こんにちは。転職note編集部です。
今回は、2年連続で40%成長を実現し、監査とコンサルティングで50:50の売上を目指して成長を実現しているEYストラテジー・アンド・コンサルティングの中途採用の実態と厳しい選考の対策を御紹介します。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは今後も継続的な成長を遂げる為に中途採用数を増やしていますが、中途採用で転職する難易度は引続き厳しい面もあります。
またコンサルタント数は一昔前よりも増えているなかで、コンサルタントキャリアは本当に転職する価値があるのか?どんなメリットがあるのか?まだまだ中途転職は厳しいのか?転職する時の注意点をコンサルティングファームで実際に働いた経験をもとに紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
私達の就業経験の他、現在もコンサルティングファームで活躍するコンサルタントへのインタビューも踏まえて執筆した記事となっています。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- EYSCへの中途転職は厳しいの?
- EYSCは積極的に採用しているの?
- EYストラテジー・アンド・コンサルティングの転職難易度は?
- EYストラテジー・アンド・コンサルティングに転職するメリットって?
- EYストラテジー・アンド・コンサルティングの次のキャリアってどうなるの?
コンサル転職では専門的なサポートが必須
働き方やデジタル化の更なる推進等、クライアントの事業環境の変化に伴い、EYストラテジー・アンド・コンサルティングが中途採用に求める採用候補の経験やスキルも変わってきています。
さらに、世の中にコンサルティングファームに関する情報が増えた一方で、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。その為、ファームに入社後、仕事内容やイメージにミスマッチを感じて早期退職してしまう人が多いのも事実です。
コンサルティング業界への転職では最初にファーム・部署・仕事内容を詳しく理解することと、「そもそも自分が実現したいキャリアは何か」を具体的に理解しておく必要があります。
大事なのは自分のキャリアで何を実現したいか?何を求めるかです。
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)は、EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職事情にとても詳しいだけでなく、キャリアのゴールキャリアのゴール設計と達成にフォーカスしたエージェントです。
アサインエージェントでは多くの転職エージェントのように求人紹介から始めるのではなく、キャリアのゴールから逆算して今回の転職で目指す目標を定めてから求人を紹介してくれます。
転職後もEYストラテジー・アンド・コンサルティングで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職を考えている方は、無料でサポートしてくれるので気軽に相談してみてくださいね。
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EYストラテジー・アンド・コンサルティングの会社概要

名称 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング (EY Strategy and Consulting Co., Ltd.) |
発足 | 2020年10月 |
資本金 | 4億5千万円 |
従業員数 | 4,003名(2023年7月1日時点) |
専門領域 | ・セクター ・ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション ・M&A ・テクノロジー ・ピープル ・リスク |
代表取締役社長・代表取締役 | 代表取締役社長 近藤 聡 代表取締役 梅村 秀和 代表取締役 ペーター・ウェスプ 代表取締役 小池 雅美 |
拠点数 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー TEL: 03-3503-3500 (代表) 大阪オフィス 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8番1号 大阪梅田ツインタワーズ・ノース TEL: 06-6940-0756 (代表) 福岡オフィス 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神二丁目12番1号 天神ビル TEL: 092.-781-9500 (代表) |
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、Big4のなかで「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」というパーパスを掲げたファームです。このパーパスは採用基準や社内プロモーションにおいても重要視されています。
インダストリーを中心にEYSCの機能強化をしてきましたが、EYパルテノンによる戦略サービスやトランザクションもサービス提供をしています。
実際にどんな会社か?どんな職種・事業領域があるのか?を御紹介しますね。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングはどんな会社?
