こんにちは。転職note編集部です。
私達は、全員で20回以上の転職経験があり、様々な業界で働いた経験を持つ年収1千万を超えたコンサルタントを中心とした執筆チームです。
高年収で成長業界として人気転職先にあげられることの多いERPソフトウェア業界から日本オラクルの中途採用面接の傾向と対策を御紹介します。
一般的なインターネット・書籍の他に、日本オラクルへの転職面接を経験して内定された方へのヒアリングをもとに、ERPベンダーの業界動向と日本オラクルの特徴・注力領域を纏めています。
日本オラクルをはじめ大手ERPベンダーへの転職では、業界動向と企業の特徴を理解した転職面接対策が必要です。
本記事が皆さんの就職・転職の検討の役に立てば嬉しいです!
Withコロナ時代に日本オラクルへの転職を成功させる!
新型コロナの流行を受けて、DXによる効率化・新たな付加価値を創るニーズがより強くなり日本オラクルは業績と共に採用を強化しています。
最新の求人意向や年収などの各種条件は、外資系企業への転職を最も支援しているJACリクルートメントに相談しましょう。
求職者の担当者が企業から直接話を聞いてるので、求人意欲(未経験者はOK?など)や各種条件、非公開求人を数多く教えてくれます。
人気の求人から埋まってしまいますので、転職を考えている人は早めに登録して、求人の有無と条件を確認しておきましょう!

Contents
日本オラクルの中途面接 選考の流れ
選考プロセス

中途採用の選考プロセスは、書類選考と3回程度の面接で行われます。
1次面接が人事、2次面接は現場マネージャー、最終面接を役員が行うことが多いようです。
中途面接の内容傾向

同社は引き続き採用を強化しており、中途採用では他社と同様に「即戦力であること」が重視されます。
自己PRや志望動機も競合他社(SAPやオービックなど)の他社研究をふまえて、どのように日本オラクルで活躍できるか、が伝わるようにしましょう。
外資系企業では英語での面接もありますが、日本オラクルの面接では、英語面接は実施していないので、その点は安心してください。
ただ、語学力が問われないわけではない(顧客企業には当然、外資系企業もいる)ので、語学が得意な方は、ぜひアピールしてもらえればと思います。
【体験談】中途面接で聞かれた質問
Q.弊社を志望される理由を教えてください。
A.一般的な志望理由を聞かれました。
前職が国内のパッケージソフトベンダーだった為、前職の閉塞感などではなく、会社の技術やクライアントニーズへの対応に関するスピード感に魅力を感じていることを伝えました。
特に、同社の製品の特長と他社との違いを具体的に話すことができました。
Q.あなたにとってのコンサルタントとは何ですか?
A.パッケージの良し悪しではなく、背景にある課題やニーズをクライアントと共に考えられる存在と答えました。
パッケージを提案することは大事ですが、課題認識からクライアントと共に考えられることで、継続的な信頼関係を構築できると考えました。
Q.営業として直面した困難とどのように乗り越えたのか教えてください
A.前職がSIerだった為、クライアントとの継続的な関係構築を意識しつつ、クライアントからの難しい要望と社内事情をふまえて回答しました。
質問はよくある質問だったので、日本オラクル社でもありそうな困難を想定して、自分が活躍できるイメージを持ってもらえるように話しました。
日本オラクルの面接準備
業界研究
ITR Market Viewのプレスリリース

業界研究は、業界単位の市場規模(ライセンス料ベースで1,360億円)や注力領域(例えば、クラウド型への移行が進んでいる、など)は把握しておきましょう。
こうしたクラウドネイティブな製品の買収もクラウドへの注力していることがわかります。
また、「SAP社への志望動機」を伝えるためにも他社研究は必要です。
特に日本オラクルの場合は、SAP社の研究が必要になります。
近年は、中堅・中小企業とも競合しており、国内だとワークスアプリケーションズやオービックなどの情報も調べておくことがオススメです。
細かい情報より、大きく業界全体の概要やトレンドを抑えておきましょう。
企業研究
日本オラクルは、米国オラクル・コーポレーションを実質的な親会社とし、同社を中心とする企業集団に属しています。
当企業集団は、世界各地で、クラウド・コンピューティングを含むITシステムの構築・運用に利用されるデータベース、ソフトウェア、ハードウェアの販売とクラウドサービスなどを提供しています。
ただ、日本オラクルは、米Oracleの日本における販売代理店として営業しており、実際の企業への導入は、パートナー企業が行うことが多いです。
売上はライセンスの販売及び更新サポート、クラウドサービスの提供が全体の8割を占めます。
同社は独自の開発は行っておらず、米Oracleから製品の提供をうけており、米Oracleに支払うロイヤリティは売上高の3割を占めます。
更に詳しい情報は「【企業研究】高年収な日本オラクルへの中途採用面接対策」に纏めていますので御確認ください。
【参考】日本オラクルの売上構成比

