こんにちは、転職note 編集部です。
今回は日本発のコンサルティングファームとして日本特有の文化・慣習を熟知しつつ、多くの日本企業の経営改革や海外進出をサポートするアビームコンサルティングの特徴と強み/弱みをご紹介します。
アビームコンサルティング自体は1981年の創業から40年以上が経ち、2003年にアビームコンサルティングに名称変更してから20年近くが経とうとしているので、名前をご存知の方は多いと思います。
一方で、近年、ITコンサルティングファームが増加し、改めてアビームコンサルティングがどんな会社なのか?特徴・強み/弱みは何か?何がすごいのか?がわからないという方も多いと思います。
そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- アビームコンサルティングの特徴は?
- アビームコンサルティングの強み/弱みは?
- アビームコンサルティングってどんな会社?何がすごいの??
本記事では、アビームコンサルティングの特徴・強み/弱みをもとに中途採用の転職に向けた対策方法をご紹介していきます。
今回は、実際にアビームコンサルティングで働いたことのあるコンサルタントの方へのインタビューを行い、私達転職note編集部の実体験を交えてご紹介していきます。
事業会社からアビームコンサルティングのコンサルタントキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
コンサル転職では専門的なサポートが必須
働き方やデジタル化の更なる推進等、クライアントの事業環境の変化に伴い、アビームコンサルティングが中途採用に求める採用候補の経験やスキルも変わってきています。
さらに、世の中にコンサルティングファームに関する情報が増えた一方で、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。
コンサルティング業界への転職を検討されている方も多いと思いますが、まずはファーム毎の募集ポジションとその選考プロセス、過去の選考通過事例などを具体的に知ることで適切な選考対策をすることができます。
各ファームの特徴を把握するには、コンサル業界のキャリア支援に特化したアクシスコンサルティングに相談するのが確実です。
長年コンサルティング業界へのキャリア支援をしている為、昔からの経緯を含めてどのような経験・スキルが求められているのか?具体的にはどのような転職求人やキャリアパスがあるか?年収水準はどの程度か?など、詳しく教えてくれます。
アビームコンサルティングへの転職を考えている方は、まずは話を聞くだけ等、気軽に相談してみてくださいね。
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
アビームコンサルティングの会社概要と歴史

アビームコンサルティングは1981年4月1日設立で従業員数6,898名(2022年4月時点)を抱える日本初、アジア発のグローバルコンサルティングファームです。
企業変革を戦略立案・構想策定から、業務改革・設計、システム開発・導入まですべての領域を手掛ける総合系コンサルティングファームです。
企業改革を実現する「Real Partner」をCore Valuesとして掲げ、社会やお客様に対して約束する価値や企業姿勢を表しています。
クライアントの変革を実現する“真のパートナー”として、どんな困難に直面しても、どんなに道のりが長く険しくとも、クライアントと共に歩み、苦楽を共にすることを約束しています。
アビームコンサルティングの会社概要
商号 | アビームコンサルティング株式会社 |
英文商号 | ABeam Consulting Ltd. |
設立年月日 | 1981年(昭和56年)4月1日 |
従業員数 | 6,898名(2019年4月時点 連結) |
資本金 | 62億円 |
代表者 | 代表取締役社長 鴨居 達哉 |
連結売上高 | 2022年3月期 991億円 2021年3月期 906億円 2020年3月期 932億円 |
営業内容 | マネジメントコンサルティング (経営診断・戦略立案・M&A・アライアンス) ビジネスプロセス コンサルティング (業務改革・組織改革・アウトソーシング) ITコンサルティング (IT戦略・企画立案・システム開発・パッケージ導入・保守) アウトソーシング |
