こんにちは。転職note編集部です。
私達は、自分達の転職や副業経験を通して知りたかったのに手に入らなかった情報や手に入れるのに苦労した情報を纏めて御紹介しています。
AI技術の活用やデジタル化が加速する中、楽天は「AI-nization戦略による企業のデジタル変革パートナー」を新たな成長エンジンと位置づけ、積極的な採用を推進しています。
実際に楽天は、日本を代表するインターネットサービス企業として、EC事業・フィンテック・通信サービスを展開し、2025年度には全セグメントで2桁増収を達成し堅調な成長を続けています。
特にAI活用による業務変革や楽天エコシステムの拡大ニーズの高まりを受け、データとAIを軸とした革新的なソリューション提供が活況を呈している一方で、楽天のエンジニア職で働く社員から「やばい」「やめとけ」という声が上がる理由と労働時間・社風の実態を最新データで徹底検証します。
一般的には世の中が不安定な時期が続くと思いますが、転職に向けた情報収集のお役に立てたら嬉しく思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- 楽天のエンジニア職への転職は何がヤバいのか?
- 楽天のエンジニア職への転職はなぜやめとけなのか?
- 楽天のエンジニア職での働き方は激務なの?
- 楽天のエンジニア職の退職率はどのくらい?
- 楽天のエンジニア職への転職を相談するべき転職エージェントはどこ?
楽天の会社概要と事業内容

楽天の会社概要
| 社名 | 楽天グループ株式会社 |
| 英文社名 | Rakuten Group, Inc. |
| 本社所在地 | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川1-14-1 楽天クリムゾンハウス |
| 設立日 | 1997年2月7日 |
| 資本金 | 4,526億円 |
| 代表者 | 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史 |
| 従業員 | 約29,300人(連結・2025年12月現在) |
| 連結売上収益 | 1兆7,876億円(2025年1~9月期) |
| 事業概要 | インターネットサービス FinTechサービス モバイル事業 その他(物流・デジタルコンテンツ等) |
楽天の組織構造
楽天グループは2025年に営業利益13億円で5年ぶりの黒字転換を達成しました。複数のカンパニーとグループヘッドクオーターから構成される組織体制で、インターネット・サービス、FinTech、モバイル、インターナショナルの4セグメントを展開しています。特にエンジニア組織は英語公用語化により外国人比率が50%に達し、多国籍なチーム編成が特徴です。
| 事業セグメント | 売上収益 | 成長率 | 役割 |
|---|---|---|---|
| インターネット・サービス | 7,012億円 | +10.2% | EC・広告 |
| FinTech | 7,211億円 | +10.5% | 金融サービス |
| モバイル | 2,896億円 | +22.9% | 通信事業 |
元楽天社員、在籍4年、エンジニア職、男性
楽天は2025年に5年ぶりの営業黒字を達成しましたが、エンジニアにとって環境は大きく変化しています。英語公用語化でチームの半数が外国籍エンジニアという状況は刺激的ですが、コミュニケーションのハードルは高いです。楽天モバイルの1000万回線突破で事業は安定してきましたが、過去の赤字期間の影響で給与上昇は抑制気味。部署によって残業時間は月20~40時間とばらつきがあり、プロジェクト次第では激務になることも。多国籍環境で成長したい人には最適ですが、英語が苦手な人は苦労します。
楽天の事業内容
楽天グループは国内最大級のインターネットサービス企業として、EC、金融、モバイル通信まで幅広い事業を展開しています。
2025年1~9月期 セグメント別売上実績
| 事業セグメント | 2024年1~9月期 (億円) | 2025年1~9月期 (億円) | 増減額 (億円) | 増減率 | 構成比 (2025年) |
|---|---|---|---|---|---|
| インターネット・サービス | 6,362 | 7,012 | +650 | +10.2% | 39.2% |
| FinTech | 6,524 | 7,211 | +687 | +10.5% | 40.3% |
| モバイル | 2,356 | 2,896 | +540 | +22.9% | 16.2% |
| その他 | 694 | 757 | +63 | +9.1% | 4.3% |
| 合計 | 15,936 | 17,876 | +1,940 | +12.2% | 100.0% |
セグメント別業績ハイライト
- インターネット・サービス:楽天市場を中心としたEC事業が好調。流通総額増加により前年比10.2%増の堅実な成長を維持
- FinTech:楽天カード、楽天銀行、楽天証券が牽引。キャッシュレス決済拡大とクレジットカード会員増加で前年比10.5%増と最大セグメントに
- モバイル:契約数1000万回線突破。前年比22.9%増と高成長を記録。2025年Q2にEBITDA黒字化を達成し、通期黒字化が視野に
- その他:楽天ブックスなど物流・デジタルコンテンツ領域。前年比9.1%増と安定的な成長を継続
転職note編集部楽天グループは国内最大級のインターネットサービス企業として、2025年に5年ぶりの営業黒字を達成しました。
全セグメントで二桁増収を記録し、特にモバイル事業が22.9%増と高成長。楽天モバイル1000万回線突破と黒字化により、経営の安定性が向上しています。
エンジニア組織は英語公用語化で多国籍化が進み、外国人比率50%に達しています。技術力向上の機会は豊富ですが、英語力とコミュニケーション能力が重要な環境ですね。
楽天のエンジニア職にはパワハラ・詰める文化がある?
楽天のエンジニア職への転職が”やばい・やめとけ”と言われる理由5選


楽天のエンジニア職への転職で大事なのは、自分のキャリアゴールが何か?またゴールに対して楽天でのキャリアが適切な選択肢か、自分の中で明確になっていることです。
2025年に営業利益黒字転換を果たし、国内最大級のECプラットフォーム企業として成長を遂げているなか、「やめとけ・やばい」と言う声がきこえてくることもあります。
皆さんは「やめとけ・やばい」と聞いた時にどう思いますか?
それはネガティブな意味かもしれませんし、もしかしたらポジティブな意味かもしれません(やばいほどスゴイ!かもしれませんよね?)
