こんにちは、転職note 編集部です。
今回は次の企業理念を掲げ、東証一部に上場する日本M&Aセンターへの転職の流れと実際の中途面接で聞かれた質問をもとに対策を御紹介します。
- 我々の使命は、M&A業務を通じて企業の「存続と発展」に貢献することである
- 使命の遂行を通じて、社員の物心両面の幸福を追求する
日本M&Aセンターは、M&Aの仲介事業を中心に、グループ全体でM&Aの情報提供など、上流からPMI等の下流まで一気通貫でサービスを提供しています。
今回は様々なグループ会社があるなかで、日本M&Aセンターへの中途転職を考えている方に向けて中途採用の選考プロセスと書類選考通過のポイントや聞かれた面接内容を纏めました。
全体の流れと通過ポイントをお伝えすることで、皆さんの転職活動も十分に準備ができ、お役に立てればと思います。
Contents
日本M&Aセンターの中途採用傾向

出典:日本M&Aセンター IR資料
日本M&Aセンターは自社決算にて採用数を開示しており、総社員数は昨年対比で100名以上増えており、コンサルタント職だけでも毎年50~80名ほど増員していることが分かります。
退職者も一定数いると考えられますので、コンサルタントの年間採用数が100名前後と想定すると、新卒で2~30名採用しているので、中途採用では70名前後は採用されていることになります。
中長期的にM&A市場は成長が見込める為、積極的に中途採用に力を入れています。
具体的な求人内容や転職対策は、転職エージェントに相談することで、求人だけでなく、面接でよく聞かれる質問や回答例を確認することができます。
積極採用しているので、準備すれば成功の可能性も高められます。
本サイトでも過去に転職を成功させた方や社内で面接官をしている方の体験談をもとに、転職対策を御紹介していますので、是非、参考にしてみてくださいね。
日本M&Aセンターの選考プロセス:中途面接回数と通過率の上げ方

日本M&Aセンターの採用プロセス

出典:日本M&Aセンター 中途採用HP
日本M&Aセンターの中途採用の選考プロセスは、「応募→書類選考→WEBテスト(適性検査)→面接(複数回)」で行われます。
採用説明会も随時開催されているようなので、直接話を聞きに行くのは非常に為になると思います。
具体的な質問内容は後程、御紹介しますが、面接の傾向はオーソドックスな内容が多くなっています。
日本M&Aセンターは求める人物像を「使命感を持ち、上昇志向がある方。同時にクールヘッドとウォームハートを持っている方。M&Aはハイエンドビジネスなので、その両方が必要です。」と明確に示されています。
また、日本M&Aセンターだ表取締役社長を務める三宅卓氏のブログでは、次のようにM&Aの社会的使命の大きさが繰り返し語られています。
M&Aは、譲渡企業を存続させ、従業員とその家族の人生や地域経済の未来を担う社会的使命が極めて大きい仕事です。
出典:三宅卓のブログ -M&A裏話-
譲受け企業からみれば、M&Aは自社の将来の成長を決定付けます。
平均年収の高さが取りざたされがちですが、企業の社長や従業員・家族の運命も左右する仕事だからこそ、使命感や志が求められる仕事でもあります。
面接でも、その観点は問われますので、具体的な面接形式と質問内容の御紹介欄で御確認いただければと思います。
日本M&Aセンターの書類選考通過のポイントと落ちた時の対処法
日本M&Aセンターの書類選考は事前準備が全てです。
事前準備の方法は2つあります。
書類選考を通過するアピール方法・書き方を本で勉強する

