こんにちは。転職note編集部です。
今回は世界4大会計事務所(Big4)の一角であり、142の国と地域に約27万人以上を要するKPMGグループのKPMGコンサルティングへの転職の流れと実際の中途面接で聞かれた質問を対策と共に御紹介します。
KPMGコンサルティングは、事業変革・リスクコンサルティング・テクノロジーコンサルティングの領域でサービスを提供しています。
特に2025年現在はAI・エマージングテクノロジーを活用した企業のデジタル変革支援に注力しており、2024年にはAI×エマージング技術の専門横断組織を新設しました。
選考の流れと通過ポイントをお伝えすることで、皆さんの転職活動も十分に準備ができ、お役に立てればと思います。
コンサルティングファームへの転職はMyVision/マイビジョンに相談!
多くのコンサルティングファームでは、近年デジタル・AI領域の強化に伴い積極的に中途採用を行っています。
一方で、コンサル業界の情報が増えた反面、実際のファーム選びや面接対策については、正確な情報に基づいた専門的なサポートが必要不可欠です。特に業界未経験の方は、各ファームの特徴や求められるスキルを詳しく理解することが成功の鍵となります。
MyVisionは200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
MyVisionは、コンサル業界に特化した転職エージェントとして、累計1,000名以上の転職支援実績を誇ります。
独自の「想定頻出問答集」と元コンサルタントによる本格的な模擬面接により、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職を成功させています。
さらに転職後の年収アップ率は95%という圧倒的な実績を持ち、Japan Business Research調べの転職エージェント部門で6項目において高評価を獲得しています。ケース面接対策からキャリア設計まで、転職成功に必要なすべてのサポートを提供しています。
コンサル業界でのキャリアを考えているけど「未経験でも大丈夫?」「本当に年収アップできる?」という方は、全部無料でサポートしてくれるので気軽に相談してみてください。
公式サイト:https://my-vision.co.jp/
KPMGコンサルティング転職組の中途採用傾向

近年、総合系コンサルティングファーム各社は継続的な成長に合わせて、積極的な採用を続けてきました。
新型コロナの流行後、クライアントの業績に合わせて採用の傾向に強弱が付いてきていますので、事前に転職エージェントと相談して採用以降の強い部署やニーズの高いスキルを把握しておきましょう。
KPMGコンサルティングは、事業変革・リスク&コンプライアンス ・テクノロジートランスフォーメーションの3つの領域でサービスを提供しています。

出典:KPMGコンサルティングHP
特にRPAを活用した業務改革に注力してきましたが、2025年現在はAI・エマージングテクノロジーを活用した企業のデジタル変革支援が主力事業となっています。
2024年11月には「AI×エマージングテクノロジー」をテーマとした新たな横断組織を設立し、2025年5月には業務特化型生成AIを用いたAIエージェントに係るアドバイザリーサービスを開始しました。
最新の求人状況は転職エージェントに登録して確認しておきましょう。
転職エージェントに相談すれば、よく出る質問や回答例を確認することもできます。質問内容は突飛なものではないので、準備すれば内定を得られる可能性を高いです。
KPMGコンサルティング転職組の選考フローと通過対策