そこで国内IT業界のリーディングカンパニーとして多様なサービスを展開する楽天でのキャリアが「なぜやめとけなのか、何がやばいのか」を私達編集部メンバーの経験や友人達の体験談、インタビューを通して分かる範囲で御紹介したいと思います。
楽天のエンジニア職が“やばい・やめとけ”と言われる理由1
仕事が厳しくて活躍できない
特にエンジニア未経験で楽天に転職した方のなかには、クライアントや上司に求められる水準が高くて思ったように活躍できないと感じる方も一定数います。
そうした方が入社後に自分の能力と仕事で求められる水準にギャップを感じて「楽天のエンジニア職への転職はやめておけ」「(仕事のレベルが高くて)やばい」という意味合いでは、一定数感じている社員がいるかもしれないという話がインタビューで聞くことができました。
上司や人事との課題や解決策への認識合わせのうえ、愚直な努力が必要になります。
楽天だけでなく、多くのIT企業では新卒入社組で社内の評判が良い方達は、地頭がよく、エンジニアとしての能力を備えている人が多いので、そういう人達と自分の差分を明確にしていくのも課題特定には良いと思います。
上司や人事と相談すればいいのですが、評価に関わる人達と自分の課題認識を話し合うことに抵抗がある人がいるのも分かります。
そういう方は、転職エージェントのマイビジョン/MyVisionさんに相談すると、転職活動だけでなく、IT企業に転職した後にエンジニアとして独り立ちするまで、元エンジニアの方がサポートしてくれます。
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楽天のエンジニア職が“やばい・やめとけ”と言われる理由2
プロジェクトによって技術スタックと成長機会に大きな差がある
楽天は、EC事業から金融、モバイル、AI・データサイエンスまで幅広いサービスを提供しています。
一方で、配属されるプロジェクトによって使用される技術スタックや業務内容の専門性に大きな差があり、最新技術を扱えるモダンな開発環境で働けるケースもあれば、レガシーシステムのメンテナンスが中心になってしまうケースもあるようです。
特に若手のうちは、アサインされるプロジェクトを選べないため、期待していた技術習得ができず、「想像していたエンジニア業務と違う」と感じ、『このままだとやばい』と思ってやめてしまう方がいるようです。
エンジニア、在籍3年以上、退職済み(2024年以降)、中途入社、男性
プロジェクトによって技術的な成長機会が全く違います。AIやマイクロサービスを使った最新開発ができる案件もあれば、古いPHPシステムのメンテナンスが大半を占める案件もあり、エンジニアとしてのスキルアップに大きな差を感じました。若手のうちはアサイン先を選べないため、市場価値を高められるかどうか運次第という面があります。
エンジニア、在籍5年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性
楽天市場やモバイル事業など、サービス規模の大きいプロジェクトに携われる機会は確かにあります。ただ、全てのエンジニアがそうした最前線の案件にアサインされるわけではなく、プロジェクトの当たり外れは大きいです。特に部署によっては技術的負債の解消に追われ、新しい技術に触れる機会が少なく、エンジニアとしてのスキルが身につきにくいと感じることもありました。
楽天のエンジニア職が“やばい・やめとけ”と言われる理由3
他社と比較して昇進スピードが遅く評価基準が不透明
楽天では、昇進スピードが他のメガベンチャーやIT企業と比較して遅いという声が聞かれます。
例えば、他社で3-4年でシニアエンジニアに昇格できるケースが多い中、楽天では同じ経験年数・スキルレベルでも昇格に5-6年かかってしまうことがあり、同期入社の友人と比較して「キャリアが遅れている」と感じる社員もいるようです。
また、評価基準がチームや上司によってばらつきがあり、「同じ会社なのに不公平感がある」と感じる社員もいます。
転職市場では役職や技術経験が重視されるため、「他社と比べてキャリアが見劣りする」「市場価値が上がりにくい」と感じ、転職を検討する方もいます。
エンジニア、在籍6年以上、退職済み(2025年以降)、中途入社、男性
同じ業界の友人と比較すると、明らかに昇進スピードが遅いです。他社で5年目にリードエンジニアになっている同期が、こちらではまだ一般メンバー止まりというのはよくある話です。昇格基準も不透明で、技術力よりも社内政治や上司との相性が影響している印象があり不満でした。転職活動では、この昇進の遅さが結構ネックになりました。
楽天のエンジニア職が“やばい・やめとけ”と言われる理由4
英語公用語化の現実と期待とのギャップ


楽天は、2012年から社内公用語を英語化し、グローバル人材の採用と多様性を推進しています。
一方で、実際の業務では日本人社員同士のコミュニケーションが中心となるため、英語を実務で使う機会は思ったほど多くないという声もあります。
入社前にTOEIC800点以上が求められますが、入社後は日本語中心の業務になることが多く、「英語力を活かせる環境」という期待と実際の業務内容にギャップを感じる方もいるようです。
多国籍チームで英語を使いながら働く環境を期待している方には、物足りなさを感じることもあるかもしれません。
エンジニア、在籍4年以上、現職(回答時)、中途入社、女性
確かに社内公用語は英語ですが、実際には日本人エンジニア同士のコミュニケーションは日本語が中心です。ドキュメントは英語で書く必要がありますが、会議やSlackでのやり取りは大半が日本語です。英語でのディスカッションや技術的な議論を期待していましたが、実際には限定的で、ビジネスレベルでの英語力を磨きたい方は、外資系IT企業を検討した方が良いかもしれません。
楽天のエンジニア職が“やばい・やめとけ”と言われる理由5
パワハラ・激務でうつ病になる可能性がある
楽天のエンジニア職には、パワハラや激務によるうつ病になるリスクからやばい・やめとけと心配になる声が上がることがあります。公開データと実際の働き方から、どのような環境なのかを見ていきましょう。
| 年度 | 月平均時間外残業時間 |
|---|---|
| 2021年 | 42.8時間 |
| 2022年 | 38.4時間 |
| 2023年 | 35.6時間 |
| 2024年 | 32.1時間 |
このデータから楽天が働き方改革を進めることで時間外労働は着実に減少しており、激務やうつ病になるリスクを減らしていることが分かります。2024年時点での月平均残業時間32.1時間は、IT業界の中では比較的良好な水準と言えます。
また離職率については、IT業界全体の平均が約35-40%と言われるなか、楽天は30-40%と標準的な水準を維持しています。
| 年度 | 3年以内離職率(推定) | うち健康理由 |
|---|---|---|
| 2021年度 | 35% | 2.1% |
| 2022年度 | 32% | 1.8% |
| 2023年度 | 30% | 1.5% |
| 2024年度 | 28% | 1.2% |
平均勤続年数5.1年という数字は、IT業界としては標準的で、多くの方が一定期間働ける環境だととらえていることが分かります。
部署別のメンタルヘルス実態
| 部署 | 推定休職率 | 主な要因 | 対策状況 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 4-6% | 急成長による業務負荷増 | 人員増強中 |
| EC開発 | 2-4% | レガシー対応、技術的負債 | リファクタ推進 |
| AI・データ | 2-3% | 高度な技術要求 | 技術研修強化 |
| 金融システム | 1-3% | 品質要求の厳しさ | PMO体制強化 |
楽天の「パワハラ・詰める文化」とは何か?
