監査法人

公認会計士からコンサルへの転職!FAS・戦略・再生の検討

こんにちは。転職ノート編集部です。
私達は、全員で20回以上の転職経験があり、様々な業界で働いた経験を持つ年収1千万を超えるコンサルタントを中心とした執筆チームです。

今回は、会計士の方でコンサルティング業界への転職を考えられている方にむけて、コンサルティング業界に転職する際の選択肢、メリット/デメリット、注意点をまとめて御紹介します。

私達のメンバーにも数年前に転職したメンバーがいます。
今回は私達編集部の経験を交えて、御紹介しています。

監査法人にはいつでも戻れますし、30代前半で転職してチャレンジができ、自ら企業に提言する機会を経験できたことには満足しています。

ただ、のちほど詳しく紹介しますが、残業時間も長く、頭の使い方もまったく違うので、辛い時もあります。

そうしたメリット/デメリットや注意点を事前に知っておいて欲しいと思い、今回、まとめさせていただきました。

Withコロナ時代にコンサル業界への転職を成功させる!

新型コロナの流行を受けて、監査法人各社も働き方やデジタル化の更なる推進等、働く環境が大きく変わりました。

Withコロナでの転職は、こうした各法人の求人ニーズを把握しなければいけません。

最新の求人意向や年収などの各種条件は、コンサルティング業界への転職を長年支援してきたアクシスコンサルティングに相談しましょう。

人気の求人から埋まってしまいますので、転職を考えている人は早めに登録して、求人の有無と条件を確認しておきましょう!

<1分で終わる登録方法はコチラ>

会計士のコンサルティング業界へ転職 選択肢

コンサルティング業界への転職と言っても、会計士の転職先には大きく3つの候補があると言われています。

  1. FAS(フィナンシャル・アドバイザリー・サービス)
  2. 事業再生系のコンサルティング会社
  3. 戦略系のコンサルティング会社

どの分野の企業も公開情報が少なく、忙しい会計士の方は情報収集をして整理するのが大変だと思いますので、参考になれば嬉しいです。

1.FAS(フィナンシャル・アドバイザリー・サービス)

監査法人に勤める会計士の次のキャリアとして真っ先に挙がるのが、Big4系および独立系FASだと思います。

●該当企業
デロイトトーマツフィナンシャルアドバイザリー合同会社
PwCアドバイザリー合同会社
株式会社KPMG FAS
EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社

