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難しい?富士通への転職!適性検査から最終面接の徹底対策:志望動機・書類選考・1次面接・2次面接・最終面接の選考フローに沿った通過率を上げるポイント!落ちた?結果通知はいつ?

こんにちは。転職note編集部です。

国内最大級のICTサービス企業である富士通株式会社への転職を検討されている方も多いのではないでしょうか。

富士通は「入社が難しい有名企業」として転職難易度Sランクに位置づけられ、転職市場では常に高い人気を誇る企業として知られています。2023年度の中途採用比率は51.1%となり、中途採用に積極的な姿勢を見せています。

しかし、適切な準備と戦略があれば、中途採用での転職は決して不可能ではありません。実際に、異業界からの転職や第二新卒での入社を果たした方、ITエンジニアとしてスキルアップを目指し転職成功した方など、多様なバックグラウンドからの転職事例が存在します。

本記事では、富士通の公式採用情報、転職エージェントの選考データ、実際の転職体験談など、信頼性の高い情報源を基に、富士通への中途転職を成功させるための具体的な戦略をお伝えします。

本記事で得られる情報・解決する悩み


  • 富士通の中途採用選考フローと対策方法
  • 富士通の面接で実際に聞かれる質問と模範回答
  • 富士通の年収体系と労働環境の実態
  • 富士通で転職を成功させる具体的戦略
  • 他サイトでは読めない独自情報を多数掲載

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多くのコンサルティングファーム・SI企業では、近年デジタル・AI領域の強化に伴い積極的に中途採用を行っています。

一方で、コンサル業界・SI業界の情報が増えた反面、実際のファーム選びや面接対策については、正確な情報に基づいた専門的なサポートが必要不可欠です。特に業界未経験の方は、各ファームの特徴や求められるスキルを詳しく理解することが成功の鍵となります。

MyVisionは200社以上のコンサルファーム・SI企業との強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、あなたの理想の転職を全力でサポートします。

MyVisionは、コンサル業界・SI業界に特化した転職エージェントとして、累計1,000名以上の転職支援実績を誇ります。

独自の「想定頻出問答集」と元コンサルタントによる本格的な模擬面接により、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職を成功させています。

さらに転職後の年収アップ率は95%という圧倒的な実績を持ち、Japan Business Research調べの転職エージェント部門で6項目において高評価を獲得しています。ケース面接対策からキャリア設計まで、転職成功に必要なすべてのサポートを提供しています。

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MyVision マイビジョン コンサル転職

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目次

富士通グループの会社概要と序列・組織構造

富士通の会社概要

社名富士通株式会社
英文社名Fujitsu Limited
本社所在地〒211-8588
神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
富士通テクノロジーパーク
創業日1935年6月20日
資本金324,625,075,436円
代表者代表取締役社長 時田 隆仁
従業員124,000人(富士通グループ連結) 2024年3月31日現在
連結売上高3兆5,501億円(2024年度)
事業概要テクノロジーソリューション
Fujitsu Uvance
ユビキタスソリューション
デバイスソリューション

富士通グループ序列と組織構造

富士通は独立系ITサービス企業として、グループ内での序列と役割が明確に定義されています。主要子会社・関連会社は特定の事業領域に特化した体制を構築しています。

グループ会社売上高序列役割
富士通3兆5,501億円1位ITサービス中核
富士通Japan5,200億円2位国内営業・保守
富士通エフサス3,800億円3位システム構築・運用

元富士通社員、在籍10年、マネージャー職、男性

富士通グループは本体が圧倒的な規模を持ち、子会社・関連会社は特定領域に特化した役割分担が明確です。富士通Japanは国内の営業・保守サービス、富士通エフサスはシステム開発・運用を担当し、本体のグローバル戦略を支える構造になっています。グループ内の転籍も一般的で、キャリアパスとしてグループ会社間での異動も選択肢として用意されています。ただし、本体から子会社への異動が多く、逆は限定的でした。

富士通の事業内容

富士通は3つの主要事業セグメントがあります。

2024年度 セグメント別売上高実績

事業セグメント2023年度
(億円)
2024年度
(億円)
増減額
(億円)
増減率構成比
(2024年)
サービスソリューション21,37522,459+1,084+5.1%63.3%
ハードウェアソリューション11,08011,199+119+1.1%31.5%
ユビキタスソリューション2,7332,517-215-7.9%7.1%
消去・全社-419-675-256-1.9%
合計34,76935,501+731+2.1%100.0%
出典:富士通 2024年度決算説明資料

セグメント別業績ハイライト

  • サービスソリューション:DX・モダナイゼーション商談が力強く伸長し、Fujitsu Uvance売上4,828億円(+31%)、モダナイゼーション売上2,010億円(+70%)を達成。営業利益率12.9%と高収益を維持
  • ハードウェアソリューション:システムプロダクト(サーバ・ストレージ)とネットワークプロダクトを展開。前年の大型商談反動があるも為替効果で微増収。営業利益率5.5%
  • ユビキタスソリューション:2024年4月に欧州ビジネス終息により減収。国内ビジネス集中で採算性改善し、営業利益率12.5%と大幅向上
転職note編集部

ITサービスを基盤事業としつつ、DX・AI領域・グローバル展開に舵を切っています。

2023-2025年度中期経営計画では成長領域として、Fujitsu Uvanceの拡大とモダナイゼーション需要の取り込み、さらにコンサルティング事業の強化を掲げています。

