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日本マイクロソフトの中途採用!転職組の選考フロー別の面接内容と対策:カジュアル面談・Webテスト・1次・最終面接の選考フロー別の通過ポイントと年収交渉術

こんにちは。転職note編集部です。

世界最大規模のテクノロジー企業である日本マイクロソフトへの転職を検討されている方も多いのではないでしょうか。

日本マイクロソフトは東洋経済オンラインの「入社が難しい有名企業ランキングトップ200社」で28位に位置づけられ、入社難易度62.0を獲得するなど、その高いブランド力と転職難易度の高さで知られています。また、OpenWorkによる年収ランキングでは業界15位と高い待遇水準を誇っています。

しかし、適切な準備と戦略があれば、中途採用での転職は決して不可能ではありません。実際に、第二新卒や未経験からの転職成功者、バックオフィス出身から技術営業への転職を果たした方など、多様なバックグラウンドからの転職事例が存在します。

本記事では、日本マイクロソフトの公式採用情報、転職成功者の体験談など、信頼性の高い情報源を基に、日本マイクロソフトへの中途転職を成功させるための具体的な戦略をお伝えします。

本記事で得られる情報・解決する悩み


  • 日本マイクロソフトの中途採用選考フローと対策方法
  • 日本マイクロソフトの面接で実際に聞かれる質問と模範回答
  • 日本マイクロソフトの年収体系と労働環境の実態
  • 日本マイクロソフトで転職を成功させる具体的戦略
  • 他サイトでは読めない独自情報を多数掲載

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目次

日本マイクロソフトの最新組織体制と事業戦略

日本マイクロソフトの最新組織体制
6つの事業本部体制による専門性強化

日本マイクロソフトは2024年現在、以下の6つの事業本部体制で事業を展開しています:

  • エンタープライズ事業本部:大企業向けのMicrosoft 365、Azure、AI Copilotソリューション提供
  • パブリックセクター事業本部:官公庁・自治体向けDX推進及び政府系クラウド基盤整備
  • 中堅中小企業(SMB)事業本部:中小企業向けクラウド導入及び生成AI活用支援
  • インダストリアル&製造事業本部:製造業特化型IoT、AI、スマートファクトリー構築支援
  • 金融サービス事業本部:銀行・証券業界向けデジタル変革及び規制対応ソリューション
  • コンシューマー&デバイス事業本部:個人向けWindows、Surface、Xbox製品及びサービス

日本マイクロソフトの注力事業分野とAI戦略

日本マイクロソフトは2024年において、以下の領域に特に注力しています:

  • 生成AI(Microsoft Copilot)の全企業・官公庁への導入支援
  • Azure GPUクラスターによる高度なAI/ML基盤構築
  • 政府デジタル・ガバメント構想に対応したクラウド移行支援
  • Microsoft 365とTeamsによるハイブリッドワーク環境整備
  • 中堅中小企業向け862社のDX推進プログラム拡大

これらの戦略により、2024年に発表した4,400億円の国内投資計画(AI及びクラウド基盤強化)を通じて、300万人へのリスキリング機会提供と日本初のMicrosoft Research Asia-Tokyo設立を推進しています。

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日本マイクロソフト2025年最新中途採用傾向と採用実績


出典:日本マイクロソフト株式会社 会社概要

日本マイクロソフトは2025年1月時点で64件の中途採用求人を公開し、中途採用比率85%超という積極的な中途採用戦略を推進しています。

【2025年最新】日本マイクロソフトの実績データ

  • 2025年1月求人数:64件の中途採用求人(公式採用サイト掲載分)
  • 2024年新卒採用実績:55名から60名程度
  • 年間採用目標:新卒50名から60名程度
  • 中途採用比率:85%超(全採用の約8割以上)
  • 従業員数:3,219名(2025年4月1日現在)
  • 平均勤続年数:4年から5年(外資系企業特有の流動性)

日本マイクロソフト中途採用者のバックグラウンド構成(2024年実績)

出身業界割合具体例
ITサービス業界35%SIer、ITコンサル、クラウドベンダー
外資系テック企業28%Google、Amazon、IBM、Oracle
日系大手企業22%製造業、金融、商社、通信キャリア
コンサルティング10%Big4、戦略系、専門コンサル
その他5%スタートアップ、官公庁、研究機関

IT業界経験者が多いものの、他業界出身者も積極採用しており、多様なバックグラウンドからのチャンスがある一方、選考難易度は非常に高く(偏差値74)、3から5回の面接を通過する必要があるため、徹底した対策が重要です。

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転職検討者なら必見!日本マイクロソフトの中途採用選考プロセス

日本マイクロソフトの中途採用選考プロセス

日本マイクロソフトの中途採用の選考プロセスは、「応募→書類選考→WEBテスト(玉手箱)→面接(3〜5回)→内定」で行われます。

STEP

応募:選考倍率 10〜50倍(64件の求人、高倍率競争)

日本マイクロソフトへの転職の応募では、Microsoft公式採用サイト、ビズリーチ、LinkedIn等のダイレクトソーシングサイト、転職エージェント経由で応募することができます。中途採用比率が85%を超える企業のため、積極的に中途採用を行っています。

STEP

書類選考: 通過率30〜40%程度

職務経歴書やレジュメを提出します。外資系企業特有の成果重視の評価により、具体的な数値成果と英語力が重要視されます。Microsoft製品の知識や経験、クラウド関連のスキルがあると有利です。Growth Mindsetという企業文化にマッチする学習意欲や変化への適応力を示すことが重要です。職種によっては5〜8年以上の実務経験が必要となることがあります。

