こんにちは。転職note編集部です。
最近「やさしいコンサル」のキャッチコピーで広告を出しているPwCコンサルティングですが、コンサルティング業界全体の年収水準上昇に合わせて、平均年収が上がっています。
そこで今回はPwCコンサルティングの年収やボーナスについて、私達が独自にPwCコンサルティングのコンサルタントの方にインタビューした結果をもとに御紹介します。
年収の決まり方や職位別の年収水準・役職の決まり方等、詳しくご説明しているのでPwCコンサルティングの年収に興味がある方は是非、参考にしてくださいね!
本記事で得られる情報・解決する悩み
- PwCコンサルティングへの平均年収はどれくらい?
- PwCコンサルティングへの年収と賞与はどのように決まるの?
- PwCコンサルティングの職位別年収はどれくらい
- PwCコンサルティングに中途で転職すると年収はいくらぐらいになる?
- PwCコンサルティングの残業代はどれくらい?
コンサル転職では専門的なサポートが必須
働き方やデジタル化の更なる推進等、クライアントの事業環境の変化に伴い、PwCコンサルティングが中途採用に求める採用候補の経験やスキルも変わってきています。
さらに、世の中にコンサルティングファームに関する情報が増えた一方で、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。
コンサルティング業界への転職を検討されている方も多いと思いますが、まずはファーム毎の募集ポジションとその選考プロセス、過去の選考通過事例などを具体的に知ることで適切な選考対策をすることができます。
特にPwCコンサルティングは組織も大きく、様々な部署・仕事が存在する為、転職後に仕事内容やイメージにミスマッチを感じる方が一定数いるのも事実です。
PwCコンサルティングの特徴を把握するには、コンサル業界のキャリア支援に特化したアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談するのが確実です。
長年コンサルティング業界へのキャリア支援をしている為、昔からの経緯を含めてどのような経験・スキルが求められているのか?具体的にはどのような転職求人やキャリアパスがあるか?年収水準はどの程度か?など、詳しく教えてくれます。
PwCコンサルティングへの転職を考えている方は、まずは話を聞くだけ等、気軽に相談してみてくださいね。
公式サイト:https://assign-inc.com/
給料・残業代・ボーナス
PwCコンサルティングの給与体系
PwCコンサルティングの給与体系は「基本給+残業代+ボーナス(賞与)」です。
基本給は役職別にレンジが決まっており、基本給には月50時間分の残業代(見なし残業代)が含まれています。また、近年では基本給の割合が高くなり、ボーナスの割合が小さくなっていきていることも特徴です。
PwCコンサルティングをはじめ、こうした基本給割とボーナス割合は定期的に見直しています。
PwCコンサルティングは10年前にボーナス割合を上げたのですが昨今の競合企業動向や方針変更等をふまえて、今回の基本給割合を上げています。今回は長期的な人材の活躍を意図して短期的な賞与ではなく、基本給割合を上げたと言われています。
基本給割合が増えるのは毎年の評価によって変動する割合が減るので、安定した年収水準を維持することができるようになっています。
PwCコンサルティングの給料
PwCコンサルティングの年収は役職によって変わります。それぞれの役職における年収テーブルは次の通りです。
役職(職位) | 年収 | 目安年次 |
---|---|---|
アソシエイト | 550~750万円 | 1~3年目 |
シニアアソシエイト | 750~1,200万円 | 3~7年目 |
マネージャー | 1,100~1,600万円 | 5~10年目 |
シニアマネージャー | 1,600~2,100万円 | 評価次第 |
ディレクター | 2,000~3,100万円 | 評価次第 |
パートナー | 3,000万円~ | 評価次第 |
この他にも同じ役職内で個人の評価や全社業績で賞与が変わるので年収水準も上下します。あくまで参考にしていただけたらと思います。
各職位のなかに「Emerging/Proficient/Advanced」というZone(ゾーン)があり、Zoneが上がるたびに基本給が上がります。
また基本的には各Zoneの一番上から次の職位に上がる為、アソシエイトの一番下のZoneと一番上のZoneだと年収が違うだけでなく、次の職位であるシニアアソシエイトへの昇進のしやすさも異なります。
転職する際には職位だけでなく、Zoneも確認しておかないとどの程度で昇進できるのか?等が分からなくなってしまうので必ず確認するようにしましょう。
PwCコンサルティングの残業代
PwCコンサルティングでは「みなし残業代」が基本給に含まれており、残業時間が50時間を超えないと残業代が支払われません。
マネージャー以降になると「裁量労働制」という仕組みに移行する為、残業代は支給されなくなります。
PwCコンサルティングのボーナス・賞与
