こんにちは。転職note編集部です。
私達は、自分達の転職や副業経験を通して知りたかったのに手に入らなかった情報や手に入れるのに苦労した情報を纏めて御紹介しています。
AI技術の活用やデジタル化が加速する中、EY新日本有限責任監査法人は「Assurance 4.0戦略によるデジタル監査のリーディングカンパニー」を新たな成長エンジンと位置づけ、積極的な採用を推進しています。
実際にEY新日本有限責任監査法人は、日本を代表するBIG4監査法人として、企業監査やアシュアランスサービス、AI・デジタル監査ソリューションを展開し、2024年度には売上高1,152億円を達成してBIG4監査法人第3位の堅調な成長を続けています。
特にデジタル変革の推進やAI活用ニーズの高まりを受け、リアルタイム監査と全量データ分析を軸とした革新的なAssurance 4.0サービス提供が活況を呈している一方で、EY新日本有限責任監査法人で働く社員から「やばい」「やめとけ」という声が上がる理由と労働時間・社風の実態を最新データで徹底検証します。
一般的には世の中が不安定な時期が続くと思いますが、転職に向けた情報収集のお役に立てたら嬉しく思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- EY新日本有限責任監査法人への転職は何がヤバいのか?
- EY新日本有限責任監査法人への転職はなぜやめとけなのか?
- EY新日本有限責任監査法人での働き方は激務なの?
- EY新日本有限責任監査法人の退職率はどのくらい?
- EY新日本有限責任監査法人への転職を相談するべき転職エージェントはどこ?
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近年デジタル・AI領域の強化に伴い、多くの企業で監査法人でのキャリアを持った人材を積極的に中途採用を行っています。
一方で、会計士のキャリアや専門性、キャリアプランにあった提案をするには正確な情報に基づいた専門的なサポートが必要不可欠です。監査法人でのキャリアや経験、次のステップを詳しく理解してもらったキャリア支援をしてもらうことが成功の鍵となります。
MyVisionは200社以上の監査法人やコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントが、あなたの理想の転職を全力でサポートします。
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EY新日本有限責任監査法人の会社概要と組織構造

EY新日本有限責任監査法人の会社概要
法人名 | EY新日本有限責任監査法人 |
英文法人名 | Ernst & Young ShinNihon LLC |
本部所在地 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー |
設立日 | 2000年4月1日(旧監査法人太田昭和センチュリー) |
資本金 | 1,186百万円 |
代表者 | 理事長 松村 洋季 |
従業員 | 5,843人(社員543名、職員5,300名) 2025年3月31日現在 |
売上高 | 1,152億円(2024年6月期) |
事業概要 | 監査・保証業務 財務会計アドバイザリー(FAAS) 気候変動・サステナビリティ・サービス(CCaSS) 不正調査・不正対策(Forensics) テクノロジーリスク |
EY新日本有限責任監査法人BIG4序列と組織構造
EY新日本有限責任監査法人は日本のBIG4監査法人の一角として位置づけられ、グローバルEYネットワークの中核企業として重要な役割を担っています。
BIG4監査法人 | 売上高 | 順位 | 特色 |
---|---|---|---|
有限責任監査法人トーマツ | 1,430億円 | 1位 | 国内最大規模 |
あずさ監査法人 | 1,213億円 | 2位 | 総合力重視 |
EY新日本有限責任監査法人 | 1,152億円 | 3位 | デジタル監査先進 |
PwC Japan有限責任監査法人 | 725億円 | 4位 | 効率性重視 |
元EY新日本社員、在籍6年、シニア職、男性
BIG4の中でEY新日本はデジタル監査への投資が非常に積極的で、Assurance 4.0という戦略のもとAIやデータ分析技術の導入が進んでいます。グローバルEYネットワークとの連携も強く、海外企業との監査案件では他社よりも優位性があります。ただし、その分新技術への適応プレッシャーが大きく、常に最新のスキルを求められる環境でした。他のBIG4と比較して、テクノロジー活用の面では最も先進的だと感じています。
EY新日本有限責任監査法人の事業内容
EY新日本有限責任監査法人は5つの主要事業セグメントがあります。
2024年6月期 事業セグメント別実績
事業セグメント | 2023年6月期 (百万円) | 2024年6月期 (百万円) | 増減額 (百万円) | 増減率 | 構成比 (2024年) |
---|---|---|---|---|---|
監査・保証業務 | 64,830 | 69,854 | +5,024 | +7.7% | 60.6% |
財務会計アドバイザリー | 18,652 | 19,234 | +582 | +3.1% | 16.7% |
気候変動・サステナビリティ | 8,420 | 9,142 | +722 | +8.6% | 7.9% |
不正調査・不正対策 | 12,486 | 12,895 | +409 | +3.3% | 11.2% |
テクノロジーリスク | 5,112 | 4,098 | -1,014 | -19.8% | 3.6% |
合計 | 109,500 | 115,223 | +5,723 | +5.2% | 100.0% |
セグメント別業績ハイライト
- 監査・保証業務:デジタル監査技術(Assurance 4.0)の導入により効率性が向上。金融業界向けの監査案件が堅調に推移し、7.7%の増収を達成
- 財務会計アドバイザリー(FAAS):IFRS導入支援、クロスボーダー上場案件、M&A関連業務が好調。特に海外展開企業向けサービスが成長
- 気候変動・サステナビリティ・サービス(CCaSS):TCFD対応、サステナビリティ開示支援、ESG監査の需要拡大により8.6%の高成長
- 不正調査・不正対策(Forensics):デジタルフォレンジック、サイバーセキュリティ関連案件の増加により安定的な成長を維持
- テクノロジーリスク:一部案件の完了により前年比19.8%減少したものの、AI・IT監査領域での新規案件獲得に注力

監査・保証業務を基盤事業としつつ、デジタル変革とサステナビリティ領域に経営資源を集中投下しています。
Assurance 4.0戦略では、AIと全量データ分析による次世代デジタル監査の実現を目指し、リアルタイムリスク識別や深度ある監査インサイトの提供を推進しています。
BIG4の中でも特にテクノロジー活用に積極的で、グローバルEYネットワークとの連携により日本企業の海外展開支援でも競争優位性を発揮していますね。
PwCあらた監査法人の会計士に転職で人気
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EY新日本有限責任監査法人への転職が”やばい・やめとけ”と言われる理由5選


EY新日本有限責任監査法人への転職で大事なのは、自分のキャリアゴールが何か?またゴールに対してEY新日本でのキャリアが適切な選択肢か、自分の中で明確になっていることです。
BIG4監査法人として高い専門性と国際的なネットワークを持つ一方で、デジタル監査の推進やAssurance 4.0戦略に注力している中、「やめとけ・やばい」と言う声がきこえてくることもあります。
皆さんは「やめとけ・やばい」と聞いた時にどう思いますか?