STEP

WEBテスト(適性検査):通過率約70%

適性検査は玉手箱形式で、言語・数学・性格テストが実施されます。新卒採用とは異なり、中途採用では基本的な論理思考力を測定する程度の難易度です。職種によってはTG-WEBや英語のWEBテストも追加で実施される場合があります。性格診断では、マイクロソフトの価値観(Respect、Integrity、Accountability)に沿った回答を心がけることが重要です。

STEP

中途採用の1次面接

採用マネージャーやシニアメンバーとの面接が行われます。転職理由、過去の実績、チームでの協働経験について詳しく質問されます。STAR法(Situation、Task、Action、Result)で具体的な成果をアピールすることが重要です。技術職の場合は、技術的な問題解決能力も評価されます。

STEP

中途採用の2次・3次面接

部門のマネージャーや他部門の関係者との面接が複数回実施されます。「なぜマイクロソフトか?」「どのように貢献できるか?」といった志望動機の深堀りと、異なる視点からの適性評価が行われます。文化的適応性(Culture Fit)とリーダーシップポテンシャルが重視されます。

STEP

中途採用の最終面接

ハイアリングマネージャー(採用責任者)や人事部門の幹部との最終面接が実施されます。戦略的思考力、長期的なキャリアビジョン、マイクロソフトでの成長イメージについて質問されます。給与や待遇に関する条件交渉もこの段階で行われることが多いです。

STEP

中途採用のオファー

無事選考を通過すると内定のオファーが出ます。最終面接から1〜2週間程度で連絡があることが多いです。オファー面談では、具体的な配属先、年収、ストックオプション、福利厚生について詳細な説明が行われます。バックグラウンドチェックと健康診断も実施されます。

日本マイクロソフトの中途採用募集職種

日本マイクロソフトのサイトには募集中の職種が一覧で紹介されています。
外資系企業らしく、各職種で求める能力や経験を明記した詳細なジョブディスクリプションが用意されています。

2025年1月時点で64件の中途採用求人が公開されており、採用後のミスマッチを防ぐため、職務内容や期待される成果が明確に記載されているので事前に必ず確認しておきましょう。

事前に読んでおくと職種毎で求められている能力や経験の違いから、その仕事の特徴とキャリアパスが見えてくるのでオススメです。

  • 営業、技術営業
  • マーケティング、オペレーション
  • カスタマーサクセス、サービス
  • テクニカル、エンジニアリング
  • サポートエンジニア
  • 管理部門(ファイナンス、人事、法務等)
  • データセンター
  • リサーチ(Microsoft Research Asia-Tokyo)
  • ビジネス ディベロップメント
  • エヴァンジェリスト
  • ハードウェア開発(Surface チーム)
  • ITオペレーションズ
  • 政策渉外・法務
  • サプライチェーン マネジメント

日本マイクロソフトは公式サイトでの採用やLinkedIn、ビズリーチでの直接採用、アクシスコンサルティング等のハイエンド向けの転職エージェントが中心です。

中途採用比率が85%を超える企業のため、転職エージェント経由よりもダイレクトリクルーティング(企業から直接アプローチ)の割合が高いのが特徴です。LinkedInプロフィールを充実させておくと、採用担当者から直接コンタクトを受ける可能性が高まります。

また、定期的に開催される採用イベントやカジュアル面談から選考に進むケースも多いため、積極的に参加することをお勧めします。

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日本マイクロソフトの中途採用転職
書類選考突破のための職務経歴書作成術

日本マイクロソフトの中途採用転職
書類選考の評価基準

日本マイクロソフトの書類選考では、職務経歴とマイクロソフトの事業領域(AI・クラウド技術、デジタル変革支援)との関連性が最重要視されます。

2025年現在、64件の中途採用求人が公開されており、書類選考から内定まで平均58日という選考期間の中で、職務経歴書の質が合否を大きく左右します。

書類選考で高評価を得るポイント

  • クラウド技術経験の具体化:Azure、AWS、GCP等のクラウドプラットフォームでの実務経験を詳述
  • 数値による成果表現:システム効率化率、コスト削減額、プロジェクト規模等を明記
  • AI・機械学習プロジェクト経験:TensorFlow、PyTorch等の使用技術と具体的な成果
  • デジタル変革支援実績:企業のDX推進、業務プロセス改善の具体的な貢献内容

【テンプレート付き】日本マイクロソフト転職合格者が使った職務経歴書の構成

日本マイクロソフトの中途採用選考で評価される職務経歴書で、どのような内容を書いて良いか分からない方は、以下の構成で作成して転職エージェント等の日本マイクロソフトの中途採用に詳しい方々に観てもらってください。

逆に自分が大丈夫だ!と思ってもテック企業毎に観られる観点も違いますし、時勢的に評価される項目が部署毎に違ったりします(例えば、昨今だとAI・生成AI関連技術の実績など)。そういう最新の観点や企業側のニーズをふまえてブラッシュアップするならJACリクルートメントのようにハイクラス転職に特化してキャリアを支援している転職エージェントに相談するのが確実です。

日本マイクロソフト中途採用特化型職務経歴書テンプレート

【タイトル】 職務経歴書 – エンタープライズ向けクラウド・AI技術への挑戦

【職務要約】(150-200文字)
○○業界で×年間、主にクラウド基盤構築・AI技術活用による業務改革に従事。□□プロジェクトでは年間◯億円のコスト削減とDX推進を実現。日本マイクロソフトの強みであるAzure・AI技術を活用したエンタープライズ向けソリューション提供で、これまでの経験を活かし企業のデジタル変革を支援したい。

【主要実績】(数値で表現)

  • クラウド移行効率向上:オンプレミスからAzureへの移行で運用コスト30%削減(プロジェクト期間8カ月)
  • AI活用による業務自動化:機械学習モデル実装により年間2.8億円の業務効率化を実現
  • システム可用性向上:Azure基盤でのサービス稼働率を99.5%から99.9%に改善

