こんにちは。転職note編集部です。
「第二新卒でPwCアドバイザリーに転職したいけど、本当に可能なのか?」「選考プロセスはどのような流れで、どんな対策が必要なのか?」このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
PwCアドバイザリー合同会社は、世界120カ国以上でサービスを展開する、世界最大級のプロフェッショナルサービスファームです。M&A・事業再生・戦略コンサルティングを専門とし、転職難易度は極めて高いものの、第二新卒でも適切な準備と対策を行えば、決して不可能ではありません。
本記事では、公式採用情報から元社員の面接体験談、SNS・YouTube情報まで、多角的に収集した最新情報をもとに、第二新卒でPwCアドバイザリーに転職するための完全ガイドをお届けします。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- PwCアドバイザリーの第二新卒採用の実態
- PwCアドバイザリーの選考プロセスと対策法
- PwCアドバイザリーの年収・労働環境の実態
- 第二新卒で転職を成功させるための具体的アクション
- 他サイトでは読めない独自情報を多数掲載
PwCアドバイザリーへの転職は
MyVision/マイビジョンに相談!
PwCアドバイザリーは、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というPurposeのもと、M&A・事業再生・インフラの3領域で企業の価値創造を支援する世界最高峰のディールアドバイザリーファームです。
同社では現在、戦略的ディールの増加に伴い積極的に中途採用を展開しており、世界149カ国のグローバルネットワークを活かし、社員一人ひとりが本質的な変革をリードできる環境を整備しています。多様な専門性と経験を組み合わせることで、自分らしいキャリアパスを構築できる点がPwCアドバイザリーの大きな魅力です。
MyVisionは200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、あなたのPwCアドバイザリーへの転職を全力でサポートします。
MyVisionは、コンサル業界に特化した転職エージェントとして、累計1,000名以上の転職支援実績を誇ります。
独自の「想定頻出問答集」と元コンサルタントによる本格的な模擬面接により、転職者の約9割がコンサル業界未経験からPwCアドバイザリーへの転職を成功させています。
さらに転職後の年収アップ率は95%という圧倒的な実績を持ち、Japan Business Research調べの転職エージェント部門で6項目において高評価を獲得しています。PwCアドバイザリー特有の「価値創造戦略」や「ディールオーケストレーター」としてのスキル習得から、同社が重視するグローバルネットワークでのキャリア設計まで、転職成功に必要なすべてのサポートを提供しています。
PwCアドバイザリーでキャリアを考えているけど「未経験でも挑戦できる?」「自分らしいキャリアパスは描ける?」という方は、全部無料でサポートしてくれるので気軽に相談してみてください。
公式サイト:https://my-vision.co.jp/
PwCアドバイザリー合同会社/第二新卒中途採用の難易度と転職対策
PwCアドバイザリー会社概要

PwCアドバイザリー合同会社は、PwCの日本におけるメンバーファームとして2002年に設立された世界最大級のプロフェッショナルサービスファームです。従業員数約890名(2024年6月30日現在)という規模ながら、財務アドバイザリー事業に特化し、平均年収991万円という業界屈指の高水準を維持しています。
同社の最大の特徴は、単なるコンサルティングサービスの提供にとどまらず、世界158カ国736都市のグローバルネットワークを活用した包括的なサービス提供が可能な点です。これにより、M&A戦略から実行支援、さらに企業再生・事業再編まで一貫したサービス提供が可能となっており、他のファイナンシャルアドバイザリーファームとは一線を画したポジショニングを確立しています。
創業以来20年以上にわたり、大手企業のM&A戦略、企業再生・事業再編、財務デューデリジェンスなどの領域で数多くの実績を積み重ね、日本のM&A業界において確固たる地位を築いています。近年は特にDX関連のM&A支援やデジタル変革プロジェクトに注力しており、データアナリティクス活用、テクノロジー投資、デジタル化による企業価値向上支援などの領域での案件が増加傾向にあります。
PwCアドバイザリーの主要事業領域と強み
ディール戦略・M&A支援
- M&A戦略策定・実行支援
- 財務デューデリジェンス
- 企業価値評価(バリュエーション)
- クロスボーダーM&A支援
事業再生・インフラ支援
- 企業再生・事業再編
- 公共インフラアドバイザリー
- 社会インフラ戦略支援
- DX・デジタル変革支援
2025年最新!PwCアドバイザリー第二新卒採用傾向と採用実績

PwCアドバイザリーは2024年度に積極的な人員拡大を実施し、従業員数を約600名から約900名へと大幅に増員。2025年度も継続的な第二新卒採用活動を展開し、ESG・サステナビリティ分野での事業拡充に向けた戦略的な人材確保を進めています。
【2025年度】PwCアドバイザリー採用活動の特徴
- ESG・サステナビリティ領域の強化:持続可能性コンサルティング、気候変動リスク分析専門人材の積極採用
- 多様なバックグラウンド歓迎:ディール未経験者も含む幅広い業界からの第二新卒採用
- 効率的な選考プロセス:3-5週間での選考完了、スピード感重視の採用
- テクノロジー部門との連携強化:デジタル変革支援における実装力向上を目指した体制拡充
PwCアドバイザリーの採用実績データ
- 2024年度採用実績:従業員数約300名純増(約600名→約900名)
- 2025年度第二新卒初任給:アソシエイト490万円以上、シニアアソシエイト660万円以上
- 採用戦略:事業再生支援・ESG分野拡大を見据えた前倒し採用を実施
- 選考倍率:約25倍程度(書類選考2.5倍、面接6倍、最終面接1.7倍)
- PwC Japan全体社員数:約12,700名(2024年度時点)
- アドバイザリー事業収益:233億米ドル(2024年度、前年度比2.6%増)
PwCアドバイザリーの第二新卒採用者のバックグラウンド構成
出身業界 | 割合 | 代表的な企業例 |
---|---|---|
事業会社 | 32% | 金融機関、総合商社、製造業 |
コンサルティング | 28% | 戦略系、ITコンサル、Big4 |
投資銀行・金融 | 22% | 証券会社、投資銀行、PE/VC |
監査法人・シンクタンク | 12% | Big4監査法人、政府系機関 |
その他 | 6% | 官公庁、研究機関、スタートアップ |
2025年度の採用実績を見ると、従来の金融・コンサル経験者に加えて事業会社出身者の割合が最も高くなっており、実務経験と業界知識を重視する採用方針が明確になっています。特に製造業、商社での事業企画・M&A企画経験者や、ESG・サステナビリティ関連業務経験者が高く評価される傾向にあります。
未経験は難しい?
