こんにちは、転職note 編集部です。
今回はシンクタンク・コンサルティングファームとして日本の官公庁向けの政策提言から社会課題解決まで幅広い案件を持つ三菱総合研究所(MRI)の特徴と強み/弱みをご紹介します。
三菱総合研究所は、もともと三菱創業100年記念事業の一環として設立されました。
創業当時は総務部・研究開発部・情報処理部・海外事業室・資料室・社長室・大阪支所の3部3室1支所、総勢180人でのスタートでした。
現在では1970年の創業から50年以上が経ち、日本国内でも有数のシンクタンクとなり、さらには事業領域を「Think&Act Tank」に広げ、社会課題の解決に乗り出した今では、「三菱総合研究所」の名前をご存知の方は多いと思います。
一方で、近年では三菱総合研究所がITコンサルティング領域に進出するとともに、他のITコンサルティングファームも増加し、改めて三菱総合研究所がどんな会社なのか?特徴・強み/弱みは何か?何がすごいのか?がわからないという方も多いと思います。
そこで今回は次のような疑問に答えていきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- 三菱総合研究所(MRI)の特徴は?
- 三菱総合研究所(MRI)の強み/弱みは?
- 三菱総合研究所(MRI)ってどんな会社?何が凄いの??
本記事では、三菱総合研究所(MRI)の特徴・強み/弱みをもとに中途採用の転職に向けた対策方法をご紹介していきます。
今回は、実際に三菱総合研究所で働いたことのある研究員・コンサルタントの方へのインタビューを行い、私達転職note編集部の実体験を交えてご紹介していきます。
事業会社から三菱総合研究所でのキャリアを目指す方の参考になる内容だと思うので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
シンクタンク転職では専門的なサポートが必須
働き方やデジタル化の更なる推進等、クライアントの事業環境の変化に伴い、三菱総合研究所が中途採用に求める採用候補の経験やスキルも変わってきています。さらに、世の中にシンクタンクやコンサルティングファームに関する情報が増えた一方で、実際とは異なったイメージも広がってしまっていると思います。
シンクタンク・コンサル業界への転職を検討されている方も多いと思いますが、まずはファーム毎の募集ポジションとその選考プロセス、過去の選考通過事例などを具体的に知ることで適切な選考対策をすることができます。
各ファームの特徴を把握するには、シンクタンク・コンサル業界のキャリア支援に特化したアクシスコンサルティングに相談するのが確実です。
長年コンサルティング業界へのキャリア支援をしている為、昔からの経緯を含めてどのような経験・スキルが求められているのか?具体的にはどのような転職求人やキャリアパスがあるか?年収水準はどの程度か?など、詳しく教えてくれます。
三菱総合研究所(MRI)への転職を考えている方は、まずは話を聞くだけ等、気軽に相談してみてくださいね。
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
株式会社三菱総合研究所の会社概要と歴史
株式会社三菱総合研究所は1970年5月8日設立で従業員数4,428名(23年9月30日時点)、2022年9月時点は4,235名なので200名近くの増員を遂げ成長している日本国内でも有数のシンクタンクです。
『「100億人・100歳時代」の豊かで持続可能な社会の実現』『事業を通じた社会価値の創出、社会課題解決』という経営方針のもと、中計2026の大方針を掲げています。
中計2026の大方針では『中計2023の基本的な方向性を堅持』『2030年のありたい姿からバックキャスト』『当初からMRI・DCS一体で計画作成』としています。
官公庁向けの調査・提言などを中心としたシンクタンク事業に強みを持ちつつ、三菱総研DCSというITコンサルティングサービスを提供するグループ企業とも連携して、上流の事業企画から業務改革・設計、システム開発・導入までを手掛ている企業です。
官公庁から民間まで、社会の様々な課題解決を企画から実装まで、クライアントと共に解決に取り組むことを約束している企業です。
株式会社三菱総合研究所の会社概要
商号 | 株式会社三菱総合研究所 |
英文商号 | Mitsubishi Research Institute, Inc. 略称MRI |
設立年月日 | 1970年(昭和45年)5月8日 |
従業員数 | 4,235名(2022年9月時点 連結) |
資本金 | 63億3,624万円 |
代表者 | 代表取締役社長 籔田 健二 |
連結売上高 | 2022年3月期 1,166億円 2021年3月期 1,030億円 2020年3月期 920億円 |
営業内容 | シンクタンク・コンサルティングサービス ITサービス |
出典:三菱総合研究所HP
株式会社三菱総合研究所の歴史
株式会社三菱総合研究所は1970年の設立は、もともと三菱創業100年記念事業の一環でした。
