何がすごいの？ビジョン・コンサルティングの強み/弱み｜ビジョン・コンサルティングの立ち位置と将来性を徹底解説

こんにちは、転職note 編集部です。

今回は日本発のグローバルコンサルティングファームとして急成長を遂げるビジョン・コンサルティングの中途採用について詳しくご紹介します。

ビジョン・コンサルティング自体は2014年2月の創業から10年以上が経ち、2025年6月時点で従業員数約1,373名の大手コンサルティングファームとして成長しています。

一方で、近年、ITコンサルティングファームの数が増加し、改めてビジョン・コンサルティングの中途採用の特徴は何か？転職対策のポイントは何か？どのような人材を求めているのか？がわからないという方も多いと思います。

そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。

本記事では、ビジョン・コンサルティングの中途採用の実態と転職成功のための対策方法をご紹介していきます。

今回は、実際にビジョン・コンサルティングで働いたことのあるコンサルタントの方へのインタビューや公式データ、転職サイトの情報を交えて、私達転職note編集部の実体験をもとにご紹介していきます。

事業会社からビジョン・コンサルティングのコンサルタントキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。

ビジョン・コンサルティングの会社概要と歴史

ビジョン・コンサルティングは2014年2月6日設立で従業員数1,373名（2025年6月時点）を抱える日本発のグローバルコンサルティングファームです。

企業変革を戦略立案から、業務改革、ITコンサルティング、システムインテグレーション、新規事業開発まですべての領域を手掛ける総合系コンサルティングファームです。

「イノベーションで世界をより良く」を経営理念として掲げ、社会やお客様に対して約束する価値や企業姿勢を表しています。

クライアントの経営課題解決において、イノベーションを起こすことを目標に日々取り組んでおり、その先のゴールとして「時価総額世界一」を目指しています。コンサルティング業界の3つの悪しき習慣である「過度な労働時間」「高い離職率」「説明責任の欠如」を覆すことに挑戦しています。

ビジョン・コンサルティングの会社概要

商号	株式会社ビジョン・コンサルティング
英文商号	Vision Consulting Inc.
設立年月日	2014年（平成26年）2月6日
従業員数	1,373名（2025年6月1日現在）
資本金	1億円
代表者	代表取締役社長　石井 千春 代表取締役副社長　三浦 大輝
売上高	2024年度 約130億円 2023年度 約106億円 2022年度 78億円 2021年度 62億円 2020年度 38億円
営業内容	戦略コンサルティング 業務コンサルティング ITコンサルティング システムインテグレーション 新規事業開発

出典：ビジョン・コンサルティング社HP　https://visioncon-global.com/company/profile/

2022年本社移転
世界的企業が集う六本木ヒルズへ

2022年4月に六本木ヒルズ森タワー39階に本社を移転し、働く環境が大幅に改善されました。

六本木駅直結の好立地で、世界に通用するコンサルティングファームとしての成長を加速させる環境が整っています。

ビジョン・コンサルティングの歴史

ビジョン・コンサルティングは2014年2月6日に東京都渋谷区で設立されました。日本発のグローバルコンサルティングファームとして、コンサルティング業界の悪しき習慣を覆すという強い想いを持ったメンバーで創業されました。

創業当初から「イノベーションで世界をより良く」という経営理念と「時価総額世界一」という大胆な経営目標を掲げ、急速な成長を遂げています。事業拡大に伴い、設立からわずか8年で4度の本社移転を経て、2022年4月には六本木ヒルズ森タワーへ本社を移転しました。

国内では西日本支社（大阪）、中部支社（名古屋）を設立し、海外ではロサンゼルス、シンガポール、オーストラリアに拠点を展開。世界440都市への海外展開を目標に、グローバルな事業拡大を推進しています。

2024年2月には創業10周年を迎え、従業員数1000名を突破。さらに専門領域を強化するため、グループ会社としてビジョン・キャリア（HR領域）、ビジョン・コンサルティング・デジタル（デジタル領域）、Prime AI（AI領域）、Cyber Design（セキュリティ領域）を設立しています。

