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選考対策!アマゾンジャパン転職組の書類選考・1次・最終ループ面接:バーレイザーって?落ちた?実体験をもとに通過率を上げる方法を徹底解説!

こんにちは。転職note編集部です。

総合Eコマースで有名なアマゾンへの転職準備に向けて会社情報と企業文化、面接内容を御紹介します。

アマゾンの企業名やサービス自体は有名すぎるほどなので、細かく説明する必要は無いと思います。

一方で、求める人物像や募集職種毎のジョブディスクリプションをしっかりと理解することと、ループ面接・最終面接で出てくる面接官の経歴や見られる観点をしっかりと把握して準備する転職活動が必要です。

一般的なインターネット・書籍の他に、アマゾン・ジャパンの現役社員へのヒアリングや編集部メンバーが実際に経験した転職活動(オファーをもらった実績あり)を交えてアマゾンジャパンへの転職対策を御紹介しています。

転職を考えている方は是非チェックしてください。

目次

アマゾンジャパン/Amazonの募集職種と中途面接の流れ

アマゾンジャパン(Amazon)の募集職種

アマゾンジャパン(Amazon)の募集職種

アマゾンジャパンの応募職種には、採用後のミスマッチを防ぐため、職種毎のジョブディスクリプションが明確に記載されているので確認しておきましょう。

アマゾンジャパンへの転職支援実績が豊富な転職エージェントに確認すると非公開求人を紹介してもらえることもあります。

アマゾンジャパンでは各部署のリーダークラスが採用・育成を担い、採用責任をもって求人のジョブディスクリプションを書いています。

第三者の手を介さず、担当者が直接書いているジョブディスクリプションは単語の言い回しや書き方の細かさで部署や書いている人の志向も分かるので確認しておいてください。

ジョブディスクリプションは事前の情報収集として確実に集められる情報です。

更に複数の転職エージェント(もちろんアマゾンへの転職支援実績が豊富な転職エージェント)に相談して、様々な観点で情報を集めておくことをお勧めします。

転職note編集部

実際に私達の転職活動でもアマゾンは紹介される転職エージェントによって、募集してるポジションやタイトル(職階:L5やL6など)が違いました。

1社は紹介できる求人を持っておらず、他の2~3社でも年収が200~400万円違い、「転職エージェントでこんなに紹介できる求人が違うのか」と実感した経験があります。

アマゾン社内でも花形・主流の部署と比較的サブ的な部署があります。当然主流の部署の方が昇進がしやすかったり優秀な人材が多いので成長にもつながります。

現在、アサインエージェント(ASSIGN AGENT)ではAmazon(並びにAWS)の選考対策は行っていないそうです。ただ、一人一人の価値観を大切にしたキャリアカウンセリングと選考対策は充実していますので、ハイキャリアを目指す方は、是非1度相談してみてくださいね。

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アマゾンジャパン(Amazon)の選考の流れ

STEP
応募

アマゾンには日本法人のHPから直接応募することもできますし、転職エージェントから応募することもできます。アマゾンジャパンはループ面接等、面接形式が特殊なのと質問で深堀をかなりされるので、アマゾンへの転職支援実績の多い転職エージェントと準備して臨むと通過率を上げられると思います。

STEP
書類選考

職務経歴書や履歴書を提出します。職務経歴書に記載した自己アピールや職務経験をもとに面接での質問が進むことも多い為、面接での質問や回答を想定しながら書類を作成するようにしましょう。

STEP
WEBテスト・筆記テスト

職種によってはSPIを受ける場合があります。SPI試験は事前に問題形式や1問あたりの所要時間を知っておくかどうかで通過率が大きく変わる為、軽くでもよいので問題集を解いておきましょう。

STEP
1次面接

OLPを元に、過去の経験についていくつか質問をされて回答を深掘りされることが多いです。背景や目的を整理し、そこから面接を受けている方の思考力や行動力、その行動がアマゾンでも再現できるか?を選考で見られます。

今の職場だけで活躍できる経験やスキルセットではなく、アマゾンでも発揮できると思ってもらえるようにアピールポイントを用意しておくようにしてください。

STEP
ループ面接

OLPを元に、過去の経験についていくつか質問をされて回答を深掘りされることが多いです。複数の面接官と連続して面接を受けるアマゾン特有の面接形式です。

STEP
内定(オファー)

書類選考では、応募者の理解を深める為、部署によっては追加書類の提出を依頼されたり、電話でのヒアリングがはいる場合があります。

1次面接は、応募部署のマネージャークラスとの面接です。ループ面接(最終面接)は、複数の面接官が選出され、1対1の面接を1日に3~4回行います

全ての面接官はリーダーシッププリンシプル(詳細後述)に沿って面接し、アマゾンが求める経験を持っているか、レベルに達しているかを見極められます。

ちなみにアマゾンの面接では「バー・レイザー」という役割の人が入るのが特徴的です。これは文字通り「バー(水準)を上げる人」という意味で、本書では下記のよう書かれています。

バー・レイザーという名称には、採用に関わる社員全員に対し、新規採用のたびに「バーを上げよ」というメッセージがこめられている。

新規採用者はすでにいる社員よりも少なくとも1つ(できれば多く)の重要な点で秀でていなくてはならないという意味である。

採用のたびにバーをあげれば、チームは力強さを増し、さらに高い成果を上げられるようになっていく。(『アマゾンの最強の働き方』より。

バー・レイザーは、採用プロセスについて特別な訓練を受けた人たちで、採用の水準を下げないために、採用の全てのプロセスに立ち合います。

現場がいくら人手不足で焦っていても、このバー・レイザーが拙速な採用を防いで、バーを超えた人たちだけに内定を出す仕組みになっています。

アマゾンジャパン(Amazon)中途面接の内容傾向

中途面接で見られるポイントは3つです。

  1. 仕事の深堀(技術職も営業職も困難な局面を如何に切り抜けたか)
  2. 思考力があるか
  3. OLP(Our Leadership Principles)に沿った貢献がでてきているか