設立当初は、総務部・研究開発部・情報処理部・海外事業室・資料室・社長室・大阪支所の3部3室1支所、総勢180人でのスタートでした。
創業直後、第1次石油危機に直面するなど収益面での苦労もあったそうですが、事業の営業開拓が軌道に乗り、徐々に長期ビジョンやローリングプラン・中期経営計画の策定なども手がけるようになり、経営基盤の基礎を固めることができました。
その後、バブル崩壊の影響もあって「真正シンクタンク」としての成長の難しさと体質改善の必要性が高くなり、第5次中期経営計画では経営効率化と費用削減を進めざるを得ない時期もありました。
そこで新たにソリューション事業を立ち上げ、シンクタンクで培った経験とのシナジーもはかり、既存事業者とは異なるサービスを提供するようになりました。
また、「売り上げに占める民間企業の割合を5割以上」とする目標も加え、2009年に東証2部への上場を果たしました。
その後、「Think Tank」から「Think&Act Tank」に転換し、当社事業の幅を拡げています。従来のシンクタンクのイメージである「調査・提案・設計」にとどまらず、問題解決の実行に踏み込んでサービスを提供しています。
1970年代|シンクタンク「MRI」の誕生 ─ シンクタンク機能の日本への導入・定着
- 「独立」「学際」「未来志向」を基本理念に、1970年5月、三菱創業100周年事業として設立、同年9月創業
- “Better Information – Brighter Future”により未来志向を実践
- 当初のコンピュータ事業やソフト開発事業に加え、後半には研究開発部門の営業開拓が進展
1980年代|国内外の重要プロジェクトへの参画による事業の発展 ─ 日本で唯一の、あらゆる科学技術分野をカバーする総合シンクタンク
- 米国クレイ・リサーチ社製スーパーコンピュータの導入
- 重要な国家プロジェクトにも多数参画
1990年代|1世紀に向けたMRI創造へのチャレンジ ─ 官公庁分野の政策立案支援業務の拡大と既存事業構造の限界
- 「第二の創業期」と位置付けて世界一流の総合シンクタンクを目指し、事業分野を「経済・経営」「社会・公共」「科学・技術」「システム・情報」の4大分野に再編
- 海外駐在員事務所の拡充、自主研究開発の強化、実験研究施設の設置、処遇改善など、競争力強化
2000年代|ソリューション事業の立ち上げと上場 ─ 未来社会共創のための基盤づくり
- エクセレントカンパニーを目指し、経営再建・財務再建を通した企業体質改善と併せて、第二の事業の柱としてソリューション部門を立ち上げ
- ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社(現 三菱総研DCS株式会社)を連結子会社化して事業基盤を強化(2005年)
- 東京証券取引所市場証二部上場(2009年)
2010年代|Think & Act Tankへの展開 ─ 研究・提言から社会実装までを視野に入れた事業領域拡大
- 「Think Tank」から「Think & Act Tank」へ事業の幅を拡げ、社会課題に対し社会実装を通じて解決する方針の打ち出し
- 震災復興、Think & Act、新事業への取り組み
- 構想力・提言力向上、オープンネットワーク(プラチナ社会研究会、未来共創イノベーションネットワーク)への取り組み
- 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定(2010年)
2020年~|これからの未来共創
- 創業50周年(2020年)
- 経営理念の刷新(2020年)
- DX事業部門の設置(2020年)
- ベトナムとUAEに営業拠点を開設(2021年)
官公庁向けのシンタンクとしての豊富な実績とナレッジだけでなく、グループ会社の三菱総研DCSとのIT実装案件といった実装フェーズなどの専門性を身につけたいという方には、特におすすめできるシンクタンクです。
三菱総合研究所/MRIのキャリアを相談する転職エージェント
三菱総合研究所をはじめ、多くのシンクタンク・コンサルティングファームへの転職では各企業の特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
自分の経験やスキルが活かせる≒転職後の活躍につながり、評価や報酬・更なる経験やスキルの獲得にもつながっていきます。
三菱総合研究所をはじめとした各シンクタンクの特徴や強み/弱みを知りたい方は、シンクタンク・コンサル業界に特化してキャリア支援をしているアクシスコンサルティングに相談してください。
アクシスコンサルティングは、MRIへの転職支援実績が豊富で、パートナーや人事と常に情報交換しており、最新の情報を教えてくれます。
また過去に転職を支援したコンサルタントの方も多いので、プロジェクト現場の課題や活躍する人の特徴にも精通しており、皆さんにあったポジションを提案してくれます。
三菱総合研究所への転職を考えている方は、情報交換だけでも大丈夫ですので、気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
ここがすごい!
