こんにちは。転職note編集部です。
今回は、戦略立案の最上流を担うPwC Strategy&の中途採用の実態と選考対策について詳しく解説します。
PwC Strategy&は少数精鋭の採用を継続していますが、転職難易度はMBBレベルに匹敵する極めて高いものとなっています。
また戦略コンサル市場が活発な中で、PwC Strategy&への転職は本当に価値があるのか。どんなメリットがあるのか。転職は本当に厳しいのか。転職時の注意点をコンサル業界での実績を基に具体的に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
私達の業界分析の他、現在もPwC Strategy&で活躍する社員や転職成功者へのインタビューも踏まえて執筆した記事となっています。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- PwC Strategy&への中途転職は厳しいの?
- PwC Strategy&って本当に少数精鋭採用なの?
- PwC Strategy&が厳選採用する理由は?
- PwC Strategy&に転職するメリットって?
- PwC Strategy&の次のキャリアってどうなるの?
Strategy&エンジニア職の会社概要と最新の取り組み

Strategy&は1914年創立で従業員数約120名(国内)、3,000名(グローバル、2024年現在)を抱える老舗戦略コンサルティングファームです。
エドウィン・G・ブーズによって設立され、「経営コンサルティング」という職業を初めて世に生み出した歴史を持ち、2014年にPwCグループと統合してStrategy&として設立されました。
CxOの戦略アジェンダに特化した最上流の戦略コンサルティングサービスを提供し、経営戦略の策定から実行支援まで、100年以上培った専門性でクライアント企業の変革を推進しています。
PwCグローバルネットワークの戦略部門として世界中で事業を展開し、戦略面でのトップライン向上や新規ビジネスモデル創出を通じて、企業のデジタル変革と持続的成長を支援しています。
Strategy&の会社概要
| 商号 | PwCコンサルティング合同会社 ストラテジーコンサルティング(Strategy&) |
| 英文商号 | Strategy& |
| 設立年月日 | 1914年(日本オフィス設立は1983年) |
| 従業員数 | 国内 約120名 グローバル 約3,000名(2024年現在) |
| 代表者 | リーダー 今井 俊哉 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目2−1 Otemachi Oneタワー |
| 本国 | ニューヨーク(アメリカ) |
| 営業内容 | 経営戦略コンサルティングサービス CxO戦略アジェンダ支援 トップライン(売上高)向上戦略 新規ビジネスモデル創出 企業変革・組織変革支援 戦略策定から実行支援 業界特化型戦略コンサルティング デジタル戦略・DX推進支援 |
出典:Strategy& Japan HP https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja/about.html
2023年本社刷新
最新テクノロジーを体感できる共創空間とワークプレイス
2023年に大手町のオフィス(東京都千代田区大手町1丁目2−1 Otemachi Oneタワー)のオフィス環境を刷新し、最先端のコラボレーション環境と戦略思考を支える空間を実現しました。
新オフィスの特徴
- 戦略思考を促進する多様なコラボレーションスペース
- クライアントとの共創を支援する会議・プレゼンテーション環境
- PwCグループとの連携を促進する統合ワークスペース
- 戦略コンサルタントの生産性を最大化する業務環境
大手町駅直結の優れたアクセス性に加え、クライアントCxOとの戦略対話を深め、最上流の経営課題解決に集中できる環境を提供しています。
Strategy&の組織戦略の変遷
1914年の創業以来、Strategy&は企業買収や組織統合を通じて進化を続けてきました。2014年のPwCグループとの統合により、戦略コンサルティングの専門性とBIG4の実行支援力を融合した独自のポジションを確立。2023年には”Think and act professionally”、”Sleeves rolled up”、”Grow together”、”Embrace differences”の4つを掲げるBehaviorsを新たに制定し、多様性を尊重しながら実践的な戦略実行を重視する文化を強化しています。
中途採用では戦略コンサル経験者やMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)出身者との競争が激しく、2025年現在も選考倍率は極めて高い水準を維持しています。ただし、PwCグループの4,500名規模のコンサルティング組織との連携により、戦略立案から実行までを一気通貫で支援できる体制を構築し、クライアントに提供できる価値の幅を大きく広げています。
最新のStrategy&の戦略領域への取り組み
Strategy&は戦略コンサルティングの本質である「CxOの戦略アジェンダ」に特化し、トップライン向上や新規ビジネスモデル創出など最上流の経営課題に集中しています。PwCグループとの統合により、戦略策定後の実行フェーズにおいてX-Value & Strategy(XVS)部門によるM&A後統合やグローバルガバナンス設計、Future Design Lab(FDL)による非連続的な変革支援との連携体制を確立しています。
2025年に向けてはデジタル戦略とDX推進において、生成AIやデータ分析を活用した経営戦略の高度化に注力。特に日本企業のCxOが抱える「デジタル赤字」問題や「グローバル競争力強化」といった喫緊の経営課題に対し、戦略面での解決策を提供しています。
組織面では、Strategy&独自の採用基準・給与水準・トレーニング体制を維持しながら、PwCコンサルティングの業務・IT領域や財務・会計・税務・法務の各専門部門との協働により、戦略立案から実行までシームレスに支援できる体制を強化。400人超のストラテジーコンサルティングチームを擁し、多様なバックグラウンドを持つ戦略コンサルタントが、クライアント企業の長期的かつ本質的な成功を追求しています。
人気のPwC Strategy&で働く戦略コンサル職が少数精鋭で採用拡大!

