空輸 業界

【2020年の体験談】CAに転職して後悔!残留?異業種?

こんにちは。転職ノート 編集部です。

新型コロナウイルスの流行後、航空業界は大きな打撃を受けていますね。

日本航空(JAL)では3月29日〜7月16日の間で国内線5万3154便が減便(減便率57%)して大きなニュースになり、国際線の夏期ダイヤ(3月29日〜7月31日)も、1万8186便が減便されます。

2019年まではオリンピック需要で大量採用していたのに、客室乗務員(以下、CA)の方々は、将来に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回はCAとして働かれている方で「転職して後悔したこと」を伺いたいと思います。

特にここ1-3年で転職したけどコロナ禍でフライトがなくなってしまい「会社に残るか?異業種に転職か?」を悩んでいる方に向けて、今後の航空業界の見通しと今から出来る準備を御紹介します。

・せっかく航空業界に転職したのに搭乗できていない
・ボーナスも出ないし、各種手当がなくなってピンチ!

・このまま会社に残る?もういっそ転職?

客室乗務員
Akiko

はじめまして。CAのAkikoと言います。
これだけ先行きが見えなくて自宅待機が続くと不安も大きいですよね。

最近、CAに転職してきた人は年収も下がって経験も積めず後悔している人も多いです。
会社に残るか?転職するか?の参考になる情報を紹介させてください。

転職ノート
編集部

よろしくお願いします!
私達からは経済レポートから航空業界の将来見通しを御紹介できればと思います。
「今辛い」のと「あと●ヵ月待てばいい」のだと不安感が全然違うと思うので、参考にしてもらいたいと思います。

コロナ禍で実感したCAはココが辛い

収入が不安定

客室乗務員
Akiko

日系大手だと20代後半で月収35万円前後だと思います。
そのうち10万円前後は「乗務手当」と渡航先で発生する「宿泊手当」がありません。
そのため、月収の3分の1がなくなってしまいます

転職ノート
編集部

冒頭でもお伝えした通りJALだと日本航空(JAL)では3月~7月は国内線の半分以上、国際線も多くの便が欠航している状態ですからね。

客室乗務員
Akiko

減収は仕方ないとも思うんです。ただ、私の同僚も給与の仕組みが不安定なことに不安になり、転職したことを後悔している子が多いです。
持ち直しても、コロナが第2波・第3波と来た時に、またお給料が下がってしまいます。
さらに、私達が体調を壊して搭乗できなくなっても同様にお給料が減ってしまうんですよ・・・

転職ノート
編集部

一時的な減収もキツイけど、収入の仕組みが通常の会社員と違うので、コロナの第2・3波や体調不良など、収入の安定性が低いことを実感して後悔しているということですね。

語学やサービスの知識力の低下

客室乗務員
Akiko

転職して1~3年目で経験が浅い方達は、サービスの内容や語学力の低下に不安になっている子も多いんです。
やはり使わないと忘れてしまいます

転職ノート
編集部

なるほど。たしかにCAさんって、いつもキビキビ動いてらっしゃいますもんね。

あれは日々の訓練の賜物なんですね。会社でオンライン研修とかはないんですか?

客室乗務員
Akiko

社員の声をもとにオンライン研修とか用意してる会社もあるんですが、実践に勝る経験はないですよね。

咄嗟の判断と迅速な対応が求められる仕事なので、現場に出れないのは辛いですね。

航空業界自体が不安定

客室乗務員
Akiko

これは今回、初めて気づいた子も多いと思うんですけど、、、
航空業界ってインフラで安定業界と思われがちなんです。
でも、2010年にJALが経営破綻してたり、定期的に不安定期が来る業界なんですよね。

2019年まで来年はオリンピック!って結構うかれてたのに急転直下が凄いです。

転職ノート
編集部

そうなんです。航空業界は航空機のリース料や空港費用など、固定費が大きいんですよね。
だから不景気が来ると一気に会社の経営問題になります。
2001年の米国同時多発テロや03年のイラク戦争、SARSの流行などによる旅客需要の激減で多くの航空会社が経営危機に瀕した歴史があります。

客室乗務員
Akiko

そうなんですよね。正直、今回は一致団結して頑張ろう!と思えるって言ってる子も多いんですよ。
一方で、今回を乗り越えてもまた来るんだなっていう気持ちがあって・・・
だったら、早いうちに一般企業でキャリアを上げていける職種に就いた方が将来有利じゃないかと思って、転職に後悔した子も多いです。