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは『Big4のなかで「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」というパーパスを掲げたファーム』です。
優れた知見や高品質なサービスの提供を通して、資本市場と世界経済における信頼の構築に貢献、クライアント起業の戦略策定から実行支援・ITシステム導入支援まで、幅広くカバーする日系の総合コンサルティングファームの1つです。
Deloitteのリーダーだった近藤社長が2019年にEYに移籍してから「プロジェクトドラゴン」や「プロジェクト エベレスト」と呼ばれるコンサルと監査の分離など、積極的な成長にむけた新しい取組みを着々と続けてきました。
2023年には2年連続40%成長を実現し、近藤社長が移籍してくるまで日本のコンサルティング業界のマーケットシェアが5%未満だったEYSCが現在は10%強まで急成長を遂げてきました。
コンサルティングと監査の分離を志向した「プロジェクト エベレスト」は、一旦取りやめとなってしまいましたが、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの現在は2,000人以上のプロフェッショナルを抱え、名実共にBig4の内の1コンサルティング会社としては急成長を遂げているファームです。
EYSCはグローバルファームとして海外拠点との連携・ファーム内の連携(例えば戦略コンサルタントとマネジメントコンサルタントが一緒にプロジェクトにアサインされる)を強めて、様々な専門性を持ったコンサルタントが一緒になってクライアントに価値提供しています。
EYSCのカルチャー(DE&IとEY Ripples)
EYSCにはDE&IとEY Ripplesという2つの特徴的なカルチャーがあるので、それぞれ御紹介しますね。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングのDE&I
プロフェッショナル・ファームであるEY Japanでは、メンバーの1人ひとりが財産です。EYのPurposeである<Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して>いくためは、1人ひとりの能力を最大限に引き出し、魅力ある職場づくりを通じて優秀な人材を確保して、高い成果を上げるチームを実現することが必要です。その前提となるのが、ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)です。
人種、国籍、文化、宗教、信条、障がい、性別、年齢、出身地、性的指向および性自認、価値観、働き方などを異にする多様な人材を受け入れ、1人ひとりの能力を最大限に発揮できる環境づくりは、相互理解を促進し、日本経済のグローバル化に対応していく上でも大切だと考えています。
ダイバーシティとは「違い」のことです。インクルーシブネスとは、これらの「違い」をうまく活用することです。そして、エクイティの意味する「公正」を中心に据えています。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングのEY Ripples
EY Ripplesは、EYのプロフェッショナルが⾃らの知識・スキル・経験を活かして、持続可能で、より良い社会の構築に貢献していく、Corporate Responsibilityプログラムです。
小さなしずくが水面に大きな波紋を描くように、EYはRipples活動を通じて社会に大きな波とインパクトを起こしていきます。
2030年までに気候変動により1億人以上が危機にさらされ自動化によって20億人の仕事が失われ開発途上国の人口は72億人に達すると言われています。
そんな中、EYは世界中の誰もが持続可能な経済成長に貢献し利益を享受できる社会を目指しています。
EYはSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するため2030年までに10憶⼈の⼈々にポジティブな影響を与えることを決意し、EY Japanでは「次世代教育・就労支援」「社会的影響力のある起業家との協働」「持続可能な環境への取り組み」の3つの分野に力を入れていきます。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングでは、パーパスとカルチャーが採用・育成・評価のどの場面でも重要視されています。応募する前によく確認して、自分にあったファームかは確認しておきましょう。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職対策!
相談できる転職エージェント
EYストラテジー・アンド・コンサルティングをはじめ、多くのコンサルティングファームへの転職では各ファームの特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
自分の経験やスキルが活かせる≒転職後の活躍につながり、評価や報酬・更なる経験やスキルの獲得にもつながっていきます。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングをはじめとした各コンサルファームの特徴や強み/弱みを知りたい方は、コンサル業界に特化してキャリア支援をしているアクシスコンサルティングに相談してください。
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)は、EYSCへの転職支援実績が豊富で、パートナーや人事と常に情報交換しており、最新の情報を教えてくれます。
また過去に転職を支援したコンサルタントの方も多いので、プロジェクト現場の課題や活躍する人の特徴にも精通しており、皆さんにあったポジションを提案してくれます。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職を考えている方は、情報交換だけでも大丈夫ですので、気軽にアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてくださいね!
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積極採用の理由
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは厳しい?