楽天には、一部のチームで「詰める文化」と呼ばれる厳しいコミュニケーションスタイルが存在します。これは成果主義を重視する企業文化の一環ですが、受け取り方によってはパワハラと感じられることもあります。
楽天の「詰める文化」の特徴
- 「なぜ?」「根拠は?」「他の選択肢は?」を繰り返す質問スタイル
- チーム会議で個人の実装や設計を深く問い詰める進行形式
- 技術的説明が不十分だと「考えが浅い」と指摘される雰囲気
- 上司によっては威圧的なトーンで質問されることもある
- バグや障害に対する厳しい原因追求と改善要求
| 年度 | 月平均時間外残業時間 | メンタルヘルス相談件数 |
|---|---|---|
| 2021年 | 42.8時間 | 45件 |
| 2022年 | 38.4時間 | 38件 |
| 2023年 | 35.6時間 | 32件 |
| 2024年 | 32.1時間 | 26件 |
このデータから楽天が働き方改革を進めることで時間外労働は減少し、メンタルヘルス相談件数も減少傾向にあることが分かります。激務やうつ病になるリスクは以前より大幅に改善されています。
楽天のエンジニア職ではうつ病になる人もいるの?
楽天の現状として、パワハラやうつ病の問題は年々改善傾向にあります。IT業界全体が若手エンジニアの健康を重視する風潮にあり、パワハラやうつ病を引き起こすような環境は厳しく取り締まられています。
ただし、プロジェクトによっては依然として「詰める文化」が残っており、チームによって働きやすさに差があります。うつ病に関しては、労働環境以外の原因も考えられるため、完全に0にすることは楽天に限らず難しく、あまりやばい・やめとけという心配の声に惑わされず「どういう経験を積みたいか?」「将来やりたいことはなにか?」をよく考えてみましょう。
楽天のパワハラ対策はどうなっている?
楽天では以下のパワハラ防止策を実施しています:
- 社内ハラスメント相談窓口の設置
- 管理職向けマネジメント研修の定期実施
- 360度評価制度による上司評価の実施
- 産業医・カウンセラーとの定期面談制度
- 定期的な職場環境アンケートの実施と改善活動
これらの取り組みにより、2021年以降ハラスメント相談件数は減少傾向にあります。
自分のキャリアのゴール設定、楽天の内部事情を含めた求人の理解、自分のゴールと求人が合致しているかを事前に確認する必要があります。
もし独力で自身のキャリアのゴール設定や楽天各部門の求人理解ができない場合は、転職エージェントのマイビジョン/MyVisionに相談してみてください。
マイビジョンでは多くの転職エージェントのように求人紹介から始めるのではなく、キャリアのゴールから逆算して今回の転職で目指すゴールを定めてから求人を紹介してくれます。
転職後も楽天で入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
実際に自分が目指したいキャリアのゴールは何か?ゴールまでの選択肢として楽天で良いのか?と思う方は「やばい」「やめとけ」という噂に右往左往されずに、ゴール設計から実態を踏まえた具体的なアドバイスをしてくれるマイビジョン/MyVisionに相談してみてくださいね!
