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激務でブラックだからやめとけ?NTTデータへの転職がやばい理由5選と対処法|金融・公共・医療・ヘルスケアのどこがひどい?うつで辞める?実際の離職率

こんにちは。転職note編集部です。

海外事業にも本格的な拡大路線を打ち出し、SI・IT事業を中心に成長しているNTTデータですが、中期経営計画でも自社の更なる成長に向けて社員数の拡大を打ち出しています。

就活生や転職者からも人気のSI・コンサルティング会社ですが、Google検索で「NTTデータ」を調べると「NTTデータ やばい」「NTTデータ やめとけ」といったネガティブなワードも目立ちます。

Google検索結果:NTTデータ やめとけ

NTTデータはITサービス業界のなかでは「ホワイトに働ける」とも言われますが、『実際のところ本当にホワイトなの?やめとけってなんで??」と疑問に思っている方も多いと思います。

そこで本記事では次のように「NTTデータへの転職がやばい・やめとけ」と言われる理由と実態を実際にNTTデータで働く社員へのインタビューや評判を参考にしながら、実際の労働環境を御紹介しますね。

本記事で得られる情報・解決する悩み


  • NTTデータへの転職は何がヤバいのか?
  • NTTデータへの転職はなぜやめとけなのか?
  • NTTデータでの働き方は激務なの?
  • NTTデータの退職率はどのくらい?
  • NTTデータへの転職を相談するべき転職エージェントはどこ?

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目次

NTTデータ/NTTデータグループの会社概要と組織構造

NTTデータ/NTTデータグループの会社概要

社名株式会社NTTデータグループ
英文社名NTT DATA Group Corporation
本社所在地〒135-6033
東京都江東区豊洲3-3-3
豊洲センタービル
設立年月日1988年5月23日
資本金142,520百万円
代表者代表取締役社長 佐々木 裕
従業員197,800人(グループ全体) 2025年3月31日現在
連結売上高4兆6,387億円(2025年3月期)
事業概要コンサルティング
システムインテグレーション
ITアウトソーシング
データセンターサービス

NTTデータ/NTTデータグループ組織構造

NTTデータはNTTグループの中核企業として位置づけられ、グループ内での序列と役割が明確に定義されています。

グループ会社売上高序列役割
NTTデータグループ4兆6,387億円1位IT事業統括
NTTドコモ5兆4,000億円2位通信事業
NTT東日本1兆7,000億円3位地域通信

元NTTデータ社員、在籍6年、シニアコンサルタント職、男性

グループ内ではNTTデータが最もIT事業に特化した企業で、NTTグループからの期待も非常に高い存在です。特に2025年にNTTの完全子会社となったことで、グループ内での重要度がさらに増しています。海外展開では業界トップクラスの規模を誇り、データセンター事業では世界第3位のポジションにいます。ただし、それゆえに成長プレッシャーも大きく、常に高い業績を求められる環境でした。グループ内転籍の機会もありますが、NTTデータから他社への異動は基本的に少ないです。

NTTデータ/NTTデータグループの事業内容

NTTデータは日本事業と海外事業の大きく2つの事業セグメントがあります。

2025年3月期 NTTデータのセグメント別売上高実績

事業セグメント2024年3月期
(億円)
2025年3月期
(億円)
増減額
(億円)
増減率構成比
(2025年)
日本事業17,57019,332+1,763+10.0%41.7%
公共・社会基盤6,9238,083+1,160+16.8%17.4%
金融6,9627,495+533+7.7%16.2%
法人5,3525,656+303+5.7%12.2%
海外事業26,54527,509+963+3.6%59.3%
合計43,67446,387+2,713+6.2%100.0%
出典:NTTデータグループ 2025年3月期決算説明資料

セグメント別業績ハイライト

  • 日本事業:公共・社会基盤分野が大幅増収(+16.8%)、金融分野も堅調成長(+7.7%)。全分野で増収を達成し、営業利益率も向上(営業利益率12.9%)
  • 公共・社会基盤:デジタル庁関連案件や自治体DX案件の活況により大幅増収。営業利益率13.4%と高収益を維持
  • 金融:大手金融機関向けシステム更改案件や決済・保険向けソリューションが堅調。営業利益率10.6%
  • 海外事業:データセンター事業(GTSS)が牽引し増収。北米・欧州での事業統合効果により競争力強化が進展
転職note編集部

国内SI事業を基盤としつつ、海外事業・データセンター事業に積極展開しているます。

2025年度中期経営計画では成長領域として、生成AI投資の拡大とグローバルでの競争力強化を掲げています。

日本事業での安定収益に加えて、海外事業・データセンター事業をひきうけることで更なる成長を続けていくことができそうですね。

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NTTデータへの転職が”やばい・やめとけ”と言われる理由5選

NTTデータへの転職で大事なのは、自分のキャリアゴールが何か?またゴールに対してNTTデータでのキャリアが適切な選択肢か、自分の中で明確になっていることです。

国内最大手のSIer(システムインテグレーター)として、エンジニア、ITコンサルタント、営業、プロジェクトマネージャー、データサイエンティストなど多様な職種で官公庁や金融機関など社会インフラを支える大規模システムを手がけ、技術力でも高い評価を受けている一方で、「やめとけ・やばい」と言う声がきこえてくることもあります。

皆さんは「やめとけ・やばい」と聞いた時にどう思いますか?

それはネガティブな意味かもしれませんし、もしかしたらポジティブな意味かもしれません(やばいほどスゴイ!かもしれませんよね?)