1.はよくある質問ですね。

2.は外資ならではの、「意表を突く質問」が何度も出てきます。
「あなた自身の『色』は何色?」「自動車が50台大至急必要になった。どうする?」など思考力を試す正解のない抽象的な質問がでます。

正解があるわけではなく、自分の意見とその根拠を回答できるようにしましょう。

3.は、「マネジメントで苦労したことは?」「その時に、どのように乗り越えたのか?」など、リーダーとしての素質が備わっているかが見られます。

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アマゾンジャパンへの転職にオススメの転職エージェント

アマゾンは事業拡大に伴い人材採用を強化しています。グローバルでも日本市場は注力市場の位置づけとなっており、今後も積極的な採用を強化していく予定です。

アマゾンへの転職では、グローバル案件や外資系企業への転職を昔から支援してきたアサインエージェント(ASSIGN AGENT)社に相談するのがオススメです。

アマゾンは会社も大きく、様々な部署で継続的に採用しています。

アサインエージェント(ASSIGN AGENT)しか紹介していない非公開求人も含めて各ポジションの応募人数や年収などの条件を含めて、皆さんの経験にあったポジションを紹介してくれます。

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通過率を上げる!アマゾンジャパン中途転職の書類選考対策

アマゾンジャパンの中途採用の書類選考通過率は20%前後と言われています。

職種や職位によっても異なりますが、この書類選考通過率をあげるには、2つの対策が必要です。

  • 書類選考を通過するアピール方法・書き方を本で勉強する
  • 過去の選考通過者の書き方を元にアマゾンジャパン向けにブラッシュアップする

書類選考の通過率を上げるアピール方法・書き方を本で勉強する

転職と副業の掛け算書籍の紹介

motoさんという5回の転職で会社員年収1,000万、副業収入1億円を実現する方が書いた本です。

第4章に『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』があります。
ここでは5つの項目に分けて『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』を具体的に紹介しています。

①.相手の「ニーズ」を把握する
②.「共通点と類似点」を見つける
③.社内評価ではなく「個人でできること」を書く
④.自分の「役割」を明確かつ「定量的」に伝える
⑤.面接での「ツッコミどころ」を用意しておく

出典:転職と副業のかけ算

どれも非常に大切なポイントです。

特に①.が大事だと思います。相手、つまり転職先企業で求人を出している部署やリーダークラスの方がどういう人や能力・経験を求めているかを具体的に知ることが大切です。

どういう人が欲しいのかが分からないのに、何をアピールすればいいのかは決まらないですよね。

具体的な相手(=応募先企業)が求める人材や能力の調べ方は、次の「過去の選考通過者の書き方を元にアマゾン向けに職務経歴書をブラッシュアップする」で詳細に御紹介します。

過去の選考通過者の書類を参考にして自分の書類選考通過率を上げる

アマゾンジャパンは組織の規模が大きく、営業・エンジニア・バックオフィス等、様々な経験やスキルの人材を募集しています。

アマゾンジャパンへの転職では、この職種毎にアマゾンジャパンが求める人物像を把握して、自分が活躍できることをアピールする必要があります。

この書類選考での”アピール”もアマゾンジャパンで求められている内容に合わせないといけません。

更に、ロジカルシンキングや営業としてのプレゼンテーション等、求められているスキルや経験があっても、求められているレベルが合っているのか?どうかは、特に業界未経験の人にとっては、より一層、理解しがたいのではないでしょうか?

そのうえ更に、「自分はこういうところで活躍できます」とアピールするのは至難の技だと思います。

社内に入ってしまえばわかりやすいのですが、アマゾンは組織も大きくなり、外からでは他部署との違い、具体的な採用ニーズまで理解することはかなり難しいでしょう。

この「具体的な採用ニーズ」の理解ができないと、当然ですが「2.アマゾンが求める条件に合わせた経験・実績を職務経歴書に書くことはできません。

そこでアマゾンの採用ニーズを正しく理解し、求められている能力や経験を持っていることをしっかりと書類に盛り込む為に、アマゾンジャパンの中途採用選考に詳しい転職エージェントに聞くことが大切になります。

私達も20社以上の転職エージェントに相談しましたが、アマゾンジャパンの組織・部署毎・職位毎のジョブディスクリプションの違いや採用ニーズに詳しい転職エージェントはかなり限られていました。

私達の転職活動で最もアマゾンの採用ニーズに詳しく、選考の通過率が高かったのはアサインエージェント(ASSIGN AGENT)の転職エージェントでした。

アマゾン担当の方は、アマゾンジャパンへの転職を何人も支援しており、アマゾンの採用担当や部署毎の採用担当者とも直接話をしているので、面接官毎にどういう人かも理解されていました。

また、職務経歴書の添削もお願いすれば嫌な顔一つせず、快くやってくれますので安心してアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてくださいね。

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転職体験談!アマゾンジャパン中途採用の1次面接内容

転職体験談!アマゾンジャパン中途採用の1次面接内容

一番つらかった仕事は? その時の乗り越え方(商品企画)

【30代前半 女性の回答】
前職での経験を具体的かつ最終的なゴールから説明しました。
アマゾンのOLPがあるので、それを確実に理解して、それにあった内容で回答することも終始、意識しました。