出典:アビーム社HP https://www.abeam.com/jp/ja/about/company
アビームコンサルティングの歴史
アビームコンサルティングは1981年の設立当初は「等松・トウシュロス コンサルティング株式会社」という名称であり、1997年に「デロイト トーマツ コンサルティング株式会社」名称を変更してデロイトのコンサルティンググループでした。
その後、エンロン事件を発端とした監査法人との関係性整理のために監査法人トーマツと資本関係を解消、デロイトグループからも脱退して、現在のアビームコンサルティングになっています。
2004年にNECと業務提携し、NECグループの一企業となりました。自動車業界に特化した住商アビーム自動車総合研究所、M&Aに特化したアビームM&Aコンサルティングを設立しています。
その後は次々とグローバルに拠点を開設していきます。
2005年:上海にGDC(グローバル・ディベロップメント・センター)を設立
2006年:欧州拠点 / アジア拠点開設
2008年:西安に2つ目のGDC(グローバル・ディベロップメント・センター)を設立
2009年:アウトソーシングの米国拠点を設立
2011年:インドネシアオフィス開設
2012年:大連に3つ目のGDC(グローバル・ディベロップメント・センター)を設立
2013年:ブラジルオフィス開設
2018年:ベトナムオフィス開設
アビームコンサルティングは日本発でありながら、世界各国に拠点をかまえており、実際に海外駐在を含めたグローバル案件を多数抱えるコンサルティングファームです。
ERP分野で特にSAPシステムの実装を多数実施してきており、国内で最多のSAP認定コンサルタントが在籍している通り、IT分野・特にSAPに強いコンサルティングファームです。
IT分野に詳しいコンサルタントとしてグローバルに活躍したいという方には、特におすすめのコンサルティングファームです。
アビームコンサルティングのキャリアを相談する転職エージェント
アビームコンサルティングをはじめ、多くのコンサルティングファームへの転職では各ファームの特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
自分の経験やスキルが活かせる≒転職後の活躍につながり、評価や報酬・更なる経験やスキルの獲得にもつながっていきます。
アビームをはじめとした各コンサルファームの特徴や強み/弱みを知りたい方は、コンサル業界に特化してキャリア支援をしているアクシスコンサルティングに相談してください。
アクシスコンサルティングは、アビームへの転職支援実績が豊富で、パートナーや人事と常に情報交換しており、最新の情報を教えてくれます。
また過去に転職を支援したコンサルタントの方も多いので、プロジェクト現場の課題や活躍する人の特徴にも精通しており、皆さんにあったポジションを提案してくれます。
アビームコンサルティングへの転職を考えている方は、情報交換だけでも大丈夫ですので、気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
良くも悪くもSAPとSAP以外
アビームコンサルティングの強みと弱み

続いてはアビームコンサルティングの強みと弱みをご紹介します。
確かにコンサル業界の外からだと各ファームの強み/弱みというのは分かりにくいと思います。どのファームも全インダストリー・全サービスラインを組織として持っていて、様々なソリューションを提供しており、違いは無いようにも見えますよね。
しかし、実際にコンサルティングファームで働いてみるとファーム毎の強み/弱みというのがよくわかります。
金融業界に強いファーム、自動車業界に強いファーム、戦略と言っても事業部単位までで会社全体の戦略策定プロジェクトはやっていないファーム等、様々です。
そこで今回は改めてアビームコンサルティングの強み/弱みとは何か?をご紹介していきますね!
アビームコンサルティングの強み
「アビームコンサルティングの強み」といえば先に御紹介したようにERP分野、特にSAPのプロジェクトに対する高い専門性と多くの実績を持っていることは間違い無いでしょう。
SAPとは?
