こんにちは、転職note 編集部です。
今回は独立系M&A仲介のリーディングカンパニーとして、完全成功報酬制で多くの企業のM&Aや事業承継をサポートするM&Aキャピタルパートナーズの中途採用について詳しくご紹介します。
M&Aキャピタルパートナーズ自体は1991年の創業から30年以上が経ち、2005年に会社設立してから約20年が経過し、現在では東証プライム上場(証券コード6080)を果たし、M&A仲介業界主要10部門でNo.1を獲得する大手M&A仲介ファームとして成長しています。
一方で、近年、M&A仲介業界が急成長し、改めてM&Aキャピタルパートナーズの中途採用の特徴は何か?転職対策のポイントは何か?どのような人材を求めているのか?がわからないという方も多いと思います。
そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- M&Aキャピタルパートナーズの特徴は?
- M&Aキャピタルパートナーズの歴史は?
- M&Aキャピタルパートナーズの実績は?
- M&Aキャピタルパートナーズの強み/弱みは?
- M&Aキャピタルパートナーズってどんな会社?何がすごいの??
本記事では、M&Aキャピタルパートナーズの中途採用の実態と転職成功のための対策方法をご紹介していきます。
今回は、実際にM&Aキャピタルパートナーズで働いたことのあるコンサルタントの方へのインタビューや公式データ、転職サイトの情報を交えて、私達転職note編集部の実体験をもとにご紹介していきます。
事業会社からM&Aキャピタルパートナーズのコンサルタントキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
M&Aキャピタルパートナーズの会社概要と歴史

M&Aキャピタルパートナーズは2005年10月設立で従業員数313名(2024年9月時点)を抱える、日本独立系M&A仲介業界のトップクラス企業です。
中堅・中小企業の事業承継ニーズを中心としたM&Aアドバイザリーサービスを提供する専門企業として、戦略立案から最終的な成約まで一気通貫でサポートする総合型M&A仲介会社です。
「クライアントの利益を最大化する真のパートナー」をコアバリューとして掲げ、着手金無料・成功報酬制による分かりやすい料金体系で、中小企業の事業承継問題解決に取り組んでいます。
創業者である中村悟社長が積水ハウスでの経験を活かし、「中堅・中小企業の後継者問題の解決と発展的事業承継の実現」を目指して設立。業界最高水準の平均年収を実現し、少数精鋭体制で高い生産性を誇る成長企業として注目を集めています。
M&Aキャピタルパートナーズの会社概要
商号 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
英文商号 | M&A Capital Partners Co., Ltd. |
設立年月日 | 2005年(平成17年)10月 |
従業員数 | 313名(2024年9月30日現在 連結) |
資本金 | 29億円 |
代表者 | 代表取締役社長 中村 悟 |
連結売上高 | 2024年9月期 191億円 2023年9月期 185億円 2022年9月期 214億円 2021年9月期 163億円 2020年9月期 118億円 |
営業内容 | M&Aアドバイザリーサービス (事業承継・M&A仲介・企業評価) コーポレートアドバイザリーサービス (企業再生・事業再編・資本政策支援) M&A関連情報提供サービス |
出典:M&Aキャピタルパートナーズ社HP https://www.ma-cp.com/corporate/
2024年最新情報
業界トップクラスの実績と生産性
2024年現在、M&A仲介業界で売上・営業利益ともに業界No.2の規模を誇り、特に大型案件に強みを持っています。
最新の特徴
- 1人当たりの成約額が業界最高水準
- 4件に1件以上が手数料1億円を超える大型案件
- 着手金無料・成功報酬制による明瞭な料金体系
- 専任アドバイザーによる一気通貫サポート体制
東証プライム市場上場企業として、少数精鋭体制により個人の成長とチームワークを重視する企業風土で高い生産性を実現しています。
M&Aキャピタルパートナーズの歴史
M&Aキャピタルパートナーズは2005年の設立当初から中堅・中小企業の事業承継問題解決を目的として、創業者の中村悟氏により設立されました。積水ハウスでの約10年間の設計・営業経験を活かし、事業承継における「発展的なM&A」の実現を目指してスタートしました。
設立翌年の2006年1月には第1号案件として健康食品通信販売会社のM&Aを成約し、その後急速に成長を遂げています。
2013年に東証マザーズに上場、2014年には東証一部(現・プライム市場)に市場変更を果たし、わずか8年という短期間での上場を実現しました。2016年にはM&A業界の老舗であるレコフを買収し、グループ体制を強化しています。
その後も着実に事業を拡大し、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
2005年10月:東京都新宿区西新宿にM&A仲介事業を目的として設立
2006年1月:第1号案件(健康食品通信販売会社)を成約
2007年2月:本社を東京都千代田区大手町に移転
2008年9月:調剤薬局業界でのM&A成約実績が増加
2011年4月:本社を東京都千代田区丸の内に移転
2013年11月:東証マザーズに上場
2014年6月:東証一部(現・プライム市場)に市場変更
2016年2月:レコフを子会社化し、グループ体制を強化
2021年10月:M&A仲介協会の創設理事として業界発展に貢献
2022年4月:本社を東京都中央区八重洲に移転
2024年現在:連結従業員数313名、売上高191億円の規模に成長
M&Aキャピタルパートナーズの成長戦略の変遷
2020年頃から本格的に大型案件への注力を強化し、「少数精鋭による高付加価値サービス」をコアとした戦略を推進。2024年時点で4件に1件以上が成約手数料1億円を超える大型案件となり、M&A仲介業界で最も高い1人当たり生産性を実現しています。また、2021年には業界健全化を目的としたM&A仲介協会の創設理事として、業界全体の発展にも貢献しています。
最新のM&Aキャピタルパートナーズの人材・働き方への取り組み
M&Aキャピタルパートナーズは業界最高水準の平均年収2,278万円(2024年9月期)を実現し、9年連続で日本の上場企業年収ランキング1位を維持しています。成果主義を基本としながらも、チームワークを重視する企業風土を構築しています。
社員の成長支援では、専任のアドバイザー制度により初期検討から成約まで一気通貫で案件を担当することで、若手でも大型案件に携わる機会を提供。また、レコフとの連携により、M&A関連の豊富な情報とネットワークを活用できる環境を整備しています。
また、2024年現在では中途採用を積極的に推進し、M&A業界未経験者でも活躍できる研修体制と、実力に応じた昇進・昇格システムを構築しています。
強みと弱みは何?