三菱総合研究所/MRIの特徴と強み
続いては三菱総合研究所/MRIの強みと弱みをご紹介します。
確かにシンクタンク業界を未経験だと各企業の強み/弱みというのは分かりにくいと思います。どのシンクタンクファームも様々なソリューションを提供しており、違いは無いように見えますよね。
しかし、実際にシンクタンクやコンサルティングファームで働いてみると企業毎の強み/弱みというのがよくわかります。
シンクタンクとして強いテーマ、金融業界に強い企業・自動車業界に強い企業、戦略と言っても事業部単位までで会社全体の戦略策定プロジェクトは事例が少ないファーム等、様々です。
そこで今回は改めて三菱総合研究所の強みは何か?をご紹介していきますね!
ここがすごい!三菱総合研究所/MRIの特徴と強み
総合的な課題解決力
「三菱総合研究所/MRIの強み」の1つはシンクタンク・コンサルティング、更には三菱総研DCSのICTソリューションで培ってきた「総合的な改題解決力があげられます。
売上構成では、シンクタンク・コンサルティングサービスが全体の41%、システム開発が37%、アウトソーシングサービス22%を占めています。
事業の構成としてはシンクタンク機能を持っているので野村総合研究所と似ています。実際に顧客基盤も金融会社が多く、その点も野村総研に似ているといえるでしょう。
一方で、アウトソーシングサービスを野村総研は提供していないので、その点はアクセンチュアに似ているともいえるでしょう。
シンクタンク機能・コンサルティング・システム開発・アウトソーシングという事業構成は、確かに他の会社にない総合力となって様々な課題解決に貢献することができる大きな強みになっています。
近年は三菱総研DCSと協業・連携をふかめ、経営改革案や事業計画をコンサルティングサービスで策定した後、三菱総研DCSと連携してITの導入まで支援できるようになり、DX事業成長の要因の1つになっています。
特に祖業であるシンクタンク事業を担う人材な非常に優秀な人が多く、全社で990弱、社会科学系だけでも305名前後の人員が在籍しており、法律・政治・政策から航空・宇宙、環境工学、情報システム科学等も網羅して、専門性を発揮しています。
官公庁では数年毎に担当者が異動してしまう為、高い専門性のもと前任者からの背景や経緯をしっかりとふまえてサービスを安定して供給してくれる三菱総研が強い信頼を得ています。
ここがすごい!三菱総合研究所/MRIの特徴と強み
総合サービスを提供できる幅広い「顧客基盤」
三菱総合研究所は官公庁だけでなく、民間の金融・カード事業者に対して全体売上の45%のサービスを提供しています。
三菱総研は官公庁が主要顧客のイメージが強いかもしれませんが、2005年には、ITソリューション事業を強化する目的でダイヤモンドコンピューターサービス株式会社 (現 三菱総研DCS株式会社) に資本参加し、特に金融・カード事業者へのサービス提供を強めています。
メガバンク向けには「基幹システム」や「外為インターネットバンキング」等のシステム開発、カード会社向けにも「クレジット決済システム」や「入会審査システム」等のセキュリティ基準の高いシステム開発を受託しています。
こうしたシステム開発力や開発実績の多さは、次の案件の獲得を容易にすることができます。
また、こうしたシステム開発案件から上流領域の「金融業界向けのコンサル提言機能の強化・テーマ拡大」を2026年の中計に掲げています。
このように多様な顧客基盤があり、サービスを提供している実績は、更に上流領域や他のテーマへの拡大につなげる契機となる強みになります。
ここがすごい!三菱総合研究所/MRIの特徴と強み
多彩な「プロフェッショナル人財」の在籍
