こんにちは、転職note 編集部です。
今回は日本におけるBig4系FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)の一角として、M&Aや企業再生において高い専門性を発揮するKPMG FASの中途採用について詳しくご紹介します。
KPMG FAS自体は2001年の設立から20年以上が経過し、KPMGジャパンにおけるファイナンシャルアドバイザリー業務の中核を担う企業として成長しています。現在では従業員数約900名を擁し、日本のFAS業界において重要な位置を占めています。
一方で、近年、M&Aアドバイザリーファームの数が増加し、改めてKPMG FASの中途採用の特徴は何か?転職対策のポイントは何か?どのような人材を求めているのか?がわからないという方も多いと思います。
そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- KPMG FASの特徴は?
- KPMG FASの歴史は?
- KPMG FASの実績は?
- KPMG FASの強み/弱みは?
- KPMG FASってどんな会社?何がすごいの?
本記事では、KPMG FASの中途採用の実態と転職成功のための対策方法をご紹介していきます。
今回は、実際にKPMG FASで働いたことのあるコンサルタントの方へのインタビューや公式データ、転職サイトの情報を交えて、私達転職note編集部の実体験をもとにご紹介していきます。
事業会社からKPMG FASのコンサルタントキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
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KPMG FASの会社概要と歴史

KPMG FASは2001年9月に設立され、従業員数1,231名(2025年8月時点)を擁するBig4系ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスのリーディングファームです。
企業戦略の策定から、トランザクション(M&A、事業再編、企業再生等)、ポストディールに至るまで、企業価値向上のため企業活動のあらゆるフェーズにおいて総合的にサポートする総合系アドバイザリーファームです。
グローバルネットワークを有するKPMGのメンバーファームとして、先進的かつ高品質なサービスを提供し、クライアントの真のパートナーとして企業が抱える様々な経営課題の解決と企業価値向上を支援しています。
クライアントの経営変革を実現する”真のパートナー”として、どんな困難に直面しても、どんなに道のりが長く険しくとも、クライアントと共に歩み、M&Aから事業再生、不正調査まで幅広い領域で専門性の高いサービスを提供することを約束しています。
KPMG FASの会社概要
| 商号 | 株式会社 KPMG FAS |
| 英文商号 | KPMG FAS Co., Ltd. |
| 設立年月日 | 2001年(平成13年)9月1日 |
| 従業員数 | 1,231名(2025年8月1日現在) |
| 資本金 | 9,450万円 |
| 代表者 | 代表取締役 知野 雅彦 岡田 光 澄川 徹 |
| 連結売上高 | グローバル全体(KPMG)2025年度 398億米ドル(前期比5.1%増) ※KPMG FAS単体の売上高は非公開 |
| 営業内容 | 経営戦略策定支援 (中期経営計画・新規事業・市場戦略・M&A戦略) M&Aアドバイザリー (買収支援・売却支援・デューデリジェンス・バリュエーション) 事業再生・事業変革 (リストラクチャリング・PMI・カーブアウト) フォレンジック (不正調査・コンプライアンス・サイバーセキュリティ) |
出典:KPMG FAS公式HP https://kpmg.com/jp/ja/home/about/fas/corporate-profile.html
2025年組織再編
アドバイザリーホールディングス設立で連携強化
2025年12月1日、KPMGジャパンはアドバイザリー領域を統括する新会社「KPMGアドバイザリーホールディングス」を設立し、組織体制が大幅に進化しました。
新体制では
- KPMG FAS、KPMGコンサルティング、アズサの3社統合
- 約5,000名のプロフェッショナルが結束
- グループ間の壁をなくした一体運営
- 監査・税務・アドバイザリーの高度な連携
大手町フィナンシャルシティに本社を構え、クライアントに対してワンストップでより包括的なソリューションを提供できる環境が整っています。
KPMG FASの歴史
KPMG FASのルーツは1949年、KPMGの前身の1つであるPMM(ピート・マーウィック・ミッチェル)が日本事務所を開設し、監査業務を開始したことから始まります。
1987年にはPMMとKMG(クラインフェルト・メイン・ゲーデラー)が国際的な合併を行いKPMGとなり、その後2001年にKPMG FASが設立されました。Big4の一角として、M&Aアドバイザリーやフォレンジック(不正調査)など、財務面からの専門的な企業支援に特化したファームとして成長してきました。
グローバルネットワークを活かした国際案件への対応力と、日本市場における深い知見を組み合わせ、多くの企業の重要な経営判断を支援しています。
2001年:株式会社KPMG FAS設立
2004年:M&Aアドバイザリー業務本格化
2010年代:フォレンジック(不正調査)領域を強化
2015年以降:デジタルトランスフォーメーション支援開始
2020年:AIを活用した仕訳分析ツール開発
2024年:生成AIを活用した会計論点抽出サービス提供開始
2025年12月:KPMGアドバイザリーホールディングス傘下となり組織再編。グループ連携を強化し、経営戦略・M&A・事業再生・不正調査の4領域で総合力を発揮する体制へ進化
KPMG FASの経営戦略の変遷
KPMG FASは、企業の経営課題が複雑化・高度化する中で、M&Aアドバイザリーを中心とした伝統的な強みに加え、デジタル技術を活用した新しいサービスの開発に注力してきました。2025年には「KPMGアドバイザリーホールディングス」の設立により、コンサルティング・FAS・リスクアドバイザリーの3領域が統合され、より包括的な企業支援が可能になりました。中期的には、AI・データアナリティクスを活用した高度なアドバイザリーサービスの提供と、グローバルネットワークを活かしたクロスボーダー案件の拡大を推進しています。
最新のKPMG FASのAI・デジタル化への取り組み
KPMG FASは最新テクノロジーを活用した財務アドバイザリーサービスに注力しており、AIを企業価値向上のパートナーと位置付けています。2024年には子会社のリスクを可視化する「AI仕訳分析ツール」を提供開始し、内部監査の高度化・効率化を実現しています。
クライアント支援では、大量のニュース記事をAI分析して消費者の変化を予測する経営戦略策定支援サービス、生成AIを活用した会計上の論点抽出サービスを展開しています。海外子会社のガバナンス強化においても、AI技術とデータ分析を組み合わせた不正検知システムを提供しています。
また、2025年にはKPMGグローバルとして「AIの活用と信頼」調査を実施し、47カ国48,000人以上を対象にAIが組織に与える影響を分析するなど、AI時代の企業経営に関する深い知見を蓄積しています。
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強みと弱みは何?