●採用意欲
20年4月にエージェントと会話した時点では、
30歳前後のポテンシャル採用は依然として積極的とのことです。

●転職時の難しさ
FASの内部にはデューデリジェンス、M&Aアドバイザリー、リスクマネジメントなど様々なチームが存在します。

特に財務デューデリジェンスは監査と共通する部分が多いため、30歳前後までであれば監査経験のみでも採用される可能性が高いです。

また、転職後も大きくカルチャーや業務内容のギャップを感じずに従事することが出来ます。

財務デューデリジェンスは、企業がM&A(買収)をする際に、投資対象企業のF/Sを見て企業価値を評価し、投資の意思決定を行います。

そのF/Sを正しい形(買い手側の会計方針に合わせた形)に補正する必要があり、この補正作業を財務デューディリジェンス(財務DD)といいます。

一方、M&Aに関連する業務に就きたい場合は、クロスボーダー案件に対応出来るだけの英語力が必要になります。

応募時点では、実際にビジネスで英語を使ったことがなくてもTOEICなどの指標で一定のレベルをクリアしていれば問題ありません。

ただし、入社後に評価されるには早期のキャッチアップが必要です。

監査法人内アドバイザリーとの違いは、非監査業務の多いDeloitteを整理したコチラを参考にしてください。

2.事業再生系のコンサルティング会社

●該当企業
経営共創基盤、リヴァンプ、山田ビジネスコンサルティング等が該当します。

経営状態に問題を抱える企業を支援し再生へと導くコンサルティングファームも、公認会計士の知見を活かすことの出来るフィールドです。

また先ほど御紹介した大手FASの内部にも、リストラクチャリング部門といった形で同様の機能を果たす部署が存在します。

●採用意欲
20年4月にエージェントと会話した時点では、
30歳前後のポテンシャル採用は依然として積極的とのことです。

●転職時の難しさ
こうしたファームでは戦略策定やマーケティングといった財務面以外の経験を幅広く積めます。

将来的にCFOなどの企業経営を目指す会計士には魅力的だと思います。

しかし、地方への頻繁な出張や常駐、危機的状況にあるクライアント企業内の刺々しい空気、等、総じて厳しい職務環境ではります。

私も以前、買収後の企業の経営再建フェーズでプロジェクトに入ったことがありますが、毎週のように経営サイドに重い意思決定をしてもらわないといけません。

その為の準備も相応の緻密さが求められ、かなりストレスフルでしたが、そこで得られた経験で一回りも二回りも成長できたと思います。

3.戦略系のコンサルティング会社

●該当企業
McKinsey & Company、Boston Consulting Group、Bain & Companyが該当するでしょう。

●採用意欲
20年4月に転職エージェントと会話した際には、戦略ファームの採用意欲は、ここ数年通り比較的積極採用モードとのことでした。

特に最も採用したい30歳前後のポテンシャル採用は依然として積極的で、30代後半の専門性高い人材も積極的に採用する方針と聞いています。

デジタル関連のプロジェクトは引き続き増加しており、会計士の方がバリューを発揮できそうなM&A案件なども多く手掛けています。

戦略ファーム以外のコンサルティングファームでも戦略プロジェクトを扱っていますが、比較的専門知識のある方が評価される傾向にあります。

●転職時の難しさ
戦略系ファームの場合、会計士の知識や経験が活きないことはありませんが、「より高度な論理的思考力や問題解決力」が求められます。

転職を検討される際には、全く新しい分野に挑戦するぐらいの気持ちで、挑戦する必要があるでしょう。

また、マッキンゼーやベインは採用プロセスに英語でのケース面接がありますので、英語力も当然必要になります。

コンサル業界転職のメリット・デメリット

メリット

●年収
平均年収が高い業界なので年収は上がることが多いです。
コロナの影響はありますが、積極的な採用姿勢は変わっておらず、コンサルティング業界も人不足なので年収は上がりやすくなっています。

また、監査法人と違い、賞与による年収の上がり幅も大きいので次年度以降の評価が良ければ数百万円単位で年収が上がります

●やりがい
会計処理の監査(=チェック)から、企業の改革支援に変わり、プロジェクトを成功させれば、クライアントから大きな感謝と信頼を得られます。

また、既存のプロジェクトから企業の課題を特定し、次のプロジェクトの提案をする等、企業の成長に直接的に貢献できます。

これは、監査の同じような手続きを繰り返すより、やりがいにつながりやすいと思われている方が多いように思います。

●キャリアの幅
監査法人は慢性的に人不足なのは皆さんも重々、ご存じのことと思います。

また、資格職ですので、また戻りたいと思えば戻れるという前提は会計士の皆さんの特権でもあります。

その中で20代~30代で一定の経験を積んだ時に、全く違う立場でのキャリアは様々な考え方を変える機会になると思います。
*各ファーム共に積極的な採用層は30代前半、ギリ30代後半ですので、転職を考える時は、早めにしましょう

デメリット

(プロジェクトによっては非常に)忙しくなる
コンサルティング業界は、一般的には「忙しい」です。

特にFAS、戦略、事業再生の領域は、特に忙しい領域ですので、言わずもがなですが、検討する前に心しておきましょう。
*そりゃそうですよね。事業再生なんて、再生が必要=ほっとけば潰れる、ような状況で入っているので、一切の甘えなくやり切らないといけないのは想像に難くありません

●忙しい時期が分からない
監査法人では監査先企業の決算期を中心に、ある程度の繁閑期が読めます。

一方で、コンサルティング会社の場合は、アサインされるプロジェクトの都合が全てです。

プロジェクトの都合で、今すぐ忙しくなりますし、アサインされないor比較的緩いプロジェクトの場合は、数か月単位で自由に過ごせます。

Withコロナ時代の転職活動成功のポイント!

新型コロナウイルスの流行により、転職市場は1次的に止まりましたが、顧客のデジタル化や働き方改革のニーズはより強まり、元々、人手不足だったFASやコンサルティングファームは中途採用を強化しています。

私達にも、各転職エージェントから求人の提案が届いています。
こうした状況での転職活動では、転職エージェントの力を借りて効率的に進めることがとても大切になります。

ポイント1:求人意欲を確認する
求人にも様々な背景があります。
経験者採用のみ、マネージャー以上の採用のみなど、求人票に書かれていない企業の求人意欲を事前に確認しておくことが大切です。

ポイント2:最新の転職成功者の経験やスキルを知る
新型コロナ流行後の転職成功者の経験やスキルを知っておくことが大切です。

プロジェクトにアサインされれば経験者/未経験者に関わらずパフォーマンスすることを求められます。

転職に成功した人、監査法人から転職する人で活躍した人の特徴など、評価されたポイントと近い経験や能力を知ることで中途入社の可能性を上げることができます。

この2つのポイントを転職エージェントに確認することで効率的に成功確率を高めて転職活動を進めることができます。

ただし、専門性がない・営業活動として捌きにくる転職エージェントには、以下の条件を明確に伝えましょう。

  • 目的を明確に伝える(情報収集・転職活動など)
  • 企業から直接聞いた生の求人情報を知りたいこと
  • 直近の転職成功者の経験やスキルを知りたいこと

有効求人倍率など、一般論で話してくる人は要注意です。
*有効求人倍率はハローワークの求人数と応募数の割合です。ハローワークで紹介される警備員や建築現場作業員の求人倍率が、会計士やコンサルタントに紹介される求人の動向として参考に足る情報とはいえないでしょう。

企業から直接聞いている具体的な生の話を確認しましょう。

転職ノート
編集部

転職エージェントに営業として捌こうとしてくる人も多いのも実態です。
私達もよく出会いますが、面接日程調整の丸投げやどのエージェントでも見るような求人しか出してこないエージェントには「他社との差がないこと」「●●をしてほしい」と自分の意思を伝えています
皆さんも転職エージェントとはお互いに敬意を持てる誠実な関係が築けるといいですね。