ドイツのSAP社が開発する大企業向けのエンタープライズソフトウェア。企業の基幹システム(=日々の業務や社内の経営資源を一元的に管理するシステム)として世界中で幅広く利用されている。
国内で最多のSAP認定コンサルタントが在籍しており、アプリケーション・デブロップメント・テクノロジーと各カテゴリの資格取得者がいます。
ERPの導入は導入前の戦略から要件定義、業務整理等も必要になり、実際に導入してから保守・運用期間を含めるとかなり長期間で莫大な予算を投じるプロジェクトになります。
この分野で高い専門性と多くの実績から安定してプロジェクトを受注出来ることは、アビームコンサルティングの強みと言えるでしょう。
更に、IT分野ではERPに限らず、様々な知見を蓄積しています。
昨今は経営課題とその解決にITに対する知見は必須となっており、戦略から実行までIT領域の深い知見を持って改革の実現までサポートできることもアビームコンサルティングの強みとなっています。
もちろんBig4の各ファームだけでなく、アクセンチュアも「戦略から実行までITの深い知見」をもってサポートしているのは確かです。
全体で見れば確かにそうなのかもしれませんが、例えばアビームはアクセンチュアのように大規模な開発部隊を内製化しているわけではありません。
またBig4だと大規模な基幹システムの刷新実績があるのはあると思いますが、アビームと同じ規模で受注することは難しいファームが多いでしょう。
このようにIT領域と言っても対象テーマは非常に広いので、プロジェクト分野×工程(上流・下流など)×実績を転職前に確認しておくことが大切になります。
*可能であれば実績が多い”業界”を転職エージェントや選考の逆質問でファームに確認できると良いでしょう。
業界によってプロジェクトで抑えなければいけない要諦や順守すべき法令、共通言語が異なります。金融業界での知見が通信やメディア業界では必ずしも活かせるわけではありません。
自分が今後、伸ばしていきたい業界の実績が多く、プロジェクトにアサインされる可能性が高いファーム・部署に転職することが大切だと思います。
アビームで働くコンサルタントが語る
アビームコンサルティングの強み
コンサルタント、在籍2年以上、現職、新卒入社、アビームコンサルティング
- SAPを中心としたIT案件と担当する人材が豊富
- 組織規模があり一定の大規模案件を担当できる
①他の経営コンサルティングファームと同じようにファーム全体でIT案件を中心とした大規模化が進んでいます。昔からIT領域に強みを持ってきたファームでもある為、ITに専門性を持つプロフェッショナルが数多く在籍していることはファームの成長方針に合致していると思います。
②①に紐づきますが、企業規模が大きい為、ITの大規模案件を進めようとしたときに必要な専門性のある人材が数多くいる為、ある程度、安定したプロジェクト運営をすることができます。
SAP以外の強みの確立が必要
アビームコンサルティングの弱み
やはりERP案件以外の強みの「確立」という点はあると思います。
特にSAP案件の強さが明確な為、SAP以外でり「アビームを選ぶ理由」作りが必要になっています。
総合コンサルティングファームは、どのファームも全業界・全サービスに対してフルラインでサービス提供をしており、種類での差別化が非常に難しいのはどのファームも同じです。
ただ、BCGやアクセンチュアが合弁会社を事業会社と共に設立する、AI等の先端技術に積極的に投資する等の新しい動きを進めており、Big4も類似した取組みを進めて次の違い作りに次々に取組んでいます。
IT領域の中でERP以外の明確な強みが見えてこない(ないわけではなく実績もナレッジもあるが、明確に見えてこない)ところは1つの弱みと言えるでしょう。
アビームコンサルティングのプロジェクト事例

2000年から2010年までの約10年間をかけて「全世界標準」情報システムの構築を果たした消費財メーカー大手の花王のプロジェクトをご紹介します。
花王ABSプロジェクト
*ABS:Asian Business Synchronization
消費財メーカーの大手 花王という大規模クライアントで日本の業務標準化を海外に展開する大規模プロジェクトということで、当時から注目度の大きいプロジェクトでした。
チームメンバーは日本人の他、欧米人やアジア人など多国籍な構成で150名が稼働し、標準言語は英語でSAPを活用して業務を標準化し、タイ・香港などのアジアに展開していきます。
その後、欧州・米国・メキシコにも展開し、最後に日本の情報システム刷新に着手することになります。
Blue Wolfプロジェクト
アジアでのABSプロジェクトを経験したアビームのコンサルタント、花王の担当者の方々と2007年~2010年まで取組まれたプロジェクトです。
それまでの花王の強みは活かせるようにしつつ、様々な業務を標準化・効率化できるように試行錯誤が繰り返されたプロジェクトで花王の120年史にも掲載されている壮大なプロジェクトになりました。
こうした大規模プロジェクトを通してアビームは花王との信頼関係ができるとともに花王の社内ルールや業務プロセスに深い知見を持つことができ、後続のプロジェクトを受注することも出来るようになります。
まさにグローバルに大規模なSAPを活用した改革プロジェクトというアビーム社ならではの事例だと思います。
アビームコンサルティングのキャリアを相談する転職エージェント
アビームコンサルティングをはじめ、多くのコンサルティングファームへの転職では各ファームの特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
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ここがすごい!