motoさんという5回の転職で会社員年収1,000万、副業収入1億円を実現する方が書いた本です。
第4章に『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』があります。
ここでは5つの項目に分けて『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』を具体的に紹介しています。
①.相手の「ニーズ」を把握する
出典:転職と副業のかけ算
②.「共通点と類似点」を見つける
③.社内評価ではなく「個人でできること」を書く
④.自分の「役割」を明確かつ「定量的」に伝える
⑤.面接での「ツッコミどころ」を用意しておく
どれも非常に大切なポイントです。
特に①.が大事だと思います。相手、つまり転職先企業で求人を出している部署・パートナーがどういう人や能力・経験を求めているかを具体的に知ることが大切です。どういう人が欲しいのかが分からないのに、何をアピールすればいいのかは決まらないですよね。
具体的な相手(=応募先企業)が求める人材や能力の調べ方は、次の「過去の選考通過者の書き方を元に日本M&Aセンター向けにブラッシュアップする」で詳細に御紹介します。
過去の選考通過者の書類を元にブラッシュアップする
日本M&Aセンターグループは単に優等生を求めているわけではありません。
例えば当社社員には、一流大学を出てくるビジネスエリートのような経歴の者や、海外留学や、起業などチャレンジ精神のある者、何か1つにすごく頑張ってる凝り性の者や、体育会系で頑張ってきたリーダーシップやチームワークができる者もいます。幅広く多様性を求めています。
中途入社の社員の前職も、銀行・証券・メーカー・商社・コンサルなどいろいろな背景の者がおります。M&Aの仕事は、私はビジネスの総合格闘技であると思っています。M&Aをやるためにはいろんな要素が必要です。
出典: 出典:日本M&Aセンター 中途採用HP
コミュニケーション能力や、ネゴシエーション能力も必要ですし、法務、財務会計、労務など、様々な知識が必要です。
またそういった専門の公認会計士や弁護士資格を持った社員とチームを組んで進めるコミニケーション能力も非常に大事です。
日本M&Aセンターは様々な能力・経験を持つコンサルタントを求めているからこそ、自分のどの能力・経験をアピールすればいいか分かりにくい方も多いのではないでしょうか。
日本M&Aセンターの多くの転職者が業界未経験だからこそ、より一層、求める人物像を理解したうえで「自分はこういうところで活躍できます」とアピールするのは至難の技だと思います。
そこで大切なのは日本のM&A業界へのキャリア支援に実績の多い転職エージェントに求人内容を確認する、職務経歴書の書き方を見てもらうことです。
国内のM&A仲介業、特に日本M&Aセンターへのキャリア支援ではJACリクルートメントが実績が豊富です。
国内のハイキャリア転職では企業側・転職希望者側、双方のニーズに精通しており、企業の採用ニーズを具体的に説明できるだけでなく、過去の転職成功者が通過した書類をもとに、どこを修正すればよいかを教えてくれます。
日本M&Aセンターの書類選考の通過率を上げたい方は、JACリクルートメントに相談してみてください。
日本M&Aセンターの中途面接通過率をSTAR手法で上げる
続いては、面接で効果的に伝えるSTAR手法の御紹介です。
STARは、Situation(状況)、Task(タスク)、Action(行動)、 Result(結果)の頭文字です。
この順番で面接の質問に回答すると、端的に必要な情報を回答できると言われています。
転職エージェントでは、転職先に関係なく、このフレームワークで回答することを推奨したりします。
日本M&Aセンターでは話の全体観が最初に伝えることと端的で具体的な数量的な回答が好まれます。
このフレームワークの詳細を御確認いただき、皆さんの想定回答例もブラッシュアップしてみてください。
STAR手法の詳細
STAR手法は、次の内容で構成されます。
●Situation:その時の状況について
あなたが説明しようとしている状況を説明します。
複雑な状況を面接官に伝わるように、分かりやすく伝えるので事前に伝えたいことを整理しておく必要があります。例えば、
・その時はどんな部署の体制でしたか
・その組織の中でのあなたの役割は何でしたか
・どんな責任や権限を持ってましたか
●Task:その時の課題について
課題は現状と目標の差分なので、それが分かるように目標と状況と差分を伝えます
・どのような目標へ向けて動いていましたか
・その時に生じた問題や課題(差分)はどんなことでしたか
・なぜそれが問題や課題なんですか
●Action:その時とった行動について
その状況に対してあなたがどのような行動をしたか、あなたに焦点を当て、適切な量の詳細を含みながら説明します。 具体的にどのようなステップを踏みましたか? どんな貢献をしましたか? プロジェクトについて話すとき、チームやグループが行ったことを説明しないように注意します。あなたが実際に何をしたかを適切に伝えます。あなた自身のパフォーマンスや行動を知りたいので主語は「私は」になります。
・その問題に気付いた時にどのように行動しましたか
・解決のためにどんな手順で進めましたか
・チームに対してどう関わりましたか/働きかけましたか
●Result:その結果について
あなたの行動の結果を説明します。
自分の成果を説明することに躊躇しないでください。ただ、目線は自分の結果や成果ではなく会社にとってどういうインパクトがあったのかという「会社」単位で答えることが大切です。
・問題は解決しましたか
・計画通りに解決へ向けて進められましたか
・足りなかった部分は何ですか
想定回答例はJACリクルートメント等、M&A仲介業界に精通した転職エージェントに事前に確認してもらうことで通過率を上げることができます。
特に日本M&Aセンターは様々な職種で、多様な経験と能力を求める求人があり、応募する求人の部署・職種・タイトルを想定した伝え方が大切です。
要は求められる能力に対して「十分な能力がある」と面接の回答で伝えないといけません。その為には、「何求められているか」と「適切に回答できているか」は第三者の目線でチェックすることが大切です。
自分では「ちゃんと説明できている」と思っても、他の人が見たら「よくわからない」といった事態にならないように、事前にチェックしてもらうようにしてください。
きっと気づかなかった修正点が見つかり、通過率を上げることにつながるでしょう。
日本M&Aセンターの1次面接/一次面接