PwCコンサルティングのボーナス・賞与は、年に1回の支給です。PwCコンサルティングではボーナスの割合が低いことが特徴であり、基本的にボーナスは月間給料の2.5~2.6倍ほどです。
年に1回の評価に応じて上下し、Tier1~Tier5に分かれ、Tier3が基準でTier1が最もよい評価になります。Tier1・2の評価を得ることができれば、Tier3(基準)の2.5~3倍程度のボーナスが支給されます。
Tier1~2の評価を得ると多い時はベース年収の50%前後(年収1,000万だと500万が賞与)になることもあります。
さらに、ボーナスは個人評価にもとづく個人ボーナスの他に、業績賞与もあります。業績賞与は会社の業績に応じて、部署や職位毎に金額が決まって支払われます。
アソシエイト・シニアアソシエイト・マネージャー・シニアマネージャー・ディレクター・パートナー
PwCコンサルティングの役職別年収
PwCコンサルティングの年収は役職によって変わり、各役職の年収テーブルは次の通りです。
役職(職位) | 年収 | 目安年次 |
---|---|---|
アソシエイト | 550~750万円 | 1~3年目 |
シニアアソシエイト | 750~1,200万円 | 3~7年目 |
マネージャー | 1,100~1,600万円 | 5~10年目 |
シニアマネージャー | 1,600~2,100万円 | 評価次第 |
ディレクター | 2,500~5,000万円 | 評価次第 |
パートナー | 3,000万円~ | 評価次第 |
この他にも同じ役職内で個人の評価や全社業績で賞与が変わるので年収水準も上下します。あくまで参考にしていただけたらと思います。
先ほども御紹介しましたが、職位毎に「Emerging/Proficient/Advanced」というZoneがあり、Zoneが上がるたびに基本給が上がります。
また基本的には各Zoneの一番上から次の職位に上がる為、アソシエイトの一番下のZoneと一番上のZoneだと年収が違うだけでなく、次の職位であるシニアアソシエイトへの昇進のしやすさも異なります。
転職する際には職位だけでなく、Zoneも確認しておかないとどの程度で昇進できるのか?等が分からなくなってしまうので必ず確認するようにしましょう。
続いては学部卒22歳でPwCコンサルティングに新卒で入社した22歳から、その後の年齢別年収推移のイメージはコチラです。
年齢 | 年収 | 参考職位 |
---|---|---|
22歳 | 550万円~ | アソシエイト |
25歳 | 750万円~ | シニアアソシエイト |
30歳 | 1,100万円~ | マネージャー |
35歳 | 1,600万円~ | シニアマネージャー |
40歳~ | 評価次第 | 評価次第 |
例えば中途でシニアアソシエイトで転職した場合、750万円で入り、3-4年でマネージャーに昇進して年収が1,000万円を超えていくイメージでしょう。
PwCコンサルティングへの年収をZone(ゾーン)を含めて事前にちゃんと準備・対策をしたい方はアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてください。
アサインエージェントでは豊富な転職支援実績から転職時年収だけでなく、PwCコンサルティングへの転職後にどのような年収水準を保てるかを具体的に教えてくれます。
さらに転職後もPwCコンサルティングで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
PwCコンサルティングでどのような活躍ができるか?年収はどの程度になるか?
色々と知りたい方は、コンサルタント経験も持つ担当者にサポートしてもらえるアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/
PwCコンサルティング|PwC Professional
職位別の仕事内容と評価基準
出典:PwC Global
PwCコンサルティングの職位は「アソシエイト」「シニアアソシエイト」「マネージャー」「シニアマネージャー」「ディレクター」「パートナー」と6段階に分かれています。
それぞれの職位に昇進する目安年次と各職位の仕事内容を御紹介します。
PwCコンサルティングでは目標設定や評価に使えるように職位毎にグローバルで統一されたPwC Professionalという5つの評価観点があります。PwC ProfessionalはPwCのすべての職位を定義し、リーダーシップの発揮を促すグローバルフレームワークです。
- Whole leadership
- Business acumen
- Technical acumen
- Global and inclusive
- Relationships
この評価観点毎に目標を設定し、評価が行われます。例えば、Whole leadershipの評価項目ではアソシエイトは「プロジェクト期間中での主体性の発揮」が求められたり、マネージャーだと「チーム運営やプロジェクト全体の推進」に対するLeadershipが求められます。
全職位×5項目は長くなってしまうので、職位別の目安となる仕事内容と年収水準を御紹介しますね!