前職で苦労したことと乗り越え方(マーケティング)

【30代後半 男性の回答】
社内ノプロジェクトで関係者の利害関係が衝突した時のことを話しました。
利害調整の為には、大きなゴールとして顧客満足がどこにあるかを明確にして、ゴールの実現を最優先に、どのように実現したかを強調して回答しました。

フェルミ推定

一般的なフェルミ推定をいくつか質問されました。論理的に考えられるかは、しっかりと見られます。

とはいえ、奇抜な問題ではないので、書店やECサイト(それこそアマゾン)で一般的に市販されているフェルミ推定の対策本を解いておけば問題ないと思います。

仕事以外で学んだことを教えてください

【30代後半 男性の回答】
プライベートで行っているNPO活動でのチーム運営の話をしました。
特に収益が目的ではないので、顧客満足度とチームマネジメント、リーダーシップを如何に発揮するかをポイントとして説明をしました。

1次面接で聞かれた過去質問(例)

私達の転職活動では、他にも以下のような質問を聞かれました。全体的に温かい雰囲気ですが、ストレス耐性を見る意味だと思いますが圧迫面接のようにロジックや具体的な根拠を求められることもありました。

  • 他の人から支持されなくても、自分の決断で仕事を進めた事例を教えて下さい
  • オーナーシップをもってやり切った事例を教えて下さい。社内のステークホルダーはどんな人がいますか?
  • 反対されても取り組んだことや厳しい中でやり切った事例を教えて下さい
  • 革新的なことを成し遂げた事例を教えて下さい
  • データが不十分な中で行った施策を教えて下さい
  • 分析をして改善につなげて結果を出したことを教えて下さい
  • 具体的に何かの指標をもとに取り組んで改善していった事例を教えて下さい
  • スピード重視で、スモールスタートであっても実行した事例を教えて下さい
  • 会社の長期利益のために短期的利益を捨てたエピソードを教えて
  • 成功体験
  • 失敗体験

服装はビジネスカジュアルで問題ないと言われました。オンラインとオフライン、選考部署や面接官での違いがあるかもしれません。

選考を受ける前に面接での服装は転職エージェントに確認しておきましょう!

アマゾンジャパンの1次面接対策!
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談しよう

アマゾンへの転職で行われる1次面接対策では、プレゼンやエクセルを使った簡単な分析、改善施策の提案など、他社ではあまり見られない面接を行ったうえで、過去の仕事への取り組み方や出した成果を聞かれます。

ここでもOLP(Our Leadership Principal)の16項目(本記事にて詳細後述)意識して回答することが非常に大切です。

外資系への転職に強いアサインエージェント(ASSIGN AGENT)では、想定回答が分かりやすいか、アマゾンの求める水準か、欠けている視点がないかを過去の転職支援実績に基づいて事前にアドバイスしてくれます。

また1次面接で求められるエクセルテストの参考問題やプレゼンの回答例・注力ポイントをを具体的に教えてくれるので他社ではできない厚みのある準備をすることができます。

転職を考えている、アマゾンのキャリアに興味がある方は、無料でキャリア相談から始められるので気軽に相談してみてくださいね▼

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質問内容と通過率
アマゾンジャパンのループ面接(最終面接)

アマゾンジャパンのループ面接(最終面接)の内容と回答

次にアマゾンの転職面接で非常に特徴的なループ面接を実際に通過した実体験をもとに、ループ面接の概要・面接の内容・回答方法(STAR手法)を具体的に御紹介します。

実際に転職活動をして書類が通過すると転職エージェントからも同じ情報の紹介が来るかもしれませんが、事前に知っておくと準備の時間が十分に取れて良いと思います。

転職note編集部

アマゾンの最終面接となるループ面接の通過率は20%前後です。

最終面接ですが、ループ面接でしっかりと応募者を見極めてアマゾンに合うかどうかを見極められるので、他社の最終面接よりは落ちる割合が高いです。

そこで重要なのが1問1答!!で面接に答えることです。
これがアマゾンの面接では超重要です。STARの順番だろうが定量的な説明だろうが、回答が長いと選考に通過することはありません。

アマゾンの面接では1問1答が絶対の掟と言ってもいいぐらい大切です。

面接中に面接官から質問を遮ることはありませんが「この人、話長いな」と思われていた、という話はアマゾンの人達と話していると良くあります。

とにかく質問に端的に1問1答で答える。これは1次・2次(ループ)のどの面接でも非常に大切なので覚えておいてください。

アマゾンジャパンのループ面接(最終面接)の概要

2次面接(最終面接)のループ面接の回数は職位などによって変動します。(アマゾンはL5,L6・・・と職階があり、転職組で英語ができない場合はL4かL5での転職が多くなると思います。L6以上は英語で面接が入ることが多くなります。)

L5までであれば通常は最大5回の面接を1~2日以内にこなす面接形式のことをループ面接と言います。

職種によってはループ面接の中でプログラミングの実技やプレゼンテーションを求められる場合もあります。(編集部メンバーには営業職種で受けたメンバーが多いのですが、ループ面接ではなく転職の1次面接でエクセルを使った売上向上施策の立案を求められました)

それぞれの面接で面接官は一人(経験の浅い面接官の場合は、もう1人がオブザーバーとして入る場合あり)で、時間は各回40分〜60分ほどです。

ループ面接の日程は、一日でやる場合が多いですが、日程が合わない場合は複数日に分けて行います。

面接の中ではフェルミ推定のような質問はほぼありません。(担当者の好みや職種で求められる能力次第で推定問題が出る可能性はゼロではない)質問に対して、これまでの自分の経験をSTAR手法(後述)で回答することが求められます。