PwC Strategy&は戦略コンサルティングに特化した少数精鋭組織として、年間10~15名程度の厳選採用を継続している。親会社のPwCコンサルティングが年間1,000人規模の大量採用を行う一方、Strategy&は少数精鋭方式を堅持し、最高水準の戦略コンサルタント人材を獲得している。
PwCグループ全体では2024年度に約1,000人規模の採用を実施しているが、Strategy&は戦略部門として独立した採用プロセスを維持しており、2025年度も同様の採用規模を継続する見込みだ。
Strategy&が中途採用するのは、戦略立案やM&A、事業変革を推進できる高度な戦略コンサルタント人材だ。MBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)出身者や事業企画での顕著な実績を持つ人材を中心に、経営戦略の意思決定を支援し顧客企業の変革を実現する即戦力を求めている。
2025年度も新卒採用と中途採用の両軸で展開し、20代~30代を中心とした戦略コンサル経験者や特定業界での深い専門知識を持つ人材から採用を行っている。
Strategy&のリーダーは「戦略案件に特化した少数精鋭組織として、質の高いコンサルティングサービスを提供し、グローバル戦略ファームとしての地位を強化するための人材基盤を構築する」と述べている。
選考倍率は約20~30倍程度とされ、PwCグループの中でも最高難度とされるが、少数精鋭の組織で若手から裁量ある仕事を任される環境が用意されている。
PwC Strategy&は戦略コンサルティングに特化した組織として、2022年以降も年間10~15名程度の少数精鋭採用を継続して実施しています。親会社のPwCコンサルティングが大量採用を行う中、Strategy&は厳選採用を維持し、経営戦略、M&A、事業変革などの高度な戦略立案能力を持つ人材を積極的に募集しています。
選考難易度は極めて高いとされていますが、少数精鋭の組織で若手のうちから裁量ある仕事を任され、戦略案件に集中できる環境が整っており、キャリア採用の門戸は開かれています。
採用増加の理由
なぜ!?PwC Strategy&が採用強化

PwC Strategy&が戦略特化型の少数精鋭主義を維持しながらも採用を強化している理由は大きく3つあります。
- PwCグローバルネットワークと連携した戦略コンサルティングで継続成長
- CxO戦略アジェンダへの専念には最上流人材の確保が必須
- 戦略策定から実行まで伴走する体制強化を推進
採用強化の理由1
グローバル成長継続中でも専門人材拡充が必要な状況
PwC Strategy&は2014年にブーズ・アンド・カンパニーとPwCが統合して誕生した戦略コンサルティングファームで、2024年に設立10周年を迎えました。グローバルで3,000人以上の戦略コンサルタントを擁し、PwCグローバルネットワーク全体では前年比2.9%増の569億米ドル(2025年度)の業務収益を達成しています。
日本においてStrategy&は、PwCコンサルティング約4,500人の中で戦略面を専門に担うストラテジーコンサルティング(SC)組織の一角として位置付けられており、CxOの戦略アジェンダに特化した最上流の戦略案件を取り扱っています。年間採用人数は10~15名程度と極めて厳選された採用を継続していますが、クライアント企業のグローバル展開支援やトランスフォーメーション案件の増加に対応するため、高度な戦略思考力を持つ専門人材の確保が求められています。
採用強化の理由2
CxO課題解決には戦略特化人材の充実が不可欠
PwC Strategy&は1914年から続く経営コンサルティングの伝統を持ち、「Strategy, made real(戦略を現実のものに)」という理念のもと、単なる戦略策定にとどまらず実行までを支援する独自のポジションを確立しています。同じPwCコンサルティング内にも戦略部門としてX-Value & Strategy(XVS)やFuture Design Lab(FDL)が存在しますが、Strategy&はトップライン(売上高)向上や新規ビジネスモデル創出といった最上流の戦略テーマに特化しています。
Strategy&リーダーの服部真氏によると、「CxOの戦略アジェンダに集中できる体制」がStrategy&の強みであり、PwC全体の4,500人がエクスキューション(実行支援)を担うことで、Strategy&は純粋に戦略面での価値提供に注力できる環境が整っています。
このため、継続的なビジネス成長には「最上流戦略を担える高度な専門性を持つ人材」の確保が必須となっています。採用人数は年間10~15名程度と少数ながら、MBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)出身者が多く在籍する最難関レベルの選考基準を維持しています。Strategy&はMBBと同等以上の高い採用基準を保ちながらも、多様性を重視し「Think and act professionally」「Sleeves rolled up」「Grow together」「Embrace differences」という価値観に共感できる優秀な人材を求めています。
採用強化の理由3
戦略特化から実行伴走への働き方進化
