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失敗しない面接対策!楽天の中途採用面接では何を聞かれる?

こんにちは。転職ノート編集部です。
私達は、全員で20回以上の転職経験があり、様々な業界で働いた経験を持つコンサルタントを中心とした執筆チームです。

楽天市場で創業し、現在は楽天銀行や証券など多くの有名サービスを運営するだけでなく、更に通信事業にもチャレンジを続ける楽天の中途面接対策を御紹介します。

楽天の中途採用面接は、書類選考や面接のほかに、楽天の書籍に対する論文選考や、楽天の社風やカルチャーの理解とマッチなど、他社と異なる点が多くあります。

本記事では、楽天の中途採用面接の特徴を御紹介すると共に、転職エージェントの効果的な使い方とあわせて対策を御紹介しています。

楽天への転職を考えている方のお役に立てれば、嬉しいです。

楽天の中途採用面接前に知っておくべきこと

三木谷社長の採用メッセージは読むべし!

楽天は三木谷社長が創業し、現在の強いリーダーシップを発揮して、次々と新しいサービスを生み出すメガベンチャー企業です。

その三木谷社長が何を大事にしているのか、その思いは知っておくべきでしょう。

「どうすれば達成できるか」を考え、
そしてまた挑戦する。
そこに、ビジネスの面白さがある。


創業の頃から大切にしてきたアントレプレナーシップ

楽天で働く人にも、こうした醍醐味を味わってもらいたいと思い、楽天では創業当時からアントレプレナーシップ(起業家精神)の醸成・活性化を大切にしています。

企業内においても、一から新しい事業を立ち上げるという風土を作っていくことが従業員の成長につながり、企業の競争力を高めていくものと考えています。

楽天 採用HP トップメッセージより

このように、楽天ではアントレプレナーシップ(起業家精神)を大切にしていることが分かります。

後で面接内容でも御紹介しますが、
「困難な状況を如何に克服したか」
「将来どのような事業がしたいか?」
「世界一を目指すためにあなたができることは?」など、
困難な状況でいかに目標を達成したか/するかは聞かれます。

社風への理解が大事!

三木谷社長が採用HPのトップメッセージで「ビジネスは最高のエンターテイメント、価値観を共有できる人と仕事がしたい」と書いている通り、この価値観とのマッチ度が選考でも重要視されます。

同様にHPには、
楽しくやった方がいい。同時に勝たなくては意味がない。
”Get Things Done”
とあります。

この楽天独自の価値観を「楽天主義」という行動指針・価値観に明文化しており、すべての従業員が共有しています。

更に「朝会」や「自席周辺の清掃」「社内公用語の英語化」など、独自の取組みがあります。

どの会社でも社風や価値観とのマッチは見られますが、楽天は特に三木谷さんの強いリーダーシップのもと、独特の社風・価値観があることを認識し、そのマッチ度を面接で図られることを、最初に知っておく必要があります。

楽天主義って何?

楽天主義は、楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し実行する価値観・行動指針です。

この楽天主義は、「ブランドコンセプト」と「成功のコンセプト」の2つで構成されています。

ブランドコンセプト

ブランドコンセプトは、楽天グループが、事業を通して実現しようとしている価値観です。

大義名分、品性高潔、用意周到、信念不抜、一致団結

大義を持ち、気高く誇りを持つ、というモラルと同時に、ビジネスとしての用意周到さやチームとしての結束力を重要視するところに、創業者としての三木谷社長の思いを感じますね。

成功のコンセプト

「楽天の目標」への共感度を強め、実現度を高める成功への方法論として「成功のコンセプト」があります。

この「成功のコンセプト」は人事評価のコンピテンシー項目としても設定されています。

ビジネスを成功に導くコンセプトなだけに、綺麗ごとだけではない現実味のある言葉が多いですね。

「常に改善、常に前進」の【Get Things Done】は、採用ページでも三木谷社長が言及しており、「何が何でも物事を達成する人間」という点は選考でも見られます。

楽天の社風を表す具体的な事例

楽天元社員の方に聞いた、楽天の社風や価値観をあらわすエピソードを御紹介します。

Get Things Doneという言葉は社内でも崇拝されている。
何事も必ず成し遂げようとする文化は非常に強いと思います。
営業だと予算にヨミが足らない付きでは、テレアポや訪問をガンガンやらされたりしました。
もちろんストレスもありますが、実績を出せば昇進もあり、若い時にガンガン働いてマネジメント経験を積めたことは、とても良い経験になりました。
(29歳、男性、新卒)