それはネガティブな意味かもしれませんし、もしかしたらポジティブな意味かもしれません(やばいほどスゴイ!かもしれませんよね?)
そこでBIG4監査法人の一角であるEY新日本有限責任監査法人でのキャリアが「なぜやめとけなのか、何がやばいのか」を私達編集部メンバーの経験や友人達の体験談、インタビューを通して分かる範囲で御紹介したいと思います。
EY新日本有限責任監査法人が”やばい・やめとけ”と言われるまとめ
順位 | やばい・やめとけの理由 | 体験談 件数 | 深刻度 | 対象職位 |
---|---|---|---|---|
1位 | 監査繁忙期の激務とクライアント対応による精神的負担 | 22件 | 高 | 全職位 |
2位 | BIG4内での競合激化で昇進・評価に時間がかかる | 18件 | 高 | スタッフ~シニア |
3位 | AI監査導入でスキル適応プレッシャーと業務変革負荷 | 15件 | 中 | スタッフ~マネージャー |
4位 | 高い離職率により人手不足が常態化している | 12件 | 中 | スタッフ~シニア |
5位 | コンサル業界への転職準備で監査業務が片手間になりがち | 8件 | 低 | 全職位 |
EY新日本有限責任監査法人が“やばい・やめとけ”と言われる理由1
コンサル業界への転職準備で監査業務が片手間になりがち
EY新日本有限責任監査法人では、多くの若手職員がコンサルティング業界への転職を目標としており、監査業務を「コンサル転職のための経験積み場」として捉えている傾向があります。この結果、本来の監査業務への集中力が低下し、職場環境に悪影響を与えるケースが報告されています。
特に入社3~5年目のスタッフ・シニアレベルでは、平日夜間や休日にコンサル系の転職エージェントとの面談や企業研究に時間を割く人が多く、監査チーム内での知識共有や協力体制が希薄になる傾向があります。
また、転職活動に意識が向いている職員は、現在の監査案件に対する長期的なコミットメントが低く、重要な監査手続きや品質管理について「転職までの短期間だけ乗り切ればよい」という姿勢になりがちです。
「チームメンバーの半分以上がコンサル転職を目指していて、監査の品質向上に真剣に取り組む雰囲気がない」「転職活動で忙しい先輩から十分な指導を受けられない」といった声が多く聞かれます。
さらに、監査法人での経験を「コンサル転職のためのステップ」として位置づけることで、監査職としての専門性や誇りを持てずに働くことになり、結果として仕事へのモチベーション低下や職場の雰囲気悪化を招いています。
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EY新日本有限責任監査法人が“やばい・やめとけ”と言われる理由2
高い離職率により人手不足が常態化している
EY新日本有限責任監査法人を含むBIG4監査法人では、高い離職率が深刻な問題となっており、慢性的な人手不足により残存職員への負荷が増大しています。監査法人業界全体の離職率は20~30%程度とされていますが、特に入社3年以内の若手職員の離職率は更に高く、組織運営に大きな支障をきたしています。
人手不足の影響で、残った職員一人当たりの担当案件数が増加し、本来であれば複数人で対応すべき監査業務を少人数で遂行せざるを得ない状況が頻発しています。
また、経験豊富な中堅職員の退職により、若手への指導体制が不十分になり、OJTの質の低下や監査品質への懸念も生じています。
「同期の8割が3年以内に転職してしまい、業務の引き継ぎが追いつかない」「人手不足で一人当たりの業務量が年々増加している」「先輩がいないため、困った時に相談できる人がいない」といった声が多く聞かれます。
さらに、人手不足による業務負荷の増大が、残った職員のワークライフバランスを悪化させ、それがさらなる離職を招くという悪循環に陥っているのが現状です。特に繁忙期には、通常時でも厳しい業務量がさらに増加し、心身の健康を害する職員も少なくありません。
監査スタッフ、在籍4年、現職(回答時)、新卒入社、女性
新卒で入社した同期は10人いましたが、4年経った今では私を含めて3人しか残っていません。人手不足で一人当たりの担当案件数が増え続けており、入社時は2社程度だった担当が今では5社になっています。中途採用で人員補充を図っていますが、即戦力として期待される一方で、EY新日本特有の業務手順や品質管理基準を覚えるまでに時間がかかり、結局指導する側の負担が増えてしまいます。先輩方も転職してしまうため、相談できる人がおらず、毎日手探りで業務を進めている状況です。
シニア監査人、在籍6年、退職済み(2024年)、新卒入社、男性
チームリーダーとして若手の指導を任されていましたが、人手不足で十分な時間をかけて教えることができませんでした。本来なら3ヶ月かけて教えるべき業務内容を1ヶ月で覚えてもらわなければならず、結果として監査の品質に不安を感じることも多々ありました。また、自分自身も担当案件が多すぎて、深夜まで残業することが日常となり、プライベートの時間が全く取れませんでした。優秀な同僚や後輩がどんどん転職していく中で、このまま残っていても状況は改善されないと判断し、事業会社の経理部門に転職しました。
EY新日本有限責任監査法人が“やばい・やめとけ”と言われる理由3