アビームコンサルティングの特徴(海外・グローバルで働ける)

さて、これまではアビームコンサルティングの強みと弱み、そしてプロジェクト事例をご紹介してきました。
ERP、特にSAPで確固たる強みを発揮しており、更にIT領域のコンサルティングサービスにも力を入れていることはお分かりいただけましたか?もちろんSAP以外のプロジェクトも多数ありますので、そこはお忘れなく。
更にアビームコンサルティングはプロジェクト事例で御紹介したように、海外で働く機会が多いことも特徴の1つになっています。
ERP案件を発注するのは基本的に大企業ですが、大企業は当然、世界中に支社や工場・倉庫があり、各国の商習慣や法令等をもとにシステムを導入していく必要があります。
その為、アビームコンサルティングの特徴としてグローバルで働く機会が多いことをご紹介しますね。
ここがすごい!アビームコンサルティングの特徴
グローバルプロジェクトが多い
アビームは、日本に本社を置く日本発のコンサルティングファームのため、日本企業の海外進出や事業拡大をサポートする、グローバルプロジェクトが多い点が特徴の1つです。
先ほどご紹介した花王のような日本の大規模メーカーの他、総合商社や物流企業等、様々な企業の海外拠点を含めた基幹システム導入プロジェクトを受注できており、海外で働く機会が多いファームとして有名です。
コロナ禍で直接現地に飛ぶというのが難しい時期もあったようですが、世界的にAfterコロナの世界に移行するなかでオンライン会議も使いながら、アメリカ・欧州・アジア各国と様々な国のプロジェクトで活躍されています。
先ほどご紹介した花王さんのABSプロジェクトでも欧州に半年以上に渡り常駐したり、現地で採用した方と一緒に働かれていたそうです。
ITを活用したコンサルタントとしてキャリアを伸ばしていきたい方、特にグローバルで働く経験を積みたい方には魅力的なファームですよね。
特にITやグローバルでの就労経験は、これからも需要が高い経験になってくるでしょうし、アビームでの数年間が皆さんのキャリアにプラスの影響をもたらす可能性は高いでしょう。
ここがすごい!アビームの特徴
大企業向け基幹システム(SAP)のコンサル領域で圧倒的な実績を保持
アビームコンサルティングが「すごい」と言われる理由の一つは、SAPと呼ばれる大企業向け基幹システムのコンサルティング領域において、国内で圧倒的な存在感を持っていることがあげられます。
SAPとは
SAPとはドイツのSAP社が提供する企業の基幹システムです。業務や経営資源を管理するために広く使用されています。その導入や運用には多くの専門知識が必要であり、SAP社はその専門的な知識の保有者にむけて認定試験を提供し、合格者をSAP認定コンサルタント資格を提供しています。
SAPとは、大企業向けの基幹システムであり、企業が事業活動をする為に欠かせないものです。基幹システムの導入や保守・運用には非常に多くの専門的な知識を持った人の工数が必要です。
SAP社は、SAPの専門的な知識を持ったコンサルタントに対してSAPコンサルティング資格を提供しており、合格者に『SAP認定コンサルティング資格』を提供しています。
この「SAP認定コンサルタント」を持つコンサルタントを日本国内で最も多く保有しているのがアビームコンサルティングです。その為、様々な企業でSAPの導入だけでなく、更新や保守をするプロジェクトで重宝されているのがアビームコンサルティングです。
順位 | 企業名 | 資格保有者数 |
---|---|---|
1位 | アビームコンサルティング | 5,414人 |
2位 | アクセンチュア | 3,205人 |
3位 | 富士通 | 2,231人 |
4位 | 日本アイ・ビー・エム | 1,330人 |
5位 | 日立製作所 | 1,320人 |
6位 | デロイトトーマツコンサルティング | 1,136人 |
7位 | PwCコンサルティング | 1,116人 |
8位 | NTTデータ | 1,021人 |
9位 | コベルシステム | 841人 |
10位 | SCSK | 755人 |
また、こうした専門的な領域に豊富な実績がある為、SAPの案件で複雑な案件(例えば、グローバルの各国との連携や複雑な業務領域への導入等)でも豊富な実績から成功への道筋を示すことが出来るのがアビームコンサルティングが「すごい」と言わる理由となっています。
SAPをはじめとした基幹システムは、1度導入すると軽々に入れ替えることは非常に少なく、安定した収益源となることからアビームコンサルティングの経営が安定し、新たな領域にチャレンジしやすくもなります。
アビームコンサルティングの仕事は「ITコンサルtティング」「業務コンサルティング」「戦略コンサルティング」の3つに分類できますが、全体の6~7割はITコンサルティングであり、業務系PJTが2~3割、戦略系系PJTは全体の1割未満です。
こうしたSAP領域での豊富な実績、それを支える国内随一のSAP認定資格保有者数、その結果として安定した収益の確保が総じてアビームが「すごい!」と言われる理由となっています。
ここがすごい!アビームの特徴
辞めないコンサルティングファーム?