アソシエイトの仕事内容と年収
アソシエイトはPwCコンサルティングの職位で一番下の役職で、新卒や第二新卒での入社やコンサル業界未経験の若手が転職した時に付くことが多い役職です。
最初はプロジェクトの1メンバーとして、マネージャーからの指示をうけながら資料提供をクライアントに依頼したり、議事録を書くなどのコンサルタントとして第1歩となる仕事を担っていきます。
クライアントの前でプレゼンをする機会は少ないですが、パワポやエクセル等の資料作成をしてマネージャーやシニアマネージャーからのレビューをうけながら基礎的な考え方やツールの使い方を学んでいきます。
PwCコンサルティングのアソシエイトだと年収水準は「550~750万円」になることが多いでしょう。
シニアアソシエイトの仕事内容と年収
アソシエイトとして経験を積み、メンバーレベルの仕事が一人で出来るようになるとシニアアソシエイトの職位に昇進できます。
シニアアソシエイトの仕事内容はプロジェクトのデリバリを上司に適切に相談しながら、自らタスク設計をして進めていきます(アソシエイトは設定されたタスクを処理していきますが、シニアアソシエイトだとタスク設計からある程度任されます)
次の職位はマネージャーなので、シニアアソシエイトとしての経験を積むと徐々にプロジェクト全体を見て指示を出したり、資料作成やクライアントへの説明を担うようになります。
PwCコンサルティングのシニアアソシエイトの年収水準は「750~1,200万円」が多いでしょう。
マネージャーの仕事内容と年収
マネージャーの仕事内容でシニアアソシエイトから大きく変わるのは営業活動と組織開発が業務に加わることでしょう。
もちろんプロジェクトのデリバリを通して品質管理含めて全体のマネジメントをすることになります。また中間・最終報告をメインでプレゼンする機会も多く、クライアントのCxOや役員クラスとディスカッションする機会も増えます。
そのほかに、担当しているプロジェクトの継続に向けた提案活動や新規案件の提案活動等、営業活動業務が増えていきます。
また評価するアソシエイトを担当し、目標設定や評価面談をしたり、採用の場で面接をすることも増えていきます。
プロジェクトという視点からコンサルティングファームの組織開発に業務が変わっていくのがマネージャーというポジションです。
PwCコンサルティングのマネージャーの年収水準は「1,100~1,600万円」が多いでしょう。
シニアマネージャーの仕事内容と年収
シニアマネージャーの仕事内容は、マネージャーよりも更に営業活動と組織開発の業務が増えます。
逆に1つのプロジェクトにフルコミットする時間が取れなくなることも多くなりますが、プロジェクトの品質管理や中間・最終報告でクライアントのCxOや役員クラスとディスカッションする機会も増えます。
マネージャーよりも更に多くのメンバーの評価・育成に関わると共に、新規プロジェクトの受注に向けて具体的に予算を持ち、提案活動に従事していきます。
PwCコンサルティングのシニアマネージャーの年収水準は「1,600~2,100万円」が多いでしょう。
ディレクターの仕事内容と年収
ディレクターの仕事内容は、複数プロジェクトの全体マネジメントやクライアントキーマンとの関係性構築の他に、PwCとしてのブランディング活動や社内制度構築など多岐にわたります。
例えば、専門誌などのインタビューを請けたり、社内の新しい制度設計やITツール導入等を担います。またグローバルのリージョンリーダーとも積極的に連携して、情報交換したり、日本の組織開発に活かしていきます。
パートナーに昇進するまでの修行期間であり、社内外問わず様々な場面でリーダーシップを発揮し、具体的な実績を残していくことが求められます。
PwCコンサルティングのマネージャーの年収水準は「2,500~5,000万円」が多いでしょう。
パートナーの仕事内容と年収
パートナーの仕事内容は、PwCコンサルティング全体の経営を担います。
プロジェクトの受注からデリバリ、採用・育成・評価だけでなく、その元になるPwCコンサルティング自身の経営戦略や方針の策定、実現にむけた制度やルール設計等、多岐にわたります。
パートナーのかにも様々な階級があり、最初は部署のパートナーから始まりPwCコンサルティングの日本領域全体を担当し、グローバルの戦略に携わるように変わっていきます。
PwCコンサルティングのパートナーの年収水準は「5,000万円~」が多いでしょう。
PwCコンサルティングへの年収を職位毎にちゃんと準備・対策をしたい方はアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてください。
アサインエージェントでは豊富な転職支援実績から転職時年収だけでなく、PwCコンサルティングへの転職後にどのような年収水準を保てるかを具体的に教えてくれます。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、IT・コンサル領域でのヘッドハンターを務め、同領域のチームリーダーを務めるアサインの龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
さらに転職後もPwCコンサルティングで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
PwCコンサルティングでどのような活躍ができるか?年収はどの程度になるか?
色々と知りたい方は、コンサルタント経験も持つ担当者にサポートしてもらえるアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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PwCコンサルティングの新卒年収は?