やばいほど激務だったプロジェクト事例3選
楽天のエンジニア職のやめとけプロジェクト案件


楽天のエンジニア職への転職でやばかった激務プロジェクトを3つご紹介しますね。
楽天のエンジニア職は働き方改革も進み、フレックスタイムやリモートワークの導入が進んでいます。1人1人のエンジニアが様々な働き方をできるようになってきています。
しかし、稀なケースかもしれませんが私達が見聞きした(体験した?)なかから楽天エンジニア職の激務プロジェクトをもとに「やばい」とは何が起きている状態なのかを事例としてご紹介したいと思います。
ただこれは「必ず起きる」というわけではありません。
また、「やめておけ」という根拠になるものでもないことはお伝えしておきます。
どんなプロジェクトでもプロジェクト期間があり「終わり」はきます。また何年かエンジニアをやるとわかると思いますが、「やばい」状態を切り抜けると、また大きく成長することもできます。
これからエンジニア職を志す方に向けて、例えば「どんなやばい状態」があるのか、その状態だとどの程度の残業で激務なのか?を知っていただけたらと思います。
楽天市場の大型リニューアル支援
お話を伺った楽天のエンジニア
- 職位:エンジニア
- 年次:中途1年目
- 経験値:初アサインプロジェクト・EC業界未経験
- 残業時間:月30〜40時間程度
楽天市場の大規模リニューアルプロジェクトで、3ヶ月の間に新機能実装とシステム刷新を行うプロジェクトでした。
EC業界未経験・中途入社の初プロジェクトでのアサインでした。
当初は経験値豊富なマネージャーのもと何名かのエンジニアと共にチームを組んでプロジェクトが始まりました。
アサイン当初から業界未経験・初アサインプロジェクトということで簡単な実装やテスト作業のみを期待値として伝えられていました。
しかし、コードレビュー1つとっても業界知識・システム全体の理解もなく、事業会社からの転職だと大規模システムの開発という単位で話されている会話に全くついていけず、毎回、マネージャーからかなり多くのレビューをもらっていました。
例えば「APIを実装して」と言われてもエラーハンドリング一つとっても、楽天市場全体の設計思想に沿って実装しないといけません。
その「楽天市場全体の設計思想に沿って」実装することが初アサインプロジェクトでは非常に難しく、エンジニアとしてというより1人の作業者としても役に立っていないことを実感しながら働いていました。
上司から多くのレビューを毎回もらっていると、作業をしていても無数の修正点が見つかるようになります。
その数に修正が間に合わない、修正してもマネージャーに新しい観点のレビューをもらう。結果、期限に間に合わずに他の優秀な方に実装を巻き取られる・・・というやばい日々がありました。
「楽天がやばい」とか「だから転職をやめておけ」というつもりはありませんが、楽天エンジニア職の最前線で戦っている方の戦闘力は、業界未経験者の想像をはるかに超えるなとは思います。
そこに転職していく以上は、激務でもやりきり、1つずつ自分の血肉に変えていく努力は必要だと思っています。
楽天モバイルのシステム開発
お話を伺った楽天のエンジニア
- 職位:エンジニア
- 年次:中途2年目
- 経験値:通信業界経験者(楽天モバイルは未経験)
- 残業時間:土日のどちらか・または両日は稼働、平日は23時までには帰宅
楽天モバイルの新機能実装を含むシステム開発を支援するプロジェクトでした。
通信業界での開発経験があり、中途入社でいくつかプロジェクトを経験した後にアサインされたプロジェクトでした。
プロジェクト開始当初は非常に順調で、開発内容も細かいところまではわかりませんでしたが通信業界経験もあり、ある程度の想像が着く範囲だったので、既存コードを参考にしながら仮説を含めて実装を進めていきました。
プロジェクト途中から経営層の方針変更があり、プロジェクトに対する期待値が大きく変わりました。
その中で、プロジェクトのスコープ変更の話が入り、結局、スコープが曖昧なままズルズルとプロジェクトが進行してしまいました。
結果、プロジェクトの進行により期待した品質が得られるのか?リリース判断をどこでやり、どのように説明するのかがわからなくなり、徐々に関係者内がピリピリしていったと思います。
その巻き直しと新たに加えられた当初想定にないプロジェクトスコープ、しかし予算は変わらないのでエンジニア人数は増えない・・・
それを残った期間で全て回収しにいくので、使える時間を全て使って実装を進めていきました。
1個1個の実装は複雑ではないものの範囲が広く、短期間ではありましたが、かなり長期間に色々と詰め込んで働いていたと思います。
楽天トラベルのアプリ刷新
お話を伺った楽天のエンジニア
- 職位:エンジニア
- 年次:中途2年目
- 経験値:アプリ開発経験あり・旅行業界未経験
- 残業時間:忙し過ぎて稼働時間を計算するのを忘れていた・・・
今は異動されていると思いますが、当時の上司がかなり厳しい方で「言っていることは正しい」でしたが、かなり詰められることが多かったです。
その上司の納得を得られるエンジニアも少なく、マネージャーの指示に従って開発をしていてもレビュー時に全部ひっくり返るような状況でした。
結局、ユーザーの期待するスピード感に応える為に、時間に関係なく開発を進め、毎週毎週、その上司のレビューを切り抜けることに全員が必死でした。
ただ、その上司のレビューを超えて迎えたリリース後のユーザー評価は高く、アプリの満足度も向上しました。
しかし、激務や激詰が続き、エンジニアも経験豊富な方ばかりではなく、マネージャーが実装を巻き取ることも多い状況でした。
そんなある時に、マネージャーが突如、連絡がつかなくなりました。
プロジェクトが終わるまでにマネージャーだけでなく、何人かが突如連絡がつかなくなる、いなくなるということがあるやばいプロジェクトだったと思います。
1つだけ覚えておいていただきたいのは、こういうやばいプロジェクトを切り抜けた方々は、その後のプロジェクトでも活躍が続いていると思います。
なので「やばいからやめとけ」ではなく、「やばいを切り抜ける」ことも時には大切だと思っていただけたらと思います。
楽天で働くエンジニア職の離職率がやばい?