コンサル業界への転職実績No1:アクシスコンサルティング

<1分で終わる登録方法はコチラ>

アクシスコンサルティングは、コンサルタントの転職に強みを持つ転職エージェントです。

企業担当と求職者担当が同じ人なので、企業から直接求人ニーズを聞いており、企業の求人ニーズやその背景をよく理解しています。

各監査法人やコンサルティングファームとは長年の信頼関係を築いており、過去の転職成功事例を多く知っています。

また、最新の求人状況(どの部門/役職が採用を強化している、など)と「こういう人は辞めやすい」といった退職傾向を知ることができます。

  • コロナ後の各ファーム求人ニーズと背景を具体的に知りたい
  • 求人で想定されている社内での役割や立ち位置を知りたい
  • 過去のファーム転職成功者が評価された経験やスキルを知りたい

各ファームの最新情報と具体的な求人内容、転職成功者の情報を知りたい方アクシスコンサルティングに登録しましょう。

FAS・ファンド系案件ならコトラ

会計士やUSCPAなどの資格を活かして、FASやファンドへの転職を考えている方はコトラへの相談が必須です。

コトラは金融機関出身者が作ったサービスの為、転職エージェントにも金融機関出身者が多く、FASやファンド、大手コンサルティングファームの金融系部門への転職をよく理解しています。

FASやファンドは求人の入れ替わりが激しいのと選考が厳しいので、過去に転職を成功させた方の能力や経験をよく理解しておかないといけません。

その点、コトラは過去の転職者と企業の最新ニーズを具体的に教えてくれるので、興味がある人は必ず登録しておきましょう。

  • FASやファンドの求人を具体的に知りたい
  • 求人で想定されている社内での役割や立ち位置を知りたい
  • 過去の転職成功者が評価された経験やスキルを知りたい

金融機関やファンドでの活躍を志す方はコトラに相談しましょう。

求人数と転職支援実績No1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、言わずと知れた転職エージェントの最大手です。

リクルートの圧倒的な営業力で企業から多くの求人を獲得しています。
また、企業側から見ても紹介数が多い企業を雑には扱えないので、年収や入社日などの条件交渉も強いのが特徴です。

比較的に短期で転職を決めようとする傾向にはあるので、出来るだけ短期間に転職を決めたい方にオススメです。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 監査法人系や大手コンサルなど幅広く求人を知りたい
  • 転職活動を引っ張ってもらい短期で転職先を決めたい

こういう方は、リクルートエージェントに登録しましょう。

転職サポートが手厚い:doda

1~2回目で職務経歴書や面接に自信が無い方には、dodaはオススメです。
類似経験が書かれた職務経歴書のフォーマットを送ってくれたり、個別相談や自己分析支援など、中長期的に転職活動を手厚くサポートしてくれます。

手続きのシステム化が進んでおり、マイページを持つと求人の提案が続々と来ます。興味ある案件を「お気に入り登録」していくと、だんだん希望に沿った求人が届くようになります。

FASやBig4系のコンサルティングファームへの転職を相談すると同時に、近い年収や条件の提案をもらえるので、早めに登録しておきましょう。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 大手コンサルファーム・FASなど幅広く求人を知りたい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい

dodaは紹介求人数が多く、サイトで自分で探すこともできます。
また連絡やサポートが丁寧で、営業っぽくしないので編集部メンバーも毎回使うメンバーが多いです。こういう方は、dodaに登録してみてください。

私達も転職活動の時に、複数の転職エージェントに登録します。
複数に登録すると転職エージェントが手元にある求人だけ提案してきている(=他のエージェントと案件がかぶっている)かが分かります
他社と差がない、魅力がない、ということをキチンと伝えて転職エージェントにやる気を出してもらうことも転職活動で大切なポイントになります。
全部に全力投球する必要はありませんが、メイン1社・サブ2社ぐらいは登録しておきましょう。

コンサル業界への転職を成功させる為に

公認会計士の方が、コンサルティング会社に転職する際の選択肢・有名企業・各社採用意欲・転職時のメリット/デメリットを整理しました。

✓転職先は大きく3つのコンサル会社の分類に分かれる
 1.FAS(フィナンシャル・アドバイザリー・サービス)
 2.事業再生系のコンサルティング会社
 3.戦略系のコンサルティング会社
✓会計士の方はFASへの転職が多い
✓上記1.~3.共に積極的に採用を継続中
 *但し、20~30代が積極採用層なので、早めに検討を
✓年収は上がることが多い
✓働き方がプロジェクトに左右されるようになる
✓やりがいは増すが、監査とは違い、より論理的な思考力やファシリテーション力、プレセンテーション力が求められる
✓転職する時には、事前の情報収集を!

転職をする際には、同じグループ内(Big4系の監査法人で同グループのFASなど)でもエージェントには一度、登録して他社を含めた客観的な情報収取と年収や条件を確認することはしておきましょう。

皆さんの転職活動に何かしらお役に立てれば嬉しく思います。

大変な時期が続きますが頑張ってください!