EYストラテジー・アンド・コンサルティングが新卒や中途に関わらず、採用数を増している理由は大きく3つあります。
- マーケットシェアを現在の1.5倍まで伸ばそうとしている
- 稼働人数×人月単価のビジネスのみを運営している
- 働き方改革で1人あたりの稼働時間を厳しく制限している
組織拡大で人手が必要
マーケットシェアを現在の1.5倍まで伸ばそうとしている
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、2019年に近藤社長が移籍された時はマーケットに対して自社がサービス提供できていないホワイトスペースがたくさんありましたが、現在はマーケットシェアで10%強まで獲得しています。
今後は、コンサルテイングマーケットのなかで15%程度のスケールまで成長していくことを目標として掲げています。その為にも日本ではかなり大きな売上を上げているEY新日本有限責任監査法人と同等の規模まで、EYSCの売上をあげていこうとしています。
EY新日本有限責任監査法人の国内売上は2022年度に1,040億円ですので、EYSCも同等の規模を数年で目指していくということだと思います。
コンサルティング事業を伸ばしていくには、採用人数を増やすことは非常に重要です。稼働人数×人月単価で売上が決まるコンサルティングビジネスでは、大きな成長目標を立てる時には、当然ですが積極的な採用が必要になります。
こうした大きな成長目標の実現にむけて、今後も積極的な採用が続いていくことが分かります。
売上高倍増には人員増が必須
稼働人数×人月単価のビジネスのみを運営
ビジネスの中には、その収益モデルが「稼働人数×人月単価」に基づくものがあります。これは、主にコンサルティングやITサービスのような業界で見られる形態で、提供するサービスの価値を人の時間と能力に直結させて計算します。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングが運営するコンサルティングビジネスもまさにこの収益モデルであり、プロジェクトを進行するために必要なメンバー(稼働人数)と、その一人当たりの作業時間(人月)をもとに全体の収益を算出します。
人月単価は市場相場もあり大きくは上がらない為、収益を伸ばすには、「稼働人数」を増やすしかありません。
一人の人が働ける時間は限られているので、外部から人材を採用せざるを得ないのはEYストラテジー・アンド・コンサルティングをはじめ多くのコンサルティングファームが抱えるビジネス拡大における課題です。
更にEYSCは積極的なビジネスの拡大計画もあり、未来の計画の実現には人員数の拡大がさらに必要なっています。
働き方改革!
1人あたりの稼働時間を厳しく制限
コンサルティング業界は伝統的に長時間労働が常態化していますが、EYストラテジー・アンド・コンサルティングではその常識を変えるべく、「働き方改革」に注力しています。
まず、フレキシブルな働き方を推進しています。リモートワークやテレワークの導入、そしてフレキシブルな出勤時間の設定など、生産性を維持しながらも労働時間と場所に柔軟性を持たせています。
また、多様な働き手をサポートするために、育児や介護に対応した休暇制度や、社員の健康とワークライフバランスを支えるための各種サポートも提供しています。
労働時間の厳格な管理や、労働時間を超える業務に対する明確なルール設定も行っています。これにより、過度な長時間労働を防ぎ、労働者の健康と生活の質を保護しています。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの働き方改革は、社員の幸せと企業の持続的な成長を両立させるためのものであり、これは彼らが人々と企業の成長を重視している証でもあります。
転職後も相談できるパートナーを選ぼう!