大きな意思決定がトップダウンでガツっと決まることは確かにあった。個人的には、いつまでも決まらないよりもスピード感をもって進んでいくこと(途中変更もあるが)は良かったと思っている。
一方で、特に最近はチームワークや多様性も重視されており、ホワイト化も進んだと思う。
在宅勤務等は元々、進められていたので、コロナでも全部が止まるということは無かったのではないか。

ただし、毎週の月曜日の朝会やフレックスタイム制がない、等の旧来的なところもあるのは知っておいた方がいい。
(31歳、女性、中途)

楽天の選考攻略法

楽天の選考プロセス

楽天の面接!質問内容は?実際に聞かれた質問内容

まず、先に御紹介した「楽天主義(楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し実行する価値観・行動指針)」は理解しておきましょう。

また、面接では「成功のコンセプト」への理解・共感が重要なポイントになります。

面接では楽天球団の順位や社長である三木谷社長の本を読んだかなど、いかに楽天が好きなかについて、問われる質問が多かったです。
(32歳、システムエンジニア)

過去にやってきたプロジェクトの詳細とその結果を、かなり踏み込んで聞かれます。
(34歳、マーケティング)

一番最後に質問はありませんかと聞かれ、いくつか質問し、終わりかと思って気を抜いていたら、最後に英語での自己PRを求められました。
何とかごまかしましたが、想定外のことでうまくアピールできなかった。
(28歳、事業企画)

楽天の面接!必要な準備は何?コレだけはやっておこう

  • 楽天主義である「ブランドコンセプト」と「成功のコンセプト」の理解
  • 楽天主義を元に自分の困難を乗り越えた経験などの職務経歴を整理
  • 三木谷社長の著書やインタビューを読み、自分なりの意見を持つ
  • 楽天の注力事業と競合企業との違いを理解する

楽天は三木谷社長の強いリーダーシップのもと、急成長を遂げてきた企業です。

その急成長の礎(いしずえ)となった、企業文化や価値観、また三木谷社長の考え方を理解する必要があります。

また、求められている人物像であるGet Things Doneなどの「成功のコンセプト」をもとに、仕事での苦労や困難を乗り越えた経験を話せるように整理しておくと良いでしょう。

競合との違いは、「なぜ楽天なのか」という面接でよくある質問に答えられることがまず目的です。

社風や価値観などのソフト面と業績やビジネスモデルなどのハード面の両面から理解しておくと良いと思います。

対象企業は、少なくともアマゾンとYahoo!(主にショッピング)です。

あなたが本当に叶えたいことは何?

企業研究と同時に、あなたは何を叶えたい?

楽天の面接対策を進めていくと同時に、この先2~3年のキャリアやライフプランは具体的にイメージしていくことも大切です。

転職を考えるキッカケの多くは、今の企業での(主に悪い)経験や可能性からだと思います。

しかし、今の企業での経験や可能性の延長線上に、本来求めているキャリアやライフプランが無いことも多いです。

特に20代や30代前半で転職する方は、数年後には結婚や家族が増えたりなど、キャリアやライフプランが大きく変わることが多いです。

今の経験だけを前提とした転職ではなく、数年後を見据えて何を実現したいかを一度、冷静になって考えてみる必要があります。

大事なのは「今できるか」ではなく、「何を実現させたいか」です。

数年後に「実現していたい姿」は何か、冷静に考えてみてください。

キャリアの選択肢は「広げて」→「絞る」

「実現させたい姿」ができたら、実現する為の転職先を幅広く検討しましょう。

明確に行きたい転職先・業界がある人を除いて、転職先は「広げて」→「絞る」のがオススメです。

自分が既に認識している経験や能力だけではなく、他社・他業界から見た、あなたの経験や能力とその値段を知る必要があります。

きちんと把握する為には、一度転職先を幅広に検討したうえで、将来実現したい姿を実現できる条件に絞る必要があります。

この図でいうと、右上と左下を広げて、他社から見てどういう価値があるかを知ると選択肢がグッと広がります。

そのためには第三者の視点で市場価値を教えてくれる、転職エージェントの力が必要になります。

要は客観的に見て、あなたの経験や能力は、「●●の業界のxxでは非常に高く評価される/年収が上がっている」や「より自由度をもって働ける」ということを指摘してくれます。