Strategy&では戦略コンサルティング業界の中でも、プロジェクトベースでの柔軟な働き方を推進しています。戦略コンサルティング部門の特性上、平均残業時間は月50~100時間程度とプロジェクトにより変動がありますが、コンサルティング業界全体の標準的な水準となっています。
PwC Japanグループ全体では働き方改革を推進しており、従業員数は12,700人(2024年現在)に達し、多様な専門性を持つプロフェッショナルの採用を継続しています。Strategy&においても、クライアントへの価値提供を最優先としながら、腕まくりをして汗をかき、クライアントのために戦略を実行にまで落とし込む「Sleeves rolled up」の文化を大切にしています。
その結果、戦略策定から実行支援まで一貫して伴走できる体制を実現するため、少数精鋭を維持しながらも継続的な優秀人材の採用と、PwCグループ全体との連携強化が必要となっています。
未経験は?PwC Strategy&中途採用の転職難易度

このランキングは、選考倍率、求められるスキルレベル、面接難易度を総合的に判断しています。
| 順位 | ファーム名 | 難易度 | 選考倍率 | 中途入社時年収(万円) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | ★★★★★ | 50倍 | 800-1200 |
| 2 | ボストン コンサルティング グループ | ★★★★★ | 45倍 | 800-1100 |
| 3 | ベイン・アンド・カンパニー | ★★★★★ | 40倍 | 750-1000 |
| 4 | A.T. カーニー | ★★★★★ | 35倍 | 700-950 |
| 5 | ドリームインキュベータ | ★★★★★ | 30倍 | 800-1500 |
| 6 | ローランド・ベルガー | ★★★★☆ | 28倍 | 650-900 |
| 7 | デロイト トーマツ FAS | ★★★★☆ | 25倍 | 600-850 |
| 8 | PwC FAS | ★★★★☆ | 25倍 | 580-800 |
| 9 | KPMG FAS | ★★★★☆ | 22倍 | 550-750 |
| 10 | EY FAS | ★★★★☆ | 20倍 | 530-720 |
| 11 | デロイト トーマツ コンサルティング | ★★★☆☆ | 18倍 | 650-1000 |
| 12 | PwC コンサルティング | ★★★☆☆ | 18倍 | 630-950 |
| 13 | EY ストラテジー・アンド・コンサルティング | ★★★☆☆ | 18倍 | 650-1100 |
| 14 | KPMG コンサルティング | ★★★☆☆ | 16倍 | 600-900 |
| 15 | PwC Strategy& | ★★★★☆ | 25倍 | 900-1300 |
| 16 | アビームコンサルティング | ★★★☆☆ | 12倍 | 520-750 |
| 17 | フューチャー・アーキテクト | ★★★☆☆ | 12倍 | 500-700 |
| 18 | 野村総合研究所(NRI) | ★★☆☆☆ | 10倍 | 550-800 |
| 19 | ベイカレント・コンサルティング | ★★☆☆☆ | 8倍 | 450-650 |
| 20 | シンプレクス | ★★☆☆☆ | 6倍 | 480-680 |
PwC Strategy&は業界内でも上位の難易度に位置する戦略系コンサルファームとして知られています。年間採用人数は10-15名程度と少数精鋭で、選考倍率は約25倍と戦略ファームの中でも高い競争があり、決して簡単ではないことが特徴です。
PwC Strategy&の転職難易度は、MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)と比較するとやや低めですが、戦略コンサルファームとしては依然として高水準を維持しています。100年以上の歴史を持つブーズ・アンド・カンパニーを前身としており、PwCネットワークの強みを活かした「戦略から実行まで」の価値提供が評価されています。
中途入社時の年収900-1300万円は戦略コンサルとして標準的な水準であり、コンサル経験者や事業企画での実績が求められる傾向にあります。中途転職でPwC Strategy&を目指す場合は、ケース面接の徹底対策とStrategy&独自の価値提案の理解を中心とした3-4ヶ月程度の準備期間を設けることをお勧めします。
PwC Strategy&の転職難易度と選考倍率の実態
具体的な数字で見ると、PwC Strategy&の転職難易度は戦略ファームの中でも高水準を維持しています。
| 選考段階 | 通過率(目安) | 倍率 |
|---|---|---|
| 書類選考 | 約30-40% | 約3倍 |
| 一次面接 | 約20% | 約5倍 |
| 最終面接 | 約40% | 約2.5倍 |
| 全体 | 約4% | 約25倍 |
年間採用人数は10-15名程度と少数精鋭である一方で、戦略ファームを志望する優秀な候補者が集中するため選考倍率は25倍前後を記録しています。「誰でも入れる」というのは明確な誤りで、実際にはMBBに次ぐ高い競争率を維持しています。
一時のコンサルティングファームバブルから変わって、現在は各ファームで採用意向に変化が見られます。
コンサルティングファームのクライアントになる大手企業は、新型コロナウイルスの流行や生成AIの興隆に伴って多くの企業が事業環境が変わり、事業計画などの方向転換に迫られています。