【日本マイクロソフトへの貢献可能性】
エンタープライズ環境でのクラウド・AI技術実装経験とプロジェクトマネジメント経験を活かし、クライアントの業務実態を深く理解した実現可能性の高いデジタル変革提案が可能。特にAzure・Microsoft 365を活用したエンタープライズ向けソリューション提供に貢献したい。

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日本マイクロソフトの中途採用対策!適性検査(玉手箱)対策

日本マイクロソフトの中途採用対策!適性検査(玉手箱)対策

日本マイクロソフトでは書類選考通過後に玉手箱による適性検査が実施されます。

玉手箱試験概要

  • 実施形式:Webテスト(自宅受験)
  • 試験時間:言語・数学・性格検査で合計約45分
  • 出題形式:玉手箱形式(計数・言語・性格の3科目構成)
  • 対策の重要性事前対策必須(ボーダーが8~9割と高水準のため)

日本マイクロソフトの中途採用対策!WEBテストの玉手箱対策のポイント

言語問題の特徴

  • 論理的読解中心(GAB形式・IMAGES形式・趣旨把握)
  • 文章理解力と論理的思考力を重視
  • 制限時間内での正確な読解が要求される

数学問題の特徴

  • 四則逆算、図表読み取り、表の穴埋めが主要パターン
  • 制限時間で出題形式が判別可能(9分・15分・20分)
  • 計算精度とスピードが合否を分ける重要要素

【体験談】玉手箱対策の実際
「外資IT企業では玉手箱が主流と聞いていましたが、マイクロソフトのボーダーは予想以上に高く8割以上が必要でした。特に四則逆算は時間との勝負で、専用の対策で解法パターンを身につける必要がありました。2週間程度しっかり対策すれば十分対応できます。」(転職成功者・31歳女性)

玉手箱は問題形式や解法パターンを事前に知って、慣れておくだけでも正答率がかなり上がります。試験当日に見慣れない問題形式に戸惑わないで済むように、事前に一度は解いて準備しておきましょう。

日本マイクロソフトの中途採用
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と対策

日本マイクロソフトに限らず、各外資IT企業の中途面接では、面接官が人事ではなく、現場のマネージャーやリーダークラスが務めることが多いです。

現場のマネージャーは、まずスキルやポテンシャル、そして企業カルチャーへの適応性を見ます。テクノロジー分野で活躍できる可能性が高いか、未経験でもチームの中で価値を発揮するイメージが持てるか、Growth Mindsetを持って継続的に学習・成長できるか、という観点で評価しています。

もちろん応募している求人が必要とする技術的経験や知識を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも重視されます。

日本マイクロソフトの中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と内容

  • 面接官:所属部署のマネージャー、もしくはリーダークラス(1~2名)
  • 時間:約30分~1時間
    ※人事が同席する場合もあり
  • 内容:通常面接+技術的質問(部門により異なる)
    ※カルチャーフィットの確認も重視

質問自体に特殊なものはなく、自身の経験を回答に盛込み、Growth Mindsetを体現していることを示すことがポイントです。

  • 自己紹介
  • 経歴・実績の詳細確認
  • テクノロジー業界の志望理由
  • 日本マイクロソフトを志望する理由
  • 日本マイクロソフトで何を実現したいか
  • 英語スキルとグローバル対応力
  • 応募職種に求められる技術スキルや経験の確認

日本マイクロソフトの中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の通過率の上げ方

先にお伝えした通り、「自己紹介」と「経歴・実績」を「テクノロジー業界の志望理由」や「日本マイクロソフトを志望する理由」の根拠として盛り込めると説得力のある志望理由として伝えられます。

また、「日本マイクロソフトを志望する理由」は、他のGAFAMや外資IT企業との違いの切り口がポイントになります。切り口は様々ですが、違いを出すためにできる2つの方法があります。

  • 知合いの日本マイクロソフト社員や外資IT勤務の方と会話して「生の声」を入手する
  • 転職エージェントに相談して各社の違いとカルチャーの特徴を把握する

これができると「ネット情報に加えて、1次情報を自ら集めて違いを語る」ことができ、他の候補者との違いも出せます。

最終的には面接官の納得感が全てです。
自分一人で満足せず、転職エージェントに話して聞いてもらい(難しければメールで)、納得感があるか確認しましょう。

日本マイクロソフトの中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の体験談 実際に聞かれた質問

1次面接では基本的な経歴確認と志望動機、Growth Mindsetを体現する能力とカルチャーフィットが評価されます。所属部署のマネージャー、もしくはリーダークラスが面接官を務め、約30分~1時間程度実施されます。

自己紹介をお願いします

体験談(システムエンジニア出身者):「前職では大手SIerでクラウド移行プロジェクトのリーダーとして5年間従事していました。オンプレミスからAzureへの移行案件を中心に、20社以上のプロジェクトを成功に導きました。特に金融機関の基幹系システム移行では、チーム25名を統括し、6ヶ月の短期間でゼロダウンタイムでの移行を実現しました。この経験を通じて、技術的な課題解決力だけでなく、ステークホルダーとの調整力とプロジェクトマネジメント力を磨きました。」

これまでの業務経験を詳細に教えてください

体験談(営業出身者):「最も困難だったのは、既存顧客の事業環境変化に対応したソリューション提案でした。コロナ禍でリモートワーク導入が急務となった製造業のお客様に、Microsoft 365とTeamsを活用した働き方改革を提案する案件でした。お客様の業務フローを詳細に分析し、セキュリティ要件を満たしながら生産性を向上させるソリューション設計を行いました。結果として、導入後3ヶ月で業務効率が40%向上し、年間契約金額も従来の3倍に拡大することができました。」