PwCコンサルティングは新卒募集要項で基本給を掲示しています。新卒募集要項によれば、初任給は下記のとおりです。
PwCコンサルティングの新卒初任給
(ビジネスコンサルタント職、デジタルコンサルタント職、ITソリューションコンサルタント職の募集要項)
- 年550万円(月45.8万円)
※業績賞与を含みます
※上記業績賞与に加えて、法人業績・個人評価などにより特別賞与を支給することがあります
※職種によって、給与は異なる場合があります
またpwcコンサルティング strategy&の年収やM&A等を担うPwCアドバイザリーのコンサルタントの年収テーブルは別に、もう1段高い年収水準が設定されています。
中途採用年収
PwCコンサルティングへの転職時年収
PwCコンサルティングの中途採用で転職することを考えている場合、「自分の年収がどの程度になるか?」は転職を考えている誰もが考えることがあるでしょう。
PwCコンサルティングに転職した際の年収は前職年収や経験に応じて、入社時の年収が変わるので一概に断定することは難しいです。
自分自身の中途転職時の年収を知りたい方は、次の2つの方法を試してみてくださいね!
自分自身が中途で転職した際の年収を知る方法
- PwCコンサルティングの採用HPを確認する
- PwCコンサルティングに勤務したことがある方にヒアリングする
- PwCコンサルティングへの転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談する
1.PwCコンサルティングの採用HPを確認する
これは新卒年収は分かると思います。第二新卒やコンサル業界未経験で若手の内に転職する時は、新卒と同等または類する年収水準で転職することも多いと思うので、参考になるでしょう。
2.PwCコンサルティングに勤務したことがある方にヒアリングする
友人や知人にPwCコンサルティングで働いたことがある方がいる場合は、一度、生の声を聴くと、インターネットでは分からない具体的な話が聞けるでしょう。最近はココナラやビザスク等の経験を安い値段で買って、知識を集められるサイトも多いので、そうしたサイトで話を聞くのも役に立つ情報を聞くことができるでしょう。
3.PwCコンサルティングへの転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談する
PwCコンサルティングへの転職は、転職支援実績の豊富な転職エージェントに相談すると具体的な転職時年収や転職後のステップを聞くことができます。
1つ注意点があるのは、PwCコンサルティングへの転職支援実績が「豊富な転職エージェント」に相談することです。コンサルタントは年収水準が高いので、転職支援実績のない転職エージェントも数多く、求人票を紹介してきます。
そういう実力の無い/低い転職エージェントに振り回されることが無いように、実績も実力も豊富な転職エージェントに相談するようにしてくださいね!
PwCコンサルティングへの年収や転職を事前に準備・対策をしたい方はアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてください。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、IT・コンサル領域でのヘッドハンターを務め、同領域のチームリーダーを務めるアサインエージェントの龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
さらに転職後もPwCコンサルティングで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
PwCコンサルティングでどのような活躍ができるか?年収はどの程度になるか?
色々と知りたい方は、コンサルタント経験も持つ担当者にサポートしてもらえるアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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家賃補助はある?
PwCコンサルティングの福利厚生
PwCコンサルティングの福利厚生は、外資系コンサルティングファームのなかでは一般的な内容を備えています。
例えば、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険・介護保険といった法定福利厚生は完備されています。
年間20日の有給休暇が取得できる他、年5日のリフレッシュ休暇が付与され、プロジェクト側と調整すれば取りたいときに休暇を取ることができます。
健康保険組合がカフェテリアポイントを毎年付与してくれ、そのポイントで様々な施設の利用や商品の購入をすることができます。
例えば、高級布団や業務で使う椅子等も買えますし、フィットネスジムや温泉施設の利用料金として、カフェテリアポイントを使うことができます。
一方で、退職金や住宅手当はありません。特に、20代・30代で転職する方は住宅手当の有無の影響が大きいでしょう。
アクセンチュアや野村総研等の住宅手当が出る企業と年収を比べる時に、住宅手当の有無は毎月手元で使える金額に影響があるので、よく確認しておく必要があります。
競合他社比較の年収ランキング
PwCコンサルティングの平均年収
20代・30代の転職noteで独自に集計した結果、PwCコンサルティングの平均年収は960万円でした。
競合他社のコンサルティングファームも同様に集計した年収をランキング形式でまとめたのがコチラです。
順位 | 会社名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | ボストン・コンサルティング・グループ | 1,480万円 |
2位 | A.T.カーニー | 1,370万円 |
3位 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,350万円 |
4位 | ローランド・ベルガー | 1,290万円 |
5位 | ベイン・アンド・カンパニー | 1,190万円 |
6位 | ドリームインキュベータ | 1,085万円 |
7位 | アーサーディーリトル | 1,050万円 |
8位 | クニエ | 980万円 |
9位 | 野村総合研究所(NRI) | 980万円 |
10位 | PwCコンサルティング | 960万円 |
11位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 920万円 |
12位 | アクセンチュア | 880万円 |
13位 | KPMGコンサルティング | 875万円 |
14位 | ベイカレントコンサルティング | 860万円 |
15位 | 三菱総合研究所 | 830万円 |
16位 | エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 800万円 |
17位 | アビームコンサルティング | 800万円 |
18位 | シンプレクス | 700万円 |
19位 | シグマクシス | 690万円 |
PwCコンサルティングはどんな会社?