その改革の担い手としてプロジェクトを請け負う、戦略から実行まで幅広く請け負える戦略コンサルファームは、限られた人数で高品質なプロジェクトを担う人材の採用を継続しており、難易度は依然として高い水準にあります。
転職後に如何に経験を積んで成長するかも注意して十分検討をふまえて転職をするなら、戦略コンサルファームでの経験はオススメできます。
注意!誰でも入れるの?
PwC Strategy&含めて転職難易度が下落?

PwC Strategy&の中途採用
戦略特化から選考強化へ
企業に転職する場合、多くの中途採用では「即戦力」を意図されています。
PwC Strategy&の場合、戦略コンサルティング特化の少数精鋭体制を維持しながら、2024年以降はPwCネットワーク全体の成長戦略により採用数を緩やかに増加させています。
これは実際にPwC Strategy&の採用動向を調査したところ、グローバル連携強化とクライアントニーズの拡大を背景とした戦略的な動きであることが明らかになりました。
戦略コンサルティングに求められる能力は、多くの事業会社ではなかなか身に付かない為、採用時点から完璧なスキルを持っているかよりも、戦略思考とグローバル視点を持ち合わせた人材としての成長可能性を重視する傾向があります。
PwC Strategy&においても、MBB出身者や事業会社での戦略経験を持つ人材を積極的に受け入れており、特定業界の深い専門知識を持つ転職者も歓迎されています。ただし、「採用数の増加」に転換したとしても、同社の特色である「戦略特化」「最上流案件」の水準は変わっておらず、極めて高いスキルと論理的思考力が求められることに変わりはありません。
ということで、PwC Strategy&の中途採用は、少数精鋭を維持しつつ採用枠を拡大し、戦略立案から実行支援までをリードできる将来のリーダー候補を重視した採用を行っています。
PwC Strategy&の中途入社
内定を獲得しやすい人の特徴
実際の転職成功者の背景を見ると、以下のような出身業界・企業が多いことが分かります:
2025年最新:PwC Strategy&転職成功者の出身企業例
- 戦略コンサル業界内転職:マッキンゼー、BCG、ベイン、A.T.カーニー、アーサー・D・リトル
- 総合コンサル・Big4:アクセンチュア、デロイト、PwCコンサルティング、EY、KPMG
- 製造業:トヨタ自動車、ホンダ、日産、ソニー、パナソニック、日立製作所、富士通
- 金融機関:三菱UFJ、みずほ、三井住友、野村證券、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー
- 商社・事業会社:三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、楽天、リクルート
特に、PwC Strategy&は戦略立案と実行支援の両面に強みを持つため、事業企画や経営企画での実績を持つ候補者の転職成功率は高い傾向にあります。グローバル案件が多いため英語力も重視され、TOEIC800点以上が目安となります。また、論理的思考力、仮説構築力、クライアントとのコミュニケーション能力を持つ候補者は特に高く評価されています。
採用増でも厳しい?実際の転職体験談
戦略コンサル・事業会社からPwC Strategy&への転職成功事例
Aさん(33歳・男性)戦略コンサル出身
「前職では外資系戦略ファームで5年間、企業戦略とM&A案件に従事していましたが、戦略立案だけでなく実行フェーズまで一貫して関わりたくてPwC Strategy&に転職しました。
選考では戦略立案経験とグローバル案件での実績が高く評価され、年収も1,200万円から1,500万円にアップ。入社後はPwCグループ全体のリソースを活用しながら、クライアント企業の変革を最上流から実行まで一貫して支援できることに大きなやりがいを感じています。
ケース面接対策は複雑な戦略課題を扱う練習を20回以上行い、特にPwCネットワークの活用方法について深く理解したことが合格の決め手でした。」
Bさん(30歳・女性)事業会社出身
「大手製造業で7年間、経営企画と新規事業開発に携わっていましたが、より多様な業界で経営戦略に関わりたいと考え、PwC Strategy&を志望しました。
前職での事業戦略立案経験とグローバル市場での実績が評価され、シニアコンサルタントとして年収1,100万円でオファーをいただけました。現在は製造業クライアントの全社戦略や事業ポートフォリオ最適化を支援しており、前職の業界知識を活かしながら、戦略コンサルタントとしての視野を広げています。
Strategy&独自の実力主義評価制度と、PwCネットワークとの連携による実行力の高さは期待以上でした。」
そういう方は、是非、PwC Strategy&への転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。
マイビジョン/MyVisionという転職エージェントはPwC Strategy&への転職支援実績も豊富で、過去の選考通過者の方の事例をもとに皆さんのキャリア設計をサポートしてくれます。
PwC Strategy&に限らず、皆さん1人1人が目指したい!と思えるキャリアを一緒に考えてくれるので、キャリアを一緒に考えるパートナーとしても相談してみてくださいね。
誰でも入れる!?