またアビームコンサルティングはOpenWorkが実施している「働きがいのある企業ランキング2024」で4位に入っており、特に「20代成長環境」「社員の相互尊重」という項目で非常に高いスコアを出しています。
上司や先輩のフォローがしっかりとしつつも、様々な仕事を任せてもらい若い時期から成長する機会が多いことにも定評のあるファームです。
多くのコンサルティングファームは2-3年で退職していくことを前提に働いている方が多いのも事実ですが、アビームコンサルティングでは「アビームでの長期的なキャリア」も描きやすいと言われています。
もちろん所謂”プロジェクトガチャ”や”上司ガチャ”により、炎上案件・仕事できない上司を引いてしまうことは他のファームと同様にあると友人からも聞いていますが、それでも残業制限等もきちんと制度として設けて管理されています。
一方で私達転職note編集部の友人・知人ではアビーム出身の方が様々なコンサルティングファームや事業会社で活躍されているのをよく見かけます。
上司・先輩からのフォローを受けながらコンサルタントの実力を身に着けるファームとしては、とても良い環境なのだと思います。(ただしITやグローバル案件に全く興味がない、という方は他のファームを検討しても良い気がします)
アビームコンサルティングのキャリアを相談する転職エージェント
アビームコンサルティングをはじめ、多くのコンサルティングファームへの転職では各ファームの特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
自分の経験やスキルが活かせる≒転職後の活躍につながり、評価や報酬・更なる経験やスキルの獲得にもつながっていきます。
アビームをはじめとした各コンサルファームの特徴や強み/弱みを知りたい方は、コンサル業界に特化してキャリア支援をしているアクシスコンサルティングに相談してください。
アクシスコンサルティングは、アビームへの転職支援実績が豊富で、パートナーや人事と常に情報交換しており、最新の情報を教えてくれます。
また過去に転職を支援したコンサルタントの方も多いので、プロジェクト現場の課題や活躍する人の特徴にも精通しており、皆さんにあったポジションを提案してくれます。
アビームコンサルティングへの転職を考えている方は、情報交換だけでも大丈夫ですので、気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
アビームコンサルティングへの中途入社!
活躍する為の準備
アビームコンサルティングがどんな会社で、強みや弱みがどこにあるのか?をご紹介させていただきました。
そんなアビームコンサルテイングに中途入社した後、活躍する為に意識するべきことを御紹介しますね!
アビームコンサルティングで中途入社後に活躍する為の準備
- アビームコンサルティングの特色・働き方を理解して入社する
- 自分の経験に合わせた職位で転職する
- コンサルタントとしてスキルアップする努力を怠らない
- 周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
アビームコンサルティングだけではありませんが、プロジェクト単位でチームを組成して働くコンサルタントだからこそ、入社前の準備や心構えが入社後の活躍に向けて大切になります。
1つずつ詳しくご紹介しますので、皆さんの転職後の活躍を確実なものにしてくださいね!
アビームコンサルティングで中途入社後に活躍1
アビームコンサルティングの特色・働き方を理解して入社する
アビームコンサルティングで中途入社後に活躍するための準備で最初にできるのは、アビームコンサルティングの特色やアビームコンサルティングの働き方を理解して入社することです。
近年コンサルティングファーム各社がリモートワークを縮小するなかで、アビームコンサルティングではリモートを活用した働き方を引き続き活用しています。
管理職とスタッフ(管理職未満)で、この影響は大きく変わるでしょう。
中途でマネージャー以上で転職した場合、社内文化やルール、各種ツールの使い方がわからない中でフルリモートでメンバーを管理することに難しさを感じるかたも多いと思います。
一方で、スタッフクラスの方はフルリモートで働けるのは、通勤なども考えるとポジティブに考えている方も多いのではないでしょうか?
