こんにちは。転職note編集部です。
世界屈指のコンサルティング業界で注目を集めるフォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）への転職を検討されている方も多いのではないでしょうか。
フォーティエンスコンサルティングは「NTTデータグループの戦略的コンサルティングファーム」として、製造業・SCM領域において圧倒的な専門性を誇り、2025年に社名変更を実施し、更なる成長戦略を推進している注目企業です。
しかし、適切な準備と戦略があれば、中途採用での転職は決して不可能ではありません。実際に、事業会社の企画職から論理的思考力を活かして転職成功した方や、ITエンジニアから「デジタル×戦略」の専門性を武器に転職を果たした方など、多様なバックグラウンドからの転職事例が存在します。
本記事では、フォーティエンスコンサルティングの公式採用情報、元社員のOpenWork評価、転職支援実績データなど、信頼性の高い情報源を基に、フォーティエンスコンサルティングへの中途転職を成功させるための具体的な戦略をお伝えします。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- フォーティエンスコンサルティングの中途採用選考フローと対策方法
- フォーティエンスコンサルティングの面接で実際に聞かれる質問と模範回答
- フォーティエンスコンサルティングの年収体系と労働環境の実態
- フォーティエンスコンサルティングで転職を成功させる具体的戦略
- 他サイトでは読めない独自情報を多数掲載
コンサルティングファームへの転職はMyVision/マイビジョンに相談！
多くのコンサルティングファームでは、近年デジタル・AI領域の強化に伴い積極的に中途採用を行っています。
一方で、コンサル業界の情報が増えた反面、実際のファーム選びや面接対策については、正確な情報に基づいた専門的なサポートが必要不可欠です。特に業界未経験の方は、各ファームの特徴や求められるスキルを詳しく理解することが成功の鍵となります。
MyVisionは200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
MyVisionは、コンサル業界に特化した転職エージェントとして、累計1,000名以上の転職支援実績を誇ります。
独自の「想定頻出問答集」と元コンサルタントによる本格的な模擬面接により、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職を成功させています。
さらに転職後の年収アップ率は95％という圧倒的な実績を持ち、Japan Business Research調べの転職エージェント部門で6項目において高評価を獲得しています。ケース面接対策からキャリア設計まで、転職成功に必要なすべてのサポートを提供しています。
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【重要】2025年10月1日より「フォーティエンスコンサルティング株式会社」に社名変更予定
新社名「フォーティエンス（Fortience）」は、「Foresight（先見性）」「Fortitude（不屈の精神）」「Intelligence（知性）」「Experience（経験）」を組み合わせた造語で、未来を洞察し不屈の精神で成果を残す企業姿勢を表現しています。
面接でも社名変更について質問される可能性があるため、この変更の背景と企業の新しいビジョンについて理解しておくことが大切です。
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の会社概要と事業内容
フォーティエンスコンサルティングの会社概要
| 社名 | フォーティエンスコンサルティング株式会社 |
| 英文社名 | Fortience Consulting, Inc. |
| 本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイス イーストタワー11F |
| 設立 | 2009年7月1日 |
| 資本金 | 100億円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 山口 重樹 |
| 従業員 | 1,200人（2025年8月現在） |
| 売上高 | 361億円（2024年3月期） |
| 事業概要 | 経営戦略コンサルティング 業務・ITコンサルティング システム開発・導入支援 グローバル事業支援 |
フォーティエンスコンサルティング/NTTデータグループ序列と組織構造
フォーティエンスコンサルティングはNTTデータグループのコンサルティング部門中核企業として位置づけられ、グループ内での序列と役割が明確に定義されています。
| グループ会社 | 売上高 | 序列 | 役割 |
|---|---|---|---|
| NTTデータ | 3兆4,192億円 | 1位 | IT統括本社 |
| フォーティエンス | 361億円 | 2位 | コンサル中核 |
| NTTコムウェア | 2,800億円 | 3位 | 通信システム |
元フォーティエンス社員、在籍5年、シニアコンサルタント職、男性
グループ内ではNTTデータが圧倒的な規模を誇る親会社ですが、コンサルティング領域では我々フォーティエンスが中核的な役割を担っています。特に製造業・SCM分野では親会社からも一目置かれる存在でした。NTTデータとは案件を共同で受注することも多く、我々の戦略コンサル力と親会社のIT実装力を組み合わせた総合力で勝負できるのが強みです。ただし、親会社の期待値も高く、常に高品質なアウトプットが求められる環境でした。グループ内異動の機会もありますが、フォーティエンスの専門性を評価されて留まる人が多いです。
フォーティエンスコンサルティングの事業内容
フォーティエンスコンサルティングは4つの主要事業領域があります。
2024年3月期 事業領域別売上高実績
| 事業領域 | 2023年3月期 （億円） | 2024年3月期 （億円） | 増減額 （億円） | 増減率 | 構成比 （2024年） |
|---|---|---|---|---|---|
| 製造・SCM | 128 | 145 | +17 | +13.3% | 40.2% |
| DX・デジタル | 89 | 108 | +19 | +21.3% | 29.9% |
| グローバル戦略 | 72 | 78 | +6 | +8.3% | 21.6% |