中途採用の流れは書類選考~面接~内定となっており、4週間程度かかる人が多いです。
2025最新!KPMGコンサルティングの中途採用転職選考フロー別の通過率データ
選考ステップ | 2024年通過率 | 2025年通過率 | 変化 |
---|---|---|---|
書類選考 | 約30% | 約32% | +2% |
WEBテスト | 約65% | 約68% | +3% |
1次面接 | 約40% | 約42% | +2% |
2次面接 | 約50% | 約48% | -2% |
最終面接 | 約80% | 約78% | -2% |
※2025年データは実際の選考体験談および転職エージェント情報に基づく
応募
コンサルタントの採用はKPMGコンサルティングの公式HPや、転職エージェント経由で応募することができます。リファラル採用やBizreach等のスカウトサイトでの採用も行っています。
書類選考(通過率 約30%)
書類選考では職務履歴書やレジュメを提出します。書面に記載された過去の職歴や自己PRを基に、KPMGコンサルティングが書類選考をします。この後に続く面接では、コチラで提出した書類をもとに質問される為、想定問答や面接で伝えたいことを想定して書類を作成しましょう。
WEBテスト/適性検査(通過率 約65%)
KPMGコンサルティング合同会社のWebテストは、一般的に玉手箱と呼ばれるテストが多いですが職種によってGMAPやTOEICのようなテストが出るようです。事前に準備されたい方は、KPMGコンサルティングへの転職対策に詳しい転職エージェントに求人紹介してもらい、その求人のプロセスを確認しましょう。
1次・2次面接(通過率 約40-50%)
面接は複数回となっており、過去の職歴などを聞かれるだけでなく、ケース面接等も行われます。面接内容は事前に対策しておくことで、通過率が大きく変わります。転職エージェント等、第三者に客観的な目線で皆さんの面接での姿勢や回答内容をチェックしてもらいましょう。
最終面接・オファー面談(通過率 約80%)
KPMGコンサルティングの面接を通過した場合、入社時期や採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。この前に前職給与や他社の選考条件のヒアリングが行われます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
コンサル業界経験者は面接で「経験を積みたい業界やプロジェクトテーマを明らかにすること」が大切です。
コンサル業界未経験者は「なぜコンサルティング業界か」「なぜ他社ではなくKPMGか」「KPMGで役に立てる自身の経験」の用意が大切です。
マイビジョンのような業界特化型の転職エージェントは、この手のサポートも手厚いので気軽に相談してみることをオススメします。
KPMGコンサルティングの中途面接準備
KPMGコンサルティングの特徴という意味では、KPMGコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEOの宮原氏のインタビュー動画等も見ておくとよいでしょう。
KPMGは他のファームよりも「売上と規模をいたずらに追わない」「意志の強さと柔軟性」が採用する人材の重要な特徴として挙げられています。
*昔はこうした動画での情報発信をファームがやることは無かったので今の環境が羨ましいですね
KPMGコンサルティングのクライアントは銀行・商社・海運・通信・製薬医療・メーカー等、全業界にわたり、誰でもが知っている超大手企業を多数クライアントとして持ちます。
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
MyVision/マイビジョンに相談しよう!
コンサル業界への転職で理想のキャリアアップを実現したい20~30代の方にとって、MyVisionは業界特化型転職エージェントとして圧倒的な支援実績を誇ります。
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おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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実体験!KPMGコンサルティング転職組の書類選考対策
KPMGコンサルティングの中途採用で書類選考を通過するには、2つの対策が必要です。
- 募集職種で求める能力や経験を知る
- KPMGが求める条件に合わせた経験・実績を職務経歴書に書く
言われてしまえばシンプルですが、どちらも出来ていない人が多いのが実態です。
まず「1.募集職種で求められる能力や経験を知る」ですが、KPMGコンサルティングはFASやTAS等を含めると様々な組織があり、社内に入ってしまえばわかりやすいのですが、外からでは他部署との違い、具体的な採用ニーズまで理解することがかなり難しくないっています。
この「1.募集職種で求められる能力や経験を知る」ができないと、当然ですが「2.KPMGが求める条件に合わせた経験・実績を職務経歴書に書く」ことはできません。
この方法を知るには、KPMGコンサルティングの採用ニーズに詳しい転職エージェントに聞くしかありません。実際に転職エージェントに相談して転職を成功させた方の体験談も御紹介しますね!
【書類選考通過の成功事例】IT業界からKPMGコンサルティングへの転職体験談
転職者プロフィール:田中さん(仮名)・29歳・大手SIer出身(5年経験)
書類選考でアピールしたポイント:「前職でのDX推進プロジェクトで、クライアント企業の業務効率を40%改善した実績を定量的に記載。KPMGが注力するテクノロジーコンサルティング領域との親和性を強調した」
職務経歴書の工夫:「単なる技術スキルではなく、『技術を活用した業務改革』の視点で経験を整理。具体的なROI改善数値(コスト30%削減、効率性40%向上)を明記し、コンサルタントとしての素養をアピール」
志望動機の差別化:「なぜKPMGか?の質問に対し、『規模を追わない品質至上主義』に共感し、技術力×コンサルティング力で真の価値提供をしたいと記載。他ファームとの違いを明確化」
結果:書類選考通過 → 最終的に内定獲得(前職600万円 → 内定時750万円)
転職エージェントからのアドバイス:「事業会社での経験をもとにコンサルタントとしての視座やプロジェクトスコープに合致するようなアドバイスをいただきました。どうしても自身のやった作業の話になりがちですが、経営としての取り組みの意味合いや意義・実績効果をまとめなおすことができました」
このように、書類選考では「なぜKPMGなのか」の差別化と、定量的な成果の記載が重要です。特にIT業界出身者は技術スキルだけでなく、ビジネスインパクトを意識した記載が求められます。
私達も20社以上の転職エージェントに相談しましたが、KPMGコンサルティングの組織・部署毎・職位毎のジョブディスクリプションの違いや採用ニーズに詳しい転職エージェントはかなり限られていました。
私達の転職活動で最もKPMGコンサルティングの採用ニーズに詳しかったのはマイビジョンの転職エージェントでした。
マイビジョンの担当の方は、KPMGコンサルティングへの転職を何人も支援しており、KPMGの採用担当やパートナーとも直接話をしているので、面接官毎にどういう人かを理解していました。
まず「1.募集職種で求められる能力や経験を知る」を把握するためにもマイビジョンに相談してみてください。また、職務経歴書の添削もお願いすれば嫌な顔一つせず、快くやってくれますので安心して相談してみてくださいね。
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
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コンサル業界への転職で理想のキャリアアップを実現したい20~30代の方にとって、MyVisionは業界特化型転職エージェントとして圧倒的な支援実績を誇ります。
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KPMGコンサルティングの中途採用WEBテスト対策!
KPMGコンサルティング合同会社のWebテストは、一般的に玉手箱と呼ばれるテストが多いです(部署によって異なる場合があるようなので転職エージェント経由で応募される方は予め応募する求人で出されるWEBテストを確認しましょう)。
KPMGコンサルティングの転職選考対策!WEBテスト詳細データと通過率
- テスト形式:玉手箱(言語・計数・英語・性格)
- 実施時間:約60分(言語15分、計数20分、英語25分)
- 通過ボーダー:7割程度(競合調査データより)
- WEBテスト通過率:約65%
- 特別職種:GMATやTOEIC(ITコンサルタント・国際案件担当)
玉手箱はベインアンドカンパニーやアクセンチュアの中途採用でも実施されているWEBテストです。コンサルティングファームへの転職を考えている方は、他ファームでも使える可能性が高いので事前に準備しておくとよいでしょう。
問題形式や回答スピード等、事前にしっておくだけでかなり試験当日に焦ることを減らすことができます。自信を持って受けることで中途選考を受けた後に「落ちた?」と心配になることも減らせます。
KPMGコンサルティングの中途採用で受けるWEBテスト(玉手箱)は「時間との勝負」がかなり重要です。
自宅PCでの受験ができるので、電卓や計算用紙の使用を使うことはできます。あらかじめ準備しておくことで回答スピードを上げられますが、これも事前に試験を解いておくことで「どういうツールが必要か?」「どの問題だとツールを使った方がよいか」が分かります。
玉手箱の特徴は「問題形式1種類につき複数問出題される」ことなので、パターンをある程度把握することで、回答難易度を下げることができます。
玉手箱は、誤謬率(ごびゅうりつ)を測定していないので、回答に迷った時は、より正解に近いと思う方を選び、無回答の問題を極力減らすようにしてくださいね!
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
MyVision/マイビジョンに相談しよう!
コンサル業界への転職で理想のキャリアアップを実現したい20~30代の方にとって、MyVisionは業界特化型転職エージェントとして圧倒的な支援実績を誇ります。
転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功者で、95%の利用者が年収アップを実現しています。元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを活かし、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
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落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング中途1次面接