三菱総研の最後の強みは、専門性の高いサービスを提供できる専門性の高い人材が豊富に在籍していることです。政策関連の調査業務は、1つ1つのリサーチの切り口やソースの設計等でも専門性が必要になります。
もちろんリサーチのテーマも様々で時代によって異なります。そうした様々な問題を構造的にとらえて課題を抽出し、解決策を導出する能力が高い人材が多いことは他社では提供できにくく、1日2日で同様の能力を持つ組織を作ることは非常に困難です。
また三菱総研では様々なプロジェクトに合わせて、こうした専門家がチームを組成してコラボレーションして働いており、大手ファームでありがちな所属組織や専門性でサイロ化した組織とは大きく異なります。
こうした社内人材に対しては、三菱総研の方にインタビューさせていただいた際にも同様の声があげられていましたので、合わせてご紹介させていただきます。
研究員、在籍4年以上、中途入社、男性
頭が切れる方が多く、それぞれがモチベーション高く働かれていると思います。長い時間をかけて官公庁に政策提言をしてきた実績から適切なアプローチや構造化を素早く見出して、業務遂行に活かしているところは大きな強みだと思います。
研究員、在籍3年以上、中途入社、男性
専門性が高く、優秀な方が多いです。仮説を立てるスピードが速いだけでなく、リサーチ等の実務スピードもはやく、転職当時は信じられないスピードにかなり驚きました。特に政策周りの調査業務では、精度の高いアウトプットを高速で出す方々を非常に尊敬しています。
研究員、在籍6年時用、新卒入社、男性
社内に特定の専門性を持った方が多数在籍しており、自分がわからないことでも社内のどこかには非常に詳しい方がいて、話を聞くことで解決することが多いです。状況によってはプロジェクトに参加してもらうことも可能で、変なプライドもなく、みんなが紳士的かつ丁寧に相談に対応してくれます。
こうした社内に専門性を持った人材が沢山いること、さらにそうした優秀な方が積極的に一緒に働いてくれることは三菱総研の強みの1つだと思います。
三菱総合研究所/MRIのキャリアを相談する転職エージェント
三菱総合研究所をはじめ、多くのシンクタンク・コンサルティングファームへの転職では各企業の特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
自分の経験やスキルが活かせる≒転職後の活躍につながり、評価や報酬・更なる経験やスキルの獲得にもつながっていきます。
三菱総合研究所をはじめとした各シンクタンクの特徴や強み/弱みを知りたい方は、シンクタンク・コンサル業界に特化してキャリア支援をしているアクシスコンサルティングに相談してください。
アクシスコンサルティングは、MRIへの転職支援実績が豊富で、パートナーや人事と常に情報交換しており、最新の情報を教えてくれます。
また過去に転職を支援したコンサルタントの方も多いので、プロジェクト現場の課題や活躍する人の特徴にも精通しており、皆さんにあったポジションを提案してくれます。
三菱総合研究所への転職を考えている方は、情報交換だけでも大丈夫ですので、気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
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三菱総合研究所/MRIの弱み
DX事業を成長事業に据えていますが、金融・カードやそれ以外の分野でのDX事業の成功パターンの確立という点はあると思います。
強みや弱みは相対的な評価なので、確かに顧客基盤やサービスの総合力は強みだと思います。