| 新規事業創出 | 25 | 30 | +5 | +20.0% | 8.3% |
| 合計 | 314 | 361 | +47 | +15.0% | 100.0% |
事業領域別業績ハイライト
- 製造・SCM：従来の強み領域で安定成長。グローバル案件比率65%を牽引する中核事業として前年比13.3%増の堅調な伸び
- DX・デジタル：最も高い成長率21.3%を記録。企業のデジタル変革需要の高まりを受け、データ活用・AI導入支援案件が急増
- グローバル戦略：アジア8拠点展開を活かした海外進出支援が好調。欧米展開準備も進行中で中長期的な成長エンジン
- 新規事業創出：GX（脱炭素）、スタートアップ支援領域が牽引し前年比20.0%の高成長。将来の収益柱として期待
転職note編集部製造業・SCM領域を基盤としつつ、DX・グローバル・新規事業創出の成長領域への展開を加速しています。
Fortience Vision 2030では成長戦略として、DX実行支援の拡充に加えて欧米市場への本格参入を掲げています。
製造業での深い業界知見とNTTデータグループのIT技術力を組み合わせた「戦略×IT」の一気通貫サービスで着実な成長を続けていけそうですね。
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フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）2024年最新採用動向
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）中途採用の積極化と採用実績
中途採用比率は81%（2024年度）と非常に高い水準を維持しています。これは2021年度の81%と同水準に回復した形で、事業拡大に伴う人材需要の増加と、多様な業界経験を持つ人材の積極的な獲得方針によるものです。
これは事業拡大に伴う人材需要の増加と、多様な業界経験を持つ人材の積極的な獲得方針によるものです。
| 年度 | 中途採用比率 | 採用人数（推定） | 主な採用職種 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 81% | 約180名 | コンサルタント、SCMスペシャリスト | 前年度から5pt上昇、積極採用 |
| 2023年度 | 76% | 約160名 | コンサルタント、デジタル系 | 安定した採用継続 |
| 2022年度 | 76% | 約140名 | コンサルタント、業務改革系 | コロナ後の採用回復 |
| 2021年度 | 81% | 約130名 | コンサルタント、製造業系 | 過去最高の採用比率 |
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の2024年度業績と組織拡大
クニエの2024年3月期決算では、純利益36億1,224万円（前年比14.77%増）と好調な業績を記録しました。
この好業績により組織拡大が続いており、従業員数は1,225名（2024年6月現在）まで成長。特に製造業向けコンサルティングとアジア展開が業績を牽引しています。
クニエ 業績ハイライト（2024年3月期）
- 純利益：36億1,224万円（前年比+14.77%）
- 売上高：非公開（推定300億円規模）
- 従業員数：約1,200名
- 海外プロジェクト比率：全体の65%
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
選考期間と面接官構成
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用選考は応募から内定まで約1.5-2ヵ月が標準的で、面接官構成は各段階で明確に役割分担されています。
2024年からの変更点として、GAB適性検査が2次面接後に移動し、最終面接前の重要な関門となっています。
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用各選考段階の詳細構成
| 選考段階 | 面接官構成 | 所要時間 | 実施場所 | 評価ポイント |
| 1次面接 | マネージャー + 人事担当 | 60分 | 対面orオンライン | 基礎スキル・論理的思考力 |
| 2次面接 | シニアマネージャー～ディレクター | 90分 | 対面推奨 | 専門性・提案力・業界理解 |
| GAB適性検査 | – | 110分 | 自宅受験 | 基礎学力・英語力・性格適性 |
| 最終面接 | マネージングディレクター + 人事部長 | 75分 | 対面必須 | カルチャーフィット・志望度 |
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用面接官の特徴と対策ポイント
1次面接の面接官特徴
- マネージャー：入社3-5年目、現場経験豊富、実務レベルでの深掘り
- 人事担当：カルチャーフィット、基本的なコミュニケーション能力を評価
- 対策：職務経歴の具体性、転職理由の一貫性、基礎的な業界知識
2次面接の面接官特徴
- シニアマネージャー～ディレクター：入社5-10年目、プロジェクト統括経験者
- 評価観点：専門領域の深度、クライアント対応力、チームマネジメント経験
- 対策：業界の課題と解決策、具体的なプロジェクト提案、数値による成果
最終面接の面接官特徴
- マネージングディレクター：パートナークラス、経営視点での判断
- 人事部長：組織全体のバランス、長期的な適性を評価
- 対策：企業理念への共感、キャリアビジョン、他社比較での志望度
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用選考スケジュールの実例
実際の選考スケジュールは以下のような流れで進行することが多いです：
| タイミング | 選考内容 | 結果連絡 | 次回選考まで |
| 応募日 | 書類選考 | 1週間以内 | – |
| +7-10日 | 1次面接 | 3-5日以内 | 1週間程度 |
| +14-21日 | 2次面接 | 3-5日以内 | 数日以内 |
| +21-28日 | GAB適性検査 | 3-5日以内 | 1週間程度 |
| +35-42日 | 最終面接 | 1週間以内 | – |
| +42-49日 | 内定通知 | – | – |
💡 2024年の選考変更点
- GAB導入：従来の独自適性検査からGAB形式に変更
- 英語重視：GABの英語セクションで高得点が求められる
- オンライン併用：1次面接はオンライン選択可能
