セールスフォースの中途面接ではプレゼンがあったりリモート環境下でのパフォーマンスに関する質問など、セールスフォースに合わせた面接対策が必須です。
セールスフォースへの転職を考えている方、面接対策をしたい方は選考途中からでもJACリクルートメントに登録して対策を相談してみてください。(セールスフォース以外への転職をJACリクルートメント経由で相談すれば気持ちよく教えてくれます)
私達が実際に使った20社以上の転職エージェントの中でも、過去の転職通過者の質問と実際の回答例を1次面接から最終面接まで記録していて、選考希望者に教えてくれます。
過去に転職した人に聞かれた質問や対策を知りたい、気軽な気持ちで大丈夫なので相談してみてください▼
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セールスフォースへの転職に興味がある方は気軽に相談してみてください!
こんにちは。転職note編集部です。
会社のブランドや好調な業績、高い年収水準でOpenWorkが発表する「働きがいのある企業ランキング」で毎年上位に入ることから、転職先として人気なセールスフォース社の中途面接の対策を御紹介します。
今回は、実際に面接を受けた方の体験談とセールスフォースの現役社員のコメントをもとに、こうした疑問にお答えできるようにしました。
- セールスフォースって何をしている会社?
- 選考フローは?面接の回数は何回?
- 面接では何が聞かれるの?準備のポイントは?
- 年収は?営業と技術職で大きく違う?
セールスフォース社は1999年にアメリカで誕生した、クラウドベースのCRM(顧客関係管理)システムなどを手がける外資系の大手IT企業です。日本法人は2000年に設立され、さまざまな企業や組織にサービスを提供しており、CRMツールを中心としたクラウドアプリケーションやクラウドプラットフォームの提供会社として有名な企業です。
ハワイ語で「家族」を意味する「Ohana」という言葉を企業理念に掲げており、従業員だけでなく顧客やパートナーなどを含め、お互い家族のように助け合うことを大切にする文化が定着していることが特徴的な企業です。
セールスフォースへの転職面接では同社の企業文化や製品・働き方に関する理解が大切になります。
過去の中途面接の傾向を把握して、皆さんの就職・転職の検討の役に立てば嬉しいです!
Contents
セールスフォースの中途面接:傾向と対策
セールスフォース中途面接の選考フロー

中途採用は、約1ヵ月の期間で、書類選考と2~3回の面接を行います。
1~2次面接では現場のマネージャークラス、最終面接では役員クラスとの面接です。
営業職・インサイドセールス職は、最終面接で商談を模したロールプレイングをします。
どちらも情報収集、資料作成、プレゼン練習と準備に時間がかかりますが、
Salesforceのサービスを導入した企業(トレイルブレイザー)の動画を見て、セールスフォースの導入前後での変化を把握すると面接準備が捗るでしょう。
セールスフォースの中途1次・2次面接内容
中途面接で聞かれることは、「過去のクライアントでの成功体験と要因を説明してください」「現職で学んだことを5つ教えてください」(詳細な体験談を後述)など、比較的よくある内容が聞かれます。
質問で見ているポイントはセールスフォースの企業文化とのマッチをかなり重視しています。
セールスフォースへの転職では大事なポイントなので、企業文化を理解して面接対策の準備をしておきましょう。(企業研究は企業文化と共にコチラの記事にまとめています)
先の動画でも紹介した、「Trailblazerの取組み(どんな課題が解決するのか、その結果として顧客は何を”成功”としているのか)」や「Ohana(オハナ)や4つのコアバリューなど、セールスフォースの企業文化」を理解しておきましょう。
竹内:企業文化の「Ohana(オハナ)」というのは、社員だけでなく、お客様、パートナー企業、そしてコミュニティーの方々すべてを大切にし、助け合うというメッセージです。これがあったからこそ企業が成長できました。面接の際も、どんなに優秀な方でも、このカルチャーにフィットできるかどうかを重視しています。
出展:CareerCross インタビュー記事
https://www.careercross.com/article/detail-1624
セールスフォースは、コロナ禍でも順調に業績を伸ばしています。
リモートワークなども積極的に推進しており、2024年までに2,000人の採用を発表しているので、今後も人気な転職先であることが想定されます。
プレゼンがある?セールスフォースの中途最終面接内容
最終面接では役員クラスの方と面接です。内定が確定するのは応募から約1ヵ月後です。
営業職は最終面接にて、実際の商談を模したロールプレイングがある場合があります。
その場合は、仮想の顧客での資料作りが必要になります。プリセールスの場合も提案用のデモと資料を作成し、ロールプレイングを実施します。(インサイドセールスでは、逆にフランクな会話で終わったという話もあるので、転職エージェントに具体的な選考内容は事前に確認してくださいね!)