なぜテクノロジー業界に転職したいのですか

体験談(コンサルティング業界出身者):「前職では戦略コンサルティングを通じて企業の課題解決に取り組んでいましたが、提案だけでなく実際にテクノロジーを活用した解決策の実装まで携わりたいと考えたからです。特にAI・クラウド技術の急速な進歩により、従来とは全く異なるアプローチで企業の本質的課題を解決できる時代になりました。テクノロジーを通じて、より多くの企業・社会にインパクトを与えながら、自分自身も技術的専門性を高めていきたいと思います。」

なぜマイクロソフト?なぜこの部署を志望するのですか

体験談(製造業出身者):「日本マイクロソフトを志望する理由は3つあります。1つ目は、Azureを中心としたクラウドプラットフォームの技術的優位性です。特にエンタープライズ向けの堅牢性とスケーラビリティは他社を圧倒しています。2つ目は、Growth Mindsetを重視する企業文化です。失敗を恐れず挑戦し、学習し続ける姿勢が評価されることに強く共感しました。3つ目は、グローバルでのインパクトです。日本で培った知見を世界に展開できる可能性があります。この部署を志望する理由は、製造業でのDX推進経験を活かして、Japanese Industry向けソリューション開発に貢献したいからです。」

あなたの強みと弱みを教えてください

体験談(IT企業経験者):「強みは、技術的課題を多角的に分析して最適解を導く力です。前職では、複数のクラウドサービスを組み合わせた統合ソリューション設計を得意としており、お客様の要求を技術仕様に落とし込む能力には自信があります。また、グローバルチームとの連携経験も豊富です。弱みは、新しい技術領域への学習に時間をかけすぎることです。品質にこだわるあまり、時に効率性を犠牲にしてしまうことがありました。現在は、MVP(Minimum Viable Product)の考え方を取り入れ、段階的な改善アプローチで効率と品質のバランスを取るよう改善しています。」

マイクロソフトの企業文化についてどう思いますか

体験談(金融業界出身者):「Growth Mindsetという考え方に強く共感しています。特に『Learn-it-all』の姿勢は、テクノロジー業界で長期的に活躍するために不可欠だと考えています。前職でも新しい規制や技術変化に対応するため、継続的な学習を重視してきました。また、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みも素晴らしいと思います。多様なバックグラウンドを持つメンバーが協働することで、イノベーションが生まれやすい環境が整っていると感じます。私自身も異なる視点を持つチームメンバーと協働し、お客様により価値の高いソリューションを提供したいです。」

入社後どのような貢献ができると考えますか

体験談(システムエンジニア出身者):「技術的専門性とお客様視点の両方を活かして貢献できると考えています。具体的には、Azureを活用したエンタープライズ向けソリューションの設計・提案において、実装の複雑性やリスクを事前に予測し、お客様にとって最適なアーキテクチャを提案できます。また、プロジェクトマネジメント経験を活かして、チーム内のコミュニケーションハブとしても機能したいです。さらに、日本企業特有の課題や文化的背景を理解しているため、グローバル標準のソリューションを日本市場に適応させる際の橋渡し役としても貢献できると思います。」

逆質問:質問はありますか

体験談(営業出身者):「マイクロソフトのGrowth Mindset文化について、実際のチーム運営ではどのように実践されているのでしょうか。特に、失敗から学ぶ機会やフィードバック文化について具体例を教えてください。また、この部署でのキャリア開発機会について、どのような成長パスが用意されているか知りたいです。グローバルチームとの協働機会や、新しい技術領域への挑戦をサポートする制度についてもお聞かせください。」面接官からは具体的な事例を交えた回答をいただき、企業文化や成長機会についてより深く理解できました。

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日本マイクロソフトの中途採用!
転職者向けの2次面接/二次面接対策

日本マイクロソフトの中途採用!
転職者向けの2次面接/二次面接対策

2次面接も面接官が人事ではありません。
1次面接よりも上位のシニアマネージャー・ディレクタークラスが面接官となります。面接の形式と内容は以下となります。

日本マイクロソフトの2次面接/二次面接の形式と内容

  • 面接官:多くの場合は1名 シニアマネージャー、もしくはディレクター
  • 時間 :約1時間
  • 内容 :通常面接、技術面接・ケース面接の場合もあり
    *今回は、面接の場合を前提として御紹介します

2次面接で聞かれる内容は、1次面接と大きく変わりません。
ただし、経歴や実績、そしてテクノロジー業界や日本マイクロソフトを志望する理由を深堀りされます。

大事なのは、筋の通ってない論理や自分の主張を押し通そうとするのではなく、面接官の納得感を確認しながら、「なぜ?なぜ??」という質問に真摯に考えようとする姿勢が大事です。

また、一般的な面接のほかに「技術面接」または「ソリューション提案面接」が行われることもあります。

これはテクノロジー業界に入って何年か経験すると分かりますが、「納得感のない主張を強固に続ける部下」はかなりメンドクサイです。

そして、中途社員は前職での成功体験がある分、この傾向が強いです。質問や指摘を誠実に受け止めて考えてくれれば成長の余地があるので、そういう誠実さ・素直さをまず大切にしましょう。

(ぶっちゃけるとテック未経験の場合は技術スキルは程度の差はあれ50歩100歩ですし、Growth Mindsetで努力できれば、後からどうとでもなります)

面接準備では、「なぜ」の他に「他にないか?」を考えておくことがポイントです。例えば、「●●という施策によりxxという目標を達成することができました。」と主張した後に、「なぜ目標を達成できたか」は多くの受験者が準備しています。