日本M&Aセンターに限らず、M&A仲介を担う企業の中途面接では、面接官を人事が務めることが多いです。
人事の方は、多くの転職希望者を見ていますので、スキルや経験に嘘や課題表現が無いかを見抜く力に優れています。
日本M&Aセンターで働き活躍できる可能性が高いか、タフな環境でも投げ出したりせずに頑張れるか、という観点で見ています。
もちろん応募している求人が必要とする経験や知識を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも見ています。
日本M&Aセンターの1次面接/一次面接の形式と内容
- 面接官:1~2名
- 人事
- 時間 :約1時間
- 内容 :通常面接
質問自体に特殊なものはなく、自身の経験を回答に盛込み、論理的に話せることがポイントです。
- 自己紹介
- 経歴・実績
- 日本M&Aセンターを志望する理由
- 日本M&Aセンターで何をしたいか
- 英語スキルの程度
- 応募部署毎に求められるスキルや経験の確認
日本M&Aセンターの1次面接/一次面接の通過率の上げ方
先にお伝えした通り、「自己紹介」と「経歴・実績」を「M&A仲介業界の志望理由」や「日本M&Aセンターを志望する理由」の根拠として盛り込めると説得力のある志望理由として伝えられます。
また、「日本M&Aセンターを志望する理由」は、「なぜ日本M&Aセンターなのか」等、同社の特徴をふまえた回答がポイントになります。切り口は様々ですが、違いを出すためにできる2つの方法があります。
- 知合いの日本M&Aセンター社員やFAS・M&A仲介業に勤務されている方と会話して「生の声」を入手する
- 転職エージェントに相談して各社の違いを把握する
これができると「ネット情報に加えて、1次情報を自ら集めて違いを語る」ことができ、他の候補者との違いも出せます。
最終的には面接官の納得感が全てです。
自分一人で満足せず、転職エージェントに話して聞いてもらい(難しければメールで)、納得感があるか確認しましょう。
日本M&Aセンターの2次面接/二次面接(最終面接)

2次面接は最終面接になる場合もあり、最終面接の場合は、面接官が役員になります。
面接の形式と内容は以下となります。
日本M&Aセンターの2次面接/二次面接の形式と内容
- 面接官:多くの場合は2名 役員
- 時間 :約1時間
- 内容 :通常面接
2次面接(最終面接)で聞かれる内容は、1次面接と大きく変わりません。
ただし、経歴や実績、そしてM&A仲介業界や日本M&Aセンターを志望する理由を深堀りされます。
大事なのは、筋の通ってない論理や自分の主張を押し通そうとするのではなく、面接官の納得感を確認しながら、「なぜ?なぜ??」という質問に真摯に考えようとする姿勢が大事です。