どちらも準備に時間がかかるので本業との調整も必要です。
JACリクルートメントなど外資系に強い転職エージェントは、過去に通ったプレゼンのポイント等を教えてくれますので、事前に相談して対策をしておくことをオススメします。また、JACリクルートメントはセールスフォース等の外資系IT企業の選考フローにも詳しいので面接日程調整や年収交渉にも強かったです。
【公式サイト】 https://www.jac-recruitment.jp/
セールスフォースの書類選考通過ポイントと落ちた時の対処法
セールスフォースの書類選考は事前準備が全てです。
事前準備の方法は2つあります。
書類選考を通過するアピール方法・書き方を本で勉強する

motoさんという5回の転職で会社員年収1,000万、副業収入1億円を実現する方が書いた本です。
第4章に『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』があります。
ここでは5つの項目に分けて『企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方』を具体的に紹介しています。
①.相手の「ニーズ」を把握する
出典:転職と副業のかけ算
②.「共通点と類似点」を見つける
③.社内評価ではなく「個人でできること」を書く
④.自分の「役割」を明確かつ「定量的」に伝える
⑤.面接での「ツッコミどころ」を用意しておく
どれも非常に大切なポイントです。
特に①.が大事だと思います。相手、つまり転職先企業で求人を出している部署・パートナーがどういう人や能力・経験を求めているかを具体的に知ることが大切です。どういう人が欲しいのかが分からないのに、何をアピールすればいいのかは決まらないですよね。
具体的な相手(=応募先企業)が求める人材や能力の調べ方は、次の「過去の選考通過者の書き方を元にセールスフォース向けにブラッシュアップする」で詳細に御紹介します。
過去の選考通過者の書類を元にブラッシュアップする
セールスフォースは組織の規模が大きいので求人で求められる経験やスキルがあやふやな場合も多いです。
例えば、セールスフォースのカスタマーサクセスチームのマネージャー職の募集要項は次のように書かれています。
セールスフォースは多くの買収をしているので、セールスフォースの他にもTableauやSlack等、様々なサービスで営業(Sales)やエンジニア等の職種や職位の方を募集しています。
ただ、サービスや職種・職位によって求められている経験やスキルが全然違うことも分かると思います。
セールスフォースへの転職では、このサービス・職種・職位毎にセールスフォースが求める人物像を把握して、自分が活躍できることをアピールする必要があります。
先の「副業と転職のかけ算」で紹介されている通り、企業のニーズを把握することが、まず大切です。
しかし、どういった仕事が想定されて、どういう課題があり、どういう人材を欲しているのか、を想定・理解することが難しいとも思います。
そのうえ更に、「自分はこういうところで活躍できます」とアピールするのは至難の技だと思います。
そこで大切なのは特にSaaS系のIT業界へのキャリア支援に実績の多い転職エージェントに求人内容を確認する、職務経歴書の書き方を見てもらうのが一番確実です。
IT業界、特に外資系IT企業へのキャリア支援ではJACリクルートメントが最も実績が豊富です。
求人内容にも精通しており、ファームの採用ニーズを具体的に説明できるだけでなく、過去の転職成功者が通過した書類をもとに、どこを修正すればよいかを教えてくれます。
セールスフォースの書類選考の通過率を上げたい方は、JACリクルートメントに相談してみてください。
セールスフォースの中途面接通過率をSTAR手法で上げる
続いては、面接で効果的に伝えたいことを伝えるSTAR手法の御紹介です。
STARは、Situation(状況)、Task(タスク)、Action(行動)、 Result(結果)の頭文字です。
この順番で面接の質問に回答すると、端的に必要な情報を回答できると言われています。
転職エージェントでは、転職先に関係なく、このフレームワークで回答することを推奨したりします。
セールスフォースでは話の全体観が最初に伝えることと端的で具体的な数量的な回答が好まれます。
このフレームワークの詳細を御確認いただき、皆さんの想定回答例もブラッシュアップしてみてください。
STAR手法の詳細
STAR手法は、次の内容で構成されます。
●Situation:その時の状況について