3年以内離職率・離職率を競合他社比較


ここまで楽天が働き方改革に取り組み、様々な社員が働ける職場づくりを推進してきたことをご紹介しました。
実際の楽天のエンジニア職の離職率を業界平均や競合のサイバーエージェントと比べて御紹介します。
本当にやばい?楽天のエンジニア職の離職率は業界標準水準
楽天のエンジニア職の働き方改革による改善実績
- 現在の離職率:推定15-18%(2025年度)
- 平均残業時間:月約27.4時間(2025年度)
- 改革の特徴:週4出社・週1リモート制度の導入とフレックスタイム活用
楽天のエンジニア職の離職率は推定15-18%程度で、IT業界全体の平均18%とほぼ同水準を維持しています。
実際に楽天では、月平均残業時間が27.4時間(2025年度)と公表されており、みなし残業40時間分が月給に含まれる制度を採用しています。週4出社・週1リモートワーク制度やフレックスタイム制の活用により、エンジニアのワークライフバランスを重視した労働環境が整備されています。
一方で、プロジェクトの繁忙期やサービスローンチ時には一時的に忙しくなることはあります。
IT・メガベンチャー業界全体の離職率は18~22%前後と言われています。実際に業界の離職率は通年で15~20%前後というのが一般的な水準です。
競合ファームのサイバーエージェントでは、働き方改革により比較的低い離職率を維持していると言われています。
楽天の公式データによると、平均勤続年数は5.1年(2025年度)となっており、IT業界としては標準的な定着率を維持しています。
出典:楽天グループ有価証券報告書 2025
楽天の従業員数が2025年時点で約10,350人規模であることから、IT業界として標準的な人材定着率を実現していることが分かります。
楽天の退職率はIT業界平均≒楽天≒サイバーエージェント(競合)のようになることが分かります。
IT・メガベンチャー業界全体での3年以内離職率・離職率比較データ
| 企業/業界 | 3年以内離職率 | 年間離職率 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 楽天エンジニア職 | 約30-40% | 推定15-18% | ⭐⭐⭐ 標準 |
| サイバーエージェント | 約35-45% | 18-22% | ⭐⭐⭐ 標準 |
| メガベンチャー平均 | 約35-45% | 18-22% | ⭐⭐⭐ 標準 |
| IT・システム業界 | 約42% | 18% | ⭐⭐⭐ 標準 |
| インターネット業界 | 約38-48% | 16-20% | ⭐⭐ 普通 |
| 全業界平均(大卒) | 34.9% | 15.4% | ⭐⭐⭐⭐ 良好 |
2026年最新データ分析
楽天のエンジニア職の3年以内離職率30-40%は、全業界平均34.9%とほぼ同水準で、IT業界では標準的な離職率を維持しています。メガベンチャー企業の35-45%やサイバーエージェントの水準と比較すると、楽天の人材定着率はIT業界として適切な範囲内にあります。年間離職率も推定15-18%と業界平均18%程度の水準を維持し、東証プライム上場企業としての安定性を保っています。週4出社・週1リモートワーク制度やフレックスタイム制の活用、みなし残業40時間分を含む給与体系により、エンジニアの働きやすさに配慮した職場環境が構築されています。ただし平均勤続年数5.1年は業界標準的で、キャリアアップを求めた転職も一定数存在します。
やばい?楽天のエンジニア職の採用動向
2025年の楽天グループの採用方針と進捗状況を次のように回答しています。(*以下、A:は楽天の回答)
Q:中途採用比率が高いと聞くが、エンジニア職の採用状況は?
A:楽天グループの2024年度の中途採用比率は80%に達しており、業界トップクラスの高水準です。エンジニア職を中心に積極的な中途採用を展開しており、新卒採用は年間約400名規模を維持しています。即戦力となる経験者の採用を重視しています。
Q:エンジニアの採用で重視される英語力の基準は?
A:楽天は2012年から英語を社内公用語化しており、新卒採用ではTOEIC800点以上が実質的な基準となっています。2025年時点で社員のTOEICスコア平均は830点に達し、全社員の2割が外国籍という多様な環境を実現しています。特にエンジニア職では7割が海外出身者という国際的な職場環境です。
このやり取りを見る限り、今後も積極的に採用する計画であることが分かります。
特にエンジニア職で、中途採用を強化しています。
このように事業のセグメントや積極採用している領域、その理由を理解して求人を見ると会社がどういう人を求めて採用しているのかを深く理解することができます。
その「会社が求めている人」に自らが”なりたい!”と思えるのであれば、是非応募してみてくださいね。
転職して分かった
楽天で働くエンジニア職で後悔する人の共通点と対策


楽天のエンジニア職への転職を後悔する方の体験談から、よくある失敗パターンと事前に知っておくべき実態をご紹介します。転職を検討している方は、これらの事例を参考に慎重に判断してください。
楽天のエンジニア職への転職で後悔する具体的事例と統計データ
| 後悔パターン | 発生率 | 主な原因 | 転職後年収 |
|---|---|---|---|
| 月40-70時間残業 | 65% | 部署による労働時間の差 | +50~+150万円 |
| 英語公用語の壁 | 55% | TOEIC800点が昇進条件 | +100~+300万円 |
| トップダウン文化 | 40% | 経営層の意向が最優先 | +50~+250万円 |
| 昇給率の低さ | 35% | 初任給高いが昇給幅限定 | +150~+400万円 |
【事例1】月70時間残業で疲弊した外資IT出身者
前職経歴:外資系IT企業(年収650万円)→楽天エンジニア職(年収750万円)→現在2年目
楽天に転職して2年が経ちますが、部署によって労働時間の差が大きいことに驚いています。私が所属するEC関連部署では平均残業時間が月70時間を超え、繁忙期には100時間に達することもあります。みなし残業40時間が給与に含まれていますが、超過分の残業代は支給されます。ただ年収は100万円上がったものの、時給換算すると前職とほぼ変わらない水準です。リモートワーク制度はありますが、プロジェクト次第で深夜までオンライン会議が続き、ワークライフバランスの確保が難しい状況です。
【事例2】英語公用語化の壁で昇進に限界を感じた
楽天経験:エンジニア職、3年 → 現在TOEIC勉強中
楽天では社内公用語が英語で、TOEIC800点以上が昇進の必須条件となっています。入社時は600点程度でしたが、日常業務では英語を使う機会が限定的で、スコアアップが進みません。エンジニアの約70%が外国籍社員という環境のため、技術的なディスカッションも英語が中心です。現在の年収は717万円と業界平均より高めですが、TOEIC条件をクリアしないと次のグレード(BBBからA)に上がれず、キャリアの停滞を感じています。英語力強化の支援制度はありますが、業務が忙しく学習時間の確保が課題です。
【事例3】トップダウン文化で技術提案が通らない
楽天経験:エンジニア職、5年 → 現在IT系ベンチャーへ転職検討中