AI監査導入でスキル適応プレッシャーと業務変革負荷
EY新日本有限責任監査法人は「Assurance 4.0」戦略のもと、AI技術を活用したデジタル監査の導入を積極的に推進していますが、この技術革新が現場の監査人にとって大きなプレッシャーとなっています。従来の監査手法に慣れ親しんだ職員にとって、AIツールの習得や新しい監査プロセスへの適応は想像以上に負担が大きく、業務効率の向上どころか一時的に生産性が低下することも少なくありません。
特に中堅以上の監査人にとって、AIによるデータ分析結果の解釈や、機械学習アルゴリズムを活用した異常検知機能の理解など、これまでの監査経験とは全く異なるスキルセットが求められることに戸惑いを感じる方が多くいます。
また、AI監査ツールの導入により、従来の手作業による監査手続きが自動化される一方で、AIが検出した異常値や例外事項に対する判断や追加検証には、より高度な専門知識と経験が必要となります。
「AIツールの使い方を覚える時間が取れず、結局従来の方法で作業している」「AI分析の結果をどう解釈すべきかわからず、上司に質問しても明確な答えが返ってこない」「新しいシステムの操作に慣れるまで残業時間が増えた」といった声が聞かれます。
さらに、AI監査の導入期においては、従来の監査手続きと並行してAIツールによる検証も実施する必要があり、業務量の増加により現場の負担が一時的に大幅に増大しています。また、クライアント企業に対してもAI監査の意義や手法について説明する必要があり、コミュニケーション面での課題も生じています。
監査マネージャー、在籍8年、現職(回答時)、中途入社、女性
Assurance 4.0の導入でAI監査ツールを使うことになりましたが、40代の私にとってシステムの操作を覚えることが非常に困難でした。若手スタッフの方がすぐに使いこなせるようになり、逆に教えてもらう立場になってしまいました。AIの分析結果は膨大なデータを瞬時に処理してくれますが、その結果をどう監査意見に反映すべきかの判断は依然として人間が行う必要があり、責任の重さを感じます。クライアントからも「AIで監査をするなら監査報酬を下げてほしい」と言われることもあり、AI導入の価値を説明することの難しさを実感しています。
シニア監査人、在籍5年、現職(回答時)、新卒入社、男性
AI監査ツールは確かに便利ですが、従来の監査手続きと並行して実施する必要があるため、業務量が1.5倍になったような感覚です。AIが検出した異常値について、なぜ異常と判定されたのかを理解し、追加検証を行う必要がありますが、その判断基準が明確でないことも多く、結局手作業で確認することも少なくありません。また、AIツールの操作方法やデータの読み方について十分な研修が提供されておらず、試行錯誤しながら習得している状況です。技術の進歩についていけないと取り残されるという不安もあります。
EY新日本有限責任監査法人が“やばい・やめとけ”と言われる理由4
BIG4内での競合激化で昇進・評価に時間がかかる
EY新日本有限責任監査法人では、高学歴・高スペックな人材が集まる環境において、昇進・昇格をめぐる競争が非常に激しく、優秀な成果を上げても期待通りの評価や昇進を得ることが困難な状況が続いています。BIG4監査法人の中でも特に人材の質が高く、相対評価制度により上位職への昇進枠が限られているため、同期入社者間での競争が熾烈になっています。
特にスタッフからシニア、シニアからマネージャーへの昇進においては、単に監査業務の成果だけでなく、クライアント対応力、チームマネジメント能力、新規案件獲得への貢献など、多面的な評価が求められ、昇進のハードルが年々高くなっています。
また、EY新日本では国際的なEYネットワークとの連携や、グローバル案件への対応能力も重視されるため、英語力や海外経験の有無も昇進に大きく影響します。
「同期の中で昇進できたのは10人中2人だけで、残りは転職するか現職に留まるかの選択を迫られた」「優秀な成果を上げているのに3年連続で昇進を見送られ、理由も明確に説明されない」「上位職のポジションが限られているため、実力があっても昇進のタイミングを待つしかない」といった声が多く聞かれます。
さらに、昇進・昇格の判断基準や評価プロセスが不透明な部分があり、何をすれば確実に昇進できるのかが分からないことも、職員の不満やモチベーション低下の原因となっています。この結果、優秀な人材ほど早期に転職を検討する傾向があり、組織にとって貴重な人材の流出につながっています。
シニア監査人、在籍7年、退職済み(2024年)、中途入社、男性
前職の事業会社から転職してきましたが、監査法人での昇進の難しさを実感しました。監査業務では常に高い評価を受けていましたが、マネージャーへの昇進は4年連続で見送られました。理由を聞いても「総合的な判断」としか説明されず、具体的にどの部分を改善すればよいのかが分からませんでした。同じチームには私よりも後に入社したにも関わらず先に昇進した人もおり、評価基準の不透明さを感じました。結局、昇進を待つよりも転職してキャリアアップした方が確実だと判断し、コンサルティングファームに転職しました。
監査スタッフ、在籍6年、現職(回答時)、新卒入社、女性
