Eコマース

【失敗しない転職】楽天の企業研究!業績や平均年収を比較

こんにちは。転職ノート編集部です。
私達は、全員で20回以上の転職経験があり、様々な業界で働いた経験を持つコンサルタントを中心とした執筆チームです。

国内のIT系企業として有名な「楽天」への転職を検討する方に向けて、主要事業や仕事内容、平均年収を纏めました。

楽天は非常に多くのサービスを運営しています。
各サービスの知名度も高いため、どのサービスで稼いでいて、今後の注力事業が何か、転職にむけて企業研究をしても理解するのが大変だと思います。

そこで、競合との平均年収や年齢と合わせて、事業の内容や業績を合わせて記事に纏めました。

もし自分が楽天に転職する、楽天でのキャリアを考える、という時に一度に情報を集められる便利なページを目指しました。

皆さんの転職活動の参考になれば嬉しいです。

会社概要と企業理念

 会社概要

会社名楽天株式会社
(英文社名:Rakuten, Inc)
本社所在地東京都世田谷区玉川1丁目14番1号
楽天クリムゾンハウス
代表者だ表取締役会長兼社長
三木谷 浩史
設立1997年2月7日
楽天市場開設1997年5月1日
株式店頭上場2000年4月19日
資本金205,924百万円(2019年12月31日現在)
従業員数単体:7,288名
連結:20,053名
(2019年12月31日現在)

 企業理念・Mission・Vision

 Values and Principles(価値観・行動指針)

楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し、実行する価値観・行動指針が「楽天主義」です。

「ブランドコンセプト」と「成功のコンセプト」の2つで構成されます。

楽天では、楽天主義の価値観や行動指針を大切にしており、選考でもカルチャーとの相性を見られます。

事前に確認しておきましょう。

 ブランドコンセプト
 成功のコンセプト

特に「常に改善、常に前進」にある『Get Things Done』は社内にかなり浸透しています。

面接でよくある質問として「困難をいかに乗り越えたか」や「頑張った経験」などは、この「ブランドコンセプト」や「成功のコンセプト」に沿って、作成するといいでしょう。

業績推移と海外比率

 売上高・営業利益の推移

売上高は順調に伸長し、2019年では1.2兆円でした。
2018年から営業利益が下がり、19年は当期純利益が319億円のマイナスになっています。

別に本業の業績が悪化したわけではなく、「商品および役務提供に係る原価」という事業運営にかかる投資的な費用が増えていることが原因です。

 FY2019年 営業利益減少の要因

昨年対比で最も増えているのは「商品および役務提供に係る原価」です。

分かりにくいですが、自社物流網の整備・強化やのほか、モバイル事業の基地局解説費用などが該当します。

IT企業は常に最新のサービスシステムを維持できることが大切です。

本業でより良いサービスを提供する為の費用をかけているのだと理解できます。

 海外売上高比率

売上高は順調に伸長していますが、主に日本と米州での成長です。

構成比率は、日本80%>米州16%>その他、と比率が4年ほど変わっていません。

転職を検討中の方はご存じだと思いますが、楽天は社内公用語を英語にしており、今後も海外展開は注力していくことは理解しておきましょう。

ECビジネスの基礎知識と楽天決算のハイライト

 ECビジネスのビジネスモデルパターン

楽天は「モール型」、アマゾンは「倉庫運営型」で事業をスタートしました。

アマゾンは後からモール型をはじめ、楽天は倉庫運営型を始めるなど、両社のビジネスモデルにおける違いは徐々になくなりつつあります。

ただ、20年1Qの決算でも三木谷社長が自社を「モール型」と発言しており、今でも楽天が「モール型」という棲み分けは残っています。

 これを知らないと分からない?ECビジネスの理解

楽天市場の主な収益は、1.モール出展料、2.販売手数料、3.その他(店舗へのコンサルティングサービスや広告費)の3つです。

例えば、1店舗からの売上は「月額出店料+販売数×システム利用料(販売手数料)+その他費用」、が主な収益となります。

この収益モデルに合わせて楽天の決算も整理されていますので、覚えておくと業績や注力事業が理解しやすいと思います。

 楽天決済のハイライトはこう見る

連結売上高は他社と同様に一般的な指標です。

楽天市場などのEC事業者は、売上高の他に「流通総額(手数料収入のもと)」が重要なKPIになっています。

楽天市場での売上は、楽天市場上での流通総額に合わせて増える為、流通総額が増えることが大切なんですね!