名称 | PwCコンサルティング合同会社 (PwC Consulting LLC) |
創業 | 1983年1月31日、事務所開設 |
設立 | 2016年2月29日に組織変更を行いPwCコンサルティング合同会社を設立 |
従業員数 | 約3,000人(2022年3月1日時点) |
事業内容 | ・ストラテジー&コンサルティング ・マネジメントコンサルティング ・テクノロジーコンサルティング ・エクスペリエンスコンサルティング |
代表執行役CEO | 大竹 伸明 |
PwCコンサルティングの住所 | 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング |
PwCコンサルティングはPwC Japanグループが掲げる「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というパーパスのもと、監査や税務などのPwCメンバーファームと連携してコンサルティングサービスを通して価値を提供しています。
PwCコンサルティングは、元々KPMGの日本におけるメンバーファームとしてKPMGコンサルティングが前身になります。
旧KPMGコンサルティングはベリングポイントに名称を変更し、その後に2009年に米国ベリングポイントから分離・独立し、2010年にPwCのメンバーファームとして設立されました。
その後、ブーズを買収してStrategy&としてブランドを刷新し、戦略から実行まで一気通貫してPwCブランドで企業の変革を支援できる体制を構築しています。
現在は大手町のOtemachi Oneにオフィスを構えていますが、2010年当時は汐留の住友不動産汐留浜離宮ビルにオフィスがあり、その後に丸の内にオフィスを移転して、現在の大手町オフィスに移転しています。
現在もリモートワーク中心の働き方になっていますが、新たな大手町オフィスも空室状況が分かる等、新しい働き方に合わせた設計になっています。
PwC Japanグループは「数字で見るPwC」というページを公開しており、PwCグローバルネットワークやPwC Japanに関する売上規模・人員数・女性比率・有給取得率など、様々な数値を紹介しています。
PwC Japanの業務収益(=売上)は2022年時点で2,279億円です。前年度の2021年度の2,056億円から10.8%増加しています。特にコンサルティング・ディールアドバイザリーの伸びが大きく、業績が好調なことが分かります。
PwCコンサルティングの特徴と強み
PwCコンサルティングはコンサルティング業界のなかで「外資系総合コンサルティングファーム」と”呼ばれる”ポジションに位置しています。
実際の資本関係はデロイト等も含めて、日本法人は外国資本ではないのですが、通称では「外資系」に分類されることが多いファームです。
監査法人と共に同じメンバーファームに属するコンサルティングファームと共にBig4と呼ばれることも多く、デロイトトーマツコンサルティング・EYストラテジーアンドコンサルティング・KPMGコンサルティングが該当します。
分類 | 外資系 | 日系 |
---|---|---|
戦略系 | マッキンゼー BCG ベイン A.T.カーニー ローランド・ベルガー アーサー・D・リトル etc | ドリームインキュベータ コーポレートディレクション etc |
総合系・IT系 | アクセンチュア PwCコンサルティング DTC EYSC KPMGコンサルティング etc | 野村総合研究所 ベイカレントコンサルティング アビームコンサルティング クニエ etc |
PwCコンサルティングの特徴は、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)のグローバルメンバーファームとして世界各国のPwCメンバーファームと連携して経営に関する幅広いソリューションを提供しています。
また、PwCの日本法人では、PwCアドバイザリーやPwCあらた有限責任監査法人、PwC税理士法人等の日本国内のPwCメンバーファームとの連携を積極的に行っており、1クライアントに経営・財務・IT・組織人事・営業・物流・調達など、様々な切り口で経営TOPとコミュニケーションをとっています。
一般的に、監査サービスを提供しているクライアントにはコンサルティングサービスを提供する際に、非常に強い制約がかされます。(詳しくはエンロン事件等の歴史的背景をまとめたコチラを御確認ください)
PwCJapanはPwCあらた有限責任監査法人の収入比率が他のデロイトやEYに比べて低く、監査サービスを提供しているクライアントが少ない為、制約を持たずにコンサルティングサービスを提供しやすいというファーム独自の特徴も覚えておいてください。
PwCコンサルティングの特徴と強み①
PwCのグローバルネットワーク
PwCは世界150ヵ国以上に拠点を持ち、30万人以上のスタッフが在籍しています。大きな組織なので、各分野の専門家が社内に在籍していることが1つの大きな強みであり、グローバルの専門家に相談してプロジェクト運営の要諦を事前に相談してからプロジェクトを始めることができます。
