空輸 業界

【転職体験記】コロナ後に客室乗務員CAを辞めた5つの理由

こんにちは。転職ノート 編集部です。

新型コロナウイルスの流行後、航空業界は大きな打撃を受けています。
同業界で働いている客室乗務員(CA)の方々は、今後の将来に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は客室乗務員(CA)として働かれている方にお話を伺い、悩んでいる方に向けて、「客室乗務員の不安の解消方法や辞める理由」を紹介します。

・いつまで自宅待機が続くか分からない
・ボーナスも出ないし、もともと低い年収が更にキツイ
・客室乗務員になれたけど、フライトも少なくて自分の将来が不安

客室乗務員
Sayaka

諸先輩に比べたら、まだまだ経験は浅いですが、今回の転職活動の経験が今も悩んでる方たちのお役に立てたら嬉しいです。
本当はオリンピックまでやりたかったんですが、背と腹はかえられないというのが正直なところです。

転職ノート
編集部

よろしくお願いします!
オリンピック含めて、特に影響の大きい業界ですよね。
他業界に転職できた経験は多くの方に参考になると思います。
いくつかの調査レポートから業界の見通しも御紹介したいと思います。

いつ戻るの?航空業界の景気見通し

マッキンゼーレポート:景気回復見通し

出典:Mckinsey&Company COVID-19ブリーフィング・ノート

世界的なコンサルティング会社のマッキンゼーが出したレポートでは、航空業界の予測される世界的な再開時期は2021年Q1/Q2(2021年4-6月/7-9月になっています。

実際に現在も緩やかに経済の回復を狙いながら、リモート会議の活用による出張の減少やGoToキャンペーンから東京を除外するなど、国内だけでも利用が増えない状況です。海外との輸出入は、ほぼ止まっています。

そういう意味では、これよりも時間がかかる可能性は予想しておかないといけません。

客室乗務員を辞めようと決断した理由

客室乗務員
Sayaka

レポートの通り、コロナ禍の影響で、自宅で仕事することも多くなりました。
仕方ないのですが、憧れていた世界とのギャップも感じて、「このままでいいのかな?」と自分の将来のことを考える時間が増えました。
今回は、や同僚が「辞めた理由」を御紹介します。

①.同じことの繰り返しでスキルが上がらない

最初は全てのことが新しく、多くの知識を吸収し、緊張しながらも毎日本当に充実していました。

飛行機やサービスなど、世間的には扱わない航空業界の知識を短期間で学びます。全く知らない新しい知識を学ぶのは、大変ですが面白かったです。

いよいよ搭乗するようになると、様々な国籍の同僚と毎回異なるお客様を異なる場所へお連れすることにやりがいを感じていました。

しかし、訓練が終わり実際に乗務が始まってしばらく経った時、自分の成長が止まっていたことに気づきました。

お客様や行く場所は違っても、客室乗務員がやる作業は毎回同じです。更には、他の業界で活かせるスキルや知識は身に付きません。

今回、自宅にいる時間が増えたことで自宅で自分の将来を考えた時、この仕事を続けていたら、自分が活躍できる場所が減ってしまうことに、強い不安を感じました。

これは同僚と話していても同じで、客室乗務員の仕事は潰しがきかないと言われますが、そのことを強く実感しました。

②.不規則な生活による心身の疲労

日系の航空会社と外資系の航空会社で働き方が大きく違うのですが、いずれにせよ生活が不規則なのは変わりありません。

日系航空会社

入社して間もない時期は、国内線メインで搭乗し、4勤2休のシフト制で働きます。

時差もないですし、フライト時間もそこまで長くないので、ある程度は客室乗務員としての生活サイクルを作りやすいです。

ただ、シフト制で4勤2休にも早番や遅番があり、起床時間が不規則で体調や精神を病んでしまう同僚が多くいました。また、気圧の変化もあわさってホルモンバランスが崩れてしまい、生理不順に陥ることも多いです。

実際に、私の同期の一人は女性系の病気にかかってしまいました。
大事には至らなかったのですが、女性としての将来を考えた時、万が一、自分にも同じことが起こったらと、とても怖くなりました。

外資系航空会社

外資系航空会社だと、より厳しい環境になります。

国内線/国際線の区別がなく、新人もベテランも関係なく、ほとんどランダムにフライトが割り振られます。(実際には割り振るルールはあるのですが、乗っている側からするとランダムにしかみえません)

早番や遅番、気圧の変化は日系航空会社の客室乗務員と同じです。そこに時差が加わり、フライト時間も長くなります。

フライトを繰り返すことで、多くのCAが体調や精神面に何かしら問題を抱えてしまうことが多いです。

③.職場の人間関係による精神的疲労

フライトを一緒するメンバーが変わるので、メンバー次第で精神的に疲労します。

日系航空会社だと、かなり体育会系でお客様よりも先輩への気遣いが優先されていると友人から聞きました。

他にもパイロットとの関係や先輩が遊んだ/遊ばれた、みたいな噂話も聞こえてきて人間関係の地雷を踏まないようにとも思ったのですが、そもそもそんなことを毎回気にしないといけないのかとイヤな気持ちになることも多かったです。