同時に「より高い目標を達成する方法はないのか」という自身の実績の他に、よりよくする方法があるかを考えておくとよいでしょう。この点を考えるクセを付けておくと、回答の幅も広がります。

日本マイクロソフトの面接では、面接官の方がかなり強くロジックを確認する場合があります。

そういう場合も、冷静に相手が聞きたいことに答えられているか、何を聞かれているのかを丁寧に確認して、回答するように努めることが大切です。

日本マイクロソフトの中途採用対策!
転職者向けの2次面接/二次面接の体験談!実際に聞かれた質問

2次面接では専門スキルとソリューション提案能力がより深く評価されます。現場のシニアマネージャーやディレクターが面接官を務め、技術的な深堀りや具体的なソリューション提案が問われます。

製造業クライアントがクラウド移行を検討している場合、どのようなソリューションを提案しますか

体験談(システムインテグレーター出身者):「まず現行システムの可視化とリスク評価を実施します。製造業では基幹系システムの可用性が重要なため、Azure Site Recoveryを活用した災害対策とAzure Backupによるデータ保護を提案します。移行戦略としては、段階的移行(Rehost→Refactor→Rebuild)により業務影響を最小化します。IoTデータ活用のためAzure IoT Hub、予知保全のためAzure Machine Learning、可視化のためPower BIを組み合わせたソリューションで、移行によるコスト削減だけでなくビジネス価値向上も実現できます。」

あなたが担当したプロジェクトで最も技術的に困難だったものについて詳しく教えてください

体験談(金融業界SE出身者):「金融機関の勘定系システムをレガシーからモダンアーキテクチャに移行するプロジェクトでした。24時間365日稼働の要求に対し、ゼロダウンタイムでの移行が必要でした。技術的な解決策として、Azure Application Gatewayとコンテナオーケストレーション(AKS)を活用したBlue-Green Deploymentを実装しました。データ同期にはAzure Data Factoryでリアルタイム同期を構築し、整合性チェックのための監視システムも開発しました。結果として、完全無停止での移行を実現し、処理性能も従来比40%向上させることができました。」

デジタルトランスフォーメーションにおけるクラウド活用の重要性をどう考えますか?

体験談(ITコンサルタント出身者):「DXにおけるクラウドは単なるインフラではなく、ビジネス変革の基盤だと考えています。3つの価値があります。1つ目は俊敏性です。新サービスの迅速な立ち上げと市場変化への適応が可能になります。2つ目はスケーラビリティです。ビジネス成長に応じたリソースの柔軟な拡張ができます。3つ目はイノベーションです。AI・IoT・ビッグデータなどの最新技術を迅速に活用できます。前職では、小売業クライアントにAzure Cognitive ServicesとAzure Synapse Analyticsを活用した顧客行動分析システムを導入し、売上20%向上を実現しました。」

クライアントがコスト削減を優先してクラウドセキュリティを軽視している場合、どう説得しますか?

体験談(セキュリティエンジニア出身者):「まず具体的なリスクを定量化して示します。情報漏洩発生時の損失額(平均4億円)、業務停止による機会損失、レピュテーションリスクを数値で可視化します。その上で、Azure Security Centerによる統合セキュリティ管理により、セキュリティ強化と運用コスト削減の両立が可能であることを提案します。例えば、従来の個別セキュリティ製品導入と比較して、Azureのセキュリティサービス(Azure Sentinel、Azure Defender)活用により40%のコスト削減と24時間監視体制の実現を両立できることを、ROI計算で示して理解を得ます。」

日本マイクロソフトでやりたいことと、5年後のキャリアビジョンを教えてください

体験談(営業出身者):「日本マイクロソフトでは、Azure中心のクラウドソリューション提案を通じて、日本企業のデジタル変革を支援したいと考えています。特に製造業・金融業での経験を活かし、業界特化型のソリューション開発とお客様へのコンサルティング営業に取り組みたいです。5年後は、インダストリアルIoTやFinTech領域の専門家として、アジアパシフィック地域でのソリューション展開を主導できるポジションを目指しています。また、パートナー企業との協業により、よりイノベーティブなソリューション創出にも貢献したいと考えています。日本マイクロソフトのグローバルネットワークを活用して、自己成長と社会貢献を実現したいです。」

2次面接・3次面接と続く場合もありますが、最終面接に続きます。

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日本マイクロソフトの中途選考
最終面接(オファー面談)

日本マイクロソフトの中途選考
最終面接(オファー面談)

最終面接はある場合もありますが、オファー面談といって1次・2次面接のフィードバックと評価、配属先や年収・入社時期の提示を受ける場であることが多いです。

オファー面談を組む段階で他社の選考状況を聞かれるのがセオリーですが「他社からも良い評価をもらっている」ことも伝えるようにしてください。

競争相手がいなければ、より良い条件を出す動機が無いので足元を見られます。入社日交渉するにも交渉する理由が無いので調整が難しくなります。

また他社で評価を得ている=自分達が欲しい人材であることの裏付け、にもなるのでオファー内容を上げてくれる可能性があります。

中途採用の評価は絶対評価をしつつも最終的には他の転職希望者との相対評価(採用枠数に対して選考に残っている人でより良い人が受かる)で決まります。

その場合、「他社でも高い評価を得ている人材」の方が、よりよい人だと思ってもらえる可能性が高くなります。こうした交渉テクニックはちゃんと使うようにしましょう。

日本マイクロソフトの中途選考|最終面接の形式と内容

  • 面接官:人事・配属想定先部署の役職者(本部長・ディレクター等)
  • 時間 :約30分~1時間
  • 内容 :通常面接(オンライン・対面)

何が聞かれる?実際に聞かれた質問
日本マイクロソフトの中途選考|最終面接の内容

日本マイクロソフトに転職して、やりたい仕事は何か?