あなたが説明しようとしている状況を説明します。
複雑な状況を面接官に伝わるように、分かりやすく伝えるので事前に伝えたいことを整理しておく必要があります。例えば、
・その時はどんな部署の体制でしたか
・その組織の中でのあなたの役割は何でしたか
・どんな責任や権限を持ってましたか
●Task:その時の課題について
課題は現状と目標の差分なので、それが分かるように目標と状況と差分を伝えます
・どのような目標へ向けて動いていましたか
・その時に生じた問題や課題(差分)はどんなことでしたか
・なぜそれが問題や課題なんですか
●Action:その時とった行動について
その状況に対してあなたがどのような行動をしたか、あなたに焦点を当て、適切な量の詳細を含みながら説明します。 具体的にどのようなステップを踏みましたか? どんな貢献をしましたか? プロジェクトについて話すとき、チームやグループが行ったことを説明しないように注意します。あなたが実際に何をしたかを適切に伝えます。あなた自身のパフォーマンスや行動を知りたいので主語は「私は」になります。
・その問題に気付いた時にどのように行動しましたか
・解決のためにどんな手順で進めましたか
・チームに対してどう関わりましたか/働きかけましたか
●Result:その結果について
あなたの行動の結果を説明します。
自分の成果を説明することに躊躇しないでください。ただ、目線は自分の結果や成果ではなく会社にとってどういうインパクトがあったのかという「会社」単位で答えることが大切です。
・問題は解決しましたか
・計画通りに解決へ向けて進められましたか
・足りなかった部分は何ですか
想定回答例はJACリクルートメント等、外資系企業、特に外資IT企業への転職支援に強い転職エージェントに事前に確認してもらうことで通過率を上げることができます。特にセールスフォースは組織が大きく、様々なサービスがあり、応募する求人の部署・職種・タイトルを想定した言い回しが大切です。
要は求められる能力に対して「十分な能力がある」と面接の回答で伝えないといけません。その為には、「何を求められているか」と「適切に回答できているか」は第三者の目線でチェックすることが大切です。
自分では「ちゃんと説明できている」と思っても、他の人が見たら「よくわからない」といった事態にならないように、事前にチェックしてもらうようにしてください。
きっと気づかなかった修正点が見つかり、通過率を上げることにつながるでしょう。
セールスフォースへの転職志望動機(例)
セールスフォースはSaaSやカスタマーサクセス等のビジネス面での新しい取組みだけでなく、オハナや1:1:1モデル等、社内カルチャーの面でもかなり先進的な取組みを進めている企業です。
への転職では、中小企業という顧客企業の規模を前提として、経営者との距離が近い、戦略から実行まで全て担える、扱えるプロジェクトテーマが幅広いといった志望動機が多くなっています。
体験談!セールスフォース中途転職組の1次・2次面接
セールスフォースは2019年版日本における「働きがいのある会社」ランキング1位に選ばれました。

Q.転職理由とセールスフォースの志望理由
A.志望理由は、成長してエネルギー溢れる職場で挑戦し、営業としての実力を高めたいと考えたことを、友人やクチコミを参考に「●●という話を聞いて、私も同じように貢献したいと思った」と伝えました。
志望理由は、セールスフォースの営業スタイルは、CRMのライセンスを売り歩くIT営業ではなく、クライアントの経営課題を解決していくコンサルティングスタイルである点を他社との違いと共に伝えました。
Q.普段、ご自身が扱われている商材でプレゼンしてください
A.営業の面接だったため、過去に作成した資料をもとに準備しました。
クラウドサービスを想定して、特定の商品ではなく、顧客の課題整理と解決するためのアプローチを整理した資料を用いて、営業力をアピールできるように努めました。
Q.他社と競合した場合の商談の勝ち方を教えてください
A.まずは競合とプレゼンで解決すべき顧客の課題を面接官と設定しました。
そのうえで、クラウドの強み、セールスフォースの強みを想定した競合との比較から整理し、課題に対して「セールスフォースが最も顧客の課題解決に貢献できる」というストーリーを伝えました。
全ての点でセールスフォースが優れているわけではないと思うので前提を置きました。また、顧客やパートナー企業も含めてOhana(家族)という考え方だと理解していたので、「顧客にとってどちらが良いか」という視点を大事にして回答しました。
Q.なぜ内勤で働きたいのですか?