そこで国内最大手SIerとして成長を遂げているNTTデータでのキャリアが「なぜやめとけなのか、何がやばいのか」を私達編集部メンバーの経験や友人達の体験談、インタビューを通して分かる範囲で御紹介したいと思います。

NTTデータが”やばい・やめとけ”と言われるまとめ

順位やばい・やめとけの理由体験談
件数
深刻度対象職位
1位期待していた職種の専門性を活かせない業務実態22件全職位
2位プロジェクトアサインの運任せでキャリア形成が困難18件SE~PM・コンサルタント
3位プロジェクト次第で激務になる労働環境の実態15件SE~PM・営業
4位年功序列的な昇進制度と部署による文化の違い12件主任以上・コンサルタント
5位NTT完全子会社化により将来性への不安8件全職位
※体験談件数は元社員・現職社員インタビューに基づく(2024-2025年調査)

NTTデータが“やばい・やめとけ”と言われる理由1
NTT完全子会社化により将来性への不安

2025年5月、NTTはNTTデータグループを完全子会社化すると発表しました。投資総額は2兆円台半ばとなる見通しで、これによりNTTデータは上場廃止となり、NTTの完全子会社となる予定です。様々な職種の社員にとって、上場企業としての独立性や地位が失われることへの不安が高まっています。

特に技術系社員やコンサルタントの場合、「組織の意思決定が遅くなるのではないか」「ベンチャー精神やイノベーションが阻害されるのではないか」といった懸念の声が上がっています。

一方で、この完全子会社化は決してネガティブなものではありません。NTT本体とNTTデータグループとの一体運営が可能になることで、グローバルなITサービス展開やDX支援領域において強固なシナジーが発揮されると期待されています。

実際には「グローバル案件への参画機会が増える」「より大規模なプロジェクトに携われるようになる」「技術投資が拡大される」といったポジティブな側面もあり、長期的には全職種でキャリア機会が拡大する可能性も高いです。

ただし、短期的には組織変更に伴う混乱や、新しい体制への適応期間において不安定な状況が生じる可能性もあり、転職を検討する際にはこうした変化への対応力も考慮する必要があります。

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NTTデータが“やばい・やめとけ”と言われる理由
プロジェクト次第で激務になる労働環境の実態

NTTデータの2023年度における月間平均残業時間は28.7時間となっており、業界平均と比較してもコントロールされている水準です。しかし、金融機関の基幹システムや官公庁のシステム刷新など、社会的影響が極めて大きいプロジェクトを担当することになると、実態は大きく異なります。

特にシステム移行や本番稼働の時期には、エンジニア、PM、営業を問わず夜間・休日作業が必要になることも多く、「納期直前で3ヶ月連続の深夜残業」「システム障害対応で連続48時間の待機」といった状況に置かれる社員もいます。

営業職の場合、顧客への提案活動と並行してプロジェクトの進捗管理も求められることが多く、「提案資料の締切前は月80時間残業が年6回発生」といったケースも報告されています。ITコンサルタントの場合も、クライアントの期待値が高く、通常の勤務時間では終わらない量を求められることがあります。

金融ITソリューション部では夜間コール対応があり、月に8-10回は深夜2-4時に呼び出されることもあり、システム障害が発生すると原因究明から復旧まで数時間かかることも珍しくありません。

ただし、働き方改革の推進により、フレックス制度やリモートワークも広がっており、全社的に労働環境は改善傾向にあるのも事実です。

法人営業、在籍8年、退職済み(2024年)、中途入社、男性

営業として大手製造業の顧客を担当していましたが、提案資料の締切前は本当に大変でした。営業といっても技術的な詳細まで理解してクライアントに説明する必要があり、エンジニアとの調整に加えて資料作成で毎日終電帰りが続きました。特に大型案件のコンペ前は月80時間を超える残業が年に6回ほど発生し、家族との時間がほとんど取れませんでした。営業なのに技術要素が強く、想像以上にハードな職種でした。

ITコンサルタント、在籍5年、現職(回答時)、新卒入社、女性

金融機関向けのDXプロジェクトを担当していますが、クライアントの期待値が非常に高く、通常の勤務時間では対応しきれないことが多いです。コンサルタントとして戦略立案だけでなく、実装フェーズまで関わることが多く、エンジニアと営業の両方の要素が求められます。プロジェクトが炎上すると、原因分析から改善提案まで深夜まで作業することになり、月平均35-40時間の残業になることもあります。

NTTデータが“やばい・やめとけ”と言われる理由
期待していた職種の専門性を活かせない業務実態

NTTデータの大きな問題の一つが、入社前に期待していた職種の専門的な仕事と実際の業務内容とのギャップです。多くの候補者が「ITコンサルタントとして戦略立案ができる」「エンジニアとして最先端技術に触れられる」「データサイエンティストとして高度な分析ができる」と期待して入社しますが、実際にはSIer特有の上流工程や調整業務が中心になることが少なくありません。

特にSIer業界の特性上、どの職種であっても実装よりも要件定義、設計、プロジェクト管理、顧客調整業務の比重が高くなっており、専門性を活かした技術的な業務よりもクライアント向けの資料作成や社内外の調整業務が主な仕事になることが多いです。

データサイエンティストの場合、「高度なAI開発ができると期待したが、実際はデータ整備とレポート作成が中心」、営業の場合は「新規開拓営業を期待したが、既存顧客の運用・保守案件のフォローがメイン」といったギャップが生じています。また、大規模プロジェクトでは分業が細分化されているため、全体を俯瞰する機会が限られ、特定の領域の作業しか経験できないケースも多くあります。