ビジョン・コンサルティングの経営戦略の変遷

創業時から「時価総額世界一」という大胆な経営目標を掲げ、業界の常識を覆すことに挑戦してきました。その結果、2023年にはフィナンシャル・タイムズが主催する「High-Growth Companies Asia-Pacific」において、コンサルティング部門で世界1位を獲得。アジア太平洋地域13カ国に本社を置く100万社以上を調査対象とした中での快挙でした。3年連続でランクインし、コンサルティング部門では唯一のランクインを達成しています。さらに、平均昇給率10%以上と離職率8%を直近4年以上維持し、顧客満足度94%という高い評価を得ています。

最新のビジョン・コンサルティングのAI・デジタル化への取り組み

ビジョン・コンサルティングは最新テクノロジーを活用した企業変革に注力しており、AI・DX領域で世界的な評価を獲得しています。2025年5月には、イギリスBizClik社主催の世界的なAIアワード「The Global Tech & AI Awards 2025」において、DX（デジタルトランスフォーメーション）部門で世界1位（Winner）を受賞。日系企業として唯一ファイナリストに選出され、独自の「AI活用×人材育成の融合戦略」が高く評価されました。

専門領域の強化として、2023年11月にはデジタル領域に特化したグループ会社「ビジョン・コンサルティング・デジタル」を設立。2025年2月にはAI領域に特化した「Prime AI」、2025年5月にはセキュリティ領域に特化した「Cyber Design」を設立し、最先端技術を活用したコンサルティングサービスを提供しています。

また、「ノウハブル」という新サービスを展開し、生成AIを活用した社内DX推進支援、AI戦略策定、データドリブンな意思決定を支援するプラットフォームを提供。クライアント企業のデジタル変革を包括的にサポートしています。

強みと弱みは何？
ビジョンコンサルティングの強み

ビジョンコンサルティングの強みとして、2014年設立以来培ってきた総合コンサルティングファームとしての圧倒的な成長スピード・実行型コンサルティングに特化した高い専門性、そして国内外で急拡大する確かな事業基盤があることをお伝えしたいと思います。

戦略立案から実装・運用まで一気通貫でサポートできる実行力と、業界の常識を覆す働き方改革への取り組みは、1民間企業としてなかなか実現できない革新的な取組みだと思います。

こうしたビジョンコンサルティングの歴史や特徴をふまえて、どんな会社かを実際に働いている社員の方へのインタビューをもとに御紹介したいと思います。

ビジョンコンサルティングのすごい強み①
業界トップクラスの急成長と確かな実績

2014年に創業したビジョンコンサルティングは、英大手経済誌フィナンシャル・タイムズ社が主催するAPAC（アジア太平洋地域）における急成長企業ランキングで、コンサルティング部門において4年連続でランクインという快挙を成し遂げました。

創業約10年で従業員数1,300名超、売上高100億円超という驚異的な成長を実現し、顧客満足度94%以上、リピート率90%以上という高い評価を維持しています。

この成長を支えているのは、「イノベーションで世界をより良く」という経営理念のもと、机上の空論ではなく実行まで伴走する姿勢です。お客様が真に必要とする価値を提供するため、戦略立案からシステム構築、運用まで一気通貫でサポートできる体制は、多くの企業から高く評価されています。

また2025年には英BizClik社が主催する世界的AIアワード「The Global Tech & AI Awards 2025」において、”AI×人材×グローバル”の融合戦略が高く評価され、DX部門世界1位を受賞するなど、国際的にも認められる実績を積み重ねています。

ビジョンコンサルティングのすごい強み②
戦略から実装まで一気通貫の実行型コンサルティング

ビジョンコンサルティングの最大の強みは、戦略立案から業務改革、システム開発、運用まで全フェーズに対応できるワンストップソリューションです。特定領域や既成ソリューションに閉じることなく、顧客が真に必要とする課題解決に注力する姿勢が高く評価されています。

DXコンサルティング、戦略コンサルティング、業務コンサルティング、ITコンサルティング、システムインテグレーション、AIコンサルティングと幅広い領域をカバーし、各分野のスペシャリストが連携してプロジェクトを推進します。この総合力により、部分最適ではなく全体最適を実現できるのが大きな特徴です。