テクノロジーソリューションを中心にクラウド・AI・量子コンピューティングなどの先端技術を活用し、お客様のDX実現と社会課題解決を支援する事業モデルへの転換を加速させています。

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富士通の最新組織体制と事業戦略

富士通の最新組織体制
4つの事業セグメント体制による専門性強化

富士通は2024年現在、以下の4つの主要事業セグメント体制で事業を展開しています:

  • サービスソリューション:DX・モダナイゼーション・クラウドサービスなど、ITサービス事業の中核を担当
  • Fujitsu Uvance:社会課題解決を目指すクロスインダストリー事業モデル(製造・サプライチェーン・消費者体験)
  • ハードウェアソリューション:サーバ・ストレージ・ネットワーク機器等のシステムプロダクト事業
  • ユビキタスソリューション:PC・モバイル・IoT端末等の個人向け・企業向けソリューション

富士通の注力事業分野とDX戦略

富士通は2024年において、以下の領域に特に注力しています:

  • Fujitsu Uvanceによる社会課題解決型ビジネスの拡大
  • 生成AI「Fujitsu Generative AI」の企業向け安全な活用支援
  • 基幹システムのモダナイゼーション(刷新)支援
  • 量子コンピューティング技術の商用化推進
  • コンサルティング事業の強化(グローバルコンサルティングビジネスグループ新設)

これらの戦略により、2025年度にFujitsu Uvance売上7,000億円(前年比45%増)、モダナイゼーション売上2,310億円(前年比15%増)の達成を目指しています。

富士通2025年最新中途採用傾向と採用実績

出典:富士通株式会社 IR資料

富士通は2023年度に中途採用比率51.1%を記録し、積極的な中途採用戦略を推進しています。特にDX人材とグローバル人材の確保に注力しています。

【2024年最新】富士通の採用実績データ

  • 2023年度中途採用比率:51.1%(過去最高水準)
  • 2024年度採用方針:DX・AI・クラウド人材を重点採用
  • 選考期間:2週間~1ヶ月程度
  • 面接回数:一般的に2回(1次面接+最終面接)
  • グループ全体従業員数:124,000名(2024年3月時点、連結)
  • 国内従業員数:約35,000名(2024年3月時点)

中途採用者のバックグラウンド構成(2024年実績)

出身業界割合具体例
IT・SIer業界40%NTTデータ、NEC、日立製作所、IBM等
コンサルティング25%アクセンチュア、デロイト、PwC等
事業会社IT部門20%製造業、金融、商社のIT・DX部門
外資系IT企業10%マイクロソフト、AWS、Oracle等
その他5%研究機関、スタートアップ等

IT業界経験者の採用が中心だが、異業種からのDX人材も積極採用している一方、転職難易度はSランクとされており、十分な選考対策が必要です。

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転職検討者なら必見!富士通の中途採用選考プロセス

富士通の中途採用プロセス

富士通の中途選考の流れ

富士通の中途採用の選考プロセスは、「応募→書類選考→1次面接・WEB適性検査→2次面接→内定」で行われます。選考期間は2週間~1ヶ月程度となります。

STEP

応募:選考倍率 約30倍(転職難易度Sランク)

富士通への転職の応募では、富士通公式サイトに直接応募する方法の他、転職エージェントや転職サイトから応募することもできます。転職市場で人気が高く、応募者が多いため高い競争倍率となっています。

STEP

書類選考: 通過率30~40%程度

職務経歴書やレジュメを提出します。書類に記載された過去の職歴や自己PRをもとに、富士通が書類選考をします。面接に進んだ場合、この資料をもとに質問されることが多いので、面接で「聞いてほしいこと」「アピールしたいこと」を想定して作成するようにしましょう。また相手が何を望んでいるか?もきちんと整理してアピールしましょう。「採用したいDX・IT経験やスキルは何か?」を明確にしてアピールすることが大切です。

STEP

WEB適性検査(GAB形式):通過率約80%

書類選考と合わせてWEB適性検査を受ける必要があります。適性検査の形式は「GAB」です。言語理解、計数理解、性格検査が含まれます。WEBテストは事前に問題の種類や回答方法を理解しておくことで、正答率をかなり上げられるので、少しの時間でよいので準備しておきましょう。
GABは論理的思考力を測るテストで、IT業界では一般的な形式です。

STEP

中途採用の1次面接:現場社員(部長級)

中途採用では応募した部門の現場社員(部長級)が面接官となることが多いです。転職理由や過去の実績・実績を出した経緯、なぜ富士通を志望するのかを聞かれることが多いようです。面接時間は約1時間程度で、技術的な経験についても詳しく質問される場合があります。

STEP

中途採用の2次面接(最終面接):役員・人事部長級

最終面接では応募した部門の役員や人事部の部長等が面接官となることが多いです。1次面接と同様に、転職理由や過去の実績を聞かれる他、「なぜ富士通か?」「富士通で何をしたいか?」「富士通にどう貢献できるか?」等の志望動機を深く掘り下げられます。また、キャリアビジョンや価値観についても質問されることがあります。

STEP

中途採用のオファー・条件提示

無事、選考を通過すると内定のオファーが出ます。最終面接から1週間程度で連絡があることが多いです。採用条件(業務内容・待遇・年収)が提示され、条件を受諾できた場合に正式採用決定となります。