(STAR手法の具体的な質問内容は、次で詳細に御紹介しています)

2次の面接官は採用後に所属する部署の業務で関係する”他担当のマネージャークラス”で構成されます。

自分が所属する部署の上司になる方が面接官をされる場合や一緒に仕事する方と面接することもあります。更に加えて「バーレイザー」と呼ばれる、アマゾンの採用基準の維持向上を目的とした担当者が必ずアサインされています。

2次面接(ループ面接)終了後には、アマゾン内でハイアリングミーティングが行われます。

このハイアリングミーティングで「バーレイザー」以外が全員採用に賛成であっても、「バーレイザー」が反対であれば不採用となる拒否権を持っています。

誰が「バーレイザー」役を担っているかは面接前に転職希望者(皆さん)が知ることはできません。

面接ではOLP(Our Leadership Principles)という全社員が大切にすべき16項目の行動指針を各担当者が分担してみることになっており、各面接官が何を見定めようとしているかは面接でされる質問から推察しながら回答すると話が求められていることにスムーズな回答ができるでしょう。

アマゾンジャパンのループ面接(最終面接)を通過した体験談!

転職note編集部

私達が受けたループ面接では「これまでの仕事で出した最も新しい企画や取組みは何か?」「最も評価された仕事は何か?」など、仕事の成果に関する質問が多かったです。

この質問の回答では、仕事と結果の規模を定量的に分かりやすく伝えたことが選考通過においてとても大事だったと思います。

例えば”新しい”というのも「クライアントにとって新しい」のか「自社内で新しい」のか「過去に類似の取組みはなかった」のか、といった観点で明確に何がどのように新しいかを説明するように努めました。

また「最も評価された仕事」も「誰が評価したのか」や「なぜ評価されたのか」を具体的に説明する必要があります。

例えば、クライアント企業の何がどの程度変わり、それがクライアントのこれまでの取組みでなぜ解決できていなかったのか、などを分かりやすく説明するようにしました。

選考結果は、ループ面接の最終回の終了日から1週間で連絡がきました。

転職note編集部

アサインエージェント(ASSIGN AGENT)など、外資系企業への転職支援に強い転職エージェントに相談すると具体的に教えてくれますが、『STAR手法」での面接時の回答が必要です。

STARとは、Situation(状況)・Task(タスク)・Action(行動)・ Result(結果)の頭文字です。

本人がどのような状況において(S)、どのようなタスクを持ち(T)、どのような判断でどのように行動し(A)、どのような結果が得られたか(R)、という流れで説明をします。
アマゾンでは直感やこれまでの経験則ではなく、数字を根拠に判断し成果を出したことが重視されます。

また私達が面接を受けた時には「リモート環境でどのようにクライアントを説得するか」という質問がありました。

新型コロナの影響でリモートワークが推進されている企業ですが「新しい環境でも前職と同じように結果が出せるか」が見られますので、準備するようにしておいてください。

転職note編集部

アマゾンの面接では職種にもよりますが、営業職のポジションへの転職であれば、想定されるクライアントの規模を前提に自分も同様のクライアントを担当したエピソードが好ましいです。

例えば営業職種で、アイ●スオーヤマのような企業を担当して、目標売上を達成できるかを見られている時に、数万・数十万の話ではアイ●スオーヤマ担当を任せられると思ってもらうのは難しいです。

皆さんが受けている職種、そこで設定されるKPI(営業なら売上や利益、システムなら開発やチームマネジメントなど)とKPIの基準(数百万の売上なのか数億の売上なのか)を想像して回答することが大切だと思います。

STAR手法:アマゾンジャパンの転職面接の回答方法!

続いては、先ほど少し御紹介したSTAR手法の御紹介です。

STARは、Situation(状況)、Task(タスク)、Action(行動)、 Result(結果)の頭文字です。

この順番で面接の質問に回答すると、端的に必要な情報を回答できると言われています。

転職エージェントでは、転職先に関係なく、このフレームワークで回答することを推奨したりします。特にアマゾンジャパンの選考では端的で具体的な数量的な回答が好まれます。(実際に私達メンバーが選考を受けた際もパッパッと質問が来て、適切に素早く質問を理解して端的に要点を回答する必要があるなと感じました)

このフレームワークの詳細を御確認いただき、皆さんの想定回答例もブラッシュアップしてみてください。

STAR手法の詳細



STAR手法は、次の内容で構成されます。

Situation:その時の状況について
あなたが説明しようとしている状況を説明します。
複雑な状況を面接官に伝わるように、分かりやすく伝えるので事前に伝えたいことを整理しておく必要があります。例えば、

・その時はどんな部署の体制でしたか
・その組織の中でのあなたの役割は何でしたか
・どんな責任や権限を持ってましたか

Task:その時の課題について
課題は現状と目標の差分なので、それが分かるように目標と状況と差分を伝えます

・どのような目標へ向けて動いていましたか
・その時に生じた問題や課題(差分)はどんなことでしたか
・なぜそれが問題や課題なんですか

●Action:その時とった行動について
その状況に対してあなたがどのような行動をしたか、あなたに焦点を当て、適切な量の詳細を含みながら説明します。 具体的にどのようなステップを踏みましたか? どんな貢献をしましたか? プロジェクトについて話すとき、チームやグループが行ったことを説明しないように注意します。あなたが実際に何をしたかを適切に伝えます。あなた自身のパフォーマンスや行動を知りたいので主語は「私は」になります。