一方で、アウトソーシング事業がアクセンチュアと同程度かというとそうではないですし、金融・カード事業者向けのDX事業も野村総研ほどではないでしょう。
更に金融・カード事業者以外の会社は、まだまだ成長余地が大きく、当該領域は他の大手コンサルティングファームやIT事業者が既存受託者としている為、必ずしも三菱総研が盤石な基盤を作れているわけではないでしょう。
こうした「これから広げていく領域」に向けたコンサルティングサービスやシステム開発の拡充・実績の蓄積、人材の採用は必要になってくるでしょう。特にエンジニア周りはオファー年収が高騰しており、どこまで優秀な人材を継続的に採用できるかは今後の重要な課題になると考えられます。
コンサルティングサービスもシステム開発も人月商売なので、人の採用と定着は非常に重要な問題です。
逆に言えば、それ以外の固定収入が見込めるビジネスがないのは、三菱総合研究所の弱みともいえるでしょう。
更に他の大手コンサルティングファームであるBCGやアクセンチュアは合弁会社を事業会社と共に設立する、AI等の先端技術に積極的に投資する等の新しい動きを進めており、Big4も類似した取組みを進めて次の違い作りに次々に取組んでいます。
こうした他の事業会社とのコラボレーションや先進領域への投資は、大手ファームよりも少なく、その点で後手を踏む可能性はあるでしょう。
どこがスゴイの?
三菱総合研究所/MRIのプロジェクト事例
出典:経済産業省 洋上風力に係る官民連携の在り方の検討のための調査
こちらは経済産業省から受託した「エネルギー需給構造高度化対策に関する調査事業」の成果報告書です。
株式会社三菱総合研究所は全体の売上の30.8%(22年9月連結決算)が官公庁からの売上であり、全体の大きな割合を占めます。
官公庁関係からの受託事業は入札結果が公示されており、誰でも見ることができます。
そのなかから三菱総研が受託した事業を探して、こうした成果報告書を確認することで、実際にどんな事業を受託しているのか知ることができます。
またこうした資料を見ることで、実際に自分が転職した後に、どういう仕事をするのか?どうしたらよりバリューを出すことが出来るのか?を考えて準備することができます。
決算資料や会社HPを見ることはもちろん大切ですが、こうした公式の資料からも分かることは沢山ありますので、ぜひ皆さんも色々と調べてみてくださいね!
個人的にはこの”洋上風力のサプライチェーン構造”とかも知らなかったので面白かったです!
三菱総合研究所/MRIのキャリアを相談する転職エージェント
三菱総合研究所をはじめ、多くのシンクタンク・コンサルティングファームへの転職では各企業の特徴や強み/弱みを把握して「自分が活躍できるか?」「得たい経験を積めるか?」を事前に考えておくことが大切です。
自分の経験やスキルが活かせる≒転職後の活躍につながり、評価や報酬・更なる経験やスキルの獲得にもつながっていきます。
三菱総合研究所をはじめとした各シンクタンクの特徴や強み/弱みを知りたい方は、シンクタンク・コンサル業界に特化してキャリア支援をしているアクシスコンサルティングに相談してください。
アクシスコンサルティングは、MRIへの転職支援実績が豊富で、パートナーや人事と常に情報交換しており、最新の情報を教えてくれます。
また過去に転職を支援したコンサルタントの方も多いので、プロジェクト現場の課題や活躍する人の特徴にも精通しており、皆さんにあったポジションを提案してくれます。
三菱総合研究所への転職を考えている方は、情報交換だけでも大丈夫ですので、気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてくださいね!