参照:日本オラクル 2019年度有価証券報告書
【参考】米Oracleへのロイヤリティ

参照:日本オラクル 第4四半期 業績補足資料
忙しい時の転職エージェントとの付き合い方
転職活動に疲弊しない為に!基本的な考え方

日本オラクルやサービスについて自分なりに調べることは大切です。
一方で、自身の理解が正しいかを確認せずに、面接でNGになるのは避けなければいけません。
そこで、転職エージェントと面接対策や志望動機を確認しておく必要があります。特に、コロナ後で顧客企業のニーズも変わり、求人で求める経験やスキルが変わっている場合があります。
そうした最新の情報を入手するうえでも転職エージェントは役に立ちます。
ただし、闇雲に登録することは、職務経歴や退職理由など同じ話を何度もしないといけないので余計な手間がかかります。
日本オラクルへの転職では、企業担当と求職者担当が同一であり、企業との信頼関係構築ができている社歴の長い企業がオススメです。
外資系企業に強い:JACリクルートメント
JACリクルートメントは、昔からグローバルに活躍する求人への転職に強みを持っていたエージェントです。
企業担当と求職者担当が同じ人なので、企業から直接求人ニーズを聞いている為、企業の求人ニーズやその背景をよく理解しています。
外資系大手の企業とは長年の信頼関係を築いており、過去の転職成功事例を多く知っているので、どういう点をアピールすればよいかをよく知っています。
- オラクルの求人ニーズと背景を具体的に知りたい
- 求人で想定されている社内での役割や立ち位置を知りたい
- グローバルに活躍する求人を幅広く知りたい
- 過去の転職成功者が評価された経験やスキルを知りたい
こういう方は、JACリクルートメントに登録しましょう。
求人数と転職支援実績No1:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、言わずと知れた転職エージェントの最大手です。
リクルートの圧倒的な営業力で企業から多くの求人を獲得しています。
また、企業側から見ても紹介数が多い企業を雑には扱えないので、年収や入社日などの条件交渉も強いのが特徴です。
比較的に短期で転職を決めようとする傾向にはあるので、出来るだけ短期間に転職を決めたい方にオススメです。
- 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
- 外資系だけでなく日系企業を含めて幅広く求人を知りたい
- 転職活動を引っ張ってもらい短期で転職先を決めたい
こういう方は、リクルートエージェントに登録しましょう。
転職サポートが手厚い:doda
1~2回目で職務経歴書や面接に自信が無い方には、dodaはオススメです。
類似経験が書かれた職務経歴書のフォーマットを送ってくれたり、個別相談や自己分析支援など、中長期的に転職活動を手厚くサポートしてくれます。
手続きのシステム化が進んでおり、マイページを持つと求人の提案が続々と来ます。興味ある案件を「お気に入り登録」していくと、だんだん希望に沿った求人が届くようになります。
オラクルの転職を相談すると同時に、近い年収や条件の提案をもらえるので、早めに登録しておきましょう。
- 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
- オラクルを中心にSAPなどソフトウェア関係の可能性を広げたい
- 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい
dodaは紹介求人数が多く、サイトで自分で探すこともできます。
また連絡やサポートが丁寧で、営業っぽくしないので編集部メンバーも毎回使うメンバーが多いです。こういう方は、dodaに登録してみてください。
私達も転職活動の時に、複数の転職エージェントに登録します。
複数に登録すると転職エージェントが手元にある求人だけ提案してきている(=他のエージェントと案件がかぶっている)かが分かります
他社と差がない、魅力がない、ということをキチンと伝えて転職エージェントにやる気を出してもらうことも転職活動で大切なポイントになります。
全部に全力投球する必要はありませんが、メイン1社・サブ2社ぐらいは登録しておきましょう。
まとめ:体験談!日本オラクル転職面接の内容と正しい対策
日本オラクルへの転職面接は一般的なことを聞かれるからこそ、基本的な業界研究・企業研究が大切になります。
市場規模や推移、業界の注力領域は本サイトでもしっかりと紹介していますので、参考にしてもらえればと思います。
・失敗しない転職!ERP業界研究-SAP・オラクルのシェア
・業界研究:面接で失敗しない!ERPと会計ソフトの違いと種類
・【企業研究】高年収なSAPジャパンへの中途採用面接対策
最後に、如何に企業のニーズに合わせて自分を伝えるか、という部分ではJACリクルートメントやリクルートエージェント、dodaなど、転職エージェントと相談すると安心できできます。
どのエージェントも転職後の業界内の転職も含めて、中長期的なキャリア形成支援をしてくれます。
皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。