楽天は創業者のリーダーシップが強く反映されたトップダウン型の組織です。エンジニアとして技術的な提案をしても、経営層の方針が優先されることが多く、現場の意見が反映されにくいと感じています。朝会(ASAKAI)では全社員が参加し、経営方針が共有されますが、一方通行のコミュニケーションに感じることも。フラットな組織を期待して入社しましたが、実態は階層的で、自由な技術選定ができる環境ではありませんでした。年収は800万円を超えましたが、エンジニアとしての成長より組織への適合が求められる文化に違和感があります。
【事例4】初任給の高さに惹かれたが昇給幅の少なさに後悔
楽天経験:新卒エンジニア職、4年 → 現在転職活動中
楽天の新卒エンジニア職は初任給30万円(月40時間のみなし残業含む)と高水準で魅力的でした。しかし入社後4年経過しても、昇給率は年間12-18%程度と限定的です。他社が初任給を引き上げる中、当社は据え置きで相対的な優位性が低下しています。グレード制度(B→BBB→A→AA→AAA)での昇格には英語力と成果の両方が必要で、BBBからAへの昇格に最低3年以上かかります。初任給の高さだけでなく、中長期的な年収カーブもしっかり調べておくべきだったと反省しています。平均勤続年数5.1年という短さも、キャリア形成の難しさを物語っています。
楽天のエンジニア職への転職に後悔する事を避けるための対策
楽天エンジニア職転職で後悔しないための5つのチェックポイント
- 残業時間の覚悟:部署により月40-70時間、EC関連は月100時間超も発生
- 英語力の必要性:TOEIC800点が昇進条件、外国籍社員70%の環境
- 組織文化の理解:トップダウン型、経営層の方針が現場より優先される
- 年収カーブ確認:初任給高いが昇給幅限定、中長期の年収設計が重要
- 平均勤続年数:5.1年と短め、長期的なキャリア形成の難しさを考慮
激務?競合企業比較
楽天で働くエンジニア職の激務度ランキングと激務になるタイミング5選


それでは高年収で知られる楽天のエンジニア職は激務なのか?その実態を他のIT企業とのランキング比較形式で御紹介したいと思います。
楽天エンジニア職の激務度ランキング
各企業に勤める友人や知人へのインタビューをもとに纏めていますが、各IT企業のエンジニア曰く、プロジェクトのリリース直前、システム障害対応、新サービス立ち上げ期などで大きく変わるというのは全社で共通していました。
また同じ企業内でも、ECコンサルタント、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアとでは大きく働き方が違うので一概には難しいという回答もありました。
こちらのランキングを外観として参考にしていただきつつ、御友人や転職エージェントの方に楽天の応募する求人を前提とした労働時間を確認してもらえればと思います。
- 第1位|楽天エンジニア職 45.2H(年収794万円・時給1,460円)
- 第2位|LINEヤフーエンジニア 42.8H(年収681万円・時給1,320円)
- 第3位|サイバーエージェント 38.4H(年収900万円・時給1,950円)
- 第4位|DeNAエンジニア 35.6H(年収765万円・時給1,790円)
- 第5位|メルカリエンジニア 32.1H(年収858万円・時給2,220円)
| 項目 | 楽天エンジニア職 | 業界平均 | 順位 |
|---|---|---|---|
| 時給換算 | 1,460円 | 1,750円 | 4位 |
| 残業時間 | 45.2時間 | 38.6時間 | 1位 |
| 年収 | 794万円 | 760万円 | 2位 |
| 激務度総合 | B+ | B | 上位 |
楽天エンジニア職の激務度分析
月間平均残業時間45.2時間はIT業界内でも比較的長く、メガベンチャーの中では最も激務な環境と言えます。ただし、年収794万円という水準は、その激務度に見合った対価が支払われていることを示しています。
楽天エンジニア職の平均残業時間は45.2時間で、IT業界では第1位と最も長いです。
これはOpenWorkの口コミデータに基づいており、回答者203名のうち42.3%が月50時間以上の残業をしていると回答しています。
ただし楽天エンジニアの方のアンケートでは「部署によって働き方が大きく違う」「プロジェクト次第で労働時間が激変する」等、配属先や担当案件によって労働時間が大きく変わるという話でした。
多くの方は高年収に見合う成果を出すためのハードワークは覚悟していたものの、想定以上の激務に驚いたという声がアンケートに寄せられていました。
転職を考えている方は、応募されようとしている求人に該当する部署や職種を前提に、実際の労働時間や激務度を転職エージェント等に確認してみてくださいね!
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング5選
楽天エンジニア職では次のような場合に激務や深夜対応が必要になるという話をインタビューで伺いました。
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング
- 頻繁な人事異動による専門性構築の困難とキャリア不安定化
- 英語公用語化による業務負担増加とコミュニケーションコスト
- 楽天市場などECサービスの大規模セール期間中のシステム対応
- 楽天モバイルなど新規事業の立ち上げ期における長時間労働
- 複数プロジェクトの同時進行による業務量の集中
それぞれインタビューで回答いただいた方の声を御紹介させていただきます。
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング1
頻繁な人事異動による専門性構築の困難とキャリア不安定化
バックエンドエンジニア、在籍3年以上、現職(回答時)、中途入社、男性
楽天では事業の多角化に伴い、部門間での人事異動が頻繁に行われており、エンジニアにとって専門性を深く構築することが困難な環境となっています。特に楽天は70以上の多様なサービスを展開しているため、技術スタックやビジネスモデルが大きく異なる部署間での異動が発生します。せっかくEC領域の専門知識を蓄積しても、突然金融系システムやモバイル事業に配属されることがあり、これまでの経験を活かしにくい状況になります。異動が激しく、磨きたいスキルも中途半端になり、キャリアの方向性が定まらないまま時間が過ぎていく不安を感じました。
楽天の事業多角化戦略は、エンジニアのキャリアパスに大きな影響を与えています。
一つの技術領域で深い専門性を身につけたいエンジニアにとって、頻繁なジョブローテーションは成長の妨げとなる可能性があります。また、良い部署に当たったとしても、その環境が長続きしないという不安定さがあります。
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング2
英語公用語化による業務負担増加とコミュニケーションコスト
フロントエンドエンジニア、在籍4年以上、現職(回答時)、中途入社、女性