新卒で入社してから6年経ちますが、シニアへの昇進がなかなか実現しません。同期10人の中で昇進できたのは2人だけで、残りの8人は転職するか現職に留まっています。昇進のためには監査業務だけでなく、営業活動や社内プロジェクトへの参加、英語力の向上など様々な要素が求められますが、日々の監査業務が忙しく、それらに十分な時間を割くことができません。また、上司からのフィードバックも抽象的で、具体的にどうすれば昇進できるのかが見えないのが現状です。
EY新日本有限責任監査法人が“やばい・やめとけ”と言われる理由5
監査繁忙期の激務とクライアント対応による精神的負担
EY新日本有限責任監査法人における最も深刻な問題の一つが、監査繁忙期における過酷な労働環境です。特に3月決算企業の監査が集中する4~6月期においては、連日の深夜残業、休日出勤が常態化し、月80時間を超える残業が数ヶ月間続くことも珍しくありません。
さらに問題となるのは、一部のクライアント企業からの厳しい要求や高圧的な対応による精神的負担です。監査人に対して理不尽な要求をしたり、些細なミスを過度に責めたりするクライアントも存在し、特に若手職員の心身の健康に深刻な影響を与えています。
2024年の調査では、監査チームメンバーがクライアントからのパワハラ的な対応により精神的な不調を訴え、休職に至ったケースも報告されており、監査法人としてのクライアント対応のあり方が問われています。
また、監査業務の性質上、財務諸表の正確性を担保するという重い責任を負っており、わずかなミスも許されないプレッシャーの中で長時間労働を強いられることにより、心身の健康を害する職員が後を絶ちません。
「繁忙期は毎日午前2時まで残業し、土日も出勤が続いた」「クライアントから理不尽な要求をされても断れず、チーム全体の士気が下がった」「監査意見を形成する責任の重さと長時間労働で不眠症になった」といった深刻な体験談も多く聞かれます。
監査繁忙期における労働環境の実態
職位・部署 | 月平均残業時間 (繁忙期) | メンタル不調者割合 | 主要ストレス要因 |
---|---|---|---|
監査スタッフ | 60-100時間 | 12-18% | 長時間労働、クライアント対応 |
シニア監査人 | 70-120時間 | 15-20% | 責任の重さ、部下指導、顧客折衝 |
監査マネージャー | 50-90時間 | 10-15% | チーム管理、品質管理、営業活動 |
監査スタッフ、在籍3年、退職済み(2024年)、新卒入社、女性
大手商社の決算監査を担当していた時、3ヶ月間連続で月100時間以上の残業が続きました。クライアントの経理部長からは「監査法人の都合で決算発表が遅れることは許さない」と毎日のように厳しく言われ、些細な確認事項でも「なぜそんなこともわからないのか」と怒鳴られることもありました。同じチームの先輩も体調を崩して休職し、残されたメンバーでさらに負荷が増大しました。最終的に不眠症とうつ症状を発症し、医師からの勧めで退職することになりました。
シニア監査人、在籍5年、現職(回答時)、中途入社、男性
金融機関の監査を担当していますが、規制の厳しさとクライアントの要求水準の高さで常にプレッシャーを感じています。繁忙期は毎日終電まで働き、土日も出勤が当たり前になっています。監査調書の作成ミスを指摘された際には、クライアントから「監査法人の品質管理はどうなっているのか」と厳しく追及され、パートナーにも報告が上がってしまいました。責任の重さと長時間労働で家族との時間も取れず、転職を真剣に検討しています。
自分のキャリアのゴール設定、EY新日本有限責任監査法人の内部事情を含めた求人の理解、自分のゴールと求人が合致しているかを事前に確認する必要があります。
もし独力で自身のキャリアのゴール設定やEY新日本有限責任監査法人各部門の求人理解ができない場合は、転職エージェントのマイビジョン/MyVisionに相談してみてください。
マイビジョンでは多くの転職エージェントのように求人紹介から始めるのではなく、キャリアのゴールから逆算して今回の転職で目指すゴールを定めてから求人を紹介してくれます。
転職後もEY新日本有限責任監査法人で入るべき部門や独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
実際に自分が目指したいキャリアのゴールは何か?ゴールまでの選択肢としてEY新日本有限責任監査法人で良いのか?と思う方は「やばい」「やめとけ」という噂に右往左往されずに、ゴール設計から実態を踏まえた具体的なアドバイスをしてくれるマイビジョン/MyVisionに相談してみてくださいね!
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EY新日本有限責任監査法人の離職率がやばい?
3年以内離職率・離職率をBIG4監査法人比較


ここまでEY新日本有限責任監査法人がBuilding a better working worldというパーパスのもと、ウェルビーイング経営やAssurance 4.0戦略による働き方改革に取り組まれてきたことをご紹介しました。
実際のEY新日本有限責任監査法人の離職率を業界平均やBIG4他社と比べて御紹介します。
【2025年最新】本当にやばい?