PwC Strategy&に転職するべき人

まずPwC Strategy&への転職は「誰でも入れる」ほど、甘くはありません。1914年創立のブーズ・アンド・カンパニーを前身とする100年以上の歴史を持つ戦略コンサルティングファームとして、世界57カ国にオフィスを展開し、日本法人では年間10~15名程度の少数精鋭採用を維持しています。
一方で、PwCグループ全体としては年間1,000人規模の積極採用を継続しており、Strategy&も2025年以降は戦略領域の強化を背景に採用拡大の動きが見られます。次の3つの経験がある人にはPwC Strategy&への転職を強くオススメできます。
- 戦略立案や経営企画の実務経験がある
- 高学歴の20~30代若手(コンサル業界未経験も可)
- グローバル企業での業務経験や国際的なプロジェクト経験
それぞれご紹介しますね。
戦略立案や経営企画の実務経験がある
戦略立案や経営企画の実務経験がある方には特にオススメです。
PwC Strategy&は「コアストラテジー」と呼ばれる最上流の戦略テーマに特化した戦略コンサルティングファームとして、企業の成長戦略、組織改革、M&A戦略など経営層に直接提言する高難度プロジェクトを数多く手がけています。
ブーズ・アンド・カンパニーから受け継がれた「聞くことを大切にする」コンサルティングスタイルを重視し、クライアントに寄り添いながら戦略立案から実行フェーズまで一気通貫で支援する案件が豊富にあります。企業の根本的な変革に関わる機会が多く、クライアントの経営課題に深く入り込んで解決策を導き出す力が求められます。
戦略思考と実行力の両方を磨きたい方、真の企業変革に貢献したい方にとって、非常にやりがいのある環境が整っています。
高学歴の20~30代若手(コンサル業界未経験も可)
学歴が高く、20~30代の若手であればコンサル業界での就業経験が無くても転職して活躍できる可能性があります。
学歴については難関大学出身者が多い傾向にありますが、中途採用で最も重視されるのは「論理的思考力」「問題解決能力」「コミュニケーション能力」といった戦略コンサルタントとしての基礎能力です。
PwC Strategy&は「様々な分野における最高の人材」「専門性を統合し、付加価値を最大化するチームワーク」「顧客サービスへの強いコミットメント」という共通の価値観を掲げており、高い専門性を持ちながらも柔軟に学び続ける姿勢を重視します。
コンサルタントは毎回異なるクライアントやテーマに取り組むため、常に新しい知識を吸収し、構造化して活用する力が不可欠です。その為、過去の実績はもちろん重要ですが、入社後も学び続け、成長し続けられる人材が求められます。
若さと成長意欲を武器に、戦略コンサルティングの世界で挑戦したい方、経営の最前線で価値を生み出したい方には、ぜひチャレンジしていただきたい環境です。
グローバル企業経験!国際的なプロジェクト実績
グローバル企業での業務経験や国際的なプロジェクトに関わった経験がある方は、PwC Strategy&で大いに活躍できる可能性があります。
PwC Strategy&は世界57カ国にオフィスを展開し、PwCグループ全体では世界152カ国、36万人規模のグローバルネットワークを活かした戦略コンサルティングを提供しています。日本法人でも国際案件や外資系クライアント向けのプロジェクトが多く存在します。
日本語に加えて英語がビジネスレベルで使えることは、応募資格として大前提となっており、グローバルな視点でクライアントの経営課題を捉え、解決策を提示できる力が評価されます。
また、大手企業での勤務経験がある方は、その業界知識やクライアント企業の内部事情への理解を活かして、プロジェクトで即戦力として貢献できる場面が多いでしょう。
こうした方は、もし周囲にPwC Strategy&勤務の知人がいれば、直接話を聞いてみるのも有効です。現場のリアルな声や最新のプロジェクト動向を知ることで、転職の判断材料が増えます。
PwC Strategy&は近年、PwCグループとの統合を活かした組織体制を強化し、成長戦略に合わせて採用方針も変化しています。最新の情報をもとに転職を検討することが非常に重要です。
自分の経験がPwC Strategy&で活かせるか知りたい方は、マイビジョン/MyVisionのような戦略コンサルティングファームへの転職支援に強い転職エージェントに相談してみてくださいね!