M&Aキャピタルの強み

M&Aキャピタルパートナーズの強みとして、2005年設立以来培ってきたM&A仲介業界での圧倒的な実績・高い技術力、そして国内最高水準の案件規模を扱う確かな専門性があることをお伝えしたいと思います。
また業界を横断した大型案件をソーシングから成約まで一気通貫で手掛けられるのも1民間企業では、なかなか取り組めない取組みだと思います。
こうしたM&Aキャピタルパートナーズの歴史や特徴をふまえて、どんな会社かを実際に働いている社員の方へのインタビューをもとに御紹介したいと思います。
M&Aキャピタルのすごい強み①
業界No.1の案件規模と成約実績
M&Aキャピタルパートナーズは、株式譲渡の平均金額約15億円という業界最大規模の案件を取り扱っており、累計1,000組以上の豊富な成約実績を誇ります。
4件に1件以上が成約1件あたりの手数料1億円以上の大型案件を手掛けており、数千億円規模のディールサイズの案件支援実績も有しています。
また調剤薬局業界では国内No.1の成約実績を持ち、多種多様な業界・業種においてM&A仲介業界トップクラスの実績を積み重ねてきました。
M&Aは企業の将来を左右する重要な経営判断であり、成功には豊富な経験と高度な専門知識が必要ですが、長年の実績に基づく豊富なノウハウと業界内でのネットワークにより、他社では扱えない大型案件の成約を実現できています。
このように長い年月で培ってきた圧倒的な成約実績は他社には無いM&Aキャピタルパートナーズの大きな強みの1つと言えるでしょう。
M&Aアドバイザー、在籍年数5年以上、新卒社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
これまでの先輩方が培ってきた成約実績は、多くのお客様との信頼関係に基づき、大型案件の相談をいただけたりするなど、様々な観点で業務推進上のメリットになっています。
社内にも業界や案件について詳しい方が必ずいるので、M&Aを進める前に予め考慮すべき事項がわかるのでプロジェクト開始後に大きく見立てを外すことも少ないと思います。
M&Aアドバイザー、在籍年数2年以上、中途社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
特に大手企業や上場企業とのつながりは一朝一夕にできるものではなく、過去の成約実績や経験をもとに、その時の実績から効率的で安定したM&A成約を期待していただけるのは、弊社の強みの1つだと思う。
M&Aキャピタルのすごい強み②
業界最高水準のM&A専門性と技術力
2005年の設立以来、M&A仲介業界を牽引してきた老舗企業として、業界最高水準の専門性と技術力を保有しています。東証プライム市場上場企業として、高い品質基準を維持しながら大型案件を数多く成約に導いてきた実績があります。
M&Aキャピタルパートナーズは、プライム市場上場のM&A仲介会社で唯一創業以来、売り手・買い手で同一の「株価レーマン方式」報酬を採用している。買い手は「株式価額と仲介手数料の合計」で予算を組み立てるため、報酬体系が売り手・買い手で異なり、買い手に高い手数料を設定した場合、売り手が本来受領できる株式価額と売り手の手取額の減少を招くが、同社では創業以来、この問題を解決する透明性の高い報酬体系を維持している。
また、譲渡企業・譲受企業のお客さまそれぞれから頂戴する報酬率(手数料率)はM&A仲介業界の中でも「支払手数料率の低さNo.1」となっており、お客さまにとって最適なM&A実現に向けた取り組みを続けている。
出典:M&Aキャピタルパートナーズ公式サイト 選ばれる理由
特に大型M&A案件では高度な専門知識と経験が求められ、クライアントの企業価値を最大化することが重要視されます。
そうした高いクライアントの期待値を実績をもとに、応えられるM&Aキャピタルパートナーズの専門性は、すごく強みになっていると思います。また社内での専門知識の研究も進んでおり、多様化するM&A手法の取込みもしっかりと進められている経営の真摯さは社風や歴史をもとに培っているものといえるでしょう。
転職者体験談|大手金融機関から転職成功
M&Aアドバイザー/在籍3年/中途入社/男性
前職は大手銀行で法人営業として約8年間従事していました。M&Aキャピタルパートナーズの案件に銀行員として関わる機会があり、その際に目の当たりにしたM&A実行の品質の高さに感動しました。
特に印象的だったのは、デューデリジェンスが一つひとつしっかりと作り込まれており、リスク分析の体系も整備されていた点です。その後に経験した他の様々な案件と比較しても、M&Aキャピタルパートナーズの専門性は飛び抜けていました。
転職面接では、大型案件での実務経験と、複雑な条件交渉での調整力を評価していただけました。現在は大型プロジェクトに参画し、理想としていた品質の高いM&A業務に携わることができています。