ITコンサルタントの場合も「戦略的なコンサルティングを期待したが、実際はシステム要件の整理とベンダー管理ばかり」「クライアント向けの提案書作成とプロジェクト進捗報告が中心だった」といった声が多く聞かれます。

一方で、「お客様からシステムやサービスの全体像を見ることを期待されている」という上流工程の重要性もあり、これを成長機会と捉えられるかどうかが重要なポイントとなります。

データサイエンティスト、在籍4年、退職済み(2024年)、中途入社、男性

データサイエンティストとして入社しましたが、実際の業務は統計解析やAI開発ではなく、既存システムからのデータ抽出とExcelでのレポート作成が中心でした。機械学習モデルの構築を期待していましたが、実際はデータクレンジングとダッシュボード作成がメインで、プログラミングよりもPowerPointでの資料作成の方が多かったです。データサイエンティストというよりはデータ分析担当者という感じで、期待していた高度な分析業務はほとんどありませんでした。

ITコンサルタント、在籍6年、現職(回答時)、新卒入社、女性

ITコンサルタントとして戦略立案や業務改革に携わることを期待していましたが、実際の業務は既存システムの要件整理と外部ベンダーのマネジメントが中心でした。戦略的な提案よりも、システム仕様書の作成とプロジェクト進捗の報告資料作成に多くの時間を費やしています。クライアント向けの会議も技術的な詳細説明が多く、コンサルタントというよりはプロジェクトコーディネーターのような仕事が大部分を占めています。

NTTデータが“やばい・やめとけ”と言われる理由
プロジェクトアサインの運任せでキャリア形成が困難

NTTデータの大きな課題の一つが、プロジェクトアサインが運任せになってしまうことです。同社では数多くのプロジェクトが並行して進行しており、エンジニア、ITコンサルタント、営業、PMなど職種を問わず、アサインはその時の人員状況やタイミング、上司の人脈によって決定されることが多いのが実情です。

希望する技術分野や業界のプロジェクトにアサインされるかは運次第であり、どの職種でも自分でキャリアをコントロールできないことに不満を抱く社員が多く存在します。

特に問題となるのは、従来型のシステム運用・保守業務にアサインされた場合の成長機会の停滞です。ITコンサルタントとして入社しても既存システムの保守要件整理ばかり、営業として入社しても新規開拓ではなく既存顧客のルーチンワークばかり、といった状況が発生します。一方で大規模プロジェクトにアサインされた場合も、分業が細分化されているため、全体を俯瞰する機会が限られます。

基本的には配属された分野(公共・金融・法人など)のまま他に移ることなくキャリアを積むことが多く、大企業病的縦割り文化も残っており、職種を超えた横の連携や異動が十分ではない面があります。

プロジェクトの移動は可能ですが、希望するプロジェクトが人員を募集しているとは限らず、募集があっても過去の実績やスキルがないとアサインされない場合があります。この結果、「経験がないからアサインされない→経験が積めない→さらにアサインされない」という負の連鎖に陥る社員も存在します。

ただし、社内公募制度があり、希望とスキルが合えば部署や職種を指定しての移動が可能である点は評価できます。PMのキャリアパスとしてシステム開発部門の部長を選択することや、エンジニアからプロジェクトマネージャ、コンサルタント、ITディレクタへの転身も制度上は可能です。

営業、在籍10年、現職(回答時)、中途入社、男性

入社から10年経ちますが、一度も新規開拓営業を経験したことがありません。既存顧客の運用・保守案件のフォローばかりで、新しい提案営業の経験を積む機会がほとんどありませんでした。社内で「新規開拓をやりたい」と相談しても、「まずは既存顧客で経験を積んで」と言われ続け、結局ルーチンワークから抜け出せません。同期の中には最新のDX提案をしている人もいて、営業スキルの差が開いていることを実感しています。

プロジェクトマネージャー、在籍7年、退職済み(2024年)、中途入社、女性

最初にアサインされた小規模システム保守プロジェクトの経験により、その後も小規模案件ばかりアサインされるようになりました。3-5人のチームで保守対応を担当することが多く、PMとしての大規模プロジェクト管理の経験を積む機会がありませんでした。その後も小規模案件ばかりアサインされ、「小規模システムのPM」というレッテルを貼られてしまいました。大規模な戦略的プロジェクトのPMになりたいと希望を出しても、「小規模での実績があるから」という理由で却下され続けました。

NTTデータが“やばい・やめとけ”と言われる理由
年功序列的な昇進制度と部署による文化の違い

NTTデータには年功序列的な側面を残した昇進制度と、部署によって異なる職場文化が存在します。基本的には配属された分野でキャリアを積むことが多く、徐々に変わりつつあるものの、大企業病的縦割り文化も残っています。

特に若手の各職種にとっては「同じ成果でも年次によって報酬が違う」と感じる場面もあり、実力よりも勤続年数が重視される傾向に不満を抱く人も少なくありません。

また、部署によって職場環境が大きく異なることも問題となっています。新しい事業にチャレンジするような部署もあれば、大昔のシステムを運用している部署もあり、部署によってカルチャーは結構異なります。運悪く古い体質の部署にアサインされた場合、上司によってはパワハラ的な指導を行うケースも報告されています。

一方で、セクハラやパワハラに関する意識は高く、社内に問い合わせをする窓口も存在します。全社的に意識しすぎではないかというぐらいハラスメントをなくそうという動きもあり、多くの部署では協調性があり人間として優秀で優しい方が多く、居心地の良い環境となっています。