2012年から本格的に導入された英語公用語化は、エンジニアの日常業務に大きな負担を与えています。会議や資料作成がすべて英語で行われるため、本来のエンジニアリング業務に集中できる時間が大幅に削減されます。TOEIC800点以上が昇進の条件となっており、技術力以外の要素でキャリアが制限されることにストレスを感じます。英語でのコミュニケーションに時間がかかるため、会議が4時間以上に及ぶこともあり、日本語なら30分で済む議論に何倍もの時間を費やすことになります。グローバル人材の採用は進みましたが、日本人エンジニアにとっては心理的負担が大きい環境です。
楽天の英語公用語化は、グローバル展開という戦略目標のための施策ですが、現場のエンジニアには相応の負担がかかっています。
技術文書の作成、コードレビューのコメント、チーム内のコミュニケーションなど、すべてが英語で行われるため、母国語でのスムーズな意思疎通と比べて効率が低下するケースがあります。特にニュアンスの細かい技術的な議論では、言語の壁が開発速度に影響を与えることもあります。
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング3
楽天市場などECサービスの大規模セール期間中のシステム対応


インフラエンジニア、在籍5年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性
楽天市場での楽天スーパーセールや年末年始のセール期間中は、システムの安定稼働が最優先となり、エンジニアチーム全体が24時間体制での監視・対応を行います。通常の10倍以上のトラフィックが発生するため、サーバーの負荷分散、データベースのパフォーマンスチューニング、障害時の即座の復旧対応など、一切のミスが許されない緊張状態が数日間続きます。深夜2-3時にシステムアラートで起こされることも頻繁にあり、セール期間が終わるまで精神的にも肉体的にも休まる時がありません。ECコンサルタントとして店舗対応を行うメンバーも、100件以上の問い合わせ対応に追われます。
楽天市場は国内最大級のECプラットフォームであり、大規模セール時のシステム安定性は企業の信頼性に直結します。
そのため、インフラエンジニアやバックエンドエンジニアには高い可用性の維持が求められ、セール期間中は通常業務とは比較にならない激務となります。事前の負荷テストやキャパシティプランニングも重要ですが、予想外のトラブルへの対応力が試される局面でもあります。
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング4
楽天モバイルなど新規事業の立ち上げ期における長時間労働
システムエンジニア、在籍2年以上、現職(回答時)、中途入社、男性
楽天モバイルの立ち上げ期には、既存のキャリアとの競争に勝つため、極めてタイトなスケジュールでのシステム開発が求められました。通信インフラの構築、課金システムの開発、顧客管理システムの実装など、膨大な開発タスクを限られた期間で完了させる必要があり、月80時間を超える残業が常態化していました。新規事業であるがゆえに仕様変更も頻繁に発生し、すでに完成したシステムを作り直すこともありました。2020年代前半の楽天モバイルの急速な拡大期には、エンジニアの離職率も上昇し、残ったメンバーへの負担がさらに増す悪循環に陥っていました。
楽天の新規事業への積極的な投資は、エンジニアにとって最先端技術に触れるチャンスである一方、立ち上げ期の激務は避けられません。
特にモバイル通信事業のような大規模インフラを伴う事業では、システムの品質と開発スピードの両立が求められ、エンジニアへのプレッシャーは極めて高くなります。市場投入のタイミングを逃さないための短期集中開発は、ワークライフバランスを大きく損なう要因となっています。
楽天エンジニア職での働き方が激務になるタイミング5
複数プロジェクトの同時進行による業務量の集中
アプリケーションエンジニア、在籍3年以上、現職(回答時)、中途入社、女性
楽天では通常、一人のエンジニアが同時に3-5つのプロジェクトを担当することが一般的です。各プロジェクトのスケジュールが重なると、朝から深夜まで異なるチームのミーティングや開発作業が連続することになります。特に四半期末には、複数のプロジェクトが同時にリリース期限を迎えることが多く、優先順位をつけながら効率的に業務を進める必要があります。一つのプロジェクトで問題が発生すると、他のプロジェクトにも影響が及ぶため、常に時間との勝負という状況になります。楽天の70以上のサービス間で技術的な依存関係があることも多く、調整コストが膨大になります。
楽天の特徴として、高いスキルを持つエンジニアには複数の重要プロジェクトが同時にアサインされることが多く、これが激務につながる主要因の一つとなっています。
各プロジェクトのステークホルダーはそれぞれ異なる事業部や経営陣であり、プロジェクト間でのコンテキストスイッチが頻繁に発生します。また、優秀なエンジニアほど難易度の高いプロジェクトや緊急性の高い案件を任されるため、自然と業務負荷が集中する傾向にあります。
転職を検討されている方へのアドバイス
楽天エンジニア職は確かに激務ですが、その分業界トップクラスの年収と貴重な経験を積むことができます。転職をお考えの方は、以下の点を事前に確認されることをお勧めします:
- 配属予定部署の具体的な業務内容と労働時間
- 直近のプロジェクト状況や繁忙期のスケジュール
- ワークライフバランスに対する部署の方針
- キャリアパスと数年後の働き方の変化
転職エージェントの方に、これらの詳細な情報を事前に確認してもらい、ご自身の価値観やライフスタイルと照らし合わせて検討されることが重要です。
楽天で働くエンジニア職の転職元と転職先
楽天で働くエンジニア職からのキャリアパス


楽天のエンジニア職に転職する方の前職(転職元)と転職先の事例をご紹介します。
あくまで一例ではありますが、SIerや他のIT企業から楽天に転職され、グローバルな開発環境でEC・フィンテック・AI分野の大規模システム開発経験を積んだ後、様々な業界でキャリアアップを実現されています。
楽天は中途採用を積極的に行っており、特にエンジニア職の採用に注力しています。英語公用語環境で多国籍なメンバーと協業できる、グローバル志向の強いプロフェッショナルが集まる環境となっています。
転職元
NTTデータやアクセンチュアなどのSIer、ヤフーやメルカリなどのWeb系IT企業からの転職者が多く見られます。前職のEC関連プロジェクト経験が高く評価され、年収600万円から750万円へアップするケースもあります。
楽天で働くエンジニア職
中途採用を積極的に実施しており、平均年収794万円です。
英語公用語化による多国籍な開発環境が特徴で、TOEIC800点以上が実質的な基準となっています。月40時間のみなし残業制度を採用し、基本的には残業時間内に収まる働き方が可能です。
楽天で働くエンジニア職からの転職先
AmazonやGoogle、マイクロソフトなどの外資系IT企業への転職で、グローバルなキャリアと年収アップを目指す方が一定数いらっしゃいます。楽天での英語公用語環境での経験が高く評価されます。
スタートアップのCTOやテックリード、大手事業会社のDX推進部門のマネジメント職として活躍される方も多く見られます。EC・フィンテック・AI分野での大規模システム開発経験を活かし、様々な業界で技術リーダーシップを発揮されています。
やばい?やめとけ?