・その問題に気付いた時にどのように行動しましたか
・解決のためにどんな手順で進めましたか
・チームに対してどう関わりましたか/働きかけましたか

Result:その結果について
あなたの行動の結果を説明します。
自分の成果を説明することに躊躇しないでください。ただ、目線は自分の結果や成果ではなく会社にとってどういうインパクトがあったのかという「会社」単位で答えることが大切です。

・問題は解決しましたか
・計画通りに解決へ向けて進められましたか
・足りなかった部分は何ですか

アマゾン・ジャパンのループ面接対策!
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談しよう

ループ面接対策は他社ではあまり見られない面接形式です。

1日に4回・5回と面接するとなかなかに疲れてしまい、後半の面接ではうまく回答が出来なかった、OLP(Our Leadership Principal)の16項目を意識して回答できなかったということにならないように事前の準備が非常に大切です。

アマゾン・ジャパンへの転職に強いアサインエージェント(ASSIGN AGENT)では、想定回答が分かりやすいか、アマゾンの求める水準か、欠けている視点がないかを過去の転職支援実績に基づいて事前にアドバイスしてくれます。

またループ面接の各面接官のキャリアや注視している観点を具体的に教えてくれるので他社ではできない厚みのある準備をすることができます。

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アマゾンジャパン中途採用で求める人物像

アマゾンジャパン中途採用で求める人物像

アマゾンには「チームを持つマネージャーであるかどうかにかかわらず、全員がリーダーである」という考えに基づいて、OLP(Our Leadership Principles)というアマゾン全社員が大切にすべき16項目の行動指針があります。

各面接では、各面接官がこの16項目から3項目前後を重点的に見ることになっています。

初回面接を通過するとLoop面接(ループ面接)があり、各面接を終えたあとにアマゾン社内で面接結果をシェアします。

その時に、各面接官が見た行動指針をクリアしていたかディスカッションして内定を出すか決めています。

アマゾンの面接ではOLPの16項目を理解して、自身の経験をこの16項目に照らして説明できるように準備しておくことが大切です。

アマゾンジャパン 人事部 篠塚部長インタビュー

14の項目に強弱はないとしていますが、やはり「Customer Obsession (お客様にこだわる)」という「お客様目線できちんと仕事ができるか」を問う項目を特に重視しています。

また、仕事に対して「責任は上の者がとる」と考えるのではなく、自分自身で考えてコミットし、オーナーシップを持つことが求められます。

出典:アマゾンジャパン合同会社 人事統括本部 人事部 部長 篠塚寛訓氏

このインタビューから16項目は全て重要ですが、特に1.Customer Obsessionと2.Ownershipが重要視されていることが分かります。

アマゾンのOur Leadership Principles16項目

1.Customer Obsession
リーダーはカスタマーを起点に考え行動します。
カスタマーから信頼を獲得し、維持していくために全力を尽くします。
リーダーは競合に注意を払いますが、何よりもカスタマーを中心に考えることにこだわります。

2.Ownership
リーダーにはオーナーシップが必要です。
リーダーは長期的な視野で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。
リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。
リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。

3.Invent and Simplify
リーダーはチームにイノベーション(革新)とインベンション(創造)を求め、常にシンプルな方法を模索します。
リーダーは状況の変化に注意を払い、あらゆるところから新しいアイデアを探しだします。
それは、自分たちが生み出したものだけには限りません。
私たちは新しいアイデアを実行する上で、長期間にわたり外部に誤解されうることも受け入れます。

4.Are Right, A Lot
リーダーは多くの場合正しい判断を行います。
強い判断力を持ち、経験に裏打ちされた直感を備えています。
リーダーは多様な考え方を追求し、自らの考えを反証することもいといません。

アマゾンジャパン中途採用で求める人物像2

5.Learn and Be Curious
リーダーは常に学び、自分自身を向上させ続けます。
新たな可能性に好奇心を持ち実際に追求します。

6.Hire and Develop the Best
リーダーは全ての採用や昇進において、パフォーマンスの基準を引き上げます。
優れた才能を持つ人材を見極め、組織全体のために進んで人材を活用します。
リーダーはリーダーを育成し、コーチングに真剣に取り組みます。
私たちは全てのメンバーのために新しい成長のメカニズム(例:Career Choice*)を創り出します。

7.Insist on the Highest Standards
リーダーは常に高い水準を追求します。
この水準は高すぎると感じられるかもしれません。
リーダーは継続的に求める水準を引き上げていき、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるように推進します。
リーダーは不良を下流に流さず、問題を確実に解決し、再び同じ問題が起きないように改善策を講じます。

8.Think Big
狭い視野で考えてしまうと、大きな結果を得ることはできません。
リーダーは大胆な方針と方向性をつくり、示すことによって成果を導きます。
リーダーはお客様に貢献するために従来と異なる新たな視点をもち、あらゆる可能性を模索します。

9.Bias for Action
ビジネスではスピードが重要です。
多くの意思決定や行動はやり直すこともできるため、大がかりな分析や検討を必要としません。
計算されたリスクをとることも大切です。

アマゾンジャパン中途採用で求める人物像3

10.Frugality
私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。
倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。
スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。

11.Earn Trust
リーダーは、注意深く耳を傾け、率直に話し、人に対して敬意をもって接します。
たとえ気まずい思いをする事があったとしても間違いは素直に認め、自分やチームの間違いを正しいと言ったりしません。
リーダーは常に自分たちを最高水準と比較、評価します。

12.Dive Deep
リーダーはすべてのレベルの業務に関与し、常に詳細を把握して頻繁に現状を監査し、メトリクスと個別の事例が一致していない時には疑問を呈します。
リーダーが関心を持つに値しない業務はありません。