M&Aアドバイザー、在籍年数20年以上、新卒社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
案件実行プロセスや業務効率・品質へのこだわりと担保等、約20年の積み重ねのなかで培ってきた大型M&A案件は他社にも負けない強みだと思います。
M&Aキャピタルのすごい強み③
業界最高水準の人材と少数精鋭体制
大型M&A案件の成約は長期にわたり、携わる人材の専門性が非常に重要になります。また高い成約率を維持できる優秀な人材がいないと案件が頓挫しかねない為、業界最高水準の専門知識を持った少数精鋭の人材が社内に在籍していることは非常に重要です。
昨今のM&A業界では新規参入が相次ぎ、経験の浅いアドバイザーが増加している中、どのM&A仲介会社も優秀な人材の確保が大きな課題となっています。
そうした環境変化をふまえても業界最高水準の専門知識を持った優秀な人材が在籍していることは、何かあっても社内で解決でき、安定してクライアントにサービス提供ができるという点でお客様も発注の決断がしやすいので、事業運営の大きな強みとなっています。
プロジェクトマネージャー、在籍年数10年以上、新卒社員、女性、M&Aキャピタルパートナーズ
社内で何か困ったことがあってもスグに相談できる人が見つかり、概ね解決できるのは、この会社の強みだと思う。どんなことでも専門家がいて、事前にリスクを想定してM&Aを進められる。
M&Aアドバイザー、在籍年数10年以上、新卒社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
社内転職の制度もあること、更に採用時の社員の傾向かもしれませんが、M&Aキャピタルパートナーズで長く働くことを考えて入社している人も多いことから社内に優秀な人材が多く在籍しており、何かあっても横のつながりで話が聞けるので困ることが少ない。
M&Aキャピタルのすごい強み④
企業の高いブランド力
大型M&A案件では、どの企業も失敗が許されない重要な経営判断であり、金額が大きいだけでなく、実行後に問題が起こればメディアに取り上げられることもあります。
その為、M&A仲介会社の選定では企業の実績や保有するケイパビリティだけではなく、企業のブランドイメージは大切になってきます。この会社であれば「失敗しない」「最後までやり切ってくれる」というイメージは、特に国内企業は未だに持っており、そういう点でM&Aキャピタルパートナーズの高いブランド力は案件獲得の強みになっています。
もちろんそれを支えているのは、ここまでご紹介した豊富な成約実績や業界最高水準の専門知識を持った優秀な人材等が長年の事業運営で顧客に築いてきたものでもあります。そういう時間の中で培ってきた実績に基づくブランド力は他社がスグにまねできるものではない為、M&Aキャピタルパートナーズが今後も成長を遂げる為の大きな強みになっていると言えます。
M&Aアドバイザー、在籍年数20年以上、新卒社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
大手企業や上場企業、投資ファンドと長い年月をかけて築いてきた実績と信頼からとても良いブランドイメージを持っていただけていると感じる。社外から来た方と話すと、よりそうした印象を持たれていることを感じる。
M&Aアドバイザー、在籍年数5年以上、中途社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
大手企業の事業承継案件や投資ファンドとの大型案件等、M&Aのインフラとなるような案件を提供してきた背景があり、そこからサービスを受けている企業様だけではなく、他の企業様からもとても信用していただいていることを働いていると強く感じる。中小企業や新興企業では持ちえないブランドイメージだと思う。
M&Aキャピタルのすごい強み⑤
着実な事業成長と業界地位の確立
国内M&A仲介事業では安定した成長を遂げていますが、それだけでは頭打ちになってしまうかもしれません。しかし、M&Aキャピタルパートナーズは事業領域の拡大を推し進めており、それも結実しつつあります。
確かに数年前はM&A仲介業界全体の競争激化等による影響も決算資料で報告されていましたが、ノウハウの蓄積と共にそうした課題も克服し、着実に次の成長戦略へと展開を遂げています。
そうした現状に甘んじず、次への布石を打ち続け、M&A仲介業界No.2の地位を確立していることは今後の成長の原資となる強みになるでしょう。
M&Aアドバイザー、在籍年数10年以上、新卒社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
国内M&A仲介会社のなかでも売上・営業利益ともに業界No.2の規模を実現している数少ない会社だと思います。確かに競争は激化していますが、徐々に大型案件の成約実績も積み上がりつつあり、少しずつではあるものの次への布石を打てているのは今後の成長のためにすごいことだと思っています。
強みと弱みは何?