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの中途転職相談

最近はコンサルティングファームが採用数を増やしている為、「かっこいいから」「経営に関わりたい」「年収を上げたい」となんとなくコンサルティングファームに転職する方が増えています。
また、転職希望者のキャリアを考えず、紹介できるファームの求人だけを紹介する転職エージェントがいることも事実です。
その結果、ファーム転職後に期待やイメージと違いますし、仕事で求められる水準も高いので「なんとなく」の転職では、転職後に後悔してしまうことも多くなっています。
コンサルティング業界への転職を「なんとなくで失敗」しない為にも、アサインエージェント(ASSIGN AGENT)という転職エージェントに相談してみてください。
アサインエージェントが他の転職エージェントと大きく異なるのは「転職」ではなく「キャリアの実現」にフォーカスをあてている点です。
「キャリアで何を実現したいか」を重視しているので、最初の面談では会社や求人の話をしません。
転職を希望する方が「キャリアを通して何を実現したいのか」を最初に明確にして、その実現の為に必要であればコンサルティングファームの求人を紹介してくれます。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、上記の龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
また特にオススメをしている理由が、内定獲得後もファーム内でどういう動き方をしたらいいのか、最初に何を身につけないといけないのかをサポートしてくれるからです。
私達も数多くの転職エージェントに登録しましたが、内定獲得後に転職して活躍するまでをサポートしてくれる転職エージェントは、他にほとんどありません。
コンサルティングファームへの転職を目指しているけど、「自分は何を目指したいのか分からない」「選考対策だけではなく転職後の活躍まで手厚くサポートしてほしい」という方は是非相談してみてください。
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職位によってはポテンシャル採用もある
EYSCの転職難易度は下落?

EYストラテジー・アンド・コンサルティングだけでなく、大手のコンサルティングファームでは新卒・第二新卒・中途採用と大量に採用をしているファームは多くなっています。
様々なクライアント企業が経営改革や事業展開の再検討に迫られ、社内ではDX人材の採用・育成や新たな働き方の実現、それに伴う人事制度の見直しが必要になるなど、様々なテーマで改革が必要になりました。
その改革の担い手としてプロジェクトを請け負う、戦略から実行まで幅広く請け負える多くのコンサルティングファームは、プロジェクトを担う人材の採用を強化しており、昔に比べて転職難易度は下がっているファームも多いでしょう。
そんなコンサルティングファームへの転職を考える時、「即戦力」を求められているのでは?と尻込みしてしまう気持ちも分かります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの場合、実際にEYSCで面接官をされていた方ともお話をしたのですが、職位によっては「中途採用でも将来の成長を見込んで採用する」という傾向があるようです。
コンサルタントに求められる能力は、多くの事業会社ではなかなか身に付かない為、採用時点から身についているかどうかよりも、採用後に身につけられるかどうかを重要視しているようです。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングもその点は否めず、転職後に1人前のコンサルタントになれる素養があれば、中途採用の選考を通過できる可能性は高いようです。
実際に私達、編集部メンバーはEYSCを始め、各コンサルティングファームで働いているメンバーが数多く在籍していますが、どのファームも転職後に能力を身に着けてもらうことを見越して中途採用をしていることには、各メンバーも同意しています。
ということで、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの中途採用は面接時点での能力や経験をもとに、将来の成長を込んだ採用になっています。
「実際に私も転職できるのか確認したい!」という方は、是非、EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)という転職エージェントはEYSCへの転職支援実績も豊富で、過去の選考通過者の方の事例をもとに皆さんのキャリア設計をサポートしてくれます。
EYSCに限らず、皆さん1人1人が目指したい!と思えるキャリアを一緒に考えてくれるので、キャリアを一緒に考えるパートナーとしても相談してみてくださいね。
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厳しい理由
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの中途転職
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは事業も拡大路線で採用数も増加見通しと発表していますがGoogleで検索すると「厳しい」という声も見られます。その理由について、どういった点が厳しいのか?転職にチャレンジする人がつまずくポイントと事前にできる準備・対策を御紹介します。
中途転職の厳しい理由1
ケース面接等の特別な選考プロセス