ここまで御紹介してきた通り、M&A仲介業は本当に様々な知識・経験が必要になる仕事です。
そして、業界未経験の方も多い中途社員は、転職後に様々な知識・スキルを身に着けていかないといけません。
更に、高年収だけを求め、社会的使命を軽視する取引をすると、業界内でも悪評が付くため、自ら積極的に新しいことを学べることとM&A業務を生業にする意義をきちんと理解している必要があります。
日本M&Aセンターの面接準備では、「なぜ」の他に「他にないか?」を考えておくことがポイントです。例えば、「●●という施策によりxxという目標を達成することができました。」と主張した後に、「なぜ目標を達成できたか」は多くの受験者が準備しています。
同時に「より高い目標を達成する方法はないのか」という自身の実績の他に、よりよくする方法があるかを考えておくとよいでしょう。この点を考えるクセを付けておくと、回答の幅も広がります。
日本M&Aセンターの面接では、面接官の方が少し厳しめに志望理由や過去の実績を確認しにくる場合があります。
そういう場合も、冷静に相手が聞きたいことに答えられているか、何を聞かれているのかを丁寧に確認して、回答するように努めることが大切です。
2次面接(最終面接)を合格すると、オファー面談が組まれます。
日本M&Aセンターの中途採用に向けた選考対策
日本M&AセンターをはじめとしたM&A仲介業界への転職では基本的に大手の転職エージェント(リクルートやdoda)は止めておきましょう。私達の経験では専門性が低く、対策も甘いことが多すぎます。
日本M&Aセンターの中途面接では、志望する部署や担当面接官毎に十分な対策が必要になります。
一般的な職種ではなく、様々な経験とスキルを見られる特殊な面接なので業界に詳しい転職エージェントにサポートしてもらうことが、転職活動を成功させる最初の一歩です。
特にJACリクルートメント等のM&A仲介業界へのキャリア支援に専門性の高い転職エージェント経由の応募は書類選考の通過率が非常に高いです。
これは各エージェントが書類を転職先に出す際に推薦状を書きますが、大手の転職エージェントだと数が多いので1件当たりに割ける時間が少ないことが要因の一つです。基本的に転職者毎に推薦状を作成して送る専門エージェントとは質が比になりません。
既に応募してしまっている方は、残念ながら転職エージェントを変えることはできません。
ただ、JACリクルートメントやKOTORA(コトラ)に状況を説明して「他社の選考を相談したいから日本M&Aセンターの選考をサポートしてほしい」と相談してみてください。
一部かもしれませんが、過去の選考通過者の回答例や過去の質問例を教えてくれる場合があります。何度も選考を受けられるわけではなので出来る準備はしておきましょう。
日本M&Aセンターの中途採用 最終面接(オファー面談)
最終面接はある場合もありますが、オファー面談といって1次・2次面接のフィードバックと評価、配属先や年収・入社時期の提示を受ける場であることが多いです。
オファー面談を組む段階で他社の選考状況を聞かれるのがセオリーですが「他社からも良い評価をもらっている」ことも伝えるようにしてください。
競争相手がいなければ、より良い条件を出す動機が無いので足元を見られます。入社日交渉するにも交渉する理由が無いので調整が難しくなります。
また他社で評価を得ている=自分達が欲しい人材であることの裏付け、にもなるのでオファー内容を上げてくれる可能性があります。評価は絶対評価をしつつも最終的には相対評価で決まるので、こうした交渉テクニックはちゃんと使うようにしましょう。
体験談!日本M&Aセンターの中途1次・2次面接で聞かれた質問

日本M&Aセンターの平均給与を他ファームと比較
日本M&Aセンターの年収をBig4系FAS各社と比較した記事はコチラです。
どの企業も積極的に採用をしていますが、自分が目指す年収やキャリアを実現できるのはドコカ、興味がある方は参考にしてくださいね。
日本M&Aセンターへの転職を成功させる転職エージェント!

新型コロナウイルスの流行により、転職市場は1次的に止まりましたが、冒頭に御紹介したとおり日本M&Aセンターは中途採用を積極的にすすめています。
確かに、航空業界やエンターテイメント業界等、引続き厳しい状況下にある業界もあります。
一方で、日本M&Aセンターは日本に数多く存在する中小企業の経営者の高齢化と後継者不足が深刻であり、引続き業績を伸ばしています。
そんな日本M&Aセンターへの転職を成功させるには、M&A仲介業のキャリア支援実績が豊富な転職エージェントに相談することが非常に大切です。
ただ、なかには一見実績がありそうなテイできて、実は専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントもいます。そういう人かな?と思ったら、以下の条件を明確に伝えましょう。
- 目的を明確に伝える(情報収集・転職活動など)
- 企業から直接聞いた生の求人情報を知りたいこと
- 過去の具体的な転職成功者の経験やスキル事例
- 転職支援の成功/失敗事例(出来るだけ具体的に)
- 日本M&Aセンターが選考で重要視していること
有効求人倍率など、一般論だけを話してくる人は要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いている具体的な生の話を確認しましょう。
編集部
転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
外資系企業への転職支援に強い:JACリクルートメント
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/
『JACリクルートメント』は日系大手企業や外資系企業の「ハイキャリア」求人が多い転職エージェントです。
転職エージェントとしては、リクルート・dodaに続く第3位で、外資・内資問わずコンサルティングファーム各社への転職支援実績も多く、過去の選考通過者に聞かれた質問・回答例を豊富に教えてくれたのが印象的でした。(もうそれに従っておけばOKという感じです)
更に、キャリアコンサルタントを務める担当者のレベルが高く、会社全体で選考の通過率の高さを目標に掲げています。
その為、求人企業の採用ニーズを役員・人事・面接官レベルで熟知していて「次の面接官の●●さんは、■■の経歴で▲▲の観点で深堀されます」など、人事や面接官に合わせた超具体的なアドバイスがもらえます。その結果、書類・面接の選考通過率が非常に高かったです。