日本企業の海外進出や海外各国での事業展開においても様々な事例や実績をもとに支援することができるのが、大きなグローバルネットワークに属して連携をするPwC Japanの強みの1つです。
地域 | 社員数 |
---|---|
アジア・オセアニア | 98,876人 |
米州 | 73,601人 |
欧州・中東・アフリカ | 122,894人 |
世界全体 | 約328,000人 |
PwCコンサルティングの特徴と強み②
PwC Japanグループ内の連携
PwC Japanグループにはコンサルティングの他に監査やファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務、コンプライアンス等、様々な専門組織があります。
それぞれは別法人で、個別に採用や組織開発をしていますが、PwC Japanとしてメンバーファーム間で連携をしており、特に他のBig4ファームよりも、その連携が強いと言われています。
例えば、コンサルティング側では強い関係性が無いクライアントでも監査や税務ではサービス提供をしている場合は、コンサルティング側にキーマンを紹介したり、サービス開発でノウハウを共有するといった連携を積極的に行っています。
日本のPwCグループ主要企業
- コンサル:PwCコンサルティング
- FAS:PwCアドバイザリー
- 監査:PwCあらた有限責任監査法人
- 税務:PwC税理士法人
インダストリーとサービスラインチームといった部門毎の連携も多く、人材だけでなく、ナレッジの共有やクレイアントに一緒に提案行くことも多いです。
PwCコンサルティングの特徴と強み③
PwC Japanの監査とコンサルの比率
最近、EYが監査法人とコンサルティングファームの分離を検討して、取りやめたことがニュースになりました。
EYは昔からEY新日本監査法人が監査業界では非常に強く、監査クライアント数も豊富に持っていました。その為、コンサルティングサービスの提供にも強い制限がかかる為、こうした分離を検討していた背景もあると言われています。
逆にPwC JapanではPwCあらた有限責任監査法人は任天堂等の有名企業を監査クライアントに持っているもののクライアント数はそこまで大きくない為、コンサルティングサービスを提供しやすいという特徴もあります。
1.PwCコンサルティングの採用HPを確認する
これは新卒年収は分かると思います。第二新卒やコンサル業界未経験で若手の内に転職する時は、新卒と同等または類する年収水準で転職することも多いと思うので、参考になるでしょう。
2.PwCコンサルティングに勤務したことがある方にヒアリングする
友人や知人にPwCコンサルティングで働いたことがある方がいる場合は、一度、生の声を聴くと、インターネットでは分からない具体的な話が聞けるでしょう。最近はココナラやビザスク等の経験を買えるサイトも多いので、そうしたサイトで話を聞くのも役に立つ情報を聞くことができるでしょう。
3.PwCコンサルティングへの転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談する
PwCコンサルティングへの転職は、転職支援実績の豊富な転職エージェントに相談すると具体的な転職時年収や転職後のステップを聞くことができます。
1つ注意点があるのは、PwCコンサルティングへの転職支援実績が「豊富な転職エージェント」に相談することです。コンサルタントは年収水準が高いので、転職支援実績のない転職エージェントも数多く、求人票を紹介してきます。
そういう実力の無い/低い転職エージェントに振り回されることが無いように、実績も実力も豊富な転職エージェントに相談するようにしてくださいね!
PwCコンサルティングへの年収や転職を事前に準備・対策をしたい方はアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてください。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、IT・コンサル領域でのヘッドハンターを務め、同領域のチームリーダーを務めるアサインエージェントの龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
さらに転職後もPwCコンサルティングで入るべきプロジェクトや独り立ちまでに必要なスキル・ノウハウをどのように獲得していくかまで、本当に親身にアドバイスしてくれます(転職までの平均面談回数が5~6回と多く、”親身”を有言実行してくれます)
PwCコンサルティングでどのような活躍ができるか?年収はどの程度になるか?
色々と知りたい方は、コンサルタント経験も持つ担当者にサポートしてもらえるアサインエージェント(ASSIGN AGENT)に相談してみてくださいね!
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残業時間と働き方
PwCコンサルティングは激務?