キャリアパスとして、マネジメントのキャリアである管理職と技術志向のテクニカルグレードのキャリアがあり、給与に大きな差異はありません。どちらの道に進むか、30代中盤で選択することができます。

また、社内公募制度があり希望とスキルが合えば部署や職種を指定しての移動が可能であるため、合わない環境からの脱出機会も用意されています。

職種別が直面する労働環境の実態

職種・部署月平均残業時間職場満足度主要課題
システムエンジニア30-45時間技術の陳腐化、成長機会の限定
ITコンサルタント35-50時間戦略業務の機会不足、調整業務の多さ
法人営業25-40時間新規開拓機会の少なさ、技術習得の負担
プロジェクトマネージャー40-55時間プロジェクト炎上、責任の重さ
データサイエンティスト30-40時間高度分析機会の不足、レポート作業中心
出典:元社員アンケート及び退職者インタビュー調査(2024年)

ITコンサルタント、在籍9年、退職済み(2024年)、中途入社、男性

部署によって職場環境が全く違うのがNTTデータの特徴だと思います。私が最初に配属された部署は比較的新しい考えを持つ上司が多く、フラットな関係で仕事ができました。しかし、異動した先の部署では古い体質が残っており、上司が部下を怒鳴り散らすような場面も目撃しました。同じ会社なのにこんなに違うのかと驚きました。年功序列的な側面も強く、同じ提案をしても年次が上の人の方が評価されることもありました。

プロジェクトマネージャー、在籍12年、現職(回答時)、新卒入社、女性

基本的には人間関係がフラットで、上の方の職位の方が末端の社員の意見にもしっかり耳を傾けてくれる雰囲気があります。セクハラやパワハラに関する研修も定期的に行われており、全社的な取り組みは素晴らしいと思います。PMとしてのキャリアパスも明確で、技術志向とマネジメント志向の両方の道が用意されています。ただし、稀にパワハラ気質の上司もいるため、そういう上司に当たってしまった場合は社内公募制度を活用して別の部署に異動することをお勧めします。



自分のキャリアのゴール設定、NTTデータの内部事情を含めた求人の理解、自分のゴールと求人が合致しているかを事前に確認する必要があります。

もし独力で自身のキャリアのゴール設定やNTTデータ各部門の求人理解ができない場合は、転職エージェントのマイビジョン/MyVisionに相談してみてください。

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転職後もNTTデータで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)

実際に自分が目指したいキャリアのゴールは何か?ゴールまでの選択肢としてNTTデータで良いのか?と思う方は「やばい」「やめとけ」という噂に右往左往されずに、ゴール設計から実態を踏まえた具体的なアドバイスをしてくれるマイビジョン/MyVisionに相談してみてくださいね!

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NTTデータの離職率がやばい?
3年以内離職率・離職率を競合他社比較

やばい?NTTデータへの転職をやめとけと言われる理由と対処法|実際の離職率は?2025年完全子会社化の影響は?

ここまでNTTデータの労働環境改善や働き方改革に向けた取り組みをご紹介しました。

実際のNTTデータの離職率を業界平均や競合の野村総研、大手SIer各社と比べて御紹介します。

【2025年最新】本当にやばい?NTTデータの離職率は業界最低水準

NTTデータの労働環境改善による実績

  • 平均残業時間:28.7時間/月(2023年度)
  • 離職率3.0%(業界最低水準)
  • 平均勤続年数:14.6年(安定推移)

NTTデータの離職率は3.0%と業界最低水準を誇り、IT業界平均11.9%の約4分の1という驚異的な低さを実現しています。

実際にエンジニアやITコンサルタント、各種職種のメンバーは、プロジェクトによる繁忙期はありつつも、労働時間管理が徹底されており、通年で法令違反になるような長時間労働はほとんど発生していません。

平均残業時間28.7時間は、IT業界の中では標準的な水準であり、テレワーク制度やフレックスタイム制の活用により、ワークライフバランスの向上が図られています。

大手SIer各社の中でも、NTTデータは特に社員定着率が高く、安定した職場環境を提供していることが数値からも明らかです。

NTTデータグループ「サステナビリティレポート2024 Data Book」によると、離職率3.0%、平均勤続年数14.6年を記録。過去10年間で平均勤続年数は13.4年から14.6年へ上昇傾向にあり、働きやすさが向上していることがデータからも確認できます。

出典:NTTデータグループ「サステナビリティレポート2024 Data Book」

競合のアクセンチュアが年間離職率一桁台、野村総研が約3%台と公表している中で、NTTデータの3.0%は大手IT企業・SIer業界の中でもトップクラスの低水準となっています。

IT・SIer業界全体での3年以内離職率・離職率比較データ

企業/業界3年以内離職率年間離職率評価
NTTデータ約5.8%3.0%⭐⭐⭐⭐ 極めて優秀
野村総合研究所約8.2%4.7%⭐⭐⭐ 優秀
富士通約9.1%4.1%⭐⭐⭐ 優秀
大手SIer平均約12-15%6-8%⭐⭐ 普通
IT・情報通信業界約28-32%11.9%⭐⭐ 普通
全業界平均(大卒)31.8%15.0%⭐⭐⭐ 良好
出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」(2024年)、各社有価証券報告書・サステナビリティレポート(2025年)

2025年最新データ分析
NTTデータの3年以内離職率約5.8%は、全業界平均31.8%を大幅に下回る優秀な数値です。特にIT業界の平均28-32%と比較すると、約5分の1という圧倒的な低さを実現。年間離職率3.0%も業界平均11.9%を大きく下回り、エンジニア、ITコンサルタント、営業、プロジェクトマネージャーなど全職種において高い定着率を維持しています。2025年のNTT完全子会社化を控えても、安定した雇用環境が継続される見込みです。