また、各業界に精通した専門家が多数在籍しており、金融、通信、IT、製造、物流、小売など幅広い業界での豊富な実績があります。業界特有の課題を深く理解しているからこそ、的確なソリューションを提案でき、プロジェクトを成功に導くことができるのです。

さらに「絵に描いた餅」で終わらせない実装力が強みです。戦略コンサルティングだけで終わらず、業務改革の実行、システム開発、運用定着まで一貫して支援することで、確実に成果を出すことにこだわっています。

ビジョンコンサルティングのすごい強み③
業界の常識を覆す働き方改革とホワイト企業認定

コンサルティング業界といえば「過度な労働時間」「Up or Out」「属人的な組織運営」という3つの悪しき習慣があると言われてきました。ビジョンコンサルティングはこれらの業界常識を覆すため、創業時から働き方改革に本気で取り組んできました。

その結果、大手コンサルティングファーム初となる「ホワイト企業認定」で3年連続認定、かつ最高峰のプラチナ認定を取得しました。平均残業時間は16.6時間（業界平均の約半分）、離職率8%（業界平均の約3分の1）という驚異的な数字を実現しています。

また「えるぼし認定」も取得し、女性の活躍推進にも力を入れています。育児支援制度の整備、男性の育休取得推進など、多様な人材が活躍できる環境づくりを進めています。役員主導での働き方改革、残業抑制の取り組み、健康研修（睡眠、食生活、マインドフルネス）など、社員の健康的な働き方を実現するための施策が充実しています。

ビジョンコンサルティングのすごい強み④
実力主義と柔軟性の高い組織文化

ビジョンコンサルティングの組織文化の特徴は「柔軟性」です。社内改革が盛んで、実行スピードが非常に速いのが特徴です。社員が自由に制度改革や事業企画を提案でき、アジャイル的に推進できる環境が整っています。

評価制度も明確で、年功序列ではなく完全実力主義です。顧客からの評価が良ければ確実に昇給・昇格できる仕組みになっており、平均昇給率10%以上を4年以上維持しています。MVP制度により、半期ごとに並外れた成果を上げた社員には特別昇給もあります。実力次第で20代で年収1,000万円超も実現可能です。

また社内転職制度もあり、キャリアの選択肢が豊富です。戦略コンサルからITコンサルへ、あるいは新規事業部門へなど、自分のキャリアプランに合わせて柔軟にキャリアチェンジできる環境が整っています。

ビジョンコンサルティングのすごい強み⑤
日本発グローバルファームとしての成長戦略

ビジョンコンサルティングは「時価総額世界一」という大胆な経営目標を掲げています。単なる数字目標ではなく、世界にインパクトを与え続ける価値ある企業として社会的に認められる状態を目指しています。

現在、海外にも複数の拠点を持ち、グローバル展開を加速させています。日本発のコンサルティングファームとして、国内での成功モデルを海外にも展開し、世界中で「イノベーションで世界をより良く」という経営理念を実現しようとしています。

創業10年で売上高100億円、従業員数1,300名超という成長は、今後のグローバル展開の基盤となります。国内で培った実行型コンサルティングのノウハウを武器に、世界市場での存在感を高めていく戦略を着実に推進しています。

強みと弱みは何？
ビジョン・コンサルティングの弱み

昨今のSI・コンサルティング業界は、様々なプレイヤーが競合しています。

アクセンチュアやデロイト、PwCといった外資系総合コンサルファームをはじめ、ベイカレントコンサルティングやノースサンドといった国内の急成長コンサルファームとも競合することが増えています。

総合コンサルティングファームは、どのファームも全業界・全サービスに対してフルラインでサービス提供をしており、サービス内容での差別化が非常に難しいのが現状です。

その結果、各企業が優秀な人材の獲得に注力していますが、ビジョン・コンサルティングは2014年創業とまだ若い企業であり、大手総合コンサルファームと比較すると知名度やブランド力の面で課題を抱えています。特に新卒採用市場においては、MBB（マッキンゼー、BCG、ベイン）や外資系Big4との競争において、認知度の低さが採用活動の障壁となっているケースが見られます。

ただし、離職率8%という業界トップクラスの低水準を維持しており、平均昇給率10%以上を4年以上継続するなど、入社後の定着率と社員満足度の高さは特筆すべき点です。組織的な安定と働きやすさは大きな魅力である一方で、創業10年余りという企業の若さゆえの課題も存在します。それでは早速、ビジョン・コンサルティングの弱みを見てみましょう。