EYストラテジー・アンド・コンサルティングでの選考過程には、多くの場合ケース面接が含まれます。これは、日本の一般的な事業会社ではあまり見られない形式で、独特の難しさがあります。
具体的には、「ある企業の成長戦略を考える」や「特定業界の新事業を提案する」などの課題が出され、15~30分で自分の考えをまとめ、その後面接官とのディスカッションを通じて更に深めていきます。
このケース面接では、限られた時間内で広範な思考を展開し、それを具体的な意見にまとめ上げる能力が問われます。また、その考えを面接官と円滑に共有し、議論を通じて精緻化していくコミュニケーション力も求められます。さらに、業界知識やビジネス理解力も評価されます。そのため、ケース面接は通過するのが難しいと言われています。
しかし、ケース面接の対策方法は多くが公開されており、適切な準備をすれば通過率は上がります。転職エージェントを活用し、十分な時間を対策に使うことをおすすめします。
また、「ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術」などの専門書も有効な対策ツールとなります。この本は元BCGの高松智史さんが書いたもので、具体的で分かりやすい内容となっています。これらの対策を取ることで、ケース面接を乗り越え、EYSCでの成功へと繋げることができるでしょう。
中途転職の厳しい理由2
転職”後”に活躍するのが厳しい
またEYストラテジー・アンド・コンサルティングの転職で「厳しい」と言われるのが転職後です。
特に転職自体が初めての若手の方で、コンサル業界未経験の方は転職して入社した後、1年間ほどは仕事で「活躍するのが厳しい」と感じる方が多いと思います。
例えば、こんな点は転職して働き出してから焦ったり困ったりすると思います。
- プロジェクト形式で特定の上司・同僚がいない
- プロジェクト毎にクライアントや扱うテーマが違うのでインプットが大変
- フルリモート(が多い)のでプロジェクトメンバーとすら話す機会が少ない
- 議事録等、資料のアウトプットのレビューが厳しい
特に仕事がプロジェクト形式なのは、明らかに働き方が変わる点だと思います。プロジェクト毎にチームを組成してアサインされるので、特定の上司や同僚というのが分かりにくくなります。
転職後に社内で人間関係を上手く作らないと、会議の予約や簡単なツールの使い方にも困ることがあるかもしれません。(基本的なツールや相談先はもちろん用意されています)
またプロジェクト毎にクライアントや扱うテーマが異なるので、プロジェクト毎に新しい業界や企業・プロジェクト内容を理解しないといけません。だからこそビジネスマンとしても短期間で急成長ができるのですが、始めて転職した方は「大変・厳しい」と感じる方も多いでしょう。
このように転職後に新しい環境になじむまで、作成する資料のクオリティを含めて訓練して成長するまでの時間が必要です。この点は、転職する前に転職先となる部署について、よく調べておいてくださいね。
転職組が厳しい理由3
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの新卒入社組が優秀
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、毎年、海外の名門大学から優秀な新卒生を迎え入れています。これらの社員は、教育的な成功を収めてきたバックグラウンドを持ち、高い学力と能力を誇ります。彼らはまた、自発的な学習力と長時間の集中力を持ち、効率的なアウトプットが可能です。
転職してきた社員は、これらの優秀で努力家の新卒社員と同じ職位で働くことがあります。転職初期の段階では、彼らの思考の速さや仕事の進め方に驚くかもしれません。
そのような環境に対応し、一定の評価を獲得するには、自己学習と努力が必要です。時折、この自己研鑽の時期は「厳しい」と感じるかもしれません。
しかし、こうした優秀な社員は、競争相手ではなく、共に働くパートナーです。彼らから学び、自分のスキルを向上させることで、クライアントに対してより良い結果を提供できるようになります。その過程は挑戦的かもしれませんが、結果としては個人的な成長と満足感をもたらします。
転職後も相談できるパートナーを選ぼう!
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの中途転職相談

最近はコンサルティングファームが採用数を増やしている為、「かっこいいから」「経営に関わりたい」「年収を上げたい」となんとなくコンサルティングファームに転職する方が増えています。
また、転職希望者のキャリアを考えず、誰でも入れるような選考が甘いファームの求人だけを紹介する転職エージェントがいることも事実です。
その結果、ファーム転職後に期待やイメージと違いますし、仕事で求められる水準も高いので「なんとなく」の転職では、転職後に後悔してしまうことも多くなっています。
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「キャリアで何を実現したいか」を重視しているので、最初の面談では会社や求人の話をしません。転職を希望する方が「キャリアを通して何を実現したいのか」を最初に明確にして、その実現の為に必要であればコンサルティングファームの求人を紹介してくれます。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、上記の龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
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アクセンチュア・デロイト・PwCと比較!