まずはアビームコンサルティングで皆さんが入社されようとしている部署の特色や働き方を具体的なイメージを持って理解することで、入社後に働き始めてもイメージとのギャップを持たずに働くことができるでしょう。
アビームコンサルティングの働き方を詳しく知りたい方は、コンサルタントのキャリア支援を20年以上にわたって専門で支援しているアクシスコンサルティングに相談してみてください。
アクシスコンサルティングは未経験者のコンサル転職に特に強みを持つエージェントであり、アビームコンサルティングの内情や働き方について深く理解しています。
アビームコンサルティングで中途入社後に活躍2
自分の経験に合わせた職位で転職する
アビームコンサルティングに中途で入社して活躍するための準備では、2つ目に自分の経験にあわせた職位で転職することです。
コンサルティング業界で1度働いたことがある方はイメージが湧くと思いますが、コンサルティング業界はプロジェクト単位でアサインされチームアップする等、事業会社とは働き方が大きく異なります。
特にマネージャー以上では、クライアントの期待値コントロールを含めてプロジェクト全体の品質管理をしないといけません。
働き方が大きく違うだけでなく、社内にも気兼ねなく話せる同僚は少なく(そもそもみんな自分のプロジェクトで忙しくしている)、若い子達はコンサルタントとして複数年経験しており「こうあるべき」という一定の仕事の基準を持っています。
いくら仕事内容が前職と近くても、クライアントの期待値や社内での動き方がわからないと苦労する方が多いのが、コンサル未経験でのマネージャー転職です。
アビームコンサルティングをはじめコンサルティングファームは職位に合わせて年収水準を定めている為、年収を上げたいという思いから、できるだけ上の役職で転職したいと考える方もいらっしゃいますが危険です。
特に、コンサルティング業界が未経験でマネージャー以上で転職する場合は、既にコンサルタントとしての経験を積んだ自分の部下達からマネージャーとしての適切な立ち居振る舞い、業務指示を求められます。
これは結構な重いプレッシャーになります。
職位に関係なく、コンサルティング業界の就業経験がない方は、自身の経験に合わせた職位での転職に無理せず転職するようにしましょう。
コンサルティングファームは、一般的な事業会社よりパフォーマンス次第で昇進することができます。目先の年収よりも着実な成果でクライアントに貢献し、評価を受けて昇進して、高い報酬をもらえるように努めると社内外からも1人前と認められ、気持ちよく働けると思います。
くれぐれも無理をしすぎないようにしてくださいね!
アビームコンサルティングで中途入社後に活躍3
コンサルタントとしてのスキルアップを怠らない
アビームコンサルティングに中途で入社して活躍するための3つ目の準備は、コンサルタントとしてスキルアップする努力をし続けることです。
多くの方がロジカルシンキングやプレゼンテーション、問題解決等の本を読み、講習を受講して転職されてきますが、実践の場で状況が日々刻々と変わる中で、クライアントCxOや役員の悩みに対する鋭い仮説やアプローチを出せるかというと難しいでしょう。
アビームコンサルティングではITプロジェクトが多いとは言え、様々な課題に対するアプローチを検討して、スケジュールを調整して、クライアントに適切に説明しきる能力が必要です。
これは転職してからも継続して、各プロジェクトで求められる役割を100%以上にこなす中でしか鍛えられません。もちろんきちんと努力をすれば身に着けられるスキルがほとんどですが、クライアントの求めていることを常に考え続け、上司や同僚とのパフォーマンスの違いを理解し、埋める努力を続ける必要があります。
逆に言えば、そうした環境で切磋琢磨するからこそ、高いレベルのスキルと経験を短期間で身に着けることができ、評価を得て高い報酬をもらうことができる業界でもあります。
入社後は、周囲からのフィードバックを適切に理解し、改善・実行するという主体的なアクションが大切です。ぜひ継続的に自分なりの課題に取り組むようにしてくださいね!