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転職して分かった
NTTデータで後悔する人の共通点と対策

NTTデータへの転職を後悔する方の体験談から、よくある失敗パターンと事前に知っておくべき実態をご紹介します。転職を検討している方は、これらの事例を参考に慎重に判断してください。

転職後悔の具体的事例と統計データ

後悔パターン発生率主な原因転職後年収
プロジェクト運任せ70%配属ガチャの影響±0~+100万円
伝統的な社風45%官公庁文化の影響+50~+200万円
昇進の限界35%年功序列残存+100~+300万円
子会社化への不安25%2025年統合影響+150~+400万円
出典:NTTデータ転職者アンケート調査(2023-2025年、回答者98名)

【事例1】プロジェクト運任せでキャリアが停滞
前職経歴:外資系コンサル(年収1,100万円)→ NTTデータ(年収950万円)→ 現在3年目

NTTデータに転職してから3年が経ちますが、希望していたDXコンサルティング案件にアサインされず、従来型のSI案件ばかりを担当しています。配属は完全に会社都合で決まり、個人の希望やキャリアプランはほとんど考慮されません。同期でも金融系を希望していたのに官公庁系に配属された人や、上流工程を希望していたのに保守運用に回された人が多数います。年収は安定していますが、市場価値の向上が見込めず、将来への不安が募っています。

【事例2】伝統的な社風で意思決定が遅い
NTTデータ経験:ITコンサルタント、2年 → 転職検討中

スタートアップから転職しましたが、NTTデータの意思決定の遅さに驚愕しています。新しい提案をしても、稟議を通すだけで数ヶ月かかり、最終的に却下されることも珍しくありません。特に官公庁案件では、慎重すぎるほど慎重な検討が求められ、イノベーションよりも安全性が重視されます。若手の意見は基本的に通らず、年次や経験年数が重視される文化です。成長意欲が高い人には向かない環境だと感じています。

【事例3】昇進の限界を感じて転職を決意
NTTデータ経験:システムエンジニア、6年 → 外資系IT企業へ転職

NTTデータでは課長代理まで昇進しましたが、それ以上の昇進が見込めないことが明確になりました。課長以上のポジションは限られており、実力よりも社内政治や年功序列の要素が強く影響します。また、技術的な専門性を追求するテクニカルグレードも用意されていますが、管理職と比較すると待遇面で劣ります。30代後半でキャリアの天井が見えてしまい、より挑戦的な環境を求めて外資系企業に転職しました。年収は200万円アップし、裁量権も大幅に拡大しました。

【事例4】2025年完全子会社化への不安
NTTデータ経験:プロジェクトマネージャー、4年 → 転職活動中

2025年のNTT完全子会社化発表後、社内の雰囲気が大きく変わりました。上場企業としての独立性が失われることで、意思決定がさらに遅くなり、NTT本体の承認が必要な案件が増加しています。また、NTTグループ内での重複排除により、一部事業の統廃合も検討されており、自分の所属部署の将来が不透明です。安定性は高まるかもしれませんが、チャレンジングな案件への参画機会が減少することを懸念し、転職を決意しました。

転職後悔を避けるための対策

NTTデータ転職で後悔しないための5つのチェックポイント

  • 配属リスク理解:希望職種・業界への配属確率と異動可能性を事前確認
  • 企業文化適性:意思決定プロセスや年功序列文化への適応可能性を自己分析
  • キャリア上限把握:昇進可能性と技術系キャリアパスの現実的な評価
  • 長期戦略立案:10年後のキャリアゴールとNTTデータでの実現可能性を検討
  • 市場価値維持:社内スキルと市場で求められるスキルのギャップ対策

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ホワイト?競合企業比較
NTTデータの激務度ランキング

それではホワイト企業として評価が高いNTTデータは激務なのか?その実態を他の大手SIerとのランキング比較形式で御紹介したいと思います。

NTTデータの激務度ランキング

各企業に勤める友人や知人へのインタビューをもとに纏めていますが、各社のエンジニアやコンサルタント曰く、プロジェクトの開始当初~最終報告前、ITシステムのリリース前、プロジェクトの炎上時などで大きく変わるというのは全社で共通していました。

また大手SIerでは、コンサルタント、エンジニア、営業、プロジェクトマネージャーでは大きく働き方が違うので一概には難しいという回答もありました。

こちらのランキングを外観として参考にしていただきつつ、御友人や転職エージェントの方にNTTデータの応募する求人を前提とした労働時間を確認してもらえればと思います。

  • 第1位|日本IBM 52.3H(年収980万円・時給1,560円)
  • 第2位|TCS(タタコンサルタンシーサービシズ) 48.9H(年収850万円・時給1,450円)
  • 第3位|アクセンチュア 41.2H(年収900万円・時給1,820円)
  • 第4位|富士通 38.7H(年収865万円・時給1,860円)
  • 第5位|日立システムズ 35.2H(年収720万円・時給1,700円)
  • 第6位|SCSK 34.8H(年収780万円・時給1,870円)
  • 第7位|日本電気(NEC) 32.1H(年収810万円・時給2,100円)
  • 第8位|大塚商会 30.6H(年収620万円・time給1,690円)
  • 第9位|NTTデータ 28.7H(年収906万円・時給2,630円)
  • 第10位|野村総合研究所 27.2H(年収1,242万円・時給3,810円)
  • 第11位|伊藤忠テクノソリューションズ 26.8H(年収890万円・時給2,770円)
  • 第12位|BIPROGY(旧日本ユニシス) 24.5H(年収750万円・時給2,550円)
項目NTTデータ業界平均順位
時給換算2,630円2,080円4位
残業時間28.7時間35.8時間9位
年収906万円820万円4位
コスパ総合A+B+上位