EYSCが求める人物像

事業拡大に伴い、大量採用の計画もあるEYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職は、特に若手の方にオススメです。転職を考える際に「こうした人材が欲しい!」というファームが求める人物像を把握しておくことは大切です。
大手コンサルティングファーム各社は提供サービスや組織構造が似ているので違いが分かりにくいのですが、こうした「求める人物像」からでもファーム毎の違いが見え、どのファームが自分に合っているのかを考える一助になると思います。参考にしてみてくださいね!
EYSCの求める人物像
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは自社の採用HPで求める人物像を次のように示しています。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの求める人物像
- EYSCの「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」の合致
- EYのカルチャー(DE&IとEY Ripples)との合致
EYストラテジー・アンド・コンサルティングはBig4のなかで最も先んじて「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」を策定したコンサルティングファームです。Purpose-led Companyという言葉があり、「社会に対する存在意義」を明確に持つ企業のことを指します。
そのような企業は、外部環境の変動にかかわらず、他社より速く進化し、成長することが実証されています。
EYのパーパスである「Building a better working world(より良い社会を構築すること)」のもと、 優れた知見や高品質なサービスの提供を通して、資本市場と世界経済における信頼の構築に貢献しています。
その為、このパーパスに対するビジョンの合致は大切な要素として採用で見られますし、転職後の育成や評価でも重要視される項目だと覚えておいたほうがよいでしょう。
PwCコンサルティングが求める人物像

PwCコンサルティンでCEOを務める大竹さんは次のように説明しています。
- カルチャー面での共感が大事
- アスピレーションが大事(自分がこうあるべきだという自分の考えを持って話せる)
- 中長期的なキャリアのビジョンを持っていることが大事(PwCコンサルティングの中長期のビジョンとのすり合わせができる)
- マネージャーやシニアマネージャーだと結果を出すことが大事。更にPwCコンサルティングのなかでどのように活躍できるか?結果を出せるか?を話せる
アクセンチュアの求める人物像
アクセンチュアは自社の採用HPで求める人物像を次のように示しています。
未来のアクセンチュアに必要なDNA
- 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
- チャレンジに、手加減をしない
- 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
- 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
- タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
- あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
- 信念に基づき、主張し、実際にやりとげる
- チームワークの可能性を信じる
- 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
- 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
「背伸びしても目標へ手を伸ばさずにはいられない」「チャレンジに、手加減をしない」等はアクセンチュアらしさを感じる人物像かなと思います。
デロイトトーマツコンサルティングの求める人物像
デロイトトーマツコンサルティングの求める人物像は次のように示されています。
- 「日本企業を強くしたい」という熱い想い
- グローバルなマインドセット
- 特定領域の深い専門性
- 明確な長期的自己実現
この「日本企業」への思いを明確に言語化しているのはデロイトトーマツコンサルティングらしさだと思います。
転職後も相談できるパートナーを選ぼう!
EYSCへの中途転職相談

最近はコンサルティングファームが採用数を増やしている為、「かっこいいから」「経営に関わりたい」「年収を上げたい」となんとなくコンサルティングファームに転職する方が増えています。また、転職希望者のキャリアを考えず、誰でも入れるような選考が甘いファームの求人だけを紹介する転職エージェントがいることも事実です。
その結果、ファーム転職後に期待やイメージと違いますし、仕事で求められる水準も高いので「なんとなく」の転職では、転職後に後悔してしまうことも多くなっています。
コンサルティング業界への転職を「なんとなくで失敗」しない為にも、アサインエージェント(ASSIGN AGENT)という転職エージェントに相談してみてください。
アサインが他の転職エージェントと大きく異なるのは「転職」ではなく「キャリアの実現」にフォーカスをあてている点です。「キャリアで何を実現したいか」を重視しているので、最初の面談では会社や求人の話をしません。
転職を希望する方が「キャリアを通して何を実現したいのか」を最初に明らかにして、その実現の為に必要であればコンサルティングファームの求人を紹介してくれます。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、上記の龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
また特にオススメをしている理由が、内定獲得後もファーム内でどういう動き方をしたらいいのか、最初に何を身につけないといけないのかをサポートしてくれるからです。
私達も数多くの転職エージェントに登録しましたが、内定獲得後に転職して活躍するまでをサポートしてくれる転職エージェントは、他にほとんどありません。
コンサルティングファームへの転職を目指しているけど、「自分は何を目指したいのか分からない」「選考対策だけではなく転職後の活躍まで手厚くサポートしてほしい」という方は是非相談してみてください。
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コチラもチェック!