PwCコンサルティングは年収が高い代わりに激務になることもあるようです。
実際に、5~10年前までのPwCコンサルティングは労働時間が非常に長く、激務を理由に退職したり、体調を崩す人も一定数いましたが、最近では働き方改革もすすみ特に管理職未満のスタッフクラスはかなり働き方が改善されています。
ただ、コンサルティングファームはどこも似たような状況だと思いますが、プロジェクトの繁忙期には一定の残業があることも事実です。その分はプロジェクト終了後に長期休暇を取るなどで調整し、年間を通して労働時間を調整しています。
残業時間はプロジェクトによって大きく変わりますが、休日のプライベートをつぶすことは少ないと思います。ただ、優秀な方が多いのでプロジェクトに関する本を読んだり、次の作業計画を立てる等、次の仕事の準備をすることもあります。
ただプロジェクトの繁忙期や炎上期間中は、休日も関係なく、仕事にまい進する時もあります。そういう時はプロジェクト終了後に長期の休暇を取ることで稼働時間のバランスを取っています。
PwCコンサルティング/シニアアソシエイト/男性/在籍中(2022年時点)/在籍期間5年未満
PwCコンサルティングの年収を決める評価制度
PwCコンサルティングでは、プロジェクトでのパフォーマンスを基に評価会議で上位職者が議論し、基本的に能力のある人が評価され、昇進していく、実力主義と言えます。
PwCコンサルティングでの評価は年2回で、昇進は年1回6月に決まります。
評価は、各プロジェクトの評価をもとに、各自のコーチと呼ばれる上位職者が評価会議で皆さんの成果を説明して決まります。
多くの外資系企業では、この「評価会議」制度がとられており、コンサルティング業界ではないですがP&G出身の森岡さんの本で詳しく紹介されていたので、興味がある方は読んでみてください。
評価会議による評価は、必ずしも個人のパフォーマンスだけで決まるわけではなく、プロジェクトの規模やリードパートナーの売上や社内評価などでも微妙に変わります。
また評価される人のパフォーマンスを部門の評価会議で自分のコーチがどれだけ上手に(競争相手の同僚よりも素晴らしいと)説明できるかという点も大事だったりします。
私達編集部メンバーには事業会社とコンサルティングファームの両方で働いた経験のある者も多いのですが、概ね「定性的な評価や社内政治・人脈等の要素はあるものの事業会社よりはコンサルファームの方が妥当で公正な評価」をしているという意見が多いです。
PwCコンサルティングでは各職位(アソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャー等)で求められる能力が明文化されています。
その為、プロジェクト毎の評価が現職位程度なのか1個上の職位のレベルまでこなしたのか等、評価基準は明らかになっています。
確かに転職後にキャッチアップが必要で、求められる水準が高いこともあると思います。
しかし、こうした学習コンテンツでスピード感を持ってキャッチアップできるようになっています。
PwCコンサルティングに入社する前、転職対策時から何を勉強していくのか、どうやってキャリア形成をしていくのかを相談したい方は、アサインエージェント(ASSIGN AGENT)という転職エージェントがオススメです。
アサインエージェントは他の転職エージェントと大きく異なり、「転職」ではなく「キャリアの実現」にフォーカスをあてて皆さんの相談にのってくれます。
「キャリアで何を実現したいか」を重視しているので、最初の面談では会社や求人の話をしません。
転職対策もかなり手厚く、内定までに5~7回の面談をして、ケース面接をはじめ選考対策をしてくれるので選考通過率が非常に高く、上記の龍崎氏は60%(他の大手転職エージェントの平均内定率は4~5%)と圧倒的です。
コンサルティングファームへの転職前からしっかりと勉強して自分が目指すゴールを実現していきたい!まずゴール設計から相談したい!という方は是非相談してみてください。
もちろん転職前だけでなく、転職後もコンサルティングファーム内でどうやったら活躍できるかを何度でも相談にのってくれます。評価と関係なく、キャリアや学習の話ができるパートナーの存在は心強いので、気軽に相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/
PwCコンサルティングの中途面接対策はコチラ
PwCコンサルティングへの中途面接対策はコチラの記事を参考にしてくださいね。
- 転職対策!PwCコンサルティング中途組の傾向と通過率:強みは?書類選考・webテスト・1次面接・2次面接(ケース面接)・最終面接を受けた体験談
- 未経験は大丈夫?PwCコンサルティング第二新卒の平均年収と選考対策を紹介!Webテスト・ケース面接・最終面接・オファー面談の徹底対策l採用大学は?
- やばい?やさしいコンサルPwCコンサルティングの転職体験|パワハラはある?やめとけと言われる理由と離職率
- PwCコンサルティングからビズリーチのプラチナスカウト!直接応募すると内定率は高い?リクルートダイレクトスカウトやdodaプレミアムオファーとどっちが良い?
- PwCコンサルティングの厳しい中途採用と転職難易度別対策!大量採用計画に注意するべき”3つのポイント”
- PwCとは?PwCコンサルティングの特徴で分かる強みと弱み
FAQ|「Pwコンサルティングの年収」を調べてる方へ
- PwCの年収は高いですか?
PwCコンサルティングは近年、年収水準を上げた為、Big4のなかでも高い年収水準となりました。また固定給割合もあがり、より長期的に働ける環境を整備しています。
- PwCコンサルティングの採用大学・学歴はどこですか?
PwCコンサルティングの採用人数は新卒だと150~200人程度で、採用大学のボリュームゾーンは早慶以上です。PwCブランドは海外で有名で、海外大学に留学していた方がPwCコンサルティングJapanに就職することも多いです。
新卒採用はインターン経由での採用も多いので、インターン情報を逃さないようにしてくださいね!順位 出身大学 採用人数 1 慶応義塾大学 83人 2 早稲田大学 59人 3 東京大学 21人 4 東京工業大学 19人 5 上智大学 17人 PwCコンサルティングの新卒採用大学(出典:大学通信) 転職時の学歴は特に問われません。むしろ前職での業務内容・実績が大事で、得た経験とスキル・実績をPwCでの業務でどのように活かせるか?貢献できるか?を面接官に伝えることが大切です。
- PwCコンサルティングで30歳時の年収はどのくらいですか?