13.Have Backbone; Disagree and Commit
リーダーは、賛成できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。
たとえそうすることが面倒で労力を要することで あっても例外ではありません。
リーダーは、信念をもち、容易にあきらめません。
安易に妥協して馴れ合うことはしません。
しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。

14.Deliver Results
リーダーは、ビジネス上の重要なインプットにフォーカスし、適正な品質で迅速にそれを実行します。
たとえ困難なことがあっても、立 ち向かい、決して妥協しません。

15.Strive to be Earth’s Best Employer
リーダーは、職場環境がより安全で生産性が高く、そして社員が高いパフォーマンスを発揮することができ、また多様性に富んだ公正な環境であることを目指して、日々取り組みます。

彼らは共感を持って人々を導き、仕事を楽しみ、そして相手も仕事を楽しめるよう促します。

リーダー 達 は、次のような質問を自問します。私のチームメンバーは成長しているか? 彼らはエンパワーされているか? 彼らは次に進む準備ができているか?

リーダー達は、チームメンバーの個人の成功に対するビジョンも持ち、それにコミットメントしています。たとえそれがAmazonであっても、他の場所であってもです。

16.Success and Scale Bring Broad Responsibility
Amazon はガレージで創業して以来、成長を遂げてきました。現在、私達の存在は大きく、世界に影響力を持ち、そしていまだに、完璧には程遠い存在です。

私達は、自分たちの行動がもたらす二次的な影響にも、謙虚で思慮深くありたいと思います。 私達は、社会、地球、そして未来の世代のために、毎日努力し続ける必要があります。

お客様、社員、パートナー、そして社会全体のために、より良いものを作り、より良い行動を取り、より良い企業になれることを決意して、毎日をスタートします。そして、明日はもっと良くできると信じて一日を終えます。リーダーは消費する以上のものを創造し、常に物事をより良い方向へと導きます。

転職note編集部

私達編集部メンバーにもアマゾンで働いていた経験のあるメンバーがいますが、面接は本当にこの16項目に沿って行われます。この16項目は入社後の評価でも使われるので、よく読んで理解しておいてください。

また、ループ面接(最終面接)では各面接官が16項目のうち複数項目の担当を持ち、面接の中でアマゾンが求める基準を超えているかを見定めます。

この16項目を理解して、各面接官がどの基準を確認しているかを推察しながら回答することが面接通過において非常に大切です。

16項目に対して、どのような質問が聞かれる傾向にあるかはアサインエージェント(ASSIGN AGENT)にキャリアアドバイザーに聞けば、メチャクチャ具体的に教えてくれます。

アマゾンへの転職に興味がある方は、必ず事前に相談してくださいね。

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アマゾンジャパンの転職に受かった方に多い出身企業

アマゾンジャパンに転職する方はエンジニア職やクリエイター、マーケティング担当者等が多い傾向にあります。

具体的な出身企業では次のような会社が多いです。

  • デロイトトーマツコンサルティングやクニエ等のコンサルティングファーム
  • 富士通は日立等のSIer
  • 三菱商事や伊藤忠などの総合商社
  • 博報堂やサイバーエージェントなどの広告代理店

など‥

一般的な大手企業からの転職が多いですが、ベンチャー企業出身者や経営者だった方もご挨拶させていただいたことがあります。

アマゾンジャパンへの面接に受かった
大手企業のエンジニア職から転職

エンジニア職は、影響範囲や利用ツール等も含めて比較的環境が近い大手企業のエンジニア職の方が多く在籍されていました。

ただ、外資系ということもありアマゾンでは、様々な意思決定を数字を用いて論理的に行う為、エンジニアも数字を元にした説明責任を果たす必要があります。基本的には優秀な方が多く、皆さんが自分の意見を論理的に説明できれば、意見も通ります。

更に「世界一のショッピングサイトを動かす裏側を機材・技術・データ・人材・規模感・コスト・KPIの観点で理解できる」ことは多くのエンジニアの方の魅力にもなっており、どのようなキャリアを志向するかによっては異なりますが、多くの場合で、アマゾンで働いた経験はポジティブに影響するようです。

Move-fastという社風が強く根付いている為、失敗から教訓を得て、すぐに次のTry and Errorを試すため、達成感や働き甲斐を感じているエンジニアあの方が多いのもアマゾンで活躍するエンジニアの方の特徴です。

アマゾンジャパンへの面接に受かった
コンサルテイングファームから転職

コンサルティングファームからアマゾンジャパンに転職する方も比較的多いです。

社内でもトークストレイトに結論を話し、理由をロジカルに説明するスタイルは、あまり変らない為、転職後のミスマッチが起きにくく、働き方を改善したいコンサルタントは結構転職されています。

特に広告の営業職やバイヤーとして働く方が多く、面接ではエクセルなどを使ったシュミレーション試験やプレゼンテーションを行って転職する場合が多いです。

自頭は良い人は多いのですが、アマゾンを如何に広告主に魅力的に説明するか?どの程度のインパクトを見込める施策を検討するか?という意味でアマゾンの利用価値を十分に伝えられるか(そこにやりがいを感じられるか)が長く働けるかで大きく分かれるようです。

アマゾンは社内での異動も本人の希望でしやすい為、「色んな経験をしたい」という志向が強い人が多いコンサルタントには、そういう社内カルチャーでも好まれている職場です。