どうしても同じ時間を一緒に過ごすので、苦手な人でもフライトが同じだと、一緒にいないといけなくなり、かなり疲れてしまうことがありました。

④.フライト手当などの各種手当が無くなり生活が厳しい

新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの客室乗務員は自宅で過ごす時間が増えていますよね。

CAは基本給が低く、フライト手当のほかに現地での滞在手当や深夜手当などで稼ぐ歩合制なんです。フライトが無ければ当然手当が減ります。

月の収入が20万円を切ってくると、生活費すらもカツカツになってきます。更にボーナスもカットされますし、かなり生活がきつくなりましたよね。

もともと健康リスクを抱えながら、かなりハードワークをこなして給与とのバランスが合わないという話は同僚とよくしていました。

更に収入が減ってしまい、困ったを通り越して、生活を維持するために転職を考えるようになりました。

⑤.定期的に来る不況期に弱い業界

今回は、コロナ禍による旅客需要の低迷ですが、2008年のリーマンショックの時も2010年に日本航空が経営破綻しています。

ANAも破綻まではいかないものの、かなり厳しい経営状況だったと当時も務めていた上司に聞いたことがあります。

私はコレが決定打だったんですが、たまに来る不景気ではなく、定期的に来る不景気に非常に弱い業界なんだなと思いました。

今だけなら耐えられるかもとも思っていましたが、結局はまた来るんですよね。

そうであれば、将来に家族や子供を持った時により安定した業界にいたいと思い決心を固めました。

一人で悩まずに相談相手を持とう!

悩むなら具体的な行動が大事!キャリアのプロに相談しよう

新型コロナウイルスの流行後、航空業界に回復の兆しがさすのは2021年Q1/Q2頃と言われています。国際航空運送協会(IATA)によると、国際線の旅客需要が2019年の水準に戻るには2024年頃と予測しています。

一方で、業界や企業によっては業績が回復して成長している業界もあります。成長業界では求人を出していますので、転職エージェントに業界毎の求人状況を確認する必要があります。

新型コロナの流行で顧客企業のニーズも変わり、求人で求める経験やスキルが変わっている場合があります。最新の情報を入手するうえでも転職エージェントは役に立ちます。

昔は、転職をする時だけ転職エージェントに登録する方が多かったです。

最近は求人情報がよく変わるので中長期的に情報交換して、次のキャリアに向けた簡単な情報交換から応じてくれます。

求人数と転職支援実績No1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、言わずと知れた転職エージェントの最大手です。

リクルートの圧倒的な営業力で企業から多くの求人を獲得しています。
また、企業側から見ても紹介数が多い企業を雑には扱えないので、年収や入社日などの条件交渉も強く、皆さんが実現したいライフスタイルの実現に向けて交渉してくれます。

比較的に短期で転職を決めようとする傾向にはあるので、出来るだけ短期間に転職を決めたい方にオススメです。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 他業界・他職種の求人を幅広くを知りたい
  • 転職活動を引っ張ってもらい短期で転職先を決めたい

こういう方は、リクルートエージェントに登録しましょう。

転職サポートが手厚い:doda

1~2回目で職務経歴書や面接に自信が無い方には、dodaはオススメです。
類似経験が書かれた職務経歴書のフォーマットを送ってくれたり、個別相談や自己分析支援など、中長期的に転職活動を手厚くサポートしてくれます。

手続きのシステム化が進んでおり、マイページを持つと求人の提案が続々と来ます。興味ある案件を「お気に入り登録」していくと、だんだん希望に沿った求人が届くようになります。

私達の編集部にも転職時にリクルートとdodaを併用したメンバーが多いのですが、大手の中で最も丁寧なサポートをしてくれました。

当時、ほとんど新卒のような時に転職活動で、会社の仕事をしながらも時間のなかでやりくりして転職活動をしていることに親身になってくれ、精神面でもサポートをしてもらいました。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 他業界・他職種の求人を幅広くを知りたい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい

こういう方は、dodaに登録しましょう。

女性向けの転職支援に強み:マイナビ女性の転職エージェント

女性のための適職紹介『WomanWill』は、株式会社 マイナビが運営している女性向けの転職エージェントです。

女性向けの求人に特化していることもあり、事務系の求人や未経験のキャアチェンジの求人を多数保有しています。女性特化ということもあって女性のキャリアアドバイザーが多数所属しています。

そのため、女性のライフイベントに沿ったキャリア支援や育休・産休といった相談がしやすいのも嬉しいですね。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい
  • 女性目線でキャリアを考えた求人を知りたい

こういう方は、女性のための適職紹介『WomanWill』に登録しましょう。

私達も転職活動の時に、複数の転職エージェントに登録します。
複数に登録すると転職エージェントが手元にある求人だけ提案してきている(=他のエージェントと案件がかぶっている)かが分かります
他社と差がない、魅力がない、ということをキチンと伝えて転職エージェントにやる気を出してもらうことも転職活動で大切なポイントになります。
全部に全力投球する必要はありませんが、メイン1社・サブ2社ぐらいは登録しておきましょう。

まとめ

転職ノート
編集部

色々と教えていただいてありがとうございます。
航空業界は引続き厳しい状況が続くので、他業界でのキャリアづくりを考えるのは大切ですね。
転職をしなくても求人情報から自分の転職可能性や年収の可能性を知るのが大切なんですかね。

客室乗務員
Sayaka

そうですね。私は最初、ただただ不安でした。
転職エージェントに登録して、転職市場の動向や自分の可能性を知れた時に、かなり安心できました。
転職しないにしても、最悪働く場所はあるんだな、と思えたことが大切だったと思います。
業界に憧れや愛着を感じている方も多いと思うので、必ずしも転職をオススメは出来ませんが、選択肢を持つことが大切だと思います。

今は厳しい時期ですが魅力も多い業界ですよね。

転職エージェントと定期的に情報交換しつつ、自分の市場価値や他社の福利厚生・働き方を知ることから始められるといいと思います。

皆さんが望む生活が送れることを願っています。