ビジョン・コンサルティングの弱み①
海外事業の成長途上

ビジョン・コンサルティングは「全世界440都市への展開」という野心的な目標を掲げ、ロサンゼルス、シンガポール、オーストラリアの3拠点で海外展開を進めています。しかし、2024年度の売上約130億円のうち、海外事業の割合はまだ限定的な水準にとどまっています。

2020年にロサンゼルス支社を設立して以降、積極的に海外拠点を増やしているものの、海外でのブランド認知度や実績が不足しており、グローバル市場での収益拡大は今後の課題となっています。アクセンチュアやデロイトといった外資系ファームが世界中に数百拠点を持ち、各地域で強固なクライアント基盤を築いているのに対し、ビジョン・コンサルティングはまだ海外展開の初期段階にあると言えます。

ビジョン・コンサルティングの弱み②
若手社員のキャリア形成課題

急成長企業特有の課題として、若手社員のキャリアパス整備が挙げられます。創業10年で従業員数1,373名（2025年6月時点）まで急拡大したため、キャリア形成のロールモデルやメンター制度が発展途上という声が社員から上がっています。

カウンセラー制度など育成支援の仕組みは整備されつつありますが、新卒入社者からは「中途入社者に比べて昇給ペースが遅い」「キャリアアップの道筋が見えにくい」といった意見も見られます。創業メンバーや初期に入社した社員が管理職として経験を積み上げている一方で、組織の急拡大により若手育成のノウハウが全社に浸透しきれていない面があります。

また、総合コンサルティングファームとして多様なプロジェクトを手がける中で、若手がどの領域で専門性を磨くべきか迷うケースもあります。柔軟性の高さは魅力である一方、明確なキャリアビジョンを描きにくいという側面もあり、今後の組織整備と育成体制の強化が求められています。

ビジョンコンサルティングのプロジェクト事例

2014年に創業したビジョンコンサルティングが、グローバルに展開する大手製造企業のカーボンニュートラル実現に向けたSCPシステム導入プロジェクトをご紹介します。

2024-2025年の最新取り組み
時代をリードする新サービス展開

ビジョンコンサルティングは総合系コンサルティングファームとして、AI・DX領域で世界最高峰の評価を獲得する新サービスを積極的に展開しています。

グローバルAIアワードDX部門世界1位受賞

2025年5月、英国ロンドンで開催された「The Global Tech & AI Awards 2025」においてDX部門で世界1位（Winner）を受賞。日系企業唯一のファイナリストとして選出され、AI・DX融合戦略が高く評価されました。DX領域におけるグローバルリーダーとしての地位を確立しています。

AI特化型グループ会社Prime AI設立

2025年2月、AI領域に特化したグループ会社「株式会社Prime AI」を設立。企業のAI導入・活用を専門的にサポートする新会社として、生成AIを活用した業務効率化やイノベーション創出を包括的に支援しています。

セキュリティ専門会社Cyber Design設立

2025年5月、セキュリティ領域に特化したグループ会社「株式会社Cyber Design」を設立。サイバーセキュリティ対策を強化し、企業のデジタル変革を安全に推進する体制を構築。グループ総合力で多角的な支援を実現しています。

これらの取り組みにより、ビジョンコンサルティングは「日本発グローバルファーム」から「世界が認めるAI・DX変革のリーディングカンパニー」としての地位を確立しています。

大手製造企業SCPシステム導入プロジェクト

*SCP:Supply Chain Planning（サプライチェーン計画）

大手製造企業という大規模クライアントで、政府のカーボンニュートラル宣言を受けて業務効率化を行う重要プロジェクトとして注目を集めました。

プロジェクトチームは多様な専門性を持つメンバーで構成され、サプライチェーン全体の最適化を通じて環境負荷低減と業務効率化の両立を目指します。

気候変動問題への対応として、製造プロセスの見直しから物流の最適化まで、企業活動全体のカーボンニュートラル実現に向けた包括的なDX支援を展開しています。

新規事業創出支援プロジェクト

大手製造業の経営層の強い意向を受け、デジタル技術を活用した1兆円規模の独自経済圏実現に向けたプロジェクトが2024年から本格始動しました。

事業性評価から戦略立案、アライアンスモデル構築、ユーザー体験デザインまで、新規事業立ち上げに必要なすべてのフェーズを総合的に支援。ビジネスモデル立案からアライアンス交渉支援まで、実行力のあるコンサルティングを展開しています。