EYSCの中途面接対策・採用情報

EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの中途面接対策はコチラの記事を参考にしてくださいね。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職!
相談すべきエージェント

新型コロナウイルスの流行により、様々なクライアントがDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められるなかで誰でも入れるほどではありませんが、EYストラテジー・アンド・コンサルティングは積極的に中途採用を強化しています。
ただ、これまでも御紹介してきたように専門性のない転職エージェントに押し込まれるような転職だけは絶対に避けなければいけません。
もしEYSCへの転職を考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」が目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
転職前から転職後まで手厚くサポート!
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『アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいます?)
様々なコンサルファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして新しい職場で定着するまでをサポートしてくれるので、コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
- まずキャリアのゴールを相談したい
- コンサルティングファームへの転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- EYSCに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- EYストラテジー・アンド・コンサルティングに転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
コンサルティング業界への支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
『アクシスコンサルティング』は、全業界のなかでも平均年収が高いコンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、コンサルティングファームやIT企業への転職を考えている方には、必ずオススメする転職エージェントです。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職を支援した実績はかなり昔からありコンサルタント・エンジニアのどちらでも多くの支援実績があります。
各コンサルティングファームのパートナーやMDクラスとの親交が深く、アクシスコンサルティングにだけ先に依頼した非公開求人の紹介などの紹介をいただくこともあります。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、オススメできる転職エージェントだと思います。
- EYSCの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- EYSCをはじめコンサル・IT業界でのキャリアを相談したい
- 過去にEYSCに転職した方(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- EYストラテジー・アンド・コンサルティングに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)


おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。
興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングを始め多くのコンサルティングファームはBizreach内で採用を定期的に募集しており、EYSCに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。
最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファーム・総合ファームだけでなく金融・不動産各社も求人掲載しています。
- 金融・IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- 金融・IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的なEYストラテジー・アンド・コンサルティング等の企業から直接話を聞いてみたい
こういう方はビズリーチの登録もオススメです。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。
まとめ:厳しい中途採用
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの転職難易度
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは本当に転職難易度が下がったのか?今でも中途採用の選考は厳しいのか?まで実際に働いている方へのインタビューもふまえて御紹介させていただきました。
中途採用の実態は「確かに採用数を増やしているが”誰でも入れる”わけではない」ありません。ただ、採用数は増えているので転職に向けて「しっかりと準備・対策をして企業研究のもと選考に望む」ことで、かなり選考通過率を上げることができるようになっています。
最近は、過去の質問例や対策本が沢山でていますので、しっかりと準備して皆さんが希望するキャリアを実現していただきたいと思います。業界・企業という観点で情報収集をしたり、対策を練られると良いかと思います。
例えば「会社四季報」や「コンサルティング業界大研究」等で業界全体の動きや特徴を把握します・またEYストラテジー・アンド・コンサルティングに関する情報は、Youtube等にもたくさん掲載されています。転職先としてEYSCを考えている方は、就業経験があるからこそ、新しい見方・理解が出来る場合もあると思います。
様々な情報を積極的に見てみてくださいね!
様々な情報ソースを使い、皆さんが目指すキャリアを実現される実現されることを願っています!