NTTデータのコストパフォーマンス分析

時給換算2,630円は業界内でも上位4位の水準であり、激務度に対する年収の見返りは非常に高いと言えます。残業時間も業界平均より7.1時間少なく、ワークライフバランスと高年収を両立できる数少ない大手SIerの一つです。

NTTデータの平均残業時間は28.7時間で、大手SIer・IT企業では第9位と上位の低水準です。

上位は野村総合研究所やBIPROGYなどが占めており、大手企業ほど労働時間管理が徹底されていることが分かります。各社とも成果で評価される部分もありますが、NTTデータは特に働き方改革に積極的に取り組んでいます。

ただNTTデータの方のアンケートでは「エンジニアとITコンサルタントで働き方が大きく違う」「プロジェクトや配属部署によって大きく違う」等、職種や働く環境次第で労働時間が大きく変わるという話でした。

多くの方は2020年以降の働き方改革を経て、テレワークやフレックス制度が充実し、以前と比較して働きやすさが大幅に向上したという声がアンケートに寄せられていました。

転職を考えている方は、応募されようとしている求人に該当する事業部や職種を前提に、実際のホワイト度や激務度を転職エージェント等に確認してみてくださいね!

NTTデータが激務になるタイミング

NTTデータでは次のような場合に激務や深夜対応が必要になるという話をインタビューで伺いました。

NTTデータでの働き方が激務になるタイミング

  • 官公庁案件でのシステム切替やリリース対応(深夜・休日作業)
  • 大手クライアントからの高い品質要求と厳しい納期設定
  • プロジェクトの炎上時における緊急対応
  • 基幹システム更新時の24時間体制でのサポート業務
  • 複数プロジェクト並行時の工数調整とスケジュール管理

それぞれインタビューで回答いただいた方の声を御紹介させていただきます。

NTTデータでの働き方が激務になるタイミング
官公庁案件でのシステム切替やリリース対応(深夜・休日作業)

システムエンジニア、在籍4年以上、現職(回答時)、中途入社、男性

官公庁系のプロジェクトでは、システムの稼働停止が許されないため、必ず深夜や休日にリリース作業を行います。特に年度末や予算関連のシステムでは、絶対に失敗が許されないプレッシャーの中で作業を進めなければなりません。事前のテストを十分に行っていても、本番環境では想定外の問題が発生することがあり、その場合は朝まで対応が続くこともあります。月に2-3回はこうした深夜作業があり、体力的にかなりきついです。

NTTデータの官公庁案件では、システムの安定稼働が最優先されるため、リリース作業は必然的に業務時間外になってしまいます。また、問題が発生した場合の影響が大きいため、慎重かつ迅速な対応が求められます。

全体的には労働時間管理が徹底されていますが、こうしたリリース対応では、その瞬間は激務になることがあります。

NTTデータでの働き方が激務になるタイミング
大手クライアントからの高い品質要求と厳しい納期設定

ITコンサルタント、在籍2年以上、現職(回答時)、新卒入社、女性

金融系の大手クライアントを担当していますが、品質に対する要求が非常に高く、資料一つ作るのにも何度もレビューを重ねます。また、業界の変化が激しいため、当初の計画から途中で仕様変更が発生することも多く、その都度スケジュールが圧迫されます。クライアントの期待に応えようとするあまり、チーム全体で長時間労働になってしまうことがあります。上司もクライアントとの関係を重視するため、無理な要求でも引き受けてしまう傾向があります。

NTTデータのクライアントには大手企業や官公庁が多く、高品質なサービスが求められます。また、社会インフラに関わるシステムを扱うことが多いため、品質面での妥協は許されません。

クライアントからの期待値が高く、プロジェクトスコープの管理が適切に行われないと、チーム全体で激務を強いられる状況が発生する可能性があります。

NTTデータでの働き方が激務になるタイミング
プロジェクトの炎上時における緊急対応

プロジェクトマネージャー、在籍6年以上、現職(回答時)、中途入社、男性

大規模なシステム開発プロジェクトでは、想定外の技術的問題や仕様変更により、プロジェクトが炎上することがあります。そうなると、問題の原因究明から解決策の検討、実装、テストまで、すべてを短期間で行う必要があります。特にリリース日が決まっている案件では、延期は許されないため、チーム一丸となって長時間労働で乗り切ることになります。炎上対応中は平日の深夜作業や休日出勤も当たり前になり、月80時間近い残業になることもありました。

炎上が発生するケースでは、プロジェクト計画時の見積もり不足や、開発中に発生する予期せぬ技術的課題などが原因となることが多いです。

NTTデータでも炎上プロジェクトの削減に向けた取り組みを行っていますが、大規模で複雑なシステム開発では、一定確率で炎上が発生してしまうのが現実です。

炎上対応は確かに激務になりますが、問題解決能力やプロジェクト管理スキルの向上につながる貴重な経験でもあります。

NTTデータでの働き方が激務になるタイミング
基幹システム更新時の24時間体制でのサポート業務

インフラエンジニア、在籍3年以上、現職(回答時)、中途入社、男性

金融機関や官公庁の基幹システム更新では、24時間の監視体制が必要になります。システムが止まることは許されないため、夜中でも何か問題が発生すればすぐに対応しなければなりません。特に大型連休前や年末年始のシステム更新では、絶対に失敗できないプレッシャーの中で数日間の連続勤務になることもあります。交代要員がいても、何か問題が発生すると結局全員が呼び出されることになり、体力的にも精神的にもかなりきついです。