こうした大規模プロジェクトを通してビジョンコンサルティングはクライアント企業との強固な信頼関係を構築し、AI・DX・戦略の各領域における深い知見を蓄積することで、継続的なプロジェクト受注を実現しています。

まさにグローバルに展開する総合系コンサルティングファームとして、世界水準のAI・DX支援を提供するビジョンコンサルティングならではの事例と言えます。

ここがすごい！DX・AI領域で世界トップクラスの実績
ビジョンコンサルティングの特徴

さて、これまではビジョンコンサルティングの強みと弱み、そしてプロジェクト事例をご紹介してきました。

DX・AI領域で確固たる強みを発揮しており、更にグローバル展開にも力を入れていることはお分かりいただけましたか？2025年には英国BizClik社主催の世界的AIアワードでDX部門世界1位を受賞するなど、着実に実績を積み重ねています。

更にビジョンコンサルティングはプロジェクト事例で御紹介したように、海外で働く機会が多いことも特徴の1つになっています。

グローバル展開を発注するのは基本的に大企業ですが、大企業は当然、世界中に支社や工場・拠点があり、各国の商習慣や法令等をもとにコンサルティングサービスを提供していく必要があります。

その為、ビジョンコンサルティングの特徴としてグローバルで働く機会が多いことをご紹介しますね。

ここがすごい！ビジョンコンサルティングの特徴
グローバルプロジェクトが多い

ビジョンコンサルティングは、2014年に日本で創業した日本発のグローバルコンサルティングファームのため、日本企業の海外進出や事業拡大をサポートする、グローバルプロジェクトが多い点が特徴の1つです。

現在、ロサンゼルス・シンガポール・オーストラリアの3つの海外拠点を設立しており、世界440都市への展開を目指しています。日立製作所やトヨタグループ、三菱グループなど日本を代表する大手企業の他、総合商社やIT企業等、様々な企業のグローバル展開を含めたコンサルティングプロジェクトを受注できており、海外で働く機会が多いファームとして注目されています。

2022年から4年連続でフィナンシャル・タイムズ社が実施する「アジア太平洋地域急成長企業ランキング」にコンサルティング業界で唯一ランクインしており、2023年にはマネジメントコンサルティング部門で世界1位を獲得するなど、グローバルでの成長が著しい企業です。

現在もアメリカ・欧州・アジア各国と様々な国のプロジェクトで活躍されており、日本の大手企業のグローバル展開を支援するプロジェクトでは、現地拠点と連携しながらコンサルティングサービスを提供されています。

DX・AIを活用したコンサルタントとしてキャリアを伸ばしていきたい方、特にグローバルで働く経験を積みたい方には魅力的なファームですよね。

特にDXやグローバルでの就労経験は、これからも需要が高い経験になってくるでしょうし、ビジョンコンサルティングでの数年間が皆さんのキャリアにプラスの影響をもたらす可能性は高いでしょう。

ここがすごい！ビジョンコンサルティングの特徴
DX・AI領域のコンサルで世界トップクラスの実績を保持

ビジョンコンサルティングが「すごい」と言われる理由の一つは、DX（デジタルトランスフォーメーション）・AI領域のコンサルティングにおいて、世界トップクラスの実績を持っていることがあげられます。

DX・AIコンサルティングは、企業が事業活動をデジタル化し競争力を高める為に欠かせないものです。AI技術の導入や活用には非常に多くの専門的な知識を持った人の工数が必要です。

ビジョンコンサルティングは、2025年に英国BizClik社主催の世界的AIアワード「The Global Tech & AI Awards 2025」において、DX部門で世界1位（Winner）を受賞しました。