アマゾンジャパンへの面接に受かった
博報堂やサイバーエージェントから転職

博報堂やサイバーエージェントなどのデジタルマーケティング領域の経験が多い方もアマゾンへの転職が多い傾向にあります。

コンサルティングファーム出身者と同じように広告主(アイリスオーヤマや山善等)に向けた営業職になる方やアマゾン自体のマーケティング担当になる方もいらっしゃいます。

例えば、近年では2024年問題も合わさり更に深刻な問題となっているラストワンマイルを解決するアマゾンのアプローチとしてAmazonFlexというサービスがあります。同サービスのグロースマーケティングマネージャー等が募集されています。

出典:アマゾンの中途募集中のポジション

アマゾンの新規事業や新サービスは、影響力も大きく、グローバル本社への報告機会等もあり、経験することでキャリア形成に役立てることができる場面も多いです。

「アマゾンの新規事業でグロースマネージャーとして〇〇をしていました」といえば、多くの企業で一定の経験とスキルを持った人として見てもらえる可能性は高いでしょう。

アマゾンは物流のオペレーションから本社と連動して動くマーケティングマネージャーまで幅広い採用をしています。もし転職を考えている場合は、アサインエージェント(ASSIGN AGENT)のように転職支援実績の豊富な転職エージェントに相談するようにしましょう!

年収や前職経験から皆さんに合った求人を紹介してくれ、転職の面接対策等、手厚いサポートをしてくれます。

アマゾンジャパンへの転職で参考になる本と動画

私達がアマゾンへの転職活動で参考にした本を御紹介します。

どの本もアマゾンの戦略や事業内容、アマゾン内のキャリアや評価制度が詳しく書かれています。転職を考えている方は是非参考にしてもらえればと思います。

アマゾンジャパンへの転職対策|Amazonで働きたい人が読む本

Amazonで働きたい人が読む本 書籍の紹介

アマゾンの本はAmazonで(笑)
Unlimitedなら無料で読めます。

この本はアマゾンに転職を考える人は、かならず1度目を通しておいた方がいいなと思うほど、転職から内定獲得までの道のり、内定後の年収交渉、採用担当者の本音まで具体的に書かれています。

例えば「第7章 STAR手法」には、本記事でも御紹介したSTAR手法を「なぜアマゾン社が大切にするのか」に深ぼって紹介しています。第8章は「面接官にすべき質問」、第10章は 「陥りやすいミス」と具体的な事例を交えてアマゾン社への転職で内定を得るためのノウハウが凝縮されています。

アマゾンジ

ブログ:Amazonシアトル本社の英語面接対策のために僕がしたこと

Amazon米国本社の英語面接攻略法

こんにちは。ゆう(@honkiku1)です。

2013年に駐在員としてサンフランシスコに赴任したものの赴任先の支社が倒産。半年間に渡る就職活動の末、現在はAmazonのシアトル本社でプロダクトマネージャーをしています。

そんな経験を活かし、このブログではアメリカで就職するためのポイント、アメリカでの仕事や暮らし、英語の学習方法などについて日々紹介しています。

こちらのブログでは実際にアマゾン本社(!)で働く方が、アマゾンに転職する時に行った対策が超具体的に書かれています。

正直かなりしっかりした対策なので、皆さんも本業の傍らでどこまで再現できるかは分かりませんが、対策方法を知るという意味では非常に役に立つので見てみてください。

▼以下、ブログの目次

  • 1 前提事項
    • 1.1 僕のスペック
    • 1.2 応募職種
  • 2 Amazonの面接(Onsite Interview)の特徴
    • 2.1 Amazon Leadership Principlesに基づいている
    • 2.2 過去の行動を深掘りする
  • 3 Amazonシアトル本社の面接対策のために僕がしたこと
    • 3.1 面接対策本を読む
    • 3.2 Leadership Principlesそれぞれに3つずつ想定問答を用意する
    • 3.3 一般的な想定問答を用意する
  • 4 面接の結果
  • 5 補足1:ライティング課題について
  • 6 補足2:転職エージェントの活用
  • 7 『海外就職攻略の教科書』のご案内
  • 8 まとめ

アマゾン・ジャパンの転職面接対策!
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談しよう

外資系への転職に強いアサインエージェント(ASSIGN AGENT)では、過去の選考通過者に聞かれた質問や重要視されている観点のほかに、一般図書やブログ、Youtube等の最新情報をふまえて転職に役に立つ情報を教えてくれました。

転職に向けた準備を始めたい方、アマゾンのキャリアに興味がある方は、無料でキャリア相談から始められるので気軽に相談してみてくださいね▼

アサインの紹介

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/

アマゾンジャパンへの転職でよく聞かれる質問

Amazonの面接結果は何日できますか?

面接の結果は5営業日以内に採用担当者から連絡をいただけます。内定連絡も同じぐらいの日数でいただけました。

Amazonの選考に落ちた時に応募は何度もできますか?

Amazonへの転職応募は採用要件を満たしていれば何度でもできます。ただし、転職エージェント経由で応募した場合、選考で落ちたポジションに再チャレンジする際に「転職エージェントが難色を示す」ことがあります。
例えば、再応募する際に別の転職エージェントに相談する、選考で落ちた課題を考えて対策するといった準備をするようにしましょう!

アマゾンの面接で逆質問は何を質問したらいいですか?