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
三菱総合研究所/MRIへの転職ではコチラもチェック
三菱総合研究所への転職を考えている方は、是非、コチラの記事も併せて読んでみてくださいね。
三菱総研/MRIの中途転職を相談すべき転職エージェント
新型コロナウイルスが流行してから、多くの企業が事業環境の変化をまのあたりにして、様々なDXや働き方改革、事業転換等、様々な改革が求められています。
そのため官公庁では様々なテーマでシンクタンクの力を借りる場面が増えました。
更に多くの事業会社でコンサルタントの問題解決能力を持つ人材が必要とされていますし、そうした企業からプロジェクトを受注するコンサルティングファーム各社は採用を強化しています。
もしシンクタンクでのキャリアやコンサルタントとしての活躍を考えているのであれば、ここまで御紹介してきた通り「自分がキャリアで何を実現したいのか」「今の転職で何を実現すべきなのか」は、目先の転職だけでなく、転職後も頑張り続ける為に非常に大切です!
そこで将来、コンサルタントとしてのキャリアを考えている方に向けて、コンサルタントのキャリアに詳しく、キャリア支援(棚卸→ゴール設定→実現に向けたアクションプラン策定等)で評判の高い転職エージェント・転職サービスをご紹介しますね。
転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」と「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています。
転職市場の動向で「有効求人倍率」など、一般論を話してくる転職エージェントは要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、コンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。
企業から直接聞いた具体的な話やキャリアアドバイザー本人の体験談、過去に支援した人の実績など、実態のある話なのか?本当に役に立つ話をしているか?はアドバイスを受ける方もきちんと確認しましょう。
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。
シンクタンク・コンサル業界への転職支援実績No1
アクシスコンサルティング
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
アクシスコンサルティングは三菱総合研究所や野村総合研究所をはじめとしたシンクタンク・コンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。同業界への転職支援で豊富な実績があります。
各ファームのパートナーや人事から話を直接聞いており、コンサル業界全体の転職動向から各ファームで必要なスキルや経験をよく理解しています。
また、転職を日々支援するなかで、転職後に失敗してしまう方の傾向やコンサルタントの次のキャリアを含めて提案ができるのは業界特化の転職エージェントならではです。
- 三菱総合研究所の特徴や強み/弱みをもっと具体的に知りたい
- 三菱総合研究所の年収や働き方などの話を気軽に聞いてみたい
- 各ファームのコンサルタントのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 過去に転職した人が評価された経験やスキルを知りたい
- 各ファームに合わせた職務経歴書の添削やケース面接対策をして欲しい
こういう方は、転職活動していなくても気軽にアクシスコンサルティングに相談してみてください。
転職前から“転職後”まで手厚くサポート
アサインエージェント(ASSIGN AGENT)
おすすめ度:★★★★★(5点満点中 5点)
公式サイト:https://assign-inc.com/
『アサインエージェント(ASSIGN AGENT)』は、キャリアを真剣に考える20~30代の方の転職を支援する特にコンサルや有名企業への転職支援に強い転職エージェントです。
実際にお話を伺いましたが「最初の面談で求人は紹介しない」「転職よりもキャリアのゴールが大事」「面接対策は何回でも」「転職後も一人立ちするまでサポート」と本当に手厚いサポートを実際にやっていることに驚きました。
(こんなにやってくれるエージェントさん他にいますか?)
様々なシンクタンク・コンサルティングファームへの転職を支援した実績も豊富なのと、実際に支援してくれるエージェントの方が元コンサルタントの方が多いので、ファーム内で求められるレベルや視点・視座の高さをよく理解されているので、業界未経験の方は会話を通して”何を準備しないといけないのか”がよくわかると思います。
決して「上から目線」ということはなく、転職を検討されている方の1人1人のキャリアにコミットしてくれるので、過去の意思決定の棚卸から、目指すべきゴール、今選ぶ選択肢とロジカルに言語化してくれます。(コーチングに近い部分も多いように思います)
また転職後もサポートして定着化・独り立ちまでをサポートしてくれるので、シンクタンク・コンサルティングファーム側からも高い評判を得ている転職エージェントです。
コンサルタントとしてプロフェッショナルのキャリアを考えている方は、必ず登録しておいた方がよいエージェントだと思います。
▼アサインエージェントへの相談がオススメの方
- まずは自分のキャリアのゴールを相談したい
- 三菱総合研究所への転職に向けて十分な選考対策をしたい
- 多くの企業を受けてる余裕は無いので高い選考通過率で転職したい
- 三菱総合研究所に入社した人(未経験を含む)が評価された経験やスキルを知りたい
- 三菱総合研究所に転職した後も継続的に相談できるパートナーが欲しい
企業から高年収スカウトを直接もらう
Bizreach(ビズリーチ)
おすすめ度:★★★★☆(5点満点中 4点)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチの名前は多くの方が御存じだと思いますが、ダイレクトリクルーティングサイトだということは知っていましたか?