1次や2次面接と変わらず、回答させていただいたことを端的にお伝えしました。クラウドソリューション提案を通じて日本企業のデジタル変革を支援したいということと、Azure技術を深めながらグローバルでのキャリア展開も視野に入れていることをお話しさせていただきました。

周囲と協力してプロジェクトをやり遂げた経験を教えてください

前職もIT系だったので開発チームとの連携だけでなく、お客様やパートナー企業等の様々なステークホルダーと協力した経験を回答しました。特にクラウド移行プロジェクトでどのような立場だったか?どんな課題があり、どう解決したのか?等を追加で質問いただきました。Growth Mindsetを体現してチーム全体で学習し成長した点も評価いただけました。

仕事への考え方や困ったときの対処等、その場で考えさせるような質問

面接官の方も笑いながらだったので、その場での対応だったのかなと思います。これまでの自分のアピールや行動原理との一貫性、お客様への価値提供や技術的成長への意欲などを整理しながらお話しさせていただきました。一問一答というよりは、マイクロソフトの企業文化やGrowth Mindsetについての対話でした。緊張しましたが、和やかな雰囲気でした。

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日本マイクロソフト転職組の中途面接対策!

日本マイクロソフトの会社概要

会社名称日本マイクロソフト株式会社
会社設立年月日1986年2月
本社所在地東京都港区港南2-16-3
品川グランドセントラルタワー
代表者代表取締役 社長 津坂 美樹 (TSUSAKA Miki)
資本金4 億 9950 万円
事業内容ソフトウエアおよびクラウドサービス、
AI・生成AI技術、デバイスの営業・マーケティング
従業員数3,219 名 (2025 年 4 月 1 日 現在)
中途採用率85%超(転職者中心の企業)
平均年収1,293万円

日本マイクロソフトの転職前に見るべき動画

日本マイクロソフトの業績を決算書をもとに全体のレビューから、セグメント別の業績動向まで説明してくれます。

マイクロソフトの事業は、ビジネスツールの「Productivity and Business Processes」、クラウドの「Intelligent Cloud」、個人向けPCの「More Personal Computing」の3つの事業から構成されていて、それぞれの業績や事業の特徴を把握することで、どういう企業なのかを全体観を持って理解することができます。

最初に、決算書を自分でも読んでおくことは大切ですが、最初にこうした解説動画を見ておくことで理解を早めることができます。

マイクロソフトのことを知らない人は少ないと思いますが、逆に思い込みで部分的な理解にとどまっていることも多いので、特に2024年のAI・クラウド基盤への4,400億円投資やCopilotの普及など、最新動向を全体で抑える意味でもこうした動画を見ておくことをお勧めします。

Microsoftの2021年度Q4 決算説明会資料はコチラ

日本マイクロソフトの事業内容

Microsoft Corporationは1975年、ビル・ゲイツらにより創業された、米ワシントン州に本社を置くソフトウェアの開発・販売を行う会社です。

日本マイクロソフトはその日本法人で1986年に設立されました。
日本人社長とアメリカ本社から派遣される社長とを数年単位で交代しながら、本社とも緊密な連携を取って経営されています。

Microsoftのパソコン用OS「Windows」やビジネススタンダードである「Office」製品(Word、Excel、Outlookなど)は、皆さんもなじみがあると思います。

特に新型コロナウイルスの流行により、リモートワークが増えたことで、TeamsやCopilotなどの利用もかなり増えたのではないでしょうか。

近年はMicrosoft Azure、Office 365、Dynamics 365といったクラウドサービスに注力しており、2024年にはAI・クラウド基盤強化に4,400億円の大型投資を発表し、ChatGPTやCopilotなどの生成AI技術の普及に積極的に取り組んでいます。

日本マイクロソフトの社風

日本マイクロソフトの社風

マイクロソフトは、Growth Mindsetを企業文化の中核に据え、ダイバーシティを推進しており、性別や国籍・バックグラウンドなど、多種多様なメンバーを受け入れるフラットな社風です。

特に中途採用率85%超という数字が示すように、転職者を活かす環境は同業他社よりも強く、多様な業界出身者にとって魅力的な会社です。

外資系らしく、責任と裁量を個人に渡し、成果には報酬で返してくれます。平均年収1,293万円という高水準の待遇がその証拠です。一方で、成果に対する評価は厳しく、自ら主体的に仕事に取り組む姿勢が求められます。

日本マイクロソフトの求める人物像

日本マイクロソフトの社長

ロールファンクションやポジションによって求められるスキルはさまざまです。しかし、人物像でいえば共通することが三つあります。

一つ目は、Growth Mindset(成長思考)。失敗を恐れず挑戦し続け、お客様や社会にポジティブなエネルギーを伝染してくれる人です。

二つ目は、ラーニングアジリティ。学習意欲が高く知識を消化する能力を持ち、AI・クラウド技術への飽くなき好奇心があること。

三つ目がインテグリティ。つまり誠実さです。

この三つを持っている方を歓迎します。

出典:日本マイクロソフト 採用HP
日本マイクロソフト代表取締役社長 インタビュー

このインタビューのとおり

  • Growth Mindset(成長思考)で挑戦し続ける姿勢
  • AI・クラウド技術への学習意欲と好奇心がある
  • 誠実である

こうした人物が求められています。

日本マイクロソフトの競合分析

日本マイクロソフトの競合分析

出典:「会社四季報」業界地図2021

競合分析もマイクロソフトの事業セグメントを前提に整理する必要があります。

様々なサービスを提供する大きな企業ほど、企業単位で考えると様々な競合が存在していて比較対象が分からなくなります。

比較対象を特定できないと転職の面接で聞かれる「なぜマイクロソフト?」の質問に答えることができません。(マイクロソフトがいい=他の企業では実現できない、もしくは、実現が難しい、ということなので競合の特定が必要になります)