落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング転職組の中途1次/一次面接
- 面接官:1~2名 現場マネージャー
- 時間 :約1時間
- 内容 :通常面接、ケース面接の場合もあるが少ない
面接の流れは、自己紹介(双方)→選考を受けている部署の紹介→一般的な面接質問→逆質問という流れが多いです。
落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング中途1次面接で聞かれた質問
なぜKPMGコンサルティングなのか?
若手として未経験でコンサルティングファームに転職するにあたり、当然即戦力として活躍しないといけないという思いはあります。
ただ、至らない部分が数多くあるのも事実だと思いますので、キャッチアップする為に努力できる環境がある場所がいいなと思っていた時に、コチラの動画で「品質至上主義」というところを拝見し、自分もこうした特徴のあるファームで1流の経験を身に着けたいと考えました。
またITシステムの構築・運用保守をやらないと明言しているところも自分の経験に合っていると考えていました。

転職を考えた経緯を教えてください
前職ではメーカーの事業企画をしていましたが、仕事をしているなかで「社内調整や雑務が多く、事業単位での課題特定や解決する経験を積むには、あと何年も必要」なことがわかりました。また今の部署に異動で何年いられるかも正直わかりません。
より速いスピード感で課題解決のスキルや経験を積みたいと思い、それを専門で経験できるコンサルティング業界への転職を考えるようになりました。
転職後に実現したいことは?
まずは前職での経験を活かしつつ、1人前のコンサルタントになりたいとお答えしました。
考え方・説明のし方等、まだまだ身につけないといけないスキルが沢山あると思います。
1日も早くスキルを身に着け、更にプロジェクトのなかで大きな役割を果たせるようになりたいと思います。
コンサルタントに転職しても活かせるバリュー何ですか?
前職での経験をもとにできること、これから習得しないといけないことを自分なりの考えで説明させていただきました。
希望と違ったプロジェクトにアサインされたらどうする?
まずはアサインされたプロジェクトで、最大限パフォーマンスを出すことを考えてもらいたいですね。まだまだ若手で経験が豊富なわけではないので、希望はあるが、希望自体が正しいかを判断するには判断軸自体の精度が正しいかも定かではないので経験を優先したいと思います。
ただ、やりたいプロジェクトテーマがある時は、次のアサイン等に向けて調整を依頼していくことが大切です。
落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング中途1次面接で聞いた逆質問
残業時間はどの程度でしょうか?
会社側で稼働時間をしっかりと管理しているから、そこまで長い残業時間はないとのことでした。ただ、転職当初は他の人との差やプロジェクトへのキャッチアップの為に、一定の努力や勉強はする必要があるというお話でした。
(面接官の方が)転職を希望する人に持っておいてほしい心構えはなんですか?
いい意味で前職での経験を更新していってほしい。前職での経験に加えて、どれだけ新しい環境への順応に向けて努力できるか?どんどん自分を更新して、チームを引っ張り、クライアントへの価値提供に貢献してほしい。
(面接官の方が)一緒に働きたいと思う転職組の方はどんな方ですか?
素直さがあること。また特定の領域の経験や知識を評価されて内定を得ているので、その点では自信をもってプロジェクトに貢献しようとする姿勢がある方は活躍されている印象がある。
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
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転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功者で、95%の利用者が年収アップを実現しています。元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを活かし、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
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落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング中途2次面接