コロナ禍が明けても自分が感染してしまうリスク

客室乗務員
Akiko

CAって空港内も飛行機内も多くの方と接する仕事じゃないですか。
なので、フライトが増えると同時に自分が感染してしまうリスクが増えるのが不安なんですよね。
日常に戻るのも不安というか・・・

転職ノート
編集部

航空各社も対策を検討してると思うんですけどね・・・
正直、具体的な対策を出しづらいのはありますよね。

客室乗務員
Akiko

先輩や同僚、家族に迷惑をかけたくないって思いが強いんですよ。
2019年まではオリンピックに向けてワクワクしてたのに、こんなことに悩むなんて思ってなかったと思います・・・

憧れたフライトが実現できない

客室乗務員
Akiko

ここまでになるとは思ってなかったんですけど、給料とか体調の不安とか、色々分かって転職してる子が大半なんですよね。
それも全部、大空を飛ぶ飛行機に乗って世界中に行くことに憧れて転職している子が多いです。
その「憧れ」の部分、転職した大きな動機を取られてしまうのが一番辛いと思います。

転職ノート
編集部

そうですよね。
転職した一番の理由を取られてしまう、いつ戻るのか見通しが立たないのは辛いですよね。
ちなみに各種レポートから「いつ頃、回復が見込めるのか」業界の見通しを御紹介したいと思います。

航空業界の不況はいつまで続くの?

マッキンゼーレポート:景気回復見通し

出典:Mckinsey&Company COVID-19ブリーフィング・ノート

世界的なコンサルティング会社のマッキンゼーが出したレポートでは、航空業界の予測される世界的な再開時期は2021年Q1/Q2(2021年4-6月/7-9月になっています。

実際に現在も緩やかに経済の回復を狙いながら、リモート会議の活用による出張の減少やGoToキャンペーンから東京を除外するなど、国内だけでも利用が増えない状況です。海外との輸出入も、ほぼ止まっています。

そういう意味では、これよりも時間がかかる可能性は予想しておかないといけません。

シンクタンクの日本総合研究所:日本経済展望

出典:日本総合研究所 日本経済展望 2020年8月

日本のシンクタンクである日本総合研究所のレポート「日本経済展望」では、国際民間航空機関(ICAO)のデータをもとに、7月以降に持ち直しますが、9月でも前年の4分の1、12月になっても前年の4割程度の回復となっています。

同調査でも紹介されていますが、海外渡航の制限が世界的に続くなか、6月の訪日外客数は前年比▲99.9%減少となっています。

最近、やっと政府が入国制限の緩和に着手し始めましたが、当面はビジネス目的に限定されるため、厳しい状況が続くことが紹介されています。

転職も考えたいけど他業界も厳しいんでしょ?

転職ノート
編集部

テレビのニュースを見ていると悪いニュースばかりなので気がめいりますよね。

実は業界によっては引続き「人手不足」な業界もあります。
全部が悪化・採用停止しているわけではないんですよ。

業績が伸びている・人手不足な業界を知っておけば、どこかに選択肢があると思えれば、少しは安心できるのかなと思うので御紹介します。

帝国データバンクが調べた業界別の人手不足の割合

もともと日本は生産年齢人口が減少し、各社は人手の確保が最重要課題でした。それがコロナ禍をうけて、どのように変わったかを御紹介します。

帝国データバンクが行った「人手不足に対する企業の意識調査」は、2020年7月16日~31日に全国1万1,732社から得た回答をもとに調査結果をまとめたものです。

実は人手が「不足」が足らない業種 Top10

全体では正社員の「不足」感は全体の30.4%(昨年は48.5%)まで減少しています。

日本企業の30%が正社員が不足しているというのは、この職が無いと言われるなかで、結構多いなと思いました。

特に航空業界だと実感しづらいと思いますが、業界によっては正社員が不足しているということが分かります。

正社員が「不足」している上位10業種

出典:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2020 年 7 月)」 2020年8月25日

もっとも「不足」していると回答した業種は、「建設」が51.9%と最も多くなっています。5割が不足って・・・凄いですね・・・

続いて「メンテナンス・警備・検査」「教育サービス」と続きます。

「教育サービス」は48.0%と昨年対比3.2ポイント上昇しています。
これは「新型コロナウイルスの影響で授業などの日程が大幅に狂い、その調整に翻弄される状態が続いている」といった声も見られました。

もちろん従業員が不足している=希望の求人があるわけではありません。
しかし、人手が不足している業界はあります。
今、CAに転職して仕事が無い、先行きが見えないことで不安後悔があるのであれば、他業界でキャリアを積める可能性を知ることが大切になります。

一人で悩まずに相談相手を持とう!