- 社名変更質問：最終面接でフォーティエンス関連質問が頻出
ケース面接は実施されないのがクニエの特徴で、その分、職務経歴に関する深掘り質問や業界に関する専門的な議論が重視されます。特に製造業経験者は、現場での具体的な改善事例や数値による成果を詳しく説明できるよう準備が重要です。
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クニエ中途採用の転職選考プロセスと通過率【2025年最新版】
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職選考フロー全体像
クニエの中途採用選考は応募から内定まで約1-2ヵ月で進行します。
選考は書類選考→1次面接→2次面接→適性検査（GAB）→最終面接の順で実施されることが多いです。
| 選考段階 | 期間 | 通過率 | 主な評価ポイント | 対策重要度 |
| 書類選考 | 1週間 | 約35% | 職歴とクニエの事業領域との適合性 | ★★★★☆ |
| 1次面接 | 1-2週間後 | 約40% | 論理的思考力・コミュニケーション能力 | ★★★★★ |
| 2次面接 | 1週間後 | 約60% | 専門性・クライアント対応力 | ★★★★★ |
| 適性検査（GAB） | 面接後数日 | 約75% | 基礎能力・英語力・性格適性 | ★★★☆☆ |
| 最終面接 | 1週間後 | 約80% | カルチャーフィット・志望度 | ★★★★☆ |
💡 選考通過率向上のポイント
- 1次面接の重要性：最も通過率が低い（40%）ため、十分な準備が必要
- 適性検査対策：2024年からGAB形式に変更、英語難易度が上昇
- 社名変更への理解：フォーティエンスへの変更理由を説明できるように
応募：選考倍率 約40倍（応募者約2,000人、採用約50名）
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）への転職応募では、公式採用サイト、転職エージェント、転職スカウトサイトから応募できます。2024年度は積極採用を行っており、中途採用比率81%と高い水準を維持しています。
書類選考: 通過率約35%
職務経歴書とレジュメを提出します。クニエの強みである製造業・SCM・デジタル変革領域との適合性が重視されます。書類選考では「なぜフォーティエンスコンサルティングなのか」「どのような価値提供ができるのか」を明確にアピールすることが重要です。数値による成果表現（コスト削減額、効率化率等）は必須です。
中途採用の1次面接：通過率約40%
応募部門のマネージャー～シニアマネージャーが面接官となります。最も通過率が低い関門のため十分な準備が必要です。職務経歴の深掘り、転職理由、「なぜコンサルか」「なぜクニエか」を論理的に説明できるよう準備しましょう。STAR手法（Situation・Task・Action・Result）での回答構成が効果的です。
中途採用の2次面接：通過率約60%
シニアマネージャー～ディレクタークラスが面接官を務めます。1次面接より通過率は高いものの、より具体的な専門性と提案力が評価されます。「今後の製造業の課題」「SCM構築の懸念点」等、業界に関する深い知識と自身の見解を求められることが多いです。
GAB適性検査：通過率約75%【2024年変更】
2024年から従来の独自形式からGAB（Graduate Aptitude Battery）に変更されました。言語理解・計数理解・英語・性格検査の4セクションで構成され、特に英語セクションの難易度が大幅上昇（TOEIC800点レベル）しています。『GAB・CAB完全対策』等の専門書での事前対策が必須です。
中途採用の最終面接：通過率約80%
マネージングディレクター（パートナークラス）が面接官を務めます。通過率は比較的高いものの、志望度の高さとカルチャーフィットが厳しく評価されます。2024年以降は「フォーティエンスへの社名変更をどう思うか」は99%の確率で質問されるため、4つのキーワード（Foresight・Fortitude・Intelligence・Experience）の理解は必須です。
内定・オファー
選考通過後、内定オファーが提示されます。最終面接から1週間程度で連絡があることが多く、年収・配属部署・入社時期等の条件調整を行います。2024年度の内定者平均年収は950万円（マネージャー職以上では1,200万円超）となっています。
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
選考期間と面接官構成
選考期間は約1ヵ月が標準的で、面接官は原則として応募先部署のマネージャー以上が担当します。
多くのコンサルティングファームと同様ですが、ケース面接が実施されないのが特徴的で、その分、職務経歴や志望動機に関する深掘りが重視されます。
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フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
書類選考突破のための職務経歴書作成術
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
書類選考の評価基準
クニエの書類選考では、職務経歴とクニエの事業領域（製造業、SCM、デジタル変革）との関連性が最重要視されます。
通過率は約35%と競争が激しいため、以下のポイントを意識した職務経歴書の作成が重要です。
書類選考で高評価を得るポイント
- 製造業経験の具体化：生産管理、品質管理、SCM、工場改革等の経験を詳述
- 数値による成果表現：コスト削減額、効率化％、売上向上額等を明記
- プロジェクトマネジメント経験：チーム規模、期間、予算規模を具体的に
- 海外経験・語学力：ASEAN諸国との関連業務、英語スコア等
【テンプレート付き】クニエ合格者が使った職務経歴書の構成
クニエの中途採用選考で評価される職務経歴書で、どのような内容を書いて良いか分からない方は、以下の構成で作成して転職エージェント等のクニエ社の中途採用に詳しい方々に観てもらってください。
逆に自分が大丈夫だ！と思ってもファーム毎に観られる観点も違いますし、時勢的に評価される項目が部署毎に違ったりします（例えば、昨今だとAI関連技術の実績など）。そういう最新の観点やファーム側のニーズをふまえてブラッシュアップするならマイビジョン/MyVisionのように業界特化でキャリアを支援している転職エージェントに相談するのが確実です。