A.御社の内勤営業は優秀でスキルが高い認識です。
私は営業は顧客とつながる手段が大切だと考えており、ここで自らの経験を活かして貢献したいと考えました。
Salesforce/セールスフォースへの転職対策!最終面接

最後にセールスフォースの最終面接、そしてオファー面談の体験談を御紹介します。
転職活動の最終局面ですが、ここでも気を抜かずに、しっかりと対策を立ててオファー獲得まで頑張ってくださいね。
セールスフォースへの転職面接対策はJACリクルートメントが強い!
私達が転職活動をした時にセールスフォースの転職活動で最も手厚くサポートしてくれたのはJACリクルートメントでした。
JACリクルートメントはリクルートやdodaに次ぐ、転職エージェント業界3位の上場企業で、セールスフォースの企業担当が直接、転職希望者の選考対策をしてくれます。
選考対策の根拠がセールスフォースから直接聞いている話なので、「次の面接官の●●さんは、▲▲の経歴で面接では■■ の観点を見られますよ」等、かなり具体的に教えてくれます。
志望動機も競合を踏まえて、セールスフォースの特徴や皆さんのキャリアをふまえてアピールすべき点を教えてくれるので、このアドバイスはちゃんと聞こう!と思えるサポートでした。
セールスフォースへの転職を考えている方は、無料なので是非1度、相談してみてくださいね。
セールスフォース/Salesforceの企業研究
セールスフォースへの転職に向けた企業研究の基礎的情報や参考になる情報はコチラにもまとめています。
是非、参考にしてみてくださいね。
セールスフォースのインサイドセールスの仕事
comming soon
セールスフォースへの通過率を上げる中途面接対策
私達がセールスフォースへの転職活動で参考にした本を御紹介します。
どの本もセールスフォースの戦略や事業内容、セールスフォースの価値観が詳しく書かれています。
転職を考えている方は是非参考にしてもらえればと思います。
セールスフォース創業者が語る働き方:トレイルブレイザー

セールスフォースの創業者が、創業からカスタマーサクセスの考え方、トレイルブレイザーとは何かが詳しく書かれています。
セールスフォースへの転職を考える人は、かならず1度目を通しておいた方がいいなと思うほど、セールスフォースの価値観やカルチャー、制度の背景が詳しく書かれています。
例えば「第4章 カスタマーサクセス」には、セールスフォースで非常に大切にされているカスタマーサクセスという概念が詳しく紹介されています。
セールスフォースでは、いつでもキャンセル可能なサブスクリプション型サービスを販売することにした。
第4章 「カスタマーサクセス部隊の誕生」
そうなれば、熊の毛皮を何枚集めたか(顧客を何件獲得したか)は重要でなくなる。
当社のソフトウェアが顧客ニーズを満たしているかどうかの評価基準は更新率であり、これは健全性の主要なバロメーターにもなった。
基本的なビジネスモデルに背を向けるつもりはなかったので、取り組み方を見直して、互いの利益が一致することを示さないといけない。つまり顧客がどれだけ速やかに自身の成功を達成するかで、私たちの成功が決まるようにする必要があった。
第4章 「なぜ、問題は見過ごされたのか」
カスタマーサクセスを担当するマネジャーを集めたチームをつくり、顧客が当社のソフトウェアツールをどう使っているかを担当したり、顧客が契約を打ち切った場合に少し時間を置いた後で理由を探ったりする仕事を全面的に任せることにした。
他にも第3章「幻に終わったツイッター買収」では、当時、かなり話題になったセールスフォースによるツイッターの買収について書かれています。第6章「なぜ、君のチームには女性がいないのか」では、セールスフォースが取組むジェンダー平等や同一賃金に関する戦いが紹介されています。
どれもマーク・ベニオフCEOの原体験なので、転職対策だけではなく1つの読み物としても、大変興味深い1冊なので、興味のある方は是非、読んでみてください。