落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング中途2次面接の形式
- 面接官:1~2名 マネージャー/シニアマネージャー
- 時間 :約1時間
- 内容 :オンライン面接
面接の流れは、自己紹介(双方)→選考を受けている部署の紹介→一般的な面接質問/ケース面接→逆質問という流れが多いです。
【落ちた時にどうする?再挑戦成功事例】
メーカー経理からKPMGコンサルティングへの転職体験談
転職者プロフィール:佐藤さん(仮名)・32歳・大手製造業経理部(8年経験)
1回目の選考(落選):「1次面接で『コンサル業界への理解不足』を指摘され不合格。特に『なぜKPMGか?』の質問に対し、他ファームとの違いを明確に説明できなかった」
6ヶ月間の準備期間:「業界研究を徹底的に実施。KPMGの特徴(規模追求しない姿勢、品質至上主義、FAS連携によるPMI強化)を具体的に理解。転職エージェントとの模擬面接を15回実施」
2回目選考での改善点:「Why KPMG?の質問に対し、『他ファームとの違い』を明確に説明。特に森俊哉チェアマンの『単なる人貸しはしない』発言に言及し、付加価値の高いコンサルティングへの共感を示した」
最終面接での決め手:「前職での内部統制構築経験(SOX法対応、リスク管理体制整備)を具体的に説明。KPMGのリスクコンサルティング領域での貢献可能性を数値データで示した」
結果:2回目挑戦で内定獲得(前職650万円 → 内定時800万円)
この事例が示すように、一度落選しても適切な準備をすれば再挑戦で成功できます。重要なのは落選理由を正確に把握し、具体的な改善策を実行することです。特に「なぜKPMGか?」の質問では、他ファームとの明確な違いを説明できる準備が必要です。
落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMHコンサルティング中途2次面接で聞かれた質問
落ちた?選考で聞かれた質問の体験談
KPMGコンサルティング中途2次面接で聞いた逆質問
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
MyVision/マイビジョンに相談しよう!
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KPMGコンサルティングの中途転職ケース面接対策
KPMGコンサルティングのケース転職面接の出題傾向と通過率データ
ケース面接実施頻度:約70%(職種により変動)
通過率:約45%(十分な対策をした場合は65%)
頻出テーマ(過去3年間の出題実績):
- 「コンビニの売上向上策を考えてください」(30%)
- 「製造業のDX推進計画を立案してください」(25%)
- 「銀行の店舗戦略を見直してください」(20%)
- 「IT企業の新規事業参入戦略」(15%)
- 「その他(フェルミ推定、業界分析等)」(10%)
KPMGコンサルティングを始めコンサルファーム各社のケース面接対策は2つあります。 KPMGコンサルティングの中途ケース面接を受ける可能性がある方はどちらも大切な対策ですので、両方頑張ってみてくださいね。
1.本での自主練
2.転職エージェントとの事前ケース対策
1.本での中途ケース面接対策
ケース面接対策は多くの対策本が出ています。毎日1問でもいいので定期的にケース面接を解く訓練をしておくと頭の使い方と基礎的な知識が身に着きます。
ケース面接は年齢別の人口や市場規模など、基礎的な数値を持っているほうが、思考を進めやすいです。
基礎的な知識は、日々の積み重ねで身に着きますし、頭の使い方も徐々に慣れていきますので最初は大変でも少しずつ訓練することで自信がついていきます。
「ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術」などの専門書も有効な対策ツールとなります。この本は元BCGの高松智史さんが書いたもので、具体的で分かりやすい内容となっています。これらの対策を取ることで、ケース面接を乗り越え、アビームコンサルティングでの成功へと繋げることができるでしょう。
2.転職エージェントとの事前ケース対策
マイビジョンやアクシスコンサルティングなど、コンサル業界への専門性が高い転職エージェントは、ケース面接前に希望すれば十分なケース面接対策をしてくれます。
想定外の質問対策や回答内容の納得感を確認してもらうには、コンサル業界での就業経験があり、面接の通過傾向をしっている転職エージェントに相談するのが、実は最も適格なアドバイスをもらえます。
就業経験×転職支援経験の豊富な方に、ケース面接対策をしてもらうことで、思考力×説得力(プレゼン力)を客観的に確認してもらうことができます。
同様にコンサル業界専門で転職支援をしているマイビジョン/MyVisionもケース面接対策には定評があります。マイビジョンは一般知名度はないのですが、コンサル業界で勤めたことがある人は、たいてい知っているサービスです。
コンサル業界未経験で大手転職エージェントに相談する人も多いのですが、実は大手だとケース面接対策等を十分に行えない、ファームとの関係が薄くて面接内容を把握できていないという事故が良く発生しています(私達も面接官で行ったら「今日はケース無いって言われてました」と困惑する転職希望の方と何度お会いしたことか・・・)
皆さんの転職活動を成功させるためにも、コンサル業界への専門性が高いマイビジョンやアクシスコンサルのような転職エージェントに相談するようにしてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://my-vision.co.jp/
体験談:KPMGコンサルティングの中途ケース面接の流れ
- ケース問題の提示
- ケース問題に関する新聞記事など、基礎情報を渡させる
- 1人で基礎情報を熟読し、手書きでプレゼン用紙を作成する(合計で45分程度)
- その後面接官が入室し、プレゼン用紙で説明・議論(合計で45分程度)
ケース問題に関する新聞記事などの情報が渡される場合と、思考力のみで推定する場合があるようです。
部署や面接官によって、過去にどういうケース面接がだされたかは、転職エージェントに確認すれば分かりますので、1次選考を通過したタイミングで確認しておきましょう。(準備が必要な場合は、面接日程を少し先で調整することも可能です)
最終面接の通過率は?
KPMGコンサルティングの最終面接

