コンサルティング業界

pwcアドバイザリーの全体感とコンサルティングとの違い(業務・年収)

今回は、Big4の中でも会計系コンサルティングファームとして世界的に有名なPwCコンサルティングに属するPwCアドバイザリーを御紹介します。

PwCアドバイザリーはM&Aや事業再生等の領域で国内でも有数の知名度と実績があります。ただ、案件の機密性の高さにより、転職を考えている方には情報が少なくなっています。

加えてコンサルティングと業務が重複しているように見える等、転職を考えている方々にはわかりにくいでしょう。

そこで今回はPwC Japanの主要会社である、PwCアドバイザリーの組織図から全体的に御紹介したうえで、PwCアドバイザリーの強みやPwCコンサルティングとの違い、年収を整理して御紹介したいと思います。

PwCアドバイザリーへの転職を成功させる!

PwCアドバイザリーへの転職では、コロナ禍で変わった最新の求人ニーズを把握する必要があります。

最新の求人意向や年収などの各種条件は、コンサルティング業界への転職を長年支援してきたアクシスコンサルティングに確認しましょう。

PwCのパートナーや人事から話を直接聞いた求人意欲(未経験者はOK?など)や各種条件、非公開求人も詳しく教えてくれます。

転職はまだ考えていなくても、最新の求人紹介やキャリアの相談に乗ってくれるので気軽に相談してみましょう!

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PwCアドバイザリーの組織図と業務内容

PwCアドバイザリーの組織図

PwCアドバイザリーの業務内容

 PwCアドバイザリーはM&A、事業再生、PPP・インフラ、リスクの4領域から組織ができている。全体で5~600名程度の組織であり、事業再生領域のBRS部門が最も規模が大きく、100人以上が在籍している。事業再生領域で100名規模の人員がいるのは日本ではPwCだけ(他社は2~30名程度)と言われている。

・M&A領域
 -M&Aアドバイザリー
  このチームは、所謂、投資銀行やFASが行っている、FA業務をにないます。
  FA業務は、 買い手/売り手のどちらかにつき、M&Aの案件組成から
   DDや条件交渉、クロージングまで全般を担います。
 -Deals Strategy
  このチームは、M&Aを中心とした企業戦略の立案を担っています。
  企業戦略からM&Aの実施要否を判断し、実施後を含めた成長の姿を描きます。
 -M&A Transaction
  市場の成長性や事業計画の蓋然性を評価するビジネスDDを中心に、財務・税務
  ・法務等、様々な観点でDDを実施ます。
 
・事業再生(BRS)領域
 複雑で不確実に変化する市場環境の中で業績不振や資金不足に悩む企業の課題を特定し、具体的な解決策を策定し、実行計画への落とし込みと推進を担います。

・CP&I
公共系の案件を行う部門です。PPP(Public Private Partnership)やPFI(Private Finance Initiative)等のアドバイザリー業務を行っています。
  例えば、国や地方公共団体等(都道府県、市町村など)の各種行政機関が主な顧客になります。各種公共サービスに対して、PPP/PFI・コンセッション手法等の導入検討から可能性調査、事業者選定など調達支援、事業実施後のモニタリング等を提供しています。

・リスク領域(Forensic)
不正調査、贈収賄及び不正競争の事実調査やリスクマネジメント、デジタルフォレンジック等、広範なサービス提供をしています。
  例えば、 日産で「2018年に新車出荷前の排ガス性能の検査結果を都合よく改ざんする不正」がありました。この第三者報告書にPwCの名前があります。PwCは「日産が調査したログデータと測定機器に記録されたデータの同一性を確認」しています。
  このようにデータを活用して不正や贈収賄が無いかの監査を担っています。

出典:「完成検査における不適切な取扱いへの対応等についてのご報告」 2018年9月26日 日産自動車株式会社

PwCコンサルティングとの違い

Deals StrategyとStrategy&の違い

・Deals Strategy
 基本的にはM&Aを中心にプロジェクトを提案して受注します。
 M&Aでは同社Strategy部門 青木 義則リードパートナーのインタビュー(*)の通り、戦略の立案からビジネス・デューデリジェンス、M&A後のPMIまで幅広く対応しています。
・Strategy&
 会社の戦略がまずあり、戦略を実行する選択肢としてM&Aを捉えます。
 当然、M&Aとは関係ない、純粋な戦略系のコンサルティング案件も多く手掛けています。

*出典:AXIS Consulting 「PwCアドバイザリー合同会社 インタビュー/強みは世界最大級の総合力とクロスボーダー案件数No.1の実績」より

Deals StrategyとStrategy&の受注スタイルの違い

 両社ともに既存クライアントからの受注もありますし、グループ内で既に関係のある部署から、戦略やM&Aに関したテーマで案件を共有されることもあります。

 1つ大きな違いは、Deals Strategyでは銀行などの金融機関と強いつながりがあり、銀行からの紹介で案件がくることが多い点です。また、M&Aの実行段階で支援中の銀行から依頼が来ることもあります。

Deals StrategyとStrategy&のタイトル別役割と年収

出典:OpenWork PwCアドバイザリー/PwCコンサルティングのクチコミ

PwCアドバイザリーとコンサルティングは、新卒の窓口が同じこともあり、ベース給与は評価によって多少の差はありますが、ほぼ同じようです。

一方で、Strategy&は元々戦略系コンサルティングファームのブーズが前身であることもあり、新卒1年目の給与は550万とアドバイザリーやコンサルティングと同じである一方、2年目以降はコンサルやアドバイザリーの1階級上の報酬のようです。