基本的には面接で聞けなかったけど、自分が聞きたいことを聞くのが良いでしょう。よくあるのは「もし転職した後にアマゾンでどのようにスタートするか?」「アマゾンで活躍する為に面接官の方が何を意識しているか?」等でしょう。

アマゾンジャパンへの転職通過率を上げるポイント

新型コロナウイルスの流行により、転職市場は全体的には停滞しましたが、アマゾンジャパンは元々の人手不足と新型コロナウイルスの流行が追い風となった好業績を受けて、引続き積極的な採用を続けています。

私達にも、今年アマゾンジャパンの面接を受けたメンバーがいますので、その経験をふまえてアマゾン・ジャパンへの転職活動を成功させるポイントを御紹介します。

アマゾンジャパンへの転職通過率を上げるポイント

ポイント1:アマゾンの自社サイト含めて出ている求人を全部確認
転職エージェントは手元にある年収やランクが高い求人だけを出してくることがあります。

ただ、自分に合っているかを確認する為にも、アマゾンの自社サイトを確認したり、複数のエージェントに確認して出ている求人を幅広く確認しましょう。

ポイント2:転職後に実際に担う業務を確認する
求人にも様々な背景があります。
ECの業界経験者採用のみ、マネージャー以上の採用のみなど、求人票に書かれていない企業の求人意欲を事前に確認しておくことが大切です。

ポイント3:最新の転職成功者の経験やスキルを知る
最後に、新型コロナ流行後の転職成功者の経験やスキルを知っておくことが大切です。

完全に同じ経歴になることは難しいですが、評価されたポイントと近い経験や能力を伝えることで転職可能性を上げることができます。

この3つのポイントは、転職エージェントに相談することで実現することができます。

外資系企業のキャリア支援実績が豊富な転職エージェントに相談することで、自分では実現できないスピードで具体的な情報収集ができます。

ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の項目を確認しましょう。

  • 特定の部署の具体的な仕事内容を知っている(詳しくはNDAもあるので話せないのはわかりますが、仕事内容の概要は話せるものです。どんな仕事や取り組み事例があるかを知らない人は、相談しても仕事内容も具体的に想像できていない可能性が高いので避けましょう)
  • みなさんの経験を踏まえて「なぜアマゾン・ジャパンへの転職がおすすめなのか」を説明できる
  • 直近の転職成功者の経験やスキルを「なぜ当該企業で採用されたか」という採用理由と共に説明できること
転職note編集部

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。

私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています

転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。

*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。

企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。

皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。

転職前から転職後まで手厚くサポート!
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)

アサインの紹介

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/

アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にアマゾン等の大手ITやコンサルティングファーム、有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。

実際にお話を伺いましたが「最初で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。

(こんなにやってくれるエージェントさん他にいます?)

様々なIT大手企業や外資系企業への転職を支援した実績も豊富なのと、支援してくれるエージェントの方が前職で経験している業界であることが多いので、応募企業で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されています。

その結果、外資系企業やIT企業が未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。

決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)

また転職後もサポートして定着化までをサポートしてくれるので、採用企業側からも高い評判を得ている転職エージェントです。

外資系企業でプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。

  • まず自分のキャリアで目指したいゴールを相談したい
  • 外資系企業・大手IT企業への転職に向けて十分な選考対策をしたい
  • 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
  • アマゾンジャパンに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
  • アマゾンジャパンに転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい

コンサル・IT業界への支援専門
アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングの紹介

おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/

アクシスコンサルティングはコンサル・IT業界(アマゾン・セールスフォースなど)への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。

アサインエージェント(ASSIGN AGENT)と同様に、アマゾン社の人事から話を直接聞いており、IT・メディア業界全体の転職動向から各社で必要なスキルや経験をよく理解しています。

また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やアマゾンの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。

  • 気軽にアマゾンの年収や働き方などの話を聞いてみたい
  • アマゾンに転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
  • アマゾンの選考で見られるポイントに合わせた対策をサポートしてほしい
  • コンサルタント等、よりスキルの高い人を想定した非公開求人を知りたい

こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみましょう。

企業から直接高年収スカウトをもらおう!
Bizreach/ビズリーチ

ビズリーチの紹介

おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp

ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?

ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。

興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。

アマゾンやAWSはBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、アクセンチュアに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。

ビズリーチの案件例

最近は、様々な外資系IT企業やコンサルティングファームが求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、マイクロソフトやMckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)

企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、外資系大手企業各社が求人を掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)

  • アマゾンやマイクロソフト等の大手ITから直接話を聞いてみたい
  • アマゾンやマイクロソフト等の大手ITへの転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
  • 採用に積極的なアマゾンやマイクロソフト等の大手IT企業から直接話を聞いてみたい

実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。

*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。

私達は転職活動の時に複数の転職エージェントに登録して各社を「比較・評価」します。比較することで、より良い転職エージェント・求人を探せるのでメイン1社・サブ2社の合計3社は登録しておきましょう。

多くの人が1社だけ衝動的に登録して転職活動をしていますが、「同じ会社でも転職エージェントによって年収やポジションが違った」なんてこともよくあり、本当は年収100万上げて転職できたのに・・・なんてことにもなりかねません。

よって、転職エージェントは3社以上に登録して、紹介求人が魅力的で対応が丁寧なエージェントと関係を作っていくことをやってみてくださいね。

まとめ:選考対策!アマゾンジャパン転職組の中途面接

転職note編集部

アマゾンジャパンへの転職では、OLP16項目と面接で質問に対する端的な回答が大切なので、しっかりと覚えて準備しておきましょう。

アマゾンジャパンへの転職に向けて、業界の動向から会社概要、面接内容まで理解を深めていただけましたか。

アマゾンは様々なポジションで求人を出しているので、自分が本当に興味ある職種に求人が出てないかは確認をしておきましょう。

その為にも、アサインエージェント(ASSIGN AGENT)やアクシスコンサルティングなど、転職エージェントに確認しておきましょう。

どのエージェントも転職後の業界内の転職も含めて、中長期的なキャリア形成支援をしてくれます。

いくつか登録して、相性が良い転職エージェントを探していくことも進めてもらえればと思います。

皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。

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