この受賞により、官公庁や大手企業へのAI/DXコンサルティング支援実績、AI活用と人材育成の融合戦略が、グローバルで高く評価されたことが証明されました。ビジョンコンサルティングは、豊富なAIプロジェクト実績と自社開発のAIプロダクトで得られた知見を最大限に活用し、戦略から実行まで深く支援しています。

年度	受賞実績	評価内容
2025年	The Global Tech & AI Awards DX部門世界1位	AI/DX支援実績、AI×人材育成の融合戦略
2023-2025年	アジア太平洋急成長企業ランキング4年連続唯一ランクイン	コンサルティング業界で唯一の継続ランクイン
2023年	アジア太平洋急成長企業ランキング世界1位	マネジメントコンサルティング部門
2023-2024年	ホワイト企業認定プラチナ2年連続	大手コンサルファーム初の最高峰認定
2024年	厚生労働省えるぼし認定最高評価	女性活躍推進の取り組み
2024年	グッドキャリア企業アワードイノベーション賞	人材育成・キャリア形成支援

また、こうした専門的な領域に豊富な実績がある為、DX・AI案件で複雑な案件（例えば、基幹システムとAIの連携や官公庁の大規模DX推進等）でも豊富な実績から成功への道筋を示すことが出来るのがビジョンコンサルティングが「すごい」と言われる理由となっています。

DXやAI技術を活用した支援は、1度導入すると継続的な改善や拡大が必要となり、安定した収益源となることからビジョンコンサルティングの経営が安定し、新たな領域にチャレンジしやすくもなります。

ビジョンコンサルティングの仕事は「経営コンサルティング」「新規事業開発」「グローバル展開」の3つの軸で事業を展開していますが、特にDX・AIコンサルティングは主力事業として位置づけられており、官公庁や東証プライム市場・ニューヨーク証券取引所上場企業各社との取引実績があります。

こうしたDX・AI領域での豊富な実績、それを支える世界的な受賞歴、その結果として安定した収益の確保が総じてビジョンコンサルティングが「すごい！」と言われる理由となっています。

ここがすごい！ビジョンコンサルティングの特徴
離職率8％のコンサルティングファーム

ビジョンコンサルティングは一般財団法人日本次世代企業普及機構が実施している「ホワイト企業認定」で、大手コンサルティングファーム初として2年連続認定、かつ最高峰のプラチナ認定を取得しており、働きやすい環境づくりに力を入れています。

離職率は業界平均を大幅に下回る8％と公表されており、平均残業時間は22.2時間（直近では16.6時間）、有給取得率84％という優秀な数値を実現しています。コンサルティング業界では珍しく、ワークライフバランスを重視した働き方が実現できるファームです。

多くのコンサルティングファームは2-3年で退職していくことを前提に働いている方が多いのも事実ですが、ビジョンコンサルティングでは「長期的なキャリア形成」も描きやすいと言われています。

もちろん所謂”プロジェクトガチャ”や”上司ガチャ”により、想定外の案件や上司を引いてしまうことは他のファームと同様にありますが、それでも残業制限等もきちんと制度として設けて管理されており、働き方改革を推進した結果が数値として表れています。

一方で創業10周年で従業員数1000名を突破するなど急成長を続けており、ビジョンコンサルティング出身の方が様々なコンサルティングファームや事業会社で活躍されているのも見かけます。

若手からの成長機会とフォロー体制を受けながらコンサルタントの実力を身に着けるファームとしては、とても良い環境なのだと思います。（特にDX・AIやグローバル案件に興味がある方には魅力的な環境でしょう）

ビジョンコンサルティングへの中途入社！
活躍する為の準備

ビジョンコンサルティングがどんな会社で、強みや弱みがどこにあるのか？をご紹介させていただきました。

そんなビジョンコンサルティングに中途入社した後、活躍する為に意識するべきことを御紹介しますね！

ビジョンコンサルティングだけではありませんが、プロジェクト単位でチームを組成して働くコンサルタントだからこそ、入社前の準備や心構えが入社後の活躍に向けて大切になります。

1つずつ詳しくご紹介しますので、皆さんの転職後の活躍を確実なものにしてくださいね！

ビジョンコンサルティングで中途入社後に活躍１
ビジョンコンサルティングの特色・働き方を理解して入社する

ビジョンコンサルティングで中途入社後に活躍するための準備で最初にできるのは、ビジョンコンサルティングの特色やビジョンコンサルティングの働き方を理解して入社することです。