実際に戦略コンサルティングファームで働いた経験を持つコンサルタントの方が、親身に相談に乗ってくれます。
戦略特化から総合力へ?
PwC Strategy&への転職をお勧めする理由

「最難関レベルで高度な戦略思考力が求められる」と言われるPwC Strategy&への転職は、特に純粋な戦略コンサルティング分野でキャリアアップを目指す方にオススメです。
身に着く経験やスキル、年収等、様々な観点があるので、順番に御紹介しますね!
旧ブーズ・アンド・カンパニーの伝統的な戦略思考力と最上流経営コンサルスキルが身に着く
戦略コンサルティングファームで働くと、一般事業会社の企画部門とは異なる専門性の高いスキルが身に着く方が多いと思います。
もちろん全員ではないですが、社内での事業企画や業務改善だと経営トップと一緒に全社的な経営戦略を考える機会は限られると思います。
PwC Strategy&の戦略コンサルタントになるとクライアント企業の経営変革・事業戦略・M&A戦略における最上流戦略を策定したり、経営トップの意思決定を支援したりする際に、100年以上の歴史を持つBooz & Companyの戦略メソッドと、PwCネットワークの実行力を組み合わせて課題を定義し、解決策を考えます。
これまでの戦略的視座を一気に上げて、より企業全体の経営変革を経営者の視点に立って考えることが多くなります。
また経営層との直接ディスカッションや提案書作成を通じて、戦略的な考えを纏めて、経営者を納得させる提案力が高まるのを実感する機会も多いと思います。
こうした最上流の経営戦略への深い理解と実装力、そして論理的思考力に基づく戦略提案スキルを短期間で身に着けることが出来るのはPwC Strategy&ならではです。
いわゆる純粋戦略コンサルスキルと言われる、どの業界・会社にいっても活かすことができる経営視点と高度な戦略立案力を「身に着けたい」と思える方にはオススメの転職先だと思います。
1,200万越え!PwC Strategy&の年収水準は戦略系トップクラス
年収水準が戦略系トップクラスに高いのもPwC Strategy&への転職をオススメできる理由です。
マネージャー以上になれば当然年収が1,500万円を超えますし、シニアアソシエイトクラスでも評価が良ければ年収1,500万を超えることがあります。
シニアアソシエイトであれば20代後半~30代前半でなれるので、比較的若いうちに年収1,200~1,500万、マネージャークラスに昇進すると1,500~2,000万程度でしょうか。
実力主義の評価制度により厳しい面もありますが、基本給与水準がPwCコンサルティングより約15%高く設定されているため、高いパフォーマンスを発揮できれば年収水準を大幅に上げることができます。
また外資系純粋戦略ファームとしての成長機会も充実しており、少数精鋭体制ゆえに若手から経営層と直接関わる機会が多く、早期からプロジェクトリーダーとして活躍できるのが特徴です。
年収水準が高いのは在籍している時だけでなく、PwC Strategy&から転職する時も基本的には前職の年収を考慮してくれるので、純粋戦略コンサル人材として転職する時も高い年収水準で転職することができます。
年収を上げるのは今だけではなく、将来にわたって皆さんの生活水準を高めることなので、PwC Strategy&への転職をオススメできる理由の1つに年収水準の高さを上げています。
マイビジョン/MyVisionという転職エージェントはPwC Strategy&への転職支援実績も豊富で、過去の選考通過者の方の事例をもとに皆さんのキャリア設計をサポートしてくれます。
PwC Strategy&に限らず、皆さん1人1人が目指したい!と思えるキャリアを一緒に考えてくれるので、キャリアを一緒に考えるパートナーとしても相談してみてくださいね。
多すぎ?誰でも入れる!?