PwCアドバイザリー第二新卒採用の転職難易度

転職業界で10年以上のキャリアを持つ専門家として、実際の選考データと業界内の情報を基に、コンサルティング業界の第二新卒採用難易度を客観的に評価しました。
このランキングは、選考倍率、求められるスキルレベル、面接難易度を総合的に判断しています。
順位 | ファーム名 | 難易度 | 選考倍率 | 第二新卒入社時年収(万円) |
---|---|---|---|---|
1 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | ★★★★★ | 50倍 | 600-700 |
2 | ボストン コンサルティング グループ | ★★★★★ | 45倍 | 580-650 |
3 | ベイン・アンド・カンパニー | ★★★★★ | 40倍 | 560-630 |
4 | A.T. カーニー | ★★★★★ | 35倍 | 520-600 |
5 | ドリームインキュベータ | ★★★★★ | 30倍 | 600-800 |
6 | ローランド・ベルガー | ★★★★☆ | 28倍 | 500-580 |
7 | デロイト トーマツ FAS | ★★★★☆ | 25倍 | 480-560 |
8 | PwC FAS | ★★★★☆ | 25倍 | 460-540 |
9 | KPMG FAS | ★★★★☆ | 22倍 | 450-530 |
10 | EY FAS | ★★★★☆ | 20倍 | 440-520 |
11 | デロイト トーマツ コンサルティング | ★★★☆☆ | 18倍 | 550-650 |
12 | PwC コンサルティング | ★★★☆☆ | 18倍 | 530-630 |
13 | EY ストラテジー・アンド・コンサルティング | ★★★☆☆ | 18倍 | 550-700 |
14 | PwCアドバイザリー | ★★★★☆ | 30倍 | 550-800 |
15 | アクセンチュア | ★★★☆☆ | 15倍 | 480-580 |
16 | アビームコンサルティング | ★★★☆☆ | 12倍 | 420-500 |
17 | フューチャー・アーキテクト | ★★★☆☆ | 12倍 | 400-480 |
18 | 野村総合研究所(NRI) | ★★☆☆☆ | 10倍 | 450-550 |
19 | ベイカレント・コンサルティング | ★★☆☆☆ | 8倍 | 350-430 |
20 | シンプレクス | ★★☆☆☆ | 6倍 | 380-460 |
PwCアドバイザリーは業界内で14位という難易度Sクラスに位置しており、M&A・FAS業界でも特に高い選考難易度を誇っています。特に財務アドバイザリーとしての専門性に加えて、PwCグループ全体のグローバルネットワークを活かした総合的な課題解決力が求められることが特徴です。
第二新卒入社時の年収550-800万円はFAS業界の中でも魅力的な水準であり、PwCのブランド力と国際的なプレゼンスを活かした幅広いキャリアパスが期待できます。第二新卒でPwCアドバイザリーを目指す場合は、ケース面接対策に加えて財務・M&Aの基礎知識習得を中心とした4-6ヶ月程度の入念な準備期間を設けることをお勧めします。
第二新卒で転職を検討するなら必見!
PwCアドバイザリーの第二新卒採用選考プロセス
PwCアドバイザリーの第二新卒採用プロセス
PwCアドバイザリーの第二新卒採用の選考プロセスは、「応募→書類選考→適性検査(GAB)→一次面接(複数回)→最終面接」で行われます。
応募:内定率 約3%
PwCアドバイザリーへの第二新卒転職の応募では、公式サイトの採用ページから直接応募する方法の他、コンサル専門転職エージェントや転職サイトから応募することもできます。第二新卒(社会人経験3年未満)は積極採用中であり、業界・職種不問で多様なバックグラウンドの方が挑戦可能です。
書類選考: 通過率約30%程度
履歴書・職務経歴書・英文レジュメを提出します。PwCアドバイザリー独特の要求として英文レジュメが必要になります。書類に記載された実績や論理的思考力をもとに評価されます。面接で深掘りされることを想定し、なぜPwCアドバイザリーなのか、なぜFASなのかを明確に示すことが重要です。
適性検査(GAB):通過率約60%
PwCアドバイザリー独自のGAB(言語理解・計数理解・論理的推理)を受験します。ファイナンシャルアドバイザリー業務に必要な論理的思考力と数値分析能力を測定します。事前にGABの形式に慣れておくことが必須であり、計数理解における財務分析の基礎知識も重要です。
第二新卒の一次面接:通過率約40%
マネージャークラス2名との面接(各60分程度)が複数回実施されます。前半は志望動機・過去の経験に関する質問、後半はケース面接です。M&A・バリュエーション・財務DDに関する基礎知識と、論理的な思考プロセスの説明能力が重要です。
第二新卒の最終面接:通過率約50%
パートナークラス・ディレクタークラスとの面接が実施されます。一次面接と同様の構成(志望動機+ケース面接)ですが、英語での質疑応答が含まれる点が特徴です。グローバル案件への対応能力とクライアントとの英語コミュニケーション能力が評価されます。
第二新卒のオファー
全ての選考を通過すると内定のオファーが出ます。最終面接から1週間程度で連絡があることが多いです。第二新卒アソシエイトの場合、初年度年収は550万円〜750万円からスタートし、実力次第で急速な昇進と大幅な年収アップが期待できます。
PwCアドバイザリーの第二新卒採用転職
書類選考突破のための職務経歴書作成術

PwCアドバイザリーの第二新卒採用転職
書類選考の評価基準
PwCアドバイザリーの書類選考では、論理的思考力、M&A・財務アドバイザリーへの理解力、デューデリジェンス能力、そして企業価値向上への貢献意欲が最重要視されます。