2025年現在、ビジョンコンサルティングでは「ワークライフバランスの実現」を重視した柔軟な働き方を推進しています。

管理職とスタッフ（管理職未満）で、この影響は大きく変わるでしょう。

中途でマネージャー以上で転職した場合、社内文化やルール、各種ツールの使い方がわからない中でリモートワークを活用しながらメンバーを管理することに難しさを感じるかたも多いと思います。

一方で、スタッフクラスの方はリモートワークで働けるのは、通勤なども考えるとポジティブに考えている方も多いのではないでしょうか？

まずはビジョンコンサルティングで皆さんが入社されようとしている部署の特色や働き方を具体的なイメージを持って理解することで、入社後に働き始めてもイメージとのギャップを持たずに働くことができるでしょう。

ビジョンコンサルティングの働き方を詳しく知りたい方は、コンサルタントのキャリア支援を20年以上にわたって専門で支援しているマイビジョン/MyVisionに相談してみてください。

マイビジョンは未経験者のコンサル転職に特に強みを持つエージェントであり、ビジョンコンサルティングの内情や働き方について深く理解しています。

ビジョンコンサルティングで中途入社後に活躍２
自分の経験に合わせた職位で転職する

ビジョンコンサルティングに中途で入社して活躍するための準備では、2つ目に自分の経験にあわせた職位で転職することです。

コンサルティング業界で1度働いたことがある方はイメージが湧くと思いますが、コンサルティング業界はプロジェクト単位でアサインされチームアップする等、事業会社とは働き方が大きく異なります。

特にマネージャー以上では、クライアントの期待値コントロールを含めてプロジェクト全体の品質管理をしないといけません。

働き方が大きく違うだけでなく、社内にも気兼ねなく話せる同僚は少なく（そもそもみんな自分のプロジェクトで忙しくしている）、若い子達はコンサルタントとして複数年経験しており「こうあるべき」という一定の仕事の基準を持っています。

いくら仕事内容が前職と近くても、クライアントの期待値や社内での動き方がわからないと苦労する方が多いのが、コンサル未経験でのマネージャー転職です。

ビジョンコンサルティングをはじめコンサルティングファームは職位に合わせて年収水準を定めている為、年収を上げたいという思いから、できるだけ上の役職で転職したいと考える方もいらっしゃいますが危険です。

特に、コンサルティング業界が未経験でマネージャー以上で転職する場合は、既にコンサルタントとしての経験を積んだ自分の部下達からマネージャーとしての適切な立ち居振る舞い、業務指示を求められます。

これは結構な重いプレッシャーになります。

職位に関係なく、コンサルティング業界の就業経験がない方は、自身の経験に合わせた職位での転職に無理せず転職するようにしましょう。

コンサルティングファームは、一般的な事業会社よりパフォーマンス次第で昇進することができます。目先の年収よりも着実な成果でクライアントに貢献し、評価を受けて昇進して、高い報酬をもらえるように努めると社内外からも1人前と認められ、気持ちよく働けると思います。

くれぐれも無理をしすぎないようにしてくださいね！

ビジョンコンサルティングで中途入社後に活躍３
コンサルタントとしてのスキルアップを怠らない

ビジョンコンサルティングに中途で入社して活躍するための3つ目の準備は、コンサルタントとしてスキルアップする努力をし続けることです。

多くの方がロジカルシンキングやプレゼンテーション、問題解決等の本を読み、講習を受講して転職されてきますが、実践の場で状況が日々刻々と変わる中で、クライアントCxOや役員の悩みに対する鋭い仮説やアプローチを出せるかというと難しいでしょう。

ビジョンコンサルティングでは戦略、業務、ITコンサルティングから新規事業開発まで幅広い領域を扱うため、様々な課題に対するアプローチを検討して、スケジュールを調整して、クライアントに適切に説明しきる能力が必要です。

これは転職してからも継続して、各プロジェクトで求められる役割を100％以上にこなす中でしか鍛えられません。もちろんきちんと努力をすれば身に着けられるスキルがほとんどですが、クライアントの求めていることを常に考え続け、上司や同僚とのパフォーマンスの違いを理解し、埋める努力を続ける必要があります。