悩むなら具体的な行動が大事!キャリアのプロに相談しよう

業界や企業によっては業績が回復して成長しています。
成長業界では求人を出していますので、転職エージェントに登録して、業界毎の求人状況を確認しましょう。

新型コロナの流行で顧客企業のニーズも変わり、求人で求める経験やスキルが変わっている場合があります。
今の自分が実現できる年収や職種を知ることができます。

最新の情報を入手するうえでも転職エージェントは役に立ちます。

昔は、転職をする時だけ転職エージェントに登録する方が多かったです。

最近は求人情報がよく変わるので中長期的に情報交換して、次のキャリアに向けた簡単な情報交換から応じてくれます。

求人数と転職支援実績No1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、言わずと知れた転職エージェントの最大手です。

リクルートの圧倒的な営業力で企業から多くの求人を獲得しています。
また、企業側から見ても紹介数が多い企業を雑には扱えないので、年収や入社日などの条件交渉も強く、皆さんが実現したいライフスタイルの実現に向けて交渉してくれます。

比較的に短期で転職を決めようとする傾向にはあるので、出来るだけ短期間に転職を決めたい方にオススメです。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 他業界・他職種の求人を幅広くを知りたい
  • 転職活動を引っ張ってもらい短期で転職先を決めたい

こういう方は、リクルートエージェントに登録しましょう。

転職サポートが手厚い:doda

1~2回目で職務経歴書や面接に自信が無い方には、dodaはオススメです。
類似経験が書かれた職務経歴書のフォーマットを送ってくれたり、個別相談や自己分析支援など、中長期的に転職活動を手厚くサポートしてくれます。

手続きのシステム化が進んでおり、マイページを持つと求人の提案が続々と来ます。興味ある案件を「お気に入り登録」していくと、だんだん希望に沿った求人が届くようになります。

私達の編集部にも転職時にリクルートとdodaを併用したメンバーが多いのですが、大手の中で最も丁寧なサポートをしてくれました。

当時、ほとんど新卒のような時に転職活動で、会社の仕事をしながらも時間のなかでやりくりして転職活動をしていることに親身になってくれ、精神面でもサポートをしてもらいました。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 他業界・他職種の求人を幅広くを知りたい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい

こういう方は、dodaに登録しましょう。

女性向けの転職支援に強み:マイナビ女性の転職エージェント

女性のための適職紹介『WomanWill』は、株式会社 マイナビが運営している女性向けの転職エージェントです。

女性向けの求人に特化していることもあり、事務系の求人や未経験のキャアチェンジの求人を多数保有しています。女性特化ということもあって女性のキャリアアドバイザーが多数所属しています。

そのため、女性のライフイベントに沿ったキャリア支援や育休・産休といった相談がしやすいのも嬉しいですね。

  • 初めての転職で職務経歴書や面接準備を手厚く準備したい
  • 自分のペースを大切にしつつ、色々と相談したい
  • 女性目線でキャリアを考えた求人を知りたい

こういう方は、女性のための適職紹介『WomanWill』に登録しましょう。

私達も転職活動の時に、複数の転職エージェントに登録します。
複数に登録すると転職エージェントが手元にある求人だけ提案してきている(=他のエージェントと案件がかぶっている)かが分かります
他社と差がない、魅力がない、ということをキチンと伝えて転職エージェントにやる気を出してもらうことも転職活動で大切なポイントになります。
全部に全力投球する必要はありませんが、メイン1社・サブ2社ぐらいは登録しておきましょう。

まとめ

客室乗務員
Akiko

もうこの時期にCAに転職して後悔するのは仕方ないと思うんですよね。
ただ、スグに転職というのも違うかなと。
そもそもCAになるのに努力した人も多いですし、研修中の人もいると思うんですよ。

転職ノート
編集部

そうですよね。
ただ、いつどうなるか分からない状況であることも皆さんヒシヒシと感じてるんじゃないでしょうか。

客室乗務員
Akiko

それはわかります。
また、時間ができたことで自分の将来のことを改めて考える時間もみんな出来たと思うんですよね。普段は忙しくて、なんとなく日々が過ぎていってしまいますから。

転職ノート
編集部

そういう意味では、転職エージェントに一度相談して、自分にどんな選択肢があるのか、市場価値はどの程度なのか、情報収集を始めるのにいい機会にしてもらいたいと思います。