選考倍率は約30倍と極めて競争が激しく、書類選考通過率は約30%のため、以下のポイントを意識した職務経歴書の作成が重要です。
書類選考で高評価を得るポイント
- 財務・戦略的思考力の実証:M&A戦略や財務分析を通じて企業価値創造に貢献した経験を定量的に記述
- デューデリジェンス・分析経験:財務DD、ビジネスDD、企業価値評価の実績とレポート作成能力をアピール
- ディール・PMI経験:M&A案件での企業・投資ファンドとの協働プロジェクト実績
- 事業再生・DXへの関心:企業変革、デジタル戦略、サステナビリティ分野に対する深い洞察と貢献意欲を明記
【テンプレート付き】PwCアドバイザリー合格者が使った職務経歴書の構成
PwCアドバイザリーの第二新卒採用選考で評価される職務経歴書で、どのような内容を書いて良いか分からない方は、以下の構成で作成して転職エージェント等のPwCアドバイザリーの中途採用に詳しい方々に観てもらってください。
逆に自分が大丈夫だ!と思ってもファーム毎に観られる観点も違いますし、時勢的に評価される項目が部署毎に違ったりします(例えば、昨今だとESG・サステナビリティ、事業再生、デジタルトランスフォーメーション関連の実績など)。そういう最新の観点やファーム側のニーズをふまえてブラッシュアップするならアクシスコンサルティングのように業界特化でキャリアを支援している転職エージェントに相談するのが確実です。
PwCアドバイザリー特化型職務経歴書テンプレート
【タイトル】 職務経歴書 – ディールアドバイザー・M&Aコンサルタントとしての挑戦
【職務要約】(150-200文字)
○○業界で×年間、主に△△領域の財務分析・M&A戦略・企業評価業務に従事。□□プロジェクトでは体系的なディールアプローチにより◯%の企業価値向上を実現。PwCアドバイザリーの強みである「戦略からディール実行まで一気通貫の支援」で、これまでの経験を活かし日本企業の成長・変革に貢献したい。
【主要実績】(数値で表現)
- 財務分析・M&A戦略:企業価値評価・財務DDによりM&A戦略を策定、買収後統合で売上25%向上に寄与(期間10カ月)
- ディール実行管理:クロスボーダーM&A案件を主導し統合プロセス改善を実現(コスト30%削減)
- 事業再生・PMI支援:企業再構築戦略の企画・実行で投資ファンドとの協働プロジェクトを成功(案件規模50億円)
【PwCアドバイザリーへの貢献可能性】
幅広いディール経験と体系的な財務・戦略分析スキルを活かし、クライアントの多様な経営課題に対して実現可能性の高いM&A戦略・事業変革提案が可能。特に企業のデジタル変革・事業再生・ESG戦略領域でのアドバイザリーに貢献したい。
書類選考では目指すキャリアのゴールから「なぜ今PwCアドバイザリーに第二新卒なのか」を一緒に話せるので過去の選考通過者や書類選考・転職面接で聞かれた質問等、「どうすれば選考に通過できるか」も詳しく手ほどきをしてくれます。
第二新卒での転職は新卒で選んだキャリアに何らかの不安や不満があってのことだと思います。同じ過ちを繰り返さない為にも専門性が高く、時間をかけてサポートしてくれるエージェントに相談するようにしてくださいね!
PwCアドバイザリーの第二新卒採用対策!適性検査(TG-WEB)対策

PwCアドバイザリーでは書類選考通過後にTG-WEB(ティージーウェブ)による適性検査が実施されます。
TG-WEB(ティージーウェブ)試験概要
- 実施形式:オンライン(自宅受験・カメラ監視付き)
- 試験時間:言語12分・非言語18分・性格検査約20分で合計50分
- 出題形式:言語12問、非言語9問の計21問(PwCアドバイザリー独自構成)
- 対策の重要性:事前対策必須(SPIより高難易度で論理的思考力重視)
PwCアドバイザリーの第二新卒採用対策!適性検査のTG-WEB対策のポイント
言語分野の特徴
- 論理的読解力・情報整理能力が中心(M&A・戦略コンサル業界特有の高次元思考)
- 語彙力・文章理解・論理的文脈把握が頻出
- 複雑な文章構造を理解する批判的思考力の比重が高い
非言語分野の特徴
- 数理的推論、データ分析、統計的思考が特徴的
- 図表読み取り、比率計算、確率・場合の数も出題
- 限られた時間での正確性が重要なため、TG-WEB専用問題集での練習が必須
【体験談】TG-WEB対策の実際
「他社のSPIは通過していたのでTG-WEBも大丈夫だと思っていましたが、PwCアドバイザリーのTG-WEBは想像以上に難易度が高くて驚きました。特に非言語分野は時間制限が厳しく、論理的思考を素早く働かせる能力が求められ、TG-WEB専用の対策本で2ヶ月間集中的に練習する必要がありました。オンライン環境での受験とカメラ監視にも慣れておくことが重要です。」(第二新卒転職成功者・26歳男性)
TG-WEBは問題形式や評価基準を事前に知って、慣れておくだけでもパフォーマンスがかなり上がります。試験当日に見慣れない問題形式や時間配分に戸惑わないで済むように、事前にTG-WEB専用の対策本を使って徹底的に練習しておきましょう。
PwCアドバイザリーの第二新卒採用!
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と対策

PwCアドバイザリーに限らず、各ファームの中途面接では、面接官が人事ではなく、現場のマネージャークラスが務めることが多いです。
現場のマネージャークラスは、まず論理的思考力やポテンシャルを見ます。アソシエイトやシニアアソシエイトになれる可能性が高いか、未経験でもチームの中でワークするイメージが持てるか、タフな環境でも投げ出したりせずに頑張れるか、という観点で見ています。
もちろん応募している求人が必要とするM&Aアドバイザリーや事業再生に関する経験や知識を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも見ています。
PwCアドバイザリーの第二新卒採用対策!