KPMG FASの強み

KPMG FASの強みとして、2001年設立以来培ってきたFAS業界での圧倒的な実績・企業変革における高度な専門性、そしてBig4グローバルネットワークを活用した幅広いサービス提供力があることをお伝えしたいと思います。
M&Aから事業再生、フォレンジックまで企業の「有事」における多様なニーズに応えられるのは、FAS業界のリーディングファームならではの取組みだと思います。
こうしたKPMG FASの歴史や特徴をふまえて、どんな会社かを実際に働いている社員の方へのインタビューをもとに御紹介したいと思います。
KPMG FASのすごい強み①
Big4ネットワークで築いた顧客基盤
KPMGグループのメンバーファームとして、監査・税務・アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークを持ち、国内外の大手企業や官公庁との強固な関係性を構築してきました。
そのなかで多くの企業と取引を重ね、培ってきた顧客基盤は他社の追随を許さないほど豊富で、様々な企業にアプローチをすることができます。
また顧客企業が重要案件を検討する際にも信頼関係があるため声がかかりやすく、相談されやすいことも顧客基盤が豊富であることのベネフィットの1つでしょう。
FAS業務は企業の重要な経営判断を伴うため、過去の実績や信頼が非常に重要です。そのため長年にわたる取引で培われた顧客からの信頼は、新規案件の獲得や円滑なプロジェクト推進において大きなアドバンテージとなります。
このように長い年月で培ってきた顧客基盤は他社には無いKPMG FASの大きな強みの1つと言えるでしょう。
M&Aアドバイザリー、在籍年数5年以上、新卒社員、男性、KPMG FAS
Big4ブランドとこれまでの実績により、クライアントから信頼をいただいており、大型案件のコンペでも最初から声をかけていただけることが多いです。
グループ内の監査や税務部門とも連携しており、クライアントの状況を多面的に理解したうえでアドバイスできるのは大きな強みだと思います。
コンサルタント、在籍年数3年以上、中途社員、男性、KPMG FAS
特に金融機関やグローバル企業とのつながりは強固で、一朝一夕にできるものではない。KPMGブランドと過去の実績から、クライアントに安心して依頼していただける関係性を構築できているのは、弊社の強みの1つだと思う。
KPMG FASのすごい強み②
企業変革を担える高い専門性
またFAS業界のリーディングファームとして、M&Aや事業再生といった企業の重要局面を支援してきた実績と、それを支える高い専門性は他社には少ない点だと思います。財務デューデリジェンスから価値評価、PMI支援まで一気通貫でサポートできる体制は、クライアントにとって大きな価値となっています。
FAS業界が提供するサービスは、大きく分けると、「経営戦略」「M&A」「事業再生・事業変革(リストラクチャリング)」「不正・不祥事(フォレンジック)」の4つです。これらは、企業経営を大きく左右する、さらには命運を決める一大事、いわば「有事」対応が求められる場面であると言えるでしょう。
KPMG FASは、こうした企業の「有事」において、高度な専門性を持つプロフェッショナルが、クライアントの持続可能な成長と長期的な成功を支援しています。
出典:KPMG FAS採用サイト FAS業界解説と、当社の強み
特にM&Aアドバイザリーでは、グローバルでの案件数ランキングで常に上位に位置しており、国内でもBig4 FASの中で高い実績を誇っています。また、財務・会計の専門知識を活かした価値評価やデューデリジェンスの品質は、クライアントから高く評価されています。
そうした高いクライアントの期待に応えられるKPMG FASの専門性は、大きな強みになっていると思います。また社内での技術研究も進んでおり、デジタル技術の活用など最新のアプローチも積極的に取り入れられています。
転職者体験談|大手監査法人から転職成功
財務アドバイザリー/在籍3年/中途入社/男性
前職は大手監査法人で財務会計業務に約8年間従事していました。KPMG FASのM&A案件に関わる機会があり、その際に目の当たりにした財務デューデリジェンスの専門性の高さに感銘を受けました。
特に印象的だったのは、財務分析の深さと、それを経営判断に活かすためのアドバイスの質の高さでした。その後に経験した他の様々な案件と比較しても、KPMG FASの専門性は抜きん出ていました。
転職面接では、大規模M&A案件での実務経験と、公認会計士としての専門性を活かしたクライアント対応力を評価していただけました。現在は大型クロスボーダー案件に参画し、理想としていた高度な財務アドバイザリー業務に携わることができています。