PwCアドバイザリーへの転職

PwCアドバイザリーについて自分なりに調べることは大切です。

一方で、自身の理解が正しいかを確認せずに面接でNGになるのは避けなければいけません。

そこで、転職エージェントと面接対策や志望動機を確認しておく必要があります。

特に、新型コロナの流行で顧客企業のニーズも変わり、求人で求める経験やスキルが変わっている場合があります。そうした最新の情報を入手するうえでも転職エージェントは役に立ちます。

PwCアドバイザリーへの転職では、企業担当と求職者担当が同一であり、企業との信頼関係構築ができている社歴の長い企業がオススメです。

昔は、転職をする時だけ転職エージェントに登録する使い方が多かったです。最近は求人情報がよく変わるので中長期的に情報交換して、次のキャリアに向けて現職でも継続的に経験を積んでいくことが大切です。

コンサル業界への支援実績No1:アクシスコンサルティング

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アクシスコンサルティングはPwCをはじめとしたコンサル・IT業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。

各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。

また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。

  • PwCアドバイザリーの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
  • PwCアドバイザリーをはじめコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
  • 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
  • PwCアドバイザリーに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい

こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。

求人数と転職支援実績No1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、言わずと知れた転職エージェントの最大手です。

リクルートの圧倒的な営業力で企業から多くの求人を獲得しています。
また、企業側から見ても紹介数が多い企業を雑には扱えないので、年収や入社日などの条件交渉も強く、転職者に代わって交渉してくれます。

比較的に短期で転職を決めようとする傾向にはあるので、出来るだけ短期間に転職を決めたい方にオススメです。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • Big4系やアクセンチュアなど幅広く求人を知りたい
  • 転職活動を引っ張ってもらい短期で転職先を決めたい

こういう方は、リクルートエージェントに登録しましょう。

高年収スカウトをもらう:キャリア・カーバー

キャリア・カーバーは、リクルートが提供するハイクラス向けの転職エージェントからのスカウトサービスです。

登録すると多くの転職エージェントから様々なスカウトオファー連絡が来るので、キャリア・カーバーを使うメリットは多いです。

キャリア・カーバーに登録している転職エージェントは、コンサルタントなどのハイキャリア向け専門の部署のエージェントです。

例えば、dodaに普通に登録した場合に担当になる人とは別に、ハイキャリア向けの担当者が付きます。この人達が担当になった場合のメリットは色々とあります。

  • 一人一人に丁寧なキャリアカウンセリングや求人紹介をしてくれる
  • 企業側のCEOやCOOクラスと直接話をしていて、より生の具体的な企業ニーズを教えてくれる
  • 通常のサイト登録とは別の高年収・好条件の非公開求人を紹介してくれる
  • 興味のある求人紹介をゆっくりと待てる

要は「高年収=エージェント側の収益が高い担当」は丁寧に対応して内定率を高める体制になっています。これはどこの転職エージェントも一緒です。

もちろんdodaやリクルートエージェントとの併用も可能です。

PwCアドバイザリーを中心に”様々な企業かつ年収が高い求人”を知りたい方は、キャリア・カーバーに登録しましょう。

<キャリア・カーバーで高年収スカウトをもらう>

転職サポートが手厚い:doda

1~2回目で職務経歴書や面接に自信が無い方には、dodaはオススメです。類似経験が書かれた職務経歴書のフォーマットを送ってくれたり、個別相談や自己分析支援など、中長期的に転職活動を手厚くサポートしてくれます。

手続きのシステム化が進んでおり、マイページを持つと求人の提案が続々と来ます。興味ある案件を「お気に入り登録」していくと、だんだん希望に沿った求人が届くようになります。

PwCアドバイザリーの最新の求人状況(どの部門/役職が採用を強化している、など)と「こういう人は辞めやすい」といった退職傾向を知ることができます。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • Big4系やアクセンチュアなどコンサルを中心に幅広く求人を知りたい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい

dodaは紹介求人数が多く、サイトで自分で探すこともできます。
また連絡やサポートが丁寧で、営業っぽくしないので編集部メンバーも毎回使うメンバーが多いです。こういう方は、dodaに登録してみてください。

私達も転職活動の時に、複数の転職エージェントに登録します。
複数に登録すると転職エージェントが手元にある求人だけ提案してきている(=他のエージェントと案件がかぶっている)かが分かります
他社と差がない、魅力がない、ということをキチンと伝えて転職エージェントにやる気を出してもらうことも転職活動で大切なポイントになります。
全部に全力投球する必要はありませんが、メイン1社・サブ2社ぐらいは登録しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

PwCアドバイザリーの組織図から業務内容を整理しました。
PwCアドバイザリーは以下の特徴を持っていることが分かりました。

  • M&Aや事業再生等に強く、特に事業再生は国内でも最大規模の体制を整えている
  • これまでの実績から銀行からの紹介案件も多い
  • Forensic(不正監査)はニュースになるような不正や贈収賄の監査を第三者的立場で担っている

年収は、コンサルティング部門に近く、よりM&Aや事業再生、不正・贈収賄監査といった専門性を身に着けたい方のキャリアに向いています。

PwCアドバイザリーを始め、BIG4のFASやM&A関連は、なかなか表に情報が出てこないため、転職を検討される際に理解しづらいと思います。

そんな方々のお役に立てれば嬉しく思います。