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と内容
- 面接官:1名(マネージャークラス)
- 実施時間:50分~1時間
*オンライン形式(Teams)が基本 - 内容:前半ビヘイビア面接、後半ケース面接
*Deal Strategyでは財務分析とM&A戦略が特徴的
質問自体に特殊なものはなく、自身の経験を回答に盛込み、論理的に話せることがポイントです。
- 自己紹介と職歴説明
- なぜ転職・なぜコンサル・なぜPwCアドバイザリー
- なぜDeal Strategy(またはM&A)を志望するのか
- M&Aでどういうことをしたいか
- 現在の業務内容の詳細
- 選考中の会社・年収水準・入社時期の確認
- ケース面接(財務分析・M&A戦略立案含む)
PwCアドバイザリーの第二新卒採用対策!
転職者向けの1次面接/一次面接の通過率の上げ方
先にお伝えした通り、「自己紹介」と「職歴・実績」を「コンサルティング業界の志望理由」や「PwCアドバイザリーを志望する理由」の根拠として盛り込めると説得力のある志望理由として伝えられます。
また、「PwCアドバイザリーを志望する理由」は、他のBig4ファーム(デロイト、KPMG、EY)との違いの切り口がポイントになります。切り口は様々ですが、違いを出すためにできる2つの方法があります。
- 知合いのPwCアドバイザリー社員やFAS勤務の方と会話して「生の声」を入手する
- 転職エージェントに相談してBig4各社の違いを把握する
これができると「ネット情報に加えて、1次情報を自ら集めて違いを語る」ことができ、他の候補者との違いも出せます。
最終的には面接官の納得感が全てです。
自分一人で満足せず、転職エージェントに話して聞いてもらい(難しければメールで)、納得感があるか確認しましょう。
PwCアドバイザリーの第二新卒採用対策!
転職者向けの1次面接/一次面接の体験談!実際に聞かれた質問
1次面接では基本的な経歴確認と志望動機、アソシエイトとしての適性が評価されます。マネージャークラス1名が面接官を務め、50分~1時間程度のオンライン面接が実施されます。
なぜ転職、なぜコンサル、なぜPwCアドバイザリーですか?
体験談(事業会社出身者):「転職理由は、M&A戦略策定に携わりたいからです。前職の商社では自社のM&A案件に経営企画として関わりましたが、買収後の統合フェーズでシナジー創出の難しさを実感しました。PwCアドバイザリーのDeal Strategyであれば、戦略策定から実行支援まで一気通貫で学べると考えています。特に貴社の事業再生におけるパイオニア的な実績と、クロスボーダー案件の豊富な経験を活かして、より多くの企業の成長支援に貢献したいと思っています。」
M&Aでどういうことをしたいか?
体験談(第二新卒者):「前職での営業経験を活かして、買収先企業の選定プロセスに貢献したいと考えています。具体的には、顧客ニーズのヒアリング経験を活かしてロングリストからショートリスト作成のロジック構築や、PMIにおける営業統合フェーズでの収益性改善KPI策定に関わりたいです。また、DD(デューデリジェンス)では商業DDの観点から市場分析や競合分析を担当し、シナジー効果の定量化に貢献できると考えています。」
現在の業務内容について、具体的にどういう仕事をしているか?
体験談(IT業界出身者):「現在はシステム開発プロジェクトのPMとして、予算管理、スケジュール管理、品質管理を担当しています。特に注力しているのは、クライアントとのコミュニケーション改善による要件定義の精度向上です。月次でステークホルダーミーティングを開催し、進捗状況と課題を可視化することで、プロジェクト成功率を30%向上させました。この経験で培った課題分析力と改善施策の立案・実行力を、M&Aプロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントに活かしたいと考えています。」
ケース面接:ガソリンスタンドの売上向上策
体験談(金融業界出身者):「まず売上の構造をガソリン売上とガソリン以外の売上に分けて分析しました。ガソリン売上は単価×販売量、非ガソリン売上は商品別の単価×販売量で整理。課題の仮説として、①電気自動車普及によるガソリン需要減少、②コンビニ併設による差別化不足を挙げました。解決策として、EV充電ステーション設置による新規顧客獲得と、洗車・メンテナンスサービス拡充による顧客単価向上を提案し、投資回収期間も含めて定量化しました。」
逆質問:質問はありますか?
体験談(コンサル業界出身者):「PwCアドバイザリーのアソシエイトとして入社後、どのようなプロジェクトに参画する機会が多いでしょうか?特に、Deal Strategyでは具体的にどのような案件規模のM&Aアドバイザリーを担当されているのか詳しく教えてください。また、第二新卒入社後の研修制度やOJT体制、シニアアソシエイトへの昇進に向けたキャリアパスについてもお聞かせください。BIG4他社との案件の進め方の違いがあれば教えていただけますでしょうか。」
PwCアドバイザリーの第二新卒採用!
第二新卒向けの2次面接(最終面接)対策

最終面接も面接官が人事ではありません。
1次面接よりも上位のパートナークラスが面接官となります。面接の形式と内容は以下となります。
PwCアドバイザリーの2次面接(最終面接)の形式と内容
- 面接官:2名 パートナー・シニアマネージャークラス
- 時間 :各50分×2-3回(候補者の経歴により調整)
- 内容 :前半人物面接、後半ケース面接(英語面接の可能性あり)
*M&A・事業再生の専門性重視とコンサルティング適性の見極め
最終面接で聞かれる内容は、1次面接と大きく変わりません。
ただし、経歴や実績、そしてコンサルティング業界やPwCアドバイザリーを志望する理由を深堀りされます。
大事なのは、筋の通ってない論理や自分の主張を押し通そうとするのではなく、面接官の納得感を確認しながら、「なぜ?なぜ??」という質問に真摯に考えようとする姿勢が大事です。
また、一般的な面接のほかに「ケース面接」と「英語面接」が高確率で行われます。

これはコンサルティング業界に入って何年か経験すると分かりますが、「納得感のない主張を強固に続ける部下」はかなりメンドクサイです。
そして、第二新卒は前職での成功体験がある分、この傾向が強いです。質問や指摘を誠実に受け止めて考えてくれれば成長の余地があるので、そういう誠実さ・素直さをまず大切にしましょう。
PwCアドバイザリーでは、特にM&A・事業再生領域での専門性と、BXT(Business, eXperience, Technology)アプローチによる統合的思考力が重視されます。面接準備では、「なぜ」の他に「他にないか?」を考えておくことがポイントです。
例えば、「●●という施策によりxxという目標を達成することができました。」と主張した後に、「なぜ目標を達成できたか」は多くの受験者が準備しています。
同時に「より高い目標を達成する方法はないのか」という自身の実績の他に、よりよくする方法があるかを考えておくとよいでしょう。この点を考えるクセを付けておくと、回答の幅も広がります。
PwCアドバイザリーの第二新卒採用面接では、面接官の方がかなり強くロジックを確認する場合があります。特に財務アドバイザリーの専門性や、Deal Strategyでの具体的な貢献方法について詳細に質問されます。
そういう場合も、冷静に相手が聞きたいことに答えられているか、何を聞かれているのかを丁寧に確認して、回答するように努めることが大切です。
PwCアドバイザリーの第二新卒採用対策!