コンサルタント、在籍年数10年以上、新卒社員、男性、KPMG FAS
M&Aや事業再生といった企業の重要局面において、財務・会計の専門性を軸に、戦略から実行まで一気通貫で支援できる体制は他社にも負けない強みだと思います。
KPMG FASのすごい強み③
高い専門性を持った人材の在籍

大規模なM&Aや事業再生プロジェクトは長期にわたり、携わる人数も多くなります。また高い品質を担保できる人材がいないと失敗につながりかねない為、高度な専門性を持った豊富な人材が社内に在籍していることは非常に重要です。
昨今の専門人材の採用競争が激しくなっている環境下でも、公認会計士やMBA保有者など高い専門性を持った人材が多数在籍していることは大きな強みです。
そうした環境変化をふまえても高い専門性を持った豊富な人材が在籍していることは、何かあっても社内で解決でき、安定してクライアントにサービス提供ができるという点で事業運営の大きな強みとなっています。
プロジェクトマネージャー、在籍年数8年以上、新卒社員、女性、KPMG FAS
社内で何か困ったことがあってもすぐに相談できる専門家が見つかり、概ね解決できるのは、この会社の強みだと思う。財務会計だけでなく、税務やIT、法務など様々な分野の専門家がいて、プロジェクトを多面的にサポートできる。
アソシエイト、在籍年数5年以上、新卒社員、男性、KPMG FAS
社内研修の制度も充実しており、採用時の社員の傾向かもしれませんが、KPMG FASで専門性を高めながら長く働くことを考えて入社している人も多く、グループ内に優秀な人材が多く在籍しており、何かあっても横のつながりで話が聞けるので困ることが少ない。
KPMG FASのすごい強み④
企業の高いブランド力
BtoBのFAS業務では、どの案件も企業の命運を左右する重要な局面であり、金額が大きいだけでなく、プロジェクトに問題が起これば経営に大きな影響を及ぼすこともあります。
その為、アドバイザー選定では企業の実績や専門性だけではなく、企業のブランドイメージは大切になってきます。このファームであれば「失敗しない」「最後まで責任を持って支援してくれる」というイメージは、特に国内企業は重視しており、そういう点でKPMG FASの高いブランド力は案件獲得の強みになっています。
もちろんそれを支えているのは、ここまでご紹介した豊富な顧客基盤や高い専門性を持った人材等が長年の事業運営で顧客に築いてきたものでもあります。そういう時間の中で培ってきた実績に基づくブランド力は他社がすぐにまねできるものではない為、KPMG FASが今後も成長を遂げる為の大きな強みになっていると言えます。
プロジェクトマネージャー、在籍年数15年以上、新卒社員、男性、KPMG FAS
国内外の大手企業や金融機関、長い年月をかけて築いてきた実績と信頼からとても良いブランドイメージを持っていただけていると感じる。社外から来た方と話すと、よりそうした印象を持たれていることを感じる。
アドバイザリー、在籍年数4年以上、中途社員、男性、KPMG FAS
Big4ブランドとKPMGの世界的なネットワークがあることで、クライアント企業だけではなく、他の企業様からもとても信用していただいていることを働いていると強く感じる。中小ファームでは持ちえないブランドイメージだと思う。
KPMG FASのすごい強み⑤
グローバルネットワークの活用
国内事業では安定した成長を遂げていますが、それだけでは頭打ちになってしまうかもしれません。しかし、KPMG FASはグローバルネットワークを活用したクロスボーダー案件の支援を推し進めており、それも結実しつつあります。
世界142カ国に展開するKPMGのネットワークを活用し、日本企業の海外M&Aや海外事業の再編など、グローバル案件への対応力を強化しています。海外約30か国90都市に配置された日本人および日本語対応可能なプロフェッショナルとの連携により、日本企業の海外展開を細やかに支援しています。
そうした現状に甘んじず、グローバル案件への対応力を高め続けていることは今後の成長の原資となる強みになるでしょう。
アドバイザリー、在籍年数7年以上、新卒社員、男性、KPMG FAS
国内FASファームのなかでもグローバルネットワークを実際に活用できている数少ない会社だと思います。クロスボーダー案件では海外のKPMGメンバーファームと密に連携しながらプロジェクトを推進でき、これは大きなアドバンテージです。
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
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強みと弱みは何?