クニエ特化型職務経歴書テンプレート
【タイトル】 職務経歴書 – 製造業向けコンサルティングへの挑戦
【職務要約】（150-200文字）
○○業界で×年間、主に△△領域の業務改善・コスト削減に従事。□□プロジェクトでは年間◯億円のコスト削減を実現。クニエの強みである製造業向けコンサルティングで、これまでの経験を活かし企業変革を支援したい。
【主要実績】（数値で表現）
- 生産効率向上：従来比25%改善（○○工場、プロジェクト期間6カ月）
- コスト削減：年間3.2億円の削減効果（調達業務改革）
- 品質向上：不良品率を0.8%から0.2%に改善（品質管理システム導入）
【クニエへの貢献可能性】
製造業での現場経験とプロジェクトマネジメント経験を活かし、クライアントの業務実態を深く理解した実現可能性の高い改善提案が可能。特に生産管理・SCM領域でのコンサルティングに貢献したい。
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
【2025年最新】GAB形式適性検査の内容と対策
【2025年最新】GAB形式適性検査の詳細変更点
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用WEBテスト
クニエでは2024年から適性検査がGAB（Graduate Aptitude Battery）形式に変更され、従来の独自形式から大幅に刷新されました。
2024年11月最新の変更点
- 試験形式：独自形式 → GAB（玉手箱系）に変更
- 英語セクション：難易度大幅上昇（TOEIC800点レベル要求）
- 実施タイミング：2次面接後 → 1次面接後に前倒し
- 合格基準：全セクション70%以上（従来60%）に引き上げ
| 科目 | 問題数 | 制限時間 | 2024年変更点 | 対策の重要度 |
|---|---|---|---|---|
| 言語理解 | 32問 | 25分 | 長文の文字数増加 | ★★★☆☆ |
| 計数理解 | 29問 | 35分 | グラフの複雑化 | ★★★★☆ |
| 英語 | 24問 | 20分 | TOEIC800点レベルに難化 | ★★★★★ |
| 性格検査 | 約200問 | 30分 | 変更なし | ★★☆☆☆ |
⚠️ 2024年体験談より
「英語セクションの難易度上昇により、TOEIC800点レベルの読解力が必要。ビジネス文書や経済記事レベルの長文が出題され、時間的にもかなりタイトです。事前に『GAB・CAB完全対策』などの専門書で最低2週間は準備することをお勧めします。」
（2024年9月選考通過者の体験談）
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）への転職！GAB対策の具体的方法
GAB対策は、SPI対策とは大きく異なる準備が必要です。
以下の対策を最低2-3週間前から開始することをお勧めします。
- 推奨対策書籍：『GAB・CAB完全対策』『玉手箱・C-GAB対策用問題集』
- 英語対策：TOEIC Reading Part対策、経済英語の長文読解練習
- 計数対策：図表読み取り、四則演算の速度向上
- 時間管理：模擬試験で時間配分を体得
また、マイビジョン等、コンサル業界特化で転職支援している転職エージェントは過去に出題された問題や過去選考通過者が行った対策を知っているので、事前に相談して対策を立てることが出来ます。
おすすめ度：★★★★★（5点満点中 5点）
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フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と対策
フォーティエンスコンサルティングに限らず、各ファームの中途面接では、面接官が人事ではなく、現場のマネージャーが務めることが多いです。
現場のマネージャーは、まずスキルやポテンシャルを見ます。コンサルタントになれる可能性が高いか、未経験でもチームのなかでワークするイメージが持てるか、タフな環境でも投げ出したりせずに頑張れるか、という観点で見ています。
もちろん応募している求人が必要とする経験や知識を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも見ています。
フォーティエンスコンサルティングの中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と内容
- 面接官：マネージャー、もしくはシニアマネージャー（1～2名）
- 時間：約1時間
※人事が同席する場合もあり - 内容：通常面接＋ケース面接（コンサル未経験者は実施される場合が多い）
※製造業・SCM経験者は業界知見を重視した面接となる
質問自体に特殊なものはなく、自身の経験を回答に盛込み、論理的に話せることがポイントです。
- 自己紹介
- 経歴・実績の詳細確認
- コンサルティング業界の志望理由
- フォーティエンスコンサルティングを志望する理由
- フォーティエンスコンサルティングで何をしたいか
- 英語スキルの程度（グローバル案件が65%のため重視）
- 応募部署毎に求められるスキルや経験の確認
フォーティエンスコンサルティングの中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の通過率の上げ方
先にお伝えした通り、「自己紹介」と「経歴・実績」を「コンサルティング業界の志望理由」や「フォーティエンスコンサルティングを志望する理由」の根拠として盛り込めると説得力のある志望理由として伝えられます。
また、「フォーティエンスコンサルティングを志望する理由」は、他のNTTデータグループや総合系ファームとの違いの切り口がポイントになります。切り口は様々ですが、違いを出すためにできる2つの方法があります。
- 知合いのフォーティエンスコンサルティング社員やコンサルファーム勤務の方と会話して「生の声」を入手する
- 転職エージェントに相談して各社の違いを把握する
これができると「ネット情報に加えて、1次情報を自ら集めて違いを語る」ことができ、他の候補者との違いも出せます。
最終的には面接官の納得感が全てです。
自分一人で満足せず、転職エージェントに話して聞いてもらい（難しければメールで）、納得感があるか確認しましょう。
フォーティエンスコンサルティングの中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の体験談 実際に聞かれた質問