M&Aキャピタルパートナーズの弱み

昨今のM&A仲介業界は、様々なプレイヤーが激戦を繰り広げています。
日本M&Aセンターやストライクは昔から競合することも多かったと思いますが、最近ではM&A総合研究所や名南M&Aなどの新興企業も台頭し、業界内での競争が激化しています。
M&A仲介業界は、どの企業も中小企業の事業承継から大型案件まで幅広くサービス提供をしており、サービス内容での差別化が非常に難しいのはどの企業も同じです。
その為、各企業・M&A仲介会社が似たような経験・スキルを持つ人材を採用しようとしていますが、高成長企業や新興企業は積極的に年収水準を上げてオファーを出せます。
しかし、M&Aキャピタルパートナーズの場合は、高い年収水準を維持する一方で、成果主義的な評価制度により結果を出せなければ厳しい環境となります。また、業界のレッドオーシャン化により、従来のDM・テレコール営業手法の効果が減少し、新規顧客開拓が困難になっています。
業界トップクラスの実績と高年収というブランド力は大きな魅力である一方で、それが新たな課題を生み出しているのも事実です。それでは早速、M&Aキャピタルパートナーズの弱みを見てみましょう。
M&Aキャピタルパートナーズの弱み①
大型案件依存と業績変動リスク
M&Aキャピタルパートナーズの最大の課題は大型案件への依存度の高さです。手数料1億円超の大型案件が全体の約3割を占める一方で、景気変動により大型案件が停滞すると業績が大きく振れやすい構造的な課題があります。
2024年9月期の業績では前期の超大型案件の反動により売上高が減少しました。これは成功報酬型ビジネスの宿命とも言える収益の不安定性を示しており、経済環境の変化やクライアント企業の投資意欲に大きく左右される事業構造の脆弱性が浮き彫りになっています。
M&Aアドバイザー、在籍5年以上、中途社員、男性、M&Aキャピタルパートナーズ
大型案件に集中しているため、案件が流れてしまうと収益への影響が大きいです。また、案件の規模や成約時期によって四半期ごとの業績にかなりのバラつきが出てしまうのが悩みの種です。
M&Aキャピタルパートナーズの弱み②
営業手法の限界と属人性の課題
業界パイオニアとして確立したDM・テレコール営業手法が、業界のレッドオーシャン化により効果が減少しています。多くの競合他社が同様の手法を採用した結果、1人当たりの獲得アポ件数も減少傾向にあります。
また、高度に属人的なビジネスモデルにより、優秀なアドバイザーに依存した収益構造となっています。個人の営業力や案件獲得能力に大きく左右されるため、人材の流出や新人の育成期間中は収益性に大きな影響を与える可能性があります。
M&A仲介事業は、基本的にアドバイザー×案件単価=売上のビジネスモデルの為、優秀なアドバイザーを多く確保し続けることが重要な業態です。特に成果を出せるアドバイザーを継続的に採用・育成できることが成長の鍵となるので、営業手法の陳腐化により新規顧客開拓が困難になることは、M&Aキャピタルパートナーズの弱みの1つと言えるでしょう。
優秀な人材を確保し続ける必要がある一方で、業界内での人材獲得競争が激化し、従来の営業手法では新規案件の創出が困難になっているというのがジレンマになっています。
M&Aキャピタルパートナーズのプロジェクト事例

2005年の創業以来、約20年にわたって「中小企業の事業承継M&A」のリーディングカンパニーとしての地位を築いたM&Aキャピタルパートナーズの大規模プロジェクトをご紹介します。
2024-2025年の最新取り組み
業界のパイオニアとしての新展開
M&Aキャピタルパートナーズは調剤薬局業界での圧倒的No.1実績に留まらず、時代の変化に対応した戦略的な事業拡大を積極的に推進しています。
テレビ東京グループとの戦略的業務提携
2025年8月、テレビ東京グループとの業務提携を締結し、民放キー局として初の「地域共創プロジェクト」を始動。テレビ東京の強力な経済分野の情報発信力とMACPの豊富なM&Aアドバイザリー実績を融合させ、全国の経営者に事業承継の選択肢を広く発信しています。
業界最高水準の年収とブランド力
2024年9月期の平均年収は2,278万円(平均年齢32.2歳)を記録し、9年連続で日本企業トップクラスの年収水準を維持。東証プライム市場上場企業として、M&A仲介業界の中でも「支払手数料率の低さNo.1」と「高収益性」を両立した独自のビジネスモデルを確立しています。
レコフグループとの統合効果
2016年の株式会社レコフ・レコフデータとの経営統合により、M&A業界の草分け的存在と仲介実績トップクラスの実力を融合。業界専門誌MARRの認知度・ブランド力と豊富なデータベースを活用し、より戦略的なM&Aアドバイザリーサービスを提供しています。
これらの取り組みにより、MACPは「調剤薬局のM&A会社」から「総合的な事業承継パートナー」としての地位を確立し、日本経済の持続的成長に貢献しています。
調剤薬局業界制覇プロジェクト
*創業事業における圧倒的市場シェアの獲得
創業数年後から調剤薬局業界に特化した戦略を展開し、現在では国内No.1の調剤薬局M&A成約実績を誇る大規模プロジェクトです。
チームは調剤薬局業界に精通したコンサルタント陣で構成され、薬剤師出身者や業界経験豊富なアドバイザーが50名以上稼働し、全国の調剤薬局オーナーとの強固なネットワークを構築しています。
単なる仲介に留まらず、業界の構造変化を見据えた戦略的なマッチングを実現し、大手調剤薬局チェーンの成長戦略を支援しています。
多業種展開プロジェクト
調剤薬局での圧倒的成功を基盤として、2010年代後半から製造業・サービス業・IT企業など多種多様な業界への展開を本格化したプロジェクトです。
業界特化型のアドバイザー制度を導入し、各業界の商慣習や特性に精通した専門チームを編成。創業20年で1,000件を超えるM&A成約実績を達成し、中小企業の事業承継問題解決に大きく貢献しています。
こうした戦略的な事業展開を通してMACPは多くの企業オーナーとの信頼関係を構築するとともに、各業界の深い知見を蓄積することができ、継続的な案件受注を実現しています。
まさに「着手金無料・完全成功報酬制」という革新的なビジネスモデルと、クライアントファーストの姿勢を貫くMACPならではの成功事例だと思います。
ここがすごい!