ビズリーチは企業やヘッドハンターと求職者を直接結ぶサイトです。
登録するとビズリーチから求人提案が来るのではなく、登録している企業やヘッドハンターから連絡があります。興味がある求人を紹介されたら、その企業やヘッドハンターと電話やオンラインで面談する流れです。
またシンクタンクや官公庁が求人を掲載しているので、自分で直接応募することが出来ます。企業は転職エージェントに支払う手数料よりも採用コストが低いビズリーチの活用に積極的になっており、戦略ファームや金融・不動産各社も求人掲載しています。(転職関連のサイトで掲載企業数が最も多いと言われています)
- シンクタンク・コンサルファームから直接話を聞いてみたい
- シンクタンク・コンサル業界への転職支援に強いヘッドハンターに出会いたい
- 三菱総研や野村総研等、シンクタンクでのキャリアを相談したい(転職は未定)
- 自分のキャリアでコンサルファームからスカウトが来るか試したい(市場価値を知りたい)
実際に応募するかは別にして、ビズリーチに登録して連絡がきた企業から話を聞いてみるのをオススメします。1次情報より確実な情報はないので、その機会を得る為にもビズリーチに登録しておいてください。
また、少数精鋭ながらコンサル業界に強いヘッドハンターとのパイプも重要です。
転職は本当に転職エージェント・ヘッドハンター毎に紹介できる求人が違います。
業界に強い転職エージェント・ヘッドハンターとの縁は大切にしてくださいね。
まとめ|すごい?三菱総合研究所/MRIの歴史的な特徴と強み・弱み
いかがでしたか?
三菱総合研究所の特徴と強み/弱みを実際のプロジェクト事例を踏まえて御紹介してきました。
三菱総合研究所は官公庁向けのシンクタンク事業を基盤とし、金融・カード事業者を中心としたDX事業を成長の柱として、様々な専門的知見を持つコンサルタントが在籍しています。
当然ですが、官公庁では省庁毎に強いパイプを持っており、相談事が出来た時に三菱総合研究所の担当者にも相談が来るようになっています。
また、金融・カード事業者向けのITサービスは着実に実績を積み上げており、他の業界のクライアント開拓につながっていくでしょう。
三菱総合研究所が成長事業として注力するDX事業は、様々な業界の企業が必要としており、今後も成長を続けていく可能性が高いでしょう。
シンクタンクやコンサルティングファームはどこも似ていて「何がすごい」のか、分かりにくいことも多いと思いますが、実際は業界や企業、SCMやCRM等のテーマ、上流・下流と得意領域が分かれています。
三菱総合研究所では1人のコンサルタントが複数プロジェクトを掛け持ちするので、短期間で様々な業界やプロジェクトの知見がたまります。
1つのプロジェクトでの経験は他のプロジェクトでも活かすことができ、要諦をおさえた効率的なプロジェクト運営が出来るようになっています。
「官公庁向けの政策提言等の調査・コンサルティングで経験を積みたい」「IT領域で(特に金融・カード領域)コンサルタントとしての経験をつみたい」という方には、非常に魅力的な企業だと思います。
ただ、より具体的な企業やプロジェクト、社内異動等の可能性を知りたい方は、シンクタンク・コンサル業界への転職支援実績が豊富な転職エージェントに相談してみてください。
私達も様々な方の体験談や私達がコンサルティング業界で働いた経験をもとに、情報を御紹介していきたいと思っています。
様々な情報ソースを使い、皆さんが目指すキャリアを実現される実現されることを願っています!頑張ってくださいね!!