セールスフォースの決算書と読み解くポイント

最近ではセールスフォースが買収したSlackの日本法人Slack Japanが解散することが話題になりましたね。
米Slack Technologiesの日本法人Slack Japanが解散することが、10月15日付の官報に掲載された合併公告で分かった。米salesforce.comの日本法人であるセールスフォース・ドットコムが吸収合併し、権利義務を承継するという。
出典:ITmedia
Salesforce.comは2020年12月にSlack Technologiesを約277億ドル(約2兆8900億円)で買収すると発表。
21年7月に取引を完了し、Slack Technologiesを営業部門の一つにしており、日本法人にも影響があったとみられる。セールスフォース・ドットコムに対し詳細を聞いたところ、同社は「官報に掲載されていること以上はコメントできない」と回答を控えた。
シバタさんの決算実況では、セールスフォースの決算資料をもとに、どのように読み解き、何がポイントなのかを分かりやすく紹介してくれています。
例えば、Slackの話題では次のような話がありました。
◆Slackの買収額は$27.7B(約2兆9,000億円)
Slackのマーケットキャップ(時価総額)は約$25B(約2兆6,000億円)なので、それほどプレミアムは乗っていない。
◆Slackの買収額は$27.7B(約2兆9,000億円)
Salesforceのマーケットキャップ(時価総額)は約$220B(約22兆円)なので、Salesforceの10%以上の価値のものを買うことになる。
◆買収はキャッシュと株式交換の組合せ
10%以上の株を新規に発行すると株価が10%落ちても同じ(10%分多く発行するので1株あたりの値段は下がる)
セールスフォースの決算資料は英語なのと、ビジネスモデルを理解するのに一度、こうした解説動画を見ておくと最新の決算資料(原本)でも理解しやすくなると思います。
セールスフォースにはどんな人が転職するの?
セールスフォースはその性質上クライアントのIT部門だけでなく、ビジネス部門の責任者や代表等、会社や部署を代表する方との商談になることも多いです。
「より役職の高い人との商談を経験したい」「クライアントの会社を大きく変えるような仕事がしたい」という方に適した職場です。
マークベニオフ氏の「トレイルブレイザー」でも紹介されていますが、一定期間の使用を継続させることで利益を出すサブスクリプションモデルです。
そのため、クライアントが成功し、満足して使い続けてくれることが重要になります。クライアントの成功にコミットし、セールスフォースのサービスを使い続けてもらう為のインサイドセールス等、新しい概念の職種を普及させてきたのもセールスフォースです。
CRM/SFAは全てのビジネスで必要となる機能です。クライアントの課題や用途に応じたカスタマイズ、より効果を高めるためのソリューションの提供ができるため、本質的な課題解決を実現できます。
そんなセールスフォースへの転職に向いているのは次のような志向を持たれている方が多いです。
- クライアントのビジネスをITを活用して大きく変える仕事をしたい方
- ”カスタマーサクセス”を最も先進的な企業で学びたい方
- 世界最大級のSaaSサービスを中心にSlack等、IT業界の最先端で働きたい方
- 営業職を極めたい、売上や予算を達成することに自信のある方
- IT・SaaS領域の営業として実績と経験を積みたい方
前職経験としては次のようなキャリアの方が多く転職されています。
- 日本オラクル
- 楽天グループ
- ソフトバンク
- アビームコンサルティング
- 富士通
- NEC
競合となるIT系企業やソフトバンク・KDDI等の通信会社等が多くなっています。
セールスフォースへの転職活動成功のポイント!