アビームコンサルティングで中途入社後に活躍4
周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
コンサルティングファームはドライな人間関係と思われがちですが、実は過去のプロジェクトアプローチや実績などのノウハウを同僚同士でシェアしていたり、相談していたりします。
中途で入社した方々は、同時期入社の方とのつながりはありますが、社内で何年も経験を積んだ方々との関係は、あまり作れていない方が多いでしょう。
一時的に、社内のアセットをうまく使い込ませていないので、フリーのコンサルタントと同じような状況なわけです。
そんな状況を早く脱し、アビームコンサルティングの豊富なプロジェクトアセットを活用して、効率的に問題解決ができるようになるために、社内の「経験豊富な方々」と関係性を作ることが非常に大切です。
リモートワークだと難しい面もあるかもしれませんが、その分、アビームコンサルティング側も社内のネットワーキングイベントを企画してくれています。そうしたイベントを活用して、社内の人材と良好な人間関係を作ることが、結果的に皆さんの仕事のスピードとクオリティを上げることにつながります。
ぜひ意識的に社内の様々な方と会話をして、良好な人間関係を作ってくださいね!
アビームコンサルティングのキャリアを相談する転職エージェント
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アビーム中途転職を相談するべき転職エージェント

新型コロナウイルスが流行してから、多くの企業が事業環境の変化をまのあたりにして、様々なDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められています。
そのため多くの事業会社でコンサルタントの問題解決能力を持つ人材が必要とされていますし、そうした企業からプロジェクトを受注するコンサルティングファーム各社は採用を強化しています。
もしコンサルタントのキャリアやコンサルタントの次のキャリアを考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
コンサルティング業界への転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
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アクシスコンサルティングはアビームやBig4をはじめとしたコンサル・IT業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
- アビームコンサルティングの特徴や強み/弱みをもっと具体的に知りたい
- アビームコンサルティングの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 各ファームのコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- 各ファームに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
転職前から“転職後”まで手厚くサポート
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/
『アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初の面談で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいますか?)
様々なコンサルファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして定着化・独り立ちまでをサポートしてくれるので、コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
▼アサインエージェントへの相談がオススメの方
- まずは自分のキャリアのゴールを相談したい
- アビームコンサルティングへの転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- アビームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- アビームに転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
企業から高年収スカウトを直接もらう
Bizreach(ビズリーチ)


おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
またコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- アビームやBig4等、コンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 自分のキャリアでコンサルファームからスカウトが来るか試したい(市場価値を知りたい)
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
また、少数精鋭ながらコンサル業界に強いヘッドハンターとのパイプも重要です。
転職は本当に転職エージェント・ヘッドハンター毎に紹介できる求人が違います。
業界に強い転職エージェント・ヘッドハンターとの縁は大切にしてくださいね。
まとめ|すごいの?アビームコンサルティングの特徴と強み/弱み
アビームコンサルティングの特徴と強み/弱みを実際のプロジェクト事例を踏まえて御紹介してきました。
アビームコンサルティングはSAPに強く、これだけ多くのコンサルティングファームが乱立するなかで最も多くのSAP認定コンサルタントが在籍しています。
その為、数多くのSAPをはじめとしたERPの刷新プロジェクトの実績があり、今後も多くのプロジェクトを受注していくことができるでしょう。
またERPを導入・刷新するには莫大な予算が必要になる為、グローバル展開する大企業がクライアントとなり世界中の現地法人や工場・倉庫とのやり取りが発生する為、様々な国で働く経験を積みやすい環境が整っています。
コンサルティングファームはどこも似ていて「何がすごい」のか、分かりにくいことも多いと思いますが、実際は業界や企業、SCMやCRM等のテーマ、上流・下流と得意領域が分かれています。
アビームもSAPの導入や刷新を担当したクライアントは、システム・業務から担当者までよく知っており、継続的なプロジェクトの受注につながっているのは確かです。
SAPをはじめとしたERPプロジェクトやグローバルで活躍したい!という方には、非常に魅力的なファームであることがよくわかったと思います。
ただ、より具体的な企業やプロジェクト、社内異動等の可能性を知りたい方は、コンサル業界への転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。
私達も様々な方の体験談や私達がコンサルティング業界で働いた経験をもとに、情報を御紹介していきたいと思っています。
様々な情報ソースを使い、皆さんが目指すキャリアを実現される実現されることを願っています!頑張ってくださいね!!