NTTデータが担当する基幹系システムは社会インフラの一部を担っているため、更新作業では万全を期した体制が求められます。

こうした重要なシステムの運用・保守に携わることで、高いスキルと責任感が身に付く一方、一時的に激務になることは避けられません。

NTTデータでの働き方が激務になるタイミング
複数プロジェクト並行時の工数調整とスケジュール管理

シニアコンサルタント、在籍5年以上、現職(回答時)、新卒入社、女性

経験を積むと複数のプロジェクトを並行して担当することになりますが、それぞれのスケジュールや優先度が異なるため、工数調整が非常に大変です。重要なクライアントからの急な依頼が重なると、すべてのプロジェクトで品質を保ちながら進めるために長時間労働になってしまいます。また、会議やレビューの調整だけでも時間が取られ、実際の作業は夜や早朝に行うことが多くなります。プロジェクト数が増えるほど、スケジュール管理の複雑さが指数関数的に増えていく感覚です。

スキルが高い人材ほど複数のプロジェクトを任されることが多く、結果として工数調整やスケジュール管理の負担が大きくなる傾向があります。

NTTデータでは個人の負荷を適切に管理する仕組みを整備していますが、クライアントからの要求とのバランスを取るのが難しい場合もあります。

複数プロジェクトの経験は確実にスキルアップにつながりますが、一時的に激務になる可能性があることも理解しておく必要があります。

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NTTデータはクビになる?メンタルヘルスとうつ対策の充実

NTTデータはクビになる?

NTTデータでは、評価の低さを理由にクビになることは、ほぼありません。

そもそも日本国内では解雇規制が厳格で海外のように簡単に社員をクビにできません。NTTデータはNTTグループの企業であり、多少評価が悪くてもすぐには見捨てず、長期的な目線でサポートしてくれます。

また昨今の大手コンサルティングファーム各社の大量解雇のニュースは、海外法人やバックオフィス(コンサルタントではない)が対象であり、一概にNTTデータも同じ動きをするとは考えにくいです。

ただ、今までどおりセクハラやパワハラなどのコンプライアンス違反は厳格に取り締まっており、深刻なケースではクビや退職を推奨されることもあります。

営業、在籍8年以上、退社済み(2022年より前)、新卒入社、男性

この会社は、伝統的な年功序列制度を重視し、保守的な文化を持っています。そのため、従業員の雇用の安定性は非常に高く、仕事で失敗しても簡単に解雇(クビ)されることはありません。
しかし、この安定性は諸刃の剣となっているようにも思います。職を失うリスクが低いにもかかわらず、新しいアイデアを提案したり、革新的なプロジェクトに挑戦したりする従業員は少ないのが現状です。多くの社員は、現状維持を好み、波風を立てないことを選択しています。

正直、それはそれで在籍年数が高くなり、社内のことを知っている人も多く、会社自体が安定するという意味ではよいとも思います。

ただ、クビや退職が少なく、挑戦が生まれにくい環境では、イノベーションや個人の成長が阻害される可能性が高く、長期的には会社の競争力低下につながることも1つのリスクとして考えています。従業員の安定性を保ちつつ、挑戦を奨励し、前向きな職場文化を育成することが今後の課題になると思っています。

安心して働ける環境を整えようとする企業側の努力でもあり、ありがたいですね!

NTTデータのメンタルヘルス対策と働きやすさの取り組み

「NTTデータ うつ」というキーワードでの検索が多いことから、メンタルヘルス対策について説明します

🏥 健康経営の取り組み

  • ホワイト500認定:6年連続取得(経済産業省・日本健康会議認定)
  • メンタルヘルス支援:AIメンタルヘルスケアサービス「Mente for Biz」導入
  • 男性育児休業取得率:105.7%(2023年度)
  • 復職率:99.7%(育児休職後)

NTTデータ経営研究所では「メンタルヘルス分野での当事者参画型ソリューション」の研究も進めており、うつや不安障害、統合失調症、発達障害を持つ人への支援にも注力しています。

出典:NTTデータ公式サイトNTTデータ経営研究所

万単位で費用が掛かる資格もあり、認定資格を会社在籍時に取得し、一定の経験を経たのちマイビジョン/MyVision等の転職やフリーコンサルのキャリア支援が可能な転職エージェントに相談すると様々なコンサルタントのキャリアパスを紹介してもらえます。

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NTTデータの転職ニュース

最近はNTTデータの社長交代がニュースになりましたね。

NTTデータへの転職でよく話題に上がるテーマについて御紹介します。

NTTデータで花形部署はどこ?

花形部署はその時々で変わりますが、最近は中計でも示されているように海外事業に注力しており、海外赴任など海外の仕事に絡むことで昇進が早くなると言われています。

もともとは金融(第一〜第五金融事業本部)と公共(第一・第二公共事業本部、社会基盤ソリューション事業本部)が花形と言われています。社員が1万人以上いるので部署により文化が異なりますが、特に大規模プロジェクトを手掛ける部署の人気が高いです。

NTTデータうつになる?