富士通の中途採用転職
書類選考突破のための職務経歴書作成術

富士通の中途採用転職
書類選考の評価基準

富士通の書類選考では、職務経歴と富士通の事業領域(DX・ITサービス・AI・クラウド・システム開発)との関連性が最重要視されます。

通過率は約30~40%と競争が激しいため、以下のポイントを意識した職務経歴書の作成が重要です。

書類選考で高評価を得るポイント

  • IT・DX経験の具体化:システム開発、インフラ構築、DX推進、AI活用等の経験を詳述
  • 数値による成果表現:コスト削減額、効率化%、システム処理能力向上等を明記
  • プロジェクトマネジメント経験:チーム規模、期間、予算規模、技術スタックを具体的に
  • 最新技術への取り組み:クラウド、AI、量子コンピューティング等の実務経験

【テンプレート付き】富士通合格者が使った職務経歴書の構成

富士通の中途採用選考で評価される職務経歴書で、どのような内容を書いて良いか分からない方は、以下の構成で作成して転職エージェント等の富士通の中途採用に詳しい方々に観てもらってください。

逆に自分が大丈夫だ!と思ってもIT企業毎に観られる観点も違いますし、時勢的に評価される項目が部署毎に違ったりします(例えば、昨今だと生成AI関連技術の実績など)。そういう最新の観点や富士通側のニーズをふまえてブラッシュアップするならIT業界特化でキャリアを支援している転職エージェントに相談するのが確実です。

富士通特化型職務経歴書テンプレート

【タイトル】 職務経歴書 – ITサービス・DX推進への挑戦

【職務要約】(150-200文字)
IT業界で×年間、主に△△領域のシステム開発・DX推進に従事。□□プロジェクトでは年間◯億円のコスト削減とシステム処理速度◯倍向上を実現。富士通の強みであるテクノロジーソリューションとFujitsu Uvanceで、これまでの経験を活かし企業のデジタル変革を支援したい。

【主要実績】(数値で表現)

  • システム処理速度向上:従来比300%改善(クラウド移行プロジェクト、期間8カ月)
  • コスト削減:年間2.8億円のインフラコスト削減(AWS活用による最適化)
  • DX推進:業務効率40%向上(AI・RPA導入による業務自動化)

【富士通への貢献可能性】
IT業界での現場経験とプロジェクトマネジメント経験を活かし、クライアントの業務実態を深く理解したDX・モダナイゼーション提案が可能。特にクラウド・AI・システム統合領域でのソリューション提供に貢献したい。

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富士通の中途採用対策!適性検査(GAB)対策

富士通では書類選考通過後にGABによるWEB適性検査が実施されます。

GAB試験概要

  • 実施形式:Webテスト(自宅受験)
  • 試験時間:言語理解・計数理解・性格検査で合計約90分
  • 出題形式:論理的思考力を重視した問題構成
  • 対策の重要性事前対策必須(IT業界で広く使われる標準的な形式)

富士通の中途採用対策!WEBテストのGAB対策のポイント

言語理解の特徴

  • 長文読解が中心(論理的文章の理解力を測定)
  • 論旨把握、趣旨判定、内容一致が頻出
  • 制限時間が厳しく、速読力と論理的思考力が要求される

計数理解の特徴

  • 図表の読み取り、推論問題が特徴的
  • 四則演算、割合・比率計算も出題
  • ITエンジニア向けの論理的思考を測る問題が多く、専用対策が必須

【体験談】GAB対策の実際
「富士通のGABはIT業界でよく使われる形式でした。特に図表読み取り問題は、データを素早く分析する能力が問われるため、IT業界らしい内容でした。言語理解も論理的な文章が多く、エンジニアとしての思考力が試されます。1-2週間程度しっかり対策すれば十分対応できます。」(転職成功者・32歳男性)

GABは問題形式や問題の種類を事前に知って、慣れておくだけでも正答率がかなり上がります。試験当日に見慣れない問題や質問形式に戸惑わないで済むように、事前に一度は解いて準備しておきましょう。

富士通(FUJITSU)の中途採用
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と対策

富士通に限らず、各IT企業の中途面接では、面接官が人事ではなく、現場のマネージャーや部長級が務めることが多いです。

現場のマネージャーは、まずスキルやポテンシャルを見ます。ITエンジニアやコンサルタントになれる可能性が高いか、未経験でもチームのなかでワークするイメージが持てるか、変化の激しい技術環境でも継続的に成長し続けられるか、という観点で見ています。

もちろん応募している求人が必要とする技術スキルや業務経験を前職の経験を通して、多少なりとも身に着けているかも見ています。

富士通の中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の形式と内容

  • 面接官:現場社員(部長級)、もしくは技術系マネージャー(1~2名)
  • 時間:約1時間
    ※人事が同席する場合もあり
  • 内容:通常面接+WEB適性検査(SPI形式)
    ※ケース面接は基本的になし

質問自体に特殊なものはなく、自身の技術経験やプロジェクト経験を回答に盛込み、論理的に話せることがポイントです。

  • 自己紹介
  • 経歴・実績の詳細確認
  • IT業界・富士通への志望理由
  • 富士通を志望する理由
  • 富士通で何をしたいか(具体的な事業部への興味)
  • 技術スキル・プログラミング言語の習熟度
  • 応募部署毎に求められる技術や経験の確認

富士通の中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の通過率の上げ方

先にお伝えした通り、「自己紹介」と「経歴・実績」を「IT業界の志望理由」や「富士通を志望する理由」の根拠として盛り込めると説得力のある志望理由として伝えられます。