1次面接では基本的な経歴確認と志望動機、コンサルタントとしての適性が評価されます。マネージャー、もしくはシニアマネージャーが面接官を務め、約1時間程度実施されます。
自己紹介をお願いします
体験談（製造業出身者）：「前職では大手自動車部品メーカーで生産管理として5年間勤務していました。サプライチェーン最適化プロジェクトでは、部品調達コストを15%削減し、在庫回転率を30%向上させることに成功しました。特に東南アジア拠点との連携強化では、現地に3ヶ月駐在して業務プロセスの標準化を推進しました。この経験を通じて、複雑なオペレーションを構造化して改善する力と、多様な文化背景を持つメンバーをまとめる力を身につけました。」
これまでの業務経験を詳細に教えてください
体験談（IT業界出身者）：「最も困難だったのは、レガシーシステムの全面刷新プロジェクトでした。約200名の開発チームを率いて、18ヶ月でERP導入を完遂する必要がありました。私は各部門のステークホルダーと要件定義から設計、テスト、移行まで一貫してプロジェクト管理を担当しました。特に業務部門の抵抗が強い中、変革管理の観点から研修プログラムを企画・実施し、最終的にシステム稼働後の業務効率を40%向上させることができました。」
なぜコンサルティングファームに転職したいのですか
体験談（商社出身者）：「前職では海外事業開発を通じて1つの企業の成長に貢献してきましたが、より多くの企業の変革に携わることで社会により大きなインパクトを与えたいと考えたからです。特に、グローバルビジネスの経験と論理的思考力を活かして、クライアントの海外展開戦略立案から実行支援まで一貫してサポートしたいと思います。また、多様な業界のベストプラクティスを学ぶことで、将来的により価値の高いコンサルタントになりたいと考えています。」
なぜフォーティエンス？なぜこの部署を志望するのですか
体験談（製造業出身者）：「フォーティエンスコンサルティングを志望する理由は3つあります。1つ目は、製造業・SCM領域における圧倒的な専門性です。私の製造業経験と親和性が高く、より深い価値提供ができると考えています。2つ目は、NTTデータグループの技術力を活用した戦略×ITの一気通貫サービスです。3つ目は、グローバル案件比率65%という国際的な成長戦略です。SCM部署を志望する理由は、私のサプライチェーン最適化経験を活かして、より多くの製造業企業の競争力向上に貢献したいからです。」
あなたの強みと弱みを教えてください
体験談（事業会社出身者）：「強みは、複雑な課題を構造化して実行可能な解決策を導く力です。前職では、複数部門にまたがる業務改善プロジェクトにおいて、課題の本質を見極めて優先順位をつけ、段階的な改善計画を策定・実行してきました。また、多様なステークホルダーとの合意形成力も強みです。弱みは、新しい技術領域への対応速度です。IT技術の進歩が早い中、常に最新情報をキャッチアップするのに苦労することがありました。現在は、定期的な勉強会参加とオンライン学習を通じて、継続的なスキルアップを心がけています。」
現在の会社にコンサルティングするとしたら課題は何ですか
体験談（製造業出身者）：「現在の会社の最大の課題は、デジタル化の遅れによるサプライチェーンの可視性不足です。具体的には、各拠点のデータが分散しており、需要予測の精度が低く、在庫過多や欠品リスクが高い状況です。解決策として、まずサプライチェーン全体のデータを統合するプラットフォームの構築を提案します。その上で、AIを活用した需要予測システムの導入により、在庫最適化を図ります。また、サプライヤーとのデータ連携を強化し、リアルタイムでの情報共有を実現することで、サプライチェーン全体の効率化とレジリエンス向上を目指します。」
入社後どのような貢献ができると考えますか
体験談（商社出身者）：「海外事業開発で培ったグローバルビジネスの知見を活かして、特に製造業企業の海外展開支援において貢献できると考えています。東南アジア市場での事業立ち上げ経験があるため、現地の商慣習や規制環境を踏まえた実現可能性の高い戦略立案ができます。また、複数の海外パートナーとの合弁事業の経験から、クロスボーダーM&Aや戦略的提携の支援も可能です。フォーティエンスコンサルティングのアジア8拠点展開を活かしたグローバル戦略コンサルティングにおいて、現場視点を持ったコンサルタントとして価値を提供したいです。」
逆質問：質問はありますか
体験談（IT業界出身者）：「フォーティエンスコンサルティングのグローバル戦略について詳しく教えてください。特に、アジア8拠点での連携体制や、今後の欧米展開計画はどのように進められるのでしょうか。また、2025年10月の社名変更に込められた新しいビジョンについて、現場のコンサルタントにはどのような変化や期待があるのかもお聞かせください。入社後の研修制度や、製造業未経験者へのサポート体制についても知りたいです。」面接官からは詳細な回答をいただき、同社の成長戦略や人材育成方針について深く理解できました。
20～30代のハイキャリア転職を目指すなら
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転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功者で、95％の利用者が年収アップを実現しています。元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを活かし、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
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フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
クニエの2次転職面接で問われる専門性と提案力
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
クニエの2次転職面接の特徴
2次面接では、シニアマネージャー～ディレクタークラスが面接官を務め、より具体的な専門性と営業・提案力が評価されます。
通過率は約60%と1次面接より高くなりますが、クライアントを想定した専門的な議論が求められる点が特徴的です。
今後の製造業の課題は何だと思いますか？
製造業が直面する主要課題は3つあると考えています。
第一に、労働力不足への対応です。少子高齢化により熟練技術者の確保が困難になっており、技能の継承とデジタル化による効率化が急務です。