セールスフォースの業績は成長しており、更なる成長に向けた改革がまさに進んでいる会社です。
新型コロナウイルスの流行により、転職市場は1次的に止まりましたが、顧客のデジタル化や働き方改革のニーズはより強まり、業績を伸ばし、採用を強化しています。
セールスフォースへの転職を成功させるポイントを御紹介します!
マーク・ベニオフ:Salesforceは、今後6カ月間で4000人、、来年は1万2000人の仕事を追加する予定です。ソフトウェアの未来を定義する5万4000人の従業員を擁する強力なグループに参加してみませんか。セールスフォースは世界で最も急成長しているトップ5のエンタープライズソフトウェア企業です。
2020年9月18日 jobs@salesforce.com @salesforcejobs
セールスフォース社の面接内容を調べて、想定問答を作成することは大切です。特に営業はプレゼンテーションもあり、抜かりない準備をしないと難しいでしょう。そのため、セールスへの転職を長年支援しており、多くの転職支援実績のある転職エージェントに相談が必要です。
新型コロナウイルス流行後の転職活動で、転職エージェントの力を借りて効率的に進める成功のポイントを御紹介します。
ポイント1:求人意欲を確認する
求人にも様々な背景があります。
経験者採用のみ、マネージャー以上の採用のみなど、求人票に書かれていない企業の求人意欲を事前に確認しておくことが大切です。
ポイント2:最新の転職成功者の経験やスキルを知る
最後に、新型コロナ流行後の転職成功者の経験やスキルを知っておくことが大切です。
完全に同じ経歴になることは難しいですが、評価されたポイントと近い経験や能力を伝えることで転職可能性を上げることができます。
ポイント3:過去に転職を支援した人の近況を聞く
信頼関係を作れる転職エージェントだと、転職後のキャリアも相談を受けています。何が満足できてどこに不満を感じるのかを転職して入社した後も知っていて教えてくれます。
長期的な関係を多くの人と築いている転職エージェントさんの方が、転職活動中のサポートが手厚いことが多いので、「転職後のキャリアイメージを作る」のと「転職エージェントの実力チェック」の2つの観点で質問しておくといいと思います。
この2つのポイントを転職エージェントに確認することで効率的に成功確率を高めて転職活動を進めることができます。ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の条件を明確に伝えましょう。
- 目的を明確に伝える(情報収集・転職活動など)
- 企業から直接聞いた生の求人情報を知りたいこと
- 直近の転職成功者の経験やスキルを知りたいこと
有効求人倍率など、一般論しか話さないエージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、セールスフォースに転職したい人の求人動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いている具体的な生の話を確認しましょう。
外資系企業への転職に強い:JACリクルートメント
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp
JACリクルートメントは、昔からグローバルに活躍する求人への転職に強みを持つ業界3位の大手転職エージェントです。
JACリクルートメントは業界毎に担当者が在籍しています。
セールスフォースを希望して面談するとセールスフォースを中心とした業界担当が企業から直接聞いた話をもとに非公開求人を含めて提案してくれます。
外資系大手の企業とは長年の信頼関係を築いているので非公開求人なども多数持っています。また、過去に転職を支援した方の職務経歴書や面接の成功事例を多く知っています。成功事例をもとにアピールすべき点をしっかりサポートしてくれます。
- セールスフォースの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 外資系を中心に中長期的なキャリアを相談したい
- セールスフォースの選考に通過する書類の書き方や面接でアピールすべきポイントを知りたい(特に営業のプレゼン面接)
こういう方は転職関係なく、キャリア相談としてJACリクルートメントに登録してみるといいでしょう。
コンサル・IT業界特化:アクシスコンサルティング
\1分以内で無料登録!/
アクシスコンサルティングはコンサル・IT業界の転職に特化した転職エージェントです。
特にセールスフォースやアマゾンなど外資系IT企業への転職支援実績が多く、過去の選考通過者の経歴や面接回答をもとに丁寧なサポートをしてくれます。