 Yahoo!ショッピングとの違い

ヤフーショッピングを運営するZホールディングスの決算でもeコマース取扱高(物販)は6,111億円と重要なKPIとして報告されています。

楽天の国内流通総額3.9兆円とはかなり差が開いていることが分かりますね。

楽天とZホールディングスは、楽天PayとPayPayの決済部門でも競合しており、今度、比較してみたいと思います。

セグメント別のサービス一覧と注力内容

楽天は提供サービスが多いので、事業報告セグメントと主要サービスを一覧にしました。

 セグメント別のサービス一覧

こうして見ると、最も身近な楽天市場やトラベルがインターネットサービスの中で最も収益を稼いでいることが分かります。

フィンテック事業では、楽天カード(カード手数料と分割やリボ払いによる利息収入)が収益を稼いでいますね。

コロナ期間中は、人の外出が減ったことで自動車保険などの損保事業も好調だったと20年1Qの質疑応答で三木谷社長が話していました。

決算説明資料では「カード会員数」「ショッピング取扱高」「リボ残高およびキャッシング残高」を経営指標としています。

ショッピング取扱高は、店舗が支払う加盟店手数料収入の指標です。

私達がカードで支払いをした際に、店舗もカード会社に加盟店手数料を3~4%払っています。その収益をはかる指標ですね。

「リボ残高およびキャッシング残高」は、私達が分割払いやリボ払いした時の利息収入をはかる指標ですね。

コチラは比較的イメージのわきやすい指標だと思います。

 セグメント別の売上と営業利益推移

売上はインターネットサービスが最も多いですね。

営業利益はインターネットサービス907億円とフィンテック693億円で、近い金額を稼いでいます。

インターネットサービスは営業利益率11%に対し、フィンテック事業は14%と利益率がかなり高いことが分かります。

この2つの事業で稼いだ分をモバイル事業に投資していることが分かります。

楽天の平均年収・年齢を競合と比較

 楽天の平均年収を競合比較

楽天の平均年収は、ここ5年でずっと上がってきています。

というのもYahoo!のZホールディングスを始め、AmazonやGoogleなどの競合より年収額面が低く、人材の獲得が難しいという実情もあります。

最近は、750万円程度まで上がり、クリムゾンハウスで朝昼晩とご飯が無料と福利厚生面も充実してきています。

 楽天の平均年齢を競合比較

楽天は平均年齢34.4歳と若い会社です。

Yahoo!のZホールディングスよりも若く、平均年収が近いことをふまえると、より若い年齢で年収が上がることが分かります。

楽天の退職理由を見ると、キャリアアップをしている人が多く、楽天で経験を積み、他社でより高いオファーを獲得している方も多いです。

楽天への転職でオススメエージェント

転職活動は、転職エージェントの使い方を理解しておかないと、必要以上の時間を取られてしまいます。

まず、転職エージェントは各社特徴がありますが、メインで使う会社のほかに、何社かの転職エージェントと面談しておくことをオススメします。
*実際にやり取りするのは2-3社だと思います。