M&Aキャピタルパートナーズの特徴(中小企業M&A仲介で圧倒的実績)

さて、これまではM&Aキャピタルパートナーズの強みと弱み、そしてプロジェクト事例をご紹介してきました。
M&A仲介、特に中小企業の事業承継・成長戦略で確固たる強みを発揮しており、更に大型M&A案件にも力を入れていることはお分かりいただけましたか?もちろん事業承継以外の成長戦略型M&Aも多数ありますので、そこはお忘れなく。
更にM&Aキャピタルパートナーズはプロジェクト事例で御紹介したように、中小企業の経営者様に寄り添う「クライアントファースト」の姿勢が特徴の1つになっています。
M&A仲介を依頼するのは基本的に中小企業の経営者様ですが、長年心血を注いできた企業を譲渡するという人生の大きな決断をサポートする責任があります。
その為、M&Aキャピタルパートナーズの特徴として中小企業M&A仲介における豊富な実績と、お客様に真摯に向き合う企業文化をご紹介しますね。
ここがすごい!M&Aキャピタルパートナーズの特徴
着手金無料・完全成果報酬の透明性の高い料金体系
M&Aキャピタルパートナーズは、創業以来一貫して「着手金無料」「株価レーマン方式」を採用している中小企業M&A仲介の専業企業です。
多くのM&A仲介会社が着手金や月額報酬を求める中、M&Aキャピタルパートナーズでは初期費用なしでM&Aの検討を開始でき、成約時のみ成功報酬をお支払いいただく完全成果報酬制を採用しています。
この料金体系により、経営者様は初期リスクを抑えながらM&Aの検討ができ、「ライオン社長」のテレビCMでもおなじみの通り、お客様にとってリスクの少ないスタイルを実現しています。
また、専任のM&Aアドバイザーが初期検討から最終的な成約まで一気通貫で担当するため、経営者様の想いやニーズを深く理解し、長期にわたって企業の課題に向き合うことができます。
M&A仲介業界でも数少ない透明性の高い料金体系と専任制度により、お客様の信頼を獲得し続けているのがM&Aキャピタルパートナーズの大きな特徴です。
特に事業承継や成長戦略でM&Aを検討される経営者様にとって、初期費用の心配なく専門家に相談できる環境は、これからもニーズが高い価値提供となるでしょう。
ここがすごい!M&Aキャピタルの特徴
中小企業M&A仲介領域で累計約1,000件の圧倒的成約実績
M&Aキャピタルパートナーズが「すごい」と言われる理由の一つは、中小企業のM&A仲介領域において、累計約1,000件という圧倒的な成約実績を持っていることがあげられます。
M&A仲介とは
M&A仲介とは、企業の売却を検討する経営者と買収を検討する企業をマッチングし、M&Aの成約まで一貫してサポートする専門サービスです。特に中小企業の事業承継問題の解決や成長戦略の実現において重要な役割を果たしています。
M&A仲介とは、企業の譲渡を検討する経営者と買収を検討する企業をつなぎ、最適なマッチングから成約までをサポートする専門的なサービスです。特に中小企業の事業承継や成長戦略実現には高度な専門知識と豊富な経験が必要不可欠です。
M&Aキャピタルパートナーズは、2005年の設立以来、中小企業のM&A仲介に特化し、累計約1,000件の成約実績を積み重ねてきました。これは業界でもトップクラスの実績数であり、多様な業種・業界での豊富な経験を有しています。
同社の強みは、単に件数が多いだけでなく、全業種・業界のM&Aに対応できる専門性にあります。調剤薬局、建設・工事、卸売業、製造業、IT・情報サービス、物流、外食、不動産、介護・医療・福祉、小売・流通、広告・印刷・メディアなど、あらゆる業界でのM&A支援実績を持っています。
項目 | M&Aキャピタルパートナーズ | 業界平均 |
---|---|---|
設立年 | 2005年 | – |
累計成約件数 | 約1,000件 | – |
上場市場 | 東証プライム | – |
料金体系 | 着手金無料・完全成果報酬 | 着手金有り |
対応業種 | 全業種対応 | 限定的 |
担当制度 | 専任制 | 分業制が多い |
また、こうした豊富な実績に基づく専門性により、複雑な案件(例えば、業界特有の課題や特殊な事業構造を持つ企業のM&A等)でも豊富な経験から成功への道筋を示すことが出来るのがM&Aキャピタルパートナーズが「すごい」と言われる理由となっています。
中小企業のM&A仲介は、1度お客様との信頼関係を築くと長期的な関係性が生まれ、経営者のネットワークを通じた紹介案件も多く、安定した事業基盤となることからM&Aキャピタルパートナーズの経営が安定し、大型案件へのチャレンジもしやすくなります。
M&Aキャピタルパートナーズの仕事は「M&A仲介業務」が中心ですが、中小企業の事業承継支援が約6~7割、成長戦略型M&Aが2~3割、大型案件が1割程度の構成となっています。
こうした中小企業M&A仲介領域での豊富な実績、それを支える専任制度と透明な料金体系、その結果として築かれた強固な顧客基盤が総じてM&Aキャピタルパートナーズが「すごい!」と言われる理由となっています。
ここがすごい!M&Aキャピタルの特徴
成果主義で高収入を実現?完全実力主義の環境
M&Aキャピタルパートナーズは全上場企業の中でもトップクラスの平均年収(約3,161万円)を誇り、完全成果主義の報酬体系で知られるM&A仲介専業ファームです。
固定給は決して高くないものの、高料率且つ青天井のインセンティブにより、年間1件以上のM&A成約で1,000万円超えも十分に狙える環境が整っています。
多くの企業では2-3年で転職していくことを前提に働いている方が多いのも事実ですが、M&Aキャピタルパートナーズでは「同社での長期的なキャリア」も描きやすく、実際に離職率も7%台と業界では比較的低い水準を維持しています。
もちろん成果主義の厳しさや案件の成約可否による収入の変動はありますが、それでも「頑張った分だけ成長できる」「自分次第で収入もキャリアも大きく変わる」という環境に魅力を感じる方には最適なファームと言えるでしょう。
一方で私達転職note編集部の友人・知人ではM&Aキャピタルパートナーズ出身の方が様々なM&A仲介会社や投資銀行、事業会社のM&A部門で活躍されているのをよく見かけます。
完全成果主義の厳しい環境でM&A仲介の実力を身に着けるファームとしては、非常に成長機会の多い環境なのだと思います。(ただし成果主義や高いプレッシャーに全く興味がない、という方は他の選択肢を検討しても良い気がします)
M&Aキャピタルパートナーズへの中途入社!