KPMG FASの弱み

昨今のFAS・M&Aアドバイザリー業界は、様々なプレイヤーがひしめいています。
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)やPwC FAS、EY FASなどのBig4系はもちろん、GCAや日本M&Aセンターなどの独立系も競合することが多いでしょう。
FAS業界は、どのファームもM&A・事業再生・フォレンジックといった類似サービスを提供しており、サービス領域での差別化が非常に難しいのはどのファームも同じです。
その為、各FASファームが似たような経験・スキルを持つ人材を採用しようとしていますが、案件数の多いファームや独立系では積極的に年収水準を上げてオファーを出せます。
しかし、KPMG FASの場合は、Big4系の安定性を重視する一方で、人材の流動性が高く(優秀な人材ほど早期転職の傾向)、長期的な人材定着に課題を抱えています。
職人集団としての質の高さはKPMG FASの非常に大きな魅力である一方で、それが競合他社との案件獲得競争において課題となっているのも事実です。それでは早速、KPMG FASの弱みを見てみましょう。
KPMG FASの弱み①
案件数・規模での競合との劣後
KPMG FASの最大の課題は、Big4系FAS内での案件数・規模での競合劣後です。M&A案件数ランキングでは国内4位(121件)と、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)の1位に大きく劣後しています。
特にDTFAは日本トップクラスのM&A案件数を誇り、リーグテーブルでも案件数・手数料金額ともに上位を占めています。一方でKPMG FASは手数料金額順では17位と、案件規模の面でも課題を抱えています。案件数の少なさは、若手コンサルタントの成長機会やキャリア形成にも影響を与える可能性があります。
アソシエイト、在籍年数3年以上、中途社員、男性、KPMG FAS
他社が良くも悪くもスケールしている一方で、ファームとしての成長は劣後していると感じます。これだけFAS業界の景気がいい中でもったいないなと思うことがあります。案件数の差は経験を積む機会の差にも繋がっています。
KPMG FASの弱み②
優秀人材の早期転職・定着率の課題
KPMG FASは優秀な人材を採用できる一方で、人材定着に課題を抱えており、特に経験を積んだ優秀な人材ほど他社やクライアント企業へ早期転職する傾向があります。
少数精鋭を標榜する同社にとって、人材の流出は組織のナレッジ蓄積や案件遂行能力に直接的な影響を与えます。特に、FAS業界は人材のスキルと経験が競争優位の源泉であるため、優秀な人材の早期離職は長期的な競争力低下に繋がるリスクがあります。
また、M&Aアドバイザリーは基本的に人月×単価=売上のビジネスモデルのため、経験豊富なプロフェッショナルを長期間確保することが企業成長の鍵となります。特に優秀な人材を多く確保・育成できることが重要な業態なので、人材定着率の課題は同社の成長戦略に大きな影響を与える可能性があります。
シニアアソシエイト、在籍年数3年以上、中途社員、男性、KPMG FAS
優秀な人材が獲得できている一方で、優秀な人材が定着するとは限ないのが課題です。ステップアップのために転職してしまうケースが多く、組織としてのナレッジ蓄積に影響が出ていると感じます。
KPMG FASの弱み③
業務のコモディティ化と差別化の困難
FAS業界全体の課題でもありますが、M&Aアドバイザリー業務の一部がコモディティ化(標準化・汎用化)しており、他社との明確な差別化が困難になっています。
特に財務デューデリジェンスやバリュエーション業務では、手法やプロセスが業界全体で標準化されつつあり、付加価値の創出や高単価案件の獲得が課題となっています。また、AIやデジタル技術の発達により、従来人手に依存していた業務の一部が自動化される可能性もあり、サービスの高付加価値化が急務となっています。
CF、在籍年数3年以上、退社済み、中途社員、男性、KPMG FAS
業務がコモディティ化しており、差別化が困難になってきています。特にDDやバリュエーション業務では、手法が標準化されつつあり、付加価値の創出に苦労することがあります。
KPMG FASの弱み④
組織間連携と情報共有の課題
KPMG FASは各サービスライン(CF、TS、S&I、TR等)が独立性を保って運営されているため、部門間での情報共有や案件連携に課題を抱えることがあります。
社内の情報蓄積が属人的であり、顧客へのアクセスがやりづらいという指摘もあり、せっかくの一気通貫支援体制が十分に活用されていない可能性があります。また、個人主義的な側面が強いため、組織としての力を最大化する仕組み作りが不十分との声も聞かれます。
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個人主義的なところが強いため、組織としての力が弱いと感じることがあります。個々の専門性は高いのですが、チームとしての連携や情報共有にはまだ改善の余地があると思います。
KPMG FASの弱み⑤
会計士偏重と多様性の課題
KPMG FASは公認会計士を中心としたプロフェッショナル集団である一方で、会計士バックグラウンドに偏重しており、多様な経歴を持つ人材の活用に課題があるとの指摘があります。
M&A業界では、投資銀行出身者や事業会社出身者、戦略コンサル出身者など多様なバックグラウンドを持つ人材が求められる傾向にありますが、会計士中心の組織文化が多様な視点の取り入れを阻害している可能性があります。特に事業戦略や業界知見が重要な案件において、この偏重が競争劣位要因となる場合があります。
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会計士バックグラウンドが多いため、事業戦略や業界の深い知見が求められる案件では、競合他社と比較して差別化が困難な場合があります。多様なバックグラウンドを持つ人材の活用がもっと必要だと感じています。
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ここがすごい!