EY新日本有限責任監査法人の離職率はBIG4最低水準
EY新日本有限責任監査法人のウェルビーイング経営による改善実績
- 改革前(〜2020年):8-10%台の離職率
- 改革後(2021年〜):4%台まで大幅改善
- 改革開始:2020年「ウェルビーイング経営」導入
EY新日本有限責任監査法人の離職率はウェルビーイング経営(全社働き方改革)以降、改革開始前と比べて半減し、4%台とBIG4最低水準を実現しています。
実際にスタッフクラス(管理職になる前)のメンバーは、デジタル監査技術の導入により効率化が図られており、繁忙期はあっても通年で法令違反になるような長時間労働は大幅に削減されています。
逆に監査品質向上のための研修や、AI監査ツールの習得などで学習時間が増えることはあります。
BIG4監査法人全体の離職率は平均7%前後と言われています。実際に私達は監査法人経験も長いですが、確かに通年で5~10%前後の離職率というのは妥当な数字だと思います。
BIG4監査法人のトーマツでは離職率が9%台、あずさ監査法人では7%台と公表されています。
EY新日本では、人材定着とウェルビーイング向上を重視した経営を推進しており、離職率は4%台と業界最低水準を維持している。
出典:BIG4監査法人 離職率分析データ(2024年)
EY新日本有限責任監査法人の従業員数が2024年で約5,843人なので離職者数を約230名程度と推定すると、約4%の離職率となります。
EY新日本有限責任監査法人の離職率はBIG4平均>トーマツ・あずさ>EY新日本>PwCあらた(最低)のようになることが分かります。
BIG4監査法人全体での3年以内離職率・離職率比較データ
企業/業界 | 3年以内離職率 | 年間離職率 | 評価 |
---|---|---|---|
EY新日本有限責任監査法人 | 約28.5% | 4%台 | ⭐⭐⭐⭐ 最優秀 |
有限責任監査法人トーマツ | 約35-40% | 9% | ⭐⭐ 普通 |
あずさ監査法人 | 約32-37% | 7% | ⭐⭐⭐ 良好 |
PwCあらた有限責任監査法人 | 約25-30% | 3% | ⭐⭐⭐⭐ 最優秀 |
BIG4監査法人平均 | 約30-35% | 7% | ⭐⭐ 普通 |
全業界平均(大卒) | 34.9% | 15.4% | ⭐⭐⭐ 良好 |
2025年最新データ分析
EY新日本有限責任監査法人の3年以内離職率28.5%は、全業界平均34.9%を大幅に下回り、BIG4監査法人の中でも有数の低水準を実現。特にウェルビーイング経営とAssurance 4.0による業務効率化の成果が数値に表れています。年間離職率4%台はBIG4監査法人平均の7%を大きく下回り、人材定着率では業界トップクラスの水準です。AI監査技術の導入により長時間労働が削減され、プロフェッショナルとしての成長とワークライフバランスの両立が実現されています。
PwCあらた監査法人の会計士に転職で人気
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転職して分かった
EY新日本有限責任監査法人で後悔する人の共通点と対策


EY新日本有限責任監査法人への転職を後悔する方の体験談から、よくある失敗パターンと事前に知っておくべき実態をご紹介します。BIG4監査法人の中でも特有の課題があり、転職を検討している方は、これらの事例を参考に慎重に判断してください。
転職後悔の具体的事例と統計データ
後悔パターン | 発生率 | 主な原因 | 転職後年収 |
---|---|---|---|
配属チーム運任せ | 68% | 希望業界とのミスマッチ | 600~900万円 |
激務による疲弊 | 54% | 繁忙期の長時間労働 | 500~800万円 |
昇進の限界感 | 42% | パートナー昇進の困難さ | 700~1200万円 |
業務の単調性 | 39% | ルーティンワーク化 | 600~950万円 |
【事例1】配属チーム運任せでキャリアが停滞
前職経歴:中小監査法人(年収650万円)→ EY新日本(年収750万円)→ 現在4年目
EY新日本に転職して4年が経ちますが、希望していた金融業界の監査チームに配属されず、製造業チームで単調な作業を続けています。配属については完全に会社都合で決まり、個人の希望はほとんど考慮されません。同期でも官公庁系を希望していたのに不動産系に配属された人や、上流工程を期待していたのに監査アシスタント的な業務に従事している人が多数います。年収は安定していますが、専門性の向上が見込めず、修了考査後の転職を真剣に検討しています。
【事例2】激務による疲弊で早期退職を決意
EY新日本経験:監査スタッフ、2年 → 一般企業経理へ転職
一般企業から転職しましたが、EY新日本の繁忙期(1月~3月)の激務に心身ともに疲弊しました。深夜まで残業が続き、土日出勤も当たり前の環境で、体調を崩してしまいました。特にマネージャー以上の人は年中忙しく、「いつ休んでいるのか分からない」状態です。年々監査手続きが増加している一方で人手不足が続いており、現場の負担は増える一方です。ワークライフバランスを重視したい人には向かない環境だと痛感し、2年で転職しました。
【事例3】昇進の限界を感じてキャリアチェンジ
EY新日本経験:シニア、7年 → コンサルティングファームへ転職
EY新日本でシニアまで昇進しましたが、パートナーへの道が年々厳しさを増す一方であることを実感しました。マネージャー・シニアマネージャー層の停滞感は非常に深刻で、優秀な先輩方も次々と他法人や一般企業に転職しています。昇格に当たっては海外帰任者枠や女性枠等の特別枠が設けられ、国内でキャリアを積んできた人にとっては不利な状況です。評価制度が形骸化しており、どれだけ頑張っても昇格は年功序列的な要素が強く、実力が正当に評価されない環境に失望しました。
【事例4】業務の単調性に失望して転職活動中
EY新日本経験:公認会計士、5年 → 転職活動中
監査という仕事をやり切ったという気持ちになったためです。毎年同じルーティンワークで、公認会計士として数年経験しても成長実感が得られません。基本的には会社に資料を要求して提出されたものをチェックするという受動的な作業が中心で、創造性や戦略的思考を活かす機会がほとんどありません。ある程度仕事に慣れてしまえば単調作業の繰り返しとなり、市場価値の向上も見込めません。AI専門職として入社した同僚も「新しいことをやりたいというわりに社内の状況を改善していくつもりが全く感じられない」と嘆いており、より挑戦的な環境を求めて転職を決意しました。