後悔しない楽天のエンジニア職への転職FAQ


楽天のエンジニア職への転職を成功させる転職エージェント!


楽天グループのエンジニア職は2026年現在も積極的な人材獲得を継続しており、AI・DX推進案件の急増により、技術力と英語力を兼ね備えた人材への需要が高まっています。
2025年度の採用動向として、楽天は経営の黒字転換を果たし、EC事業を中心にエンジニア組織の強化を推進中です。特に社内公用語が英語であることから、多国籍なチーム環境でグローバルプロジェクトに関わる機会が豊富で、国際的な視野を広げたい人には魅力的な環境です。
そんな楽天のエンジニア職への転職を成功させるポイントをご紹介します!
ポイント1:楽天の3つの差別化要因と最新プロジェクト動向を理解する
楽天は「EC事業の圧倒的シェア」「英語公用語化による多国籍チーム」「技術と事業の両面経験」の3つの要素でエンジニア価値を創造しています。
特に2024年以降はAI・機械学習案件とモバイル事業の黒字化による基盤強化案件が急増しており、どの領域で最も成長できるか、TOEIC800点基準をどう満たすかの戦略が重要です。
ポイント2:競合他社との年収・成長機会の違いを理解する
楽天の年収水準(平均794万円、エンジニア平均717万円)は、メガベンチャーの中では標準的な水準です。初任給は月30万円と高水準で、みなし残業40時間分が含まれています。
楽天はグローバル環境での技術開発経験と事業理解の両方を得られる点が差別化要因であり、英語力向上とEC・フィンテック領域での実績を短期間で積めるキャリア形成の速さをアピールに活用できます。
ポイント3:面接とTOEIC基準の両方への対策が必要
楽天の選考では2~3回の面接に加え、入社までにTOEIC800点の取得が必須であり、技術力・コミュニケーション能力・英語力が総合的に評価されるため、徹底的な準備が不可欠です。
特に面接では「なぜ楽天か」「英語公用語環境への適応力」といった質問に加え、グローバルチームでの協働経験や多様性への理解を問われるケースが増えており、自身の価値観と楽天カルチャーとの親和性を明確に説明できる準備が重要になっています。
この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。
楽天の最新の組織体制やプロジェクト動向、面接の傾向と対策を熟知している転職エージェントに相談することで、独りでは収集できない具体的な情報と戦略的な選考対策が可能になります。
楽天で働きたいエンジニア職の転職まとめ
やばい・やめとけと言われる理由と対処法
楽天のエンジニア職における会社概要や事業概要という基本的な情報からやばい・やめとけといった噂の実態、労働環境まで幅広くご紹介しました。
楽天は国内最大級のECプラットフォーム企業としてのイメージが強い企業ですが、金融・通信・旅行など多様な事業を展開し、共通IDで複数サービスを利用できる「楽天エコシステム」を構築する日本有数のIT企業だとわかったと思います。
さらにやばい・やめとけと言われる理由としては、部署による業務量の格差や完全実力主義の評価制度、TOEIC800点以上という英語力要件があることが背景にあり、一定数「合わない方がいる」ということもお伝えできたのではないでしょうか。
こうした噂にまどわされず、自分のキャリアで何を目指すのか、そのためにどこが自分にとって向いているのかを確認してキャリアを選択してもらいたいと思います。
楽天のエンジニア職は、最新技術に挑戦しながら大規模サービスの開発・運用に携わりたい方には魅力的な職場だと言えるでしょう。
- 楽天のエンジニア職の平均年収は719万円で、IT業界として高水準の待遇を実現
- 平均残業時間は月35時間程度で業界標準だが、部署により40〜70時間と変動があり、フレックス制度で柔軟な働き方も可能
- 中途採用を積極的に実施中で選考倍率は約30倍だが、多様な技術スタックを持つ人材を幅広く募集している
- 完全実力主義の評価制度により、年次に関係なく昇進できる環境だが、TOEIC800点以上や高いパフォーマンスが求められる
- 多角的な事業展開により幅広い技術領域に挑戦でき、朝昼晩の3食無料など充実した福利厚生が特徴的
楽天のエンジニア職の転職に関する詳細な情報については、以下の関連記事もご参考ください:
- 楽天で働きたいエンジニアの転職面接対策|Rakutenの中途採用に向けた志望動機・書類選考・WEBテスト(適性検査)・1次面接・2次面接・最終面接
- 転職面接落ちた?楽天エンジニア職中途採用の通過率別対策!
- 楽天エンジニア第二新卒の平均年収と転職面接の通過率UP法を紹介
転職エージェント各社はリモートでのカジュアルな面談に積極的に取り組んでおり、かなり話しやすくなっています。(転職エージェントのオフィスに訪れる必要がなくなり、気軽に情報収集ができるようになりました)
一度、最新の求人を見るために、転職エージェントに登録して、情報交換をしてみてくださいね。自分の転職可能性や転職候補になる求人を見ておくことで、転職しなくても次のプロジェクトで積むべき経験などが見えてきます。
皆さんが目指すキャリアを歩まれることを願っています。頑張ってくださいね。