シバタさんの動画でも紹介されていますが、 マイクロソフトの事業は、ビジネスツールの「Productivity and Business Processes」、クラウドの「Intelligent Cloud」、個人向けPCの「More Personal Computing」の3つの事業から構成されています。

このどの事業に関わるのかを理解すると、競合企業が定義できます。特に2024年以降はAI・生成AI分野での競合関係も重要になっています。

また競合企業を特定するには「会社四季報」の業界地図(冒頭の画像)等、業界単位で企業が整理されている本を見ると簡単に特定できます。

業界全体の動向やAI・クラウド分野の注力テーマも分かると思います。

改めて競合分析の流れは次のようになると思います。

  1. 動画と決算書で事業セグメントを理解
  2. 特定セグメントが属すAI・クラウド業界を会社四季報などで理解
  3. 特定セグメントの業界動向と競合企業(Google、Amazon、Salesforce等)を特定
  4. 競合企業を決算書や動画で理解
  5. 64件の求人を見て募集中の6事業本部や職種で求められているAI・クラウド能力や経験を整理

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日本マイクロソフトへの転職!
カジュアル面談の内容と対策

日本マイクロソフトの中途面接で行われるカジュアル面談の内容と対策をご紹介させていただきます。

  • カジュアル面談の面接官:事業本部マネージャーや人事担当など様々
  • カジュアル面談の実施形式:Microsoft Teams(オンライン)
  • カジュアル面談の所要時間:45分~1時間
  • カジュアル面談の雰囲気:基本的にはカジュアルな雰囲気で選考要素はなく、日本マイクロソフトの6事業本部体制や最新のAI・クラウド戦略について詳しい情報を聞いたり、転職を考えている理由を聞かれるような内容です。

事業本部マネージャーや人事担当など、基本的に日本マイクロソフトの事業戦略や組織体制をよく知っている方が担当し、Microsoft Teamsで質問したり、質問を受ける形になります。

ただ、雰囲気は本当にカジュアルで聞きたいことを色々と聞けるようになっています。

実際に日本マイクロソフトの中途選考で行われたカジュアル面談で聞かれた質問を弊サイトによせられた体験談をもとにご紹介しますね!

日本マイクロソフトのカジュアル面談で聞かれた質問

MS事業本部社員からの御説明

  • 自己紹介
  • MS社員の方の自己紹介と6事業本部での現在の仕事内容

MS事業本部社員から聞かれた質問

  • 私が現職で担当している仕事内容とクラウド・AI関連の経験
  • 今回の転職希望理由
  • 【自由形式】MSでのAzure・Copilot関連の仕事内容に関する質問

MS人事からの御説明

  • 自己紹介
  • 6事業本部の組織体制と中途採用85%超の背景
  • AI・クラウド戦略における期待している役割
  • 日本マイクロソフトの3~5回の中途採用プロセス

MS人事から聞かれた質問

  • 志望動機とGrowth Mindsetへの理解
  • 転職検討の際の希望条件
  • 英語のレベル(グローバル本社との連携)

MS技術系社員からの御説明

  • 自己紹介
  • 日本マイクロソフトの会社説明(4,400億円AI投資計画含む)
  • 所属事業本部の説明
  • Azure・AI・Copilot関連の仕事内容と雰囲気

MS人事から聞かれた質問

  • 自己紹介とクラウド・AI技術経験
  • 【自由形式】基本的にこちらの聞きたいことを質問させてくれました。カジュアルさを大切にしてくれて安心してAzureやCopilotについて疑問に思っていたことを聞くことができました

日本マイクロソフトの転職元と転職先
日本マイクロソフトからのキャリアパス

日本マイクロソフトに転職する方の前職(転職元)と転職先の事例を御紹介します。

あくまで一例ではありますが、外資系IT企業や日系SIerから日本マイクロソフトに転職され、最先端のクラウド・AI技術を習得してキャリアアップという外資系IT企業のキャリアメリットを享受することができます。

日本マイクロソフトは中途採用が85%超と圧倒的に多く、多様な業界からの転職者を積極的に受け入れている会社となっています。

転職元

日本IBMやOracle・NTTデータ・富士通等の外資系IT企業や日系SIerから転職する方が最も多く、アクセンチュア・PwC等のコンサルティングファームからも転職者が多数いらっしゃいます。

日本マイクロソフト

中途採用率85%超と転職者中心の企業で、キャリア採用を積極的に行っています。
中途キャリア採用では学歴より前職でのクラウド・AI技術経験や顧客折衝実績が重要視されます。

日本マイクロソフトからの転職先

GoogleやAmazon・Meta・Apple等のGAFA企業や外資系IT企業への転職で、さらなる専門性向上や年収UPを求める方が一定数いらっしゃいます。

日系大手企業のCTO・CIO等の幹部ポジションやAI・クラウド分野での起業を目指すキャリアアップを図る方も多いです。

日本マイクロソフトへの転職を成功させる転職エージェント!

日本マイクロソフトは2024年にAI・クラウド基盤強化に4,400億円の投資を発表し、急成長を続けています。

従業員数3,219名(2025年4月1日現在)で中途採用率85%超と転職者中心の企業であり、2025年1月時点で64件の中途採用求人を募集するなど、積極的な人材獲得を推進中です。

特にChatGPTやCopilotなどのAI技術需要が急拡大する中、マイクロソフトの「AI-first」戦略への期待が高まっており、転職絶好のタイミングと言えます。

そんな日本マイクロソフトへの転職を成功させるポイントを御紹介します!