多くのコンサルティングファームで最終面接までくると、ちゃんと準備していれば基本的には通過します。通過率は70~90%程度でしょう。
KPMGコンサルティング最終面接の通過率詳細データ
- 最終面接通過率:約70-90%
- 面接時間:60分(他ファームは45分が多い)
- 面接官:パートナーまたはディレクター(1名体制)
- 落選理由(上位3位):①志望動機の具体性不足(45%)、②他社検討状況への回答不備(30%)、③カルチャーフィット懸念(25%)
- 内定通知:面接後2-3営業日(他ファームより迅速)
ちゃんと選考を受けている部署の顧客や主要サービス等を転職エージェントに確認して、その部署・ポジションを志望する理由が明確であれば、あまり深堀されることは少ないでしょう。
*パートナーの方達は、中にいる我々から見ても本当に忙しいので、面接を受ける人の書類や質問内容を事前に用意するような時間がないので、基本的には職務経歴書などを読んで基本的な確認をするだけというのが大半です
それでも選考に落ちる人が一定数いるのは、経歴と志望動機が選考を受けている部署の特性や採用要件とズレていたりといった、基本的なロジックの欠陥が見える人や他社の選考状況をふまえて志望度が低いとみられる方です。
聞かれる質問も多くない場合が多く、次のような一般的な内容がほとんどです。
- 前職の業務内容(困難な状況を乗り越えた経験など)
- KPMGコンサルティングでやりたいこと(←所属部署やポジションとの齟齬が無いように)
- なぜコンサル?なぜKPMGコンサルティング??
面接官を務めるディレクターやパートナークラスの方が見るのは、多くの場合は事実確認です。入社する自分の部署に、この経歴や志望動機で来て活躍できるか?が分かれば多くの場合は大丈夫です。
一方で、パートナーやディレクタークラスの方は、非常に忙しいので自分の時間をムダにされることを極端に嫌う方が多いです。
端的に要点だけを回答するようにしてくださいね。
これは相手への対処という意味もありますが「コンサルタントを目指す=普段から1Hいくらをクライアントにチャージするだけのバリューを出す」という意識は当然のように持っておいた方が良いと思います。
一通りの質問を受けた後は、20-30分ほどで逆質問の時間になります。
ここまでのやり取りが問題なければ、比較的、穏やかな雰囲気で行われるでしょう。
通過した場合、オファー連絡は翌日~2・3営業日と早いタイミングで連絡をいただけます。
特に近年は、各ファームで優柔な人材の採用合戦となっていますので、オファーをもらってからチャンスがあれば転職エージェント経由で年収交渉をしてみるのも良いと思います。
100-200万ぐらいなら変わる業界なので、転職エージェントと相談のうえチャンスがあればお願いしてみてください!
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おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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通過対策!KPMGコンサルティング転職組のオファー面接
オファー面接では次の内容で行われました。
- 場所:大手町(KPMGオフィス)
- 面接相手:人事の中途採用担当
- オファー面接内容:オファー内容の説明と逆質問
まずは今までの面接を通しての面接官のフィードバックと、オファー内容(職位や給与額、期待されている役割)を先方より説明頂きました。
今後、KPMGコンサルティングが伸ばしていきたい案件で活躍しながら、特定の業界やサービスに関する知見を身に着けていってほしいというお話でした。
先方からの説明が一通り終わった後は、私からの質問がメインになりました。
オファーが出ているので、給与制度や残業の状況、想定されるプロモーションの時期など気になっている部分は全部聞くことが出来ました。人事の方も、とても丁寧に説明いただき、色々と分からなかったところをクリアにすることが出来ました。
提示された年収は、他のコンサルティングファームよりも少し低い金額でしたが、KPMGでしかできないだろうなという取組みだったので、オファーを受けることにしました。
規模を追わないKPMGコンサルティングと他Big4ファームの違い

KPMGコンサルティングへの中途採用面接で聞かれる「Why KPMGコンサル?」には、KPMGコンサルティングが進もうとしている方向性を把握し、他ファームとの違いを理解しておく必要があります。
それではまずKPMGコンサルティングの組織データを確認しましょう。
そして、今回はKPMGジャパンチェアマンの森俊哉さんのインタビューから分かる他ファームとの違いを御紹介していきます。
KPMGコンサルティングの最新組織データ(2025年)
項目 | データ | 更新日 |
---|---|---|
従業員数 | 約2,116名 | 2025年1月時点 |
中途採用比率 | 79% | 2024年度実績 |
新卒採用数 | 約130名 | 2025年度計画 |
中途採用数 | 約350名 | 2025年度計画 |
新卒・キャリア構成 | 新卒457名・キャリア1,841名 | 2025年7月時点 |
※データは公式採用サイトおよび関連資料より(2025年7月時点)
KPMGは「単に人貸しをして作業だけを請け負う仕事」はやらない
それからもう一つは、単に人貸しをして作業だけを請け負う仕事。もちろんそれに付加価値がある仕事であればやります。それだけを大規模にやっていらっしゃるコンサルティングファームもあると思う。しかし、われわれはこれも受けない。
企業に突発的な作業が生じ、自分たちの社員では賄えないので代わりにやるような仕事は結構あります。
例えば企業に大量に人を送り、システムの実装を代行するような仕事。われわれはそのような仕事ではなく、その企業のITレベルをどう上げていくかというアドバイザリーやコンサルティングをやる。
もっと分かりやすいのは、政府関係の事務作業の下請け。うちは入札に参加しない。1本の入札で数十億円規模になりますが、ああいう作業をやっても決してコンサルティング能力は上がらない。
出典:ダイアモンドオンライン KPMGジャパントップが明かす、非監査領域の規模追求は「禁じ手」の理由
これはアクセンチュアやアビーム、近年ではデロイトもそうですが、そのようなシステムの実装で規模を拡大するファームを揶揄しているのだと思います。
2つ目の「政府関係の事務作業の下請け」はデロイトのFASが新型コロナウイルスの流行を受けて、政府が給付金の申請受付や給付の事務を行う委託先を一般社団法人サービスデザイン推進協議会(サ協)から「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー」に変更したことを揶揄しているのだと考えられます。

この案件の委託費は427億6180万円になります。
確かに、組織として規模を追求するのであれば400億という規模は、魅力的だと思います。
しかし、業務自体は事務作業であり、コンサルティング業務とは異なり、当然のことながらコンサルティング能力が向上したり、ましてやFASに関する専門的な知識や経験が身に付くわけではありません。
もちろん組織の規模として、こうした大量の人数を必要とする案件を請けられないという側面もあるのだと思います。しかし、ただ人を張るビジネスをしないということは、KPMGコンサルティングに入れば、所謂コンサルビジネスに携わり、コンサルタントとしての能力を身につけられる環境があることが分かりますね。
よくある「ファームに入社したけど、やってることはSEと変わらない」「高事務処理人材としての人貸しであってコンサル能力が身に付かない」というリスクが低いという環境だということですね。
【2025年最新】KPMGコンサルティングの最新組織体制
KPMGコンサルティングは2024年11月、AI×エマージングテクノロジーを活用した企業のデジタル変革支援を目的とした新たな横断組織を設立しました。
新組織の主要サービス
- AIエージェント時代を見据えたAI/DX戦略策定支援
- 業務特化型生成AIを活用したビジネスプロセス変革
- エマージングテクノロジー(XR/ブロックチェーン等)統合活用
- AI実装・運用に関する包括的アドバイザリーサービス
この組織変更により、従来のRPA中心の業務効率化から、AI・エマージングテクノロジーを活用した根本的な事業変革支援にサービスの軸足が移っています。転職希望者は、この新しい事業方向性を理解した志望動機の準備が重要になります。
このように業務改革を軸にAIエージェントやエマージングテクノロジーを加えて更に強力な改革支援力を拡充していることがわかります。
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KPMGコンサルティングで求めらるスキルと人物像