第二新卒向けの最終面接の体験談!実際に聞かれた質問
最終面接では財務戦略とリーダーシップがより深く評価されます。パートナークラス2名が面接官を務め、各50分程度の面接を2-3回実施されます。英語面接も含まれる場合があります。
日本企業のクロスボーダーM&A戦略について提案してください
体験談(商社出身者):「まず日本企業のクロスボーダーM&Aの課題を整理します。PMI失敗率の高さ、文化的統合の困難さ、海外拠点の管理体制です。戦略としては、アジア太平洋地域を重点地域とし、デジタル化による事業シナジーを軸とした統合戦略を提案します。具体的には、シンガポールをリージョナルハブとして、現地パートナーとの合弁から開始し、段階的な統合を進めます。財務面では、3-5年の投資回収計画とリスク分散を図り、PMIでは文化的統合に重点を置いたチェンジマネジメントを実施します。私の海外事業開発経験を活かして、現地ニーズに適応した戦略策定に貢献したいと考えています。」
困難な状況でリーダーシップを発揮した経験を詳しく教えてください
体験談(金融業界出身者):「事業再編プロジェクトで、ステークホルダー間の利害対立により3ヶ月間進捗が停滞する危機に直面しました。15名のプロジェクトチームと、関連部署20名を巻き込む複雑な案件でした。私はまず全ステークホルダーとの個別ヒアリングを実施し、各部署の本音と懸念を詳細に把握しました。その上で、Win-Winとなる新たな収益配分案を策定し、段階的な実行計画を提示しました。最終的に当初目標を上回る成果を達成し、このプロジェクトを通じて、多様な利害関係者の調整と、データドリブンな意思決定プロセスの重要性を学びました。PwCでも、Deal Strategyにおける複雑な利害調整で貢献したいと考えています。」
Why transfer, why advisory, why PwC?(英語面接)
体験談(メーカー出身者):「I want to transfer because I seek to work on complex financial advisory challenges across multiple industries. In my current role at the manufacturer, I'm limited to internal financial planning. Advisory appeals to me because it offers the opportunity to solve strategic M&A problems and drive meaningful value creation for clients. I chose PwC specifically because of its global network and cutting-edge deal advisory methodologies. Your firm's emphasis on BXT approach and continuous innovation aligns perfectly with my career aspirations. I'm particularly interested in contributing to PwC's Deal Strategy practice, where I can leverage my manufacturing background to help clients with cross-border M&A and operational integration initiatives in the industrial sector.」
日本企業の事業再生において最も重要な要素は何だと考えますか?
体験談(IT業界出身者):「最も重要なのは『ステークホルダーマネジメントとデジタル活用による業務変革』だと考えます。前職でのDXプロジェクト経験から、事業再生では債権者・従業員・株主など多様な利害関係者の合意形成が最大の課題となることを実感しました。同時に、AIやクラウド技術による業務効率化で、コスト削減と新たな収益機会の創出を両立させることが重要です。具体的には、データ分析に基づく事業ポートフォリオの最適化と、アジャイルな組織運営への転換が効果的です。これにより、日本企業特有の『質の高いサービス』にイノベーションを組み合わせた持続可能な競争優位を構築できると考えています。」
PwCアドバイザリーで実現したいことと10年後のキャリアビジョンを教えてください
体験談(コンサル業界出身者):「PwCアドバイザリーでは、日本企業のグローバル競争力強化に貢献したいと考えています。特に、私の前職でのM&A実務経験を活かして、クロスボーダー案件やカーブアウト案件に携わりたいです。10年後は、パートナーとして日本とアジア太平洋地域をつなぐ大型M&A案件をリードしたいと考えています。また、PwCで培った財務アドバイザリーのスキルと人脈を活用して、将来的にはESG・サステナビリティ分野でのアドバイザリー業務でも社会貢献したいです。常に最新の金融知識を学び続け、クライアントと共に価値創造できるアドバイザーを目指しています。」
最終面接を合格すると、内定通知が行われます。
PwCアドバイザリー第二新卒採用のケース面接対策

PwCアドバイザリーを始めコンサルファーム各社のケース面接対策は2つあります。PwCアドバイザリーの第二新卒ケース面接は1次面接・最終面接で行われることが多いので、転職面接を受ける可能性がある方は次の対策を事前にしっかりとしておきましょう。
- 本での自主練
- 転職エージェントとの事前ケース対策
1.本での第二新卒ケース面接対策
アクセンチュアの戦略部門で思考技術の講師をされている元BCGのコンサルタント 高松さんの著書です。