活躍する為の準備
M&Aキャピタルパートナーズがどんな会社で、強みや弱みがどこにあるのか?をご紹介させていただきました。
そんなM&Aキャピタルパートナーズに中途入社した後、活躍する為に意識するべきことを御紹介しますね!
M&Aキャピタルパートナーズで中途入社後に活躍する為の準備
- M&Aキャピタルパートナーズの特色・働き方を理解して入社する
- 自分の経験に合わせた職位で転職する
- M&Aアドバイザーとしてスキルアップする努力を怠らない
- 周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
M&Aキャピタルパートナーズだけではありませんが、M&Aアドバイザーとして単独でプロジェクト全体を担当するからこそ、入社前の準備や心構えが入社後の活躍に向けて大切になります。
1つずつ詳しくご紹介しますので、皆さんの転職後の活躍を確実なものにしてくださいね!
M&Aキャピタルパートナーズで中途入社後に活躍1
M&Aキャピタルパートナーズの特色・働き方を理解して入社する
M&Aキャピタルパートナーズで中途入社後に活躍するための準備で最初にできるのは、M&Aキャピタルパートナーズの特色やM&Aキャピタルパートナーズの働き方を理解して入社することです。
2025年現在、M&A業界の中でもM&Aキャピタルパートナーズでは「個人の裁量に任された働き方」と「成果主義」を軸とした社風が特徴的です。
具体的には
- 基本的にはオフィス勤務が中心で、リモートワークは限定的
- M&Aアドバイザーが案件の発掘から成約まで一気通貫で担当
- 高いインセンティブ率による成果主義の報酬体系
- 圧倒的な直接提案力による潜在的なM&A案件の創出
この成果主義と高い専門性を求める働き方が、特に営業力と分析力を併せ持つ人材から高い評価を得ており、業界トップクラスの年収水準を実現しています。
管理職とスタッフ(管理職未満)で、この影響は大きく変わるでしょう。
中途でマネージャー以上で転職した場合、M&A業界特有の高い品質要求とクライアントとの直接対応において、相当な責任を負うことになります。
一方で、スタッフクラスの方は世界最高峰の投資銀行を目指すという企業理念のもと、創業から18年かけて確立された育成プログラムで成長できることを、ポジティブに考えている方も多いのではないでしょうか?
まずはM&Aキャピタルパートナーズで皆さんが入社されようとしている部署の特色や働き方を具体的なイメージを持って理解することで、入社後に働き始めてもイメージとのギャップを持たずに働くことができるでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズの working 働き方を詳しく知りたい方は、M&A業界のキャリア支援を専門に行っているキャリア支援エージェントに相談してみてください。
特にリメディなどのM&A業界特化のエージェントは、M&Aキャピタルパートナーズの内情や働き方について深く理解しています。
M&Aキャピタルパートナーズで中途入社後に活躍2
自分の経験に合わせた職位で転職する
M&Aキャピタルパートナーズに中途で入社して活躍するための準備では、2つ目に自分の経験にあわせた職位で転職することです。
M&A業界で1度働いたことがある方はイメージが湧くと思いますが、M&A業界は案件単位で高度な専門性を発揮し、個人が大きな責任を負う働き方となります。
特にマネージャー以上では、クライアント企業オーナーの期待値コントロールを含めて案件全体の品質管理をしないといけません。
働き方が大きく違うだけでなく、社内にも気兼ねなく話せる同僚は少なく(そもそもみんな自分の案件で忙しくしている)、若い社員達もM&Aアドバイザーとして複数年経験しており「こうあるべき」という一定の仕事の基準を持っています。
いくら営業経験が豊富でも、M&A特有のクライアントの期待値や社内での動き方がわからないと苦労する方が多いのが、M&A未経験でのマネージャー転職です。
M&AキャピタルパートナーズをはじめM&A仲介会社は職位に合わせて年収水準を定めている為、年収を上げたいという思いから、できるだけ上の役職で転職したいと考える方もいらっしゃいますが危険です。
特に、M&A業界が未経験でマネージャー以上で転職する場合は、既にM&Aアドバイザーとしての経験を積んだ自分の部下達からマネージャーとしての適切な立ち居振る舞い、業務指示を求められます。
これは結構な重いプレッシャーになります。
職位に関係なく、M&A業界の就業経験がない方は、自身の経験に合わせた職位での転職に無理せず転職するようにしましょう。
M&A仲介会社は、一般的な事業会社よりパフォーマンス次第で昇進することができます。目先の年収よりも着実な成果でクライアントに貢献し、評価を受けて昇進して、高い報酬をもらえるように努めると社内外からも1人前と認められ、気持ちよく働けると思います。
くれぐれも無理をしすぎないようにしてくださいね!