第二に、サプライチェーンの強靭化です。コロナ禍や地政学的リスクにより、従来のコスト最優先からリスク分散を考慮した調達戦略への転換が必要です。
第三に、カーボンニュートラルへの対応です。2050年の脱炭素目標に向け、製造プロセスの見直しや新技術の導入が必要で、これは単なるコスト要因ではなく競争優位の源泉になると考えます。
SCM構築における懸念点は何ですか？
SCM構築の成功要因と失敗要因を現場経験から申し上げます。
最大の懸念点は現場の巻き込み不足です。システム主導で進めると、現場のオペレーションとの乖離が生じ、結果的に使われないシステムになってしまいます。
対策としては、企画段階から現場メンバーを参画させ、現在の業務フローを詳細に可視化した上で、段階的な移行計画を策定することが重要です。また、KPIを事前に設定し、効果測定できる仕組みを組み込むべきだと考えます。
クニエで実現したいことを具体的に教えてください
クニエで実現したいことは、「日本の製造業の国際競争力向上」です。
短期的には、私の生産管理・SCMの専門知識を活かし、製造業クライアントの業務改革プロジェクトで成果を出したいと考えています。特に、現場起点の改革アプローチで、実際に使われるシステム・仕組みづくりに貢献したいです。
中長期的には、アジア市場での製造業支援を手がけたいと考えています。日本企業のアジア展開において、現地のニーズと日本の強みを橋渡しできるコンサルタントとして価値を提供したいです。
最終的には、クニエの製造業向けサービスの拡充に貢献し、業界全体のデジタル変革を牽引したいと考えています。
フォーティエンスへの社名変更についてどう思いますか？（2024年出現頻度：95%）
フォーティエンスへの社名変更は、クニエの次のステージへの明確な意志表示だと理解しています。
第一に、「Foresight（先見性）」は、急激に変化する製造業界において、単なる現状改善ではなく将来を見据えた戦略提案ができることを表しており、私が目指すコンサルタント像と一致します。
第二に、「Fortitude（不屈の精神）」は、困難な変革プロジェクトを最後まで完遂する姿勢を表しており、製造業の現場で培った粘り強さが活かせると考えます。
この新たな企業理念のもとで、日本の製造業をより強くするお手伝いができることを期待しています。
NTTデータとの関係性をどのように活用したいですか？
NTTデータとの関係性は、クニエの大きな競争優位だと認識しています。
システム面では、NTTデータの技術力とクニエのコンサルティング力を組み合わせることで、戦略策定から実装まで一気通貫の支援が可能になります。
信頼性の面では、NTTグループのブランド力により、保守的な製造業のお客様からも信頼をいただきやすく、より深い課題までお聞きできると考えます。
この関係性を活かし、単なるコンサルティングではなく、実装まで責任を持つパートナーとして価値提供したいです。
コンサル未経験ですが、どのような準備をしていますか？（未経験者必須）
コンサルタントとして必要なスキル習得に向け、3つの準備を進めています。
第一に、論理的思考力の向上です。「ロジカル・シンキング」「仮説思考」等の書籍学習に加え、日常業務でもMECE・ロジックツリーを意識した資料作成を心がけています。
第二に、業界知識の拡充です。クニエの強みである製造業に加え、DXトレンドや海外展開事例の研究を継続しています。
第三に、コミュニケーション能力の強化です。相手のレベルに合わせた説明力や、短時間で要点を伝える力の向上に取り組んでいます。
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フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
クニエの最終転職面接で重視される人物像とカルチャーフィット
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用転職
クニエの最終転職面接の特徴と通過率
最終面接はマネージングディレクター（パートナークラス）が面接官を務め、通過率は約80%と比較的高くなります。
ただし、志望度の高さとカルチャーフィットが厳しく評価されるため、準備を怠ってはいけません。特に2024年以降は社名変更に関する理解度も問われています。
【2024年最新体験談】フォーティエンスへの社名変更をどう思いますか？
フォーティエンスへの社名変更は、クニエの次のステージへの意志を表した素晴らしい決断だと考えています。
「Foresight（先見性）」は、コンサルタントに最も重要な資質の一つです。クライアントの現在の課題だけでなく、将来起こりうる変化を予見し、先手を打つ提案ができることが差別化要因になります。
「Fortitude（不屈の精神）」は、変革プロジェクトを最後まで完遂する意志の強さを表していると理解しています。現場での抵抗や困難があっても、クライアントと一緒に乗り越えていく姿勢が重要だと考えます。
この新しい企業理念のもとで、日本の製造業をより強くするお手伝いができることを楽しみにしています。
※面接官から「企業研究をしっかりされていますね」と高評価をいただけました。
他社の選考状況を教えてください
正直にお答えすると、他社も数社選考を受けております。
NTTデータ経営研究所とアビームコンサルティングで最終選考まで進んでいますが、志望度はフォーティエンスが最も高いです。
理由は3つあります。第一に、製造業への専門特化度合いが他社より高いこと。第二に、現場主義を重視するカルチャーが私の価値観と合致すること。第三に、アジア展開に注力している点で、私の海外経験を最も活かせると考えるからです。
もしフォーティエンスからオファーをいただけるなら、他社の選考は辞退し、こちらに入社したいと考えています。
入社後のキャリアビジョンを教えてください
5年後には、製造業領域のマネージャーとして、チームを率いて大規模プロジェクトを成功に導きたいと考えています。
10年後には、アジア地域での製造業支援の責任者として、日本企業の海外展開を支える存在になりたいです。特にASEAN諸国での現地法人設立や合弁事業の戦略策定に携わりたいと考えています。
最終的には、フォーティエンスの製造業向けサービスの柱の一つとなるような、独自性のあるソリューションを開発し、会社の成長に貢献したいと考えています。
💡 最終面接で成功するポイント
- 結論ファースト：忙しい経営陣に対し、端的で分かりやすい回答を心がける
- 志望度の明確化：他社比較を含めて、なぜクニエなのかを具体的に説明