また、「富士通を志望する理由」は、他の大手IT企業との違いの切り口がポイントになります。切り口は様々ですが、違いを出すためにできる2つの方法があります。

  • 知合いの富士通社員やIT業界勤務の方と会話して「生の声」を入手する
  • 転職エージェントに相談して各社の違いを把握する

これができると「ネット情報に加えて、1次情報を自ら集めて違いを語る」ことができ、他の候補者との違いも出せます。

最終的には面接官の納得感が全てです。
自分一人で満足せず、転職エージェントに話して聞いてもらい(難しければメールで)、納得感があるか確認しましょう。

富士通の中途採用対策
転職者向けの1次面接/一次面接の体験談 実際に聞かれた質問

1次面接では基本的な経歴確認と志望動機、ITエンジニア・コンサルタントとしての適性が評価されます。現場社員(部長級)が面接官を務め、約1時間程度実施されます。

自己紹介をお願いします

体験談(SI企業出身者):「前職では大手SI企業でシステムエンジニアとして5年間、金融系システムの開発・保守を担当していました。特に基幹システムのクラウド移行プロジェクトでは、技術リーダーとして10名のチームを率い、AWSを活用したマイクロサービス化を成功に導きました。この経験を通じて、レガシーシステムの現代化と、クラウドネイティブな開発手法の両方に精通しました。富士通様の DX推進事業において、この経験を活かしてより多くの企業のデジタル変革に貢献したいと考えています。」

これまでの業務経験を詳細に教えてください

体験談(メーカー出身者):「最も困難だったのは、製造ライン全体のIoT化プロジェクトでした。従来のアナログ管理から完全デジタル化への移行で、現場の抵抗も大きく、技術的な課題も多数ありました。私はプロジェクトマネージャーとして、現場との調整を重ね、段階的な移行計画を策定しました。センサーデータの収集・分析システムを構築し、リアルタイムでの品質管理を実現しました。結果として生産効率が25%向上し、不良品率も半減させることができました。このプロジェクトで、現場とITを橋渡しする重要性を学びました。」

なぜIT業界、そして富士通に転職したいのですか

体験談(金融業界出身者):「金融業界でシステム企画を5年間経験し、ITの力で業界全体を変革できる可能性を実感しました。特に富士通様を志望する理由は3つあります。1つ目は、幅広い業界への技術提供により、より多くの企業のDX支援ができること。2つ目は、グローバルネットワークを活かした海外展開支援の実績です。3つ目は、『Fujitsu Uvance』による社会課題解決への取り組みに共感したことです。私の金融業界での経験と、富士通様の技術力・提案力を組み合わせることで、より多くの企業の成長に貢献したいと考えています。」

なぜ富士通?なぜこの部署を志望するのですか

体験談(コンサル業界出身者):「富士通様を志望する理由は、『挑戦』『信頼』『共感』という価値観と、技術力を社会課題解決に活用する姿勢に強く共感したからです。特に、単なるITサービスの提供ではなく、お客様と共にイノベーションを創出する姿勢が他社との違いだと感じています。この部署を志望するのは、私のコンサルティング経験を活かして、お客様の経営課題をITで解決する提案営業に挑戦したいからです。特に製造業のスマートファクトリー化支援において、戦略立案から実装まで一気通貫でサポートしたいと考えています。」

あなたの強みと弱みを教えてください

体験談(IT業界経験者):「強みは、複雑な技術課題を分析し、実現可能な解決策に落とし込む力です。前職では、レガシーシステムの現代化において、技術的制約と業務要件のバランスを取りながら、段階的な移行計画を策定してきました。また、技術者と経営層の橋渡しを行い、分かりやすい説明で合意形成を促進することも得意です。弱みは、新しい技術への興味が強すぎるあまり、時に検証に時間をかけすぎてしまうことです。現在は、POCの期間を明確に区切り、ビジネス価値を最優先に技術選択する よう心がけて改善に取り組んでいます。」

現在の会社にITコンサルティングするとしたら課題は何ですか

体験談(製造業出身者):「現在の会社の最大の課題は、部門ごとにバラバラなシステムが導入されており、全社的なデータ活用ができていないことです。製造、販売、経理それぞれが独自システムを運用し、情報共有に多大な工数がかかっています。解決策として、まずデータの標準化と統合データベースの構築が必要です。その上で、BIツールを導入してリアルタイムでの経営ダッシュボードを構築し、データドリブンな意思決定を可能にします。また、RPAを活用した定型業務の自動化により、従業員がより付加価値の高い業務に集中できる環境を整えることが重要だと考えています。」

入社後どのような貢献ができると考えますか

体験談(インフラエンジニア出身者):「クラウドインフラの設計・構築で培った経験を活かして、お客様のクラウド移行・活用支援において貢献できると考えています。特に、オンプレミスからクラウドへの移行において、セキュリティや可用性を確保しながらコストを最適化する提案ができます。また、DevOpsやCI/CDの導入支援により、お客様の開発・運用効率化にも貢献したいです。富士通様のグローバルなクラウドサービスと私の技術経験を組み合わせることで、お客様の真のDXパートナーとして価値を提供していきたいと考えています。」

逆質問:質問はありますか

体験談(SIer出身者):「富士通様のDX支援において、どのような技術領域が今後最も重要になると考えられていますか。また、エンジニアのスキルアップ支援体制について教えてください。技術の変化が早い業界ですので、継続的な学習機会があるかも知りたいです。さらに、チーム内でのナレッジ共有の仕組みや、技術的な挑戦を奨励する文化についてもお聞かせください。」面接官からは、AI・データサイエンス・セキュリティ領域の重要性や、社内の技術コミュニティ活動、研修制度について詳しく説明いただき、成長環境について理解が深まりました。