M&Aキャピタルパートナーズで中途入社後に活躍3
M&Aアドバイザーとしてのスキルアップを怠らない
M&Aキャピタルパートナーズに中途で入社して活躍するための3つ目の準備は、M&Aアドバイザーとしてスキルアップする努力をし続けることです。
多くの方がロジカルシンキングやプレゼンテーション、問題解決等の本を読み、講習を受講して転職されてきますが、実践の場で状況が日々刻々と変わる中で、クライアント企業オーナーや役員の悩みに対する鋭い仮説やアプローチを出せるかというと難しいでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズでは大型M&A案件が多いとは言え、様々な課題に対するアプローチを検討して、スケジュールを調整して、クライアントに適切に説明しきる能力が必要です。
これは転職してからも継続して、各案件で求められる役割を100%以上にこなす中でしか鍛えられません。もちろんきちんと努力をすれば身に着けられるスキルがほとんどですが、クライアントの求めていることを常に考え続け、上司や同僚とのパフォーマンスの違いを理解し、埋める努力を続ける必要があります。
逆に言えば、そうした環境で切磋琢磨するからこそ、高いレベルのスキルと経験を短期間で身に着けることができ、評価を得て高い報酬をもらうことができる業界でもあります。
入社後は、周囲からのフィードバックを適切に理解し、改善・実行するという主体的なアクションが大切です。ぜひ継続的に自分なりの課題に取り組むようにしてくださいね!
M&Aキャピタルパートナーズで中途入社後に活躍4
周囲の優秀なメンバーと良好な関係構築を図る
M&A仲介会社はドライな人間関係と思われがちですが、実は過去のM&Aアプローチや実績などのノウハウを同僚同士でシェアしていたり、相談していたりします。
中途で入社した方々は、同時期入社の方とのつながりはありますが、社内で何年も経験を積んだ方々との関係は、あまり作れていない方が多いでしょう。
一時的に、社内のアセットをうまく使いこなせていないので、フリーのM&Aアドバイザーと同じような状況なわけです。
そんな状況を早く脱し、M&Aキャピタルパートナーズの豊富なM&Aアセットを活用して、効率的に問題解決ができるようになるために、社内の「経験豊富な方々」と関係性を作ることが非常に大切です。
基本的にはオフィス勤務が中心の同社では、直接的なコミュニケーションが取りやすい環境にあります。また、M&Aキャピタルパートナーズ側も社内のネットワーキングや情報共有の機会を提供してくれています。そうした機会を活用して、社内の人材と良好な人間関係を作ることが、結果的に皆さんの仕事のスピードとクオリティを上げることにつながります。
ぜひ意識的に社内の様々な方と会話をして、良好な人間関係を作ってくださいね!
FAQ|「M&Aキャピタルパートナーズの強みと弱み」を知りたい方へ
M&Aキャピタルパートナーズの強みは何ですか?
M&Aキャピタルパートナーズの最大の強みは、「着手金無料の完全成功報酬制」と「業界トップクラスの大型案件創出力」にあります。他社が着手金や月額費用を要求する中、同社は成功するまで一切費用がかからない顧客ファーストの料金体系を実現しています。
特に注目すべきは、4件に1件以上が成約1件あたりの手数料1億円以上の大型案件を手がけることです。平均譲渡価格は約10.9億円と業界最高水準で、2024年9月期の成約件数は262件、譲渡価格総額は2,225億円に達し、業界で最も大きな経済インパクトを創出しています。
さらに、圧倒的なブランド認知度も強みです。「ライオン社長」のTVCMを報道ステーション、ワールドビジネスサテライト、カンブリア宮殿などの人気経済番組で放映し、M&A仲介業界で認知度No.1を誇っています。
M&Aキャピタルパートナーズの日本での立ち位置は?
M&Aキャピタルパートナーズは、M&A仲介業界で売上高業界2位、年収水準業界1位の確固たるポジションを築いています。2005年設立以来、東証プライム市場に上場し、2024年9月期の売上高は191億円に達しています。
同社は業界10項目でNo.1を獲得し、特に大型案件創出力、手数料率の低さ、成約1件あたりの手数料などで業界最高水準を誇ります。従業員数は連結313名、単体244名(2024年9月時点)と着実な成長を続け、グループ企業として株式会社レコフ(1987年創業の老舗M&Aブティック)、株式会社レコフデータ、みらいエフピー株式会社を擁する総合M&Aグループです。
M&Aキャピタルパートナーズの業界ランキングは?
M&Aキャピタルパートナーズは、9年連続で全業種年収ランキング1位を獲得し、2024年9月期の平均年収は2,278万円(平均年齢32.2歳)という驚異的な水準を記録しています。OpenWorkの調査では平均年収3,291万円とも報告されており、日本企業として破格の報酬水準です。
M&A仲介業界では売上高で業界2位、年収水準では業界1位という独特のポジションにあります。成約件数では年間262件を記録し、譲渡価格総額2,225億円と業界で最も大きな経済インパクトを創出しています。この圧倒的な大型案件創出力が高収益・高年収の源泉となっています。
M&Aキャピタルパートナーズの中途採用の難易度は?