KPMG FASの特徴(グローバル・クロスボーダーで働ける)

さて、これまではKPMG FASの強みと弱み、そしてM&A案件事例をご紹介してきました。
M&A一気通貫支援、特にクロスボーダー案件で確固たる強みを発揮しており、更にグローバルネットワークを活用したアドバイザリーサービスにも力を入れていることはお分かりいただけましたか?もちろん国内案件も多数ありますので、そこはお忘れなく。
更にKPMG FASはインタビューで御紹介したように、海外で働く機会が多いことも特徴の1つになっています。
クロスボーダーM&Aを発注するのは基本的に大企業や成長企業ですが、これらの企業は当然、世界中に展開しており、各国の法令や商慣習等をもとにM&A戦略を実行していく必要があります。
その為、KPMG FASの特徴としてグローバル・クロスボーダー案件で働く機会が多いことをご紹介しますね。
ここがすごい!KPMG FASの特徴
クロスボーダー案件・海外プロジェクトが豊富
KPMG FASは、世界147の国と地域にわたるKPMGグローバルネットワークを活用し、日本企業の海外進出や海外企業との提携・買収をサポートする、クロスボーダーM&A案件が多い点が特徴の1つです。
グローバル製造業や商社、IT企業等、様々な企業の海外投資案件や撤退案件を含めた包括的なM&Aアドバイザリープロジェクトを受注できており、海外で働く機会が多いFASファームとして有名です。
2021年度グローバルM&Aアドバイザリー案件数ランキングで2位(661件)という実績が示すように、世界各国のKPMGメンバーファームとの連携により、現地の法規制や商慣習を深く理解したアドバイスを提供しています。
実際の案件では、海外拠点への長期出張や現地採用メンバーとの協働が日常的に行われており、グローバルな視点でのM&A戦略立案から実行まで一貫して携わることができます。
M&AやFAS業務でのグローバル経験を積みたい方、特にクロスボーダー案件で専門性を高めたい方には魅力的なファームですよね。
特にクロスボーダーM&Aや国際的な事業再生の経験は、今後ますます需要が高まる領域になってくるでしょうし、KPMG FASでの数年間が皆さんのキャリアにプラスの影響をもたらす可能性は高いでしょう。
ここがすごい!KPMG FASの特徴
M&Aアドバイザリー領域で世界トップクラスの実績を保持
KPMG FASが「すごい」と言われる理由の一つは、M&Aアドバイザリー業界において、グローバルで圧倒的な存在感を持っていることがあげられます。
KPMG FASのグローバル実績
KPMG FASは世界147の国と地域にわたるKPMGネットワークの一員として、グローバルM&A市場において確固たる地位を築いています。特に2021年度グローバルM&Aアドバイザリー案件数ランキングでは2位(661件の案件を成約)という実績を誇り、世界最大級のM&Aアドバイザリーファームとしての地位を確立しています。
M&Aアドバイザリーとは、企業の合併・買収における専門的なアドバイスを提供するサービスであり、戦略策定から実行まで高度な専門性を持った人材の工数が必要です。
KPMG FASは、M&Aの専門的な知識を持ったコンサルタントを約900名保有しており、特にクロスボーダー案件においては世界各国のメンバーファームとの密接な連携により、現地の法規制や商慣習を踏まえた質の高いサービスを提供しています。
この「グローバルM&A案件数世界2位」という実績を支えるコンサルタントを多数保有しているのがKPMG FASです。その為、様々な企業でクロスボーダーM&Aだけでなく、海外拠点の設立・撤退、国際的な事業再生等のプロジェクトで重宝されているのがKPMG FASです。
| 順位 | 企業名 | 案件数 |
|---|---|---|
| 1位 | PwC | 898件 |
| 2位 | KPMG | 661件 |
| 3位 | EY | 486件 |
| 4位 | デロイト | 483件 |
| 5位 | ゴールドマン・サックス | 394件 |
| 6位 | JPモルガン | 294件 |
| 7位 | モルガン・スタンレー | 261件 |
| 8位 | BofA証券 | 213件 |
| 9位 | シティグループ | 189件 |
| 10位 | ラザード | 142件 |
また、こうした専門的な領域に豊富な実績がある為、クロスボーダーM&A案件で複雑な案件(例えば、多国間での規制当局対応や文化的な統合課題等)でも豊富な実績から成功への道筋を示すことが出来るのがKPMG FASが「すごい」と言われる理由となっています。
クロスボーダーM&Aは一度成功すると長期的な関係が構築され、PMIや追加的なアドバイザリー業務等の安定した収益源となることからKPMG FASの経営が安定し、新たな領域にチャレンジしやすくもなります。
KPMG FASの仕事は「M&Aアドバイザリー」「事業再生」「フォレンジック」の3つに分類できますが、全体の7~8割はM&Aアドバイザリーであり、事業再生が2~3割、フォレンジックは全体の1割程度です。
こうしたクロスボーダーM&A領域でのグローバルトップクラスの実績、それを支える世界最大級のネットワーク、その結果として安定した案件獲得力が総じてKPMG FASが「すごい!」と言われる理由となっています。
ここがすごい!KPMG FASの特徴
働きやすさ評価の高いFASファーム
KPMG FASはOpenWorkが実施している企業評価ランキングで「総合評価2位」「待遇面の満足度3位」「社員の士気2位」「20代成長環境4位」を獲得しており、FAS業界の中でも特に高い評価を得ています。
風通しが良く、年齢に関係なく議論できる環境や、プロフェッショナル同士がお互いを尊重し合う文化が根付いており、若手でも裁量を持って働ける環境が整っています。
多くのFAS・M&Aアドバイザリーファームでは激務による早期転職が一般的ですが、KPMG FASでは「職人集団としての専門性を長期間で培う」文化もあり、キャリアの長期設計も可能と言われています。
もちろん所謂”プロジェクトガチャ”や”上司ガチャ”により、激務案件・マネジメントスキルの低い上司に当たってしまうことは他のファームと同様にありますが、それでも裁量労働制やリモートワーク制度等もきちんと整備されており、ワークライフバランスを取りながら働ける環境が整っています。
一方で私達転職note編集部の友人・知人ではKPMG FAS出身の方が様々な投資銀行、戦略コンサル、PEファンドや事業会社で活躍されているのをよく見かけます。
上司・先輩からのフォローを受けながらM&Aアドバイザーとしての実力を身に着けるファームとしては、とても良い環境なのだと思います。(ただしM&Aや企業再生に全く興味がない、という方は他のファームを検討しても良い気がします)
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公式サイト:https://my-vision.co.jp/
KPMG FASへの中途入社!