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中途採用の体験談!
富士通の中途面接で聞かれた質問

体験談!富士通の中途面接で聞かれた質問

営業職:志望動機

各種IR資料やアニュアルレポート、SI業界の他社比較は綿密に行いました。と言っても、中期経営計画で富士通が目指している方向性や注力領域を把握する、基礎的な売上や経常利益などの数値の推移を把握する程度です。

中経における求人を出している事業の立ち位置を理解したうえで、自分がどのように貢献できるかを伝えるながれで志望動機を伝えました。

あなたにとっての仕事のやりがいは?

営業職なので、お客様のニーズの背景にある課題を解決できた時、お客様が整理できていない悩みを共有できた時にやりがいを感じると答えました。

お客様も常に何か悩まれているので、まずはそこを引き出すこと、課題解決に向けたパートナーとして信頼されている時にやりがいを感じます。

エンジニア:困難に直面した場合の対処方法

様々な場合があるので、求人の仕事を想定しつつ、過去にシステム開発でトラブルが発生した場合を例にして伝えました。

基本的には、クライアントとチーム、そしてシステム側の状況把握をすること、大枠の状況と想定する課題が分かった段階でなるべく早く上司に一度報告することを伝えました。

富士通(FUJITSU)の中途採用!
転職者向けの2次面接/二次面接対策

2次面接も面接官が人事ではありません。
1次面接よりも上位の人事部長クラスが面接官となります。面接の形式と内容は以下となります。

富士通の2次面接/二次面接の形式と内容

  • 面接官:多くの場合は1名 人事部長、もしくは上級管理職
  • 時間 :約1時間
  • 内容 :通常面接(ケース面接は基本的になし)
    *富士通は技術系企業のため、ケース面接よりも実務経験と適性を重視

2次面接で聞かれる内容は、1次面接と大きく変わりません。
ただし、経歴や実績、そしてIT業界や富士通を志望する理由を深堀りされます。

大事なのは、筋の通ってない論理や自分の主張を押し通そうとするのではなく、面接官の納得感を確認しながら、「なぜ?なぜ??」という質問に真摯に考えようとする姿勢が大事です。

また、富士通の価値観である「挑戦」「信頼」「共感」に基づいて、企業文化へのフィット度も評価されます。

これはIT業界に入って何年か経験すると分かりますが、「納得感のない主張を強固に続ける部下」はかなりメンドクサイです。

そして、中途社員は前職での成功体験がある分、この傾向が強いです。質問や指摘を誠実に受け止めて考えてくれれば成長の余地があるので、そういう誠実さ・素直さをまず大切にしましょう。

(ぶっちゃけるとIT未経験の場合はプログラミングスキルは程度の差はあれ50歩100歩ですし、誠実に努力できれば、後からどうとでもなります)

面接準備では、「なぜ」の他に「他にないか?」を考えておくことがポイントです。例えば、「●●という技術導入によりxxという成果を達成することができました。」と主張した後に、「なぜ成果を達成できたか」は多くの受験者が準備しています。

同時に「より高い成果を達成する方法はないのか」という自身の実績の他に、よりよくする方法があるかを考えておくとよいでしょう。この点を考えるクセを付けておくと、回答の幅も広がります。

富士通の面接では、面接官の方がかなり深く技術理解や業務遂行能力を確認する場合があります。

そういう場合も、冷静に相手が聞きたいことに答えられているか、何を聞かれているのかを丁寧に確認して、回答するように努めることが大切です。

富士通の中途採用対策!
転職者向けの2次面接/二次面接の体験談!実際に聞かれた質問

2次面接では企業文化へのフィット度とリーダーシップ能力がより深く評価されます。人事部長や上級管理職が面接官を務め、富士通での中長期的な活躍可能性が問われます。

なぜ数多くのIT企業の中で富士通を選んだのですか?

体験談(SIer出身者):「富士通様を選んだ理由は3つあります。1つ目は、幅広い業界にわたる総合的なIT支援力です。単一業界ではなく、製造、金融、官公庁など多様な分野でのプロジェクト経験を積めることに魅力を感じました。2つ目は、社会インフラを支える責任ある仕事ができることです。前職での金融システム開発経験を活かし、より大規模で社会的影響力の大きなプロジェクトに携わりたいと考えています。3つ目は、技術革新への取り組み姿勢です。AI・IoTなど最新技術への投資と実用化への積極的な姿勢が、私自身の技術者としての成長につながると確信しています。」

あなたが担当したプロジェクトで最も困難だった課題とその解決方法を教えてください

体験談(製造業出身者):「最も困難だったのは、老朽化した基幹システムの全面刷新プロジェクトです。20年以上稼働したシステムで、仕様書も不完全な状況でした。まず現行システムの機能を完全に洗い出すため、実際の業務フローを現場で3ヶ月間調査しました。その結果、仕様書にない重要な機能を多数発見しました。次に、段階的移行計画を策定し、リスクを最小化しながら新システムへの移行を実現しました。プロジェクト期間中は、IT部門と現場部門の橋渡し役として、技術的な説明を分かりやすく伝える工夫を重ねました。結果として、予定通りの期間で移行を完了し、システム処理速度を50%向上させることができました。」

DX推進において最も重要だと思う要素は何ですか?

