になりますが、その分の福利厚生や退職金等の積立はなくなりますので、その点は覚えておきましょう。

②.拘束時間が短い

監査法人と非常勤勤務の契約をする場合、拘束時間を短くすることが可能です。私が他の監査法人と面談した時に出た話を御紹介しますね!

面談では、勤務日数・残業・業務内容を確認します。
今の求人を見ても、6時間勤務や週2~の勤務等、勤務時間が短い法人があります。

求人内容(例)

■監査業務
・会社法監査 株式公開準備の監査
・財務諸表などの社会的信頼性を獲得するための監査

■支援業務株式公開
・中小企業サポート(事業計画作成等)、
 内部統制構築・整備、
 財務調査、事業承継、グループ会社の再編、事業再生、
 M&A又はMBO、IFRS導入支援

■想定年収
・500~800万円(勤務時間による)
*出社時間等は適時ご相談

拘束時間を短くできることは、女性会計士にとっても非常にありがたいですよね!私の友人も結婚を機に、非常勤を考えたと言っていました。

どうしても監査法人勤務では繁忙期は纏まった勤務時間が必要になります。しかし、家庭や子供がいると、そうした働き方が難しくなりますので、働く女性会計士には、自らの能力を活かしつつ家庭との両立を考えられる選択肢だと思います。

③.主査を任されない

基本的に、主査は常勤の会計士が担当します。

非常勤会計士は、1人の作業者(スタッフ)として監査に従事することになります。これはとても気が楽でいられますよね!

日程調整や中間管理職的な業務が不要になり、自分のスケジュールが立てやすくなります。

ありがちですが、帰宅後や休日に「あれ大丈夫かな?」と心配になることもなくなり、精神的にも安心できます。

非常勤のデメリット2つ

非常勤のデメリット

  • 契約が1年毎の更新(一般的には)
  • 退職金等、受けられなくなる福利厚生がある

契約が1年毎の更新(一般的には)

2020年4月時点では、コロナ真っただ中ですが、明らかな人材不足で非常勤アルバイトの求人も潤沢にでています。

ただ、かつてリーマンショク(2009年頃)の時には、日本経済の大幅な低迷に合わせて、非常勤勤務者の契約は打ち切られ、常勤勤務者にも希望退職が募られたという話も聞きました。

このように、非常勤バイトの案件数は、景気に左右されます。

現実的に考えて、一人で非常勤だけを頼りに生活するよりは、独立していて軌道に乗るまでの1次的な選択肢、旦那さんの年収も期待できる、等の担保も必要になるでしょう。

非常勤の探し方

非常勤監査法人の探し方には、以下の3種類があります。

  1. JICPA Career Naviで探す
  2. 知人の会計士の紹介
  3. エージェントを使う(オススメ)

①.JICPA Career NAVIで探す

こちらは、日本公認会計士協会(JICPA)が提供するサービスです。
公認会計士または公認会計士準会員(会計士補)であれば、無料で利用できます。

手順は、以下の通りです。

  1. JICPA Career Naviにアクセス
  2. 左のメニューにある「登録がまだの方」というボタンをクリック
  3. 「個人情報保護」の確認項目にチェックを入れ、次に進む
  4. 各種情報を入力し、完了

これで、日本公認会計士協会が提供する求職情報を閲覧できます。
ただ、会計士協会は休職案内が本業ではないため、紹介している求人が非常に少ない、という側面があります。

②.知人の会計士に紹介してもらう

監査法人に勤められている方であれば、元同僚から声がかかったり、同僚が声をかけられたという話を聞いたりすることもありますよね。

東芝問題以降、大手監査法人は監査品質の高度化を進めており、表立った非常勤勤務の募集を減らしています。

一方で、顧客も多く、既に繁忙期はかなり激務に働いている関係で、非常勤の人員を求めているのも実情です。

こうした大手監査法人は、紹介から面接を経て契約をする場合もあります。

③.エージェントを使う

一番、オススメなのは”転職エージェントで探す”です。

非常勤のアルバイトで、転職エージェントを使うのは、あまりイメージがないかもしれませんが、監査法人は「常勤」「非常勤」変わらず、転職エージェント経由で募集しています。

私も登録してお話を伺った感想としては、マイナビ会計士が1番オススメです。

マイナビ会計士は、大手転職エージェントのマイナビが運営する会計士専門
転職エージェントです。

業界専門のキャリアアドバイザーが最適なキャリアプランを提案してくれます。業界専門ということもあり、会計士の実情をよく理解してくれているので、とても話をしやすかったです。

実際に初回の面談の満足度は75%と非常に高いようです。

転職ノート
編集部

個人的に良いなと思うのは、常勤→非常勤/非常勤→常勤のキャリアを支援しているので、両方の立場でメリット/デメリットを話せたことですね。
自分のキャリアにとってどちらがよいかをフェアに考えることができたのが良かったと思っています。

まとめ

  • 非常勤での勤務では、簡単に給与を2~3倍に上げられる
  • 勤務時間の自由度を上げられる(深夜まで激務をしなくてよくなる、休日の心配事が減る)
  • エージェントを使うと、非常勤の求人を幅広く見つけられる

以上となります。
一方で、景気動向に一時的には左右されるので、ご自身の給与・自由度・リスクのバランスを見て、試してみるといいと思います。

また、実際の案件や情報収集を兼ねて、エージェントに登録だけしてみると具体的な話が聞けて良いと思います。

働き方を自由に選択できるのは、公認会計士の特権だと思います。

私も家族(というかまず結婚ですが、、、)と体調とのバランスを見ながら情報収取をしたいと思います!