PwC Strategy&の採用難易度と入社後の活躍は別

実は、PwC Strategy&は他の大手コンサルティングファームとは対照的に、日本法人で約120人規模の少数精鋭体制を維持してきました。2025年現在でも、年間の新卒採用は10~30名程度と厳選採用を続けており、「誰でも入れる」という噂は実態とかけ離れています。
しかし、大切なのは入社後の活躍です。
戦略コンサルティングファームに転職すると、最初~3つ目のプロジェクトぐらいまでは、仕事の仕方の違いや求められる水準の高さに苦労することがあるでしょう。
私達も転職当時に「自分にあっていないかも?」「実力が足らない・・・」と思ったことがあります。
当時を振り返って「自分に合っていない」「実力が足らない」と思った時に次の3つが必要だったと思います。
- 頑張るモチベーション(苦労の先に何を求めるのか)
- 何が足らないのかを客観的に言語化する
- 足らない能力を埋める為に取るべき適切なアプローチを見つける
特に①があるか無いかはモチベーションの源泉なので重要です。
自分で言語化できている方は頑張れると思います。ただ、自分でもうまく言語化できていない方は、是非マイビジョン/MyVisionという転職エージェントに相談してみてください。
マイビジョンが他の転職エージェントと大きく異なるのは「転職」ではなく「キャリアの実現」にフォーカスをあてている点です。
「キャリアで何を実現したいか」を重視しているので、面談のなかで皆さんの価値観とキャリアで実現したいゴールを明確にしてくれます。
転職前では、このゴールがあるからこそ「どこのどういうポジションに転職するべきか」が分かりますし、転職後も””ゴールに向かって頑張り続ける””ことができます。
もちろん②と③についても“転職後なのに!”サポートしてくれます。(ここまで転職ではなくキャリアにフォーカスした転職エージェントさんをほとんど見たことがありません・・・)
戦略コンサルティングファームへの転職を目指しているけど、「自分は何を目指したいのか分からない」「選考対策だけではなく転職後の活躍まで手厚くサポートしてほしい」という方は是非相談してみてください。
FAQ|「PwC Strategy&の中途採用の背景や採用方針」を知りたい方へ

PwC Strategy&の戦略コンサルティングの強みは何ですか?
PwC Strategy&の大きな差別化要素の一つは、100年以上の歴史を誇る老舗戦略コンサルティングファームとしての専門性にあります。PwC Strategy&は前身のブーズ・アンド・カンパニーから受け継いだ戦略の専門知識とPwCグローバルネットワークの総合力を融合し、個々のクライアント企業に応じた徹底的なカスタムメイドサービスを提供しています。特に自社の強みを活かした他社に対する優位性の構築で高度な専門性を保有し、グローバルで戦略コンサルティングの最前線に立ち続けています。
2025年にはONE CAREER PLUSの戦略コンサルランキングで第2位に選出されるなど、その専門性は高く評価されています。この長年にわたって蓄積された戦略策定の専門知識と、既存のツールやプロダクトパッケージに頼らないカスタムメイドアプローチは、クライアントに対して最適な戦略を提供する源泉となっています。
PwC Strategy&の強固な専門性は、提供するサービスの核心的な要素であり、他の戦略コンサルティング企業が簡単に模倣できるものではありません。この専門力こそが、PwC Strategy&が企業の経営課題解決に貢献し続ける最大の武器となっています。
PwC Strategy&の日本での立ち位置は?
PwC Strategy&は国内の戦略コンサルティング業界において、上位クラスに位置する戦略系ファームとして確固たる地位を築いています。2025年のONE CAREER PLUSの戦略コンサルランキングでは第2位にランクインし、PwCグローバルネットワークと統合した戦略ファームとして独自のポジションを確立しています。
国内では少数精鋭の採用方針を維持しながら、年間10~15名前後の新卒採用と限定的な中途採用を実施しており、2025年現在も高い専門性を持つ人材の確保に注力しています。また、世界中に広がるPwCネットワークの戦略コンサルティングサービスを担う組織として、グローバルな戦略コンサルティングファームとしても高く評価されています。
PwC Strategy&の業界ランキングは?
PwC Strategy&は国内戦略コンサルティング業界において、2025年のONE CAREER PLUSの戦略コンサルランキングで第2位に位置しており、上位クラスの戦略系ファームとして認識されています。
戦略コンサルティングの総本山として100年以上の歴史を持ち、グローバルでも高い評価を獲得。少数精鋭の組織体制を維持しながら、専門性の高いコンサルティングサービスを提供しており、戦略コンサルティング業界における存在感を着実に高めています。
PwC Strategy&の新卒の難易度は?