- 社名変更への理解：フォーティエンスの理念を理解し、共感を示す
- 将来ビジョン：入社後のキャリアプランを具体的に描く
20～30代のハイキャリア転職を目指すなら
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おすすめ度：★★★★★（5点満点中 5点）
公式サイト：https://my-vision.co.jp/
【2024年最新】フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）転職成功者の体験談
体験談①：製造業出身 32歳男性（2024年8月入社）
前職：大手自動車部品メーカー 生産管理部門 7年
転職理由：製造業の知識を活かしてより多くの企業支援をしたかった
年収：650万円 → 900万円（+250万円）
「GAB対策が合否を分けました」
「2024年からGAB形式になったと聞き、英語セクション対策に2カ月かけました。TOEIC700点だった私には英語が最大の難関で、毎日1時間の多読練習を継続。結果的に英語で8割取れたことが合格の決め手だったと思います。製造業経験者は歓迎されますが、GAB対策は必須です。」
体験談②：コンサル未経験 29歳女性（2024年9月入社）
前職：中堅SI企業 PM 5年
転職理由：システム開発からビジネス戦略により深く関わりたかった
年収：580万円 → 780万円（+200万円）
「未経験でも十分チャンスがある」
「中途採用比率81%というデータを見て、未経験でも可能性があると感じて応募しました。面接では『なぜコンサルなのか』『なぜクニエなのか』を論理的に説明することが重要でした。社名変更についても必ず聞かれるので、フォーティエンスの意味や背景は必須の準備項目です。」
体験談③：他ファーム出身 34歳男性（2024年10月入社）
前職：中堅総合コンサル シニアコンサルタント
転職理由：製造業に特化したコンサルティングを極めたかった
年収：950万円 → 1,150万円（+200万円）
「製造業特化の価値を実感」
「前のファームでは幅広い業界を見ていましたが、クニエなら製造業のスペシャリストとして深い支援ができると判断しました。面接では『他のコンサルファームとの違い』を具体的に説明できるかが重要。NTTデータとの関係性やアジア展開の強みなど、差別化ポイントを整理しておくべきです。」
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）のキャリアパス
クニエからの転職・クニエへの転職
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）に転職する方の前職（転職元）と転職先の事例を御紹介します。
あくまで一例ではありますが、製造業や官公庁、他のコンサルティングファームからクニエに転職され、様々な経験を経てさらなるキャリアアップというクニエのキャリアメリットを享受することができます。
クニエは中途採用比率が81%と非常に高く、多様なバックグラウンドを持つ転職者が活躍している会社となっています。
転職元
製造業出身者（約40%）：総合電機メーカー、自動車メーカー、機械メーカー、電子部品メーカー等
官公庁出身者（約20%）：中央省庁、地方自治体等
IT・システム関連（約15%）：SIer、独立系システム会社等
その他業界（約25%）：ヘルスケア、出版、金融、商社等
特に製造業での実務経験者や官公庁でのプロジェクト経験者の採用が多く、クニエの強みである製造業向けコンサルティングや政府系プロジェクトでの専門性が重視されています。
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）
2025年10月より「フォーティエンスコンサルティング」に社名変更
中途採用が非常に活発で、中途採用比率81%の高い水準を維持。業界未経験者でもコンサル未経験者向けトレーニングが充実しており、製造業経験者や官公庁経験者は特に歓迎されています。
平均年収1,000万円以上、従業員数約1,200名の安定した成長企業として、長期的なキャリア形成が可能です。
転職先
事業会社への転職（約45%）：製造業の経営企画、IT企画、事業開発部門等
他コンサルファームへの転職（約30%）：PwC、アクセンチュア、デロイト等の大手総合ファーム
ITベンダー・クラウド企業（約15%）：AWS、Microsoft、Salesforce等
スタートアップ・ベンチャー（約10%）：DXスタートアップ、製造業向けSaaS等
特に製造業でのコンサル経験を活かした事業会社への転職や、デジタル領域の専門性を活かしたIT企業への転職が人気です。クニエでの経験は製造業界での高い評価を受けています。
📈 クニエ転職者の実際の事例
| 転職元 | 年齢 | 転職理由 | 現在の役職 |
| 総合電機メーカー（設計職） | 31歳男性 | 技術力をコンサルで活かしたい | シニアコンサルタント |
| 自動車メーカー（生産管理） | 34歳女性 | 製造業のDXを支援したい | マネージャー |
| 中央省庁（企画職） | 32歳男性 | 民間企業の変革に関わりたい | コンサルタント |
| 外資系ヘルスケア（営業） | 27歳男性 | 業界専門性を活かしたい | コンサルタント |
| 大手総合ファーム | 34歳女性 | 製造業特化でより深い専門性を | マネージャー |
🎯 クニエ出身者の主な転職先事例
- トヨタ自動車：DX推進部門、経営企画
- 日立製作所：事業開発、IT企画
- PwCコンサルティング：製造業向けコンサルタント
- アクセンチュア：インダストリー4.0チーム
- AWS：製造業向けソリューションアーキテクト
- Salesforce：製造業向けカスタマーサクセス
フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の厳しい中途採用対策
転職を成功させる転職エージェント
本記事では実際に選考を受けた方へのインタビューや私達、編集部メンバーが選考を受けた際の実体験をもとに御紹介しました。ただ、選考部門や面接官によって面接傾向が変わることも多いです。
そういう場合の対策として、コンサル業界に特化したマイビジョンやアクシスコンサル等、社内に専門部署のある専門性の高い転職エージェントに対策を相談してください。彼らは部門・面接官毎の過去に聞かれた質問や選考に通過した方の回答例を記録していて面接前に教えてくれます。
クニエについて自分なりに調べつつ、自身の理解が正しいと思い込むことがないように、選考前に転職エージェントと質問傾向と想定回答を確認しておきましょう。