ポイント1:6つの事業本部体制の成長分野を把握する
日本マイクロソフトは「エンタープライズ」「パブリックセクター」「SMB」「インダストリアル&製造」「金融サービス」「コンシューマー&デバイス」の6事業本部体制で急成長中です。

特にAI・クラウド案件が急増している「エンタープライズ事業本部」や製造業DX需要が拡大している「インダストリアル&製造事業本部」など、どの分野が最も案件獲得できているかの最新情報が重要です。

ポイント2:中途採用85%超の実績から求められる人材像を分析する
転職元は外資系IT企業が最多で、次に日系SIer、コンサルティングファーム出身者となっており、多様なバックグラウンドを積極採用しています。

自身の経験が日本マイクロソフトの6つの事業本部のどこで活かせるか、どの成長分野にマッチするかを具体的に整理することが内定獲得の鍵となります。

ポイント3:平均年収1,293万円水準の給与テーブルを理解する
平均年収1,293万円という高水準に見合う成果創出能力と、玉手箱形式の適性検査を含む3~5回の選考プロセスへの対策が不可欠です。

特に最近はAzure、Copilot、ChatGPT案件が急増しており、これらの領域での実務経験や知見をアピールできる準備が重要になっています。

この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。

日本マイクロソフトの最新の組織体制や案件動向、2025年度の採用計画を把握している転職エージェントに相談することで、独りでは収集できない具体的な情報と戦略的な選考対策が可能になります。ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の項目を確認しましょう。

IT・コンサルティング業界への支援実績が豊富
アクシスコンサルティング

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/

アクシスコンサルティング』は、全業界のなかでも平均年収が高いコンサルティング業界や事業拡大を進めるIT業界に強い転職エージェントです。

私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、コンサルティングファームやIT企業への転職で入社を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。

日本マイクロソフトへの転職求人は、タイミングによってある時とない時があるかもしれませんが、GAFAMと言われる外資系IT企業へのキャリア支援実績は豊富なので、過去の転職支援者の実績をもとに様々なキャリアを提案してくれます。

各企業の人事や部署の役員・部長クラスとも親交が深く、採用求人だけでなく会社・部署単位の戦略を踏まえて「なぜ人材が必要なのか?」「どういう活躍をして欲しいのか?」をよく理解したうえで、皆さんのキャリアに合致した求人を提案してくれます。

コンサルティング業界やIT業界でのキャリアを考えている方には、オススメできる転職エージェントだと思います。

  • 日本マイクロソフトの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
  • MSをはじめコンサルティング・IT業界でのキャリアを相談したい
  • 過去に日本マイクロソフトに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
  • 応募企業に合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい

マイクロソフトから高年収オファーを直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)

ビズリーチの紹介

おすすめ度:★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp

ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?

ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。

日本マイクロソフトはBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、日本マイクロソフトに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。

ビズリーチの案件紹介
 

最近は、様々な外資系IT企業やコンサルティングファームが求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近は、アマゾンやAWS、Mckinsey等の掲載を見つけて驚きましたw)

企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)

  • IT・クラウド・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
  • IT・クラウド・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
  • 採用に積極的な日本マイクロソフト等の企業から直接話を聞いてみたい

実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。

*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います

スカウトで高年収スカウトをもらう>

私達は転職活動の時に複数の転職エージェントに登録して各社を「比較・評価」します。比較することで、より良い転職エージェント・求人を探せるのでメイン1社・サブ2社の合計3社は登録しておきましょう。

多くの人が1社だけ衝動的に登録して転職活動をしていますが、「同じ会社でも転職エージェントによって年収やポジションが違った」なんてこともよくあり、本当は年収100万上げて転職できたのに・・・なんてことにもなりかねません。

よって、転職エージェントは3社以上に登録して、紹介求人が魅力的で対応が丁寧なエージェントと関係を作っていくことをやってみてくださいね。

まとめ:日本マイクロソフトの中途採用で転職を成功させる秘訣

日本マイクロソフトへの転職面接は技術的な質問と行動面接が中心だからこそ、基本的な業界研究・企業研究が極めて重要になります。

特に2024年以降は、AI・クラウド基盤への4,400億円投資や6つの事業本部体制についての理解度も評価対象となっているため、最新情報のキャッチアップが成功の分かれ目となります。

転職成功のための5つのポイント

  • 最新情報の把握:6事業本部体制、玉手箱形式適性検査、2024年投資計画等
  • STAR手法の活用:構造化された回答で説得力を高める
  • クラウド・AI技術への理解:マイクロソフトの強みであるAzure・Copilot領域の知識習得
  • 転職エージェントの活用:部門別・面接官別の対策情報を入手
  • 複数社受験:場慣れによる緊張感の軽減と回答の改善

最後に、如何に企業のニーズに合わせて自分を伝えるか、という部分では外資系ITに特化しているJACリクルートメントやロバートウォルターズ等に相談するのが最も効果的です。過去の選考通過者が行った対策や聞かれた質問を面接官毎に記録しており、事前に十分な対策を取ることが出来ます。

日本マイクロソフトへの転職では、面接の準備と同時に、転職後に後悔しないように他の方が退職する理由や実現できる生活も確認してみてください。

記事内でも書きましたが、志望度が高い企業の面接の前には、何社か面接を受けるようにしてください。場慣れすることで緊張しなくなりますし、自分の回答に対する面接官の反応を見て、同じ回答でもどういう表現や言い回しがいいのかを推敲しておくことが大切です。

まずは①転職エージェント経由で過去の通過者の傾向や回答を把握すること、②次に緊張しないこと、③相手の反応に合わせて自分の回答をブラッシュアップすること、こうした対策で選考の通過率は激的に上がります。

皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。

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