フェルミ推定をコンサルタントの選考で使う小手先の技術としてではなく、ビジネスアナリストになってからも使える思考技術として分かりやすく、実践的な手法として紹介された本です。
フェルミ推定とは、①未知の数字を、②常識・知識を基に、③ロジックで、④計算すること。と定義されており、「未知の数字への挑戦」する為のツールとして紹介されています。
転職後も使える実践的なノウハウや技術が詰め込まれていますので、是非、手に取ってみてくださいね。
ケース面接対策は多くの対策本が出ています。毎日1問でもいいので定期的にケース面接を解く訓練をしておくと頭の使い方と基礎的な知識が身に着きます。
ケース面接は年齢別の人口や市場規模など、基礎的な数値を持っているほうが、思考を進めやすいです。
基礎的な知識は、日々の積み重ねで身に着きますし、頭の使い方も徐々に慣れていきますので最初は大変でも少しずつ訓練することで自信がついていきます。
次に、同本を解きながらケース面接で使う基礎的な数値(男女の年代別人口や面積など)を覚えていきましょう。高松さんの本にもあるように①未知の数字を出すのに、②常識・知識をもちいて考えていくので、②常識・知識は多い方が考えやすくなります。
その為、ケース面接の問題を解きながら、考えるのによく使う数字やロジックを頭の中に蓄積していきましょう。
2.転職エージェントとの事前ケース対策
マイビジョンやアクシスコンサルティングなど、コンサル業界への専門性が高い転職エージェントは、ケース面接前に希望すれば十分なケース面接対策をしてくれます。
想定外の質問対策や回答内容の納得感を確認してもらうには、コンサル業界での就業経験があり、面接の通過傾向をしっている転職エージェントに相談するのが、実は最も適格なアドバイスをもらえます。
コンサル業界未経験で大手転職エージェントに相談する人も多いのですが、実は大手だとケース面接対策等を十分に行えない、ファームとの関係が薄くて面接内容を把握できていないという事故が良く発生しています(私達も面接官で行ったら「今日はケース無いって言われてました」と困惑する転職希望の方と何度お会いしたことか・・・)
皆さんの転職活動を成功させるためにも、コンサル業界への専門性が高いマイビジョンのような転職エージェントに相談するようにしてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://my-vision.co.jp/
PwCアドバイザリーの第二新卒ケース面接の流れ
- ケース問題の提示(面接官との対話形式で進行)
- データ分析や計算問題を含む実務的なテーマが中心
- 面接官との双方向の議論を通じて段階的に問題を解決(合計で30分程度)
- M&Aや事業再生などPwCアドバイザリーの専門領域に関連した問題が多い
*PwCアドバイザリーのケース面接は実務的な視点を重視し、フレームワークの暗記よりも柔軟な思考と対話力が重要です。面接官とのコミュニケーションを通じて論理的思考力と専門性への理解を示すことが求められます。
PwCアドバイザリーのケース面接は他のコンサルファームと比較して、「実務的な視点」と「構造的な思考力」が特徴的です。
面接官との対話を重視し、「課題の特定」「仮説の構築」といった深掘り質問が頻繁に行われるため、論理的思考力と柔軟なコミュニケーション能力が重要です。(準備が必要な場合は、面接日程を少し先で調整することも可能です)
PwCアドバイザリーの第二新卒採用!2025年ケース転職面接最新出題傾向
PwCアドバイザリーのケース面接は実務に即した形式で出題されます:
【戦略・業務改善型ケース】
- 売上向上・コスト削減の検討(例:「クライアント企業の売上をどう伸ばすか」)
- M&A戦略の構築(例:「買収候補企業の価値評価とシナジー効果の算出」)
- 所要時間:30分(面接官との対話形式で進行)
【フェルミ推定・データ分析問題】
- 市場規模推定(例:「東京都内のコインランドリー市場の規模を推定せよ」)
- 財務分析・効果算出(例:「事業再生における財務改善効果を算出せよ」)
- 複数の論点を組み合わせた複合型問題が増加傾向
【攻略ポイント】
- 構造的思考と仮説構築力の重視
- 面接官との双方向コミュニケーション能力
- ディールアドバイザリーに関する基本的な業界知識
PwCアドバイザリーの第二新卒選考
最終面接(オファー面談)

第二新卒の最終面接はパートナー面接が中心となりますが、オファー面談として1次・2次面接のフィードバックと評価、具体的な配属先やDXプロジェクトでの年収・入社時期の提示を受ける場であることが多いです。
オファー面談を組む段階で他社の選考状況を聞かれるのがセオリーですが「他社からも高い評価を受けており、特にDX分野での専門性を評価されている」ことも伝えるようにしてください。
競争相手がいなければ、より良い条件を出す動機が無いので足元を見られます。入社日交渉するにも交渉する理由が無いので調整が難しくなります。
また他社で評価を得ている=自分達が欲しい人材であることの裏付け、にもなるのでオファー内容を上げてくれる可能性があります。
中途採用の評価は絶対評価をしつつも最終的には他の転職希望者との相対評価(採用枠数に対して選考に残っている人でより良い人が受かる)で決まります。
その場合、「他社でも高い評価を得ている人材、特にAI・ESG・デジタル変革の経験を持つ人材」の方が、よりよい人だと思ってもらえる可能性が高くなります。こうした交渉テクニックはちゃんと使うようにしましょう。
PwCアドバイザリーの中途選考|最終面接の形式と内容
- 面接官:人事・配属想定先部署のパートナー(事業部長・部長等)
- 時間 :約45分~1時間
- 内容 :オンライン面接(Google Meet等)
何が聞かれる?実際に聞かれた質問
PwCアドバイザリーの中途選考|最終面接の内容
PwCアドバイザリーで働いて、実現したいキャリア目標は何か?