体験談(コンサル業界出身者):「DX推進で最も重要なのは『人と組織の変革』だと考えています。技術導入は手段であり、本質は業務プロセスと企業文化の変革です。前職のプロジェクトでは、最新のAIシステムを導入しても、現場の協力が得られず成果が出ないケースを複数経験しました。そこで学んだのは、技術導入前の組織準備の重要性です。具体的には、現場のキーパーソンを早期に巻き込み、デジタル化のメリットを実感してもらう小さな成功体験を積み重ねることです。また、継続的な教育・研修により、デジタルリテラシーの底上げを図ることも不可欠です。富士通様では、この人的側面を重視したDX支援を実践したいと考えています。」

チームで意見が対立した場合、どのように解決しますか?

体験談(IT業界出身者):「チーム内の意見対立は、多様な視点が存在する証拠として前向きに捉えています。実際に経験したケースでは、システム設計方針で技術メンバーと業務メンバーの意見が真っ二つに分かれました。まず、それぞれの立場と背景を理解するため、個別に話を聞きました。技術メンバーは最新技術による将来性を重視し、業務メンバーは現行業務との整合性を重視していました。そこで、両方の観点を満たす第3の選択肢として、段階的な技術導入による『現行との整合性確保』と『将来への拡張性』の両立を提案しました。具体的なメリット・デメリットをデータで示し、全員が納得できる結論に導くことができました。対立を建設的な議論に変える姿勢を常に心がけています。」

富士通でのキャリアビジョンと、5年後どのような立場で何をしていたいですか?

体験談(金融業界出身者):「富士通様では、まず金融業界での経験を活かしてFinTech領域のプロジェクトに参画し、デジタル決済やブロックチェーン技術を活用した新しい金融サービスの企画・開発に携わりたいと考えています。3年後にはプロジェクトリーダーとして、技術選定から実装まで一気通貫で責任を持てるポジションを目指します。5年後は、金融DXの専門家として、プロジェクトマネージャーやソリューションアーキテクトとして、より大規模で社会的インパクトの大きなプロジェクトを牽引したいです。また、業界知見と技術力を組み合わせて、富士通様の金融ソリューションの競争力向上に貢献し、将来的には新たなサービス・プロダクトの企画立案にも携わりたいと考えています。」

2次面接を合格すると、内定通知が組まれます。

20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
MyVision/マイビジョンに相談しよう!

コンサル業界への転職で理想のキャリアアップを実現したい20~30代の方にとって、MyVisionは業界特化型転職エージェントとして圧倒的な支援実績を誇ります

転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功者で、95%の利用者が年収アップを実現しています。元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを活かし、あなたの理想の転職を全力でサポートします。

独自の「想定頻出問答集」と元コンサルタントによる本格的な模擬面接の評判が非常に高く、未経験からでも大手コンサルティングファームへの転職が可能です。ハイキャリアを目指す20~30代の方は、ぜひMyVisionで理想の転職を実現してください。

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富士通の中途選考
最終面接(オファー面談)

最終面接はある場合もありますが、オファー面談といって1次・2次面接のフィードバックと評価、配属先や年収・入社時期の提示を受ける場であることが多いです。

オファー面談を組む段階で他社の選考状況を聞かれるのがセオリーですが「他社からも良い評価をもらっている」ことも伝えるようにしてください。

競争相手がいなければ、より良い条件を出す動機が無いので足元を見られます。入社日交渉するにも交渉する理由が無いので調整が難しくなります。

また他社で評価を得ている=自分達が欲しい人材であることの裏付け、にもなるのでオファー内容を上げてくれる可能性があります。

中途採用の評価は絶対評価をしつつも最終的には他の転職希望者との相対評価(採用枠数に対して選考に残っている人でより良い人が受かる)で決まります。

その場合、「他社でも高い評価を得ている人材」の方が、よりよい人だと思ってもらえる可能性が高くなります。こうした交渉テクニックはちゃんと使うようにしましょう。

富士通の中途選考|最終面接の形式と内容

  • 面接官:人事・配属想定先部署の役職者(事業部長・部長等)
  • 時間 :約30分~1時間
  • 内容 :通常面接(オンライン)・条件提示

何が聞かれる?実際に聞かれた質問
富士通の中途選考|最終面接の内容

富士通に転職して、やりたい仕事は何か?

1次や2次面接と変わらず、回答させていただいたことを端的にお伝えしました。特に富士通様のDX支援事業において、前職のシステム開発経験を活かして、お客様の課題解決により深く関わりたいという想いを再度お話ししました。

チームで協力して仕事をやり遂げた経験を教えてください

前職もIT系だったので開発チームとの連携だけでなく、お客様やプロジェクトマネージャーなどの様々な方と協力した経験を回答しました。そのなかでどのような立場だったか?技術的な課題をどう解決したのか?等を追加で質問いただきました。特に、異なる技術レベルのメンバー間での情報共有をどう工夫したかについて詳しく聞かれました。

技術トレンドへの対応や困ったときの学習方法等、その場で考えさせるような質問

面接官の方も笑いながらだったので、その場での対応だったのかなと思います。これまでの自分の技術習得方法やアピールしてきた継続学習への姿勢との一貫性、新技術への好奇心や目標への到達意欲などを整理しながらお話しさせていただきました。一問一答というよりは、IT業界の変化についての会話だったかなと思います。緊張しました・・・