キャリアの選択肢を広げる為のエージェントの使い方

基本的な使い方という意味では、転職エージェントは「人」と言われるように、自分と相性が良く、信頼のおけるエージェントを見つけることが大切です。

まずは各エージェントの特性を理解したうえで、いくつか登録して、相性が良く信頼できるエージェントを探しましょう。

大手転職エージェント

リクルートエージェントやdoda「転職マニュアル」といった大手転職エージェントは転職先を幅広く紹介してくれます。

非公開を含めた案件数は大手が多いです。
ただ、転職エージェントの能力のバラつきも大きいので、見極めが必要です。

キャリアプランの棚卸や職務経歴書の書き方、面接対策など、各種イベントを開催しているので1~2回目の転職で手厚いサポートが必要な方にオススメです。

一方で、求職者担当と企業担当(求人案件を取ってくる人)が異なる為、皆さんと会話する求職者担当が企業側のニーズを的確に把握していない場合があります。

その場合は、一度、幅広く求人案件を見て興味がある案件に関して、具体的に確認してもらうようにお願いするといいでしょう。

転職エージェント紹介サービス

キャリア・カーバーは、リクルートが提供するハイクラス向けの転職エージェントからのスカウトサービスです。

登録すると多くの転職エージェントから様々なスカウトオファー連絡が来るので、キャリア・カーバーを使うメリットは多いです。

キャリア・カーバーに登録している転職エージェントは、ハイキャリア向け専門の部署のエージェントです。

例えば、dodaに普通に登録した場合に担当になる人とは別に、ハイキャリア向けの担当者が付きます。この人達が担当になった場合のメリットは色々とあります。

  • 一人一人に丁寧なキャリアカウンセリングや求人紹介をしてくれる
  • 企業側のCEOやCOOクラスと直接話をしていて、より生の具体的な企業ニーズを教えてくれる
  • 通常のサイト登録とは別の高年収・好条件の非公開求人を紹介してくれる
  • 興味のある求人紹介をゆっくりと待てる

要は「高年収=エージェント側の収益が高い担当」は丁寧に対応して内定率を高める体制になっています。これはどこの転職エージェントも一緒です。

もちろんdodaやリクルートエージェントとの併用も可能です。
楽天を中心に”様々な企業かつ年収が高い求人”を知りたい方は、キャリア・カーバーに登録しましょう。

<キャリア・カーバーで高年収スカウトをもらう>

特定能力(英語やIT)での転職が強いエージェント

JACリクルートメントは英語能力を使った転職に強いです。

英語を使った転職や外資系企業への転職なら、どこが最も希望するライフプラン・キャリアプランを実現できるか、的確に提案してくれます。

一方で、組織規模は大手よりも小さいため、案件数は少なく、紹介される案件の幅や他業界から見た価値の提案力という意味では劣る場合があります。

まとめ

いかがでしたか。

楽天の面接では、楽天の事業や成立ちを理解するとともに、三木谷社長の著書を読んでおくなど、様々な準備が必要なことが分かりました。

以下、ポイントです。

●楽天の選考・面接準備

  • 楽天の事業や業績の理解(特に通信事業などの注力事業と主要事業の競合(アマゾンやYahoo!ショッピング)の違い)
  • 楽天の選考は、書類選考→適性検査と英語試験→論文審査→面接3回、です。
  • 楽天主義である「ブランドコンセプト」と「成功のコンセプト」を理解(Get Things Doneなど社内に浸透)
  • 楽天主義を元に自分の困難を乗り越えた経験などの職務経歴を整理
  • 三木谷社長の著書やインタビューを読み、自分なりの意見を持つ
  • 楽天の注力事業と競合企業との違いを理解する

●これは準備しておこう

  • 楽天でのキャリアイメージ(何を経験して、どんなスキルを身に着けたいか)
  • 楽天でのキャリアで、どんな貢献ができるか
  • これから先数年間で、どんな生活(キャリアとプライベート両方)を実現したいかを具体的にする

●転職エージェントをうまく使おう

  • 求人を紹介してもらうだけではなく、自分の経験やスキルを活かせる業界や会社はどこか、視野を広げる
  • 転職エージェントは特性を理解して使い分ける
  • 大手は求人の幅と転職サポート(職務経歴書の書き方や面接対策など)を使う
  • 能力(英語やIT)特化や業界(コンサル・ITなど)特化は、業界経験視野の成功パターンや注意事項を確認する

楽天は、楽天市場や銀行・カードなどの既存事業を土台に、通信事業などに力を入れて今後も成長が期待される企業です。

在宅ワークにも力を入れており柔軟な働き方ができる魅力的な企業と言えます。

本記事が楽天への転職を考えている方の役に立てば嬉しく思います。