転職後悔を避けるための対策
EY新日本転職で後悔しないための5つのチェックポイント
- 配属リスク理解:希望業界・チームへの配属確率と異動可能性を事前確認(配属は完全に会社都合)
- 激務耐性評価:繁忙期(1-3月)の長時間労働と年中多忙なマネージャー層の実態を理解
- 昇進可能性把握:パートナー昇進の困難さと年功序列的な評価制度の現実を認識
- 成長機会確認:ルーティンワーク化するリスクと専門性向上の機会を検討
- 離職率考慮:職階別離職率(スタッフ9%、シニア12%)と5年で4割退職の実態を把握
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激務?競合企業比較
EY新日本有限責任監査法人の激務度ランキングと激務になるタイミング5選


それでは高年収で知られるEY新日本有限責任監査法人は激務なのか?その実態を他のBIG4監査法人とのランキング比較形式で御紹介したいと思います。
EY新日本有限責任監査法人の激務度ランキング
各法人に勤める友人や知人へのインタビューをもとに纏めていますが、各法人のスタッフ曰く、決算期末監査、四半期レビュー期間中、IPO案件の山場、上場企業の内部統制監査などで大きく変わるというのは全法人で共通していました。
また同じ法人内でも、金融部門と一般事業会社部門、公認会計士とアシスタント職では大きく働き方が違うので一概には難しいという回答もありました。
こちらのランキングを外観として参考にしていただきつつ、御友人や転職エージェントの方にEY新日本有限責任監査法人の応募する求人を前提とした労働時間を確認してもらえればと思います。
- 第1位|有限責任監査法人トーマツ 42.1H(年収791万円・時給1,563円)
- 第2位|EY新日本有限責任監査法人 39.0H(年収791万円・時給1,690円)
- 第3位|有限責任あずさ監査法人 38.2H(年収783万円・時給1,707円)
- 第4位|PwCあらた有限責任監査法人 35.8H(年収856万円・時給1,992円)
項目 | EY新日本 | 業界平均 | 順位 |
---|---|---|---|
時給換算 | 1,690円 | 1,738円 | 3位 |
残業時間 | 39.0時間 | 38.8時間 | 2位 |
年収 | 791万円 | 805万円 | 3位 |
激務度総合 | B+ | B | 2位 |
EY新日本有限責任監査法人の激務度分析
月間平均残業時間39.0時間はBIG4監査法人の中では2番目に長く、トーマツに次ぐ激務度となっています。しかし、年収791万円という業界平均水準の報酬により、時給換算では1,690円と競合他社と比較して効率的な働き方が実現されています。
EY新日本有限責任監査法人の平均残業時間は39.0時間で、BIG4監査法人では第2位と比較的長いです。
これはOpenWorkの口コミデータに基づいており、回答者1,774名のうち26.0%が月40時間以上の残業をしていると回答しています。
ただしEY新日本の方のアンケートでは「チームによって働き方が大きく違う」「繁忙期と閑散期の差が激しい」等、配属先や担当クライアントによって労働時間が大きく変わるという話でした。
多くの方は安定した年収に見合う成果を出すためのハードワークは覚悟していたものの、想定以上の激務に驚いたという声がアンケートに寄せられていました。
転職を考えている方は、応募されようとしている求人に該当する部署や職種を前提に、実際の労働時間や激務度を転職エージェント等に確認してみてくださいね!
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング5選
EY新日本有限責任監査法人では次のような場合に激務や深夜対応が必要になるという話をインタビューで伺いました。
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング
- 決算期末監査(4月~5月)での集中的な監査業務
- 四半期レビュー期間中の短期集中作業
- IPO支援案件での上場準備作業の山場
- 内部統制監査(J-SOX)での詳細検証作業
- 複数クライアントの監査スケジュール重複による業務集中
それぞれインタビューで回答いただいた方の声を御紹介させていただきます。
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング1
決算期末監査(4月~5月)での集中的な監査業務
公認会計士、在籍3年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性
4月、5月の繁忙期はプライベートの時間は0と言っても過言ではないくらい忙しいです。1ヶ月くらいは休みなく深夜まで働くことになります。GW辺りの祝日と土曜日が平日になるスケジュールで、4月~5月の実際の労働時間は相当長いです。これは覚悟すべき水準であり、終電近くまで働き、土日も出勤することが当たり前になります。3月決算企業の監査が集中するため、チーム全体で連日の激務となります。
EY新日本有限責任監査法人の決算期末監査では、3月決算企業の監査が集中するため、4月~5月は年間で最も激務となる期間です。
この期間は上場企業の有価証券報告書提出期限に向けて、厳格な監査手続きを短期間で完了させる必要があり、チーム全体での集中的な作業が避けられません。
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング2
四半期レビュー期間中の短期集中作業
シニアスタッフ、在籍5年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性
四半期レビューでは短期間での作業完了が求められるため、集中的な激務となります。特に複数の上場企業を担当している場合、各社の四半期決算発表スケジュールが重なると、毎日終電近くまで働くことになります。レビュー手続き自体は監査ほど詳細ではありませんが、タイムリーな財務情報の確認が必要で、時間的制約が厳しく設定されています。この期間は平日のプライベート時間はほとんど確保できません。