理由は、担当者のやる気や転職先の得意業界のほか、キャリアの深堀やクライアントへのプッシュなど得意スキルが異なります。

これは会ってみると分かりますが「この人、詳しくないな」とか「相槌だけだな」と思ったら、早めに見切りをつけた方がいいです。

その前提で、「メインで使うオススメ」と「相性の良いエージェント探し」という観点で、御紹介します。

各社ともに電話でのカジュアルな面談から始められるので、求人状況の把握と会話しやすいエージェントを探すために早めに連絡を取りましょう。

楽天への転職でメインで使えるエージェントはココ

英語能力を必要とする転職に強い、JACリクルートメントがオススメです。

JACリクルートメントが、大手のエージェントと違うのは「企業から求人を取ってくる担当」と「求職者の担当」が同じな点です。

皆さんと会話する人が直接企業の人事と会話しているので、企業側のニーズやトレンドをよく理解しています。

その為、実際に転職活動をする際も、皆さんのことを企業側のニーズに合わせてプッシュしてくれるので転職成功率が高いです。

大手だと、企業と求職者の担当が違うので、「(企業)担当に確認します!」となり、内定まで余計な時間がかかります。

時間の限られた転職活動では、JACリクルートメントの楽天担当と直接会話するのが、もっとも「楽」に進められます。

ただ相性は常にあります。持っている情報の良し悪しを評価するためにも他のエージェントから話は聞いておきましょう。

相性の良いエージェント探し:リクルートエージェント

相性の良いエージェント探しは最大手のリクルートエージェントがオススメです。

あまり中長期でキャリア相談という感じではありません。

ただ、リクルートグループの営業力が強いので、多くの求人数があり、転職先へのプッシュ力もとても強いです。

自分と同じ業界出身の方の転職先や求人状況なども幅広く知ってます。
求人状況を把握するためにも、一度は会話しておきましょう。

相性の良いエージェント探し:ビズリーチ

ビズリーチは転職エージェントとして紹介されることもありますが、正確には、転職エージェントおよび求人企業と転職者のマッチングサイトです。

登録すると、ビズリーチの人からは連絡がなく、リクルートエージェントなどの転職エージェントか楽天などの企業から直接連絡が来ます。

ビズリーチは転職エージェントではないので使い方を間違えると膨大なメールが来て疲れてしまいます。

限られた時間で効率的に使う方法を纏めたので参考にしてください。

1.スカウトメールは興味のあるものだけ見る

「スカウト」という名目で連絡が来ます。
これは、ただの営業メールなので、興味を持てたメールの内容だけ読んでみればいいと思います。

2.興味を持てたメールから連絡先は簡単に絞る

内容に興味を持てたメールが転職エージェントからの場合は、企業名で検索をかけてみてください。

私達が実際に使ってみた感想ですが、企業規模が100名前後あるか大手/大手のグループに属する転職エージェントは、経験のある転職エージェントが在籍している可能性が高いです。

一方で、それ以外は、相当興味のある求人以外はスルーしていいでしょう。

私達も何社もコロナ後に面談しましたが、残念ながら中身のない会議がいくつかありました。

3.企業からの直接メールには練習して挑む

ビズリーチは楽天などの企業からも直接面談のメールが来ます。
(特に楽天は採用に力をいれているため、求人に合った経験があれば連絡が来る可能性が高いです)

企業と直接面談するメリットは企業側の生の声が聴けることです。
一方で、企業研究や自分の経験をうまく伝えられる経験がない場合、簡単な面談で転職の可能性がなくなってしまいます。

転職の面接で経験を伝えられる人や聞きたいことが明確な人を除くと、基本的には転職エージェントに基礎的な情報を教えてもらってから面談するのがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回は楽天の業績を会社概要と共に業績を会社全体とセグメント別で整理しました。

楽天は多くの事業を運営していますが、どの事業が収益を上げていて、投資注力している事業は何かが分かったと思います。

また、転職に向けて、相性のいいエージェントの見つけ方とオススメのエージェントを御紹介しました。

●業績
楽天市場などのインターネットサービス、銀行・証券などのフィンテックが着実に収益を稼ぎ連続して増収です。

19年12月期は最終赤字となりましたが、通信事業への投資によるものなので、むしろ今後の更なる成長が期待できますね。

投資を続けている通信事業では積極的に中途採用を進めているようです。
通信事業以外にも様々な事業や改革施策を進めており、その改革を支援する求人も多く出ています。

●平均年収と平均年齢
実力主義で成果に合わせて年収は上がります。

平均年齢は34.4歳、平均年収755万円です。
最近は、Yahoo!などの競合にもかなり近づき、若い時から高年収を狙える会社です。

平均年収が755万円で実力・成果次第で上乗せされるので、30代で1,000万円近くまでもらえる可能性が高いです。

楽天クリムゾンハウスで朝・昼・夜とご飯場無料で食べられるなど、福利厚生も手厚く、額面よりも月々の生活はしやすいでしょうね。

●楽天後のキャリア
IT系は各社、コロナ後も求人意欲は高く、楽天での経験をもとにキャリアアップしている方も多いです。

楽天で経験を積み、AmazonやGoogleなどの外資系IT企業のほか、更なるキャリアアップを目指す方も多いです。

興味を持たれた方は、JACリクルートメントに登録してエージェントに最新の求人情報を確認しましょう。

改革推進担当は改革が進んでないと求人が出てこないので、自分に合った求人が出てるかは定期的に確認するのがオススメです。

今回は、ポイントを絞って競合他社との比較も入れて御紹介しました。

皆さんが楽天への転職を考える際の参考になれば嬉しいです。
皆さんが望むキャリアが実現することを応援しています。