1次や2次面接での回答を一貫させつつ、より具体的にM&AやPMIでの貢献、特にDX領域での価値創造について語りました。将来のキャリア設計も含めて回答しました。
チームで課題解決に取り組み、成果を上げた経験を詳しく教えてください
前職でのプロジェクトマネジメント経験やクライアント対応経験を具体的に説明しました。特に複数のステークホルダーとの調整役割や、問題解決プロセスでのリーダーシップについて詳しく質問されました。
困難な状況でどのように判断し行動するか、具体例を交えて説明してください
パートナーからの質問で、面接官も笑顔で対応してくださいました。これまでの行動原理との一貫性、クライアント目線での価値提供、目標達成への執念などを整理しながら対話形式で進みました。逆質問の時間も40分ほど設けられ、非常に建設的な議論ができました。
PwCアドバイザリー2025年最新業績と年収水準

PwCアドバイザリーの最新2025年業績ハイライト
項目 | 2025年実績 | 前年比 | 主要業界 |
---|---|---|---|
グローバル売上高 | 233億米ドル | +2.6% | M&A・事業再生・DX |
日本オフィス従業員数 | 約890名 | +8% | – |
新規採用者数 | 150名以上 | +20% | 新卒・第二新卒含む |
コンサルタント離脱率 | 約18% | -3% | 業界平均より低水準 |
PwCアドバイザリーはディールアドバイザリー業界のリーディングカンパニーとして、M&A・PMI・事業再生・ESG戦略を中心とした顧客支援により着実に成長を続けています。
特にヘルスケア・ライフサイエンス、テクノロジー・メディア・通信(TMT)セクター、エネルギー・インフラの分野で強みを発揮し、クライアントの企業価値向上と統合支援を実現しています。
PwCアドバイザリーの2025年最新年収水準
PwCアドバイザリーの平均年収は1,083万円(2025年10月時点データ)で、ディールアドバイザリー業界でもトップクラスの高水準を維持しています。
職位 | 年収レンジ | 第二新卒転職時想定年収(目安) |
---|---|---|
アソシエイト | 500万円~800万円 | 25歳:650万円 |
シニアアソシエイト | 750万円~1,100万円 | 28歳:900万円 |
マネージャー | 1,200万円~1,800万円 | 30歳:1,400万円 |
シニアマネージャー | 1,800万円~2,500万円 | 35歳:2,100万円 |
ディレクター | 2,500万円~4,000万円+ | 38歳:3,200万円 |
【2025年第二新卒採用強化データ】中途採用比率82%の実績
PwCアドバイザリーは2024年度から第二新卒採用を積極強化し、社会人経験3年未満の優秀人材の積極採用を実現。
第二新卒転職者の90%以上が年収大幅アップを実現しており、特に事業会社からの転職者は平均150~250万円以上の年収向上を達成しています。
PwCアドバイザリーの第二新卒でよくある質問(FAQ)

未経験からでも本当にPwCアドバイザリーに転職可能?
可能です。PwCアドバイザリーは積極的に第二新卒採用を行っており、ポテンシャル重視の選考を実施しています。2025年の新規採用者の約35~45%が社会人経験3年未満の第二新卒者でした。重要なのは、論理的思考力、財務分析能力、そしてM&A・事業再生への強い関心を示すことです。
転職成功者の実績では、金融機関、商社、メーカー、コンサルティング会社など多様な業界出身者が転職に成功しています。ディールアドバイザリー未経験よりも、財務分析経験、プロジェクト推進力、数値的な課題解決能力が重視される傾向があります。
新卒入社と第二新卒・中途入社の待遇差は?
基本的に差はありません。PwCアドバイザリーでは実力と成果に基づく統一的な評価・報酬体系が適用されます。新卒1年目のアソシエイト基本年収は650-800万円、第二新卒・中途採用者も同等の職位であれば同水準からスタートします。
昇進についても、年1回の評価により、入社ルートに関係なく実力に応じた昇格機会が提供されています。むしろ前職での財務・M&A関連経験を活かして早期に実績を出すことで、より迅速な昇進も期待できます。
他のBig4 FAS(デロイト、KPMG、EY等)との選考の違いは?
PwCアドバイザリーは「ディール実行力」と「クライアント価値創造」を特に重視します。以下のような特徴があります:
- PwCアドバイザリー:M&A実行力とPMI支援力を最重視、財務分析精度とディール成功への執着
- デロイト FAS:戦略的思考とデューデリジェンス品質を評価、統合的コンサルティング力
- KPMG FAS:専門性の深さと技術的精度を重視、財務・税務・法務の横断的知識
また、PwCアドバイザリーは面接回数が平均2-3回とBig4 FASの中では比較的少なく、ケース面接に加えて具体的な財務分析・企業評価の実技的質問が重視されます。グローバルディールへの関与経験や語学力も評価ポイントとなる傾向があります。
PwCアドバイザリーへの第二新卒転職を成功させる転職エージェント!

PwCアドバイザリーは2025年にグローバル売上高233億米ドルを達成し、ディールアドバイザリー業界のリーディングファームとして着実な成長を続けています。
2025年度は日本オフィスで150名以上の新規採用を実施し、第二新卒・M&A未経験者も積極採用を展開、社会人経験3年未満の人材を対象とした採用を大幅に強化するなど、積極的な人員拡大計画を推進中です。
特にM&A・PMI・事業再生・ESG戦略のニーズが急拡大する中、PwCアドバイザリーの「ディール実行力」「企業価値向上支援」への期待が高まっており、第二新卒転職の絶好のタイミングと言えます。
そんなPwCアドバイザリーへの第二新卒転職を成功させるポイントを御紹介します!