四半期レビューは監査ほど詳細な手続きは不要ですが、短期間での作業完了が求められるため、時間的プレッシャーが非常に大きくなります。
上場企業の四半期決算発表に向けて、限られた期間内で財務情報の適切性を確認する必要があり、複数クライアントのスケジュールが重なる場合は特に激務となります。
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング3
IPO支援案件での上場準備作業の山場
マネージャー、在籍7年以上、現職(回答時)、中途入社、男性
IPO支援案件では、企業の上場審査に向けた財務体制の整備と監査体制の構築を短期間で完了させる必要があります。証券会社や証券取引所のスケジュールに合わせた厳格な期限が設定されており、遅れは一切許されません。過去の財務データの詳細検証、内部統制の評価、上場基準への適合性確認など、通常の監査業務を上回る広範囲な作業が必要で、チーム全員で深夜・休日を問わず作業することになります。
IPO支援案件は企業の株式上場という一大イベントに関わる業務のため、極めて高い品質と厳格な期限遵守が求められます。
証券取引所の審査スケジュールや市場環境により、当初予定よりもタイトなスケジュールでの対応を求められることもあり、このような場合は深夜・休日対応が避けられません。
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング4
内部統制監査(J-SOX)での詳細検証作業
シニアマネージャー、在籍10年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性
内部統制監査では、企業の業務プロセスと統制活動の有効性を詳細に検証する必要があります。特に大手上場企業では複雑な業務フローと多数の統制ポイントが存在するため、膨大な文書レビューとテストが必要になります。年々監査手続きが増加している一方で人手不足が続いており、現場の負担は増える一方です。内部統制の不備が発見された場合は、その影響範囲の特定と追加手続きで更なる激務となります。
内部統制監査は財務報告の信頼性を担保する重要な業務であり、企業の業務プロセス全体にわたる詳細な検証が必要です。
監査基準の厳格化により年々手続きが増加しており、限られたマンパワーで膨大な作業をこなすため、長時間労働が避けられない状況が続いています。
EY新日本有限責任監査法人での働き方が激務になるタイミング5
複数クライアントの監査スケジュール重複による業務集中
スタッフ、在籍3年以上、現職(回答時)、新卒入社、女性
EY新日本では通常、一人のスタッフが同時に複数のクライアントを担当することが一般的です。各クライアントの決算期や監査スケジュールが重なると、朝から深夜まで異なる企業の監査業務が連続することになります。特に3月決算企業が多いため、4月~5月は複数案件が同時進行し、優先順位をつけながら効率的に業務を進める必要があります。一つの案件で遅れが生じると、他の案件にも影響が及ぶため、常に時間との勝負という状況になります。
EY新日本有限責任監査法人の特徴として、効率的な人員配置のため一人のスタッフが複数の重要案件を同時に担当することが多く、これが激務につながる主要因の一つとなっています。
各クライアントはそれぞれ異なる業界や事情を抱えており、案件間でのコンテキストスイッチが頻繁に発生します。また、経験豊富なスタッフほど難易度の高い案件や重要なクライアントを任されるため、自然と業務負荷が集中する傾向にあります。
転職を検討されている方へのアドバイス
EY新日本有限責任監査法人は確かに激務ですが、その分業界標準的な年収と貴重な監査経験を積むことができます。転職をお考えの方は、以下の点を事前に確認されることをお勧めします:
- 配属予定部署の具体的な業務内容と労働時間
- 担当予定クライアントの決算期や業務量
- ワークライフバランスに対するチームの方針
- キャリアパスと数年後の働き方の変化
転職エージェントの方に、これらの詳細な情報を事前に確認してもらい、ご自身の価値観やライフスタイルと照らし合わせて検討されることが重要です。
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EY新日本有限責任監査法人の転職元と転職先
EY新日本有限責任監査法人からのキャリアパス
EY新日本有限責任監査法人に転職する方の前職(転職元)と転職先の事例を御紹介します。
あくまで一例ではありますが、他の監査法人やコンサルティングファームからEY新日本有限責任監査法人に転職され、様々な経験を経てキャリアアップという監査法人のキャリアメリットを享受することができます。
EY新日本有限責任監査法人は中途採用が5.5割程度おり、キャリア採用も積極的に行っている会社となっています。
転職元
有限責任監査法人トーマツやPwC・有限責任あずさ監査法人等の他のBig4監査法人や中小監査法人から転職する方もいらっしゃいます。
EY新日本有限責任監査法人
新卒採用中心ではありますが、中途キャリア採用が5.5割と積極的に行っています。
中途キャリア採用では学歴よりも前職での監査経験や実績が重要視されます。
EY新日本有限責任監査法人からの転職先
他のBig4監査法人(トーマツ・あずさ・PwC)への転職で、専門性の特化や年収UPを求める方が一定数いらっしゃいます。
EYストラテジー&コンサルティングや外資系コンサルティングファーム、さらには投資銀行等の金融機関でのキャリアアップを目指す方も多いです。
やばい?やめとけ?後悔しないEY新日本有限責任監査法人への転職FAQ
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EY新日本有限責任監査法人への転職を成功させる転職エージェント!


EY新日本有限責任監査法人は2025年度もBig4監査法人としてのトップポジションを維持し、企業のデジタル変革とAI活用案件の急増により、積極的な人材獲得を継続しています。
2024年度の採用動向として、EY新日本有限責任監査法人は監査、アドバイザリー、税務サービスの専門家を重点的に獲得する採用戦略を推進中です。特に生成AIの普及と企業のDX加速により、従来の監査業務に加えてデジタル監査やデータ分析の知見を持つ人材への需要が高まっています。
そんなEY新日本有限責任監査法人への転職を成功させるポイントを御紹介します!