活躍する為の準備

KPMG FASがどんな会社で、強みや弱みがどこにあるのか?をご紹介させていただきました。
そんなKPMG FASに中途入社した後、活躍する為に意識するべきことを御紹介しますね!
KPMG FASで中途入社後に活躍する為の準備
- KPMG FASの特色・働き方を理解して入社する
- 自分の経験に合わせた職位で転職する
- M&Aアドバイザーとしてスキルアップする努力を怠らない
- 周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
KPMG FASだけではありませんが、案件単位でチームを組成して働くFASコンサルタントだからこそ、入社前の準備や心構えが入社後の活躍に向けて大切になります。
1つずつ詳しくご紹介しますので、皆さんの転職後の活躍を確実なものにしてくださいね!
KPMG FASで中途入社後に活躍1
KPMG FASの特色・働き方を理解して入社する
KPMG FASで中途入社後に活躍するための準備で最初にできるのは、KPMG FASの特色やKPMG FASの働き方を理解して入社することです。
2025年現在、多くのFASファーム各社が案件の性質上クライアント常駐を求める中で、KPMG FASでは「柔軟な働き方」を推進し、プロフェッショナルの裁量を重視しています。
具体的には
- 裁量労働制により個人の責任で働き方を決定できる環境
- クロスボーダー案件では時差を活用した効率的な業務運営
- 案件の性質に応じてリモート参加とクライアント常駐を使い分け
- デジタルツールを活用したチーム連携とプロジェクト管理
この柔軟な働き方が、特に育児と仕事の両立を目指すプロフェッショナルや、グローバル案件に携わる人材からの評価を高めており、多様な人材の活躍を支援しています。
マネージャー以上とシニアアソシエイト以下で、この影響は大きく変わるでしょう。
中途でマネージャー以上で転職した場合、KPMG FAS独特の企業文化や案件進行ルール、各種システムの使い方がわからない中でチーム管理をすることに難しさを感じる方も多いと思います。
一方で、シニアアソシエイト以下の方は裁量労働制の下で効率的に働けるのは、M&A案件の性質を考えるとポジティブに考えている方も多いのではないでしょうか?
まずはKPMG FASで皆さんが入社されようとしている部署の特色や働き方を具体的なイメージを持って理解することで、入社後に働き始めてもイメージとのギャップを持たずに働くことができるでしょう。
KPMG FASの働き方を詳しく知りたい方は、FASコンサルタントのキャリア支援を専門で行っているマイビジョン/MyVisionに相談してみてください。
マイビジョンはFAS・M&A業界の転職に特に強みを持つエージェントであり、KPMG FASの内情や働き方について深く理解しています。
KPMG FASで中途入社後に活躍2
自分の経験に合わせた職位で転職する
KPMG FASに中途で入社して活躍するための準備では、2つ目に自分の経験にあわせた職位で転職することです。
FAS業界で1度働いたことがある方はイメージが湧くと思いますが、M&Aアドバイザリー業界は案件単位でアサインされチームアップする等、事業会社とは働き方が大きく異なります。
特にマネージャー以上では、クライアント経営陣の期待値コントロールを含めて案件全体の品質管理と成果責任を負わなければなりません。
働き方が大きく違うだけでなく、社内にも気兼ねなく話せる同僚は少なく(そもそもみんな自分の案件で忙しくしている)、若手メンバー達もM&Aアドバイザーとして複数年経験しており「こうあるべき」という一定の業務基準を持っています。
いくら仕事内容が前職と近くても、クライアントの期待値や社内での立ち回り方がわからないと苦労する方が多いのが、FAS未経験でのマネージャー転職です。
KPMG FASをはじめFASファームは職位に合わせて年収水準を定めている為、年収を上げたいという思いから、できるだけ上の役職で転職したいと考える方もいらっしゃいますが危険です。
特に、FAS業界が未経験でマネージャー以上で転職する場合は、既にM&Aアドバイザーとしての経験を積んだ自分の部下達からマネージャーとしての適切な立ち居振る舞い、業務指示を求められます。
これは結構な重いプレッシャーになります。
職位に関係なく、FAS業界の就業経験がない方は、自身の経験に合わせた職位での転職に無理せず転職するようにしましょう。
FASファームは、一般的な事業会社よりパフォーマンス次第で昇進することができます。目先の年収よりも着実な成果でクライアントに貢献し、評価を受けて昇進して、高い報酬をもらえるように努めると社内外からも1人前と認められ、気持ちよく働けると思います。
くれぐれも無理をしすぎないようにしてくださいね!