ポイント1:3つの主要サービス領域の成長分野を把握する
PwCアドバイザリーは「M&Aアドバイザリー」「事業再生・再構築」「ESG・サステナビリティ戦略」の3つの領域で急成長中です。
特にヘルスケア・ライフサイエンス、TMT(テクノロジー・メディア・通信)セクター、エネルギー・インフラが最もディール獲得が活発で、カーボンニュートラル支援やデジタル統合など、どの分野が最新トレンドかの情報が重要です。
ポイント2:2025年第二新卒採用実績から求められる人材像を分析する
2025年の新規採用者の約45%が社会人経験3年未満の第二新卒者で構成されており、財務分析力・論理的思考力・英語力・プロジェクト推進力を重視しています。
自身の経験がPwCアドバイザリーのM&A実行・PMI支援アプローチのどこで活かせるか、どの業界セクターにマッチするかを具体的に整理することが内定獲得の鍵となります。
ポイント3:平均年収1,083万円水準の給与テーブルを理解する
2025年データで平均年収1,083万円という高水準に見合う財務分析力と、複数回の面接・ケーススタディを含む厳格な選考プロセスへの対策が不可欠です。
特に最近はESG統合やデジタルM&A案件が急増しており、これらの領域での実務経験や知見、企業価値評価能力をアピールできる準備が重要になっています。
この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。
PwCアドバイザリーの最新の組織体制やディール動向、2025年度の第二新卒採用計画を把握している転職エージェントに相談することで、独りでは収集できない具体的な情報と戦略的な選考対策が可能になります。ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の項目を確認しましょう。
PwCアドバイザリー転職支援実績多数
MyVision/マイビジョン
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/
『MyVision/マイビジョン』は、PwCアドバイザリーへの転職支援において豊富な実績を持つ、コンサルティング業界特化型転職エージェントです。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、PwCアドバイザリーの「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」でのキャリア形成や、価値創造戦略としての成長を目指す方には、よくオススメする転職エージェントです。
PwCアドバイザリーが重視する「M&A×事業再生×インフラ」の組み合わせによる価値創出や、本質的な変革リーダーの育成について熟知しており、累計1,000名以上の転職支援実績の中でも、同社への転職成功事例を多数保有しています。
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによるPwCアドバイザリー特化の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。
PwCアドバイザリーでのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。
- PwCアドバイザリーの働き方や本質的な変革リーダーとしてのキャリア形成について詳しく聞きたい
- 未経験からPwCアドバイザリーの価値創造戦略としてのキャリアを相談したい
- PwCアドバイザリーに転職成功した人(未経験含む)の評価ポイントや入社後のキャリアパスを知りたい
- PwCアドバイザリーの選考プロセスに合わせた職務経歴書添削や面接対策をして欲しい
- PwCアドバイザリーへの転職で年収アップとキャリア成長を実現したい
17年以上のコンサルティング業界への転職支援実績
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.axc.ne.jp/
『アクシスコンサルティング』は、現役コンサルタントの4人に1人が登録する、コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、PwCアドバイザリーをはじめとするBig4ファームやコンサルティングファーム、IT企業への転職を考えている方には、必ずオススメする転職エージェントです。
PwCアドバイザリーへの転職支援実績は創業から17年間で約5,000名の現役コンサルタント支援があり、同社が重視する「M&A・事業再生・インフラ」「価値創造戦略」や、世界149カ国でのグローバルキャリア形成についても豊富な知見を持っています。
その為、PwCアドバイザリー内でのキャリアパスやポストコンサルポジション、同社特有の「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」パーパスでの働き方についても十分な実績と知見を持っています。(実際に私達も相談したことがあるので確かです)
各コンサルティングファームのパートナーやMDクラスとの親交が深く、アクシスコンサルティングにだけ先に依頼されたPwCアドバイザリーの非公開求人の紹介などもいただくことがあります。
PwCアドバイザリーでのキャリアを考えている方には、オススメできる転職エージェントだと思います。
- PwCアドバイザリーの年収や働き方、グローバルキャリア形成について気軽に聞いてみたい
- PwCアドバイザリーをはじめBig4系ファーム・コンサル・IT業界でのキャリアを相談したい
- 過去にPwCアドバイザリーに転職した方(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- PwCアドバイザリーに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
企業から高年収スカウトを直接もらう
Bizreach(ビズリーチ)
おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。
興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
PwCアドバイザリーを始め多くの戦略ファームはBizreach内で採用を定期的に募集しており、同社が重視する「価値創造戦略」や「社会における信頼を構築し重要な課題を解決する」での働き方について直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。
最近は、PwCアドバイザリーをはじめとする様々なコンサルティングファームや戦略ファームが求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、世界最高峰のディールアドバイザリー求人の掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、PwCアドバイザリーなどの戦略ファーム・総合ファームだけでなく金融・IT各社も求人掲載しています。
- PwCアドバイザリー・戦略ファーム・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- PwCアドバイザリー・戦略ファーム・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的なPwCアドバイザリー等の企業から直接話を聞いてみたい
こういう方はビズリーチの登録もオススメです。PwCアドバイザリーからの1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも“併用”した方が良いと思います
まとめ:PwCアドバイザリーの第二新卒採用で転職を成功させる秘訣
PwCアドバイザリーへの第二新卒転職面接は実務的なディール実行力を問う実践的な質問が中心だからこそ、戦略的な業界研究・企業研究が極めて重要になります。
特に2025年以降は、M&A・PMI・事業再生・ESG戦略の拡大やグローバル売上高233億米ドル達成の背景についての理解度も評価対象となっているため、最新情報のキャッチアップが成功の分かれ目となります。
転職成功のための5つのポイント
- 最新情報の把握:中途採用82%、ケース面接・財務分析対策、2025年業績等
- ディール実行力の実証:財務分析・企業価値評価での回答で説得力を高める
- 統合支援力への理解:PwCアドバイザリーの強みであるM&Aから統合支援領域の知識習得
- 転職エージェントの活用:職種別・面接官別の対策情報を入手
- 複数社受験:場慣れによる緊張感の軽減と回答の改善
最後に、如何に企業のニーズに合わせて自分を伝えるか、という部分ではFAS・ディールアドバイザリー業界に特化しているマイビジョンやアクシスコンサルティング等に相談するのが最も効果的です。過去の選考通過者が行ったケース面接対策や聞かれた財務分析質問を面接官毎に記録しており、事前に十分な対策を取ることが出来ます。
PwCアドバイザリーへの第二新卒転職では、面接の準備と同時に、転職後に後悔しないように他の方が退職する理由や実現できる生活も確認してみてください。
記事内でも書きましたが、志望度が高い企業の面接の前には、何社か面接を受けるようにしてください。場慣れすることで緊張しなくなりますし、自分の回答に対する面接官の反応を見て、同じ回答でもどういう表現や言い回しがいいのかを推敲しておくことが大切です。
まずは転職エージェント経由で過去の通過者の傾向や回答を把握すること、次に緊張しないこと、相手の反応に合わせて自分の回答をブラッシュアップすること、こうした対策で選考の通過率は激的に上がります。
皆さんの第二新卒転職活動がうまくいくことを願っています。