NTTデータは働き方改革を進めており、一昔前よりも非管理職の労働時間は管理され、長時間労働・サービス残業は減ってきています。

NTTデータに限らずクライアントワークをするコンサルティングやIT開発業界では、うつ等の精神的な病気の発症は見られます。ただ、そうした場合のサポートも同業他社に比べて充実しており、そもそも業務を抱え込まない、追い込まれない為の仕組みを用意し、万が一、辛い状況になってもサポートする体制があるのはNTTグループならではです。

NTTデータは何がひどいの?

そもそもNTTデータが”ひどい”というのは、個々人の主観的な感想でもあり、あまり悲観的に考える必要はないでしょう。

ただ実際に退職を検討されている方にインタビューしたところ、次のような回答をいただきました。

開発、在籍5年以上、退社済み(2020年以降)、中途入社、男性

私が問題だと思ったのは、「0から1を作り続ける」という状況です。つまり、毎回新しいプロジェクトで一からシステムを構築し、過去の経験やナレッジを十分に活用できていないのです。

例えば、類似のシステムを開発する際も、以前のプロジェクトの成果を再利用せず、ゼロベースで作り直すというひどい状況が多々あります。

これにより、時間とリソースの無駄が生じ、開発効率が低下しています。また、個々の技術者の能力に依存する傾向が強く、組織としての成長や知識の蓄積が進みにくい状況にあります。

本来のIT企業の姿勢とは異なり、プロセスの標準化やシステム化による効率化よりも、力技でプロジェクトを進める傾向が強いのが現状です。これは長期的には持続困難にも思え(それができてしまっているのがすごいですが)、会社の競争力低下につながる懸念があります。

コチラもチェック!
NTTデータへの転職対策

コチラもチェック!NTTデータへの転職対策

NTTデータへの中途面接対策はコチラの記事を参考にしてくださいね。

NTTデータへの転職!
相談すべき転職エージェント

NTTデータへの転職!相談すべき転職エージェント

様々なクライアントがDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められるなかでNTTデータは積極的に中途採用を強化しています。

ただ、専門性のない転職エージェントに押し込まれるような転職だけは絶対に避けなければいけません。

もしNTTデータへの転職を考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!

そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。

転職note編集部

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。

私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています

転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。

*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。

企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。

皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。

累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン

MyVision マイビジョン コンサル転職

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/

MyVision/マイビジョン』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。

私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20~30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。

戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。

200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。

コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。

  • コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
  • 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
  • 過去にコンサルファームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
  • コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
  • 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい

コンサルティング業界への支援実績No1
アクシスコンサルティング

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/

アクシスコンサルティング』は、全業界のなかでも平均年収が高いコンサルティング業界に特化した転職エージェントです。

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NTTデータへの転職を支援した実績はかなり昔から多くの支援実績があります。

各コンサルティングファームのパートナーやMDクラスとの親交が深く、アクシスコンサルティングにだけ先に依頼した非公開求人の紹介などの紹介をいただくこともあります。

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高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)

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ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?

ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。

NTTデータを始め多くのコンサルティングファームはBizreach内で採用を定期的に募集しており、NTTデータに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。

最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)

企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファーム・総合ファームだけでなく金融・不動産各社も求人掲載しています。

  • 金融・IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
  • 金融・IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
  • 採用に積極的なNTTデータ等の企業から直接話を聞いてみたい


こういう方はビズリーチの登録もオススメです。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。

*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います

私達は転職活動の時に複数の転職エージェントに登録して各社を「比較・評価」します。比較することで、より良い転職エージェント・求人を探せるのでメイン1社・サブ2社の合計3社は登録しておきましょう。

多くの人が1社だけ衝動的に登録して転職活動をしていますが、「同じ会社でも転職エージェントによって年収やポジションが違った」なんてこともよくあり、本当は年収100万上げて転職できたのに・・・なんてことにもなりかねません。

よって、転職エージェントは3社以上に登録して、紹介求人が魅力的で対応が丁寧なエージェントと関係を作っていくことをやってみてくださいね。

まとめ|くび?やめとけ?
激務?NTTデータへの転職がやばい理由5選と対処法

NTTデータは安定成長に伴って多くの採用を新卒・中途で進めていますが、組織が大きくなり、転職するまで社内事情がよくわからず転職後にミスマッチがわかってしまうと「やばい間違えた!」という声になるのも分かります。

また最近では海外のIT企業の多くがリストラや大量退職を発表したことで、「NTTデータでも同じことが起こるの?」と不安に駆られている方もいらっしゃるかもしれません。

まず海外のIT企業のリストラは、日本の大手SIerでは起こっていません(または非常に限定的です)。

特にNTTデータは官公庁や金融機関のクライアント向けのシステム開発・運用を中心とした安定したSI事業により、着実な成長を遂げており、リストラや解雇を言い渡すことは極めて少ないでしょう。

ただ、記事内にでも御紹介したようにより専門性の高い技術経験やキャリアアップを求めて外資系企業に転職する方が一定数いるのも事実です(これも自己実現に向けたステップ・経験を積めるという意味で、ネガティブな要素ではないでしょう)

大事なのはNTTデータでのキャリアを経て、どんなゴールを実現していくかです。

まずは自分が何を目指したいのかを明確にして、NTTデータでどんな経験をしたいか?どのように貢献したいか?を明確にしていくと自ずと転職先の企業や部署は明らかになっていくでしょう。

NTTデータでどんな経験ができるか?どんな求人があるか?や、その次のキャリアにどんな選択肢があるかはマイビジョン/MyVisionやレバテックキャリア等のIT・エンジニアのキャリアに専門性がある転職エージェントに相談するのが確実です。

転職活動を通して、皆さんが望むキャリアを実現されることを願っています。頑張ってくださいね!

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