いつ入社するかにもよりますが、多くの場合がシニアアソシエイトかマネージャーで勤務していることが多いと思います。その場合、年収は750~1,600万ぐらいが多いでしょう。もちろん個人賞与・業績賞与によって多少の上限はします。
PwCコンサルティングへの転職を相談すべき転職エージェント
事業環境の変化により、様々なクライアントがDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められるなかでPwCコンサルティングは積極的に中途採用を強化しています。
ただ、これまでも御紹介してきたように専門性のない転職エージェントに押し込まれるような転職だけは絶対に避けなければいけません。
もしPwCコンサルティングへの転職を考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。
転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
転職前から“転職後”まで手厚くサポート
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/
『アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初の面談で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいますか?)
様々なコンサルファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして定着化・独り立ちまでをサポートしてくれるので、コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
- まずキャリアのゴールを相談したい
- コンサルティングファームへの転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- PwCコンサルティングに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- PwCコンサルティングに転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
コンサルティング業界への支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
『アクシスコンサルティング』は、全業界のなかでも平均年収が高いコンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
私達、編集部メンバーにはコンサルタントも多いので、コンサルティングファームやIT企業への転職で入社を考えている方には、よくオススメする転職エージェントです。
PwCコンサルティングへの転職を支援した実績はかなり昔からあり、多くの支援実績があります。
各コンサルティングファームのパートナーやMDクラスとの親交が深く、アクシスコンサルティングにだけ先に依頼した非公開求人の紹介などの紹介をいただくこともあります。
コンサル業界でのキャリアを考えている方には、オススメできる転職エージェントだと思います。
- PwCコンサルティングの年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- PwCコンサルティングをはじめコンサル・IT業界でのキャリアを相談したい
- 過去にPwCコンサルティングに入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- PwCコンサルティングに合わせた職務経歴書の添削や面接対策をして欲しい
高年収オファーを企業から直接もらう
ビズリーチ(Bizreach)
おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
PwCコンサルティングを始め多くのコンサルティングファームはBizreach内で採用を定期的に募集しており、PwCコンサルティングに直接応募して募集部署や採用求人の特徴を直接知ることができます。
「やさしい、コンサル」とはどういうことか、実際に働いている人の雰囲気は?を知るには、実際に話すことが一番確実です。
今は転職後もリモートワークが続く可能性が高いので、転職前に「オンラインで会っておく」のは転職後の疑似体験という意味でも大切です。
最近は、様々なコンサルティングファームや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。(最近、MckinseyやBCGの掲載を見つけて驚きましたw)
企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファーム・総合ファームだけでなく金融・不動産各社も求人掲載しています。
- 金融・IT・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- 金融・IT・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 採用に積極的なPwCコンサルティング等の企業から直接話を聞いてみたい
こういう方はビズリーチの登録もオススメです。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
*実際の応募は面接対策が出来る業界特化の転職エージェントも”併用”した方が良いと思います。
まとめ|PwCコンサルティングの平均年収は残業代込み960万円
PwCコンサルティングは急成長に伴って多くの採用を新卒・中途で進めています。
年収水準も高いですし、働き方改革が進みます。またPwCコンサルティングから次のキャリアの選択肢も豊富にあり、基本的には前職年収が考慮されるのでPwCコンサルティングでの高い年収をもとに次のキャリアに進むことができます。
年収やボーナスが増えることは大切ですが、もっと大事なのは「PwCコンサルティングでどういう経験をするか」「何を出来るようになるか」です。
この点だけは転職前から自分なりに言語化しておき、転職した後も定期的に更新していってもらいたいと思います。
記事中でも御紹介した転職エージェントのアサインエージェント(ASSIGN AGENT)は、キャリアゴールの設定から逆算して「次に必要なキャリア」から一緒に考えてくれます。
第三者的なコーチとして一緒に「自分は何を目指したいのか」「そのために何が必要なのか」を考えれば、「●●はやばい」「●●はやめておけ」といった声に心配することもなくなるでしょう。
まずは自分が何を目指したいのかを明確にするのが大切です。
また自分で出来る情報収集として、PwCコンサルティングの役員や社員のインタビュー記事を日経新聞やビジネス情報誌で探して読んだり、転職エージェントに相談してPwCコンサルティングの生の情報を教えてもらうこともできます。
転職エージェントから求人票をもらうことで、求人要件として「どういう人・能力」を欲しているかを知ることができます。
ぜひPwCコンサルティングに詳しい転職エージェントとよく相談して、皆さんのキャリアプランを作ってみてくださいね!