JACリクルートメントの社内組織は業界担当制で、採用企業と転職希望者を同じ人が担当します(リクルートやdodaは採用企業担当と転職希望者担当を別の人が担当しています)。その結果、私達(=転職希望者)への説明が、実際に採用企業から直接聞いた話をもとに話しているので、的確で具体的な転職アドバイスができます。
日本M&Aセンターへの転職支援では、担当する面接官がどういう人で、どういう質問をするかを知っておくことが非常に大切です。
実際に私達がJACリクルートメント経由で選考を受ける時でも、JACリクルートメントのキャリアコンサルタントの方は、過去の面接通過者が受けた質問と通過した回答を実績として蓄積しており、具体的にどういう回答をすればよいかを事前に教えてくれました。
転職支援が手厚いのでFASやM&A仲介への転職支援でも、かなり高い選考通過率を実現できます。限られた時間でハイキャリアを目指す方にはとてもよい転職エージェントだと思います。
▼JACリクルートメントに相談した方がいい方
- 日本M&Aセンターの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 外資系を中心に中長期的なキャリアを相談したい
- 日本M&Aセンターの他にBig4や戦略系ファームなど幅広く求人を知りたい
金融業界への支援実績多数:KOTORA(コトラ)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.kotora.jp/
『コトラ』は金融・FAS・コンサル業界の転職支援に強い転職エージェントです。
コンサルティング業界のなかでも近年活発なM&Aやアドバイザリー業界にも詳しく、コンサル・金融業界への転職を考えている場合は、登録しておきましょう。
特に、最近はこの奈良さんという方がTwitterやnoteで積極的に情報発信していて業界未経験の方は参考になると思います。
実際にKOTORAのウェビナーに参加しましたが、各ファームの実態をしっかりと説明していて「本気でミスマッチを起こさないよう丁寧な説明をしてるんだな」と思える内容でした。
コンサルも金融も経験や年収面では魅力的な業界ですが、短期で離職してしまう方も多い業界でもあります。(実際に私達もチームに明らかなミスマッチで入社して苦労した人を何人も見てきたので)
▼KOTORA(コトラ)で紹介される求人傾向
- 日本M&Aセンターの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 日本M&Aセンターをはじめコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- 日本M&Aセンターに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
高年収オファーを企業から直接もらう:ビズリーチ(Bizreach)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
日本M&Aセンターを始め多くのコンサルティングファームはBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、日本M&Aセンターに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。
最近は、様々なコンサルティングファームやFAS・M&A仲介企業が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- 金融・IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- 金融・IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的な日本M&Aセンター等の企業から直接話を聞いてみたい
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います
私達は転職活動の時に複数の転職エージェントに登録して各社を「比較・評価」します。比較することで、より良い転職エージェント・求人を探せるのでメイン1社・サブ2社の合計3社は登録しておきましょう。
多くの人が1社だけ衝動的に登録して転職活動をしていますが、「同じ会社でも転職エージェントによって年収やポジションが違った」なんてこともよくあり、本当は年収100万上げて転職できたのに・・・なんてことにもなりかねません。
よって、転職エージェントは3社以上に登録して、紹介求人が魅力的で対応が丁寧なエージェントと関係を作っていくことをやってみてくださいね。
まとめ:日本M&Aセンター転職組の中途採用通過率UP
日本M&Aセンターへの中途転職を体験した方の体験談をもとに、中途面接の対策を纏めさせていただきました。
最近は、過去の質問例や対策本が沢山でていますので、しっかりと準備して皆さんが希望するキャリアを実現していただきたいと思います。
業界・企業・転職という観点で情報収集をしたり、対策を練られると良いかと思います。
例えば「会社四季報」や「コンサルティング業界大研究」等で業界全体の動きや特徴を把握します。
次に日本M&Aセンターは上場企業ですのでIR資料を読むことができます。
企業の業績や平均年収は載っていますし、どういう人材を必要としているかを知ることもできます。
転職という観点では、日本M&Aセンターの創業者や現職パートナー陣のインタビュー記事を日経新聞やビジネス情報誌で探して読んだり、転職エージェントに相談して日本M&Aセンターの生の情報を教えてもらうこともできます。
転職エージェントから求人票をもらうことで、求人要件として「どういう人・能力」を欲しているかを知ることができます。
更に、個人の転職対策では記事中で紹介したmotoさんの「転職と副業のかけ算」等で、何を準備するべきかを知ることができます。
私達も様々な方の体験談や私達がコンサルティング業界で働いた経験をもとに、情報を御紹介していきたいと思っています。
様々な情報ソースを使い、皆さんが目指すキャリアを実現される実現されることを願っています!