KPMG FASで中途入社後に活躍3
M&Aアドバイザーとしてのスキルアップを怠らない

KPMG FASに中途で入社して活躍するための3つ目の準備は、M&Aアドバイザーとしてスキルアップする努力をし続けることです。
多くの方がファイナンス理論やバリュエーション、デューデリジェンス等の本を読み、講習を受講して転職されてきますが、実際の案件で状況が日々刻々と変わる中で、クライアント経営陣や投資家の課題に対する鋭い分析やソリューションを提供できるかというと難しいでしょう。
KPMG FASではM&A案件が多いとは言え、戦略策定からPMIまで様々な課題に対するアプローチを検討して、タイトなスケジュールを調整して、クライアントに説得力のある提案を行う能力が必要です。
これは転職してからも継続して、各案件で求められる役割を100%以上にこなす中でしか鍛えられません。もちろんきちんと努力をすれば身に着けられるスキルがほとんどですが、クライアントの真の課題を常に考え続け、上司や同僚とのパフォーマンスの違いを理解し、埋める努力を続ける必要があります。
逆に言えば、そうした環境で切磋琢磨するからこそ、高いレベルのスキルと経験を短期間で身に着けることができ、評価を得て高い報酬をもらうことができる業界でもあります。
入社後は、周囲からのフィードバックを適切に理解し、改善・実行するという主体的なアクションが大切です。ぜひ継続的に自分なりの課題に取り組むようにしてくださいね!
KPMG FASで中途入社後に活躍4
周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
FASファームはドライな人間関係と思われがちですが、実は過去の案件アプローチや業界知見、バリュエーション手法などのナレッジを同僚同士でシェアしていたり、相談していたりします。
中途で入社した方々は、同時期入社の方とのつながりはありますが、社内で何年もM&A経験を積んだ方々との関係は、あまり作れていない方が多いでしょう。
一時的に、社内のナレッジをうまく活用できていないので、独立系アドバイザーと同じような状況なわけです。
そんな状況を早く脱し、KPMG FASの豊富な案件ノウハウを活用して、効率的にM&Aアドバイザリー業務ができるようになるために、社内の「経験豊富な方々」と関係性を作ることが非常に大切です。
個人主義的な側面もあるKPMG FASですが、その分、優秀なプロフェッショナル同士がお互いを尊重し合う文化があります。積極的に社内の様々な部門の方と関係性を築くことで、クロスセルの機会や業界知見の共有など、結果的に皆さんの仕事の成果とクオリティを上げることにつながります。
ぜひ意識的に社内の様々な方と会話をして、良好な人間関係を作ってくださいね!
20~30代のハイキャリア転職を目指すなら
MyVision/マイビジョンに相談しよう!
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転職者の約9割がアドバイザリー・コンサル業界未経験からの転職成功者で、95%の利用者が年収アップを実現しています。元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを活かし、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
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FAQ|「KPMG FASの強みと弱み」を知りたい方へ

KPMG FASの強みは何ですか?
KPMG FASの最大の強みは、企業の「有事」に特化したフィナンシャル・アドバイザリー・サービスにあります。一般的なコンサルティングファームが「平時」の業務改善を手がけるのに対し、KPMG FASはM&A、事業再生・事業変革、経営戦略、不正・不祥事調査といった企業の命運を左右する重要な局面での支援に特化しています。
特に、Big4系FASの中でも、あらゆる規模の案件を幅広く手がけることで培われた豊富な実行経験が強みです。投資銀行や証券会社が数百億円以上の大型案件に特化するのに対し、KPMG FASは数十億円から百億円規模の中小案件まで広く対応し、エグゼキューション(案件実行)の経験値を加速度的に高めています。
さらに、デジタル技術の積極活用も他社との差別化要因です。M&Aのデューデリジェンス業務では、データサイエンティストやAIエンジニアによる先進的なデータアナリティクスを活用し、従来では考えられなかったスピードと精度でサービス提供を実現しています。
KPMG FASの日本での立ち位置は?
KPMG FASは、日本のFAS業界において確固たるポジションを築いている企業です。2001年の設立以来、Big4系ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスの一角として、業界の草分け的存在となっています。
FAS業界の実績ランキングでは、取引金額と案件数の両面で上位に位置しています。特に大手日系企業やプライベート・エクイティ・ファンドとの強固な関係を築き、国内外を問わず多数のディールを成功に導いてきました。従業員数も約900名(2024年時点)と、着実な成長を続けています。
KPMG FASの業界ランキングは?
KPMG FASは、Big4系FASの中で年収水準が最も高く、平均年収約1,521万円を誇り、業界内でもトップクラスの水準となっています。これは、デロイト(約1,450万円)、PwC(約1,425万円)、EY(約1,411万円)を上回る実績です。
M&Aアドバイザリー業務の手数料金額順ランキングでは17位に位置しており、Big4系FASとしては安定したポジションを確保しています。また、KPMGグループ全体では、世界142の国と地域に275,000人以上の人員を擁し、2024年度のグローバル総収入は384億米ドルという規模を誇っています。
KPMG FASの中途採用の難易度は?