M&Aキャピタルパートナーズの中途採用難易度は「非常に高い〜最難関レベル」(難易度A級)とされています。内定率1%未満の選考で、選考倍率は30倍程度とも言われています。新卒採用実績大学は東京大学、京都大学、慶應義塾大学などトップクラス大学が中心です。
採用実績大学 | 特徴 |
---|---|
東京大学 | 最多実績 |
京都大学 | 関西圏トップ |
慶應義塾大学 | 私立最多 |
ただし、銀行・証券・コンサル・事業会社での営業経験やファイナンス知識を持つ人材には転職チャンスがあります。完全成果主義の環境で結果を出せる意欲と、経営者との高度な折衝能力を持つ人材が強く求められています。初年度年収は620万円〜1,700万円からスタートします。
M&Aキャピタルパートナーズは なんの会社?
M&Aキャピタルパートナーズは、「クライアントへの最大貢献と全従業員の幸せを求め世界最高峰の投資銀行を目指す」を企業理念とする、M&A仲介・アドバイザリー専門会社です。2005年10月設立以来、中堅・中小企業の事業承継M&Aを中心に展開しています。
- M&A仲介・アドバイザリー: 独立・中立的立場から売り手・買い手双方に最適なM&Aを提案。着手金無料の完全成功報酬制で、平均譲渡価格10.9億円の大型案件を中心に年間262件を成約。
- 事業承継支援: 後継者不在問題に悩む中小企業オーナーに対し、M&Aによる事業承継の選択肢を提供。全国の調剤薬局に特に強い顧客基盤を持つ。
- 企業価値向上支援: 単なる仲介に留まらず、企業の成長戦略支援から統合後のPMI(Post Merger Integration)まで一気通貫でサポート。
- グループ総合力: レコフ(1987年創業の老舗M&Aブティック)、レコフデータ(M&A専門メディア・データベース)、みらいエフピー(企業再生専門)との連携。
同社は「M&Aは会社と会社の結婚」という理念のもと、単なる財務的取引ではなく、企業文化の融合と長期的な価値創造を重視した真摯なサービス提供を行っています。
M&Aキャピタルパートナーズの中途採用対策
相談すべき転職エージェント

2025年現在、多くの企業が直面している課題は「事業承継問題の解決」「DX推進によるM&A案件の複雑化」「大型案件への対応力強化」など、より高度なM&A戦略が求められています。
これらの課題に対して、M&Aキャピタルパートナーズでは次のような支援を強化しています。
最新のクライアント支援領域(2024-2025年)
- 中小企業事業承継支援:後継者不在問題の抜本的解決
- 大型M&A仲介:平均15億円規模の案件に特化
- IT業界M&A支援:DX推進企業の買収戦略
- 建設業界再編支援:2024年問題対応M&A
- 物流業界統合支援:労働環境改善とスケールメリット
- 企業価値最大化支援:株価レーマン方式による適正評価
これらの最新ニーズに対応するため、M&Aキャピタルパートナーズでは従来の仲介業務に加えて、買収戦略アドバイザー・IT業界専門チーム・企業再生専門チームなど専門性の高い人材を積極的に採用・育成しています。
もしM&Aアドバイザーのキャリアやその次のキャリアを考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、M&Aアドバイザーとしてのキャリアを考えている方に向けて、M&Aアドバイザーのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。
まとめ:M&Aキャピタルパートナーズの強みと弱み!特徴とは
M&Aキャピタルパートナーズ(MACP)への転職は、M&A仲介業界における圧倒的な実績と独立系企業としての高収益モデルを理解することが極めて重要になります。
特に2024年以降は、業界No.1を獲得した10部門の実績強化・完全成功報酬制による顧客満足度向上・1件あたり平均譲渡価格15億円の大型案件特化といった事業戦略の進化や、調剤薬局業界でのM&A成約実績国内No.1・累計1,000組以上の成約実績・1人あたり売上高1億5,860万円の高効率経営について深く理解することが、転職成功の分かれ目となります。
転職成功のための5つのポイント
- 事業モデルの理解:着手金無料・完全成功報酬制・株価レーマン方式の料金システム習得
- 職種別採用の対策:M&Aアドバイザー・FA業務それぞれの選考基準理解
- 高収益構造の理解:大型案件特化と一気通貫モデルによる高単価実現への理解
- 専門エージェントの活用:M&A業界の選考トレンドと面接官情報の取得
- 実践的準備:複数社受験による場慣れと回答精度の向上
最も重要なのは、M&A業界に精通したムービン・ストラテジック・キャリアやアクシスコンサルティング等の専門エージェントとの連携です。これらのエージェントは、面接官別の選考傾向や過去通過者のノウハウを詳細に蓄積しており、MACPの「クライアントファーストのM&A」という企業理念を面接でどう表現すべきかまで、具体的な対策を提供してくれます。
転職を検討される際は、面接準備と並行して、MACPでのキャリアパスや働き方についても事前に詳しく調査することをおすすめします。
記事内でもお伝えしましたが、志望度の高い企業への応募前には、必ず複数社で面接経験を積んでください。場慣れにより緊張が和らぐだけでなく、面接官の反応を通じて自分の回答をブラッシュアップできる貴重な機会となります。
成功への道筋は明確です:①転職エージェントから選考情報とノウハウを収集、②面接慣れによる緊張感の軽減、③相手の反応に応じた回答の最適化、この3ステップで選考通過率は飛躍的に向上します。
皆さんの転職活動が実り多いものとなることを心より願っています。