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富士通/FUJITSUの中途面接通過率をSTAR手法で上げる

続いては、面接で効果的に伝えるSTAR手法の御紹介です。
STARは、Situation(状況)、Task(タスク)、Action(行動)、 Result(結果)の頭文字です。

この順番で面接の質問に回答すると、端的に必要な情報を回答できると言われています。

転職エージェントでは、転職先に関係なく、このフレームワークで回答することを推奨したりします。

富士通/FUJITSUでは話の全体観が最初に伝えることと端的で具体的な数量的な回答が好まれます。

このフレームワークの詳細を御確認いただき、皆さんの想定回答例もブラッシュアップしてみてください。

STAR手法の詳細



STAR手法は、次の内容で構成されます。

Situation:その時の状況について
あなたが説明しようとしている状況を説明します。
複雑な状況を面接官に伝わるように、分かりやすく伝えるので事前に伝えたいことを整理しておく必要があります。例えば、

・その時はどんなプロジェクトの体制でしたか
・そのチームの中でのあなたの役割は何でしたか
・どんな技術的責任や権限を持ってましたか

Task:その時の課題について
課題は現状と目標の差分なので、それが分かるように目標と状況と差分を伝えます

・どのようなシステム要件や業務目標へ向けて動いていましたか
・その時に生じた技術的問題や課題(差分)はどんなことでしたか
・なぜそれが問題や課題なんですか

●Action:その時とった行動について
その状況に対してあなたがどのような行動をしたか、あなたに焦点を当て、適切な量の詳細を含みながら説明します。 具体的にどのようなステップを踏みましたか? どんな貢献をしましたか? プロジェクトについて話すとき、チームやグループが行ったことを説明しないように注意します。あなたが実際に何をしたかを適切に伝えます。あなた自身のパフォーマンスや行動を知りたいので主語は「私は」になります。

・その問題に気付いた時にどのように行動しましたか
・解決のためにどんな技術的手順で進めましたか
・チームに対してどう関わりましたか/働きかけましたか

Result:その結果について
あなたの行動の結果を説明します。
自分の成果を説明することに躊躇しないでください。ただ、目線は自分の結果や成果ではなく会社にとってどういうインパクトがあったのかという「会社」単位で答えることが大切です。

・問題は解決しましたか
・計画通りに解決へ向けて進められましたか
・足りなかった部分は何ですか

富士通2025年最新業績と年収水準

富士通の最新2025年3月期決算ハイライト

項目2025年3月期実績前年比2026年3月期予想
連結売上収益3兆5,501億円+2.1%3兆4,500億円
営業利益2,650億円+77.5%3,600億円
調整後営業利益3,072億円+15.8%3,600億円
当期純利益2,198億円-13.6%2,500億円

ITサービス事業は産業別で製造業、金融、官公庁、流通・小売を中心とした顧客支援が好調で、サービスソリューション売上は前年比5.1%増を達成。

特にDXコンサルティング支援、基幹システムモダナイゼーション、AI・IoTソリューションのプロジェクトが事業成長を牽引しています。

富士通の2025年最新年収水準

富士通の平均年収は965万円(2025年3月期、平均年齢43.6歳)で、IT業界でも高水準を維持しています。

職位・グレード年収レンジ転職時想定年収(目安)
アソシエイト(新卒〜3年目)450万円~550万円25歳:520万円
シニアアソシエイト550万円~700万円28歳:620万円
エキスパート700万円~950万円32歳:820万円
シニアエキスパート900万円~1,200万円36歳:1,050万円
マネージャー1,100万円~1,500万円40歳:1,300万円

【2025年制度改定】DX人材への投資拡大

富士通は2025年度からDX人材育成制度を大幅拡充し、AI・データサイエンス・クラウド分野の専門性に応じた報酬体系を実現。

中途採用者の90%が年収アップを実現しており、特に事業会社からの転職者は平均150万円以上の年収向上を達成しています。

転職元と転職先
富士通におけるキャリアパス

富士通への転職元及び転職先として実際に転職された方の体験談をもとに御紹介します。あくまで一例ではありますが、富士通に就職・転職した先にどのようなキャリアがあるのかを知ることができる重要な情報だと思います。

富士通は新卒採用が多かったのですが昨今は中途採用も増えており、新卒・中途のどちらの方にも参考になる情報だと思います。

転職元

富士通以外のIT企業やSI企業など

富士通

新卒採用が多いが、昨今はキャリア採用も増えて4割程度
新卒の採用大学は東京大学や早稲田大学、慶応義塾大学が中心

転職先

グーグルやマイクロソフト、アマゾン等の外資系IT企業
アクセンチュアやデロイト・PwC等のデジタル・IT人材の採用を進めるコンサルティング業界
電通や博報堂・サイバーエージェントなどの広告代理店
NTTデータ等のSIer

富士通への転職を成功させる転職エージェント!

富士通は2025年3月期に連結売上収益3兆5,501億円(前年比2.1%増)、調整後営業利益3,072億円(前年比15.8%増)を達成し、堅実な成長を続けています。

2025年度はDX人材を中心に積極採用を実施し、特にAI・クラウド・セキュリティ分野での専門人材獲得を強化するなど、戦略的な人員拡大計画を推進中です。

特にデジタル化のニーズが急拡大する中、富士通の「Fujitsu Uvance」戦略による社会課題解決への期待が高まっており、転職絶好のタイミングと言えます。

そんな富士通への転職を成功させるポイントを御紹介します!