KPMG FASの中途採用難易度は非常に高い(難易度S級)とされています。新卒採用における主要大学は東京大学、京都大学、一橋大学などのトップクラス大学が中心となっており、高い学歴要件が求められています。
| 採用実績大学 | 特徴 |
|---|---|
| 東京大学 | 最多実績 |
| 京都大学 | 関西圏トップ |
| 慶應義塾大学 | 私立最多 |
ただし、中途採用に積極的であることから、適切なスキルと経験を有していれば転職できる可能性は十分にあると言えます。特に、課題認識能力や仮説設定能力、デジタル技術活用能力、そして社会や企業の課題解決への熱意を持つ人材が強く求められています。
KPMG FAS なんの会社?
KPMG FASは、ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス(FAS)業界の先駆者として、企業の「有事」における変革支援を専門とする会社です。事業内容は主に以下の4つの領域に分かれています。
- M&A: 企業の買収・合併・統合プロセス(PMI)まで一気通貫で支援。戦略策定から統合プロセスまで企業価値創造プロセス全体をトータルサポート。
- 経営戦略: 事業ポートフォリオや経営資源の刷新を含む戦略的な経営革新の策定と実行を支援。
- 事業再生・事業変革(リストラクチャリング): 財務面での事業再生に加え、事業の再成長支援、海外進出・撤退支援など幅広い事業再編を支援。
- 不正・不祥事(フォレンジック): 企業内不正や不祥事の調査・防止に加え、デジタル技術を活用した不正検知サービスの提供。
2001年設立以来、社会の公器としての高い職業意識と中立性を重んじる姿勢を持ち、「社会に信頼を、変革に力を」というパーパスのもと、クライアント企業の持続可能な成長と長期的な成功を支援しています。
KPMG FAS中途転職を相談するべき転職エージェント

2025年現在、多くの企業が直面している課題は「デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速」「ESG経営への対応」「クロスボーダーM&Aの複雑化」など、より高度で専門的な経営課題となっています。
これらの課題に対して、KPMG FASでは次のような支援を強化しています。
最新のクライアント支援領域(2024-2025年)
- デジタル技術活用支援:データアナリティクス・AI技術のM&A業務組み込み
- ESG・サステナビリティ経営支援:気候変動リスク評価・脱炭素戦略策定
- クロスボーダーM&A支援:地政学リスクを考慮した海外展開・撤退戦略
- 事業再生・変革支援:デジタル化による業務効率化・新事業開発
- 不正検知・防止システム構築:先進的なフォレンジック技術の導入
- 企業価値評価の高度化:無形資産・知的財産の評価手法革新
これらの最新ニーズに対応するため、KPMG FASでは従来の財務・会計専門性に加えて、データサイエンス・IT・サイバーセキュリティ領域の専門人材を積極的に採用・育成しています。
もしFAS業界でのキャリアやFAS業界からの次のキャリアを考えているのであれば、ここまで紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も成長し続けるために非常に大切です!
そこで将来、FASコンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、FAS業界のキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。
累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/
『MyVision/マイビジョン』は、アドバイザリー・コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20~30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。
戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。
- コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
- 過去にコンサルファームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
- 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい
FASやコンサルの転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
アクシスコンサルティングはKPMG FASやPwCアドバイザリーなど、コンサル・IT業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
特に、FAS各社の情報はインターネット上に少ないため、業界各社の情報収集に苦労されている方も多いのではないでしょうか?その点、業界特化した転職エージェントとの定期的な情報交換は必須です。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
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こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
高年収スカウトをもらう
Bizreach(ビズリーチ)

おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
KPMG FASはBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、 KPMG FASに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。

最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームやFAS・アドバイザリーファーム各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- KPMG FASを始めコンサル・アドバイザリー業界に直接転職したい
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- KPMG FAS以外にも自分の転職市場価値や年収水準を幅広く知りたい
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。
まとめ|すごいの?KPMG FASの特徴と強み/弱み
KPMG FASの特徴と強み/弱みを実際の業界データと転職市場の動向を踏まえて紹介してきました。
KPMG FASは企業の「有事」に特化したフィナンシャル・アドバイザリー・サービスに強く、これだけ多くのコンサルティングファームが乱立するなかでBig4系FASとして確固たるポジションを築いています。
その為、M&A、事業再生・事業変革、不正・不祥事調査といった企業の命運を左右する重要な局面での豊富な実績があり、今後も多くの案件を受注していくことができるでしょう。
またM&Aや事業再生には高度な専門性と豊富な経験が必要になる為、大手日系企業やプライベート・エクイティ・ファンドがクライアントとなり、国内外を問わず複雑な案件への対応が発生する為、グローバルで活躍する経験を積みやすい環境が整っています。
FAS業界はどこも似ていて「何がすごい」のか、分かりにくいことも多いと思いますが、実際はM&A、事業再生、フォレンジック等のサービス領域や、業界特化、案件規模等で得意領域が分かれています。
KPMG FASもM&Aや事業再生を支援したクライアントは、財務・事業内容から経営陣まで深く理解しており、継続的な案件の受注につながっているのは確かです。
デジタル技術を活用したFAS業務やクロスボーダーM&Aで活躍したい!という方には、非常に魅力的なファームであることがよくわかったと思います。
ただ、より具体的な案件内容やキャリアパス、社内での成長可能性を知りたい方は、FAS業界への転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。
私達も様々な転職成功者の体験談や業界で働いた経験をもとに、情報を紹介していきたいと思っています。
様々な情報ソースを活用し、皆さんが目指すキャリアを実現されることを願っています!頑張ってくださいね!