JACと同様に企業担当と求職者担当が同じ人なので、企業から直接求人ニーズを聞いており、企業の求人ニーズやその背景をよく理解しています。外資系大手の企業とは長年の信頼関係を築いているので非公開求人なども多数持っています。
また「転職の次のキャリアまで」を謳っており、中長期的な関係構築を大事にしてくれるのもアクシスコンサルティングの特徴だと思います。
- セールスフォースの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- セールスフォースの次のキャリアを中長期的な目線で相談したい
- セールスフォースの選考に通過する書類の書き方や面接でアピールすべきポイントを知りたい(特に営業のプレゼン面接)
こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
高年収オファーを企業から直接もらう:ビズリーチ(Bizreach)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
セールスフォースはBizreach内で中途採用を定期的に募集しており、セールスフォースに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。
最近は、様々なアマゾンやマイクロソフト、コンサルファームや官公庁等、様々な企業が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、Mckinseyの掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、外資系大手IT・戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- 外資系IT企業から直接話を聞いてみたい
- IT業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的なセールスフォース等の企業から直接話を聞いてみたい
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います
私達は転職活動の時に、複数の転職エージェントに登録して各社を「比較・評価」して、より良い転職エージェント・求人を探せるのでメイン1社・サブ2社の合計3社は登録しておきましょう。
多くの人が1社だけ衝動的に登録して転職活動をしていますが、「同じ会社でも転職エージェントによって年収やポジションが違った」なんてこともよくあり、本当は年収100万上げて転職できたのに・・・なんてことにもなりかねません。
よって、転職エージェントは3社以上に登録して、紹介求人が魅力的で対応が丁寧なエージェントと関係を作っていくことをやってみてくださいね。
まとめ:中途面接!セールスフォース転職組の選考対策
セールスフォースへの転職は一般的なことを聞かれますが、見られている観点はセールスフォースの企業文化・仕事内容(ライセンス営業ではなくコンサルティングなど)・製品への理解です。
基本的な業界研究・企業研究が大切です。市場規模や推移、業界の注力領域は本サイトでもしっかりと紹介していますので、参考にしてもらえればと思います。
・【企業研究】高年収なセールスフォースへの中途面接対策
・失敗しない転職!業界研究:セールスフォース・マルケト
最後に、最新の求人をもとに企業のニーズに合わせて自分を伝える、という部分ではJAC リクルートメントやアクシスコンサルティングなど、転職エージェントと相談することが大切です。
またBizreach(ビズリーチ)等のダイレクトリクルーティングサービスも最近は使われるようになりました。この背景には次の要因があると言われています。
・企業とのマッチングよりも紹介手数料を優先して人材を紹介する転職エージェントがいる
・その結果、転職エージェントへの紹介手数料が高騰し、全社的なコスト抑制を図っている
転職エージェントはビジネスモデルとして、年収の30%~50%(中には200%といった事例も)を紹介手数料として得るビジネスです。
その結果、会社と人材のマッチではなく、紹介手数料を高く出す企業に優先的に人材を紹介するようになっている側面もあり、ビズリーチのようなダイレクトリクルーティング(企業が求職者を直接採用する)が流行するようになりました。
もちろん良心的な転職エージェントが多いのも事実です。
ただ、なかには営業として求人案件を捌くだけのタチの悪い人達もいるので、1社だけで進めるのではなく、ビズリーチ等も含めて複数社と情報交換して、セカンドオピニオンを持っておくと、エージェントの営業トークに騙されずに済みます。
大切なポイントなので、定期的に連絡が取れるエージェントは2社以上で関係を作っておきましょう。
皆さんの転職活動がうまくいくことを願っています。