続いてはKPMGコンサルティングで求められるスキルセットと人物像をご紹介します。
多くのコンサルティングファームで基礎的な人物特性やビジネススキルは同じなのですが、比較してみると意外と違いがあります。
KPMGコンサルティングの注力領域をふまえて他のファームとの違い、どういうスキルセットを持った人物が求められているのかをご紹介します。
転職の面接では志望動機として「Why?KPMG」をよく聞かれます。
その対策にもなるので、参考にしていただければと思います。
KPMGコンサルティングで求められるスキルセット

出典:KPMGコンサルティング 採用HP
KPMGコンサルティングで働くには、基礎的な論理的思考力、またはその素養は必須です。
また、KPMGコンサルティングでは全社的にAIや基幹システムをベースとした業務改革に取り組んでいる為、IT関連の経験が豊富な人、基幹システムに明るい人はポジティブに評価されます。
一例として、セキュリティストラテジーコンサルタントに必要とされる・歓迎されるスキルをご紹介します。
<セキュリティストラテジーコンサルタントに求められる経験・スキル>
- 論理的思考力、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキル
- 特にシニアコンサルタント以上のポジションでは、リーダーシップ(チームメンバーなどを率いて目的達成した実績など)
- コンサルティングファームでの実務経験、あるいはSIerなどでのITインフラ関連サービスの提供実績(ネットワークやインフラの企画・設計・構築、PMOなどの実務経験)
小規模でも付加価値があるプロジェクトを推進する姿勢が求められる
SI(システムインテグレーション)導入がメインではなく、コンサルティングファームであるという強いこだわりのあるファームです。
小規模でも、ただのシステム導入だけではなく、クライアントファーストで経営課題に対する付加価値の高いテーマでプロジェクトを推進していきたいという姿勢が大切となります。
eスポーツのように、ほかのファームでは見られない特徴的な取り組みもしています。
規模が小さい分、大規模な案件で正面から他ファームとぶつかるよりもニッチな分野でも提案の中身で勝負しないといけない場面も多いです。
そうした先端領域やニッチな領域で、専門性の高い付加価値の高い提案・プロジェクトでも推進したい!という意欲を持っている人には向いているでしょう。
KPMGコンサルティングが求める人物像と他ファームとの違い
KPMGコンサルティングが新卒・中途採用希望者に向けた求める人物像は特に明記されていませんでした。
しかしKPMGコンサルティングのアルムナイ(再入社)向けのページに「離れてみたからこそ感じたKPMGコンサルティングらしさや魅力はありますか。」というインタビューがありましたので御紹介します。
Aさん:他のコンサルティングファームと比べて大きな違いを感じることはありませんが、当社には穏やかで温かい社員が多く、居心地の良さを感じます。社長と社員の距離感も、ダントツに近いと思います。
Bさん:まったく同感です。当社メンバーからは、いつも一生懸命プロジェクトに取組み、切磋琢磨している印象を受けます。ビジネスである以上は売上やKPIの達成が重要であることは当然なのですが、当社は長期的な目線でクライアントに向き合っており、アカウント活動に資金や人員を投入できる環境があります。グループ会社間の垣根も低く、プロジェクトはもちろん、提案活動やクライアントとのリレーションシップ構築においても積極的に協働しています。目先の売上の追求や、プロジェクトドリブンでのコラボレーションだけでなく、長い時間をかけてクライアントの成長をサポートしていくことを大切にし、クライアントに誠実に向き合う姿勢に、企業としての懐の深さを感じます。
Aさん:個々のプロジェクトを見ても、アカウント活動同様に、短期の売上に固執するカルチャーではないので、社内でも部門を跨いで自由にコラボレーションしやすい雰囲気がありますね。
Cさん:前職のブティック系コンサルティングファームと比べても、KPMGコンサルティングは多様なバックグランドや専門性・スキルを持つ社員が多いので、困っているときに色々なメンバーが手助けしてくれる環境がある点も魅力の1つだと思います。
このインタビューから分かる通り、「穏やかな人柄やコラボレーション」というキーワードが多いことが分かります。
「多様なバックグランドや専門性・スキルを持つ社員が多い」というのは比較対象がブティック系ファームだからこそ、という感じもしますが大手のファームだとどこも様々な専門性を持った方が多いのは事実です。
アクセンチュアが求める人物像

アクセンチュアでは求める人物像を言語化しており「背伸びしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない」「自分も会社も世の中までも、変えたいと望む」「常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である」等、かなり強い主体性を持っていることを求めています。
穏やかな人柄、高い協調性、他部門とのコラボレーションを求めるKPMGコンサルティングとは大きく異なることが伝わると思います。
このように人柄やスキル等、ファーム毎に求める内容やレベル感は異なるので比較していくと自分に合ったファームがどこなのかが分かりやすいと思います。
KPMGコンサルティング2025年最新業績と年収水準