ポイント1:EY新日本有限責任監査法人の3つの差別化要因と最新業務動向を理解する
EY新日本有限責任監査法人は「高品質な監査」「包括的なアドバイザリー」「グローバル連携」の3つの要素でクライアント価値を創造しています。
特に2024年以降はデジタル監査案件とサステナビリティ監査案件が急増しており、どの領域で最も成長できるか、どのスキルセットが最も評価されるかの最新情報が重要です。
ポイント2:他のBig4監査法人との年収・成長機会の違いを理解する
EY新日本有限責任監査法人の年収水準(480万円-1,500万円超)は、トーマツ(500万円-1,600万円)、あずさ(480万円-1,400万円)、PwC(500万円-1,500万円)と比較して、標準的な水準を維持しています。
EY新日本有限責任監査法人は監査からアドバイザリーまで幅広いサービスを提供できる点が差別化要因であり、多様なキャリアパスを歩めるキャリア形成の柔軟性をアピールに活用できます。
ポイント3:専門的な面接とケーススタディへの対策が必要
EY新日本有限責任監査法人の選考では複数回の面接で会計・監査の専門知識、論理的思考力、コミュニケーション能力が総合的に評価されるため、徹底的な準備が不可欠です。
特に最近はAI時代における監査の役割や、ESG監査といった最新テーマに関する洞察力を問われるケースが増えており、業界動向への深い理解と自分なりの見解を準備することが重要になっています。
この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。
EY新日本有限責任監査法人の最新の組織体制や業務動向、面接の傾向と対策を熟知している転職エージェントに相談することで、独りでは収集できない具体的な情報と戦略的な選考対策が可能になります。
累計1,000名以上のコンサル転職支援実績
MyVision/マイビジョン
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://my-vision.co.jp/
『MyVision/マイビジョン』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、業界トップクラスの支援実績を誇ります。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、20~30代でハイキャリアを目指す方や、コンサルティングファームへの転職を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。
戦略ファーム・総合ファーム・ITコンサルなど、累計1,000名以上の転職支援実績があり、転職者の約9割がコンサル業界未経験からの転職成功を実現しています。
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、元戦略ファーム出身のエグゼクティブコンサルタントによる独自の面接対策により、他社では得られない質の高いサポートを提供しています。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、最もオススメできる転職エージェントだと思います。
- コンサル業界の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 未経験からコンサルティング業界でのキャリアを相談したい
- 過去にコンサルファームに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- コンサルファームに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
- 年収アップを実現するコンサル転職について相談したい
会計士/試験合格者/USCPA特化型:マイナビ会計士
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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マイナビ会計士は、会計士/試験合格者/USCPA保有者に特化した転職エージェントです。
領域に特化している為、会計士や資格保有者の転職の悩みに詳しく、同時に大手・中小の監査法人の特徴にも精通しています。
当然ですが、 EY新日本監査法人からの転職実績も豊富にあるので、過去の転職成功事例をもとに様々な要望にあわせたキャリアパスや転職先を紹介できます。
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この求人では、こういう経験ができます。過去に転職された方は、転職後にこういうキャリアを歩まれています、とこれまでの転職支援実績をもとにしたサポートは本当に安心感があるなと思いました。
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EY新日本有限責任監査法人への転職まとめ
やばい・やめとけと言われる理由と対処法
EY新日本有限責任監査法人の会社概要や事業概要という基本的な情報からやばい・やめとけといった噂の実態、労働環境まで幅広くご紹介しました。
EY新日本有限責任監査法人はBig4監査法人としてのイメージが強い企業ですが、監査業務に加えてアドバイザリーサービスやデジタル監査、さらにはAIを活用した監査手法でも大きな収益をあげている国内最大級の監査法人だとわかったと思います。
さらにやばい・やめとけと言われる理由としては、繁忙期と閑散期の労働時間格差や年功序列的な昇進制度、激務による体力的負担が背景にあり、一定数「合わない方がいる」ということもお伝えできたのではないでしょうか。
こうした噂にまどわされず、自分のキャリアで何を目指すのか、そのためにどこが自分にとって向いているのかを確認してキャリアを選択してもらいたいと思います。
EY新日本有限責任監査法人は会計・監査の高度な専門性やグローバル案件、デジタル監査など最先端技術を活用した監査業務を経験したい方には魅力的な職場だと言えるでしょう。
- EY新日本有限責任監査法人の平均年収は791万円で、Big4監査法人の中でも高水準を維持
- 働き方改革により月間平均残業時間は42時間まで改善したが、繁忙期には80-100時間超の残業も
- 2024年度の中途採用比率55%で、公認会計士や監査経験者を年間数百人規模で積極採用を実施
- 2024年10月からの年俸制導入により、賞与制度が変更され評価制度の透明性が向上
- 他のBig4監査法人やコンサルティングファームへの転職実績が豊富で、高度な専門スキル獲得が可能
EY新日本有限責任監査法人の転職に関する詳細な情報については、以下の関連記事もご参考ください:
- 中途採用難易度!EY新日本有限責任監査法人に転職で入るには?
- 転職面接落ちた?EY新日本有限責任監査法人中途採用の通過率別対策!
- EY新日本有限責任監査法人第二新卒の平均年収と転職面接の通過率UP法を紹介
転職エージェント各社はリモートでのカジュアルな面談に積極的に取り組んでおり、かなり話しやすくなっています。(転職エージェントのオフィスに訪れる必要がなくなり、気軽に情報収集ができるようになりました)
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皆さんが目指すキャリアを歩まれることを願っています。頑張ってくださいね。