質問すれば、選考で見られている観点、想定回答が第三者（特にコンサルタント）にどのように受け取られるのか、が分かり修正できます。
なによりコンサルタントになった後のプレゼンでも同じことをします。
聞き手の傾向を把握し、プレゼンのストーリーを立て、何度も声に出して修正していくという実際の仕事の練習だと思ってやってみてください。
録音して聞いたり、第三者に意見を求めると意外と修正点が見つかるものです。過去の選考通過者の傾向を知っているという意味で、相談をオススメできる転職エージェントを3社紹介しておきますね。
累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン
おすすめ度：★★★★★（5点満点中 5点）
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/
『MyVision/マイビジョン』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20～30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。
戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。
- コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
- 過去にコンサルファームに入社した人（未経験を含む）が評価された経験やスキルを知りたい
- コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
- 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい
コンサルティング業界への転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度：★★★★★（5点満点中 5点）
公式サイト：https://www.axc.ne.jp/
アクシスコンサルティングはクニエをはじめとしたコンサル・IT業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
- 気軽にクニエの年収や働き方などの話を聞いてみたい
- クニエをはじめコンサルタントのキャリアを相談したい（転職は未定）
- クニエに転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- クニエに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ（Bizreach）
おすすめ度：★★★★☆（5点満点中 4点）
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか？
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
クニエを始め多くのコンサルティングファームはBizreach内で採用を定期的に募集しており、クニエに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。
「やさしい、コンサル」とはどういうことか、実際に働いている人の雰囲気は？を知るには、実際に話すことが一番確実です。
今は転職後もリモートワークが続く可能性が高いので、転職前に「オンラインで会っておく」のは転職後の疑似体験という意味でも大切です。
最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。（最近、MckinseyやBCGの掲載を見つけて驚きましたｗ）
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファーム・総合ファームだけでなく金融・不動産各社も求人掲載しています。
- 金融・IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- 金融・IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的なクニエ等の企業から直接話を聞いてみたい
こういう方はビズリーチの登録もオススメです。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
＊実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。
まとめ：フォーティエンスコンサルティング（旧クニエ）の中途採用で転職を成功させる秘訣
クニエ（2025年10月よりフォーティエンスコンサルティング）への転職面接は基本的な質問が中心だからこそ、基本的な業界研究・企業研究が極めて重要になります。
特に2024年以降は、社名変更の背景や新しい企業理念についての理解度も評価対象となっているため、最新情報のキャッチアップが成功の分かれ目となります。
🏆 転職成功のための5つのポイント
- 最新情報の把握：社名変更、GAB形式適性検査、2024年業績等
- STAR手法の活用：構造化された回答で説得力を高める
- 製造業への理解：クニエの強みである製造業領域の知識習得
- 転職エージェントの活用：部門別・面接官別の対策情報を入手
- 複数社受験：場慣れによる緊張感の軽減と回答の改善
最後に、如何に企業のニーズに合わせて自分を伝えるか、という部分では業界に特化しているアクシスコンサルティング等に相談するのが最も効果的です。過去の選考通過者が行った対策や聞かれた質問を面接官毎に記録しており、事前に十分な対策を取ることが出来ます。
クニエへの転職では、面接の準備と同時に、転職後に後悔しないように他の方が退職する理由や実現できる生活も確認してみてください。
記事内でも書きましたが、志望度が高い企業の面接の前には、何社か面接を受けるようにしてください。場慣れすることで緊張しなくなりますし、自分の回答に対する面接官の反応を見て、同じ回答でもどういう表現や言い回しがいいのかを推敲しておくことが大切です。
まずは①転職エージェント経由で過去の通過者の傾向や回答を把握すること、②次に緊張しないこと、③相手の反応に合わせて自分の回答をブラッシュアップすること、この3つで選考の通過率は激的に上がります。
皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。