PwC Strategy&の入社難易度は非常に高く、採用大学は早稲田大学、東京大学、一橋大学、慶應義塾大学、京都大学などの難関大学が中心で、最難関大学の卒業生が数多く入社していることが分かります。推定倍率は50~70倍と極めて高く、採用人数は年間10~15名程度と少数精鋭の採用方針となっています。
| 採用大学 | 採用実績 |
|---|---|
| 早稲田大学 | 最多 |
| 東京大学 | 上位 |
| 一橋大学 | 上位 |
出典:ONE CAREER・Strategy&内定者レポート
PwC Strategy&はどんな会社ですか?
PwC Strategy&の事業内容と業績、専門領域や強み等をしっかりと理解することが必要です。PwC Strategy&は1914年にアメリカで設立されたブーズ・アンド・カンパニーを前身に持ち、2014年にPwCと統合した戦略コンサルティングファームで、次の4つの分野が中心となっています。
- 戦略コンサルティング: 企業の経営戦略立案から実行支援まで、CEOアジェンダに直結する高度な戦略コンサルティングサービスを提供。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントの経営課題解決に貢献しています。
- カスタムメイドアプローチ: 既存のツールやプロダクトパッケージを売るのではなく、個々のクライアント企業に応じた戦略とその実践について徹底的なカスタムメイドサービスを展開。少数精鋭の組織で、各コンサルタントが専門家としての自覚を持って深い専門知識を発揮しています。
- 業界特化型コンサルティング: 金融機関、自動車・機械、通信、メディア、ヘルスケアなど、各業界に特化した専門性の高いコンサルティングサービスを展開。日系・外資系を問わず多様な業界における企業に対する戦略面での支援を続け、クライアントに最適なソリューションを提供しています。
- グローバル展開: 世界中に広がるPwCネットワークを活用し、グローバル市場で競争力を高めることを支援。2025年にはONE CAREER PLUSの戦略コンサルランキングで第2位に選出されるなど、国内でも高い評価を獲得しています。
PwC Strategy&中途転職を相談するべき転職エージェント

2025年現在、多くの企業が直面している課題は「生成AIの業務活用」「サステナビリティ経営」「人材不足への対応」など、より複合的で高度な経営課題となっています。
これらの課題に対して、PwC Strategy&では次のような支援を強化しています。
最新のクライアント支援領域(2024-2025年)
- 生成AI活用支援:業務プロセスへのAI組み込み
- ESG経営支援:サステナビリティレポート作成・GX推進
- 人材不足対応:業務自動化・DX人材育成
- サプライチェーン再構築:地政学リスク対応
- デジタル通貨活用:ステーブルコイン・CBDC対応
- サイバーセキュリティ強化:ゼロトラスト導入
これらの最新ニーズに対応するため、PwC Strategy&では従来の戦略コンサルティング専門性に加えて、AI・データサイエンス・サイバーセキュリティ領域の専門人材を積極的に採用しています。実際、2024年にPwC Japan全体で1,100名規模の大量採用を実施しており、Strategy&でも選考倍率20-30倍という高い難易度を維持しながら、最終内定率3-5%という厳選された採用を継続しています。
もしコンサルタントのキャリアやコンサルタントの次のキャリアを考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。
まとめ:大量採用で誰でも入れる?
PwC Strategy&の戦略コンサル職が限定採用で転職難易度が最高水準
PwC Japanグループの採用動向やStrategy&の転職難易度、2024-2025年度の実績(PwCコンサルティング全体で年間1,000人規模の採用継続、選考倍率20-30倍)から、Strategy&の戦略部門は「大量採用」とは程遠く、むしろ最難関の採用選考が続いている実態をご紹介しました。
Strategy&の実態は「採用は厳選して行っており、大量採用は決して実施しない」ということです。
ただし、PwCグループ全体では採用数が増えているため「戦略的な準備と対策を行い、コンサル適性を証明できる選考準備」をすれば、特に専門性を持つ人材には門戸が開かれています。
最近は、ケース面接対策本や業界研究資料が充実していますので、論理的思考力やフレームワーク活用力を磨いて皆さんが目指すキャリアを実現していただきたいと思います。戦略コンサルという観点で情報収集をし、MBB出身者との競争も見据えた対策が必要です。
例えば「ロジカル・シンキング」や「ケース面接の基礎」等で思考様式を鍛えます。またStrategy&の選考情報は、コンサル転職エージェントや転職者の体験談にも掲載されています。転職先としてPwC Strategy&を考えている方は、戦略コンサル特有の高度な要求水準を理解することで、新しい準備の視点が得られます。
様々な情報を積極的に収集してくださいね!
戦略性を持った準備により、皆さんが目指すキャリアを実現されることを願っています!