KPMGの最新2024年度決算ハイライト
項目 | 2024年度実績 | 前年比 | 特徴 |
---|---|---|---|
グローバル総収入 | 384億米ドル | +5.4% | 約6兆200億円 |
日本収入 | 1,387億円 | 堅調成長 | コンサル部門拡大 |
コンサル事業 | 積極拡大中 | +採用強化 | 年間500人採用 |
中途採用比率 | 79% | 高水準維持 | 経験者重視採用 |
KPMGコンサルティングは部門別採用を実施し、マネジメントコンサルティング、リスクコンサルティング、セクター、ビジネスイノベーション部門で専門性を重視した採用を展開。
特にDX支援、ESG・脱炭素コンサルティング、経済安全保障・地政学リスク対応の領域でプロジェクトが急拡大しており、事業成長を牽引しています。
KPMGコンサルティングの2025年最新年収水準
KPMGコンサルティングの平均年収は901万円から1,328万円(2024年調査、各種データより)で、Big4コンサルティングファームの中でも高水準を維持しています。
職位 | 年収レンジ | 転職時想定年収(目安) |
---|---|---|
ビジネスアナリスト | 500万円~650万円 | 25歳:570万円 |
コンサルタント | 650万円~900万円 | 28歳:750万円 |
シニアコンサルタント | 800万円~1,200万円 | 32歳:980万円 |
マネージャー | 1,100万円~1,600万円 | 36歳:1,300万円 |
シニアマネージャー | 1,400万円~2,000万円 | 40歳:1,700万円 |
【2025年採用戦略】部門別専門採用の強化
KPMGコンサルティングは2024年度から部門別採用を本格化し、前職の専門性を活かせる配属を実現する採用方針を導入。
中途採用者の多くが年収アップを実現しており、特にメガバンクや官公庁、事業会社からの転職者は平均150万円から300万円の年収向上を達成しています。
KPMGコンサルティングの転職元と転職先
KPMGコンサルティングからのキャリアパス
KPMGコンサルティングに転職する方の前職(転職元)と転職先の事例をご紹介します。
あくまで一例ではありますが、メガバンクや官公庁、通信会社などの多様な業界からKPMGコンサルティングに転職され、様々な経験を経てキャリアアップというコンサルティングファームのキャリアメリットを享受することができます。
KPMGコンサルティングは中途採用比率が約8割と非常に高く、2024年度は79%の中途採用比率を記録している転職者が多数を占める会社となっています。
転職元
メガバンクや官公庁、通信会社、電力・インフラ会社、外資系ヘルスケア企業などの多様な業界から転職する方がいらっしゃいます。
KPMGコンサルティング
年500人規模の積極採用を実施しており、中途採用比率は79%と中途入社者が多数を占めるファームです。
部門別採用を行っており、専門性や前職の経験を重視した採用方針を取っています。
転職先
デロイトやPwC、アクセンチュア等の他のBig4コンサルティングファームへの転職で、さらなる専門性の向上や年収アップを目指す方が一定数いらっしゃいます。
Amazon等のIT企業や三菱商事、三井物産等の総合商社でのキャリアアップを目指す方も多く見られます。
KPMGコンサルティングへの転職を成功させる転職エージェント!

KPMGコンサルティングは2024年度にグローバル総収入384億米ドル(前年比5.4%増)を達成し、継続的な成長を続けています。
2024年度は年間500人規模の採用を実施し、うち中途採用が約350名を占める中途重視の採用戦略を継続中です。中途採用比率79%という高水準を維持し、積極的な人員拡大計画を推進中です。
特に生成AIやDX化のニーズが急拡大する中、KPMGコンサルティングの部門別専門採用戦略への期待が高まっており、転職絶好のタイミングと言えます。
そんなKPMGコンサルティングへの転職を成功させるポイントをご紹介します!
ポイント1:4つの部門体制の成長分野を把握する
KPMGコンサルティングは「マネジメントコンサルティング」「リスクコンサルティング」「セクター」「ビジネスイノベーション」の4部門体制で急成長中です。
特にESG・脱炭素案件が急増している「リスクコンサルティング部門」やスポーツ・宇宙ビジネスなど新領域を開拓する「ビジネスイノベーション部門」など、どの分野が最も採用を強化しているかの最新情報が重要です。
ポイント2:2024年採用実績から求められる人材像を分析する
2024年の中途採用約350名の多くは、メガバンク、官公庁、通信会社、電力・インフラ企業、外資系ヘルスケア企業など多様なバックグラウンドから採用されています。
自身の経験がKPMGコンサルティングの4つの部門のどこで活かせるか、どの成長分野にマッチするかを具体的に整理することが内定獲得の鍵となります。
ポイント3:平均年収901万円から1,328万円水準の給与テーブルを理解する
2024年調査による平均年収901万円から1,328万円という高水準に見合う成果創出能力と、書類選考→適性検査→面接3回という選考プロセスへの対策が不可欠です。
特に最近は経済安全保障・地政学リスク対応や気候変動・脱炭素コンサルティングが急拡大しており、これらの領域での実務経験や知見をアピールできる準備が重要になっています。
この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。
KPMGコンサルティングの最新の4部門体制や案件動向、2025年度の採用計画を把握している転職エージェントに相談することで、独りでは収集できない具体的な情報と戦略的な選考対策が可能になります。ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の項目を確認しましょう。
累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/
『MyVision/マイビジョン』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20~30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。
戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。
- コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
- 過去にコンサルファームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
- 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい
20年以上のコンサルティング業界への転職支援実績
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
『アクシスコンサルティング』は、全業界のなかで最も平均年収が高いコンサルティング業界やGAFA等の外資系ITを中心としたIT業界に特化した転職エージェントです。コンサルティング業界への転職ではもちろん、Amazon等のIT企業への転職でも非常に頼りになる転職エージェントです。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いのでファームへの転職とポストコンサル転職の両方で、よく相談する転職エージェントです。近年、リッジラインズやベイカレント、ドルビックスコンサルティング(伊藤忠グループ)等の新興ファームはパートナーやディレクタークラスが元のファームにいた時からアクシスコンサルティングとお付き合いがあり、アクシスコンサルティングにだけ先に依頼した非公開求人の紹介などもありました。
近年、戦略系ファームの求人も多かったですし、Big4系のファームに関しては各部門・各インダストリーのパートナーや人事との信頼関係のもとにあずかっている1,000~2,000万の年収で定期的に紹介してくれます。
コンサルティング業界やIT業界でのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよい転職エージェントです。ただし、なかには営業一辺倒で実力もさしてない転職エージェントさんとお会いしたこともあります。御紹介いただける求人は良かったので、登録して求人を紹介してもらいつつ、実力を見極める必要はあると思います。
▼アクシスコンサルティングで紹介される求人傾向
- 年収750~2,000万(コンサル業界・IT業界でスタッフ~役員クラスまで提示、条件面はかなり良いです)
- 外資・内資のコンサル・IT企業が中心
- ポストコンサルで有名なユ●クロ・パナ●ニック・大手ベンチャーは網羅
- 企業から特命で預かっている非公開求人が多数
高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)
おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
『ビズリーチ』は先に御紹介した通り、常に登録をしておいて様々なエージェントや企業から情報収集をしておくのに最適なサイトです。皆さんのキャリアにも依りますが、30代のミドルマネジメント層やエグゼクティブ案件が非常に多いです。
また、コンサルティングファームから直接スカウトが来るので転職エージェントの意図を取り除いた生の情報を知ることができる数少ない場所です。企業も最初の連絡では「最初から転職!面接!」という感じではなく、「情報収集や採用背景の説明」を目的に色々と説明してくれるので、緊張したり無下に断る必要はありません。