逆に言えば、そうした環境で切磋琢磨するからこそ、高いレベルのスキルと経験を短期間で身に着けることができ、評価を得て高い報酬をもらうことができる業界でもあります。

入社後は、周囲からのフィードバックを適切に理解し、改善・実行するという主体的なアクションが大切です。ぜひ継続的に自分なりの課題に取り組むようにしてくださいね！

ビジョンコンサルティングで中途入社後に活躍４
周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る

コンサルティングファームはドライな人間関係と思われがちですが、実は過去のプロジェクトアプローチや実績などのノウハウを同僚同士でシェアしていたり、相談していたりします。

中途で入社した方々は、同時期入社の方とのつながりはありますが、社内で何年も経験を積んだ方々との関係は、あまり作れていない方が多いでしょう。

一時的に、社内のアセットをうまく使い込ませていないので、フリーのコンサルタントと同じような状況なわけです。

そんな状況を早く脱し、ビジョンコンサルティングのプロジェクトアセットや社内ナレッジを活用して、効率的に問題解決ができるようになるために、社内の「経験豊富な方々」と関係性を作ることが非常に大切です。

リモートワーク中心の働き方では難しい面もあるかもしれませんが、その分、ビジョンコンサルティング側も社内のネットワーキングイベントや社内部活動などを企画してくれています。そうしたイベントを活用して、社内の人材と良好な人間関係を作ることが、結果的に皆さんの仕事のスピードとクオリティを上げることにつながります。

ぜひ意識的に社内の様々な方と会話をして、良好な人間関係を作ってくださいね！

FAQ｜「ビジョンコンサルティングの強みと弱み」を知りたい方へ

ビジョン・コンサルティングの中途採用対策
相談すべき転職エージェント

2025年現在、多くの企業が直面している課題は「生成AIの業務活用」「DX推進と業務改革」「グローバル展開への対応」など、より複合的で高度な経営課題となっています。

これらの課題に対して、ビジョン・コンサルティングでは次のような支援を強化しています。

これらの最新ニーズに対応するため、ビジョン・コンサルティングでは戦略から業務・IT・AI領域まで一気通貫で対応できる総合力を強みに、特定パッケージに固執しない柔軟なソリューション提供とグローバル展開力を持つ専門人材を積極的に採用・育成しています。

もしコンサルタントのキャリアやコンサルタントの次のキャリアを考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です！

そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援（棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等）で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。

まとめ：ビジョン・コンサルティングの強みと弱み！特徴とは

ビジョン・コンサルティングへの転職は、「業界の常識を覆す」という独自のポジションと業界トップクラスの成長スピードを理解することが極めて重要になります。

特に2024年以降は、創業10周年で従業員数1000名突破・グローバルAIアワードDX部門世界1位受賞・大手コンサルティングファーム初のホワイト企業認定（プラチナ認定）といった組織体制の進化や、AI/DX支援・生成AI導入・部門横断型プロジェクトでの大型案件の急増について深く理解することが、転職成功の分かれ目となります。

最も重要なのは、コンサルティング業界に精通したムービン・ストラテジック・キャリアやアクシスコンサルティング等の専門エージェントとの連携です。これらのエージェントは、面接官別の選考傾向や過去通過者のノウハウを詳細に蓄積しており、ビジョン・コンサルティングの「イノベーションで世界をより良く」という理念と「時価総額世界一」という経営目標をどう面接で表現すべきかまで、具体的な対策を提供してくれます。

転職を検討される際は、面接準備と並行して、ビジョン・コンサルティングでのキャリアパスや働き方についても事前に詳しく調査することをおすすめします。

記事内でもお伝えしましたが、志望度の高い企業への応募前には、必ず複数社で面接経験を積んでください。場慣れにより緊張が和らぐだけでなく、面接官の反応を通じて自分の回答をブラッシュアップできる貴重な機会となります。

成功への道筋は明確です：①転職エージェントから選考情報とノウハウを収集、②面接慣れによる緊張感の軽減、③相手の反応に応じた回答の最適化、この3ステップで選考通過率は飛躍的に向上します。

皆さんの転職活動が実り多いものとなることを心より願っています。