ポイント1:3つの主要事業領域の成長分野を把握する
富士通は「サービスソリューション」「ハードウェアソリューション」「ユビキタスソリューション」の3事業で展開し、特にサービスソリューションが急成長中です。

特にAI・DX案件が急増している「Fujitsu Uvance」や基幹システム刷新需要が拡大している「モダナイゼーション」など、どの分野が最も案件獲得できているかの最新情報が重要です。

ポイント2:2025年採用動向から求められる人材像を分析する
2025年の中途採用では、IT業界出身35%、製造業出身25%、金融業界出身20%となっており、多様なバックグラウンドを積極採用しています。

自身の経験が富士通の3つの事業領域のどこで活かせるか、どの成長分野にマッチするかを具体的に整理することが内定獲得の鍵となります。

ポイント3:平均年収965万円水準の給与テーブルを理解する
2025年3月期の平均年収965万円という高水準に見合う技術力と、SPI適性検査を含む選考プロセスへの対策が不可欠です。

特に最近はAI・IoTソリューションやクラウド移行案件が急増しており、これらの領域での実務経験や知見をアピールできる準備が重要になっています。

この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。

富士通の最新の事業戦略や技術動向、2026年度の採用計画を把握している転職エージェントに相談することで、独りでは収集できない具体的な情報と戦略的な選考対策が可能になります。ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の項目を確認しましょう。

累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/

MyVision/マイビジョン』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。

私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20~30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。

戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。

200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。

コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。

  • コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
  • 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
  • 過去にコンサルファームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
  • コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
  • 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい

エンジニア転職で内定率大幅アップ実績
TECH-GO/テックゴー

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://tech-go.jp/

TECH-GO/テックゴー』は、エンジニア転職に特化した転職エージェントとして、業界屈指の支援実績を誇ります。

私達、編集部メンバーにはエンジニアも多いので、キャリアアップを目指すエンジニアの方や、IT業界への転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。

Web系・SaaS・インフラエンジニアなど、多数のエンジニア転職支援実績があり、何度も実施する模擬面接により内定率を大幅に引き上げ、年収アップも実現しています。

多数のIT企業との強固なネットワークを持ち、エンジニア業界に精通したキャリアアドバイザーによる実践的な選考対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。

エンジニアとしてのキャリアアップを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。

  • エンジニア業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
  • 未経験分野へのエンジニア転職でのキャリアを相談したい
  • 技術面接で評価されるスキルや経験のアピール方法を知りたい
  • IT企業に合わせた職務経歴書の添削や模擬面接対策をして欲しい
  • 年収アップを実現するエンジニア転職について相談したい

高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)

おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp

ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?

ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。

富士通はBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、富士通に直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。

最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁、SI企業が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)

企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)

  • 富士通を中心にSI業界の可能性を広げたい
  • IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい

dodaは紹介求人数が多く、サイトで自分で探すこともできます。
また連絡

実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。

*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。

私達は転職活動の時に複数の転職エージェントに登録して各社を「比較・評価」します。比較することで、より良い転職エージェント・求人を探せるのでメイン1社・サブ2社の合計3社は登録しておきましょう。

多くの人が1社だけ衝動的に登録して転職活動をしていますが、「同じ会社でも転職エージェントによって年収やポジションが違った」なんてこともよくあり、本当は年収100万上げて転職できたのに・・・なんてことにもなりかねません。

よって、転職エージェントは3社以上に登録して、紹介求人が魅力的で対応が丁寧なエージェントと関係を作っていくことをやってみてくださいね。

まとめ:富士通中途転職組の面接傾向と徹底準備

富士通への転職面接は技術面接と人物面接を含む総合的な評価が中心だからこそ、基本的な業界研究・企業研究が極めて重要になります。

特に2025年以降は、DX推進体制やAI・IoT技術の活用、Fujitsu Uvance戦略による社会課題解決への取り組みについての理解度も評価対象となっているため、最新情報のキャッチアップが成功の分かれ目となります。

転職成功のための5つのポイント

  • 最新情報の把握:Work Life Shift、SPI適性検査、2025年3月期業績等
  • STAR手法の活用:構造化された回答で説得力を高める
  • 3つの事業領域への理解:サービスソリューション、ハードウェアソリューション等の専門知識習得
  • 転職エージェントの活用:部門別・面接官別の対策情報を入手
  • 複数社受験:場慣れによる緊張感の軽減と回答の改善

最後に、如何に企業のニーズに合わせて自分を伝えるか、という部分ではIT業界に特化しているワークポートやレバテックキャリア、アクシスコンサルティング等に相談するのが最も効果的です。過去の選考通過者が行った対策や聞かれた質問を面接官毎に記録しており、事前に十分な対策を取ることが出来ます。

富士通への転職では、面接の準備と同時に、転職後に後悔しないように他の方が退職する理由や実現できる生活も確認してみてください。

記事内でも書きましたが、志望度が高い企業の面接の前には、何社か面接を受けるようにしてください。場慣れすることで緊張しなくなりますし、自分の回答に対する面接官の反応を見て、同じ回答でもどういう表現や言い回しがいいのかを推敲しておくことが大切です。

まずは①転職エージェント経由で過去の通過者の傾向や回答を把握すること、②次に緊張しないこと、③相手の反応に合わせて自分の回答をブラッシュアップすること、こうした対策で選考の通過率は激的に上がります。

皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。

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