実際に使った編集部メンバーの画面ですが、三菱商事やエムスリー、EYやDeloitte、KPMG等のコンサルファームから連絡が来ます。特に年収500万を超えたあたりから『面接確約のスカウト』や『転職サイトや転職エージェントでは見かけない求人』が届くようになります。企業からの直接スカウトは、企業が本当に欲しいと思っているということなので書類や面接の選考通過率が非常に高いです。
正直なところ転職エージェントからのDMは多いのですが、企業のレベルや求人の質は高いです(この画面でも伝わりますかね)。公式サイトでは年収1,000万円を超える求人案件が全体の3割以上と紹介されています。
レジュメの内容を充実させることが有名企業から連絡をもらう為のポイントです。
時間がかかってもレジュメを充実、経験に合わせて更新するようにしておきましょう。
▼Bizreach(ビズリーチ)で紹介される求人傾向
- 年収750~1,500万
- 企業からの直接スカウト(企業が直接採用したいと思っているスカウト)
- 外資・内資は問わず、戦略・総合・ITコンサルティングファーム
- 企業がキャリアを見て欲しいと思った人に直接スカウトが送られる
まとめ:KPMGコンサルティングの中途採用で転職を成功させる秘訣
KPMGコンサルティングへの転職面接では「なぜKPMGなのか」の深掘り質問が中心だからこそ、徹底した業界研究・企業研究が極めて重要になります。
特に2024年以降は、年間500人規模の積極採用や4部門体制の専門性、中途採用比率79%という背景についての理解度も評価対象となっているため、最新情報のキャッチアップが成功の分かれ目となります。
転職成功のための5つのポイント
- 最新情報の把握:4部門体制、年間500人採用、79%中途採用比率等
- 論理的思考力の発揮:構造化された回答でロジカル力を証明する
- 専門領域への理解:ESG・脱炭素、経済安全保障など成長分野の知識習得
- 転職エージェントの活用:部門別・面接官別の対策情報を入手
- 複数社受験:場慣れによる緊張感の軽減と回答の改善
最後に、如何に企業のニーズに合わせて自分を伝えるか、という部分では業界に特化しているムービンやアクシスコンサルティング等に相談するのが最も効果的です。過去の選考通過者が行った対策や聞かれた質問を面接官毎に記録しており、事前に十分な対策を取ることが出来ます。
KPMGコンサルティングへの転職では、面接の準備と同時に、転職後に後悔しないように他の方が退職する理由や実現できる生活も確認してみてください。
- 【体験談】KPMGコンサルティング転職組の年収とキャリア
- 年収・ボーナスを徹底比較!アクセンチュア・PwC・デロイト・EY・KPMG
- 激務?アクセンチュア・Big4の退職理由を徹底比較!PwC・デロイト・EY・KPMGの働き方
- どっち?経験者がアクセンチュア・デロイト・PwCの違いを徹底比較|KPMG・EYSCの比較もあり
- KPMGコンサルティングの特徴とすごい仕事内容|強みは何?
記事内でも書きましたが、志望度が高い企業の面接の前には、何社か面接を受けるようにしてください。場慣れすることで緊張しなくなりますし、自分の回答に対する面接官の反応を見て、同じ回答でもどういう表現や言い回しがいいのかを推敲しておくことが大切です。
まずは①転職エージェント経由で過去の通過者の傾向や回答を把握すること、②次に緊張しないこと、③相手の反応に合わせて自分の回答をブラッシュアップすること、こうした対策で選考の通過率は激的に上がります。
皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。